JP3151981B2 - 起爆装置 - Google Patents
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Description
リガである起爆素子の着火に特に適した起爆装置に関す
る。
装置は、運転席側と助手席側の両方にエアバッグを装備
するものが増えており、両席側とも車両が衝撃を受けた
ときに接点を閉じる一対の衝撃センサによりスクイブと
呼ばれる起爆素子に所定の電流すなわち着火電流を通電
して起爆させ、ガス圧力等によりエアバッグを瞬時に展
開させる構成とされている。車両に加わる衝撃は、衝突
時に受ける衝撃だけでなく、悪路走行時に受ける連続的
な震動や路肩に乗り上げたときに受ける小衝撃など、エ
アバッグを展開させる必要のない、否むしろ展開させて
はならない衝撃も含まれるため、衝突判定には実に様々
な配慮が必要である。
席側にそれぞれ組み込まれたエアバッグ(図示せず)を
起爆展開させるため2個の起爆素子2d,2aを、診断
抵抗Rd1,Ra1と2個の衝撃感知センサ3との並列
接続回路を介してバッテリ電源4とバックアップ電源5
に接続するとともに、起爆素子2d,2aをそれぞれ電
流制限回路6d,6aを介して接地した構成とされてい
る。D1,D2は、バッテリ電源4とバックアップ電源
5の電流出力端に設けたダイオードであり、衝撃感知セ
ンサ3と起爆素子2d,2aとの間に設けたダイオード
Dd,Daは、異常診断時に異常箇所の特定範囲を区分
させるためのものである。電流制限回路6d,6aは、
起爆素子2d,2aに流れる電流を診断時には不着火電
流に抑え、衝突が発生したときは電流制限を施して着火
電流を流す働きをする。すなわち、運転席側の電流制限
回路6dを例にとるならば、起爆素子2dを接地する診
断抵抗Rd2,Rd3にFETトランジスタQd1と抵
抗Rd4を並列接続し、抵抗Rd2とRd3及びFET
トランジスタQd1と抵抗Rd4の各接続点を、比較器
7の比較入力端子に接続してある。比較器7の基準入力
端子には抵抗Rd5,Rd6により分割された基準電圧
が印加されており、比較器7に帰還されたFETトラン
ジスタQd1のソース電圧と基準電圧との誤差電圧が、
FETトランジスタQd1のゲートに印加される。FE
TトランジスタQd1のゲートは、外部指令をベースに
受けるトランジスタQd2により接地してあるため、初
期診断時又は衝突発生時にトランジスタQd2を非導通
とすると、FETトランジスタQd1はソース電圧を基
準電圧に一致させるよう比較器7の出力により駆動さ
れ、ソース電圧が固定されることで抵抗Rd4を介して
流れるドレイン電流は定電流化される。
感知して閉じる衝撃感知センサ3が閉じ、それよりも若
干遅れてトランジスタQd2が非導通とされる。その結
果、衝撃感知センサ3から起爆素子2dを通り、さらに
FETトランジスタQd1と抵抗Rd4を通って着火電
流が流れ、起爆素子2dの着火起爆とともにエアバッグ
が膨張して緩衝機能を果たす。また、衝突の発生ととも
に仮に起爆装置1とバッテリ電源4との接続が外れてし
まっても、バックアップ電源5がバッテリ電源4に代わ
って通電するため、着火電流は確保される。
は、電流制限回路6d,6aの一方がショートしてしま
った状態で実際に衝突が発生すると、ショートした電流
制限回路例えば6aに対して過大電流が流れ込み、この
ため単一のバックアップ電源5が内蔵するコンデンサC
1だけでは2個の起爆素子2d,2aに供給する着火電
流が賄いきれず、またコンデンサC1の放電経過も、起
爆素子2d,2aの着火に理想とされる着火エネルギ、
すなわちほぼ一定の着火電流を一定時間を越えて持続安
定的に供給することで得られる着火エネルギを与えるこ
とができず、例えば電流制限回路がショートした側の起
爆素子2aには、当初は過剰とも思える着火電流が流れ
ながら瞬時にして不着火電流にまで激減してしまうため
着火に至らず、また電流制限回路が正常である方の起爆
素子2dも、起爆素子2aに過大電流が流れる分だけ着
火電流が不足してしまって同様に着火に至らず、その結
果運転席側も助手席側もともにエアバッグが作動しない
最悪の事態を迎えることがあるといった課題があった。
さらにまた、電流制限回路6dがショートすることで衝
撃感知センサ3にもかなりの電流が流れるため、衝撃感
知センサ3にはかなりの電流容量をもったものが要求さ
れ、それだけ衝撃感知センサ3も大型で製造コストの高
いものが必要になるといった課題があった。
手席側の各起爆素子2d,2aにそれぞれ電流制限回路
6d,6aを接続し、異常診断のためのFETトランジ
スタQd1を導通させたときに、たまたま運悪く車両が
路肩から落ちてしまい、衝撃を受けた衝撃感知センサ3
が作動してしまうと、あたかも衝突が発生したかのごと
く起爆素子2a,2dが通電されてしまい、起爆素子2
a,2dが暴発して不用にエアバッグを作動させてしま
うことがあった。
d,2aの両端にかかる電圧をコンパレータ8により大
小判別することで、起爆素子2d,2aを異常診断する
構成とされているが、これは起爆素子の不着火電流が数
10mA程度ときわめて低く、かつまた起爆素子2d,
2a自体も数Ω程度の抵抗値しかもたないため、コンパ
レータ8にて判別できるのはせいぜい起爆素子2d,2
aのオープンだけであり、起爆素子2d,2aのショー
トや不着火に通ずる抵抗値の倍増等は診断することがで
きなかった。また、起爆素子の前後に電流制限抵抗と診
断時に不着火電流を流すトランジスタを接続した起爆装
置も知られているが、トランジスタのコレクタ飽和電圧
のバラツキが起爆素子両端にかかる電圧に対して無視で
きないオーダーにあるために、診断精度はますます低下
するといった課題があった。
にそれぞれトランジスタを並列接続し、両トランジスタ
を選択的に導通させて起爆素子前後の電圧をしきい値判
別することにより、起爆素子の着火確度を診断する構成
の起爆装置も知られているが、このものは、診断のつど
2個のトランジスタを交互にオンオフさせて回路状態を
チェックしなければならず、それだけ診断手続きが複雑
であり、また万が一両方のトランジスタを誤って同時に
導通させてしまった場合は、起爆素子を誤爆させてしま
うことがあるといった課題があった。
解決したものであり、着火電流を通電されて起爆する複
数の起爆素子と各起爆素子にそれぞれ直列に接続された
個別電流制限回路と、起爆素子と同数設けられ、それぞ
れが対応する起爆素子に対して着火電流を個別に保証す
る複数のバックアップ電源と、複数の起爆素子に共通接
続され、衝撃を感知して閉成する衝撃感知センサと、衝
撃感知センサに直列に共通接続された総電流制限回路と
からなる起爆装置であって、 初期診断時には個別電流制
限回路により各起爆素子に着火電流を個々に通電し、且
つ総電流制限回路により各起爆素子に不着火電流を個々
に通電し、定期診断時には個別電流制限回路により各起
爆素子に不着火電流を個々に通電し、且つ総電流制限回
路の電流制限機能が停止され、衝突発生時には個別電流
制限回路により各起爆素子に着火電流を個々に通電し、
且つ総電流制限回路により衝撃感知センサに許容不可能
な過大電流が流れないような着火電流値に制限し、 初期
及び定期診断時には誤って衝撃感知センサが閉成して
も、各起爆素子に不着火電流以下の電流が流れ、衝突発
生時には衝撃感知センサが破壊されない着火電流に制限
されるようにしたことを特徴とするものである。
バックアップ電源回路により、複数の起爆素子すべてに
着火電流を個別保証し、仮に一の個別電流制限回路がシ
ョートしても、他の起爆素子に対して所要の着火電流を
保証し、また総電流制限回路が、異常診断のため個別電
流制限回路を実質的にショートさせたときに誤って衝撃
感知センサが閉成しても、起爆素子に不着火電流以下の
電流が流れるよう総電流を制限することにより、異常診
断時に誤って起爆素子を着火させてしまう危険を排除す
る。さらに、診断のための不着火電流が流れる起爆素子
の両端電圧の差動増幅出力と、同じ不着火電流が流れる
ダミー抵抗の両端電圧の差動増幅出力を比較し、不着火
電流値を要件としない起爆素子の異常診断を可能にす
る。
図5を参照して説明する。図1は、この発明の起爆装置
の一実施例を示す回路構成図、図2は、図1に示した起
爆素子監視回路の回路図、図3は、図1に示したセンサ
監視回路の回路図である。
手席側の各エアバッグのための起爆素子12,12を、
それぞれ個別電流制限回路13,13を介してバッテリ
電源14に通ずるダイオードD1,D1及び各専用のバ
ックアップ電源15,15に接続する一方、それぞれ故
障箇所特定の便宜上設けたダイオードD3,D3を経由
し、2個の衝撃感知センサ16,16と抵抗R1の並列
接続回路及び共通の総電流制限回路17を介して接地し
てある。バックアップ電源15,15は、従来運転席側
と助手席側とに共用していたコンデンサC1よりも小容
量のコンデンサC2,C2を運転席側と助手席側に専用
に設けたものであり、充電抵抗R2,R2を介してバッ
テリ電源14によって充電される。なお、実際の装置で
は、運転席側の起爆素子12は両端にケーブルリール抵
抗とハーネス抵抗を介して起爆装置11に接続され、ま
た助手席側の起爆素子12は、片端にハーネス抵抗とバ
ランス抵抗を介して起爆装置11に接続されるが、ここ
では便宜上これらの付属抵抗を起爆素子12に含めて図
示してある。
は衝突発生時に指令を受けて実質ショートに近い状態で
電流制限動作を行う以外は、抵抗R3,R4を介して着
火電流に満たない非着火電流を起爆素子12に通電する
働きをする。実施例に示した個別電流制限回路13は、
2個のFETトランジスタQ1,Q2と初期診断指令か
又は着火指令をベースに受けて導通するトランジスタQ
3を有し、ソースが起爆素子12に接続されたFETト
ランジスタQ2のドレインを、ドレインが電源側に接続
されたFETトランジスタQ1のゲートに接続するとと
もに、FETトランジスタQ1のソースをFETトラン
ジスタQ2のゲートとトランジスタQ3のコレクタ抵抗
R5に接続して構成してある。抵抗R3は、FETトラ
ンジスタQ1のドレインとゲート間に設けた抵抗であ
り、抵抗R4は、FETトランジスタQ2のドレインと
ソースを結ぶバイパス抵抗である。また、抵抗R6は、
FETトランジスタQ1のゲートとソース間、すなわち
FETトランジスタQ2のドレインとゲート間に設けた
抵抗である。トランジスタQ3は、エミッタが接地され
ており、初期診断時と衝突発生時に導通することでFE
TトランジスタQ1,Q2を導通させる。
状態で、仮に起爆素子12に流れ込む電流が増大した場
合は、FETトランジスタQ1のドレインとゲートを結
ぶ抵抗R3における電圧降下が増大し、ゲート電圧の低
下とともにFETトランジスタQ1のドレイン電流が増
大する。このドレイン電流の増大は、他方のFETトラ
ンジスタQ2のゲート電圧の上昇を招くため、FETト
ランジスタQ2を流れるドレイン電流が減少し、起爆素
子12に流れ込む電流は抑制される。
ダイオードD3の間に接続されており、起爆素子12と
ダイオードD3の接続点は、抵抗R31,R32,R3
3により接地してある。抵抗R31は、不着火電流を決
める抵抗であり、抵抗R32は、起爆素子12の抵抗診
断に用いるダミー抵抗である。また、抵抗R33には、
FETトランジスタQ7が並列接続してあり、初期診断
時にFETトランジスタQ7を導通させることで、定常
診断時よりも大電流を抵抗R32に流すようにしてあ
る。18は、起爆素子12の抵抗値を監視する起爆素子
監視回路であり、運転席側と助手席側の各起爆素子12
について個々に素子抵抗を監視する。起爆素子監視回路
18は、具体的には図2に示したように、起爆素子12
の両端電圧を差動増幅する差動増幅器19と、ダミー抵
抗R32の両端電圧を差動増幅する差動増幅器20と、
差動増幅器19の出力を差動増幅器20の出力に基づい
てしきい値判別するウインドウ・コンパレータ21とか
ら大略構成される。
いられ、互いに同一増幅率をもたせるため、ここでは同
一回路構成を採用してある。すなわち、両オペアンプと
も、起爆素子12の高圧側端子電圧を抵抗R7,R8に
より分割して非反転入力端子に取り込むとともに、抵抗
R9を介して反転入力端子に起爆素子12の低圧側端子
電圧を取り込み、さらに出力電圧を抵抗R10を介して
反転入力端子に帰還させる構成とした上で、出力電圧が
高圧側と低圧側の電圧差の一価関数となるよう、差動増
幅率を決める差動抵抗比R7/R8と抵抗比R9/R1
0とを同じ値に揃えてある。また、ウインドウ・コンパ
レータ21に対しては、差動増幅器19の出力を上限比
較器21aの反転入力端子と下限比較器21bの非反転
入力端子に送り込むとともに、差動増幅器20の出力を
上限比較器21aの非反転入力端子と下限比較器21b
の反転入力端子に送り込むようにしてある。ここで、上
限比較器21aと下限比較器21bは、差動増幅器20
の出力端子に接続した分圧抵抗R34,R35,R36
により与えられる電圧Vra,Vrbを比較基準として
おり、従って、起爆素子12が正規の抵抗値を示すとき
は、差動増幅器19の出力はウインドウ・コンパレータ
21の比較窓(Vrb〜Vra)内にあり、両比較器2
1aの出力はともにハイレベルを示す。これに対し、起
爆素子12の抵抗値が、上限又は下限を越えて逸脱する
と、比較器21a,21bの一方の出力がハイからロウ
にレベル反転する。
と、起爆素子12(抵抗値r)とダミー抵抗R32(抵
抗値R)の両端には、それぞれrI,RIなる電圧がか
かることになり、それぞれ差動増幅器19,20により
増幅率k(=R7/R8=R9/R10)で増幅され、
krI,kRIとしてウインドウ・コンパレータ21に
送り込まれる。仮に、出力電圧krIが上限比較器21
aの基準電圧Vra(=αkRI)に一致した場合を想
定すると、 krI=αkRI であるから、基準素子12の抵抗値rはαRとなり、不
着火電流Iや差動増幅器19,20の増幅率kとは無関
係に、ただダミー抵抗R32の抵抗値Rとウインドウ・
コンパレータ21の基準電圧Vraを与える分圧比α
(=R35+R36/R34+R35+R36)だけで
決まることになる。このことは、起爆素子監視回路18
の一つの特長であり、例えば起爆素子12に生ずる電圧
降下rIを差動増幅し、バッテリ電源14の出力電圧V
bの抵抗分割値αVbと比較する他の方式との比較から
その優劣は明らかである。すなわち、上記他方式では、
起爆素子12の両端に生ずる電圧の差動増幅出力krI
として検出された電圧がαVbに一致することから、r
=αVb/kIとして上限抵抗値が求まる。ただし、不
着火電流Iは、電源電圧Vbをバッテリ電源14から起
爆素子12を通ってグランドに至る電流路の総抵抗Rt
(=R3+R4+r+R31+R32)で除して得られ
るVb/Rtであるため、結局ウインドウ・コンパレー
タ21が上限抵抗値として検出する起爆素子12の抵抗
値は、αRt/kとなる。すなわち、単一の抵抗R32
の抵抗値Rとの比較で診断する本方式と、複数の抵抗R
3,R4,12,R31,R32の総和からなる総抵抗
Rtを差動増幅器の増幅率で除した値との比較で診断す
る他方式とでは、算式の上からも精度の差は明白であ
る。また、この監視精度は上限抵抗値αRだけに限ら
ず、下限抵抗値βRについても同様である。ただし、β
は、ウインドウ・コンパレータ21の基準電圧Vrbを
与える分圧比R36/R34+R35+R36である。
個のダイオードD3のカソードの接続点は、2個のダイ
オードD1のカソードどうしを接続する一対の抵抗R1
4の接続点に抵抗R15を介して接続されるとともに、
2個の衝撃感知センサ16と抵抗R1の並列接続回路を
介して総電流制限回路17に接続される。抵抗R14,
R15は衝撃感知センサ16のための診断抵抗であり、
これらの抵抗R14,R15を設けたことで、衝撃感知
センサ16のオン抵抗が若干大きくなったとしても、後
述するセンサ監視回路23により確実にオン検知が可能
である。すなわち、センサ監視回路23は、図3に示し
たように、衝撃感知センサ16の両端電圧を差動増幅す
る差動増幅器25と、差動増幅器25の出力を一定の基
準電圧と比較するコンパレータ26からなり、衝撃感知
センサ16がショートした場合は、コンパレータ26の
出力が直ちにハイレベルに切り替わり、異常を察知する
ことができる。R17,R18は、差動増幅器25の増
幅率を決める抵抗であり、R19,R20は、コンパレ
ータ26の基準電圧を決める抵抗である。ここでは、シ
ョートした衝撃感知センサ16のオン抵抗が定格よりも
大きな値を示したときに備え、抵抗R14とR15を経
由して流れる電流により衝撃感知センサ16の両端に生
ずる電圧が、差動増幅器25で差動増幅されたのちコン
パレータ26のしきい値判別範囲に含まれるよう、R1
4〜R20の各抵抗値は所要の値に設計してある。
2との間には、それぞれ逆流防止用ダイオードD3が接
続してあるため、これらが異常診断時にショート発生箇
所の区分特定に寄与する。すなわち、例えば仮に一の起
爆素子12と対応する逆流防止用ダイオードD3の間で
低圧側ショートが生じたとしても、他の起爆素子12に
関する低圧側ショート判定に与える影響は、逆流防止ダ
イオードD3によって遮断され、これによりいずれの起
爆素子12が低圧側ショートしたのかを適確に診断する
ことができる。同様にまた、個々の起爆素子12に接続
した個別電流制限回路13のショートや、すべての起爆
素子12に共通接続した衝撃感知センサ16のショート
等についても、ショート発生箇所を正確に特定してしか
るべき対処を待つことができる。
回路17は、並列抵抗R21と接地用の直列抵抗R22
に接続されたFETトランジスタQ4のソース電圧を一
定電圧に維持することでソース抵抗に流れる電流を一定
値に制限するものであり、ソース電圧を設定電圧と比較
する誤差アンプ27の出力を抵抗R23により分流して
FETトランジスタQ4のゲートに帰還させてある。誤
差アンプ27の設定電圧は、2個の抵抗R25,R26
により電圧Vccを分圧して与えられる大電圧と、FE
TトランジスタQ5を導通させたときに並列付加される
抵抗R27が合成されて得られる小電圧の2値に切り替
えることができる。また、FETトランジスタQ4のゲ
ートは、初期診断指令と着火指令により非導通とされる
トランジスタQ6により接地してある。初期診断時と衝
突発生時とを除きトランジスタQ6は導通しており、そ
のときはFETトランジスタQ4もまた非導通とされて
いるため、総電流制限回路17は、能動的な電流制限機
能を停止している。また、初期診断時に限りFETトラ
ンジスタQ5が導通するため、そのときは誤差アンプ2
7の設定電圧が小電圧に切り替えられて、総電流制限回
路17の設定電流も低い値に切り替えられる。このた
め、初期診断の最中にたまたま運悪く車両が路肩から落
ちたりして衝撃感知センサ16が閉成してしまっても、
個々の起爆素子12に流れる電流は着火電流に満たず、
これより不用意な暴発を避けることができる。また、こ
のときに衝撃感知センサ16に流れる電流は、総電流制
限回路17によって抑制されるため、衝撃感知センサ1
6自体が電流容量を越える通電にさらされるといったこ
とはなく、こうした観点から安全性を十分考慮した上で
衝撃感知センサ16の電流容量を減らし、衝撃感知セン
サ16の小型化並びに低コスト化を図ることができる。
は、起爆素子12自体のオープンとショート及び高圧側
ショートと低圧側ショート、衝撃感知センサ16のショ
ート、そしてFETトランジスタQ1,Q2,Q4のオ
ープンとショートがあり、異常箇所の特定に役立つよ
う、図1の5箇所にA/Dで示したAD変換回路(図示
せず)が接続してあり、それぞれディジタル値に変換し
た検出電圧を定期的な異常診断を実行する診断回路(図
示せず)に供給する構成としてある。初期診断では、上
記の診断回路からの指令によりFETトランジスタQ
1,Q2,Q4をすべて数msの期間にわたって同時に
導通させる。このため、起爆素子12には定期診断時の
ほぼ倍程度の電流が流れることになり、起爆素子12両
端にかかる電圧も大きく、ノイズが診断に及ぼす影響排
除能力に相当するノイズタフネスも大である。従って、
差動増幅器19,20の出力から余裕をもって起爆素子
12のショートやオープンの判定が可能であり、しかも
前述したように、同じ診断電流Iにより生ずる電圧降下
を差動増幅する差動増幅器19,20の出力を、差動増
幅器20の出力を抵抗分割して基準電圧としたウインド
ウ・コンパレータ21によるしきい値判別に供するた
め、きわめて正確な診断が可能である。また、FETト
ランジスタQ1,Q2,Q4,Q7をすべて同時に導通
させるため、診断時間の短縮が可能である。一方、定期
診断では、FETトランジスタQ1,Q2,Q4,Q7
を導通させることはないが、初期診断が5ms程度の短
い時間内に完了させるのに対し、定期診断は0.5s程
度の周期で比較的時間をかけて行われるため、起爆素子
12のオープン又はショートに関しては、1次又は2次
の低域フィルタ等を介在させることにより、点火ノイズ
やホーンノイズ或いは電磁波ノイズに長期間さらされる
信号からのノイズ除去を徹底し、環境に応じた正確な診
断も可能である。
起爆素子12ごとに対応させて設けたバックアップ電源
回路15により、複数の起爆素子12すべてに着火電流
を個別保証し、仮に一の個別電流制限回路13がショー
トしても、他の起爆素子12に対して所要の着火電流を
保証することができる。また、異常診断のため個別電流
制限回路13を実質的にショートさせたときに誤って衝
撃感知センサ16が閉成しても、起爆素子12に不着火
電流以下の電流が流れるよう電流を制限する構成とした
から、異常診断時に誤って起爆素子12を着火させてし
まう危険を確実に排除することができる。
18内にウインドウ・コンパレータ21を設けたが、例
えば図4に示す起爆素子監視回路31のごとく、差動増
幅器19,20をそれぞれボルテージフォロワ19a,
20aを介して診断回路32に接続し、診断回路32内
のソフトウェア処理により起爆素子12とダミー抵抗R
32の抵抗比r/Rを割り出すようにしてもよい。
ごとく、起爆素子12とダミー抵抗R32の両端電圧と
をアナログスイッチ42を介して単一の差動増幅器19
に時分割で取り込み、差動増幅器19に接続したボルテ
ージフォロワ19aの出力を時分割周期に合わせてメモ
リ43に記憶させる。そして、メモリ43が記憶する起
爆素子12とダミー抵抗R31の各差動増幅出力を読み
出し、診断回路44にて両者の比をとることにより、起
爆素子12とダミー抵抗R31の抵抗比r/Rを求める
ようにすることもできる。この起爆素子監視回路41
は、メモリ43を用いたことで差動増幅器を19に一本
化することができ、単一の差動増幅器19を共通に用い
ているため、前記起爆素子監視回路31のごとく差動増
幅器19,20間の増幅率の微妙な違い等を考慮せずに
済み、それだけ誤差要因が少ないといった特長がある。
2は、運転席側と助手席側以外にも増設することがで
き、その場合も、3個以上の起爆素子を3個以上のバッ
クアップ電源とともに用いるとよい。
の着火電流を通電されて起爆する複数の起爆素子に対
し、起爆素子ごとに対応させて個別電流制限回路と起爆
素子に対する着火電流を保証するバックアップ電源をそ
れぞれ設けたので、放電により電圧が漸減するバックア
ップ電源から、個別電流制限回路が起爆素子の起爆に必
要とされる一定値を越える着火電流を着火に必要な一定
時間に亙って持続安定的に供給することができ、これに
より複数の起爆素子の起爆確度を個々に高めることがで
き、また仮に複数ある個別電流制限回路のうちの一つが
ショートしてしまったとしても、起爆素子ごとに対応す
るバックアップ電源が個々の起爆素子に対して必要な着
火電流を流すことができ、起爆動作の信頼性を総合的に
高めることができる等の効果を奏する。
されて起爆する複数の起爆素子と、該複数の起爆素子に
共通接続され、衝撃を感知して閉成する衝撃感知センサ
と、該衝撃感知センサに接続され、前記各起爆素子に着
火電流に満たない電流を通電し診断する場合に誤って前
記衝撃感知センサが閉成しても、前記起爆素子に不着火
電流以下の電流が流れるよう電流を制限するとともに、
着火指令を受けた場合に前記衝撃感知センサに流れる着
火電流の上限値を所定の値に制限する総電流制限回路と
を設けたので、起爆素子がショート又はオープンしてい
ないかどうか診断するために着火電流に満たない診断電
流を通電している最中に、衝突判定を裏付けるための衝
撃感知センサが誤って閉成してしまっても、すべての起
爆素子に共通接続した総電流制限回路が全起爆素子を流
れる総電流を不着火電流以下に制限するため、診断に伴
う誤爆の危険性を排除することができ、同時にまた衝撃
感知センサ自体が電流容量を越える通電により損傷する
といった不都合を排除することができる等の効果を奏す
る。
起爆する複数の起爆素子に対し、個別電流制限回路を用
いてそれぞれ電流制限を加えるとともに、すべての起爆
素子に総電流制限回路を共通接続したから、総電流制限
回路が前記診断指令を受けてショート状態に近い電流制
限を行っている最中に誤って前記衝撃感知センサが閉成
しても、総電流制限回路が起爆素子に不着火電流以下の
電流が流れるよう二重に電流を制限することができ、さ
らに、起爆素子の暴発は勿論、衝撃感知センサ自体が電
流容量を越える通電により損傷するといった不都合を確
実に排除することができ、安全性を十分考慮した上で衝
撃感知センサの耐電流容量を削減し、その小型化と低コ
スト化を図ることができる等の効果を奏する。
図である。
る。
回路図である。
図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】着火電流を通電されて起爆する複数の起爆
素子と前記各起爆素子にそれぞれ直列に接続された個別電流制
限回路と、 前記起爆素子と同数設けられ、それぞれが対応する起爆
素子に対して前記着火電流を個別に保証する複数のバッ
クアップ電源と、 前記複数の起爆素子に共通接続され、衝撃を感知して閉
成する衝撃感知センサと、 前記衝撃感知センサに直列に共通接続された総電流制限
回路とからなる起爆装置であって、 初期診断時には前記個別電流制限回路により前記各起爆
素子に着火電流を個々に通電し、 且つ前記総電流制限回路により前記各起爆素子に不着火
電流を個々に通電し、 定期診断時には前記個別電流制限回路により前記各起爆
素子に不着火電流を個々に通電し、且つ前記総電流制限
回路の電流制限機能が停止され、 衝突発生時には前記個別電流制限回路により前記各起爆
素子に着火電流を個々に通電し、且つ前記総電流制限回
路により衝撃感知センサに許容不可能な過大電流が流れ
ないような着火電流値に制限し、 初期及び定期診断時には誤って前記衝撃感知センサが閉
成しても、前記各起爆素子に不着火電流以下の電流が流
れ、衝突発生時には前記衝撃感知センサが破壊されない
着火電流に制限されるようにした ことを特徴とする起爆
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34901592A JP3151981B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 起爆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34901592A JP3151981B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 起爆装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191375A JPH06191375A (ja) | 1994-07-12 |
| JP3151981B2 true JP3151981B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=18400916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34901592A Expired - Fee Related JP3151981B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 起爆装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3151981B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014077525A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Hayashi Bussan Co Ltd | 免震部材 |
| JP2014084970A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Hayashi Bussan Co Ltd | 免震部材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE102011089147B4 (de) * | 2011-12-20 | 2017-07-13 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben einer Auslösevorrichtung für Insassenschutzmittel |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34901592A patent/JP3151981B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP2014084970A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Hayashi Bussan Co Ltd | 免震部材 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06191375A (ja) | 1994-07-12 |
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