JPH0640293Y2 - 錠用ストライク - Google Patents

錠用ストライク

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JPH0640293Y2
JPH0640293Y2 JP1988019996U JP1999688U JPH0640293Y2 JP H0640293 Y2 JPH0640293 Y2 JP H0640293Y2 JP 1988019996 U JP1988019996 U JP 1988019996U JP 1999688 U JP1999688 U JP 1999688U JP H0640293 Y2 JPH0640293 Y2 JP H0640293Y2
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JP
Japan
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strike
door
trigger
push plate
latch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988019996U
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English (en)
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JPH01129375U (ja
Inventor
俊一 長田
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トリガー付錠のトリガーを作動せしめるスト
ライクに関する。
〔従来の技術〕
従来、トリガー付錠は閉扉したときにトリガー先端がス
トライクに当接して閉扉を検出し、扉を自動施錠した
り、或いは近時において電子制御による施解錠機構を付
加した電子錠では閉扉信号を送信するために使用されて
きたが、トリガーTの先端形状は、第9図に示すよう
に、片面が傾斜で他面が垂直面となるラッチRの形状と
異なり、両面に傾斜面が設けられることが多い。
これは、扉の開扉方向が左右両勝手のものがあり、又、
トリガーの引掛りを防止するためなどの理由による。
両面が傾斜面となるトリガーTはフロントFからの突出
量がラッチRに比較して4〜5mm程度低くなるため、扉
のチリ寸法が大きい場合には、ラッチがストライクに係
入しても、トリガーがストライクに当たらないことがあ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
トリガー付錠が取付けられる扉やストライクが取付けら
れる枠の建て付けが悪いと、扉のチリ寸法が大きくなる
ことがあり、閉扉時にラッチは掛かるがトリガーが作動
せず扉が自動施錠しなかったり或いは閉扉信号が送信さ
れない事態となり、トリガー付錠がセルフロックされな
いなどのトラブルが発生した。
此のようなトラブルを防止するために、扉のチリ寸法に
合わせてストライクの下にスペーサーを入れてストライ
クの高さを調整する面倒な作業が必要であった。
本考案は扉のチリ寸法が大きくなってもトリガーTが確
実に作動するストライクを提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案においては、戸枠に
取付けられるストライク本体を有し、該ストライク本体
に扉の端面より突出する方向に付勢されたラッチが係入
し、上記ラッチに対して鉛直方向の位置に配列され、扉
の端面より突出する方向に付勢され、上記ラッチよりも
突出量の少ないトリガーが当接する錠用ストライクにお
いて、 上記ストライク本体に孔を設け、先端に傾斜面を有し上
記トリガーが当接するプッシュプレートを、上記孔より
出没可能に設けると共に、上記トリガー突出力よりも強
い付勢力で突出せしめ、上記プッシュプレートは、閉扉
時に上記トリガーを所定量押動するように構成した。
〔作用〕
上記のように構成されたストライクを取付けた戸枠にト
リガー付錠を設けた扉を閉めると、次のようになる。
〔扉のチリ寸法が大きい場合〕
扉と戸枠との隙間が大きく、ストライク本体はトリガー
を作動させることは出来ないが、ストライク本体の孔か
らプッシュプレートが突出しているためトリガーがプッ
シュプレートに当たる。
プッシュプレートはトリガー突出力よりも強い付勢力で
突出しているのでトリガーの方が所定量後退したときに
閉扉が確認され、錠が作動する。
〔扉のチリ寸法が小さい場合〕
扉と戸枠との隙間が小さいと、プッシュプレートがトリ
ガーを後退させるだけでなく扉にも当たる虞れがある
が、扉に当たったプッシュプレートは付勢力に抗してス
トライク本体に没入するので扉の開閉には支障がない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図はストライクの正面図、第2図はその側面図、第
3図はその横断面図、第4図はストライクを構成する主
要部品の斜視図を示す。
同図において、符号1は従来のストライクと同様に戸枠
Aに固着されるストライク本体で、中央に長孔2が設け
られ、長孔2の一方の端面より2個の突片3,4が屈曲し
て立設される。
此の突片3,4は、ストライクを左右両勝手の扉に兼用す
るために対称の位置に設けられており、そのうちの一方
が使用される。
突片3,4には小ねじ5を挿通する孔6が穿設され、スト
ライク本体1の長手方向の両端近くに孔7が設けられ
る。
突片3,4のいずれ一方には、第5図〜第8図に示すホル
ダー8が当接し、ホルダー8に螺設された雌ねじ9に小
ねじ5が螺合し突片3或いは4に固着される。
ホルダー8には、第5図の正面図、第6図の側面図及び
第5図のXX断面図である第7図に示すように、2箇所に
ばね収容溝10が刻設され、側面よりばね収容溝10を貫通
するピン孔11が設けられる。
符号12は板材より打曲げ成形されたプッシュプレート
で、板材より略直角に折曲げられた壁体13は中間部から
外方に斜めに折曲げられたストッパー14を有し、板材よ
り略直角に折曲げられ壁体13に対して略直角を成す側壁
15,15に孔16が貫通して設けられる。
ばね収容溝10には、中央部がコイル巻きされ両端に脚部
を有するばね17が挿入される。
そして、ホルダー8の両側面にプッシュプレート12の両
側壁15が被装され、孔16、ピン孔11及びばね17のコイル
巻き部の中央孔にピン18が嵌挿される。
かくして、第3図に示すように、ばね17に押圧されたプ
ッシュプレート12はピン18を支点として上方に付勢さ
れ、ストッパー14がストライク本体1に当接する。
なお、ストライク本体1にはプッシュプレート12の突出
する方向と反対側にストライクボックス19が固着され
る。
以上のように構成されたストライクの作用を説明する。
(扉のチリ寸法が大きい場合) 第3図に示すように、扉Dと戸枠Aとの隙間が大き
い場合には、トリガーTの突出量がラッチRの突出量よ
り小さいため従来のストライクではトリガーTが錠を作
動するに必要な後退量を与えられない場合があり、本考
案ではプッシュプレート12がストライク本体1より突出
し、トリガーTに対して寸法l2だけ重なる。
プッシュプレート12はトリガーTの突出力よりも大きい
力で付勢されているため、扉Dを閉めたときにトリガー
Tがほぼ寸法l2だけ後退し、トリガー付錠が作動する。
一方、ラッチRの突出量はよりも大きいのでストラ
イク本体1の長孔2に係入する。
従って、扉や枠の建て付けが悪く、隙間寸法が大き
い場合でも、本考案のストライクにより錠を確実に作動
させることができる。
(扉のチリ寸法が小さい場合) 第3図において、扉の隙間寸法よりもプッシュプレ
ート12の突出量の方が大きい場合には閉扉される扉Dの
端部がプッシュプレート12に当たるが、プッシュプレー
ト12がばね17に抗してストライク本体1内に没入するた
め、扉D及びストライクを損傷することはない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、建
て付け不良などによりチリ寸法が大小を生じても、トリ
ガーが常に一定量没入するため、従来のようなストライ
クの位置調整をする必要はなく確実にトリガーを作動さ
せることができる。
従って、ストライクの高さを加減するシム調整時間が不
要となりスペーサーの費用も皆無となった。
スペーサーが不要となったことはそれだけ在庫管理が簡
略化される等の波及効果も生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の実施例を示し、 第1図はストライクの正面図、 第2図はその側面図、 第3図は扉との関係を示すストライクの横断面図、 第4図は主要構成部品の斜視図、 第5図はホルダーの正面図、 第6図はその側面図、 第7図は第5図のXX断面図、 第8図は第5図のYY断面図、 第9図はトリガーとラッチとを対比した略図である。 D……扉、A……戸枠、1……ストライク本体、8……
ホルダー、10……ばね収容溝、12……プッシュプレー
ト、14……ストッパー、17……ばね、18……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】戸枠に取付けられるストライク本体を有
    し、該ストライク本体に扉の端面より突出する方向に付
    勢されたラッチが係入し、上記ラッチに対して鉛直方向
    の位置に配列され、扉の端面より突出する方向に付勢さ
    れ、上記ラッチよりも突出量の少ないトリガーが当接す
    る錠用ストライクにおいて、 上記ストライク本体に孔を設け、先端に傾斜面を有し上
    記トリガーが当接するプッシュプレートを、上記孔より
    出没可能に設けると共に、上記トリガー突出力よりも強
    い付勢力で突出せしめ、 上記プッシュプレートは、閉扉時に上記トリガーを所定
    量押動することを特徴とする錠用ストライク。
JP1988019996U 1988-02-19 1988-02-19 錠用ストライク Expired - Lifetime JPH0640293Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988019996U JPH0640293Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 錠用ストライク

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JP1988019996U JPH0640293Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 錠用ストライク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01129375U JPH01129375U (ja) 1989-09-04
JPH0640293Y2 true JPH0640293Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31235999

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JP1988019996U Expired - Lifetime JPH0640293Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 錠用ストライク

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745733Y2 (ja) * 1989-04-28 1995-10-18 株式会社アルファ ドア錠用ストライク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952275B2 (ja) * 1981-11-04 1984-12-19 美和ロツク工業株式会社 ロ−ラ−ラッチ錠

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JPH01129375U (ja) 1989-09-04

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