JPH0640115Y2 - 容器用簡易取り付け把手 - Google Patents

容器用簡易取り付け把手

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JPH0640115Y2
JPH0640115Y2 JP1165388U JP1165388U JPH0640115Y2 JP H0640115 Y2 JPH0640115 Y2 JP H0640115Y2 JP 1165388 U JP1165388 U JP 1165388U JP 1165388 U JP1165388 U JP 1165388U JP H0640115 Y2 JPH0640115 Y2 JP H0640115Y2
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JP
Japan
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handle
container
mouth
support shaft
neck
Prior art date
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JP1165388U
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JPH01116145U (ja
Inventor
宏市 石井
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、取り外し可能な把手容器側に簡易に取り付け
られる把手に関する。
〔従来の技術〕
従来、容器に対して把手が着脱式のものには、例えば第
3図に示す実開昭59-118731号公報および第4図
(a)、(b)に示す実開昭59-165331号公報にそれぞ
れ記載の容器支持用把手がある。
第3図の容器支持用把手は、容器1の口頸部の外ネジ2
および鍔部3を利用し、取り外し可能な把手4を外ネジ
2に螺着させ且つ鍔部3に係止させる構造である。ま
た、第4図の場合は、把手4に輪環状の締付バンド部5
を設け、これを容器1の口頸部外側から捲回して、掛爪
式バックル部6によって挾持固定する構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この第3図の容器支持用把手の場合は、
口頸部の外ネジ2に螺着する構造であることから、充填
内容物の性質上開封後に再びキャップ部材で封止保管す
る必要がある容器類などには、キャップを螺着する都合
上、把手4を取り外す煩わしさがあって不向きである。
また、第4図のものは、第3図に見られる問題点は解消
されるが、バックル部6のごとき締付手段が必要となる
など、構造的にも複雑でコスト高となり、簡易性の面で
操作に手間を要するという事情がある。
本考案の目的は、かかる従来例の問題点を解消すべくな
されたものであり、一旦取り付けた後は以後そのままで
キャップなどによる封止の際の支障とならず、しかも簡
単な構造により簡易性に選れた容器用簡易取り付け把手
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案による容器用簡易取
り付け把手は次なる構成となっている。
即ち、容器10の口頸部11に合成樹脂製の把手20が取り外
し可能である。
この把手20は、口頸部11の外周に係合する首輪部21が輪
環状に形成され、この内周には口頸部11の外周面に直接
係合する係止爪22が設けられている。
また、首輪部21の外側には支軸部23が突設してあり、こ
の支軸部23の両側に左右対称の一対の柄部材24、24が設
けられている。これら柄部材24、24は支軸部23に対して
それぞれ薄肉ヒンジ部25、25を介して抱き合わせた状態
から、即ち1本となっている状態から左右に拡開できる
よう成形されたものである。
更に、柄部材24、24の各先端の抱き合わせ面には、対向
一対の係止部26、26を設けられ、これら係止部26、26を
容器10側の係止座14に両側から係合し、把手20を容器10
に対して着脱自在とする構造である。
〔作用〕
把手20を容器10の口頸部11に取り付ける場合は、首輪部
21を上方から落とし込むようにして、係止爪22を口頸部
11の、例えば外ネジもしくはこれより下位の外周面に係
合させる。これより、拡開している状態の左右一対の柄
部材24、24をそれぞれ互いが向かい合わせの方向に回動
させて合致させ、使い勝手で下側先端の各係止部26、26
を容器10側の係止座12にワンタッチで係合させる。
必要に応じて把手20を容器10側から取り外す場合は、ま
ず抱き合わせ状態の柄部材24、24の下側先端における係
止部26、26を容器10側の係止座14から離反する方向に回
動させるようにして外し、次いで首輪部21を口頸部11の
外周から取り外す。
〔実施例〕
以下、本考案による容器用簡易取り外し把手の一実施例
について図面を参照しつつ説明する。
合成樹脂製などによる容器10は、この口頸部11の外周に
封止キャップ(図示せず)が螺合冠着されるための外ネ
ジ12、およびこの外ネジ12よりも下位に鍔部13が形成さ
れたものである。実施例ではこのような形状の容器10が
図示されているが、実施例の把手20が適用される容器は
こうしたものに限定されない。
この容器10に取り外し可能な把手20は合成樹脂製のもの
であり、各部の形状は、口頸部11の外周に係合する首輪
部21が輪環状に形成され、この内周には等間隔で複数の
係止爪22が突設されていて、この係止爪22を口頸部11に
おける例えば外ネジ12または鍔部13に係合させるように
なっている。
また、首輪部21の外側には、容器縦軸線に対してはほぼ
水平方向に延びる支軸部23が突設してあり、この支軸部
23の両側には、把持し易いように彎曲成形した左右対称
の一対の柄部材24、24が、支軸部23に対してそれぞれ薄
肉ヒンジ部24、24を介して抱き合わせた状態から、第2
図示(a)に示すように、左右に拡開できるよう成形さ
れている。
また、柄部材24、24の各先端、つまり使い勝手で図示の
下側の抱き合わせ面には、対向一対の係止部26、26が設
けられ、これら係止部26、26を容器10側に形成してある
フランジ状の係止座14に両側から係合させ、これにより
一対の柄部材24、24が重なり合って一体化するようにな
っている。個々の柄部材24には、長手方向にリブ溝27に
よる成形がなされて、容器10の支持重量に対して補強し
ている。また、各柄部材24、24の合わせ面では適当とす
る部位に、例えばアンダーカット嵌合またはダボ嵌合な
どによる係合対28、28(29、29)が数組設けられてい
る。
なお、この実施例では、柄部材26の下部先端に設けた係
止部26を凸部としたものが図示されているが、この係止
部26を凹部とし、係合相手である容器10側の係止座14を
凸部としてもよい。
次に、この実施例の作用は、把手20を容器10の口頸部11
に取り付けるにあたって、まず首輪部21を上方から落と
し込むようにして、係止爪22を口頸部11の、例えば外ネ
ジ12もしくはこれより下位の鍔部13などを利用して係合
させる。これより、左右に拡開状態の一対の柄部材24、
24をそれぞれ互いの向かい合わせ方向に回動させて合致
させ、それぞれの係止部26、26を容器10側の係止座14に
ワンタッチで係合させる。
一旦開封された容器10を再びキャップによる螺着で封止
する場合など、必要に応じて把手20を容器10側から取り
外す際は、まず抱き合わせ状態の柄部材24、24の下側先
端における係止部26、26を容器10側の係止座14から離反
する方向に回動させるようにして外し、次いで首輪部21
を口頸部11の外周から取り外す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による容器用簡易取り付け
把手は、開封後の容器口頸部11に取り付けた以後は、再
びキャップなどによる封止の必要があっても、従来例の
ようにわざわざ取り外す必要がない。
しかも構造が簡素で取り付けおよび取り外しに手間が掛
からず、使用性に優れている。
更に、本考案の把手20は、首輪部21と柄部材24、24の先
端部に設けた係止部26、26とで容器10に取り付けるの
で、強固に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図(a)、(b)は、本考案による容
器用簡易取り付け把手の一実施例を示し、第1図は取り
付け態様の側面図、第2図(a)、(b)は把手の取り
付け前の斜視図および取り付け後の斜視図である。ま
た、第3図および第4図(a)、(b)はいずれも従来
例の把手の部分断面図および斜視図を示す。 10……容器、11……口頸部、14……係止座、20……把
手、21……首輪部、22……係止爪、23……支軸部、24…
…柄部材、26……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器10の口頚部11に合成樹脂製の把手20が
    取り外し可能であり、この把手20は、口頚部11の外周に
    係合する首輪部21を輪環状に形成すると共に、この内周
    に口頚部11の外周面に直接係合する係止爪22を設け、ま
    た、首輪部21の外側に支軸部23を突設して、この支軸部
    23の両側に左右対称の一対の柄部材24、24を設け、これ
    ら柄部材24、24は支軸部23に対してそれぞれ薄肉ヒンジ
    部25、25を介して抱き合わせた状態から左右に拡開でき
    るよう成形されたものであり、更に、柄部材24、24の各
    先端の抱き合わせ面に対向させて一対の係止部26、26を
    設け、これら係止部26、26を容器10側の係止座14に両側
    から係合させられるように形成したことを特徴とする容
    器用簡易取り付け把手。
JP1165388U 1988-01-30 1988-01-30 容器用簡易取り付け把手 Expired - Lifetime JPH0640115Y2 (ja)

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JP1165388U JPH0640115Y2 (ja) 1988-01-30 1988-01-30 容器用簡易取り付け把手

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Publication Number Publication Date
JPH01116145U JPH01116145U (ja) 1989-08-04
JPH0640115Y2 true JPH0640115Y2 (ja) 1994-10-19

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