JPH0640098U - 枝線取付用スチールセグメント - Google Patents

枝線取付用スチールセグメント

Info

Publication number
JPH0640098U
JPH0640098U JP7530292U JP7530292U JPH0640098U JP H0640098 U JPH0640098 U JP H0640098U JP 7530292 U JP7530292 U JP 7530292U JP 7530292 U JP7530292 U JP 7530292U JP H0640098 U JPH0640098 U JP H0640098U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
branch line
segment
branch
steel segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7530292U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2598691Y2 (ja
Inventor
廣實 荒牧
善幸 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP1992075302U priority Critical patent/JP2598691Y2/ja
Publication of JPH0640098U publication Critical patent/JPH0640098U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598691Y2 publication Critical patent/JP2598691Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 補強工事が不要で工事時期の制約を受けない
で枝線を容易に接続する。 【構成】 補強リング４を備えた開口部３に、フランジ
１１を備えた開口部用蓋１０をボルト結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、枝線を取付ける箇所に用いる枝線取付用スチールセグメントに関す る。
【０００２】
【従来の技術】
シールド工法により築造したトンネルに枝線を接続するため、セグメントを開 口すると、開口部周辺に応力が集中する。そのため、開口部周辺の補強が必要で ある。現状では、次の２つの方法で補強を行っている。
【０００３】 （１） 仮支保工を用い、枝線の取付けと同時に、開口部周辺を補強する。
【０００４】 （２） セグメントの内側に、開口により欠損する断面にかかる力と同等以上 のリング状部材を設ける。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】
上記の開口補強工事を伴う枝線接続工事は面倒で、また、工事時期が制約を受 ける。
【０００６】 本考案は、開口補強工事が不要で工事時期の制約を受けないで枝線を容易に取 付けることができる枝線取付用スチールセグメントを提供することを目的として いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、補強リング付の開口部を形成し、該開口部にフランジ付の開 口部用蓋を前記補強リング及びフランジを介してボルト結合している。
【０００８】 上記補強用リングは、Ｈ鋼で形成し、開口部用蓋は、スチールセグメントの縦 リブ及び横リブを補完する縦リブ及び横リブで補強するのが好ましい。
【０００９】
【作用】
上記のように構成された枝線取付用スチールセグメントにおいては、該セグメ ントを開口部が枝線取付予定位置に位置するように組立てる。
【００１０】 次いで、枝線をセグメントに当接し、ボルト結合を解いて開口部用蓋を取外し 、開口部を開口する。
【００１１】 最後に枝線取付部付近を２次覆工する。
【００１２】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【００１３】 図１及び図２において、全体を符号１で示す枝線取付用スチールセグメントの 本体２には、枝線取付用の開口部３が形成されている。その開口部３の内周には 、Ｈ鋼で形成された補強リング４が設けられている。
【００１４】 その開口部２に係合する開口部用蓋１０が設けられ、この蓋１０の外周には、 フランジ１１が立設されている。そして、蓋１０は、本体２の縦リブ５及び横リ ブ６の開口部３の部分を補完する縦リブ１２ａ、１２ｂ及び横リブ１３ａ、１３ ｂ、１３ｃで補強されている。そして、開口部用蓋１０は、フランジ１１及び補 強リング４を介し複数のボルト及びナット１４により開口部３にボルト結合され ている。
【００１５】 枝線の取付けに際し、枝線取付予定位置に開口部３が位置するようにセグメン ト１を組立てる。なお、この際、二次覆工工事が枝線取付工事に先行する場合は 、開口部３の付近は、二次覆工を行わない。
【００１６】 次いで、図示しない枝線の端部を、開口部３の縁部に当接し、ボルト及びナッ ト１４を外し、蓋１０を外して開口部３を開く。
【００１７】 最後に、枝線の取付部付近を２次覆工して終る。
【００１８】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、補強工事なしに、かつ、 工事時期に制約されないで枝線を容易に取付け、工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の枝線取付前の状態を示す斜
視図。
【図２】図１の枝線取付後の状態を示す斜視図。
【符号の説明】
１・・・枝線取付用スチールセグメント ２・・・本体 ３・・・開口部 ４・・・補強リング ５、１２ａ、１２ｂ・・・縦リブ ６、１３ａ、１３ｂ、１３ｃ・・・横リブ １０・・・開口部用蓋 １１・・・フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 補強リング付の開口部を形成し、該開口
    部にフランジ付の開口部用蓋を前記補強リング及びフラ
    ンジを介してボルト結合したことを特徴とする枝線取付
    用スチールセグメント。
JP1992075302U 1992-10-29 1992-10-29 枝線取付用スチールセグメント Expired - Fee Related JP2598691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992075302U JP2598691Y2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 枝線取付用スチールセグメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992075302U JP2598691Y2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 枝線取付用スチールセグメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0640098U true JPH0640098U (ja) 1994-05-27
JP2598691Y2 JP2598691Y2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=13572327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992075302U Expired - Fee Related JP2598691Y2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 枝線取付用スチールセグメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2598691Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003184494A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Nippon Steel Corp 易切削性トンネルセグメント構造
JP2006225929A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Sekisui Chem Co Ltd セグメント及び該セグメントを用いたトンネル構造体構築方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919694U (ja) * 1982-07-23 1984-02-06 株式会社奥村組 分岐トンネル坑口用セグメント

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919694U (ja) * 1982-07-23 1984-02-06 株式会社奥村組 分岐トンネル坑口用セグメント

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003184494A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Nippon Steel Corp 易切削性トンネルセグメント構造
JP2006225929A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Sekisui Chem Co Ltd セグメント及び該セグメントを用いたトンネル構造体構築方法
JP4679169B2 (ja) * 2005-02-16 2011-04-27 積水化学工業株式会社 セグメント及び該セグメントを用いたトンネル構造体構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2598691Y2 (ja) 1999-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0640098U (ja) 枝線取付用スチールセグメント
JPS6176394U (ja)
JP3011049B2 (ja) 柱・梁接合部構造
JPS6331033Y2 (ja)
KR200155731Y1 (ko) 분해조립식 가공지선 지지대
JPS6183684U (ja)
JPH11336328A (ja) 配管の吊下しガイド
JPS5933698Y2 (ja) トラクタ等に於けるタンク支持装置
JPH062426Y2 (ja) 引込線用管柱における引込口装置
JP4104777B2 (ja) シールドトンネルの開口方法
JPH0993777A (ja) 電線共同溝
JPH0612085Y2 (ja) 鉄筋コンクリート柱の柱主筋の重ね継手部構造
JP2514612Y2 (ja) 配管ブロックの搬出用治具
JPH061448U (ja) マンホールと接続管との取り合い構造
JPH022760Y2 (ja)
JPH0533537Y2 (ja)
JPH0442399Y2 (ja)
JP3628471B2 (ja) 門扉
JPH02103462U (ja)
JPH04130513U (ja) キヤノピ
JPH07166702A (ja) アンカーボルト埋設用型枠
JPS6290446A (ja) 基礎と杭との固定金具
JPS5853897Y2 (ja) 昇柱防止金具
JPH066979Y2 (ja) ル−フリンホ−ス取付構造
JPS6040467Y2 (ja) 保護容器における締具帯の補強構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees