JPH063992U - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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Publication number
JPH063992U
JPH063992U JP4296792U JP4296792U JPH063992U JP H063992 U JPH063992 U JP H063992U JP 4296792 U JP4296792 U JP 4296792U JP 4296792 U JP4296792 U JP 4296792U JP H063992 U JPH063992 U JP H063992U
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JP
Japan
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catch
catch arm
heavy object
forklift
arms
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Withdrawn
Application number
JP4296792U
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English (en)
Inventor
正裕 井尻
誠一 石井
世一 橋本
勝美 石橋
Original Assignee
三田工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
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Publication of JPH063992U publication Critical patent/JPH063992U/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】各キャッチアーム30間に搭載されない重量物W
でも容易に昇降させることができる。 【構成】走行台車10に対して昇降可能になった一対のキ
ャッチアーム30に、可動爪40が回動可能に取り付けられ
ている。各回動爪40は、その回動によって各キャッチア
ーム30の内方へと延出した状態になり、それぞれの上面
に重量物が搭載される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば複写機等の重量物を所定位置へ運搬する際に使用されるフォ ークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
工場等において、重量物の運搬に使用されるフォークリフトは、通常、車輪を 有して床上を走行し得る走行台車に、油圧機構によって昇降駆動される一対の水 平なキャッチアームが設けられている。そして、重量物は、各キャッチアーム上 に搭載された後に、油圧機構により各キャッチアームを上昇させて、重量物を床 面から浮上させた状態で走行台車を走行させるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなフォークリフトでは、例えば複写機のソータ等のように、比較的幅 が狭い重量物を搬送する場合に、各キャッチアーム上に重量物が搭載されない場 合がある。このために、例えば台車等に搭載された重量物は、複数の作業員の手 作業によって床面上に移載しなければならず、従って、作業性が悪く、しかも、 危険でもある。
【0004】 本考案はこのような問題点を解決するものであり、その目的は、各キャッチア ーム間に搭載されない重量物でも容易に昇降することができるフォークリフトを 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のフォークリフトは、床面を走行し得る走行台車と、該走行台車に対し て昇降可能に設けられた一対の水平なキャッチアームと、各キャッチアームの昇 降手段と、各キャッチアームにそれぞれ設けられており、各キャッチアームに沿 った収納状態から、他方のキャッチアーム側へ延出して重量物が搭載される状態 へと回動されるようになった平板状の可動部材と、を具備してなり、そのことに より、上記目的が達成される。
【0006】
【作用】
本考案のフォークリフトでは、各キャッチアームの対向領域内に延出した可動 部材上に、各キャッチアーム間に搭載されない重量物が搭載されて、各キャッチ アームの昇降により、該重量物が昇降される。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例について以下に説明する。本考案のフォークリフトは、図1に 示すように、走行台車10を有している。この走行台車10は、角パイプ製の連結パ イプ11と、該連結パイプ11の各端部に該連結パイプ11に対して直角に取り付けら れた一対のメインパイプ12および12とを有している。各メインパイプ12は、相互 に平行するように、該連結パイプ11の各端部から水平に延出していいる。各メイ ンパイプ12の先端部には、床面を転動する車輪13がそれぞれ回転可能に取り付け られている。連結パイプ11には、上方へ延びる一対の丸パイプ製のポストパイプ 20および20がそれぞれ鉛直状態で支持されている。各ポストパイプ20は、上部に て円弧状に湾曲したU字状をしている。各ポストパイプ20には、メインパイプ12 の延出方向とは反対方向に延出する取付アーム15がそれぞれ取り付けられており 、各取付アーム15の先端に、床面上を転動する操舵車輪14が、それぞれ水平方向 への回転可能に設けられている。
【0008】 各ポストパイプ20間には、各アーム30を昇降駆動するための油圧シリンダー25 が連結パイプ11上に鉛直状態で設けられており、該油圧シリンダー25に、両ポス トパイプ20に沿って昇降する案内部材31が取り付けられている。該案内部材31に は、メインパイプ12の延出方向と同方向に延出する一対の角パイプ製のキャッチ アーム30および30が、水平状態で支持されている。各キャッチアーム30は、油圧 シリンダ25を伸縮動作させることにより各アーム30が縦パイプ20に沿って昇降駆 動される。前記連結パイプ11には、油圧シリンダー25を駆動させるための油圧力 を発生する油圧ポンプ26、および該油圧ポンプ26を動作させる足踏み式のペダル 27が設けられており、該ペダル27を作業員が足踏み操作することにより油圧ポン プ26に油圧力が発生し、その油圧力によって油圧シリンダー25が駆動されるよう になっている。また、各キャッチアーム30等の自重によって油圧シリンダ25を収 縮させるための降下レバー28が、油圧シリンダー25に設けられており、該降下レ バー28を操作することにより油圧シリンダー25の全長が短縮される。そして、各 支持パイプ20の上端部には、フォークリフト全体を走行させるために作業員が把 持する取手29が取り付けられている。
【0009】 各キャッチアーム30の外側面には、図2〜図5に示すように、それぞれの長手 方向にほぼ等しい間隔をあけて上下一対となった3組の軸受部41a、41b、および 41cが固定されている。各キャッチアーム30の基端側に位置する軸受部41aには、 鉛直状態となった操作軸42が回転可能に支持されており、該操作軸42の上端部に は、該操作軸42を回動操作するためのハンドル42a(図1参照)が、それぞれ連 結されている。操作軸42には、各キャッチアーム30の上面に沿って回動する平板 状のリンク部材43の基端部が回動可能に連結されている。該リンク部材43の先端 部には、各キャッチアーム30の長手方向に延びる平板状の連結リンク部材44の一 端部が回動自在に連結されている。各キャッチアーム30の中央部および先端部に それぞれ設けられた各軸受部41bおよび41cには、鉛直状態になった回転軸45およ び45がそれぞれ回転可能に支持されており、各回転軸45の上端部には、前記リン ク部材43と平行になった平板状のリンク部材46および46の基端部が取り付けられ ている。各リンク部材46の先端部は、上記連結リンク部材44の中央部および先端 部に、それぞれ回動可能に連結されている。
【0010】 各回転軸45の下端部には、各キャッチアーム30の下面に沿って水平状態で回動 し得るように配置された平板状の可動爪40の基端部がそれぞれ取り付けられてい る。各可動爪40は、図4に2点鎖線で示すように、各キャッチアーム30に沿った 状態から、図4に実線で示すように、各キャッチアーム30の内方へと延出した状 態へと回動される。各可動爪40は、各リンク部材43および46と連結リンク部材44 とによって構成されたリンク機構によって一体的に回動するようになっており、 操作軸42の回動操作により、キャッチアーム30の基端部に設けられたリンク部材 43が回動されて、リンク機構が動作され、これにより、各可動爪40が、各キャッ チアーム30に沿って各キャッチアーム30の内側へ延出しない状態と、各キャッチ アーム30の側面から内方へと延出した状態とに設定される。
【0011】 鉛直状に延びる各操作軸42の上端部には、図6(a)および(b)に示すよう に、ハンドル42aがそれぞれ設けられており、一方のハンドル42aには、直線状に 延びる断面U字状のロック部材60の一方の端部が、水平な連結軸61によって上下 方向への回動可能に支持されている。各操作軸42は、ハンドル42aが相互対向す るように内方へ延出した状態に回動されることにより、それぞれのキャッチアー ムに取り付けられた各可動爪40が、各キャッチアーム40から内方へと延出した状 態に回動されるようになっている。そして、ロック部材60は、このように、各操 作軸42が回動操作された状態になると、他方のハンドル42aに係合されて、各操 作軸42は回動しない状態で固定される。その結果、各可動爪40が各キャッチアー ム30の内方へ延出した状態で固定される。
【0012】 このような構成のフォークリフトでは、図7(a)に示すように、台車80上に 搭載された例えば複写機用のソータのような重量物Wを所定位置へ運搬するに際 して、該重量物Wの下方に各キャッチアーム30が挿入されるように、各キャッチ アーム30を下降させた状態でフォークリフト全体が矢印A方向へと移動される。 そして、図7(b)に示すように、重量物Wの下方に各アーム30が挿入された状 態になると、各ハンドル42aの操作によって各操作軸42が回動操作されて、各可 動爪40が各キャッチアーム30の内方に延出した状態にされる。このように、各可 動爪40が各キャッチアーム30の内方に延出した状態になると、図6(a)に示す ように、一方のハンドル42aに連結されたロック部材60が上方へ回動されて、図 6(b)に示すように、該ロック部材60の端部が他方のハンドル42aに係合され る。これにより、各操作軸42は、それぞれの可動爪40が各キャッチアーム30の内 方へと延出した状態で固定されるように、それぞれの回動が防止される。
【0013】 このような状態になると、ペダル27を足踏み操作することにより、油圧シリン ダ25が駆動されて、各キャッチアーム30が上昇される。各キャッチアーム30が上 昇すると、各キャッチアーム30の内方へと延出した各可動爪40上に重量物Wが載 置されて、該重量物Wが各キャッチアーム30と一体的にに持上げられる。
【0014】 このように重量物Wが持上げられた状態で、作業員が取手29を把持してフォー クリフト全体を移動させることにより、重量物Wが目的の位置へと運搬される。 重量物Wが所定位置にまで運搬されると、図7(c)に示すように、降下レバー 28を操作することにより、油圧シリンダ25が収縮動作されて、重量物Wが床面に 載置される。その後に、ロック部材60と一方のハンドル42aとの係合が解除され て、各操作軸が回動操作されると、各可動爪40が図4に2点鎖線で示すように、 各キャッチアーム30に沿った状態に収納される。そして、図7(d)に示すよう に、重量物Wからフォークリフトが離脱するように、フォークリフト全体が移動 される。
【0015】 このように、各キャッチアーム30上に搭載されないような幅寸法を有する重量 物Wも、各可動爪40によって、確実に所定位置へと運搬することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案フォークリフトは、このように、昇降する水平な一対のキャッチアーム 間に搭載されない重量物も、確実に可動部材上に搭載されて昇降されるために、 作業性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるフォークリフトの全体構成を示す
斜視図である。
【図2】そのフォークリフトの要部を示す斜視図であ
る。
【図3】そのフォークリフトのキャッチアームの側面図
である。
【図4】そのキャッチアームの平面図である。
【図5】そのキャッチアームの正面図である。
【図6】(a)は操作軸の上部を示す斜視図、(b)は
その動作説明図である。
【図7】(a)〜(d)は、それぞれ本考案のフォーク
リフトの動作説明のための概略図である。
【符号の説明】
10 走行台車 25 油圧シリンダ 30 キャッチアーム 40 可動爪 42 操作軸 42a ハンドル 43、46 リンク部材 44 連結リンク部材 60 ロック部材 W 重量物
フロントページの続き (72)考案者 石橋 勝美 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を走行し得る走行台車と、 該走行台車に対して昇降可能に設けられた一対の水平な
    キャッチアームと、 各キャッチアームの昇降手段と、 各キャッチアームにそれぞれ設けられており、各キャッ
    チアームに沿った収納状態から、他方のキャッチアーム
    側へ延出して重量物が搭載される状態へと回動されるよ
    うになった平板状の可動部材と、 を具備するフォークリフト。
JP4296792U 1992-06-22 1992-06-22 フォークリフト Withdrawn JPH063992U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296792U JPH063992U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296792U JPH063992U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 フォークリフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063992U true JPH063992U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12650814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4296792U Withdrawn JPH063992U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 フォークリフト

Country Status (1)

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JP (1) JPH063992U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019189368A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 文化シヤッター株式会社 建材の受け渡し装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003