JPH0433188Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433188Y2
JPH0433188Y2 JP1987052982U JP5298287U JPH0433188Y2 JP H0433188 Y2 JPH0433188 Y2 JP H0433188Y2 JP 1987052982 U JP1987052982 U JP 1987052982U JP 5298287 U JP5298287 U JP 5298287U JP H0433188 Y2 JPH0433188 Y2 JP H0433188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
propelled
handcart
work
cart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987052982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63159373U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987052982U priority Critical patent/JPH0433188Y2/ja
Publication of JPS63159373U publication Critical patent/JPS63159373U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433188Y2 publication Critical patent/JPH0433188Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は移動可能の手押し台車と自走装置とを
組み合わせた自動台車に係り、詳しくは、作業台
車を構成する水平部材に連結部材を介して係着さ
れたときに、本体フレームを垂直方向に保持し、
下端に装備した駆動車輪によつて作業台車を自走
可能にし、特に建築現場において資材運搬および
作業用に使用する手押し台車の自走装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
建築現場では資材運搬および作業用に運搬台車
や作業台車が多く用いられており、中でも、第5
図に要部を例示するように、枠組構造の架構体に
走行車輪を装備し、上部には作業床と手摺を有
し、移動可能の足場として使用することができる
高所作業用の台車が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記運搬台車や作業台車は、手押し式
のものとは軽量で小回りがきき価格も易いが手押
しに労力を要し、特に作業台車では台車上で作業
を行い、場所移動にはその都度台車から降りて手
押し移動しなければならない。また手押し台車を
モートラツクやフオークリフト等で牽引する場
合、モートラツクやフオークリフトが高価なもの
につくと共に、その機体並びに重量が大きく作業
場所が制約される。また台車に動力装置を組込ん
で自走式としたものもモートラツクやフオークリ
フトと同様、高価で機体、重量が大きくなる欠点
がある。
本考案は上記従来の問題点を解決するためにな
されたものであつて、その目的とするところは、
手押し台車に取付け容易で、簡単に自走台車に変
更できると共に、その運転操作を台車上からなし
うる軽量、安価な手押し台車の自走装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本考案の手押し台車の
自走装置は、作業台車を構成する水平部材に連結
部材を介して係着されたときに、本体フレームを
垂直方向に保持し、下端に装備した駆動車輪によ
つて作業台車を自走可能にする手押し台車の自走
装置において、該自走装置は本体フレームの上方
に操向軸を立設して、作業台車の高さに対応した
位置にハンドルを設けてあり、該操向軸の軸線は
駆動車輪の車軸に直交して2等分するように垂直
に位置され、前記連結部材の外端は、上下2か所
において作業台車の水平部材に係着し、基部にお
いて操向軸の軸線回りに回動自在であり、少なく
ともいずれか一方の連結部材が台車の荷重の一部
を自走装置の車輪に付加するようにスプリングを
介して枢支されていることを特徴とする。
〔作用〕
前記構成において、連結部材を手押し台車に連
結することによつて自走装置は容易に手押し台車
に取付けられ、手押し台車は簡単に自走台車に変
換され、人力による台車移動の労力を省かれる。
そしてその走行、停止、操向は台車上に居ながら
操作できるから、台車上で作業した作業員は移動
の都度台車から降りて台車を移動させる煩わしさ
がなくなる。また自走装置は装置を一体的に転向
させる操向方式であるから、本体に対し車輪のみ
を別個に転向させる操向方式に比べ機構が簡単で
小形、軽量、安価となり、かつ小形軽量にもかか
わらず台車の荷重の一部がスプリングの反力とし
て車輪にかかるからスリツプすることなく大きな
駆動力が発揮されると共に、操向軸はその軸線が
車輪を直交2等分するように位置されているた
め、操向軸の回動によつて台車の支点移動がな
く、前進時、後進時共台車の転向が安定になされ
る。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る自走装置の側面図、第2
図は同装置の正面図で、自走装置1はフレーム2
の下部にギヤボツクス3が取付けられており、ギ
ヤボツクス3を貫通する車軸4の両端に左右一対
の車輪5が装着されている。ギヤボツクス3の上
部にはモータ6が下向きに固設され、モータ6の
出力軸はギヤボツクス3内の図示しないウオーム
減速ギヤを介して車軸4を駆動するようになつて
いる。フレーム2は頭部を逆L字形に形成した柱
体であつて、その上部には軸線が車軸4を直交2
等分するように位置された垂直の操向軸7が立設
され、その上端にT字状の簡単なハンドル8が取
付けられている。操向軸7にはまた、上部連結部
材9が同軸回りを回動自在に、かつ軸方向にも摺
動自在に、そしてフレーム2上面との間に圧縮に
作用するスプリング10を介して該連結部材9に
かかる垂直荷重がフレーム2に付加されるよう枢
支されている。
上部連結部材9は第3図、第4図に詳細に示す
ように、操向軸7に嵌合するスリーブ9aに一端
部を挟着した並列1対のアーム9bが水平方向に
延出され、他端部に後述する手押し台車14を連
結する連結金具11を取付ける連結パイプ9cが
固着されている。
一方フレーム2の下面に前記操向軸7の軸延長
線上にある枢軸12を軸として同軸回りに回動自
在の下部連結部材13が枢着されている。下部連
結部材13は水平に回動するレバー13aの先端
部に並列1対のアーム13bが起立されてL字形
を呈し、上端部に手押し台車連結用の連結金具1
1を取付ける連結パイプ13cが固着されてい
る。
連結金具11は、第3図、第4図に一例を示し
たように両端に半円形のグリツプ11a,11
a′が、長さ方向に補強用のリブ11bが形成され
た2つ割りの金具で、一方のグリツプ11aに上
下連結部材9,13の連結パイプ9c,13c
を、他方のグリツプ11a′に台車の横パイプ材1
4b,14cを夫々挾持してボルト11cで締付
け連結する。なお、連結金具は図示例に限らず、
連結する台車の構造等に応じてリンクとピンによ
るもの等種々選択されるべきものである。
第5図は軽量簡易で折たたみ可能の作業用の手
押し台車14に本考案の自走装置1を取付けた状
態を示しており、該手押し台車14は縦横パイプ
材による立方形の枠組み構造で下部にキヤスタ1
5を有し、上部に作業台16が取外し自在に設け
られ、作業台16と一側の枠面を取外せばヒンジ
14aによつて三方の枠面は第6図に示すように
折たたむことができる。
自走装置1は上部連結部材9、下部連結部材1
3の各連結パイプ9c,13cに2つ割の連結金
具11の一端のグリツプ11aを挟着すると共
に、他端のグリツプ11a′を台車14一側面の上
部および下部の横パイプ材14b,14cに挟着
してボルト11cを締付ければ容易に台車14に
取付けることができる。このとき、スプリング1
0によつて浮上方向に付勢されている上部連結部
材9は、台車14の荷重を受けてスプリング10
を圧縮し、台車14の荷重の一部を反力としてフ
レーム2を通じて車輪5に付加する。従つて、自
走装置1が軽量でも、または重い台車を駆動する
にも、車輪5がスリツプすることなく台車14を
移動させることができる。
モータ6はACモータであればAC100V電源に
接続した給電ケーブル17より電力の供給を受
け、DCモータであれば台車14下部に搭載した
バツテリ電源によつて運転される。
上記作業台車14によつてボード張り、照明器
具取付け等の天井作業を行う場合、台車14を所
定の作業位置に停止させて作業員が台車14の作
業台16上に乗つて作業を行い、その作業が終れ
ば次の作業場所に台車14を移動させて停止し、
その場所の作業を行うものであるから、作業台1
6上に乗つた作業員が移動の都度台車14から降
りて自走装置1を前後発進、停止、操向操作する
煩らわしさをなくすために、操向軸7は作業台1
6上からハンドル操作しうる程度に長く、またモ
ータ6のスイツチボード18も作業台16まで延
在されている。さらに作業場所での台車14の停
止を確実にするために台車14に簡単なスクリユ
ージヤツキ式の固定装置19が設けられている。
固定装置19は第7図に詳細に示すごとく、垂
直のおねじ軸19aと操作軸19bとがピン19
cで連結され、おねじ軸19aは台車14下部の
横パイプ材14dに固着されためねじブロツク1
9dに螺合されると共に下端に支板19eが遊嵌
され、操作軸19bの上部は台車14上部の横パ
イプ材14eに固着された軸受19fに支持され
ると共に、上端にハンドル19gが取付けられて
いる。この固定装置19も作業台16上から操作
可能で、ハンドル19gを操作しておねじ軸19
aを螺進させることによつて支板19eが床面に
接し台車14を固定する。なお図示例では固定装
置19は台車14の対角位置に2個所設けられて
いる。
作業に当り、作業員は台車14の作業台16上
に乗り、スイツチボード18を操作して台車14
を発進させると共にハンドル8を転向操作して必
要な作業場所に台車14を移動させる。この時、
自走装置1の操向軸7はその軸線が車軸4を直交
2等分するように位置されているため、操向軸7
の回動によつて台車14の支点移動がなく、前進
時、後進時共台車14の転向が安定に行われる。
所定の作業場所に移動したら台車14を停止
し、作業台16上から固定装置19のハンドル1
9gを操作して台車14を固定して作業を行い、
以下この手順を繰返す。
狭所や階段等で台車14を移動する時は自走装
置1を取外し、第6図に示したように台車14を
折たたんで移動した後、再度組立て使用する。
また台車14は第8図に示すように複数連結
し、これを作業員1人で走行させることもでき、
天井作業では作業台車14と運搬台車14′とを
連結し、運搬台車14′に資材を積込み資材の受
渡し作業をなくし天井作業の連続化をはかること
ができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る手押し台車の
自走装置は、連結部材を手押し台車に連結するこ
とによつて自走装置は容易に手押し台車に取付け
られ、手押し台車は簡単に自走台車に変換され、
人力による台車移動の労力が省かれる。そしてこ
の自走装置は、作業台車を構成する水平部材に連
結部材を介して係着されたときに、本体フレーム
を垂直方向に保持し、下端に装備した駆動車輪に
よつて作業台車を自走可能にする手押し台車の自
走装置において、該自走装置は本体フレームの上
方に操向軸を立設して、作業台車の高さに対応し
た位置にハンドルを設けてあり、該操向軸の軸線
は駆動車輪の車軸に直交して2等分するように垂
直に位置され、前記連結部材の外端は、上下2か
所において作業台車の水平部材に係着し、基部に
おいて操向軸の軸線回りに回動自在であり、少な
くともいずれか一方の連結部材が台車の荷重の一
部を自走装置の車輪に付加するようにスプリング
を介して枢支されていることによつて、その走
行、停止、操向は台車上に居ながら操作できるか
ら、台車上で作業をした作業員は移動の都度台車
から降りて台車を移動させる煩わしさがなくな
り、作業台車における高さの問題を解決して、作
業能率を格段に向上させることができる。また自
走装置は装置を一体的に転向させる操向方式であ
るから、本体に対し車輪のみを別個に転向させる
操向方式に比べ機構が簡単で小形、軽量、安価と
なり、かつ小形軽量にもかかわらず台車の荷重の
一部が車輪にかかるからスリツプすることなく大
きな駆動力が発揮されると共に、操向軸はその軸
線が車軸を直交2等分するように位置されている
ため、操向軸の回動によつて台車の支点移動がな
く、前進時、後進時共台車の転向が安定になされ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は実施
例装置の側面図、第2図は同装置の正面図、第3
図は上部連結部材および連結金具の一部切欠き側
面図、第4図は同部材の一部切欠き平面図、第5
図は作業用の手押し台車に本考案の自走装置を取
付けた状態の斜視略図、第6図は同上台車の折た
たみ状態の斜視略図、第7図は同上台車の固定装
置の拡大図、第8図は複数の台車を連結した状態
の斜視略図である。 1……自走装置、2……フレーム、5……車
輪、6……モータ、7……操向軸、8……ハンド
ル、9……上部連結部材、10……スプリング、
11……連結金具、13……下部連結部材、14
……手押し台車、16……作業台、19……固定
装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 作業台車を構成する水平部材に連結部材を介
    して係着されたときに、本体フレームを垂直方
    向に保持し、下端に装備した駆動車輪によつて
    作業台車を自走可能にする手押し台車の自走装
    置において、該自走装置は本体フレームの上方
    に操向軸を立設して、作業台車の高さに対応し
    た位置にハンドルを設けてあり、該操向軸の軸
    線は駆動車輪の車軸に直交して2等分するよう
    に垂直に位置され、前記連結部材の外端は、上
    下2か所において作業台車の水平部材に係着
    し、基部において操向軸の軸線回りに回動自在
    であり、少なくともいずれか一方の連結部材が
    台車の荷重の一部を自走装置の車輪に付加する
    ようにスプリングを介して枢支されていること
    を特徴とする手押し台車の自走装置。 (2) 自走装置の駆動車輪は、台車上から制御可能
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の手押し台車の自走装置。 (3) 手押し台車は、台車を定位置に固定する固定
    装置を有していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項記載の手押し
    台車の自走装置。 (4) 手押し台車は、折たたみ自在であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれか1項に記載の手押し台車の自走
    装置。
JP1987052982U 1987-04-08 1987-04-08 Expired JPH0433188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987052982U JPH0433188Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987052982U JPH0433188Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159373U JPS63159373U (ja) 1988-10-19
JPH0433188Y2 true JPH0433188Y2 (ja) 1992-08-10

Family

ID=30878630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987052982U Expired JPH0433188Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0433188Y2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178504A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Nippon Yusoki Co Ltd かご台車用補助車両
JP2005178505A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Nippon Yusoki Co Ltd かご台車用補助車両
JP2011235828A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Panasonic Corp 動力付移動装置
JP2013193597A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Toyota Industries Corp 車両用駆動操舵装置
JP6023621B2 (ja) * 2013-03-26 2016-11-09 Kyb株式会社 台車の駆動アシストユニット
JP5998091B2 (ja) * 2013-03-26 2016-09-28 Kyb株式会社 台車の駆動アシストユニット
JP2016117420A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 株式会社椿本チエイン 運搬台車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63159373U (ja) 1988-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4190233A (en) Jack
US5338015A (en) Lifting device including a multiple-axis motion module
JP3000415B2 (ja) 移動式作業台
US5083625A (en) Powdered maneuverable hospital cart
US3666054A (en) Ladder dolly and winch
US6309168B1 (en) Lift for a hand truck
US5709523A (en) Material handling lift
US7537088B2 (en) Portable hoist assembly mounting systems and methods
US20030091417A1 (en) Portable power lifter
JPH0433188Y2 (ja)
US3232375A (en) Self-propelled scaffold
JP6465841B2 (ja) 作業台車
JPH10181609A (ja) 段差乗り越え可能な搬送台車
EP0223314B1 (en) Device and method for arranging building panels
US3321180A (en) Vehicle-moving device having fourposter-type screw jack lifting means
US20220409461A1 (en) Removable electric propulsion system for a rolling object, in particular a bed
JPH1160180A (ja) 長尺資材搬送車
JPH0218071Y2 (ja)
KR100236452B1 (ko) 이동이 용이한 차량용 잭
GB2222558A (en) Load-handling trolley
JPH0625502Y2 (ja) 組立式走行台車
US20020127088A1 (en) Hand truck / forklift apparatus
JPH0464663A (ja) 組立足場装置
US20220371868A1 (en) Vehicle apparatus with an elevatable platform used for building a structure
US8308416B2 (en) Transporter for ride-on power trowel