JPH0639812U - ゴミの収集ボックス及び収集ボックスの搬送構造 - Google Patents

ゴミの収集ボックス及び収集ボックスの搬送構造

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JPH0639812U JP7707092U JP7707092U JPH0639812U JP H0639812 U JPH0639812 U JP H0639812U JP 7707092 U JP7707092 U JP 7707092U JP 7707092 U JP7707092 U JP 7707092U JP H0639812 U JPH0639812 U JP H0639812U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ゴミの収集ボックスを、コンパク
トなスペースで移動させることができる搬送構造を提供
する。 【構成】 マガジン5の内部に、支持棚36、37、3
8により収集ボックス6を収納する複数の収容室39を
設け、マガジン5の両側面に直線状のレール12、14
を設ける。搬送通路1の出入口4にマガジン5を昇降さ
せるケース7及び副ケージ8を設け、そのケース7及び
副ケージ8と、搬送通路1を昇降する主ケージ3とに、
マガジンの各レール12、14に係合するガイドローラ
16、17と18、19を直線状に配列し、主ケージ3
の底面に、マガジン5を両ケージ3、8の間で乗り移ら
せる移載装置20を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ゴミを種類別に分別収集する収集ボックスと、その収集ボックス を搬送するための搬送構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高層ビルなどにおいて、ゴミを種類別に分別して収集する装置として、本出願 人が先に特願平3−316199号により提案したものがある。
【0003】 この装置は、図19に示すように、建物の各階フロアに、ゴミを種類別に収集 する複数の収集ボックス83を設け、ケージ82が昇降する搬送通路81と各階 フロアに設けた出入口84との間に、副ケージ85を上下動可能に設けている。 また、ケージ82と副ケージ85の底面に、収集ボックス搬送用のマガジン86 が乗り移るレール87、88を設け、各出入口84に、マガジン86をレール8 7、88間で移動させる移載用シリンダ89を設けている。
【0004】 この装置では、副ケージ85内部のマガジン86に、出入口84から複数の収 集ボックス83を収納し、そのマガジン83をケージ82に移し替えて搬送を行 なう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の装置において、収集ボックス83の上部開口90を開放した ままでマガジン86をケージ82により搬送させると、風圧等によってボックス 内部のゴミが飛散しやすい問題がある。これに対して、上部開口90を蓋板で塞 ぐようにすると、収集ボックス83にゴミを投入する際、その都度作業者が蓋板 を着脱させる必要があるため、作業に手間がかかる不具合がある。
【0006】 また、上記装置のように、マガジン86に設けたレール91に収集ボックス8 3の車輪92を載せて昇降させる搬送構造では、マガジン86の移動中収集ボッ クス83に位置ずれや横揺れが生じやすく、安定したゴミの搬送が難しい問題が ある。
【0007】 さらに、上記のようにケージ82と副ケージ85に設けたレール87、88に よりマガジン86を移動させる構造では、マガジン86に取付ける車輪93やレ ール87、88によりマガジンの支持高さが高くなり、それを収納する両ケージ 82、85の形状が大きくなる問題がある。また、下側のレール87、88だけ でマガジン86の動きを案内する方法では、移動中のマガジンに横振れや振動が 生じやすい問題もある。
【0008】 この考案は、上記の問題を解決するためになされたもので、その第1の目的は 、搬送中のゴミの飛散がないと共にゴミの投入作業が簡単に行なえる収集ボック スを提供することにある。
【0009】 また、この考案の第2の目的は、収集ボックスをコンパクトなスペース内で安 定して移動させることができる搬送構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案のゴミ収集ボックスは、上部が開口する ボックスに、その上部開口に嵌合する蓋板を設け、その蓋板又はボックスの側面 に、回動扉により開閉されるゴミ投入口を形成し、上記回動扉を弾性部材の付勢 力又は重力によりゴミ投入口を閉鎖するように構成したのである。
【0011】 また、この考案の収集ボックスの搬送構造は、第1の手段として、複数の水平 な支持棚を上下に積層して搬送用マガジンを形成し、その各支持棚上にそれぞれ ボックス受台を取付け、そのボックス受台の上面に、収集ボックスの下面のコー ナ部が嵌まり込む案内部を設けた構造としたのである。
【0012】 さらに、この考案は、搬送構造の第2の手段として、収集ボックスを収容する 複数の支持棚を備えたマガジン本体の両側面に、水平方向の直線状レールを設け 、マガジンの搬送手段に、上記各レールに沿って直線状に配列される複数のガイ ドローラを設けた構造を採用したのである。
【0013】
【作用】
上記構造のゴミ収集ボックスにおいては、蓋板と扉が収集ボックスの上部開口 と投入口を塞ぐため、搬送中のゴミの飛散が防止される。ボックスにゴミを収納 する場合は、扉を弾性力や重力に抗して押し開き、ゴミを投入する。
【0014】 一方、収集ボックスの搬送構造の第1の手段では、収集ボックスの下面のコー ナ部がボックス受台の案内部に嵌まり込むことにより、マガジンの移動中収集ボ ックスの位置ずれや横揺れが防止される。
【0015】 また、搬送構造の第2の手段では、マガジン両側面のレールがガイドローラに 沿って移動することにより、マガジンが搬送手段の間を乗り移る。この構造では 、マガジンを両側面のレールで案内するため、マガジンの支持高さを低くでき、 横振れ等を防止できる。
【0016】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1乃至図9は、高層ビルにおいて、各階フロアから出るゴミを種類別に分別 収集して地上フロアに搬送するためのゴミ搬送装置の例を示したものである。
【0017】 図において、1は建物Aの内部を上下に貫通する搬送通路であり、その搬送通 路1の内部に、巻上機等を備えた駆動機構2を介して主ケージ3が昇降自在に設 けられている。上記建物の各階フロアB1 、B2 、……には、搬送通路1に開口 する出入口4が形成され、上記主ケージ3は、駆動機構2の作動により各出入口 4に対応した搬送通路1の所定の位置に昇降又は停止されるようになっている。
【0018】 上記主ケージ3は、図2乃至図4に示すように、後述するマガジン5を収納で きる大きさで形成され、各階フロアの出入口4と向き合う側面に、それぞれマガ ジン5が挿通可能な開口3aが設けられている。
【0019】 また、上記搬送通路1と建物の各階フロアの各出入口4との間には、副ケージ を収納するためのケース7が設置され、そのケース7の内部に、副ケージ8と、 その副ケージ8を上下動させる昇降機構9が設けられている。
【0020】 この副ケージ8は、マガジン5が嵌まり込む箱状の枠組構造物で形成され、両 側面に取付けた車輪10をケース7側面に設けた上下方向のレール11、11に 係合させることにより、ケース7内部を自由に上下動するようになっている。
【0021】 上記主ケージ3と副ケージ8に収納されるマガジン5は、図2及び図3に示す ように、直方体の箱状に形成したマガジン本体5aの内部に、底板を含めて上下 3つ支持棚36、37、38を設け、その支持棚により3つの収容室39を本体 5a内側に形成しており、この各収容室39にそれぞれボックス受台40を介し てゴミの収集ボックス6が収納されるようになっている。
【0022】 一方、マガジン5に収納されるゴミ収集ボックス6は、図8及び図9に示すよ うに、直方体形状をしたボックス41の上部開口42に、その開口を塞ぐ蓋板4 3を着脱自在に取付け、その蓋板43にゴミ投入口44を形成して成っている。 上記ゴミ投入口44には、ヒンジ軸46によって支持される回動扉45が取付け られ、この回動扉45は、ヒンジ軸46に取付けた巻きばね47の弾性力により 常に上向きに付勢され、ゴミ投入口44を閉鎖している。また、収集ボックス6 の下面の両側には足座48、48が設けられ、その足座48、48の間に、フォ ークリフトのフォーク等が挿入されるすき間が設けられている。
【0023】 また、収集ボックス6の足座48、48の下側に装着されるボックス受台40 は、図9に示すように、マガジン5の収容室39の幅寸法とほぼ同一の寸法で形 成され、その上面に、収集ボックス6の足座48が嵌まり込む案内部49が形成 されており、マガジン5に収納した収集ボックス6の位置ずれや横揺れ等を止め る機能をもっている。
【0024】 上記マガジン5のマガジン本体5aの両側面には、それぞれ水平方向に直線状 に延びる上中下3つのレール12、13、14が一体に設けられ、上記副ケージ 8の下端部には、マガジン5の中間レール13、13の下側へ屈曲するマガジン 受け部15、15が形成されている。また、ケース7の下部には、マガジン5の 下部レール14と当接する複数のガイドローラ16が取付けられ、副ケージ8の 内部には、マガジン5の上部レール12に向き合う複数のガイドローラ17が取 付けられている。これに対して、主ケージ3の内部には、上記ケース7と副ケー ジ8のガイドローラ16、17にそれぞれ対応して直線状に延びる2列のガイド ローラ18、19が取付けられている。
【0025】 この搬送構造では、副ケージ8がケース7の最下位置まで下降したとき、マガ ジン5の下部レール14がガイドローラ16の上に乗り、この状態でマガジン5 に水平方向の力が加わると、ガイドローラ16とガイドローラ18の案内により マガジン5が副ケージ8から主ケージ3に乗り移る。この場合、上側の各ガイド ローラ17、19は、上部レール12と当接してマガジン5の横揺れを抑える役 目をする。
【0026】 また、上記主ケージ3の底部には、上記マガジン5を主ケージ3と副ケージ8 の間で乗り移らせるためのマガジン移載装置20が設けられている。
【0027】 このマガジン移載装置20は、図5乃至図7に示すように、主ケージ3の底面 に固定した基台21の上に、中間テーブル22を複数のカムフォロア24を介し てスライド可能に取付け、その中間テーブル22の上にカムフォロア25を介し て移載テーブル23をスライド可能に取付けて成っており、中間テーブル22の 下面に取付けたラックギヤ27と、基台21に取付けたモータ26と連結するピ ニオンギヤ28を噛み合わせている。
【0028】 また、中間テーブル22に2個のスプロケット29、30を回転自在に取付け 、その各スプロケット29、30に掛け渡したチェーン31、31の一端を基台 21に、他端を移載テーブル23にそれぞれ連結している。
【0029】 このマガジン移載装置20においては、モータ26が回転するとピニオンギヤ 28とラックギヤ27により中間テーブル22がスライドするが、このスライド の動きはチェーン31、31を介して移載テーブル23を引張ることになり、移 載テーブル23が中間テーブル22に対して水平方向にスライドする。
【0030】 このスライドする移載テーブル23は、主ケージ3と副ケージ8の底面に沿っ て移動し、ガイドローラ16、18の上に乗ったマガジン5の下側の空間に入り 込むようになっており、その移載テーブル23の前端と後端には、それぞれマガ ジン5の下辺の溝34に係合する起伏可能なマガジンフック32と、マガジン5 の側面に当接するマガジンフック33が取付けられている。このマガジンフック 32、33は、マガジン5を副ケージ8から主ケージ3に送り込む時は、前端側 のフック32をマガジン5の下辺の溝34に係合させ、逆の場合は後端側のフッ ク33をマガジン5の側辺に当接させて、マガジン5に水平方向の力を与える。
【0031】 上記の構造で成る実施例において、ゴミの収集を行なうには、建物の各階フロ アにおいて複数の収集ボックス6に、紙ゴミや、ビン・空缶、その他の可燃ゴミ など種類別にゴミを分けて投入し、その収集ボックス6を出入口4の前に運搬す る。このゴミの投入作業は、収集ボックス6の投入口44の回動扉45を押し開 けて行なうが、ゴミの投入が済むと回動扉45が巻きばね47の弾性力により自 動的に上向きに回動し、投入口44は閉鎖される。
【0032】 次に、収集したゴミを地上フロアへ搬送するには、図2に示すように副ケージ 8内部にマガジン5を収納した状態で副ケージ8を昇降させ、マガジン5の上側 の支持棚37と搬送通路1の出入口4の高さを一致させる。
【0033】 この状態から、収集ボックス6を出入口4からマガジン5内に収納する。つい で、副ケージ8によりマガジン5を支持棚36、37、38の間隔ずつ昇降させ 、マガジンの全ての収容室39に収集ボックス6を収納する。
【0034】 マガジン5内部が収集ボックス6で満載されると、主ケージ3をゴミ搬出する 階フロアまで呼び出し、副ケージ8と向き合う位置まで昇降させる。そして、主 ケージ3と副ケージ8が向き合うと、マガジン移載装置20のマガジンフック3 2を移載テーブル23の下側に伏倒させた状態でモータ26を作動させ、中間テ ーブル22と移載テーブル23をケース7内のマガジン5の下方に向かってスラ イドさせる。
【0035】 移載テーブル23がマガジン5の下方に入り込むと、前端側のマガジンフック 32を起立させ、マガジン5下面の溝44に係合させる。ついで、モータ26を 逆に作動して移載テーブル23と中間テーブル22を主ケージ3に向かって引き 戻す。これにより、マガジンフック32を介してマガジン5に水平方向の力が加 わり、マガジン5はガイドローラ16と18の案内によって副ケージ8から主ケ ージ3へ乗り移る。
【0036】 このようにマガジン5が主ケージ3に移動すると、主ケージ3を下降させ、建 物の地階フロアに設けたゴミ貯留設備Bにマガジン5を搬送する。この搬送中、 収集ボックス6の上部開口42が蓋板43と回動扉45によって塞がれているた めに、昇降時の風圧によって収集ボックス6内部のゴミが外部へ飛散されること がない。
【0037】 上記とは逆に、空の収集ボックス6を各階フロアに戻す場合は、主ケージ3と 副ケージ8が向かい合った状態でマガジン移載装置20の後端側のマガジンフッ ク33をマガジン5に当接させ、中間テーブル22と移載テーブル23を副ケー ジ8の下方にスライドさせる。これにより、マガジンフック33の当接によって マガジン5に副ケージ8に向かう力が加わり、ガイドローラ16、18の案内に よりマガジン5が副ケージ8に乗り移る。
【0038】 図10及び図11は、収集ボックスの搬送構造の第2の実施例を示し、この例 は、上記主ケージ3から地階フロアに設けたゴミ貯留設備Bへマガジン5ごと収 集ボックスを受け渡す際に用いられる受渡し装置を示したものである。
【0039】 このマガジン受渡し装置51は、搬送通路1の下端部に設けたマガジン出入口 50の内部に入り込む軌道レール52の上に、自走可能な台車53を設け、その 台車53に、主ケージ3のガイドローラ18に対応した直線状のガイドローラ5 4を取付けて形成されている。また、台車53の両端部に、シリンダ55で回動 するマガジン5の横揺れ防止用のフックレバー56、57を取付けている。
【0040】 このマガジン受渡し装置51では、主ケージ3との間でマガジン5を受渡しす る場合、台車53をマガジン出入口50の内部に移動させて主ケージ3に向き合 わせ、その状態で、主ケージ3のマガジン移載装置20のマガジンフックをマガ ジン5の側辺に係合させ、移載テーブル23をスライドさせる。これにより、マ ガジン5がガイドローラ18とガイドローラ54の間で乗り移り、主ケージ3と 台車53の間で受け渡される。この状態から台車53が軌道レール52上を移動 すると、マガジン5は出入口50から引き出される。
【0041】 一方、図12乃至図17は、収集ボックスの搬送構造の第3の実施例を示して いる。 この例では、搬送通路61にケージ62を昇降自在に設け、その搬送通路61 と各階フロアの各出入口63との間に、マガジン64と、そのマガジン64を昇 降させる昇降装置65を設けている。
【0042】 上記ケージ62は、両側面が開口した4角形枠体の内部に、底板を含めて上下 に3個の支持棚66a、66b、66cを設けて形成され、その各支持棚66a 、66b、66cによってケージ3の内部が3つの収納室67に区分けされてい る。
【0043】 上記マガジン64は、図15に示すように、一対の平行な側板68、68の間 の上部と下部に、収集ボックス50の支持棚69a、69cを設け、マガジンの 側板68、68の中央に、中央の支持棚69bを設けており、上記各支持棚69 a、69b、69cの上に、それぞれボックス受台74を介してゴミの収集ボッ クス73を支持するようになっている。上記各支持棚69a、69b、69cの 高さは、上述したケージ62の各支持棚66a、66b、66cの高さにそれぞ れ対応して形成され、図13のようにマガジン64とケージ62が同じ高さとな った状態で上記各支持棚66a〜66cと高さが一致する。
【0044】 上記ボックス受台74は、図17に示すように、各支持台69a〜69cの上 面の形状に沿って配置された複数のブロック台75から成り、その各ブロック台 75の上面に、ゴミ収集ボックス73の下面の各コーナ部が嵌まり込む案内部7 6が形成され、各収集ボックス73を定位置で位置決めするようになっている。 また、上記案内部76は、各ブロック台75の底部から所定の高さで形成されて おり、その案内部76に収集ボックス73を載せた状態で収集ボックス73の下 側に、後述するボックス移載装置72の移載テーブル23が入り込むすき間を形 成している。
【0045】 また、マガジン64の背面には、上下に一対のガイドローラ70、70が取付 けられ、そのガイドローラ70、70が、マガジン44に沿って立設した一対の レール71、71に挟み込まれており、このガイドローラ70、70とレール7 1、71の嵌合によりマガジン64の上下方向の動きが案内されている。
【0046】 さらに、上記ケージ62の各支持棚66a、66b、66cの上部には、収集 ボックス50をケージ62とマガジン64の間で乗り移らせるためのボックス移 載装置72が設けられている。
【0047】 このボックス移載装置72の基本的な構造と動きは、前述したマガジン移載装 置20と同じであるため、同じ機能をもつ部品について同一の符号を付して、そ の説明を省略する。
【0048】 上記実施例の構造において、建物の各階フロアからゴミ収集ボックス73を搬 出するには、図9に示すように、先ず、マガジン64の上部の支持台69aと搬 送通路61の出入口63の高さが一致するように、マガジン64を昇降させ、次 に、各階フロアにおいて種類別にゴミを収集した収集ボックス73を、出入口6 3からマガジン64の上部支持棚69aに送り込む。ついで、マガジン64を、 下側の各支持棚69b、69cの高さずつ昇降させ、その各支持台69b、69 cに所定の収集ボックス50を収納する。
【0049】 マガジン64が収集ボックス73で満載されると、ケージ62を所定の階フロ アまで呼び出し、ケージ62内部の各ボックス移載装置72を作動させ、マガジ ン64の各支持棚69a、69b、69cからケージ62の各支持棚66a、6 6b、66cへ収集ボックスを乗り移らせる。このボックスの移し替が終了する と、ケージ62を地階フロアに設けたゴミ貯留場所設備まで下降させる。
【0050】 図18は、ゴミ収集ボックスの他の実施例を示している。この例では、収集ボ ックス6の上部開口を蓋板43で塞ぎ、収集ボックス6の側面にゴミの投入口4 4を設けている。また、ゴミ投入口44の内側に、上部がヒンジ軸46で支持さ れる回動扉45を取付け、その回動扉に働く重力により扉45を下向きに回動さ せ、投入口44を塞ぐようにしている。
【0051】
【効果】
以上のように、この考案の収集ボックスは、上部開口を蓋板で塞ぎ、この蓋板 又はボックス側面にゴミ投入口を設けたので、ボックスに対するゴミの投入作業 を蓋板を着脱せずに簡単に行なうことができる。また、ゴミ投入口を回動扉によ り閉鎖するので、ボックスの搬送中におけるゴミの飛散を防止することができる 。
【0052】 一方、収集ボックスの搬送構造の第1の手段においては、収集ボックスをその 下面に嵌まり込むボックス受台を介してマガジンの支持棚に収納するので、マガ ジン移動中の収集ボックスの位置ずれや横揺れを防止することができ、安定した ゴミの搬送を行なうことができる。
【0053】 また、搬送構造の第2の手段においては、マガジンの両側面に設けたレールを 搬送手段に設けたガイドローラに案内させてマガジンを移動させるので、マガジ ンの移動時の支持高さを低く設定することができ、ケージや受渡し装置などの搬 送手段の形状をコンパクトに形成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴミの搬送装置の全体構造を示す断面図
【図2】同上の搬送通路の一部を拡大して示す断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】マガジン移載装置を示す断面図
【図6】同上の横断平面図
【図7】図5のVII−VII線に沿った断面図
【図8】マガジンを示す一部切欠き斜視図
【図9】ゴミ収集ボックスとスペーサを示す斜視図
【図10】第2の実施例のマガジン受渡し装置を示す正
面図
【図11】同上の側面図
【図12】第3の実施例を示す断面図
【図13】同上の要部拡大断面図
【図14】図13のXIV−XIVに沿った断面図
【図15】図14のXV−XV線に沿った断面図
【図16】図14のXVI−XVI線に沿った断面図
【図17】ボックス受台と収集ボックスを示す斜視図
【図18】ゴミ収集ボックスの他の実施例を示す一部切
欠き斜視図
【図19】従来例を示す断面図
【符号の説明】
1、61 搬送通路 3 主ケージ 5、64 マガジン 6、73 収集ボックス 8 副ケージ 12、13、14 レール 15 マガジン受け部 16、17、18、19 ガイドローラ 20 マガジン移載装置 36、37、38 支持棚 39 収容室 40 ボックス受台 41 ボックス 42 上部開口 43 蓋板 44 ゴミ投入口 45 回動扉 47 巻きばね 51 マガジン受渡し装置 53 台車 54、55 ガイドローラ 72 ボックス移載装置 74 ボックス受台

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口するボックスに、その上部開
    口に嵌合する蓋板を設け、その蓋板又はボックスの側面
    に、扉により開閉されるゴミ投入口を形成し、上記扉が
    通常状態で弾性力又は重力により上記ゴミ投入口を閉鎖
    するように構成したゴミの収集ボックス。
  2. 【請求項2】 複数の水平な支持棚を上下に積層して搬
    送用マガジンを形成し、その各支持棚上にそれぞれボッ
    クス受台を取付け、そのボックス受台の上面に、収集ボ
    ックスの下面のコーナ部が嵌まり込む案内部を設けた収
    集ボックスの搬送構造。
  3. 【請求項3】 収集ボックスを収容する複数の支持棚を
    備えたマガジンの両側面に、水平方向の直線状レールを
    設け、マガジンの搬送手段に、上記各レールに沿って直
    線状に配列される複数のガイドローラを設けた収集ボッ
    クスの搬送構造。
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