JPH0639739A - 電動式トルクコントロールレンチ - Google Patents

電動式トルクコントロールレンチ

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JPH0639739A
JPH0639739A JP20084392A JP20084392A JPH0639739A JP H0639739 A JPH0639739 A JP H0639739A JP 20084392 A JP20084392 A JP 20084392A JP 20084392 A JP20084392 A JP 20084392A JP H0639739 A JPH0639739 A JP H0639739A
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光司 龍野
Hirokazu Teramoto
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Masami Kitamura
昌巳 北村
Kazutaka Suzuki
一敬 鈴木
Zenichi Nakamura
善一 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型コンパクトで使い勝手がよい上に、油圧
式インパクト装置の静音性を活かすことができる。 【構成】 回転駆動源としての電動機20と、この電動
機20によって駆動される油圧式のインパクト装置3
と、このインパクト装置3内の油圧を検知する検知手段
47,19と、検知手段47,19における設定圧以上
の油圧検知出力にて、上記電動機の電源回路を遮断する
とともにこの遮断状態を保持するシャットオフ回路とを
備えたものとし、回転駆動源として電動機を用いるとと
もに、締め付けトルクが所定値になった時に電動機を停
止させるためのシャットオフ回路を、簡易であるととも
に配置自由度の高い電気的なもので構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクト型の電動式ト
ルクコントロールレンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ねじ締めやボルト締めに際しての締め付
けトルクを調整することができるインパクトレンチとし
て、実開平3−40076号公報に示されたものがあ
る。これは空気圧で回転駆動されるエアモータを動力と
し、このエアモータによって回転するライナー内に充填
されてライナーの回転を出力軸に伝達するための作動油
の圧力を、リリーフバルブを介して取り出すとともに、
この作動油の圧力で、エアモータにおけるロータを貫通
しているロッドを作動させて、上記空気圧を制御するシ
ャットオフバルブを駆動するようにしたもので、締め付
けトルクが設定圧に達すれば、この締め付けトルクに比
例する作動油の圧力で上記リリーフバルブが開き、この
油圧でロッドを介してエアモータを停止させるためのシ
ャットオフバルブを作動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このものでは、回転動
力源であるエアモータの慣性が大きく、しかもシャット
オフバルブを利用するために、エア流路が複雑になって
おり、本体の加工コストが大であると同時に、サイズも
大きく且つ重くなってしまっており、エアモータに高圧
空気圧を導くためのエアホースの接続が必須であること
もあって使い勝手が悪い。またエアモータを駆動した空
気圧の排気の際の排気音が発生するために、エアモータ
によって回転するライナーと出力軸との間の動力伝達を
いわゆるオイルパルスインパクトで行う油圧式のインパ
クト装置を使用していても、その静音効果が発揮されな
い。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは小型コンパクトで使い
勝手がよい上に、油圧式インパクト装置の静音性を活か
すことができる電動トルクコントロールレンチを提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、回転
駆動源としての電動機と、この電動機によって駆動され
る油圧式のインパクト装置と、このインパクト装置内の
油圧を検知する検知手段と、検知手段における設定圧以
上の油圧検知出力にて、上記電動機の電源回路を遮断す
るとともにこの遮断状態を保持するシャットオフ回路と
を備えていることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、回転駆動源が電池電源でも作
動する小型軽量の電動機でよく、締め付けトルクが所定
値になった時に電動機を停止させるためのシャットオフ
回路も、簡易であるとともに配置自由度の高い電気的な
もので構成することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例のトルクコントロールレンチは、図3及び
図4に示すように、本体1におけるハンドル部11に着
脱自在に装着される蓄電池パック9内の蓄電池を電源と
するとともに、トリガーハンドル15を引いた際にオン
となるスイッチユニット16を通じて給電される電動機
20を回転動力源とする電池電源型の電動式のもので、
そのハウジング10の後端部には、トリガーハンドル1
5の引き具合に応じた出力を出すスイッチユニット16
内のスピードコントロールモジュールの出力に応じて、
電動機20の回転数をデューティ比の変化で制御するド
ライブ回路Dと、締め付けトルクが設定値に達した時に
電動機20への通電を遮断するシャットオフ回路ブロッ
クSとが納められている。図中17は電動機20の回転
方向を切り換えるための正逆切換スイッチ、18は上記
シャットオフ回路ブロックSの動作を有効とするか無効
とするか、つまりはトルクコントロールを行うか行わな
いかを切り換えるための切換スイッチである。
【0008】上記ハウジング10の先端側には、電動機
20の回転を減速する減速ブロック2と、オイルパルス
インパクトを出力軸5に与える油圧式のインパクト装置
3とが納められている。減速ブロック2は、図1に示す
ように、電動機20の出力軸に固着された太陽ギア21
と、ハウジング10に固定されたモータ取付台12の内
周面に固着されているインターナルギア22、太陽ギア
21とインターナルギア22とに噛み合う複数個の遊星
ギア23、そして遊星ギア23を支持しているキャリア
24とからなる遊星機構で構成されたもので、軸受2
8,28によって支持されたキャリア24は、中空の連
結軸25を備えている。
【0009】油圧式のインパクト装置3は、筒状であり
且つ内面形状が図2に示すように「繭」型となっている
ライナー30と、ライナー30の外周を囲んでいるジャ
ケット31、ライナー30の両端を閉じているエンドプ
レート32,33、出力軸5におけるライナー30で囲
まれた部分に取り付けられたベーン50,50、そして
ライナー30の内部空間に充填された作動油とから構成
されている。ここにおけるエンドプレート33は、上記
減速ブロック2におけるキャリア24の連結軸25に嵌
合連結される連結部を備えており、原動機20の減速出
力によって、ライナー30が回転駆動されるようになっ
ている。
【0010】上記ライナー30は、図2に示すように、
その内面における長径方向に夫々シール面35,35を
備えるとともに、短径方向で且つ長径方向の一方にずれ
たところに夫々シール面36,36を備えており、また
ライナー30内に位置する出力軸5は、ばね51によっ
て外方へと突出する方向に付勢された上記一対のベーン
50,50を備えるほか、外周面に一対のシール面5
6,56を備えている。ここで、両ベーン50,50
は、出力軸5の中心を通る線上に並んでいるのに対し
て、両シール面56,56は、両ベーン50,50をつ
なぐ線と直交する方向で且つ一方のベーン50側に寄っ
たところに設けられており、出力軸5に対するライナー
30の一回転中において、図2に示す位置関係にある時
にのみ、ベーン50,50がシール面35,35に接す
るとともにシール面56,56がシール面36,36に
接して、作動油が充填されたライナー30の内部空間を
複数室に分離する。なお、図2中の左上の室と右下の室
とはベーン50,50の配置部分を通じて連通している
ことから、3室に分離されていることになる。また、こ
のように分離されるのはこの時点だけであり、たとえば
図2に示す状態から出力軸5に対してライナー30が1
80°回転した状態においては、シール面36とシール
面56とがずれた位置となる。
【0011】今、電動機20の減速出力によってライナ
ー30が回転する時、出力軸5に負荷がかかっておれ
ば、ライナー30のみが回転することになるが、ベーン
50及びシール面56を備えた出力軸5と、シール面3
5,36を備えたライナー30とが図2に示す位置関係
に達する度に、ライナー30の回転が作動油を介して回
転軸5に伝達される状態となり、出力軸5に力が加えら
れる。
【0012】ここにおいて、また図2に示す位置関係に
なった時、ベーン50の両側に位置する2室のうち、一
方はライナー30の回転で容積が小さくなり、他方は容
積が大きくなるために、前者の室内の作動油は高圧HP
となり、後者の室内の作動油は低圧HPとなる。そし
て、高圧HPとなった作動油の圧力値は、出力軸5でボ
ルト締めやねじ締めを行う時の締め付けトルクに応じた
ものとなるために、作動油の圧力値を検知することによ
ってトルクコントロールを行えることになる。
【0013】このトルクコントールのための構成につい
て説明すると、これはライナー30内に配された調整軸
40とリリーフバルブ47、エンドプレート33に配し
たピストン60、減速ブロック2における中空の連結軸
25内に配したロッド61、連結軸25の外周面に配さ
れてロッド61に連動するスリーブ63、軸65で支持
されたレバー66、レバー66によって開閉される検知
スイッチ19、そして前記シャットオフ回路ブロックS
で構成されている。図中62はロッド61とスリーブ6
3とを連動させるためのピン、64はスリーブ63を付
勢しているばね、67はレバー66を付勢しているばね
であり、これらばね64,67は、キャリア24と共に
回転するスリーブ63と回転しないレバー66とが、通
常時、非接触状態になるように保つ。
【0014】上記調整軸40は、ライナー30における
2つのシール面36,36のうちの一方の両側に形成さ
れている一対のポート37,38間を連通させることに
なる環状の溝41を外周面に備えるとともに、この溝4
1に一端がつながり且つ他端が調整軸40の端面に至る
通孔42を備えたもので、通孔42の端面にはばね48
による付勢を受けたリリーフバルブ47が接して、通孔
42を閉じている。そしてリリーフバルブ47が配され
た部分は、エンドプレート33に穿たれた連通孔39を
通じて、エンドプレート33と出力軸5の端面との間で
且つピストン60の一端面が露出する室内に連通してい
る。
【0015】高圧HPとなった作動油は、ポート37か
ら調整軸40の溝41とポート38を通じて低圧LP側
に流れようとするわけであるが、この流れの一部が通孔
42に入ってリリーフバルブ47を押圧するものであ
り、この押圧力がばね48の力に勝った時点でリリーフ
バルブ47が開いて、作動油がピストン60側へと流
れ、ピストン60を押圧する。この時、ピストン60
は、ロッド61を後退させるものであり、ロッド61と
共にばね付勢に抗して後退するスリーブ63は、レバー
66を回動させて検知スイッチ19を切り換える。そし
て検知スイッチ19が切り換えられると、シャットオフ
回路ブロックSが、電動機20への通電を遮断するとと
もに、この遮断状態を保持する。
【0016】なお、調整軸40はライナー30の一端を
閉じているエンドプレート32に螺合しているととも
に、エンドプレート32を貫通しており、その螺進退に
よって、ばね48の圧力で設定されるリリーフ圧を調整
することができるものとなっている。図6はシャットオ
フ回路ブロックSの一例を示す回路図であって、ここで
はRSフリップフロップからなるラッチ回路Lと、トラ
ンジスタQ、常閉型のリレーRyでシャットオフ回路ブ
ロックSを構成しており、上記検知スイッチ19は、ラ
ッチ回路Lにおけるセット端子Sに接続してある。な
お、ラッチ回路Lは、そのイネーブル端子Eがローレベ
ルの時、出力端子Oをハイインピーダンスに、イネーブ
ル端子Eがハイレベルでリセット端子Rがローレベルの
時に出力端子Oをローレベルに、イネーブル端子E及び
リセット端子Rがハイレベルでセット端子Sがローレベ
ルの時に出力端子Oをハイレベルに、そしてイネーブル
端子Eとリセット端子Rとセット端子Sがハイレベルの
時、出力端子Oの出力レベルをそれ以前の状態にラッチ
するものである。
【0017】今、トリガーハンドル15を引いてスイッ
チユニット16をオンとすれば、電動機20は正逆切換
スイッチ17と、リレーRyにおける常閉接点NCを通
じて蓄電池パック9における電池Vに接続されて回転を
始める。この時、同時に電源が入るラッチ回路Lは、そ
のリセット端子R入力が抵抗RとコンデンサC1 とによ
る遅延回路のために初期ではローレベルであるもののす
ぐにハイレベルになり、検知スイッチ19がオフであっ
てセット端子S入力がハイレベルにあるために、トラン
ジスタQのベースに接続された出力端子Oはローレベル
にあるとともに、上記リセット端子R入力のハイレベル
への移行に伴ってラッチ状態となり、ローレベルを保持
する。従って、トランジスタQがオフ、リレーRyは上
述のように常閉位置にある。
【0018】そして締め付けトルクが設定値に達したた
めに、前述のように検知スイッチ19が切り換えられて
オンとなれば、セット端子S入力がローレベルに変わっ
て上記ラッチが解除されるとともに出力端子Oがハイレ
ベルとなり、トランジスタQのオンでリレーRyが作動
し、接点を常開NO側に切り換える。このために、電動
機20への通電が遮断されると同時に、電動機20は短
絡されて発電制動状態になり、その回転を急速に停止す
る。これに伴って検知スイッチ19はオフに復帰する
が、この復帰でセット端子S入力をハイレベルとしてラ
ッチ状態に移行させるために、出力端子Oはハイレベル
を維持するものであり、従って電動機20への通電遮断
状態(電動機20の短絡状態)は、トリガーハンドル1
5を戻してスイッチユニット16をオフとすることでラ
ッチ回路Lの電源を切るまで保持される。電動機20を
停止させる際に短絡させて自己制動をかけるようにして
いることから、締め付けトルクが設定圧に達した時点で
レスポンスよく停止するものであり、トルク制御精度の
高いものとなっている。
【0019】なお、図6においては電動機20のスピー
ドコントロールのための構成については省略している。
また電動機20の逆転運転時には、上記トルクコントー
ル機構が作動しないために、ラッチ回路Lの出力端子O
は常時ローレベルにあり、シャットオフ動作に移行する
ことはない。ねじの不具合等があるといった理由でシャ
ットオフ動作が働かないようにしたい時には、切換スイ
ッチ18をオフに切り換えればよい。図6中のD1 は逆
起電力対策用のダイオード、Cは電動機20による電圧
降下等の電圧変動を防ぐコンデンサーである。
【0020】図7及び図8に示すものは、上記実施例の
ように調整軸40そのものを回転させつつ移動させる場
合、その回転角と設定されるリリーフ圧との比が図12
に示すように線形とならないことが生じる点に鑑みたも
ので、調整軸40をライナー30から突設されたピン4
4が係合する長孔45を有して軸方向にのみ可動とされ
た調整軸本体40aと、この調整軸本体40aに螺合す
るねじ部40bとに分割し、またライナー30に設けら
れたポート37,38を接続するものとして、調整軸本
体40aを軸方向と直交する方向に貫通する貫通孔43
を設けたものである。この場合、ねじ軸40bを回転さ
せれば、調整軸本体40aは回転することなく軸方向に
移動するものであり、ねじ軸40bの回転角と設定され
るリリーフ圧との関係がより線形に近くなり、締め付け
トルクの調整をより精度よく行えるものとなる。
【0021】また、図9〜図11に示す実施例では、調
整軸本体40aとねじ軸40bとからなる調整軸40及
びリリーフバルブ47を、ライナー30の一端を閉じて
いるエンドプレート33に設けるとともに、ライナー3
0内の高圧HPとなる室と低圧LPとなる室とを連通さ
せるためのポート37,38を、エンドプレート33に
おける一方のシール面35をはさむ両側に位置させてい
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明においては、回転駆
動源が電池電源でも作動する小型軽量の電動機でよく、
締め付けトルクが所定値になった時に電動機を停止させ
るためのシャットオフ回路も、簡易であるとともに配置
自由度の高い電気的なもので構成することができるもの
であり、このために油圧式のインパクト装置の静音性を
活かした小型軽量で使い勝手のよいものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図である。
【図2】同上のインパクト装置の横断面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の破断側面図である。
【図5】(a)(b)は同上の横断面図である。
【図6】同上の回路図である。
【図7】他例の横断面図である。
【図8】同上の調整軸を示すもので、(a) は調整軸本体
の破断正面図、(b) は調整軸本体の断面図、(c) は縦断
面図である。
【図9】他の実施例の縦断面図である。
【図10】同上の横断面図である。
【図11】同上の横断面図である。
【図12】調整軸の回転とリリーフ圧との相関図であ
る。
【符号の説明】
3 インパクト装置 19 検知スイッチ 20 電動機 47 リリーフバルブ
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】なお、図6においては電動機20のスピー
ドコントロールのための構成については省略している。
また電動機20の逆転運転時には、上記トルクコントー
ル機構が作動しないために、ラッチ回路Lの出力端子O
は常時ローレベルにあり、シャットオフ動作に移行する
ことはない。ねじの不具合等があるといった理由でシャ
ットオフ動作が働かないようにしたい時には、切換スイ
ッチ18をオフに切り換えればよい。この場合、締め付
けトルクが設定値に達して検知スイッチ19がオンとな
っても、セット端子Sの入力は常にハイレベルとなるた
めに、前述のように、トランジスタQがオフ、リレーR
yは常閉位置にあり、シャットオフ動作が機能しない。
図6中のD1 は逆起電力対策用のダイオード、Cは電動
機20による電圧降下等の電圧変動を防ぐコンデンサー
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺本 弘和 大阪市東成区深江南1丁目2番11号 瓜生 製作株式会社内 (72)発明者 北村 昌巳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 一敬 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中村 善一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動源としての電動機と、この電動
    機によって駆動される油圧式のインパクト装置と、この
    インパクト装置内の油圧を検知する検知手段と、検知手
    段における設定圧以上の油圧検知出力にて、上記電動機
    の電源回路を遮断するとともにこの遮断状態を保持する
    シャットオフ回路とを備えていることを特徴とする電動
    式トルクコントロールレンチ。
  2. 【請求項2】 検知手段は、リリーフバルブと、このリ
    リーフバルブを通過した作動油の油圧でインパクト装置
    に至る回転伝達部の軸方向に移動する軸方向移動部材
    と、回転伝達部と共に回転する上記軸方向移動部材でレ
    バーを介して駆動される電気的スイッチとからなり、軸
    方向移動部材及びレバーは互いに非接触となる方向にば
    ね付勢されていることを特徴とする請求項1記載の電動
    式トルクコントロールレンチ。
  3. 【請求項3】 シャットオフ回路は電動機を短絡させる
    ブレーキ回路を備えていることを特徴とする請求項1記
    載の電動式トルクコントロールレンチ。
  4. 【請求項4】 シャットオフ回路を無効とする切換スイ
    ッチを備えていることを特徴とする請求項1記載の電動
    式トルクコントロールレンチ。
JP20084392A 1992-07-28 1992-07-28 電動式トルクコントロールレンチ Expired - Lifetime JP3289955B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018024053A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 瓜生製作株式会社 トルクコントロールレンチ

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