JP2006315131A - コードレス工具 - Google Patents

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Hideki Ishida
英樹 石田
Masato Sakai
正登 坂井
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】 電池パックを工具に取付けた際に電池パック底面と工具の本体胴体部がほぼ平行となるようにして工具の作業性向上を図る。
【解決手段】 ハンドル部32に挿入された状態で電池パック1の下ケース1Aの底面の先端部が上方に位置するように下ケース1Aの底面を水平に対して傾斜させ、且つハンドル部32の鉛直に対する傾斜角度θ3と、下ケース1Aの底面の水平に対する傾斜角度θ1をほぼ等しくすることによって、下ケース1Aの底面と本体胴体部31がほぼ平行となるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明はコードレスドライバドリル等のハンドル部が本体胴体部から鉛直に対し角度をもって下方に延びるタイプのコードレス工具に関するものである。以下説明の便宜上コードレス工具を単に工具という。
例えば特許文献1記載の従来の工具は、ハンドル部の下端部に電池パックを挿入して、本体胴体部を水平に保持した場合、電池パックの底面が水平よりも下方に向くように傾いていた。
特開2003−53683号公報
このため、鉛直壁にねじ締め等の作業を行う際、本体胴体部が水平となるようにハンドル部を把持すると、電池パックの下ケースの底面前端が水平よりも下方に張り出す形になるため、狭い場所で使い難いという欠点があった。また、電池パックの底面を下にしてほぼ水平な面上に置く場合、本体胴体部を水平に保持した状態では電池パックの下ケースの底面前端が最初に当たりやすいため、置き難いという欠点があった。
本発明の目的は、上記した欠点をなくし、作業性向上が可能な工具を提供することである。
上記した目的は、モータ、減速部、出力部を収容した本体胴体部及び本体胴体部から鉛直に対し角度をもって下方に延びたハンドル部から構成され、少なくとも上ケース及び下ケースよりなる電池パック内に複数の素電池を収容し、上ケースの一部をハンドル部内に挿入して使用する工具であって、上ケースの一部がハンドル部内に挿入された状態で下ケースの底面の先端部が上方に位置するように下ケースの底面を水平面に対して傾斜させ、且つハンドル部の鉛直に対する傾斜角度と下ケースの底面の水平に対する傾斜角度をほぼ等しくして、下ケースの底面と本体胴体部がほぼ平行となるようにすることにより達成される。
本発明によれば、作業時に本体胴体部が水平となるようにハンドル部を把持すると、電池パックの下ケースの底面もほぼ水平となり、下方に張り出す部分がなくなるため、狭い場所で使いやすくなる。また、電池パック底面を下にしてほぼ水平な面上に置く場合、本体胴体部を水平に保持した状態で置きやすくなるため、作業性向上が図れるようになる。
本発明工具に使用される電池パックの一実施形態を図1に示す。
電池パック1は、4個のリチウム電池セル(以下単に電池セルという)11を収容する電池セル収容部1Cと、後述する工具30のハンドル部32に挿入される円筒状の挿入部1Dとから構成され、電池セル収容部1Cはほぼ下ケース1A内に形成され、挿入部1Dはほぼ上ケース1Bにより構成されている。4個の電池セル11は接続片12により直列に接続されている。14.4Vで駆動される工具30には、公称電圧3.6Vの電池セル11を4個直列に接続して用いるか、あるいは電流容量を増やすために直列に接続された4個の電池組を2組並列に接続して使用する。
電池セル収容部1Cすなわち下ケース1Aの前方(工具の先端側で図1の右方)の側面には、バネ13で支持された操作片14が設けられており、これを押すと操作片14の上端に設けられた係合部15がハンドル部32の下方に設けられた工具係合部34に係合するように構成されている。
挿入部1Dすなわち上ケース1Bの上端部にはターミナル保持部16が設けられ、その表面に複数のターミナル17が形成されている。電池セル11の電圧は、周知の如く、ターミナル17から、工具側端子40、リード線、トリガスイッチ35等を介して工具30の本体胴体部31内に収容されたモータ37に印加される。
挿入部1Dの内部には回路基板20が配置され、その上にFET21が搭載される。FET21は電池セル11が過放電状態になった時又は過電流が流れた時に電池セル11を放電回路から遮断して電池セル11を保護するものである。図1に示す如く、下ケース1Aの底面の水平に対する傾斜角度θ1は約10度となっている。また、下ケース1Aの底面と挿入部1Dのなす角度θ2は約80度となっている。
図2は本発明工具30をインパクトドライバに採用した一実施形態であって、電池パック1を取付けていない状態で、ハンドル部32を把持し、本体胴体部31を水平に保持した状態を示す。工具30は、周知の如く、モータ37、減速部38、出力部39を収容した本体胴体部31、本体胴体部31から鉛直に対し角度をもって下方に延びたハンドル部32、ハンドル部32の上方に設けられたトリガスイッチ35、本体胴体部31の先端に取付けられた先端工具36等から構成されている。
一般に、工具30と同様の構成をもつ工具のハンドル部の鉛直に対する傾斜角度は、相手材に対して先端工具36を垂直に押し付けやすいように、5度から25度になっている。
工具30のハンドル部32の鉛直に対する傾斜角度θ3は、図示する如く、約10度となっている。また、ハンドル部32と本体胴体部31のなす角度θ4は約100度となっている。
図3は図2の工具30に電池パック1を取付けた状態を示すと共に、従来の電池パック22(輪郭を2点鎖線で示す)を取付けた状態との比較を示す。ハンドル部32は、図2で示したように鉛直に対する傾斜角度θ3が約10度となるように下方に延びている。また、電池パック1及び電池パック22の挿入部1Dは、ハンドル部32と同じ向きで挿入されるが、これはハンドル部32の被挿入部分の周長を極力短くして、握りやすくするためである。
図3において、従来の電池パック22は底面がほぼ水平であるため、作業時に本体胴体部31を水平にすると、底面前端が水平よりも下方に張り出す形になり、狭い場所で使い難くなる。また、電池パック22の底面を下にしてほぼ水平な面上に置く場合、本体胴体部31を水平に保持した状態では下ケースの底面前端が最初に当たりやすいため、置き難い。
それに対して、電池パック1の下ケース1Aの底面は、水平に対する傾斜角度θ1が約10度であるため、下ケース1Aの底面をほぼ水平な面に置くと、挿入部1Dの鉛直に対する傾斜角度θ5は約10度になり、ハンドル部32の鉛直に対する傾斜角度θ3とほぼ等しくなるため、本体胴体部31と電池パック1の底面はほぼ平行になる。従って、作業時に本体胴体部31を水平にすると、電池パック1の下ケース1Aの底面も水平になると共に、工具30の全高H1も従来の電池パック22を取付けた状態の全高H2に比べて小さく抑えられるため、狭い場所でも使いやすくなる。また、電池パック1の底面を下にしてほぼ水平な面上に置く場合も、本体胴体部31を水平に保持した状態で置きやすいため、作業性が向上する。
また、図3において、下ケース1Aの底面と挿入部1Dの成す角度θ2は約80度であり、ハンドル部32と本体胴体部31の成す角度θ4は約100度であることから、2つの角度の和が約180度になるようにすると、本体胴体部31と電池パック1の底面はほぼ平行になり、上記と同様の効果が得られる。
図4は図2の工具30に電池パック1を取付けた状態を示す。
上記した実施形態では、電池セルをリチウム電池セルとしたが、ニッケル水素電池セルやニッケルカドニウム電池セルで構成してもよいことは当然のことである。
又電池パック1をハンドル部32の電池パック取付け部33に挿入させるタイプとしたが、電池パック取付け部33にスライドして取付けるいわゆるスライド型電池パックに採用できることも当然のことである。
本発明工具に使用される電池パックの一実施形態を示す縦断側面図。 本発明工具をインパクトドライバに採用し、電池パックを取付けていない状態で、ハンドル部を把持した状態を示す側面図。 図2に電池パックを取付けた状態を示す縦断側面図。 図2に電池パックを取付けた状態を示す側面図。
符号の説明
1は電池パック、1Aは下ケース、1Bは上ケース、1Cは電池セル収容部、1Dは挿入部、11は電池セル、12は接続片、13はスプリング、14は操作片、15は係合部、16はターミナル保持部、17はターミナル、20は回路基板、21はFET、22は従来の電池パック、30は工具、31は本体胴体部、32はハンドル部、34は工具係合部、35はトリガスイッチ、36は先端工具、37はモータ、38は減速部、39は出力部、40は工具側端子。

Claims (3)

  1. モータ、減速部、出力部を収容した本体胴体部及び本体胴体部から下方に鉛直に対し角度をもって延びたハンドル部から構成され、少なくとも上ケース及び下ケースよりなる電池ケース内に複数の素電池を収容し、上ケースの一部をハンドル部内に挿入して使用するコードレス工具であって、
    ハンドル部に挿入された状態で下ケースの底面の先端部が上方に位置するように下ケースの底面を水平に対して傾斜させ、且つハンドル部の鉛直に対する傾斜角度と、下ケースの底面の水平に対する傾斜角度をほぼ等しくすることにより、下ケースの底面と本体胴体部がほぼ平行となるようにしたことを特徴とするコードレス工具。
  2. モータ、減速部、出力部を収容した本体胴体部及び本体胴体部から鉛直に対し角度をもって下方に延びたハンドル部から構成され、少なくとも上ケース及び下ケースよりなる電池パック内に複数の素電池を収容し、電池パックをハンドル部下端に取付けて使用するコードレス工具であって、
    ハンドル部に取付けた状態で下ケースの底面の先端部が上方に位置するように下ケースの底面を水平に対して傾斜させ、且つハンドル部の鉛直に対する傾斜角度と下ケースの底面の水平に対する傾斜角度をほぼ等しくすることにより、下ケースの底面と本体胴体部がほぼ平行となるようにしたことを特徴とするコードレス工具。
  3. モータ、減速部、出力部を収容した本体胴体部及び本体胴体部から鉛直に対し角度をもって下方に延びたハンドル部から構成され、少なくとも上ケース及び下ケースよりなる電池パック内に複数の素電池を収容し、上ケースの一部をハンドル部内に挿入して使用するコードレス工具であって、
    電池パックの上ケースのハンドル部内に挿入する部分と下ケースの底面の成す角度と、本体胴体部とハンドル部の成す角度の和がほぼ180度となるようにしたことにより、下ケースの底面と本体胴体部がほぼ平行となるようにしたことを特徴とするコードレス工具。
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