JPH0639614Y2 - 温湯供給器 - Google Patents

温湯供給器

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JPH0639614Y2
JPH0639614Y2 JP11008689U JP11008689U JPH0639614Y2 JP H0639614 Y2 JPH0639614 Y2 JP H0639614Y2 JP 11008689 U JP11008689 U JP 11008689U JP 11008689 U JP11008689 U JP 11008689U JP H0639614 Y2 JPH0639614 Y2 JP H0639614Y2
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JP
Japan
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container
hot water
low temperature
temperature side
lid
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JP11008689U
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JPH0349729U (ja
Inventor
三千男 小路
明宏 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は温湯供給器に関し、更に詳しくは、粉ミルク
を溶かすための温湯を供給する温湯供給器の改良に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、温湯供給器としては、温湯供給器本体と、この本
体内に設けられた高温側配置部と、本体内に設けられた
低温側配置部とを備えたものが知られている。この温湯
供給器の高温側配置部は、粉ミルクを溶かす高温の湯を
入れておく調乳湯容器を配置する部分である。また、低
温側配置部は、調乳湯用容器へ供給する低温の湯を入れ
ておく蓋付き調温湯用容器を配置する部分である。
そして、高温側配置部および低温側配置部にはそれぞ
れ、調乳湯用容器および調温湯用容器をほぼ一定温度に
保温する保温ヒータが配設されている。
このような温湯供給器はつぎのようにして用いられる。
まず、調乳湯用容器および調温湯用容器に沸騰した湯を
注ぎ入れて、これらをそれぞれの配置部にセットして自
然空冷されるのを待つ。そして調乳湯用容器の温度が50
℃まで冷めた後、高温側保温ヒータが入・切をくりかえ
してその容器の温度をほぼ50℃に保つ。一方、調温湯用
容器の温度が30℃まで冷めた後、低温側保温ヒータが入
・切をくりかえしてその容器の温度をほぼ30℃に保つ。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記の温湯供給器においては、次のような問題点があっ
た。すなわち、調乳湯用容器および調温湯用容器に入れ
られた沸騰した湯がそれぞれ50℃、30℃まで自然空冷す
るのに要する時間は、室温が25℃の場合、後者が前者の
約2倍である。このため、調乳したもの(温度50℃)に
30℃の湯を同量加え飲み頃温度にして授乳するまでに時
間がかかりすぎ、使い勝手が悪いという問題点があっ
た。
この考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、調
乳後、授乳するまでに時間がかからず、使い勝手のよい
温湯供給器を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段およびその作用 この考案は、高温収納部及び低温収納部とを備えた本体
と、前記高温収納部及び低温収納部に各々収納される2
つの蓋付容器と、該蓋付容器を収納した状態で該蓋付容
器を覆う本体カバーと、前記低温収納部に連通して配設
された強制冷却手段と、前記本体側面に形成され、強制
冷却手段に外気を供給する第1通気口と、前記本体カバ
ーに形成された第2通気口とを備え、前記低温収納部に
収納される蓋付容器には、前記第2通気口へ外気を案内
するガイド部を形成したことを特徴とする温湯供給器で
ある。
すなわちこの考案に係る温湯供給器は、低温側配置部の
近傍に強制冷却手段を設けておくものである。そして、
その冷却手段により調温湯用容器を冷却しようとする。
また、本体カバーの所定箇所に通気口を設けておくとと
もに、調温湯用容器の容器体または蓋にガイド部を設け
ておくものである。そして、本体の通気口から外気を低
温側配置部内へ取り入れてガイド部により案内し本体カ
バーの通気口から排出しようとする。また、本体カバー
の通気口から外気をガイド部により案内することにより
低温側配置部内へ取り入れて本体の通気口から排出しよ
うとする。
ここにおいて、強制冷却手段としてはファンおよびファ
ンモータが広く用いられる。この強制冷却手段は、以下
の実施例のように低温側配置部の後方近傍に配設される
のが好ましい。
かくして、この温湯供給器によれば、強制冷却手段で調
温湯用容器が強制冷却されるため、その容器の冷却時間
が従来よりも短縮される。
(ホ)実施例 以下、図面に示す2つの実施例に基づいてこの考案を詳
述する。なお、この考案はこれらによって限定されるも
のではない。
実施例1 第1図〜第3図において温湯供給器Sは、本体カバー15
付きの温湯供給器本体3と、この本体3内に収容された
調乳湯用容器としてのほ乳器1および調温湯用容器とし
ての付属容器2とを備えている。
ほ乳器1は高温側配置部としての高温側収容槽12内に、
付属容器2は低温側配置部としての低温側収容槽13内に
それぞれ収容されている。高温側収容槽12および低温側
収容槽13はともに略円筒形であり、互いに分離独立して
本体3内に設けられている。
各収容槽12・13の底には凹部が形成されている。そし
て、高温側収容槽12の凹部には、ほ乳器1の温度を検知
する高温側検温体としての検温素子4が配設されてい
る。すなわち、この検温素子4は上方へ付勢されたバネ
5に取り付けられている。また低温側収容槽13の凹部に
は、付属容器2の温度を検知する低温側検温体としての
検温素子6が配設されている。すなわち、この検温素子
6は上方へ付勢されたバネ7に取り付けられている。
この温湯供給器Sの付属容器2側には、強制冷却手段と
してのファン11およびモータ10が配設されている。そし
てモータ10の後方には本体3に第1通気口が形成されて
いる。また本体カバー15の右側面下縁には、第2通気口
としての排気口17が設けられている。
付属容器2の蓋16にはガイド部としての鍔状リブ16aが
設けられている。
第1通気口からファン11により低温側収容槽12内へ取り
入れられた空気は、付属容器2の周壁に沿って上昇し、
リブ16aによって略水平に向きを変えられる。そして排
気口17から外部へ排出される。
次に、この温湯供給器Sの使用方法を説明する。沸騰し
た湯の入れられたほ乳器1および付属容器2をそれぞれ
高温側収容槽12および低温側収容槽13内にセットする。
そして、ほ乳器1が自然冷却されて温度が50℃まで下が
ると、高温側検温素子4がこれを検知して高温側保温ヒ
ータ8を入・切し、ほ乳器1の温度をほぼ50℃に保つ。
付属容器2側ではモータ10が駆動されてファン11により
冷却風が送られる。そして、付属容器2の温度が30℃ま
で下がると、低温側検温素子6がこれを検知して低温側
保温ヒータ9を入・切し、付属容器2の温度をほぼ30℃
に保つ。
この温湯供給器Sは上記のように構成されているので、
排気効率が良好で、付属容器2の冷却時間を従来のもの
より短縮することができる。
実施例2 第4図および第5図において、温湯供給器Sの構成は上
記実施例1と同じであるが、器内における冷却空気の流
れが実施例1と異なる。
すなわち、ファン11が実施例1の場合とは逆に回転さ
れ、外気は第2通気口としての吸気口17から付属容器2
の蓋16におけるリブ16aに案内されて低温側収容槽13内
に入る。そしてファン11後方の第1通気口を介して外部
へ排出される。
この温湯供給器Sは上記のように構成されているので、
排気効率が良好で付属容器2の冷却時間を従来のものよ
り短縮することができる。
(ヘ)考案の効果 この考案の温湯供給器は、上記のように構成されている
ので冷却時間が短く、調乳後、授乳可能となるまでに時
間がかかりすぎず使い勝手が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図まではこの考案の実施例1を示す。す
なわち、第1図は温湯供給器の正面断面図、第2図は温
湯供給器の右側面断面図、第3図は温湯供給器の平面断
面図である。 第4図および第5図はこの考案の実施例2を示す。すな
わち、第4図は温湯供給器の正面断面図、第5図は温湯
供給器の右側面断面図である。 1……ほ乳器(調乳湯用容器)、 2……付属容器(調温湯用容器)、 3……本体、 4……高温側検温素子、5……バネ、 6……低温側検温素子、7……バネ、 8……高温側保温ヒータ、 9……低温側保温ヒータ、 10……モータ、11……ファン、 12……高温側収容槽、13……低温側収容槽、 14……フィルタ、15……本体カバー、 16……付属容器の蓋、16a……リブ、 17……排気口または吸気口(第2通気口)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温収納部及び低温収納部とを備えた本体
    と、前記高温収納部及び低温収納部に各々収納される2
    つの蓋付容器と、該蓋付容器を収納した状態で該蓋付容
    器を覆う本体カバーと、前記低温収納部に連通して配設
    された強制冷却手段と、前記本体側面に形成され、強制
    冷却手段に外気を供給する第1通気口と、前記本体カバ
    ーに形成された第2通気口とを備え、前記低温収納部に
    収納される蓋付容器には、前記第2通気口へ外気を案内
    するガイド部を形成したことを特徴とする温湯供給器。
JP11008689U 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器 Expired - Lifetime JPH0639614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008689U JPH0639614Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008689U JPH0639614Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0349729U JPH0349729U (ja) 1991-05-15
JPH0639614Y2 true JPH0639614Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31658639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11008689U Expired - Lifetime JPH0639614Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102241B2 (ja) * 1991-11-26 1995-11-08 京楽産業株式会社 パチンコ機の配線構造
JPH06269540A (ja) * 1993-03-18 1994-09-27 Kiyouraku Sangyo Kk パチンコ機

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Publication number Publication date
JPH0349729U (ja) 1991-05-15

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