JPH077870Y2 - 温湯供給器 - Google Patents

温湯供給器

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JPH077870Y2
JPH077870Y2 JP11008789U JP11008789U JPH077870Y2 JP H077870 Y2 JPH077870 Y2 JP H077870Y2 JP 11008789 U JP11008789 U JP 11008789U JP 11008789 U JP11008789 U JP 11008789U JP H077870 Y2 JPH077870 Y2 JP H077870Y2
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JP
Japan
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hot water
container
milk
temperature side
main body
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JP11008789U
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JPH0349730U (ja
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三千男 小路
明宏 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は温湯供給器に関し、更に詳しくは、粉ミルク
を溶かすための温湯を供給する温湯供給器の改良に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、温湯供給器としては第5図および第6図に示すよ
うに、温湯供給器本体3と、この本体3に着脱可能に配
された蓋15と、本体3内に設けられた高温側配置部12
と、本体3内に設けられた低温側配置部13とを備えたも
のが知られている。
この温湯供給器S0の高温側配置部12は、粉ミルクを溶か
す高温の湯を入れておく調乳湯用容器1を配置する部分
である。また低温側配置部13は、調乳湯用容器1へ供給
する低温の湯を入れておく調乳湯用容器2を配置する部
分である。
そして、高温側配置部12および低温側配置部13にはそれ
ぞれ、調乳湯用容器1および調温湯用容器2をほぼ一定
温度に保温する保温ヒータ8・9が配設されている。調
温湯用容器2側にはモータ10が配設され、ファン11によ
り吸気口からフィルタ14を通って採り入れられた冷却風
がおくられるようになっている。なお、4及び6は検温
素子、5および7は検温素子4・6をそれぞれ上方へ付
勢するバネである。
このような温湯供給器S0はつぎのようにして用いられ
る。まず、調乳湯用容器1および調温湯用容器2に沸騰
した湯を注ぎ入れて、これらをそれぞれの配置部12・13
にセットして自然空冷されるのを待つ。そして調乳湯用
容器1の温度が50℃まで冷めた後、高温側保温8ヒータ
が入・切をくりかえしてその容器の温度をほぼ50℃に保
つ。一方、調温湯用容器2の温度が30℃まで冷めた後、
低温側保温ヒータ9が入・切をくりかえしてその容器の
温度をほぼ30℃に保つ。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記のような温湯供給器としては、調乳湯用容器および
調温湯用容器をともに附属さ せて使用者に提供するも
のがある。しかし、そのような温湯供給器では製品のコ
ストが高くなる。また、使用者は乳児などにほ乳びんで
ミルクを飲ませた後、2つの付属容器(調乳湯用容器お
よび調温湯用容器)とほ乳びんとの合計3つの容器を洗
う必要がある。
そこで現在は、製品のコストを低くし、かつ使用者の容
器洗いの手間を省くために、調乳湯用容器は付属するこ
となく、調乳湯用容器として使用者の有するほ乳ビンや
これに類するものを用いてもらうようにしたものが主流
となっている。
このような温湯供給器においては、使用者の有するほ乳
びんなど(調乳湯用容器)には大小いろいろなものがあ
るため、大きなほ乳びんなどのときにも対応できる蓋に
しようとすると温湯供給器が大きくなってしまい、使い
勝手が悪いという問題点があった。
この考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、使
用者の有する大小さまざまな調乳湯用容器に対応するこ
とができて、使い勝手のよい湯温供給器を提供すること
を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段およびその作用 この考案は、温湯供給器本体と、この本体内に設けら
れ、粉ミルクを溶かす高温の湯を入れておく調乳湯用容
器が配置される高温側配置部と、本体内に設けられ、調
乳湯用容器へ供給する低温の湯をいれておく調温湯用容
器が配置される低温側配置部とを備え、更に、上記高温
側配置部および上記低温側配置部を覆って温湯供給器本
体に着脱可能に配設され、高温側配置部を覆う部分に、
調乳湯用容器が小さいときには閉塞可能であり調乳湯用
容器が大きいときにはその容器の上部が突出する調乳湯
用容器用孔を有する蓋を備えてなる温湯供給器である。
すなわちこの考案の温湯供給器は、従来の蓋に代えて、
調乳湯用容器が大きいものであるときにその上部が突出
する調乳湯用容器用孔を有する蓋の配設したものであ
る。そして、調乳湯用容器が小さいものであるときには
その蓋を調乳湯用容器用孔を閉塞して用いる。
このようにして、調乳湯用容器の大きさの相違に適切に
対応しようとするものである。
ここにおいて、調乳湯用容器としては各家庭にあるほ乳
びんやこれに類するものが用いられる。また蓋として
は、たとえば後述の実施例のようにその一部をスライド
式カバーにすることにより調乳湯用容器用孔を閉塞可能
にしたものが用いられる、なお、この温湯供給器は、後
述の実施例のように、調乳湯用容器用孔を有する蓋の他
に、その蓋と交換可能であって、より大型の調乳湯用容
器および調温湯用容器を全体として覆う、より大きな蓋
(大蓋)を備えてもよい。
かくしてこの考案によれば、大小さまざまな調乳湯用容
器に応じて使い勝手のよい温湯供給器が得られる。
(ホ)実施例 以下、図面に示す1つの実施例に基づいてこの考案を詳
述する。なお、この考案はこれによって限定されるもの
ではない。
第1図において温湯供給器Sには、その温湯供給器本体
3内に、調乳湯用容器としての中型ほ乳器(ほ乳びん)
1および調温湯用容器としての付属容器2が収納されて
いる。ほ乳器1は高温側配置部としての高温側収容槽12
内に、付属容器2は低温側配置部としての低温側収容槽
13内にそれぞれ収容されている。高温側収容槽12および
低温側収容槽13はともに略円筒形であり、互いに分離独
立して本体3内に設けられている。
各収容槽12・13の底には凹部が形成されている。そし
て、高温側収容槽12の凹部には、ほ乳器1の温度を検知
する高温側検温体としての検温素子4が配設されてい
る。すなわち、この検温素子4は上方へ付勢されたバネ
5に取り付けられている。また低温側収容槽13の凹部に
は、付属容器2の温度を検知する低温側検温体としての
検温素子6が配設されている。すなわち、この検温素子
6は上方へ付勢されたバネ7に取り付けられている。
本体3には小蓋16が着脱可能に施されている。この小蓋
16は高温側収容槽12および低温側収容槽13を覆ってい
る。小蓋16の高温側収容槽12を覆う部分には、第2図お
よび第4図に示すように中型ほ乳器1のための円形孔17
が設けられている。そして円形孔17からほ乳器1の上部
が突出している。この円形孔17は、本体3内にほ乳器1
が収納されていないときにはスライドカバー18により閉
塞可能となっている。
次に、この温湯供給器Sの使用方法を説明する。沸騰し
た湯の入れられたほ乳器1および付属容器2をそれぞれ
高温側収容槽12および低温側収容槽13内にセットする
る。そして、ほ乳器1が自然空冷されて温度が50℃まで
下がると、高温側検温素子4がこれを検知して高温側保
温ヒータ8を入・切し、ほ乳器1の温度をほぼ50℃に保
つ。付属容器2側ではモータ10が駆動されてファン11に
より冷却風が送られる。そして、付属容器2の温度が30
℃まで下がると。低温側検温素子6がこれを検知して低
温側保温ヒータ9を入・切し、付属容器2の温度をほぼ
30℃に保つ。
第2図において温湯供給器の本体3内には、調乳湯用容
器としての小型ほ乳器(ほ乳びん)21および調温湯用容
器としての付属容器2が収納されている。小蓋16は、そ
のスライドカバー18をスライド操作することにより円形
孔17を閉塞した状態で本体3に施されている。すなわ
ち、ほ乳器21は小蓋16により完全に覆われている。
なお、ほ乳器が大型である場合には本体3から小蓋16を
取り外して、代わりに小蓋16と交換可能な大蓋を第5図
の15のように取り付ける。これによってその大型ほ乳器
および付属容器2は大蓋で常に覆われることになる。
この温湯供給器Sは上記のように構成された小蓋16およ
び小蓋16と交換可能な大蓋を備えている、したがって、
使用者の有する調乳湯用容器が中型または小型である場
合は本体3に小蓋16を施すこにより、また調乳湯用容器
が大型である場合は本体3に大蓋を施すことにより、大
小さまざまな調乳湯用容器に対応することができ、使い
勝手がよい。
(ヘ)考案の効果 この考案の温湯供給器は、上記のように、温湯供給器本
体の高温側配置部および低温側配置部を覆って同本体に
着脱可能に配設された蓋を備え、その蓋は、高温側配置
部を覆う部分に、調乳湯用容器が小さいときには閉塞可
能であり調乳湯用容器は大きいときにはその容器の上部
が突出する調乳湯用容器用孔を有しているので、大小さ
まざまな調乳湯用容器に対応することができ、使い勝手
のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図まではこの考案の1実施例を示す。す
なわち、第1図は小蓋を施して中型の調乳湯用容器を収
納した温湯供給器の構成説明図、第2図は小蓋を施して
小型の調乳湯用容器を収納した温湯供給器の構成説明
図、第3図は小蓋を施した温湯供給器の右側面からみた
構成説明図、第4図は小蓋を施した温湯供給器の平面図
である。 第5図および第6図は従来例を示す。すなわち、第5図
は温湯供給器の構成説明図、第6図は温湯供給器の中央
部水平断面図である。 1……中型ほ乳器(調乳湯用容器)、2……付属容器
(調温湯用容器)、3……本体、4……高温側検温素
子、5……バネ、6……低温側検温素子、7……バネ、
8……高温側保温ヒータ、9……低温側保温ヒータ、10
……モータ、11……ファン、12……高温側収容槽、13…
…低温側収容槽、14……フィルタ、15……蓋、16……小
蓋、17……円形孔(調乳湯用容器用孔)、18……スライ
ドカバー、21……小型ほ乳器(調乳湯用容器)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯温供給器本体と、この本体内に設けら
    れ、粉ミルクを溶かす高温の湯を入れておく調乳湯用容
    器が配置される高温側配置部と、本体内に設けられ、調
    乳湯用容器へ供給する低温の湯を入れておく調温湯用容
    器が配置される低温側配置部とを備え、 更に、上記高温側配置部および上記低温側配置部を覆っ
    て温湯供給器本体に着脱可能に配設され、高温側配置部
    を覆う部分に、調乳湯用容器が小さいときには閉塞可能
    であり調乳湯用容器が大きいときにはその容器の上部が
    突出する調乳湯用容器用孔を有する蓋を備えてなる温湯
    供給器。
JP11008789U 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器 Expired - Lifetime JPH077870Y2 (ja)

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JP11008789U JPH077870Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器

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JP11008789U JPH077870Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 温湯供給器

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JPH0349730U JPH0349730U (ja) 1991-05-15
JPH077870Y2 true JPH077870Y2 (ja) 1995-03-01

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