JPH0639566B2 - カルボキシ官能化ポリフエニレン樹脂と、エチレン―グリシジルメタクリレート共重体とのブレンド - Google Patents

カルボキシ官能化ポリフエニレン樹脂と、エチレン―グリシジルメタクリレート共重体とのブレンド

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JPH0639566B2
JPH0639566B2 JP51043391A JP51043391A JPH0639566B2 JP H0639566 B2 JPH0639566 B2 JP H0639566B2 JP 51043391 A JP51043391 A JP 51043391A JP 51043391 A JP51043391 A JP 51043391A JP H0639566 B2 JPH0639566 B2 JP H0639566B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) (本発明の分野) 本発明はポリフエニレンサルフアイド/オレフイン共重
合体ブレンドに関係し、さらに詳述すればカルボキシ官
能化ポリフエニレンサルフアイドと、オレフイン共重合
体とのブレンドに関係する。
(関連技術の説明) (i)エチレンのようなα−オレフインと、(ii)グリ
シジルメタクリレートのようなα,β−不飽和カルボン
酸のエステルとを含有するオレフイン共重合体と;ポリ
フエニレンサルフアイド樹脂とのブレンドは、欧州特許
出願第0228268号に記載されていて、ポリフエニレンサ
ルフアイドを酸処理と水処理すると、オレフイン共重合
体に対するポリフエニレンサルフアイド樹脂の親和性が
改良されることを教示している。一方ポリフエニレンサ
ルフアイド樹脂とオレフイン共重合体のブレンドは、あ
る一定の用途に対して、種々の性質が許容可能なレベル
にあるものの、ブレンドがもつ特定の諸性質のより一層
の向上を望む場合が多い。
従つて改良された物理的性質をもつポリフエニレンサル
フアイド/オレフイン共重合体のブレンドを提供するこ
とが、本発明の目的の一つになつている。
(発明の要約) 本発明にはカルボキシ官能化したポリフエニレンサルフ
アイドと、オレフイン共重合体とのブレンドが含まれ
る。本ブレンドではノツチなしのアイゾツト衝撃強さ
と、引張り伸び率のような物理的性質が改良されてい
る。
(発明の詳細な説明) 本発明のブレンドは(a)カルボキシ官能性ポリフエニ
レンサルフアイドと;(b)60〜99.5重量%のα
−オレフインと、0.5〜40重量%の、α,β−不飽
和カルボン酸のグリシジルエステルを含むオレフイン共
重合体の各量を含有する。本ブレンドのノツチなしのア
イゾツト衝撃強さのレベルは改良された値を示す。
ポリフエニレンサルフアイド重合体は線状か,分枝状,
または僅かに架橋していてもかまわない。適当なポリフ
エニレンサルフアイド重合体は、例えばエドモンド(Ed
monds)等の米国特許第3354129号と、キヤンベル(Camp
bell)の米国特許第3919177号の方法によつて製造する
ことができる。また希望によつては本発明の組成物に使
用する前に、ロールフイング(Rohlfing)の米国特許第
3717620号の方法通り、このような重合体に穏やかな部
分硬化、または軽度の架橋化を行なわせることもでき
る。重合体の結晶融点は一般に約200〜480℃の範
囲にある。ところが現在好ましいポリフエニレンサルフ
アイド重合体(PPS)の結晶融点は約250〜300
℃の範囲にある。好ましいポリフエニレンサルフアイド
重合体の固有粘度は、1−クロロナフタレン中の重合体
濃度が0.4g/100ml,温度が206℃のとき約
0.1〜0.6の範囲にある。
本発明で使用するポリフエニレンサルフアイド(以後P
SSと称する)は、次の構造式 の反復単位を少くとも70モル%、好ましくは少くとも
90モル%含有する重合体である。本反復単位の量が7
0モル%未満であると、耐熱性は不十分である。
PSS重合体には一般的に、例えば米国特許第3354129
号の明細書に開示されたプロセスで作つた比較的低分子
量のものと;例えば米国特許第3919177号の明細書に開
示されたプロセスで作つた、比較的高分子量で、本質上
線状の重合体が含まれる。米国特許第3354129号のプロ
セスで作つた重合体の重合度は、重合後に酸素雰囲気
中,または過酸化物のような架橋剤の存在下に重合体を
加熱することでさらに増大させることができる。何れの
プロセスで作つたPSSも本発明で使用できるが、先の
米国特許第3919177号のプロセスで作つた、比較的高分
子量で、本質上線状の重合体を使用するのが好ましい。
PSSの反復単位の30モル%、またはこれ以下が次の
構造式をもつ反復単位であつてもかまわない。
本発明で使用するPPSの熔融粘度には、成形物が得ら
れる限り特別な制限はないが、PPS自体の靱性からみ
て、少くとも100ポイズあることが好ましく、成形性
の見地から言えば、熔融粘度が10000ポイズ、また
はこれ以下であることが好ましい。
本発明の目的を達成するためには、ポリフエニレンサル
フアイドがカルボン酸基を含有する必要がある。そして
この基は多くの方法を用いて導入することができる。
例えばある方法では、必要なカルボン酸基を含むような
少くとも一つの化合物を包含するジクロロ芳香族化合
物、および/またはモノクロロ芳香族化合物(連鎖停止
剤として使用)の混合物を、アルカリ金属硫化物と作用
させてポリフエニレンサルフアイドを作つている。
米国特許出願番号第07/373080号で開示して、特許請求
された別の方法では、4,4′−ビス(4−カルボキシ
−フタルイミドフエニル)ジサルフアイド(化学構造は
下記)のようなカルボン酸基を含むジサルフアイドと;
カルボキシ基を含まないポリフエニレンサルフアイドを
反応させている。本反応が熔融状態で進行する代表的な
温度は、約225〜375℃の範囲にある。このときの
ジサルフアイドは、 の構造式をもつものが最も好ましいとしている。
PPSへのカルボキシ官能基の導入は、反応体中にカル
ボキシジサルフアイドを使用して行うのが好ましい。こ
のときのカルボキシジサルフアイドは、次の構造式をも
つものでもよい。
(式中mは少くとも1であつて、n+m=5:ここで各
は一価の炭化水素基と、一価の水素基から選択した
ものである。Rはメチルでもかまわない。しかしR
は水素の方が好ましい。Rはカルボン酸を含むグルー
プで、−COOHと−R−COOHからなるグループ
から選択したものが好ましく、このときのRはC
20のアルキレン基,C〜C20のシクロアルキレン
基,C〜C24のアリーレン基,C〜C24のアルキル
アリーレン基,およびC〜C24のアリールアルキレン
基からなるグループから選択した二価の基と;二価のフ
タルイミジル基である)。
ここでナトリウム含量が低レベルのカルボキシ官能性の
線状PPSが、ノツチなしのアイゾツト衝撃強度と、引
張り伸び率について最良の綜合値を示すことが期待され
る。しかし分枝したPPSと、僅かに架橋したPPS用
として本用途向けに作つた比較実施例の結果では、各種
のPPS樹脂にカルボキシ官能基を導入すると、カルボ
キシ官能性を欠く類似樹脂とくらべて、性質が格段に向
上することが立証されている。PPSを酸化すると、分
枝と架橋化が進行する。
ポリフエニレンサルフアイドを酸素含有ガス(通常空
気)と接触させて、約200℃以上に保つと「硬化」し
て、メルトフローがかなり減少し、それと同時に分子量
が外見上増大することは周知である。硬化反応の正確な
本質は不明であるが、多分熱的に進行するか、またはあ
るタイプの酸化によつて生ずる枝分れ、および/または
鎖の延長が進行しているように見える。本発明のこの方
法に用いるポリフエニレンサルフアイドは、エチレン−
グリシジルメタクリレート共重合体と混合する前に、硬
化させるのが好ましい。硬化の代表的な條件は固体,ま
たは液体状態で約250〜350℃の温度範囲に、約2
〜10時間保つことである。
カルボキシ官能性PPSのカルボン酸レベルは、PPS
のkg当り好ましくは少くとも5ミリ当量のカルボン酸、
さらに好ましくはPPSのkg当り0〜200ミリ当量の
カルボン酸、最も好ましくはPPSのkg当り20〜10
0ミリ当量のカルボン酸である。
本発明で使用するオレフイン共重合体(B)は、α,β
−不飽和酸のグリシジルエステルと、α−オレフインと
の共重合体である。ここで使用する「α−オレフイン」
なる述語は、エチレン,プロピレン,ブテン−1等を示
す。これらのうちエチレンが好ましい。オレフイン共重
合体中のα−オレフイン量は、α−オレフインとα,β
−不飽和酸のグリシジルエステルの全重量基準で60〜
99.5重量%、好ましくは70〜97重量%にとる。
α,β−不飽和酸のグリシジルエステルとは、次の一般
式をもつ化合物のことである。
(式中Rは水素原子、または低級のアルキル基を示
す)。
α,β−不飽和酸のグリシジルエステルには、グリシジ
ルアクリレート,メタクリレート,およびエタクリレー
トが含まれる。これらのうちグリシジルメタクリレート
が好ましい。
オレフイン共重合体中のα,β−不飽和酸のグリシジル
エステルの量は、α−オレフインとα,β−不飽和酸の
グリシジルエステルの全重量基準で0.5〜40重量
%、好ましくは3〜30重量%である。この量がもし
0.5重量%以下のときは意図する効果が得られないの
に対し、40重量%を超過すると、PPSとの熔融混合
時にゲル化が発生して、その結果押出し安定性,成形
性,および製品の機械的性質を損いかねない。
オレフイン共重合体を、ビニルエーテル,ビニルアセテ
ート,ビニルプロピオネート,メチルアクリレート,メ
チルメタクリレート,アクリロニトリル,またはスチレ
ンのようなほかの共重合が可能な不飽和単量体の40重
量%、あるいはこれ以下の量とさらに共重合させること
もできる。
好ましいオレフイン共重合体は、重量比が90/10の
エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体である。
適当な共重合体は、ボンドフアストE 「Bondfast」な
る商標名のもとに、住友化学から販売されている。
本発明で必要とする場合は繊維状、および/または粒状
の強化剤を、PPSとオレフイン共重合体の全重量10
0部当り、50重量部,またはこれ以下の量を配合する
ことができる。強化剤を10〜50重量部配合すること
で通常、製品の強度,剛性,耐熱性,および寸法の安定
性を改善することができる。
繊維状の強化剤にはガラス繊維,シラス(shirasu)ガ
ラス繊維,アルミナ繊維,炭化硅素繊維,セラミツク繊
維,アスベスト繊維,石膏繊維,および金属繊維のよう
な無機と炭素質繊維が含まれる。
粒状強化剤を例示すれば、ウオラストナイト(wollasto
nite),セリサイト(sericite),カオリン,雲母,粘
土,ベントナイト,アスベスト,滑石,アルミナシリケ
ートのような硅酸塩類;アルミナと、硅素,マグネシウ
ム,ジルコン,およびチタンの酸化物のような金属酸化
物類;カルシウムとマグネシウムの炭酸塩と、ドロマイ
トのような炭酸塩類;カルシウムとバリウムの硫酸塩の
ような硫酸塩類;およびガラスビード,窒化硼素,炭化
硅素,サイアロン(sialon),および硅素等がある。こ
れらの粒状物を中空に作ることもできる。またこれらの
粒状物は単独で、あるいは二種類,またはそれ以上の種
類の混合物として使用することもできる。必要に応じて
これらの物質をシラン(silane,SiH),またはチ
タン結合剤で予備処理することも可能である。
好ましい繊維はガラス繊維であつて、これを使用すると
きは、組成物の全重量基準で5〜30重量%のレベルで
使用するのが好ましい。
カルボキシ官能性のポリフエニレンサルフアイド樹脂
は、好ましくは組成物の全重量基準で50〜99.5重
量%のレベル、さらに好ましくは70〜96重量%、最
も好ましいのは約94〜96重量%存在させ;オレフイ
ン共重合体は、好ましくは組成物当り0.5〜50重量
%のレベル、さらに好ましくは4〜30重量%、最も好
ましいのは約4〜6重量%存在させる。組成物はガラス
繊維のような強化剤を、組成物当り1〜約50重量%の
レベルで配合するか、または強化用繊維の配合を省略す
る。
(実施例) 次に記載する実施例は本発明を説明するのが目的であつ
て、これによつて本発明の範囲を制限するためではな
い。
実施例Bは実施例AのPPSと、オレフイン共重合体と
の混合物である。実施例2は実施例1のカルボキシ官能
性のPPSと、オレフイン共重合体の混合物である。実
施例Bと2を作るために、PPSとオレフイン共重合体
の混合物を、250〜350℃の二軸スクリユー押出し
機を用いて押出した。押出したものを水で急冷し、ペレ
ツト化と乾燥後に試験片に成形してテストした。
ASTM D648に従つて、264psiの荷重をか
けて熱変形温度(HDT)を°F目盛で測定した。ノツ
チなしのアイゾツト衝撃強さ(UNI)を、ASTM
D256に従つてft−lbとして測定した。ノツチつ
きのアイゾツト衝撃強さ(NI)を、ASTM D25
6に従つてft−lbとして測定した。引張り伸び(T
E)を、ASTM D638に従つて%として測定し
た。引張り強さを、ASTM D638に従つてKPS
Iで測定した。曲げ強さ(FS)を、ASTM D79
0に従つてKpsiで測定した。曲げ係数(Flexural m
odulus)(FM)を、ASTM D790に従つてKps
iで測定した。
(PPSの比較用実施例A) 米国特許第3354129号の方法に従つて、N−メチル−2
−ピロリドン(NMP)溶媒中で、硫化ジナトリウムと
パラ−ジクロロフエニルの各量を反応させて、比較用実
施例AのPPSを作つた。
米国特許第3354129,3717620,3919177,および4605732
の各号を参考としてここに組入れる。欧州特許公開第02
28268号も参考としてここに組入れる。
(カルボキシ官能性PPSの実施例(実施例1)) PPS1796gと、次式の二硫化物18.14gの混合物を 280〜300℃の温度範囲にある二軸スクリユーを用
いて押出した。押出したものを強制通風の炉内で、26
0℃で8時間加熱して硬化させた。
(PPSとオレフイン共重合体との混合物(実施例B及
び2)) 次の実施例に用いたオレフイン共重合体は、重量比で9
0/10のエチレンと、グリシジルメタクリレートとの
共重合体であつた。ここに表示したオレフイン共重合体
の重量%は、オレフイン共重合体とPPSの全重量に対
するものである。実施例Bと2つの組成物は、ガラス繊
維,およびそのほかの強化用充填剤と繊維を含まないも
のである。実施例Bでは実施例AのPPSを使用してい
る。実施例2では実施例1のカルボン酸官能性のPPS
を使用している。
実施例2の5本のテストバーのうち、3本はノツチなし
のアイゾツトテスト中に破壊しなかつたことに注目され
たい。また実施例2の引張り伸びが、実施例Bの引張り
伸びより大きかつたことにも注目されたい。また実施例
1のカルボン酸官能性のPPSに、オレフイン共重合体
を混合すると、比較すべき実施例AのPPSとオレフイ
ン共重合体との混合物よりも、引張り伸びとノツチなし
のアイゾツト衝撃強さの勝れた品が得られたことにも注
目されたい。実施例1のPPSはカルボキシ官能性が高
いこと以外、比較すべき実施例AのPPSに近似してい
る。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)カルボキシ官能性ポリフエニレンサ
    ルフアイド樹脂および(b)60〜99.5重量%のα
    −オレフインと0.5〜40重量%のα,β−不飽和カ
    ルボン酸のグリシジルエステルを含有するオレフイン共
    重合体を含有することを特徴とするポリフエニレンサル
    フアイド組成物。
  2. 【請求項2】カルボキシ官能性ポリフエニレンサルフア
    イド樹脂が、カルボキシ官能性ポリフエニレンサルフア
    イド樹脂1kg当り、10〜200ミリ当量から選択した
    カルボン酸当量レベルを有する請求の範囲1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】カルボキシ官能性ポリフエニレンサルフア
    イド樹脂が、組成物の全重量を基準にして50〜99.
    5重量%のレベルで存在し、オレフイン共重合体が、組
    成物の全重量を基準にして0.5〜50重量%のレベル
    で組成物中に存在する請求の範囲2記載の組成物。
  4. 【請求項4】α−オレフインがエチレンであり、α,β
    −不飽和カルボン酸のエステルがグリシジルメタクリレ
    ートである請求の範囲3記載の組成物。
  5. 【請求項5】オレフイン共重合体が、組成物の全重量を
    基準にして4〜30重量%のレベルで存在する請求の範
    囲4記載の組成物。
  6. 【請求項6】組成物が、組成物の全重量を基準にして、
    1〜50重量%のガラス繊維を更に含有する請求の範囲
    4記載の組成物。
  7. 【請求項7】(a)組成物の全重量を基準にして、カル
    ボキシ官能性ポリフエニレンサルフアイドが50〜9
    9.5重量%のレベルで存在し、(b)オレフイン共重
    合体が、組成物の全重量を基準にして0.5〜50重量
    %から選択したレベルで組成物中に存在し、前記カルボ
    キシ官能性ポリフエニレンサルフアイドが、ポリフエニ
    レンサルフアイド1kg当り、10〜200カルボン酸ミ
    リ当量のカルボン酸当量レベルを有し、オレフイン共重
    合体がα−オレフインとα,β−不飽和カルボン酸のグ
    リシジルエステルから誘導され、前記α−オレフイン
    が、α−オレフインとα,β−不飽和カルボン酸のグリ
    シジルエステルの全重量基準で、60〜99.5重量%
    のレベルで存在し;前記α,β−不飽和カルボン酸のエ
    ステルが、α−オレフインとα,β−不飽和カルボン酸
    のグリシジルエステルの全重量基準で、0.5〜40重
    量%のレベルで存在することを特徴とするポリフエニレ
    ンサルフアイド組成物。
  8. 【請求項8】組成物が、組成物の全重量基準で、1〜5
    0重量%のガラス繊維を更に含有する請求の範囲7記載
    の組成物。
  9. 【請求項9】α−オレフィンがエチレンであり、α,β
    −不飽和カルボン酸のエステルがグリシジルメタクリレ
    ートである請求の範囲7記載の組成物。
  10. 【請求項10】α−オレフィンが、α−オレフインと
    α,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステルの全重
    量基準で、70〜97重量%のレベルで存在する請求の
    範囲9記載の組成物。
  11. 【請求項11】(a)組成物の全重量を基準にして、カ
    ルボキシ官能性ポリフエニレンサルフアイドが50〜9
    9.5重量%のレベルで存在し、(b)オレフイン共重
    合体が、組成物の重量で0.5〜50重量%から選択し
    たレベルで組成物中に存在し、前記カルボキシ官能性ポ
    リフエニレンサルフアイドが、ポリフエニレンサルフア
    イド1kg当り、10〜200カルボン酸ミリ当量のカル
    ボン酸当量レベルを有し、オレフイン共重合体がα−オ
    レフインとα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエス
    テルから誘導され、前記α−オレフインが、α−オレフ
    インとα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステル
    の全重量基準で、60〜99.5重量%のレベルで存在
    し;前記α,β−不飽和カルボン酸のエステルが、α−
    オレフインとα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエ
    ステルの全重量基準で、0.5〜40重量%のレベルで
    存在することを特徴とするポリフエニレンサルフアイド
    組成物。
  12. 【請求項12】カルボキシ官能性ポリフエニレンサルフ
    アイドが、カルボキシ基を含まないポリフエニレンサル
    フアイドと、カルボキシ官能性ジサルフアイドから誘導
    される請求の範囲1記載の組成物。
JP51043391A 1990-05-15 1991-05-15 カルボキシ官能化ポリフエニレン樹脂と、エチレン―グリシジルメタクリレート共重体とのブレンド Expired - Lifetime JPH0639566B2 (ja)

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