JPH0639539A - 筒状部材への補強板の溶接方法 - Google Patents
筒状部材への補強板の溶接方法Info
- Publication number
- JPH0639539A JPH0639539A JP19884192A JP19884192A JPH0639539A JP H0639539 A JPH0639539 A JP H0639539A JP 19884192 A JP19884192 A JP 19884192A JP 19884192 A JP19884192 A JP 19884192A JP H0639539 A JPH0639539 A JP H0639539A
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- JP
- Japan
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- reinforcing plate
- poles
- welding
- pole
- pallet
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筒状部材への補強板の溶接方法を提供する。
【構成】 溶接孔41cを介して筒状部材41と補強板
60とを、補強板60の軸方向に沿って複数の箇所にお
いてたがいに溶接することができる。
60とを、補強板60の軸方向に沿って複数の箇所にお
いてたがいに溶接することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状部材への補強板の
溶接方法に関するものである。
溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒状や角筒状に形成されている筒状部
材は、一般に、構造材として広く使用されている。とこ
ろで、筒状部材の耐力をさらに向上する目的で、その内
部に補強部材を挿入した場合、この補強部材と筒状部材
とは、外部に露出している部分では溶接が可能なもの
の、筒状部材の内部では溶接が難しく、両者の結合強度
が低くて、十分な耐力向上が得られず、また、場合によ
っては筒状部材から補強部材が落下することもあるとい
った不都合が生じる。
材は、一般に、構造材として広く使用されている。とこ
ろで、筒状部材の耐力をさらに向上する目的で、その内
部に補強部材を挿入した場合、この補強部材と筒状部材
とは、外部に露出している部分では溶接が可能なもの
の、筒状部材の内部では溶接が難しく、両者の結合強度
が低くて、十分な耐力向上が得られず、また、場合によ
っては筒状部材から補強部材が落下することもあるとい
った不都合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、筒状部材への補強板の溶接方
法を提供することを目的としている。
に鑑みてなされたもので、筒状部材への補強板の溶接方
法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る筒状部材へ
の補強板の溶接方法は、筒状に形成されており、かつ、
内外を貫通する溶接孔が軸方向に間隔をおいて形成され
た本体と、この本体の内部に挿入しうる幅を有する補強
板とを用い、補強板を本体の内部に挿入して溶接孔に相
当する位置に配置した後、溶接孔の近傍と補強板とを溶
接する構成とされている。
の補強板の溶接方法は、筒状に形成されており、かつ、
内外を貫通する溶接孔が軸方向に間隔をおいて形成され
た本体と、この本体の内部に挿入しうる幅を有する補強
板とを用い、補強板を本体の内部に挿入して溶接孔に相
当する位置に配置した後、溶接孔の近傍と補強板とを溶
接する構成とされている。
【0005】
【作用】本発明に係る溶接方法によれば、溶接孔を介し
て筒状部材と補強板とを、軸方向に沿って複数の箇所に
おいてたがいに溶接することができるので、筒状部材と
補強板との結合強度を向上させることができる。
て筒状部材と補強板とを、軸方向に沿って複数の箇所に
おいてたがいに溶接することができるので、筒状部材と
補強板との結合強度を向上させることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例に係る筒状部材を巻線搬送用
パレット(以下単に「パレット」と称する。)に用いた
例を図1〜図5に基づいて説明する。
パレット(以下単に「パレット」と称する。)に用いた
例を図1〜図5に基づいて説明する。
【0007】本例に係るパレットは、コイル状に巻回さ
れた銅の荒引線が上面中央に載置される、平面視略正方
形状をなすパレット本体10と、このパレット本体10
の上面であって、かつ、対向する2つの辺12に沿って
それぞれ2箇所づつ形成された凹部11(図5参照)に
下端が嵌合されて上方へ延出された合計4本の円筒状の
鋼製ポール21・22・23・24と、これらのポール
21・22・23・24の側面に設けられるとともに前
記パレット本体10の上面近傍に配設され、かつ、前記
パレット本体10の外側方向へ向けて突出された板状の
鋼製のリブ(突起部材)21a・22a・23a・24
a(図4参照)と、前記ポール21および22の上端に
脱着自在に取り付けられ、これらのポール21と22と
を連結する連結部材31と、これと同様にポール23と
24とを連結する連結部材32と、前記辺12に隣接す
る2つの対向する辺13に沿って配設されて、パレット
本体10の上面に開口端部が脱着自在に嵌合された2つ
の略U字状のポール(筒状部材)41および42とから
構成されている。
れた銅の荒引線が上面中央に載置される、平面視略正方
形状をなすパレット本体10と、このパレット本体10
の上面であって、かつ、対向する2つの辺12に沿って
それぞれ2箇所づつ形成された凹部11(図5参照)に
下端が嵌合されて上方へ延出された合計4本の円筒状の
鋼製ポール21・22・23・24と、これらのポール
21・22・23・24の側面に設けられるとともに前
記パレット本体10の上面近傍に配設され、かつ、前記
パレット本体10の外側方向へ向けて突出された板状の
鋼製のリブ(突起部材)21a・22a・23a・24
a(図4参照)と、前記ポール21および22の上端に
脱着自在に取り付けられ、これらのポール21と22と
を連結する連結部材31と、これと同様にポール23と
24とを連結する連結部材32と、前記辺12に隣接す
る2つの対向する辺13に沿って配設されて、パレット
本体10の上面に開口端部が脱着自在に嵌合された2つ
の略U字状のポール(筒状部材)41および42とから
構成されている。
【0008】前記ポール21・22・23・24の下端
は、パレット本体10の内部に嵌合固定された円筒部材
14の内部に収納されている。円筒部材14には、リブ
21a・22a・23a・24aの突出方向と直交する
方向に貫通された貫通孔14aが形成されている(図5
参照)。ポール21・22・23・24には、辺14の
延長方向に貫通する貫通孔21b・22b・23b・2
4b(図4参照)が形成されている。図4においてポー
ル23を例にとって示したように、ポール21・22・
23・24と円筒部材14とは、前記貫通孔14aおよ
び貫通孔21b・22b・23b・24bにピン50を
挿通することによって連結されている。ピン50の先端
には、抜け止め用のピン51が嵌合されている。
は、パレット本体10の内部に嵌合固定された円筒部材
14の内部に収納されている。円筒部材14には、リブ
21a・22a・23a・24aの突出方向と直交する
方向に貫通された貫通孔14aが形成されている(図5
参照)。ポール21・22・23・24には、辺14の
延長方向に貫通する貫通孔21b・22b・23b・2
4b(図4参照)が形成されている。図4においてポー
ル23を例にとって示したように、ポール21・22・
23・24と円筒部材14とは、前記貫通孔14aおよ
び貫通孔21b・22b・23b・24bにピン50を
挿通することによって連結されている。ピン50の先端
には、抜け止め用のピン51が嵌合されている。
【0009】パレット本体10の上面には、この本体1
0の辺13に平行な方向に延長された複数の溝15が、
ほぼ等間隔で並列に形成されており、荒引線の滑り止め
ができるようになっている。パレット本体10の2つの
辺13の間には、フォークリフトのフォークを挿入する
ための挿入穴16が、本体10の内部を貫通して形成さ
れている。
0の辺13に平行な方向に延長された複数の溝15が、
ほぼ等間隔で並列に形成されており、荒引線の滑り止め
ができるようになっている。パレット本体10の2つの
辺13の間には、フォークリフトのフォークを挿入する
ための挿入穴16が、本体10の内部を貫通して形成さ
れている。
【0010】前記連結部材31は、カップ状に形成され
てポール21および22の上端にそれぞれ嵌合された嵌
合部31aおよび31bと、これらの嵌合部31aおよ
び31bに固定されてこれらを連結する連結棒31cと
から構成されている。同様に、連結部材32は、嵌合部
32aおよび32bと、これらを連結する連結棒32c
とから構成されている。
てポール21および22の上端にそれぞれ嵌合された嵌
合部31aおよび31bと、これらの嵌合部31aおよ
び31bに固定されてこれらを連結する連結棒31cと
から構成されている。同様に、連結部材32は、嵌合部
32aおよび32bと、これらを連結する連結棒32c
とから構成されている。
【0011】前記2本のU字状のポール41および42
は、いずれも、円筒状のパイプをU字状に屈曲して形成
されたものである。ポール41には、その直線部41b
どうしを連結する3本の補強パイプ41aが固定されて
いる。前記直線部41bの内部には、長尺板状に構成さ
れた鋼製の補強板60が挿入されている。この補強板6
0は、直線部41bの下端から直線部41bの全長の約
1/5〜1/3程度の高さまで配設されている。補強板
60の幅は、直線部41bの内径よりも若干短くされて
おり、補強板60を直線部41b内に挿通できるように
なっている。補強板60は、その幅方向(図2中左右方
向)がパレット本体10の辺12と平行な方向となるよ
うに配置されている。直線部41bの側面には、補強板
60の長手方向に沿う2つの側縁61に面する位置に、
それぞれ、軸方向に間隔をおいて、ポール41の内外を
貫通する多数の溶接孔41cが形成されている。そし
て、前記補強板60の両側縁41と溶接孔41cの近傍
とは、たがいに溶接されている。
は、いずれも、円筒状のパイプをU字状に屈曲して形成
されたものである。ポール41には、その直線部41b
どうしを連結する3本の補強パイプ41aが固定されて
いる。前記直線部41bの内部には、長尺板状に構成さ
れた鋼製の補強板60が挿入されている。この補強板6
0は、直線部41bの下端から直線部41bの全長の約
1/5〜1/3程度の高さまで配設されている。補強板
60の幅は、直線部41bの内径よりも若干短くされて
おり、補強板60を直線部41b内に挿通できるように
なっている。補強板60は、その幅方向(図2中左右方
向)がパレット本体10の辺12と平行な方向となるよ
うに配置されている。直線部41bの側面には、補強板
60の長手方向に沿う2つの側縁61に面する位置に、
それぞれ、軸方向に間隔をおいて、ポール41の内外を
貫通する多数の溶接孔41cが形成されている。そし
て、前記補強板60の両側縁41と溶接孔41cの近傍
とは、たがいに溶接されている。
【0012】ポール42は、ポール41と全く同様に構
成されており、直線部42bに3本の補強パイプ42a
が固定されているとともに、内部に補強板(図示せず)
が溶接されている。
成されており、直線部42bに3本の補強パイプ42a
が固定されているとともに、内部に補強板(図示せず)
が溶接されている。
【0013】つぎに、以上のように構成された本例のパ
レットの使用方法について説明する。まず、パレット本
体10の上面に、コイラーによって荒引線を巻回しなが
らコイル状に載置する。荒引線が所定の高さに達した時
点でコイリング作業を中断し、パレット本体10をコイ
ラーから搬出して、ポール21・22・23・24およ
びポール41・42をパレット本体10の上面に嵌合し
て立設し、荒引線の側面をこれらの各ポールによって支
持する。このとき、ポール21・22・23・24に設
けられたリブ21a・22a・23a・24aを、パレ
ット本体10の外側へ向く方向に配設しておく(図3参
照)。ついで、連結部材31の嵌合部31aおよび31
bを、ポール21および22の上端に嵌合させて両者を
連結する。同様に、連結部材32の嵌合部32aおよび
32bを、ポール23および24の上端に嵌合させて両
者を連結する。ついで、各ポール21・22・23・2
4および41・42全体に緊結用のバンドを巻回し、フ
ォークリフト等でトラック等の輸送機関に積載して、外
部に搬出する。ここで、本例のパレットにおいては、ポ
ール21・22・23・24が配置されている辺12を
輸送機関の搬送方向における前後方向に配置する。
レットの使用方法について説明する。まず、パレット本
体10の上面に、コイラーによって荒引線を巻回しなが
らコイル状に載置する。荒引線が所定の高さに達した時
点でコイリング作業を中断し、パレット本体10をコイ
ラーから搬出して、ポール21・22・23・24およ
びポール41・42をパレット本体10の上面に嵌合し
て立設し、荒引線の側面をこれらの各ポールによって支
持する。このとき、ポール21・22・23・24に設
けられたリブ21a・22a・23a・24aを、パレ
ット本体10の外側へ向く方向に配設しておく(図3参
照)。ついで、連結部材31の嵌合部31aおよび31
bを、ポール21および22の上端に嵌合させて両者を
連結する。同様に、連結部材32の嵌合部32aおよび
32bを、ポール23および24の上端に嵌合させて両
者を連結する。ついで、各ポール21・22・23・2
4および41・42全体に緊結用のバンドを巻回し、フ
ォークリフト等でトラック等の輸送機関に積載して、外
部に搬出する。ここで、本例のパレットにおいては、ポ
ール21・22・23・24が配置されている辺12を
輸送機関の搬送方向における前後方向に配置する。
【0014】本例のパレットでは、ポール21・22・
23・24にリブ21a・22a・23a・24aを設
けているので、搬送途中においてポール21・22・2
3・24に大きな力が加わった場合であっても、その力
をリブ21a・22a・23a・24aで受けることが
でき、ポール21・22・23・24の変形を防止し
て、コイル状に巻回された荒引線の荷崩れを防止するこ
とができる。
23・24にリブ21a・22a・23a・24aを設
けているので、搬送途中においてポール21・22・2
3・24に大きな力が加わった場合であっても、その力
をリブ21a・22a・23a・24aで受けることが
でき、ポール21・22・23・24の変形を防止し
て、コイル状に巻回された荒引線の荷崩れを防止するこ
とができる。
【0015】また、本例のパレットでは、U字状のポー
ル41・42の内部に補強板61を挿入し、両者を溶接
しているので、コイル状の荒引線からポール41または
42に重量が加わった場合であっても、ポール41・4
2の変形を防止し、荒引線の荷崩れを防止することがで
きる。
ル41・42の内部に補強板61を挿入し、両者を溶接
しているので、コイル状の荒引線からポール41または
42に重量が加わった場合であっても、ポール41・4
2の変形を防止し、荒引線の荷崩れを防止することがで
きる。
【0016】また、本例では、ポール41および42に
それぞれ溶接孔を設けているので、この溶接孔を介し
て、アーク溶接などの適宜の溶接手段によって容易にポ
ール41・42と補強板60とを溶接することができ
る。
それぞれ溶接孔を設けているので、この溶接孔を介し
て、アーク溶接などの適宜の溶接手段によって容易にポ
ール41・42と補強板60とを溶接することができ
る。
【0017】したがって、ポール41および42と補強
板60との結合強度を向上させることができ、ポール4
1・42の耐力を確実に向上させ、さらに、ポール41
・42の内部に補強板60を確実に保持させておくこと
ができるという利点がある。
板60との結合強度を向上させることができ、ポール4
1・42の耐力を確実に向上させ、さらに、ポール41
・42の内部に補強板60を確実に保持させておくこと
ができるという利点がある。
【0018】さらに、本例のパレットでは、ポール21
・22・23・24とパレット本体10とをピン50に
よって連結しているので、荒引線の重量がポール21・
22・23・24に加えられた場合であってもこれらの
ポールの抜け出しを防止することができ、荒引線の荷崩
れを確実に防止することができる。
・22・23・24とパレット本体10とをピン50に
よって連結しているので、荒引線の重量がポール21・
22・23・24に加えられた場合であってもこれらの
ポールの抜け出しを防止することができ、荒引線の荷崩
れを確実に防止することができる。
【0019】さらに、本例のパレットでは、パレット本
体10とポール21・22・23・24とを、リブ21
a・22a・23a・24aの突出方向と直交する方向
に配設されたピン50によって連結しているので、ポー
ル21・22・23・24に荒引線からの力が加わる
と、ポール21・22・23・24は、ピン50を中心
として回動しようとする。これにより、荒引線からポー
ル21・22・23・24に加えられた力(重量)をリ
ブ21a・22a・23a・24aによって確実に受け
ることができ、ポール21・22・23・24の変形を
確実に防止することができる。
体10とポール21・22・23・24とを、リブ21
a・22a・23a・24aの突出方向と直交する方向
に配設されたピン50によって連結しているので、ポー
ル21・22・23・24に荒引線からの力が加わる
と、ポール21・22・23・24は、ピン50を中心
として回動しようとする。これにより、荒引線からポー
ル21・22・23・24に加えられた力(重量)をリ
ブ21a・22a・23a・24aによって確実に受け
ることができ、ポール21・22・23・24の変形を
確実に防止することができる。
【0020】また、本例のパレットでは、ポール21・
22どうし、およびポール23・24どうしを連結部材
31および32によって連結しているので、ポール21
・22・23・24に荒引線から作用する力を隣接する
ポールに分散するとともにポールどうしの離間を防止す
ることができ、荒引線の荷崩れを一層確実に防止するこ
とができる。
22どうし、およびポール23・24どうしを連結部材
31および32によって連結しているので、ポール21
・22・23・24に荒引線から作用する力を隣接する
ポールに分散するとともにポールどうしの離間を防止す
ることができ、荒引線の荷崩れを一層確実に防止するこ
とができる。
【0021】なお、前記の例においては、パレット本体
10の2つの辺13の近傍にU字状のポール41および
42を取り付ける構成としたが、U字状に限らず直管状
のポールであってもよい。
10の2つの辺13の近傍にU字状のポール41および
42を取り付ける構成としたが、U字状に限らず直管状
のポールであってもよい。
【0022】また、前記した例では、巻線用のパレット
に筒状部材を用いた例を示したが、これに限るものでは
ない。
に筒状部材を用いた例を示したが、これに限るものでは
ない。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る筒状部材への補強板の溶接
方法は、筒状に形成されており、かつ、内外を貫通する
溶接孔が軸方向に間隔をおいて形成された本体と、この
本体の内部に挿入しうる幅を有する補強板とを用い、補
強板を本体の内部に挿入して溶接孔に相当する位置に配
置した後、溶接孔の近傍と補強板とを溶接する構成とさ
れているので、溶接孔を介して筒状部材と補強板とを、
軸方向に沿って複数の箇所においてたがいに溶接するこ
とができる。したがって、筒状部材と補強板との結合強
度を向上させることができ、筒状部材の耐力を確実に向
上させ、さらに、筒状部材の内部に補強板を確実に保持
させておくことができる。
方法は、筒状に形成されており、かつ、内外を貫通する
溶接孔が軸方向に間隔をおいて形成された本体と、この
本体の内部に挿入しうる幅を有する補強板とを用い、補
強板を本体の内部に挿入して溶接孔に相当する位置に配
置した後、溶接孔の近傍と補強板とを溶接する構成とさ
れているので、溶接孔を介して筒状部材と補強板とを、
軸方向に沿って複数の箇所においてたがいに溶接するこ
とができる。したがって、筒状部材と補強板との結合強
度を向上させることができ、筒状部材の耐力を確実に向
上させ、さらに、筒状部材の内部に補強板を確実に保持
させておくことができる。
【図1】本発明の実施例に係る筒状部材の要部の斜視図
である。
である。
【図2】図1の拡大横断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る筒状部材を用いた搬送パ
レットの斜視図である。
レットの斜視図である。
【図4】図3の要部の拡大側面図である。
【図5】図3のA−A線に沿う要部拡大断面図である。
41・42 U字状ポール(筒状部材) 41c 溶接孔 60 補強板
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状に形成されており、かつ、内外を貫
通する溶接孔が軸方向に間隔をおいて形成された本体
と、この本体の内部に挿入しうる幅を有する補強板とを
用い、前記補強板を前記本体の内部に挿入して前記溶接
孔に相当する位置に配置した後、前記溶接孔の近傍と前
記補強板とを溶接することを特徴とする筒状部材への補
強板の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19884192A JPH0639539A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 筒状部材への補強板の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19884192A JPH0639539A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 筒状部材への補強板の溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639539A true JPH0639539A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16397812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19884192A Withdrawn JPH0639539A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 筒状部材への補強板の溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108332601A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-27 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 一种夹套式换热器的内部固定结构及其制造方法 |
WO2023171430A1 (ja) * | 2022-03-11 | 2023-09-14 | 三菱重工業株式会社 | 結合体及びこの結合体を製造する方法並びに燃焼器及びこの燃焼器を製造する方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19884192A patent/JPH0639539A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108332601A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-27 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 一种夹套式换热器的内部固定结构及其制造方法 |
WO2023171430A1 (ja) * | 2022-03-11 | 2023-09-14 | 三菱重工業株式会社 | 結合体及びこの結合体を製造する方法並びに燃焼器及びこの燃焼器を製造する方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |