JPH0639467A - バネピッチ成形機構 - Google Patents

バネピッチ成形機構

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JPH0639467A
JPH0639467A JP4198193A JP19819392A JPH0639467A JP H0639467 A JPH0639467 A JP H0639467A JP 4198193 A JP4198193 A JP 4198193A JP 19819392 A JP19819392 A JP 19819392A JP H0639467 A JPH0639467 A JP H0639467A
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wedge
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms
    • B21F3/02Coiling wire into particular forms helically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でもって、単一の駆動源を利用
してウェッジ方式及びプッシュ方式のいずれの方式でも
バネにピッチを与えることを可能にするバネピッチ成形
機構を提供しようとするものである。 【構成】 ポイントツールによって曲げられた線材を
プッシュツール22によって押し出すことでバネピッチ
を成形する場合には、傾斜部材40をスライダ部32の
上部に装着し、ウェッジツール6を取り外す。逆に、ポ
イントツールによって曲げられた線材をウェッジツール
6によってバネピッチを与える場合には、傾斜部材40
を取り外し、ウェッジツール6をスライダ32に装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバネピッチ成形機構、詳
しくは軸方向に伸縮するバネにピッチを成形するバネピ
ッチ成形機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にバネ製造機構には以下の2つがあ
る。
【0003】1つは回転しながら軸方向に移動する捲き
軸に線材を巻き付ける機構であって、もう1つは線材を
所定のポイントツールに供給し、そのツールでもって強
制的に線材を曲げていく機構である。
【0004】前者は主として捩りバネ(主に両端に直線
的な脚を備えたバネ)を製造にするのに適しており、後
者は圧縮或いは伸長するバネを製造するのに適してい
る。
【0005】ここで後者のポイントツールに線材を供給
して、強制的に線材を曲げている機構において、製造さ
れつつあるバネにピッチを与える手段にも2つ存在す
る。
【0006】ポイントツールで曲げられた線材は、ポイ
ントツールの位置や向きに応じて所定の径を有して螺旋
状に整形されるが、このままで一捲き毎の線材は密着し
たものになる。
【0007】ピッチを与える1つの手段は、生成されつ
つある各捲きの間に強制的に鋭利な部材を挿入させるも
のである(以下、ウェッジ方式という)。挿入処理はバ
ネ1個製造するのに同期して1回なされる。
【0008】他方の手段は、ポイントツールによって曲
げられた直後の線材を、その曲げられてできる平面に対
して垂直方向に押し出すものである(以下、プッシュ方
式という)。この押し出しはバネ1個製造するのに同期
して1回なされる。
【0009】従って、ウェッジ方式でバネを製造するユ
ーザにはウェッジ方式のバネ製造装置を提供し、プッシ
ュ方式で製造するユーザにはプッシュ方式のバネ製造装
置を提供することになる。
【0010】そこで、最近では、これら2つのピッチ成
形方式を合わせ持つ、1つのバネ製造装置がいくつか登
場するようになってきた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でのこの種の装置では、見かけ上、ウェッジ方式とプッ
シュ方式が合体された構造にはなっているものの、各々
の方式を駆動する駆動源は独立しており、装置構成の大
型化及び製造コストアップは避けられない。しかも、ウ
ェッジ方式及びプッシュ方式の動作を行わせる駆動源
は、装置の奥に位置しているので、そこからの駆動力を
バネ製造部位にまで伝達する機構は複雑にならざるを得
ない。機構部が複雑になると高精度のバネを製造するこ
ともできなくなる。
【0012】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明はかかる問題に鑑みなされたものであ
り、簡単な構造でもって、高精度に、単一の駆動源を利
用してウェッジ方式及びプッシュ方式のいずれの方式で
もバネにピッチを与えることを可能にするバネピッチ成
形機構を提供しようとするものである。
【0013】この問題を解決するため、本発明のバネピ
ッチ成形機構は、以下に示す構造とすることを特徴とす
る。すなわち、バネ成形部位近傍にあるポイントツール
に向けて線材を供給し、当該ポイントツールに前記線材
を当てることで強制的に湾曲させて径を生ぜしめること
でバネを製造する装置のバネピッチ成形機構において、
モータにより回動するカムと、該カムの側面に当接し
て、前記線材の供給方向にほぼ垂直方向に運動する第1
のスライダ部と、先端位置が前記バネ成形部位近傍にあ
って、前記ポイントツールによって曲げられた線材を当
該線材の曲げ面にほぼ垂直に押し出す押し出し部材を装
着し、前記曲げ面にほぼ垂直な方向に運動自在であっ
て、且つ、側面には所定の凸部を有する第2のスライダ
部と、前記第1のスライダ部に取り外し自在であって、
前記第2のスライダ部の前記凸部に当接し、且つ、当該
当接面が傾斜している傾斜部材と、前記第1のスライダ
部に取り外し自在であって、前記ポイントツールによっ
て曲げられた線材に割り込ませる鋭利な刃部を備えたウ
ェッジ部とを備え、前記前記押し出し部材によってバネ
ピッチ成形する場合には前記傾斜部材を前記第1のスラ
イダ部に装着すると共に前記ウェッジ部を取り外し、前
記ウェッジ部によってバネピッチ成形する場合には前記
ウェッジ部を前記第1のスライダに装着すると共に前記
傾斜部材を取り外すことを特徴とする。
【0014】
【実施例】実施例では、単にウェッジ方式及びプッシュ
方式の両方を切り換え可能なバネ製造装置を提供するだ
けでなく、それらを共通の駆動機構でもって実現させ、
もって装置の構造を簡略化させると共に、コスト低減を
図るものである。
【0015】以下、本実施例にかかるバネ製造装置を順
を追って詳細に説明する。
【0016】[ウェッジ方式によるバネピッチ成形の説
明]先ず、実施例におけるウェッジ方式によるバネピッ
チ成形について説明する。
【0017】図1はウェッジ方式におけるバネ製造に係
る主要部分の構造を示しており、以下に各構成部分をそ
の動作に従って説明する。
【0018】不図示の線材供給源からの線材1は、線材
ガイド2a、2bに設けられたガイド溝(図示せず)に
挿入されている。線材ガイド2aと2bのほぼ中央位置
には線材を挟持するフィードローラ3a,3bが設けら
れている。これらフィードローラ3a,3bは後述する
線材送りモータによって図示矢印方向に回転し、線材1
をy方向に搬送するようになっている。線材ガイド2b
の末端から排出された線材は、ポイントツール4a及び
4bに当てられ、強制的にy−z平面にほぼ平行な面内
で曲げられる。このとき、線材1はポイントツール4
a,4bの位置に応じた径が与えられることになる。
尚、本願発明には直接は関係がないが、一個のバネ製造
中に、ポイントツール4a,4bは後述するポイント軸
モータによって図示の矢印方向に移動可能になってお
り、このモータを制御することで例えばテーパー状のバ
ネを製造することが可能になっている。また、ポイント
ツール4a,4bで曲げられた線材は所定方向に確実に
曲げられるように、線材1との当接面には溝が設けられ
てる。
【0019】さて、上記状態において、フィードローラ
3a,3bの回転を継続すると、一捲き分の線材が互い
に密着された状態のバネが生成されるが、ここでウェッ
ジツール6がz方向に上昇すると、その刃部6aが図示
の様に割り込むことになる。この結果、ピッチゼロのバ
ネ(実際は線材の太さ分のピッチを有するバネ)が有ピ
ッチ状態に成形されることになる。
【0020】ここでウェッジツール6は、一個のバネ製
造の初期段階においては、その刃部6aが曲げられた線
材に接触しない位置(ホームポジション)にあって、バ
ネ製造中に徐々に上昇(z方向に移動)し、最終段階に
おいては下降運動(−z方向に移動)してホームポジシ
ョンに帰る。つまり、一個のバネを製造する度に、ウェ
ッジツールはz軸に沿って往復運動する。但し、どこま
で上昇し(ピッチを決定する)、且つ、その上昇しきっ
た位置をいつまで維持するのか(バネの自由長を決定す
る)は、製造しようとするバネの形状(長さ、径を含
む)に依存する。
【0021】こうして、一個のバネが製造されると、後
述するカット軸モータによってカットツール7が下降
(−z方向に移動)して、芯がね5との間で線材1が切
断される。
【0022】[プッシュ方式によるバネピッチ成形の説
明]次に実施例におけるプッシュ方式によるバネピッチ
成形について説明する。
【0023】図2はプッシュ方式におけるバネ製造に係
る主要部分の構造を示している。図1と異なるのは、ウ
ェッジツール6の代わりにプッシュツール22が設けら
れている点である。尚、ポイントツール21に示す様
に、実際のバネ成形部にはポイントツールを位置を変更
できるように、予め、数個の位置にポイントツール固定
用のマウント部が設けられているものである。但し、こ
のポイントツールの位置は図1のそれにしても構わな
い。
【0024】さて、図2の構成において、線材1が供給
され、ポイントツール21によって強制的に曲げられる
までの動作は、上述したウェッジ方式と同じである。異
なるのは、プッシュツール22が矢印方向に移動して、
その曲げられた直後の線材をx方向に押し出すことによ
ってピッチが成形される点である。
【0025】説明が前後するが、ウェッジ方式でバネピ
ッチを成形する場合には、当然のことながらプッシュツ
ール22は取り外され、ウェッジツール6が取り付けら
れることになる。
【0026】[ピッチ成形部の説明]さて、上述した様
に、実施例におけるピッチ成形にはウェッジ6のz軸に
沿った運動、プッシュツール22のx軸に沿った運動を
行うことにより、バネピッチを成形することができるわ
けであるが、実施例におけるこれらいずれの駆動機構源
は共通にすると共に、それを極めて簡単な構造でもって
実現した。
【0027】図3はプッシュ方式によってバネピッチ成
形を行う場合の駆動機構を示している。
【0028】図示の動作を説明すると以下の通りであ
る。
【0029】スライダ部32は、スライドベース31に
z軸方向に摺動自在に取り付けられれいている。また、
スライダ部32の下端には、回転自在なカムフォロア3
3が取り付けられていて、このカムフォロア33は、ス
ライドベース31の下部に取り付けられたカム30の側
面に当接している。また、スライダ部32が常に下方向
(−z軸方向)に引っ張られるようにするため、カムス
プリング35a,35bの一端がカムスプリング取付部
34(スライダ部32と一体成形されている)に、他端
がスライドベースの低部に取り付けられている。カム3
0は不図示のピッチ軸モータによる駆動を受けて回動す
るようになっている。
【0030】従って、ピッチ軸モータを駆動するとカム
30は図示矢印方向に回転することになり、その結果、
スライダ部32は上下方向に、つまり、z軸に沿って運
動することになる。
【0031】一方、プッシュツール22をx軸方向に運
動させる構成は次のようになっている。
【0032】プッシュツールスライドベース50及び固
定部材52はその位置が固定になっており、プッシュツ
ールスライドベース50にはx方向に摺動自在なプッシ
ュツールスライダ部51が取り付けられている。このプ
ッシュツールスライダ部51の後端と固定部材52とは
スプリング53a,53bでもって接続されいて、プッ
シュツールスライダ部51はそれらスプリング53a,
53bの作用によって常に−x軸方向に引っ張られるよ
うになっている。また、このプッシュツールスライダ部
51の先端部には、プッシュツール22がボルトで固定
されるようになっている。
【0033】このプッシュツールスライダ部51に、カ
ム30による駆動力を伝達させるためには、スライダ部
32の上端位置に傾斜部分40aを有する傾斜部材40
をボルト41によって装着する。プッシュツールスライ
ダ部51の側面には、予め、この傾斜部材40の傾斜部
40aに当接するための回転自在のフォロア54が取り
付けられている。
【0034】かかる、構成において、不図示のピッチ軸
モータが駆動されることにより、スライダ32に取り付
けられた傾斜部材40がz軸に沿って運動する。この結
果、プッシュツールスライダ部51に側面に取り付けら
れたフォロア54は、傾斜部材40の傾斜部40aに沿
うことになるので、プッシュツールスライダ51はx軸
に沿って運動することになる。つまり、プッシュツール
22がx軸に沿って運動する。
【0035】以上のようにして、図2を用いて説明した
バネ製造が行われるようになる。
【0036】さて、図1のウェッジ方式によるバネ製造
を行う場合には、先ず、図3における傾斜部材40をス
ライダ部32から取り外し、カム30の回動による駆動
力がプッシュツールスライダ51に伝達されないように
する。また、傾斜部材40を取り外した結果、プッシュ
ツールスライダ51はスプリング53a,53bの作用
によって、固定部材52方向(−x軸方向)に移動した
のち、所定位置で停止状態になる。これによってプッシ
ュツール22は、ウェッジ方式によるバネ製造処理の邪
魔にならない位置にまで待避するようになる。尚、プッ
シュツール22にも様々な形状のものがあって、それら
は適宜差し替えられる。
【0037】さて、この状態で、今度はウェッジツール
6をスライダ32に取り付ける。ウェッジツール6は図
1で示した様にz軸に沿って運動するのものであるか
ら、スライダ32の運動軸を同じである。
【0038】図4は、ウェッジツール6をウェッジツー
ルマウント60を介して、スライダ部32の側面に取り
付けられている状態を示している。ウェッジツール6は
ボルト61によってウェッジツールマウント60に固定
され、このウェッジツールマウント60はボルト62に
よってスライダ32に固定される。ちなみに、ウェッジ
ツール6がスライダ32に直接取り付けられないのは、
形状の異なる他のウェッジツールに切り換えることを可
能にするためであり、ウェッジツール自身が大きくなる
ことを防ぐ意味もある。また、実際に、ウェッジツール
6をマウント60から取り外した状態は、プッシュ方式
によるバネ製造の邪魔にならないようになっている。
【0039】尚、図4においては、プッシュツール22
のスライド機構が示されていないが、これは便宜的なも
のであって、この部分がウェッジツール6によるバネ製
造時に取り外されることを意味しているものではない。
【0040】[制御部の説明]以上、説明した処理を実
現するための制御部の構例を図5に示す。
【0041】図示で、100は本装置全体の制御を司る
CPU、101はバネ製造における各種パラメータ等の
設定や動作或いは停止指示を与えるための操作部であ
り、その操作内容や装置の状態を示すための表示部10
2が設けられている。尚、CPU100には、その動作
処理手順を記憶しているROM、及びワークエリアとし
て使用するRAMが設けられている。105〜108は
以下に説明する各モータ(いずれもサーボモータ)のド
ライバである。109は線材送りモータであって、フィ
ードローラ3a,3bの回転駆動源である。110はピ
ッチ軸モータであって、カム30の回動駆動源である。
111はポイント軸モータであって、図1におけるポイ
ントツール4a,4b或いは図2におけるポイントツー
ル21の移動を行わせるためのものである。尚、このポ
イント軸モータ111は、主としてテーパー状のバネを
製造する場合に駆動されるものである。112はカット
ツール7をz軸に沿って移動させるためのモータであ
る。以上の如く、実施例のバネ製造装置は4つのモータ
を備えていることになる。
【0042】尚、操作部101から設定するパラメータ
としては、バネの形状を特定する情報(バネの径、バネ
ピッチ、バネ自由長)と製造する個数等がある。バネの
形状を特定する情報に応じて、前述した各モータの回転
速度や回転数が決定されることになるが、それ自身は本
願発明とは直接関係がないので省略する。
【0043】以上説明したように本実施例のバネ製造装
置によれば、ウェッジ方式及びプッシュ方式によるバネ
製造は、共通の駆動機構により実現でき、しかもその駆
動機構は極めて簡単にすることができる。また、これら
2つの方式の切り換えは、小数の部材の交換のみによっ
て実現でき、しかもその部材交換作業は外部に露出した
バネ製造部位の近傍で行われるので、簡単である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造でもって、高精度に、単一の駆動源を利用して
ウェッジ方式及びプッシュ方式のいずれの方式でもバネ
にピッチを与えることが可能になる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるウェッジ方式によるバネ製造部
位の構造とその動作を説明するための図である。
【図2】実施例におけるプッシュ方式によるバネ製造部
位の構造とその動作を説明するための図である。
【図3】実施例のバネピッチ成形機構の構造、特に、プ
ッシュ方式を行う場合のバネピッチ成形機構を示す図で
ある。
【図4】実施例におけるウェッジ方式によるバネピッチ
成形時の主要な機構を示す図である。
【図5】実施例における制御部のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 線材 2a,2b 線材ガイド 3a,3b フィードローラ 4a,4b及び21 ポイントツール 5 芯がね 6 ウェッジツール 7 カットツール 22 プッシュツール 30 カム 31 スライドベース 32 スライダ 33 フォロア 34 カムスプリング取付部材 35a,35b カムスプリング 40 傾斜部材 40a 傾斜部 50 プッシュツールスライドベース 51 プッシュツールスライドダ 52 固定部材 53a,53b スプリング 54 フォロア 60 ウェッジツールマウント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ成形部位近傍にあるポイントツール
    に向けて線材を供給し、当該ポイントツールに前記線材
    を当てることで強制的に湾曲させて径を生ぜしめること
    でバネを製造する装置のバネピッチ成形機構において、 モータにより回動するカムと、 該カムの側面に当接して、前記線材の供給方向にほぼ垂
    直方向に運動する第1のスライダ部と、 先端位置が前記バネ成形部位近傍にあって、前記ポイン
    トツールによって曲げられた線材を当該線材の曲げ面に
    ほぼ垂直に押し出す押し出し部材を装着し、前記曲げ面
    にほぼ垂直な方向に運動自在であって、且つ、側面には
    所定の凸部を有する第2のスライダ部と、 前記第1のスライダ部に取り外し自在であって、前記第
    2のスライダ部の前記凸部に当接し、且つ、当該当接面
    が傾斜している傾斜部材と、 前記第1のスライダ部に取り外し自在であって、前記ポ
    イントツールによって曲げられた線材に割り込ませる鋭
    利な刃部を備えたウェッジ部とを備え、 前記前記押し出し部材によってバネピッチ成形する場合
    には前記傾斜部材を前記第1のスライダ部に装着すると
    共に前記ウェッジ部を取り外し、前記ウェッジ部によっ
    てバネピッチ成形する場合には前記ウェッジ部を前記第
    1のスライダに装着すると共に前記傾斜部材を取り外す
    ことを特徴とするバネピッチ成形機構。
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