JPH0639396U - 紙束穿孔装置の穿孔刃 - Google Patents
紙束穿孔装置の穿孔刃Info
- Publication number
- JPH0639396U JPH0639396U JP8165392U JP8165392U JPH0639396U JP H0639396 U JPH0639396 U JP H0639396U JP 8165392 U JP8165392 U JP 8165392U JP 8165392 U JP8165392 U JP 8165392U JP H0639396 U JPH0639396 U JP H0639396U
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- JP
- Japan
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- punching
- blade
- paper
- bundle
- cylindrical hole
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は300〜400枚程度の紙束を穿孔
するのに適した穿孔装置の穿孔刃に関し、その目的とす
るところは穿孔刃内に留った紙屑が穿孔刃内につまるこ
とがなく、少い力で効率よく穿孔せんとすることにあ
る。 【構成】 押圧レバ−の回動に連動して紙押え板と中空
状の穿孔刃を同期して下降し、紙押え板で紙束上面を押
圧し、更に押圧レバ−を回動して穿孔刃を下降して紙束
に穿孔するようにした紙束の穿孔装置に於て、先端刃部
は内方に傾斜した円錐面とし、該円錐面に続いて順次径
が大きくなっている円筒孔部を複数個階段状に連設した
ことを特徴とする紙束穿孔装置の穿孔刃。
するのに適した穿孔装置の穿孔刃に関し、その目的とす
るところは穿孔刃内に留った紙屑が穿孔刃内につまるこ
とがなく、少い力で効率よく穿孔せんとすることにあ
る。 【構成】 押圧レバ−の回動に連動して紙押え板と中空
状の穿孔刃を同期して下降し、紙押え板で紙束上面を押
圧し、更に押圧レバ−を回動して穿孔刃を下降して紙束
に穿孔するようにした紙束の穿孔装置に於て、先端刃部
は内方に傾斜した円錐面とし、該円錐面に続いて順次径
が大きくなっている円筒孔部を複数個階段状に連設した
ことを特徴とする紙束穿孔装置の穿孔刃。
Description
【0001】
本考案は、300〜400枚程度の紙束を穿孔するのに適した穿孔装置の穿孔 刃に関するものである。
【0002】
従来、300〜400枚程度の紙束を穿孔する中空状の穿孔刃の一例として、 実開昭51−92783号公報に示す如く、中空錐(切削刃)の一端には切刃(刃 部)が形成されており、その切刃の後方内側には小径の関門(段部)を形成する ようにすることが知られている。
【0003】 次に作用について説明する。穿孔刃によって穿孔された紙(屑)は、いったん 小径の関門により折り曲げられ(実開昭51−92783号公報の第3図参照) 、中空部の径よりも若干小径になる。
【0004】 次いで、前記紙(屑)は、折り曲げられた状態で中空部に移動し、穿孔された 紙(屑)が中空部にひっかかることなく、中空部より排出されるようになってい る。
【0005】
しかし、理論的には紙(屑)が折り曲げられた状態を維持しつゝ中空部を通過 するが、実質的には折り曲げられた紙(屑)が通過してゆく過程で拡開してしま い、中空部に留保してしまうものである。この紙(屑)の留保により次に穿孔さ れた紙(屑)が中空部に移動できず、切削抵抗が増加し強い力で切削(穿孔)し なければならなくなるばかりでなく、強いては穿孔できなくなると云った問題点 が生じた。
【0006】 こゝで、内径を極力大きく形成することも考えられるが強度的な問題があり、 その内径の大きさには限度があった。又、多くの枚数の紙(屑)が中空部にかな りの圧力で留保しているため、その留保している紙(屑)を細い棒状物などによ り穿孔刃(中空部)から取り除こうとしてもかなり困難であった。
【0007】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、押圧レバ−の回動に連動して 紙押え板と中空状の穿孔刃を同期して下降し、紙押え板で紙束上面を押圧し、更 に押圧レバ−を回動して穿孔刃を下降して紙束に穿孔するようにした紙束の穿孔 装置に於て、先端刃部は内方に傾斜した円錐面とし、該円錐面に続いて順次径が 大きくなっている円筒孔部を複数個階段状に連設したことを特徴とするものであ る。
【0008】
以下、図1乃至図3に示した本考案の一実施例に基いて詳述する。図1は本考 案の穿孔刃を使用する穿孔装置の例であって、比較的多くの紙(300〜400 枚程度)に穿孔することが可能な穿孔装置である。1は基台で、その後方上面に は支持枠2が固定されており、その支持枠2の上方には押圧レバ−3が回転軸4 を中心に回転自在に取り付けられている。
【0009】 又、前記支持枠2の内側には押圧レバ−3の回転に連動して上下動するスライ ダ−5が摺動自在に配置されている。そして、そのスライダ−5の下端には穿孔 刃6がボルト15により着脱自在に固定されている。8は紙束Wのばらけを防止 する紙押え板であり、弾撥部材16により下方に付勢されている。
【0010】 次に前記穿孔刃6について図2、図3を基に詳述する。穿孔刃6の外径は実際 に紙束Wに切削穿孔する先端刃部7と案内部9と、穿孔刃6自体をスライダ−5 に固定する大径の固定部10とから構成されている。又、先端刃部7は内方に向 った円錐面7aになっており、面取り部7bが施されている。
【0011】 先端刃部7の円錐面7aに続いて円筒孔部11が形成されている。そして、そ の円筒孔部11の後方には若干大径の第1の大径円筒孔部12が形成されており 、更に、その第1の大径円筒孔部12の後方にはその第1の大径円筒孔部12よ り若干大径の第2の大径円筒孔部13が形成されている。更に、その第2の大径 円筒孔部13の後方で固定部10に対応する位置には更に大径の第3の大径円筒 孔部14が形成されている。
【0012】 なお、本考案においては円筒孔部11の径は案内部9の外径に対して8:3割 に設定されており、又、第1の大径円筒孔部12と第2の大径円筒孔部13との 長手方向の割合は7:3に設定されているが、これらは適宜選択可能なものであ り、種々設定できる。ちなみに案内部9の外径は具体的には6.3mmである。
【0013】 次に作用について説明する。先端刃部7が穿孔を開始し、穿孔された紙(屑) が円筒孔部11に達すると、その円筒孔部11で紙(屑)は折り曲げられ第1の 大径円筒孔部12に導かれ、更に第2の大径円筒孔部13へと導かれる。こゝで 、折り曲げられた紙(屑)が第1の大径円筒孔部12を通過の際、多少拡開して も第2の大径円筒孔部13により紙(屑)は極力少ない抵抗で容易に第3の大径 円筒孔部14へと排出される。
【0014】
本考案によると、押圧レバ−の回動に連動して紙押え板と中空状の穿孔刃を同 期して下降し、紙押え板で紙束上面を押圧し、更に押圧レバ−を回動して穿孔刃 を下降して紙束に穿孔するようにした紙束の穿孔装置に於て、先端刃部は内方に 傾斜した円錐面とし、該円錐面に続いて順次径が大きくなっている円筒孔部を複 数個階段状に連設したので、紙(屑)が穿孔刃内部でつまることがなく、少ない 力で効率よく穿孔することができる。
【図1】本考案の一実施例を施した紙束の穿孔装置全体
の外観斜視図である。
の外観斜視図である。
【図2】図1の穿孔刃正断面図である。
【図3】図2のP部分拡大図である。
1 基台 2 支持枠 3 押圧レバ− 4 回転軸 5 スライダ− 6 穿孔刃 7 先端刃部 7a 円錐面 8 紙押え板 9 案内部 10 固定部 11 円筒孔部 12 第1の大径円筒孔部 13 第2の大径円筒孔部 14 第3の大径円筒孔部
Claims (1)
- 【請求項1】 押圧レバ−の回動に連動して紙押え板と
中空状の穿孔刃を同期して下降し、紙押え板で紙束上面
を押圧し、更に押圧レバ−を回動して穿孔刃を下降して
紙束に穿孔するようにした紙束の穿孔装置に於て、先端
刃部は内方に傾斜した円錐面とし、該円錐面に続いて順
次径が大きくなっている円筒孔部を複数個階段状に連設
したことを特徴とする紙束穿孔装置の穿孔刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165392U JPH0639396U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 紙束穿孔装置の穿孔刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8165392U JPH0639396U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 紙束穿孔装置の穿孔刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639396U true JPH0639396U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13752295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8165392U Pending JPH0639396U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 紙束穿孔装置の穿孔刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639396U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099850A (ja) * | 2013-02-28 | 2013-05-23 | Max Co Ltd | 穴開けパンチのカッター構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242995B2 (ja) * | 1980-07-25 | 1987-09-10 | Sumitomo Electric Industries |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8165392U patent/JPH0639396U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6242995B2 (ja) * | 1980-07-25 | 1987-09-10 | Sumitomo Electric Industries |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099850A (ja) * | 2013-02-28 | 2013-05-23 | Max Co Ltd | 穴開けパンチのカッター構造 |
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