JPH0639369B2 - ゴキブリ忌避剤 - Google Patents
ゴキブリ忌避剤Info
- Publication number
- JPH0639369B2 JPH0639369B2 JP61008867A JP886786A JPH0639369B2 JP H0639369 B2 JPH0639369 B2 JP H0639369B2 JP 61008867 A JP61008867 A JP 61008867A JP 886786 A JP886786 A JP 886786A JP H0639369 B2 JPH0639369 B2 JP H0639369B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ether
- extract
- repellent
- cockroaches
- cockroach
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、人体に対して安全なゴミブリ忌避剤に関す
る。
る。
更に詳しくは、本発明は、古くから生薬(健胃薬)とし
て利用されているセンブリ植物のエーテル抽出液を有効
成分として含有することを特徴とするゴキブリ忌避剤に
関する。
て利用されているセンブリ植物のエーテル抽出液を有効
成分として含有することを特徴とするゴキブリ忌避剤に
関する。
(b)従来の技術 ゴミブリ類は、熱帯地方を中心に世界に約44種類ほど
分布しているが、日本の家住性のゴキブリとしては、例
えば、チヤバネゴキブリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブ
リ、ワモンゴキブリなどが良く知られている。これらの
ゴキブリ類は、食品害虫としてばかりでなく、病害の伝
播者としてイエバエとならんで衛生上極めて不潔な害虫
である。これらのゴミブリ類は、水分、食物の摂取に好
都合な場所の間隙に集合し、隠れ、夜間台所の食物と残
りとかに歩き回る雑食性の害虫である。
分布しているが、日本の家住性のゴキブリとしては、例
えば、チヤバネゴキブリ、クロゴキブリ、ヤマトゴキブ
リ、ワモンゴキブリなどが良く知られている。これらの
ゴキブリ類は、食品害虫としてばかりでなく、病害の伝
播者としてイエバエとならんで衛生上極めて不潔な害虫
である。これらのゴミブリ類は、水分、食物の摂取に好
都合な場所の間隙に集合し、隠れ、夜間台所の食物と残
りとかに歩き回る雑食性の害虫である。
近年、ゴキブリ類の分布地域及び棲息数が著しく増加す
る傾向にある。これらの現象は家庭及びビルの暖房設備
の普及と豊富な食物などにより冬季の棲息活動、増殖活
動を助長させるために生じたものである。
る傾向にある。これらの現象は家庭及びビルの暖房設備
の普及と豊富な食物などにより冬季の棲息活動、増殖活
動を助長させるために生じたものである。
これらのゴキブリ類の防除方法としては、夜間活動性を
利用して、例えば残効性の高い殺虫剤をゴキブリの潜伏
場所や通路等に噴霧して又は塗布した容器を用いて忌避
させる方法などが知られている。
利用して、例えば残効性の高い殺虫剤をゴキブリの潜伏
場所や通路等に噴霧して又は塗布した容器を用いて忌避
させる方法などが知られている。
ゴキブリの忌避作用を利用した忌避剤の例としては、例
えばメントール(特開昭55−104202)、N−ゲ
ラニルジメチルアミン、N−シトロネリルジメチルアミ
ン、N−ネリルジメチルアミン(特開昭58−1131
05)、シンナミルアルコール、メチルオイゲノール、
サフロール、シンナミルアルコールなどの香料物質(特
開昭50−105821)、又、センブリのエタノール
抽出液とカンフルの混合物(特開昭53−47522)
更に、センブリの煎じ液とカンフルの混合物(特開昭5
3−75327)などを利用した例が知られている。
えばメントール(特開昭55−104202)、N−ゲ
ラニルジメチルアミン、N−シトロネリルジメチルアミ
ン、N−ネリルジメチルアミン(特開昭58−1131
05)、シンナミルアルコール、メチルオイゲノール、
サフロール、シンナミルアルコールなどの香料物質(特
開昭50−105821)、又、センブリのエタノール
抽出液とカンフルの混合物(特開昭53−47522)
更に、センブリの煎じ液とカンフルの混合物(特開昭5
3−75327)などを利用した例が知られている。
(c)発明が解決しようとする問題点 従来、ゴキブリの忌避剤として報告のある例えば、上記
のメントール、N−ゲラニルジメチルアミン、N−シト
ロネリルジメチルアミン、N−ネリルジメチルアミン、
シンナミルアルコール、メチルオイゲノール、サフロー
ル、シンナミルアセテートなどによるゴキブリに対する
忌避作用は、必ずしも満足できるものではない。又、上
記忌避剤は、いずれも強い匂いを有し、使用上の制約と
なるなどの不利益乃至欠点がある。
のメントール、N−ゲラニルジメチルアミン、N−シト
ロネリルジメチルアミン、N−ネリルジメチルアミン、
シンナミルアルコール、メチルオイゲノール、サフロー
ル、シンナミルアセテートなどによるゴキブリに対する
忌避作用は、必ずしも満足できるものではない。又、上
記忌避剤は、いずれも強い匂いを有し、使用上の制約と
なるなどの不利益乃至欠点がある。
又、上記従来提案のセンブリのエタノール抽出液あるい
は煎じ液とカンフルの混合物においては、センブリのエ
タノール抽出液あるいは煎じ液は、使用上制約を受ける
程強い匂を有しないが、カンフルは、非常に強い匂を有
し使用上制約を受ける。又、これら混合物の相乗忌避効
果も後に比較例をあげて示めす様に必ずしも満足できる
ものではない。
は煎じ液とカンフルの混合物においては、センブリのエ
タノール抽出液あるいは煎じ液は、使用上制約を受ける
程強い匂を有しないが、カンフルは、非常に強い匂を有
し使用上制約を受ける。又、これら混合物の相乗忌避効
果も後に比較例をあげて示めす様に必ずしも満足できる
ものではない。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者らは、上述のごとき不利益乃至欠点を解決すべ
く上記従来提案のセンブリの忌避効果に注目し、センブ
リの抽出溶剤として上記のエタノールあるいは水以外の
種々の抽出溶剤を用いて抽出した抽出液の忌避効果につ
いて、鋭意研究を行つてきた。
く上記従来提案のセンブリの忌避効果に注目し、センブ
リの抽出溶剤として上記のエタノールあるいは水以外の
種々の抽出溶剤を用いて抽出した抽出液の忌避効果につ
いて、鋭意研究を行つてきた。
その結果、従来から生薬(胃健薬)として利用されてい
るセンブリ植物の従来提案されたことのないエーテル抽
出液が、上記従来提案のアルコールもしくは水抽出液
(煎じ液)とカンフルとの混合物より、ゴキブリ類に対
して優れた忌避作用のあることを発見した。更に該抽出
液が香気的に使用上全く問題のないことも判明した。
るセンブリ植物の従来提案されたことのないエーテル抽
出液が、上記従来提案のアルコールもしくは水抽出液
(煎じ液)とカンフルとの混合物より、ゴキブリ類に対
して優れた忌避作用のあることを発見した。更に該抽出
液が香気的に使用上全く問題のないことも判明した。
従つて、本発明の目的は、人体に対して安全で且つ工業
的に安価且つ用意に製造できる忌避効果の優れたゴキブ
リ忌避剤を提供するにある。
的に安価且つ用意に製造できる忌避効果の優れたゴキブ
リ忌避剤を提供するにある。
本発明に使用するセンブリ植物としては、例えば、ブラ
サキセンブリ(Swertia Pseudohine
nsis Hara)、イヌセンブリ(Swertia
Tosaensis Makino)、センブリ(S
wertia japonica Makino)など
を例示することができる。
サキセンブリ(Swertia Pseudohine
nsis Hara)、イヌセンブリ(Swertia
Tosaensis Makino)、センブリ(S
wertia japonica Makino)など
を例示することができる。
これらのセンブリは、市場で全草、粉末状もしくは細断
状の形で容易に入手することができる。全草の場合は、
抽出しやすい様に適当に細断もしく粉末状に加工して使
用できる。
状の形で容易に入手することができる。全草の場合は、
抽出しやすい様に適当に細断もしく粉末状に加工して使
用できる。
本発明のエーテル抽出液を製造するには、粉末状もしく
は細断状のセンブリとエーテルを適当な容器中に仕込
み、必要により還流しながら抽出して容易に行うことが
できる。常温においても抽出できるが、例えば、加熱抽
出する場合の温度としては、使用するエーテルの種類に
もよるが例えば、約−25゜〜約160゜C程度の範囲
を例示することができる。抽出時間には特別の制約はな
く適宜選択して行うことができるが、例えば約1〜約4
8時間程度の範囲を好ましく例示することができる。
は細断状のセンブリとエーテルを適当な容器中に仕込
み、必要により還流しながら抽出して容易に行うことが
できる。常温においても抽出できるが、例えば、加熱抽
出する場合の温度としては、使用するエーテルの種類に
もよるが例えば、約−25゜〜約160゜C程度の範囲
を例示することができる。抽出時間には特別の制約はな
く適宜選択して行うことができるが、例えば約1〜約4
8時間程度の範囲を好ましく例示することができる。
抽出に使用するエーテルとしては、例えばジメチルエー
テル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジイソブチルエ
ーテル、ジアミルエーテル、ジイソアミルエーテルなど
を好ましくあげることができる。これらエーテル類の使
用量には格別の制限はないが、例えば上記細断状もしく
は粉末状センブリに対して約2〜約20重量倍程度の範
囲を例示することができる。これらのエーテルは、単独
もしくは複数種併用して利用することもできる。
テル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジイソブチルエ
ーテル、ジアミルエーテル、ジイソアミルエーテルなど
を好ましくあげることができる。これらエーテル類の使
用量には格別の制限はないが、例えば上記細断状もしく
は粉末状センブリに対して約2〜約20重量倍程度の範
囲を例示することができる。これらのエーテルは、単独
もしくは複数種併用して利用することもできる。
例えば、上述の様にして得た抽出液は、適当な濾過装置
を用いて濾過を行つて本発明の抽出液を得ることができ
る。更に必要ならば適当な濃度に濃縮して用いることが
できる。
を用いて濾過を行つて本発明の抽出液を得ることができ
る。更に必要ならば適当な濃度に濃縮して用いることが
できる。
例えば、上述のようにして得ることのできる細断状もし
くは粉末状のセンブリのエーテル抽出液あるいは濃縮物
をそのままゴキブリ忌避剤として利用することもできる
が、適当な担体に吸着、混合または分散させて用いるこ
とができる。担体の例としては、例えばけい藻土、アル
ミナ、酸性白土、木粉、カオリン、ベンナイト、活性
炭、シリカなどをあげることができる。これら担体は、
1種または2種以上の混合物として用いることもでき
る。また、各種の合成樹脂に含浸又は混練して用いるこ
ともできる。更に必要により、乳化剤、分散剤、懸濁
剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、安定剤などを添加し、油
剤、乳剤、水和剤、粉剤、錠剤、噴霧剤などの剤型で使
用することもできる。
くは粉末状のセンブリのエーテル抽出液あるいは濃縮物
をそのままゴキブリ忌避剤として利用することもできる
が、適当な担体に吸着、混合または分散させて用いるこ
とができる。担体の例としては、例えばけい藻土、アル
ミナ、酸性白土、木粉、カオリン、ベンナイト、活性
炭、シリカなどをあげることができる。これら担体は、
1種または2種以上の混合物として用いることもでき
る。また、各種の合成樹脂に含浸又は混練して用いるこ
ともできる。更に必要により、乳化剤、分散剤、懸濁
剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、安定剤などを添加し、油
剤、乳剤、水和剤、粉剤、錠剤、噴霧剤などの剤型で使
用することもできる。
また、本発明のゴキブリ忌避剤に共力剤、他の忌避剤、
香料、殺菌剤、防カビ剤などを配合して使用することも
できる。
香料、殺菌剤、防カビ剤などを配合して使用することも
できる。
上述のようにして得ることのできる本発明のゴミブリ忌
避剤は、例えばゴミブリの棲息場所、潜伏場所または通
路などに直接、噴霧したり、散布したり、あるいは塗布
したりなどの方法によつてゴキブリをある一定地域から
逃避させ、ゴキブリからの被害を有効に防除することが
できる。
避剤は、例えばゴミブリの棲息場所、潜伏場所または通
路などに直接、噴霧したり、散布したり、あるいは塗布
したりなどの方法によつてゴキブリをある一定地域から
逃避させ、ゴキブリからの被害を有効に防除することが
できる。
本発明の忌避剤の有効使用量は、小量で忌避効果を示す
ためにその使用量には特別の制約はないが、例えば塗
布、エアゾールなどにより忌避区域を作る場合、表面に
有効成分として例えば、0.0001g/cm2以上また
は空気中に有効成分として0.5ppm以上で存在させ
ることが望ましい。
ためにその使用量には特別の制約はないが、例えば塗
布、エアゾールなどにより忌避区域を作る場合、表面に
有効成分として例えば、0.0001g/cm2以上また
は空気中に有効成分として0.5ppm以上で存在させ
ることが望ましい。
(e)作用 本発明の上述のセンブリのエーテル抽出液が、後に比較
例を挙げて示したようにセンブリのアルコール抽出液も
しくは水抽出液(煎じ液)とカンフルとの混合物より忌
避作用が秀れている理由は、本発明によるエーテルによ
る抽出液の方が、より忌避作用を有する物質が含有され
ているものと推定される。
例を挙げて示したようにセンブリのアルコール抽出液も
しくは水抽出液(煎じ液)とカンフルとの混合物より忌
避作用が秀れている理由は、本発明によるエーテルによ
る抽出液の方が、より忌避作用を有する物質が含有され
ているものと推定される。
(f)試験例 (1)10cm×4.5cmのロ紙をゴキブリが侵入で
きる程度の大きさの波型に折り、このロ紙に本発明品及
び対照品を一定濃度で0.05ml塗布する。次に縦4
0cm、横25c、高さ28cmのゴキブリ飼育用の透
明プラスチックケースの四隅に同種のゴキブリ忌避剤を
塗布した上記の波型のロ紙2ケとブランクの波型のロ紙
2ケを交互に設置し、忌避効果を観察した。(ゴキブリ
類はその習性として飼育ケースの隅の暗所に集り易
い)。
きる程度の大きさの波型に折り、このロ紙に本発明品及
び対照品を一定濃度で0.05ml塗布する。次に縦4
0cm、横25c、高さ28cmのゴキブリ飼育用の透
明プラスチックケースの四隅に同種のゴキブリ忌避剤を
塗布した上記の波型のロ紙2ケとブランクの波型のロ紙
2ケを交互に設置し、忌避効果を観察した。(ゴキブリ
類はその習性として飼育ケースの隅の暗所に集り易
い)。
忌避効果の判定は、上記の飼育ケース中にチャバネゴキ
ブリの成虫を雌雄10匹づつ計20匹を放し、24時間
後にゴキブリ忌避剤を塗布した波型のロ紙中に居るゴキ
ブリの数を調べて判定した。その結果は表−1及び表−
2(比較例)に示した通りで、本発明の忌避剤は、対照
品と比較してチャバネゴキブリの雄成虫および雌成虫に
対して、優れた忌避効果を示した。
ブリの成虫を雌雄10匹づつ計20匹を放し、24時間
後にゴキブリ忌避剤を塗布した波型のロ紙中に居るゴキ
ブリの数を調べて判定した。その結果は表−1及び表−
2(比較例)に示した通りで、本発明の忌避剤は、対照
品と比較してチャバネゴキブリの雄成虫および雌成虫に
対して、優れた忌避効果を示した。
表中の数字は、忌避剤を塗布した波型のロ紙の中に残っ
ていたチャバネゴキブリの数を示す。
ていたチャバネゴキブリの数を示す。
(2)試験例(1)で用いた忌避剤を塗布した波型のロ
紙を全部ブランクにした波型のロ紙に変えた他は、試験
例(1)と同様に行つて、ロ紙中に居るチヤバネゴキブ
リの数を観察した。その結果、4ケのロ紙中に居るチヤ
バネゴキブリの合計数は19匹であった。
紙を全部ブランクにした波型のロ紙に変えた他は、試験
例(1)と同様に行つて、ロ紙中に居るチヤバネゴキブ
リの数を観察した。その結果、4ケのロ紙中に居るチヤ
バネゴキブリの合計数は19匹であった。
(g)実施例 (1)フラスコにセンブリ末100g、ジメチルエーテ
ル1000mlを仕込み、−25゜Cの温度で1時間か
きまぜながら抽出する。抽出液をサラシ布でこした後、
ダイヤフロックろ過を行つて、抽出液520gを得る。
この抽出液を濃縮して濃縮液8gを得た。
ル1000mlを仕込み、−25゜Cの温度で1時間か
きまぜながら抽出する。抽出液をサラシ布でこした後、
ダイヤフロックろ過を行つて、抽出液520gを得る。
この抽出液を濃縮して濃縮液8gを得た。
(2)実施例1においてジメチルエーテルの代りにジエ
チルエーテルを用いて、温度25゜Cで時間抽出を行つ
た他は、実施例1と同様に行つて濃縮液15gを得た。
チルエーテルを用いて、温度25゜Cで時間抽出を行つ
た他は、実施例1と同様に行つて濃縮液15gを得た。
(3)実施例1において、ジメルエーテルの代りにジブ
チルエーテルを用いて、温度100゜C、24時間抽出
を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮液10gを
得た。
チルエーテルを用いて、温度100゜C、24時間抽出
を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮液10gを
得た。
(4)実施例1において、ジメチルエーテルの代りにジ
イソプロピルエーテルを用いて、温度65゜Cで8時間
抽出を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮物18
gを得た。
イソプロピルエーテルを用いて、温度65゜Cで8時間
抽出を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮物18
gを得た。
(5)実施例1において、ジメチルエーテルの代りにジ
アミルブチルエーテルを用いて、温度100゜Cで24
時間抽出を行つた他は、実施1と同様に行つて濃縮物9
gを得た。
アミルブチルエーテルを用いて、温度100゜Cで24
時間抽出を行つた他は、実施1と同様に行つて濃縮物9
gを得た。
(6)実施例1において、ジメチルエーテルの代りにジ
イソアミルエーテルを用いて、温度173゜Cで8時間
抽出を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮物10
gを得た。
イソアミルエーテルを用いて、温度173゜Cで8時間
抽出を行つた他は、実施例1と同様に行つて濃縮物10
gを得た。
(h)発明の効果 本発明のゴキブリ忌避剤として利用できるセンブリ植物
は、古くから生薬として使用されていて人体に対して安
全で且つ匂いが弱いためその使用場所に制限されること
なく利用できる。又、本発明のセンブリ植物のエーテル
類抽出液は、従来知られている例えば、センブリのアル
コールあるいは水抽出液(煎じ液)とカンフルとの混合
物の忌避剤に比べて、その忌避効果ならびに持続性が優
れ、且つ工業的に容易に製造することができる。
は、古くから生薬として使用されていて人体に対して安
全で且つ匂いが弱いためその使用場所に制限されること
なく利用できる。又、本発明のセンブリ植物のエーテル
類抽出液は、従来知られている例えば、センブリのアル
コールあるいは水抽出液(煎じ液)とカンフルとの混合
物の忌避剤に比べて、その忌避効果ならびに持続性が優
れ、且つ工業的に容易に製造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】センブリ植物のエーテル抽出液を有効成分
として含有することを特徴とするゴキブリ忌避剤。 - 【請求項2】エーテル抽出液がジメチルエーテル、ジエ
チルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、ジブチルエーテル、ジイソブチルエーテル、ジ
アミルブチルエーテル及びジイソアミルエーテルよりな
る群からえらばれたエーテル抽出液の少くとも一種であ
る特許請求の範囲第1項記載のゴキブリ忌避剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61008867A JPH0639369B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ゴキブリ忌避剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61008867A JPH0639369B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ゴキブリ忌避剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167720A JPS62167720A (ja) | 1987-07-24 |
JPH0639369B2 true JPH0639369B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=11704640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61008867A Expired - Lifetime JPH0639369B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ゴキブリ忌避剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336096A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Bayer Cropscience Kk | 鳥類忌避剤 |
JP2008037401A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 車両用ドアの補強構造 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP61008867A patent/JPH0639369B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62167720A (ja) | 1987-07-24 |
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