JPH063929B2 - ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法 - Google Patents
ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法Info
- Publication number
- JPH063929B2 JPH063929B2 JP58152501A JP15250183A JPH063929B2 JP H063929 B2 JPH063929 B2 JP H063929B2 JP 58152501 A JP58152501 A JP 58152501A JP 15250183 A JP15250183 A JP 15250183A JP H063929 B2 JPH063929 B2 JP H063929B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- data
- priority level
- level
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/42—Loop networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、複数の局がループ状伝送路を介し相互にデー
タ伝送を行なうためのループ状伝送システムにおけるデ
ータ伝送制御方法に係り、特に伝送されるべきデータが
その優先レベルに応じて効率的に伝送されるようにした
ループ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方法に関
するものである。
タ伝送を行なうためのループ状伝送システムにおけるデ
ータ伝送制御方法に係り、特に伝送されるべきデータが
その優先レベルに応じて効率的に伝送されるようにした
ループ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方法に関
するものである。
ネットワークを介し局間で授受伝送されるデータとして
は、一般のテキストの如く即時伝送が要求されない一般
データと、音声情報や画像情報あるいは即時伝送が要求
されるテキストなど、他のものに優先して伝送されるべ
き特殊データとに大別されるが、特に最近では特殊デー
タは待ち時間少なくして伝送されることが必要となって
いる。オフィスオートメーションやホームオートメーシ
ョン、ファクトリオートメーション、ソーシャルオート
メーションなどの普及に伴い特殊データの全体に占める
割合が増加の傾向にあるからである。
は、一般のテキストの如く即時伝送が要求されない一般
データと、音声情報や画像情報あるいは即時伝送が要求
されるテキストなど、他のものに優先して伝送されるべ
き特殊データとに大別されるが、特に最近では特殊デー
タは待ち時間少なくして伝送されることが必要となって
いる。オフィスオートメーションやホームオートメーシ
ョン、ファクトリオートメーション、ソーシャルオート
メーションなどの普及に伴い特殊データの全体に占める
割合が増加の傾向にあるからである。
ところで複数の局相互間を接続するネットワーク構成と
してはマルチドロップ方式やループ方式、スター方式な
どが知られているが、高速応答や高スループットの観点
よりしてループ方式が最適なものとなっている。しかし
ながら、伝送されるべきデータを局毎に設定された優先
レベルに応じ伝送順序を制御するにしても、従来にあっ
ては伝送されるべきデータが優先レベルに応じて効率的
に伝送され得ないなどの不具合を生じているのが実状で
ある。
してはマルチドロップ方式やループ方式、スター方式な
どが知られているが、高速応答や高スループットの観点
よりしてループ方式が最適なものとなっている。しかし
ながら、伝送されるべきデータを局毎に設定された優先
レベルに応じ伝送順序を制御するにしても、従来にあっ
ては伝送されるべきデータが優先レベルに応じて効率的
に伝送され得ないなどの不具合を生じているのが実状で
ある。
第1図は従来技術に係るループ状伝送システムの一例で
のシステム構成を示したものである。これによるとルー
プ状伝送路LPには管理局Mや局A〜Eが図示の如くに
接続され、直列データとしてのフレームはループ状伝送
路LP上を周回可として伝送されるものとなっている。
フレームは第2図に示す如くフレームの区切りを示すデ
リミタ1,6、受信すべき局の宛先アドレス2、フレー
ム制御情報3、優先レベル4および誤り検出情報5より
なり、HDLC手順に従ったものとなっている。この場
合各局A〜Eがデータを伝送するためにはループ状伝送
路LPに周回されている送信許可符号としての送信権を
獲得する必要があり、送信権の周回はある秩序をもって
行なわれるようになっている。
のシステム構成を示したものである。これによるとルー
プ状伝送路LPには管理局Mや局A〜Eが図示の如くに
接続され、直列データとしてのフレームはループ状伝送
路LP上を周回可として伝送されるものとなっている。
フレームは第2図に示す如くフレームの区切りを示すデ
リミタ1,6、受信すべき局の宛先アドレス2、フレー
ム制御情報3、優先レベル4および誤り検出情報5より
なり、HDLC手順に従ったものとなっている。この場
合各局A〜Eがデータを伝送するためにはループ状伝送
路LPに周回されている送信許可符号としての送信権を
獲得する必要があり、送信権の周回はある秩序をもって
行なわれるようになっている。
従来にあっては送信権の発行は管理局Mが行ない局A〜
Eはその発行を行ない得ないものとされ送信権を局A〜
Eの何れが獲得するかはループ状伝送路に接続されてい
る局A〜Eの接続順序か、あるいは局A〜E各々に予め
設定されている優先レベルによって定められるようにな
っている。予め設定された優先レベルによる場合は、管
理局Mからは任意あるいはある規則に従って優先レベル
4を含むフレームが局A〜Eの全てに対して伝送された
後送信許可を示すトークン信号7が伝送されるようにな
っている。この場合での宛先アドレス2は全ての局A〜
E宛である。したがって、局A〜E各々においては接続
順に優先レベル4がデコード(decode:解読)さ
れたうえ、判定されることになるが、データ伝送の要求
が生じた局はその優先レベル4が自局に設定されたもの
以下であって、しかもトークン信号7が送信許可を示し
ている場合にはトークン信号7を送信不許可(送信権使
用中)に変更したうえ、これに引き続いて自局より伝送
されるべきデータをフレームとして伝送するようになっ
ているものである。
Eはその発行を行ない得ないものとされ送信権を局A〜
Eの何れが獲得するかはループ状伝送路に接続されてい
る局A〜Eの接続順序か、あるいは局A〜E各々に予め
設定されている優先レベルによって定められるようにな
っている。予め設定された優先レベルによる場合は、管
理局Mからは任意あるいはある規則に従って優先レベル
4を含むフレームが局A〜Eの全てに対して伝送された
後送信許可を示すトークン信号7が伝送されるようにな
っている。この場合での宛先アドレス2は全ての局A〜
E宛である。したがって、局A〜E各々においては接続
順に優先レベル4がデコード(decode:解読)さ
れたうえ、判定されることになるが、データ伝送の要求
が生じた局はその優先レベル4が自局に設定されたもの
以下であって、しかもトークン信号7が送信許可を示し
ている場合にはトークン信号7を送信不許可(送信権使
用中)に変更したうえ、これに引き続いて自局より伝送
されるべきデータをフレームとして伝送するようになっ
ているものである。
しかしながら、このようにして伝送を行なう場合は局各
々においてフレーム内優先レベルのデコードと判定をト
ークン信号を受信するまでに実行しておく必要があり、
伝送速度に制限が加えられることになる。また、音声情
報の如く周期的なフレーム伝送が必要な場合には、優先
レベルが大とされたフレームが音声情報の伝送要求が存
在すると否とに拘わらず伝送されることになり問題であ
る。というのは、優先レベル大のフレームが伝送されて
いる間は優先レベル小の局は送信権を得ることは不可能
となる一方では、音声情報の伝送要求が必ずしも存在し
ているとは限らずそのフレームが全く無駄になる虞れが
あり、また、そのフレームの伝送直後に音声情報の伝送
要求が生じる場合には伝送されるまでに多くの待時間を
要するというものである。
々においてフレーム内優先レベルのデコードと判定をト
ークン信号を受信するまでに実行しておく必要があり、
伝送速度に制限が加えられることになる。また、音声情
報の如く周期的なフレーム伝送が必要な場合には、優先
レベルが大とされたフレームが音声情報の伝送要求が存
在すると否とに拘わらず伝送されることになり問題であ
る。というのは、優先レベル大のフレームが伝送されて
いる間は優先レベル小の局は送信権を得ることは不可能
となる一方では、音声情報の伝送要求が必ずしも存在し
ているとは限らずそのフレームが全く無駄になる虞れが
あり、また、そのフレームの伝送直後に音声情報の伝送
要求が生じる場合には伝送されるまでに多くの待時間を
要するというものである。
このような不具合に加え従来にあってはまた音声情報や
画像情報の一部に伝送エラーが生じた場合には再送処理
が採られているが、これも問題となっている。優先レベ
ルを含むフレームは誤りチェックコードが含まれた形で
伝送され、受信側では伝送エラーか否かの判定が行なわ
れるが、伝送エラーと判定された場合にはその情報が再
送されるようになっているものである。しかしながら、
音声情報や画像情報の一部にエラーが生じていても一般
にその影響は小さく、むしろその即時性の観点よりすれ
ば再送要求を行なうことなくそのまま受信してもよい場
合が殆どである。
画像情報の一部に伝送エラーが生じた場合には再送処理
が採られているが、これも問題となっている。優先レベ
ルを含むフレームは誤りチェックコードが含まれた形で
伝送され、受信側では伝送エラーか否かの判定が行なわ
れるが、伝送エラーと判定された場合にはその情報が再
送されるようになっているものである。しかしながら、
音声情報や画像情報の一部にエラーが生じていても一般
にその影響は小さく、むしろその即時性の観点よりすれ
ば再送要求を行なうことなくそのまま受信してもよい場
合が殆どである。
本発明の目的は、即時性が要求される特殊データはもと
より一般にデータがその優先レベルに応じて効率的に伝
送され得るループ状伝送システムにおけるデータ伝送制
御方法を供するにある。
より一般にデータがその優先レベルに応じて効率的に伝
送され得るループ状伝送システムにおけるデータ伝送制
御方法を供するにある。
この目的のため本発明は、局毎にデータ伝送優先順位を
示す優先レベルが設定されている複数の局がループ状伝
送路を介して相互にデータを伝送授受可としてなるルー
プ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方法にして、
伝送データが付加可とされ、且つループ状伝送路を周回
されるフレームが各局にて順次受信される際、局各々は
自局にデータ伝送要求が生じていることを前提として上
記フレーム内の優先レベルが自局に設定の優先レベルよ
り大か否か、トークン信号にもとづきデータ伝送中であ
るか否かを判定し、該判定によってデータ伝送可能であ
る場合にはトークン信号をビジートークン状態に変更し
たうえ自局よりのデータを上記フレームに付加して次位
局方向に伝送し、伝送不可とされた場合は上記フレーム
内の予約レベルが自局に設定の優先レベルよりも小であ
ることを条件に該予約レベルが該優先レベルに変更され
たフレームを次位局方向に伝送する一方、自局よりデー
タを伝送した局は1巡周回された該データを受信した際
にはフレーム内優先レベルが予約レベルに、予約レベル
が最下位優先レベルに、トークン信号がフリートークン
状態にそれぞれ変更されたフレームを次位局方向に伝送
しつつ、データ伝送を制御するようにしたものである。
示す優先レベルが設定されている複数の局がループ状伝
送路を介して相互にデータを伝送授受可としてなるルー
プ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方法にして、
伝送データが付加可とされ、且つループ状伝送路を周回
されるフレームが各局にて順次受信される際、局各々は
自局にデータ伝送要求が生じていることを前提として上
記フレーム内の優先レベルが自局に設定の優先レベルよ
り大か否か、トークン信号にもとづきデータ伝送中であ
るか否かを判定し、該判定によってデータ伝送可能であ
る場合にはトークン信号をビジートークン状態に変更し
たうえ自局よりのデータを上記フレームに付加して次位
局方向に伝送し、伝送不可とされた場合は上記フレーム
内の予約レベルが自局に設定の優先レベルよりも小であ
ることを条件に該予約レベルが該優先レベルに変更され
たフレームを次位局方向に伝送する一方、自局よりデー
タを伝送した局は1巡周回された該データを受信した際
にはフレーム内優先レベルが予約レベルに、予約レベル
が最下位優先レベルに、トークン信号がフリートークン
状態にそれぞれ変更されたフレームを次位局方向に伝送
しつつ、データ伝送を制御するようにしたものである。
以下、本発明を第3図から第7図により説明する。
先ず本発明に係るループ状伝送システムについて説明す
る。第3図はそのシステム構成の一例を示したものであ
り、ループ状伝送路LPには図示の如く局A〜Eのみが
接続され監理局は接続されていないが、局A〜Eの何れ
か1つは仮親局(仮管理局)としての機能をも有するも
のとなっている。本例では局の数は5とされているが、
これに限定されないことは勿論である。一般に局の数が
多くなる程に局当りの伝送データのスループットが低下
するが、このことはよく知られている事実である。
る。第3図はそのシステム構成の一例を示したものであ
り、ループ状伝送路LPには図示の如く局A〜Eのみが
接続され監理局は接続されていないが、局A〜Eの何れ
か1つは仮親局(仮管理局)としての機能をも有するも
のとなっている。本例では局の数は5とされているが、
これに限定されないことは勿論である。一般に局の数が
多くなる程に局当りの伝送データのスループットが低下
するが、このことはよく知られている事実である。
第4図は本発明に係る予約レベルを含むフレームのフォ
ーマット例を示したものである。この例でのフォーマッ
トには本発明を理解するうえで必要最小限のレベルデー
タやフラグのみが示されたものとなっている。これによ
ると他の伝送ビットと区別するためのデリミタ1,6間
にはループ状伝送路LP上でのデータ伝送状態を示すア
クセスデータが存在し、アクセスデータはループ状伝送
路に接続されている局A〜Eを複数に分類してデータ伝
送についての優先順位を示した優先レベル4、送信許可
を示すトークン信号7、優先順位を予約する予約レベル
8、トークン信号7のループ状伝送路LP上での周回状
態を示すトークン監視ビットなどよりなる。このうちト
ークン信号7は送信機が未使用中であって送信を許可す
る旨のフリートークン信号FTか、既に送信権が使用中
であって送信を不許可とする旨のビジートークン信号B
Tか何れかの信号状態をとるようにされる。また、トー
クン監視ビットはフリートークン信号FTの周回状態を
示すフリートークン監視ビット9と、ビジートークン信
号BTの周回状態を示すビジートークン監視ビット10
とからなる。
ーマット例を示したものである。この例でのフォーマッ
トには本発明を理解するうえで必要最小限のレベルデー
タやフラグのみが示されたものとなっている。これによ
ると他の伝送ビットと区別するためのデリミタ1,6間
にはループ状伝送路LP上でのデータ伝送状態を示すア
クセスデータが存在し、アクセスデータはループ状伝送
路に接続されている局A〜Eを複数に分類してデータ伝
送についての優先順位を示した優先レベル4、送信許可
を示すトークン信号7、優先順位を予約する予約レベル
8、トークン信号7のループ状伝送路LP上での周回状
態を示すトークン監視ビットなどよりなる。このうちト
ークン信号7は送信機が未使用中であって送信を許可す
る旨のフリートークン信号FTか、既に送信権が使用中
であって送信を不許可とする旨のビジートークン信号B
Tか何れかの信号状態をとるようにされる。また、トー
クン監視ビットはフリートークン信号FTの周回状態を
示すフリートークン監視ビット9と、ビジートークン信
号BTの周回状態を示すビジートークン監視ビット10
とからなる。
アクセスデータを構成する各々についてここで更に説明
を加えれば、優先レベル4は局A〜E各々より伝送され
る各種データの緊急度や重要度などに応じたものとさ
れ、次に送信権を得る局を示すものである。優先レベル
4は具体的には局A〜E各々が単一の種類のデータのみ
を取扱いするような場合には局A〜E毎に固定的に設定
されてもよい。しかしながら、各局A〜Eが緊急度が異
なる複数種類のデータを取扱いする場合には局A〜E毎
に設定される優先レベルは伝送されるべきデータの緊急
度などによって可変とされる。このように可変とする場
合は、伝送データの優先レベルを細かに管理し得るもの
である。アクセスデータ中における優先レベル4は後述
する予約レベル8に一致すべく更新されるが、その更新
は仮親局(本例では局Cを想定)あるいはフリートーク
ン信号FTに係るアクセスデータを生成・伝送する局に
よって行なわれるようになっている。また、トークン信
号7は送信権が未使用である場合フリートークン信号F
Tと称され、使用中である場合にはビジートークン信号
BTと称されるが、フリートークン信号FT状態にある
場合は伝送可能状態にある局はフレームでの優先レベル
4が自局に設定されているそれに同一か、または以下の
場合のみフリートークン信号FTをビジートークン信号
BTに変更したうえ自局よりデータを伝送可とされる。
優先レベル4がそれよりも大きい場合はその局よりデー
タは伝送不可となるものである。これに対しビジートー
クン信号BT状態にある場合にはループ状伝送路はある
局より伝送されたデータを伝送している状態にあること
から、ビジートークン信号BTを受信した局はデータ伝
送要求の有無とは無関係にデータの伝送は禁止されるわ
けである。
を加えれば、優先レベル4は局A〜E各々より伝送され
る各種データの緊急度や重要度などに応じたものとさ
れ、次に送信権を得る局を示すものである。優先レベル
4は具体的には局A〜E各々が単一の種類のデータのみ
を取扱いするような場合には局A〜E毎に固定的に設定
されてもよい。しかしながら、各局A〜Eが緊急度が異
なる複数種類のデータを取扱いする場合には局A〜E毎
に設定される優先レベルは伝送されるべきデータの緊急
度などによって可変とされる。このように可変とする場
合は、伝送データの優先レベルを細かに管理し得るもの
である。アクセスデータ中における優先レベル4は後述
する予約レベル8に一致すべく更新されるが、その更新
は仮親局(本例では局Cを想定)あるいはフリートーク
ン信号FTに係るアクセスデータを生成・伝送する局に
よって行なわれるようになっている。また、トークン信
号7は送信権が未使用である場合フリートークン信号F
Tと称され、使用中である場合にはビジートークン信号
BTと称されるが、フリートークン信号FT状態にある
場合は伝送可能状態にある局はフレームでの優先レベル
4が自局に設定されているそれに同一か、または以下の
場合のみフリートークン信号FTをビジートークン信号
BTに変更したうえ自局よりデータを伝送可とされる。
優先レベル4がそれよりも大きい場合はその局よりデー
タは伝送不可となるものである。これに対しビジートー
クン信号BT状態にある場合にはループ状伝送路はある
局より伝送されたデータを伝送している状態にあること
から、ビジートークン信号BTを受信した局はデータ伝
送要求の有無とは無関係にデータの伝送は禁止されるわ
けである。
さて、次に本発明に係る予約レベルについて詳細に説明
すれば、これはデータ伝送要求が生じているが優先レベ
ル4が自局に設定のそれより大であったり、またはビジ
ートークン信号BT状態であるが故に自局よりデータを
伝送し得ないでいる局が自局に設定の優先レベルを予約
レベル8として登録することによって、次回のフリート
ークン信号FT状態時にデータを伝送可能とするための
ものである。予約レベル8はデータ伝送要求が生じてい
る局を受信通過される際にその局に設定の優先レベルに
変更されるが、ただ予約レベル8の変更を徒らに許す場
合は次回のフリートークン信号FT状態時に最も早くデ
ータ伝送が必要とされている局が不明となりその局より
データが伝送され得ない虞れがあるということである。
このため、局A〜E各々は自局に設定の優先レベルが予
約レベル8よりも大である場合のみその予約レベル8を
自局のそれに変更可とされる。このように予約レベル8
の変更に制限を加えるようにすれば、最終的にはデータ
伝送要求が生じている局のうち最も優先レベルの大きい
ものが次回フリートークン信号FT状態時にデータを伝
送することが可能となるものである。また、トークン信
号7に関連してフリートークン監視ビット9およびビジ
ートークン監視ビット10が設けられているが、このう
ちフリートークン監視ビット9はフリートークン信号F
Tが仮親局で受信された場合にセットされ、そのリセッ
トはそのフリートークン信号FTにもとづいてデータ伝
送を行なう局によって行なわれる。仮親局でセット状態
にあるフリートークン監視ビット9が受信された場合に
は仮親局は予約レベル8の内容が新たなる優先レベル4
の内容となるべく優先レベル4を更新するとともに、予
約レベル8の内容を最下位優先レベルに変更したうえフ
リートークン信号FTに係るアクセスデータを次位局に
伝送することによって、予約レベル8を優先レベルに反
映させているわけである。このフリートークン監視ビッ
ト9は次回にデータ伝送を予約した局のうち最も優先レ
ベルの大きいものが故障あるいはデータ伝送停止によっ
て、大きい優先レベルに係るフリートークン信号が周回
するのを防止するものとなっている。ビジートークン監
視ビット10はまた同一フレームがループ状伝送路LP
上を何回も周回するのを防止すべく仮親局にてビジート
ークン信号BTが受信された場合にセットされ、新しい
フリートークン信号FTのアクセスデータを伝送する局
でリセットされる。仮親局がセット状態にあるビジート
ークン監視ビット10を受信した場合にはデータ伝送に
係る局は故障と判断されそのフレームを消去したうえ、
フリートークン信号FTに係るアクセスデータを新たに
伝送するところとなるものである。なお、ここでは詳細
に説明しないが、局に故障が生じた場合にはその故障は
局内部で自動的に検出されたうえその局は自動的にルー
プ状伝送路より離脱されるとともに、ループ状伝送路は
バイパスされるものとなっている。
すれば、これはデータ伝送要求が生じているが優先レベ
ル4が自局に設定のそれより大であったり、またはビジ
ートークン信号BT状態であるが故に自局よりデータを
伝送し得ないでいる局が自局に設定の優先レベルを予約
レベル8として登録することによって、次回のフリート
ークン信号FT状態時にデータを伝送可能とするための
ものである。予約レベル8はデータ伝送要求が生じてい
る局を受信通過される際にその局に設定の優先レベルに
変更されるが、ただ予約レベル8の変更を徒らに許す場
合は次回のフリートークン信号FT状態時に最も早くデ
ータ伝送が必要とされている局が不明となりその局より
データが伝送され得ない虞れがあるということである。
このため、局A〜E各々は自局に設定の優先レベルが予
約レベル8よりも大である場合のみその予約レベル8を
自局のそれに変更可とされる。このように予約レベル8
の変更に制限を加えるようにすれば、最終的にはデータ
伝送要求が生じている局のうち最も優先レベルの大きい
ものが次回フリートークン信号FT状態時にデータを伝
送することが可能となるものである。また、トークン信
号7に関連してフリートークン監視ビット9およびビジ
ートークン監視ビット10が設けられているが、このう
ちフリートークン監視ビット9はフリートークン信号F
Tが仮親局で受信された場合にセットされ、そのリセッ
トはそのフリートークン信号FTにもとづいてデータ伝
送を行なう局によって行なわれる。仮親局でセット状態
にあるフリートークン監視ビット9が受信された場合に
は仮親局は予約レベル8の内容が新たなる優先レベル4
の内容となるべく優先レベル4を更新するとともに、予
約レベル8の内容を最下位優先レベルに変更したうえフ
リートークン信号FTに係るアクセスデータを次位局に
伝送することによって、予約レベル8を優先レベルに反
映させているわけである。このフリートークン監視ビッ
ト9は次回にデータ伝送を予約した局のうち最も優先レ
ベルの大きいものが故障あるいはデータ伝送停止によっ
て、大きい優先レベルに係るフリートークン信号が周回
するのを防止するものとなっている。ビジートークン監
視ビット10はまた同一フレームがループ状伝送路LP
上を何回も周回するのを防止すべく仮親局にてビジート
ークン信号BTが受信された場合にセットされ、新しい
フリートークン信号FTのアクセスデータを伝送する局
でリセットされる。仮親局がセット状態にあるビジート
ークン監視ビット10を受信した場合にはデータ伝送に
係る局は故障と判断されそのフレームを消去したうえ、
フリートークン信号FTに係るアクセスデータを新たに
伝送するところとなるものである。なお、ここでは詳細
に説明しないが、局に故障が生じた場合にはその故障は
局内部で自動的に検出されたうえその局は自動的にルー
プ状伝送路より離脱されるとともに、ループ状伝送路は
バイパスされるものとなっている。
次に局A〜Eに設定される優先レベルと局A〜Eでのデ
ータ伝送要求の有無とが以下の表に示す如くである場合
に、データ伝送が如何にして行なわれるかについて第5
図、第6図を参照して説明する。
ータ伝送要求の有無とが以下の表に示す如くである場合
に、データ伝送が如何にして行なわれるかについて第5
図、第6図を参照して説明する。
本発明によれば一般にトークン信号7がフリートークン
信号FT状態にある場合は第4図に示す如くのフレーム
がループ状伝送路上を周回するところとなる。このよう
な状態でデータ伝送要求が生じているある局が優先レベ
ル4を満足することによって送信権を得たとすれば、ト
ークン信号7はビジートークン信号BT状態に変更され
たうえアクセスデータに引き続いてはその局より直列デ
ータがその最後にデリミタ6が付加された形でループ状
伝送路上に伝送されることになる。この場合ある局が送
信権を得るためにはその局に設定されている優先レベル
が優先レベル4に一致しているか、または優先レベル4
以上であることが条件とされるが、後者の条件を採用し
た場合での伝送制御は以下のようにして行なわれるもの
となっている。
信号FT状態にある場合は第4図に示す如くのフレーム
がループ状伝送路上を周回するところとなる。このよう
な状態でデータ伝送要求が生じているある局が優先レベ
ル4を満足することによって送信権を得たとすれば、ト
ークン信号7はビジートークン信号BT状態に変更され
たうえアクセスデータに引き続いてはその局より直列デ
ータがその最後にデリミタ6が付加された形でループ状
伝送路上に伝送されることになる。この場合ある局が送
信権を得るためにはその局に設定されている優先レベル
が優先レベル4に一致しているか、または優先レベル4
以上であることが条件とされるが、後者の条件を採用し
た場合での伝送制御は以下のようにして行なわれるもの
となっている。
即ち、フリートークン信号FT状態のアクセスデータが
局Eより局Aに伝送された場合を想定すると、局Aでは
データ伝送要求は生じていないことから、予約レベル8
も変更されないままフリートークン信号FT状態のアク
セスデータFTAは、フレームA0として局Bに伝送さ
れることになる。この場合優先レベル4は数値が大なる
程に優先レベルが大きく、また、フレームA0での優先
レベル4は最下位の「0」であるとすれば、優先レベル
が「0」であって、しかもデータ伝送要求の生じている
局Bが先ず送信権を得て局Bよりデータ4Bが伝送され
ることになるものである。局Bからのビジートークン信
号BT状態のアクセスデータBTAはデータ4Bを伴い
フレームB0として局Cによって次に受信されるところ
となるが、局Cは優先レベル「1」であって、しかもデ
ータ伝送要求が生じており、更に仮親局とされているこ
とから、局Cから局DへのフレームC0は第6図に示す
如くに変更されて伝送されることになる。局Dではその
優先レベルが「3」とされ、しかもデータ伝送要求が生
じていることから、局Dから局EへのフレームD0は予
約レベル8が「3」に変更されて伝送されることが判
る。局E,Aの優先レベルとデータ伝送要求の有無は表
の如くであるから、結局局DからのフレームD0はその
まま局E,Aを介し局Bによって受信されることにな
る。即ち、局Bより伝送されたフレームB0はループ状
伝送路LPを一巡して局Bによって受信されるものであ
り、これにより局Bはトークン信号7をフリートークン
信号FT状態に、また、優先レベル4を予約レベル8で
ある「3」の値に、更に予約レベル8の値を「0」に、
更にまたビジートークン監視ビット10を「0」にそれ
ぞれ変更したうえフレームB1を局Cに伝送するところ
となるものである。この後局Bはそのように変更された
フレームB1をデータ4Bを削除した状態で局Cに伝送
するが、局Cは優先レベルが「1」であって、しかもデ
ータ伝送要求が生じていることから、局Cからは予約レ
ベル8が「1」に、フリートークン監視ビット9が
「1」にそれぞれ変更された状態でフレームC1が局D
に伝送されることになる。局Dはその優先レベルが
「3」であって優先レベル8に等しいことから、送信権
を得たうえ自局よりデータ4DをフレームD1として局
Eに伝送する一方、局Eではそのフレームの予約レベル
8が「2」に変更され局A,B,Cを介し局Dに至るこ
とになるわけである。この後局Dは優先レベル8が
「2」に変更されたフリートークン信号FTのフレーム
を局Eに伝送するといった具合にして、この後順次局
E,Cよりデータが伝送されるところとなるものであ
る。即ち、局Bは第1巡目に、局Dは第2巡目に、局
E,Cはそれぞれ第3巡目、第4巡目にデータ伝送を行
ない得るものである。このように予約レベル8と予約レ
ベル8によって更新制御される優先レベル4をフレーム
あるいはアクセスデータ中に含まれておく場合は、局あ
るいはデータ種類毎に設定される優先レベルに応じ局各
々からはデータが効率的に伝送され得るものである。従
来にあってはフリートークン信号FTのアクセスデータ
に含まれている優先レベルを「0」とすれば、表の如く
にデータ伝送要求が生じている場合は局B〜Eの順に送
信権が獲得されデータ伝送が行なわれていたものである
が、本発明による場合は優先レベルが考慮されたデータ
伝送が行なわれるものである。
局Eより局Aに伝送された場合を想定すると、局Aでは
データ伝送要求は生じていないことから、予約レベル8
も変更されないままフリートークン信号FT状態のアク
セスデータFTAは、フレームA0として局Bに伝送さ
れることになる。この場合優先レベル4は数値が大なる
程に優先レベルが大きく、また、フレームA0での優先
レベル4は最下位の「0」であるとすれば、優先レベル
が「0」であって、しかもデータ伝送要求の生じている
局Bが先ず送信権を得て局Bよりデータ4Bが伝送され
ることになるものである。局Bからのビジートークン信
号BT状態のアクセスデータBTAはデータ4Bを伴い
フレームB0として局Cによって次に受信されるところ
となるが、局Cは優先レベル「1」であって、しかもデ
ータ伝送要求が生じており、更に仮親局とされているこ
とから、局Cから局DへのフレームC0は第6図に示す
如くに変更されて伝送されることになる。局Dではその
優先レベルが「3」とされ、しかもデータ伝送要求が生
じていることから、局Dから局EへのフレームD0は予
約レベル8が「3」に変更されて伝送されることが判
る。局E,Aの優先レベルとデータ伝送要求の有無は表
の如くであるから、結局局DからのフレームD0はその
まま局E,Aを介し局Bによって受信されることにな
る。即ち、局Bより伝送されたフレームB0はループ状
伝送路LPを一巡して局Bによって受信されるものであ
り、これにより局Bはトークン信号7をフリートークン
信号FT状態に、また、優先レベル4を予約レベル8で
ある「3」の値に、更に予約レベル8の値を「0」に、
更にまたビジートークン監視ビット10を「0」にそれ
ぞれ変更したうえフレームB1を局Cに伝送するところ
となるものである。この後局Bはそのように変更された
フレームB1をデータ4Bを削除した状態で局Cに伝送
するが、局Cは優先レベルが「1」であって、しかもデ
ータ伝送要求が生じていることから、局Cからは予約レ
ベル8が「1」に、フリートークン監視ビット9が
「1」にそれぞれ変更された状態でフレームC1が局D
に伝送されることになる。局Dはその優先レベルが
「3」であって優先レベル8に等しいことから、送信権
を得たうえ自局よりデータ4DをフレームD1として局
Eに伝送する一方、局Eではそのフレームの予約レベル
8が「2」に変更され局A,B,Cを介し局Dに至るこ
とになるわけである。この後局Dは優先レベル8が
「2」に変更されたフリートークン信号FTのフレーム
を局Eに伝送するといった具合にして、この後順次局
E,Cよりデータが伝送されるところとなるものであ
る。即ち、局Bは第1巡目に、局Dは第2巡目に、局
E,Cはそれぞれ第3巡目、第4巡目にデータ伝送を行
ない得るものである。このように予約レベル8と予約レ
ベル8によって更新制御される優先レベル4をフレーム
あるいはアクセスデータ中に含まれておく場合は、局あ
るいはデータ種類毎に設定される優先レベルに応じ局各
々からはデータが効率的に伝送され得るものである。従
来にあってはフリートークン信号FTのアクセスデータ
に含まれている優先レベルを「0」とすれば、表の如く
にデータ伝送要求が生じている場合は局B〜Eの順に送
信権が獲得されデータ伝送が行なわれていたものである
が、本発明による場合は優先レベルが考慮されたデータ
伝送が行なわれるものである。
最後に本発明に係る局の構成について説明する。第7図
はその一例での要部構成を示したものである。
はその一例での要部構成を示したものである。
これによるとループ状伝送路からの伝送信号は位相同期
・復調回路(図示せず)を介し受信信号30として得ら
れるが、先ず受信信号30より抽出された優先レベル8
は局レベル設定回路14からのその局に設定された優先
レベルと優先レベル判定回路11で比較され、送信権を
得る可能性があるか否かが判定されるものとなってい
る。また、受信信号30より抽出されたトークン信号7
はトークン信号制御回路20内におけるトークン判定回
路12にてフリートークン信号FT状態かビジートーク
ン信号BT状態かが判定され、更に受信信号30より抽
出された予約レベル8は局レベル設定回路14からの優
先レベルと予約レベル生成回路18内の予約レベル判定
回路13で比較されるようにしてなる。更にまた優先レ
ベル生成回路15内においては予約レベル検出回路16
によって予約レベル8が検出されたうえ優先レベル設定
回路17を介し選択回路24に出力されるようになって
いる。
・復調回路(図示せず)を介し受信信号30として得ら
れるが、先ず受信信号30より抽出された優先レベル8
は局レベル設定回路14からのその局に設定された優先
レベルと優先レベル判定回路11で比較され、送信権を
得る可能性があるか否かが判定されるものとなってい
る。また、受信信号30より抽出されたトークン信号7
はトークン信号制御回路20内におけるトークン判定回
路12にてフリートークン信号FT状態かビジートーク
ン信号BT状態かが判定され、更に受信信号30より抽
出された予約レベル8は局レベル設定回路14からの優
先レベルと予約レベル生成回路18内の予約レベル判定
回路13で比較されるようにしてなる。更にまた優先レ
ベル生成回路15内においては予約レベル検出回路16
によって予約レベル8が検出されたうえ優先レベル設定
回路17を介し選択回路24に出力されるようになって
いる。
優先レベル判定回路11より伝送許可信号31が得ら
れ、しかもトークン判定回路12よりフリートークンで
ある旨の判定出力が得られた場合にはトークン書換回路
21によってトークン信号7はビジートークン信号BT
に書換されるものである。トークン書換回路21の出力
は自局の伝送データを制御する伝送データ制御回路23
に対しては伝送開始信号33として、選択回路24に対
してはトークン信号7として、トークン監視回路22に
対してはトークン監視のために与えられるようになって
いる。トークン監視回路22はトークン判定回路12か
らのトークン信号7受信を示す信号にもとづきフリート
ークン監視ビット9およびビジートークン監視ビット1
0を所定に作成したうえ選択回路24に出力するように
なっているものである。予約レベル書換回路19は優先
レベル判定回路11より伝送不許可信号32が得られる
か、または、トークン判定回路12の判定出力がビジー
トークンであることを示していることを条件として予約
レベル判定回路13からの判定出力が予約レベル8が自
局の優先レベルよりも低いことを示している場合に次局
に伝送される予約レベル8を自局の優先レベルに書換す
るものである。この他送信権を得ていた局あるいは仮親
局はフリートークン信号FT状態のアクセスデータを伝
送する際、次局に伝送される予約レベル8は予約レベル
書換回路19によって最下位レベル「0」に書換する一
方、予約レベル検出回路16で検出された予約レベル
8、または最下位優先レベルを新たなる優先レベル4と
して設定するようになっているものである。しかして、
伝送データ制御回路23からの選択信号35により選択
回路24を制御すれば、所定のフォーマットでフレーム
が次局へ伝送され得るわけである。なお、符号25は遅
延回路を、34は伝送データを示す。
れ、しかもトークン判定回路12よりフリートークンで
ある旨の判定出力が得られた場合にはトークン書換回路
21によってトークン信号7はビジートークン信号BT
に書換されるものである。トークン書換回路21の出力
は自局の伝送データを制御する伝送データ制御回路23
に対しては伝送開始信号33として、選択回路24に対
してはトークン信号7として、トークン監視回路22に
対してはトークン監視のために与えられるようになって
いる。トークン監視回路22はトークン判定回路12か
らのトークン信号7受信を示す信号にもとづきフリート
ークン監視ビット9およびビジートークン監視ビット1
0を所定に作成したうえ選択回路24に出力するように
なっているものである。予約レベル書換回路19は優先
レベル判定回路11より伝送不許可信号32が得られる
か、または、トークン判定回路12の判定出力がビジー
トークンであることを示していることを条件として予約
レベル判定回路13からの判定出力が予約レベル8が自
局の優先レベルよりも低いことを示している場合に次局
に伝送される予約レベル8を自局の優先レベルに書換す
るものである。この他送信権を得ていた局あるいは仮親
局はフリートークン信号FT状態のアクセスデータを伝
送する際、次局に伝送される予約レベル8は予約レベル
書換回路19によって最下位レベル「0」に書換する一
方、予約レベル検出回路16で検出された予約レベル
8、または最下位優先レベルを新たなる優先レベル4と
して設定するようになっているものである。しかして、
伝送データ制御回路23からの選択信号35により選択
回路24を制御すれば、所定のフォーマットでフレーム
が次局へ伝送され得るわけである。なお、符号25は遅
延回路を、34は伝送データを示す。
本発明は以上のようなものであるが、ある特定の優先レ
ベルに係るフレームを受信した局はフレーム内にある伝
送エラー検出用コードによるエラー検出結果に拘らず伝
送データを受信することが可能となっている。エラー検
出結果を無視することによって伝送データが正常に伝
送、受信されたと取扱するものである。このように取扱
いする場合には音声情報や画像情報などに一部異常があ
っても再送処理を行なうことなくそれら情報を受信し
得、即時性、スループットの観点より好ましいものとな
る。また、以上の例ではそれまで送信権を得ていた局に
よるフリートークン信号状態のアクセスデータの次局へ
の伝送はそのアクセスデータ受信後直ちに行なわれるも
のとなっているが、フレームを全て受信し終ってから行
なうようにしてもよいことは勿論である。
ベルに係るフレームを受信した局はフレーム内にある伝
送エラー検出用コードによるエラー検出結果に拘らず伝
送データを受信することが可能となっている。エラー検
出結果を無視することによって伝送データが正常に伝
送、受信されたと取扱するものである。このように取扱
いする場合には音声情報や画像情報などに一部異常があ
っても再送処理を行なうことなくそれら情報を受信し
得、即時性、スループットの観点より好ましいものとな
る。また、以上の例ではそれまで送信権を得ていた局に
よるフリートークン信号状態のアクセスデータの次局へ
の伝送はそのアクセスデータ受信後直ちに行なわれるも
のとなっているが、フレームを全て受信し終ってから行
なうようにしてもよいことは勿論である。
以上説明したように、本発明は、ある局からのデータ伝
送中にデータ伝送要求が生じている局のうちから最も優
先レベルが大きい局あるいは伝送データを検出し、次回
のデータ伝送においてはその局よりデータが伝送され、
あるいはその伝送データが伝送されるようにしたもので
ある。したがって、本発明による場合は、即時性が要求
されるデータをも含めデータがその優先レベルに応じ効
率的に伝送され得るという効果がある。
送中にデータ伝送要求が生じている局のうちから最も優
先レベルが大きい局あるいは伝送データを検出し、次回
のデータ伝送においてはその局よりデータが伝送され、
あるいはその伝送データが伝送されるようにしたもので
ある。したがって、本発明による場合は、即時性が要求
されるデータをも含めデータがその優先レベルに応じ効
率的に伝送され得るという効果がある。
第1図は、従来技術に係るループ状伝送システムの一例
でのシステム構成を示す図、第2図は、そのループ状伝
送路を周回されるフレームのフォーマットを示す図、第
3図は、本発明に係るループ状伝送システムの一例での
システム構成を示す図、第4図は、本発明に係る予約レ
ベルを含むフレームのフォーマットの例を示す図、第5
図、第6図は、本発明によるデータ伝送制御方法を説明
するための図、第7図は、本発明に係る局の一例での要
部構成を示す図である。 A〜E…局、LP…ループ状伝送路、4…優先レベル、
7…トークン信号、8…予約レベル、9…フリートーク
ン監視ビット、10…ビジートークン監視ビット。
でのシステム構成を示す図、第2図は、そのループ状伝
送路を周回されるフレームのフォーマットを示す図、第
3図は、本発明に係るループ状伝送システムの一例での
システム構成を示す図、第4図は、本発明に係る予約レ
ベルを含むフレームのフォーマットの例を示す図、第5
図、第6図は、本発明によるデータ伝送制御方法を説明
するための図、第7図は、本発明に係る局の一例での要
部構成を示す図である。 A〜E…局、LP…ループ状伝送路、4…優先レベル、
7…トークン信号、8…予約レベル、9…フリートーク
ン監視ビット、10…ビジートークン監視ビット。
Claims (8)
- 【請求項1】局毎にデータ伝送優先順位を示す優先レベ
ルが設定されている複数の局がループ状伝送路を介し相
互にデータを伝送授受可としてなるループ状伝送システ
ムにおけるデータ伝送制御方法にして、伝送データが付
加可とされ、且つループ状伝送路を周回されるフレーム
が各局にて順次受信される際、局各々は自局にデータ伝
送要求が生じていることを前提として上記フレーム内の
優先レベルが自局に設定の優先レベルより大か否か、ト
ークン信号にもとづきデータ伝送中であるか否かを判定
し、該判定によってデータ伝送可能である場合にはトー
クン信号をビジートークン状態に変更したうえ自局より
のデータを上記フレームに付加して次位局方向に伝送
し、伝送不可とされた場合は上記フレーム内の予約レベ
ルが自局に設定の優先レベルよりも小であることを条件
に該予約レベルが該優先レベルに変更されたフレームを
次位局方向に伝送する一方、自局よりデータを伝送した
局は1巡周回された該データを受信した際にはフレーム
内優先レベルが予約レベルに、予約レベルが最下位優先
レベルに、トークン信号がフリートークン状態にそれぞ
れ変更されたフレームを次位局方向に伝送しつつ、デー
タ伝送を制御することを特徴とするループ状伝送システ
ムにおけるデータ伝送制御方法。 - 【請求項2】フレーム内の優先レベルが自局に設定の優
先レベルに一致したと判定された場合、データ伝送が行
なわれる特許請求の範囲第1項記載のループ状伝送シス
テムにおけるデータ伝送制御方法。 - 【請求項3】フレーム内の優先レベルが自局に設定の優
先レベル以下とされた場合、データ伝送が行なわれる特
許請求の範囲第1項記載のループ状伝送システムにおけ
るデータ伝送制御方法。 - 【請求項4】局毎に設定される優先レベルは固定とされ
る特許請求の範囲第1項記載のループ状伝送システムに
おけるデータ伝送制御方法。 - 【請求項5】局毎に設定される優先レベルは、該局より
伝送されるデータの種類に応じ可変とされる特許請求の
範囲第1項記載のループ状伝送システムにおけるデータ
伝送制御方法。 - 【請求項6】複数の局の何れか任意の1つの局は、受信
されたフレーム内のトークン信号がフリートークン状態
である場合に該局によってセットされたフリートークン
監視ビットが、データを伝送する局によってリセットさ
れることなく1巡周回後受信された場合には、優先レベ
ルが予約レベルに、予約レベルが最下位優先レベルにそ
れぞれ変更されたフレームを次位局方向に伝送する特許
請求の範囲第1項記載のループ状伝送システムにおける
データ伝送制御方法。 - 【請求項7】複数の局の何れか任意の1つの局は、受信
されたフレーム内のトークン信号がビジートークン状態
である場合に該局によってセットされたビジートークン
監視ビットが、トークン信号をフリートークン状態に変
更する局によってリセットされることなく1巡周回後受
信された場合には、優先レベルが予約レベルに、予約レ
ベルが最下位優先レベルにそれぞれ変更されたフレーム
を次位局方向に伝送する特許請求の範囲第1項記載のル
ープ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方法。 - 【請求項8】特定の優先レベル対応の伝送データを受信
する局においては、受信データの誤りチェック結果の如
何を問わず伝送データを受信する特許請求の範囲第1項
記載のループ状伝送システムにおけるデータ伝送制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58152501A JPH063929B2 (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58152501A JPH063929B2 (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6046150A JPS6046150A (ja) | 1985-03-12 |
JPH063929B2 true JPH063929B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=15541840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58152501A Expired - Lifetime JPH063929B2 (ja) | 1983-08-23 | 1983-08-23 | ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063929B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61263349A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-21 | Yamatake Honeywell Co Ltd | デ−タ伝送の送信権引継方式 |
JPS61263394A (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-21 | Nec Corp | ダイヤルパルス受信回路 |
JPS61285845A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-16 | Canon Inc | 優先通信制御方式 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5097204A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-02 |
-
1983
- 1983-08-23 JP JP58152501A patent/JPH063929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6046150A (ja) | 1985-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4888726A (en) | Distributed processing in a cluster of industrial controls linked by a communications network | |
EP0119039A2 (en) | Token access controller protocol and architecture | |
JPS6346839A (ja) | 改良されたト−クン受渡しネットワ−ク | |
JPS60140951A (ja) | ロ−カルエリアネツトワ−クシステム | |
JPH0512161A (ja) | エレベータシステムのデータ伝送ネツトワークにおけるメツセージ識別子の検出方法 | |
JPH0642221B2 (ja) | 端末装置セション管理プロトコル | |
JP2523882B2 (ja) | デ―タ伝送装置 | |
US5155725A (en) | Adaptive token release mechanism for ring networks | |
US4780871A (en) | Data Transmission system | |
JPH063929B2 (ja) | ル−プ状伝送システムにおけるデ−タ伝送制御方法 | |
JPH0213158A (ja) | メツセージ伝送方法 | |
US5243335A (en) | Local area network system | |
EP0354572B1 (en) | Improved local area network system | |
JPH0216847A (ja) | データの送達確認応答通知方式 | |
JPS5933953A (ja) | 通信ネツトワ−クシステムにおける通信制御方式 | |
JP3228573B2 (ja) | Lanにおける送信要求制御装置 | |
JPS5949040A (ja) | 優先制御通信方式 | |
JPS5813058B2 (ja) | デ−タ転送優先制御方式 | |
JPH0495429A (ja) | 多重通信装置 | |
JPH0365702B2 (ja) | ||
JPS61210742A (ja) | デ−タ通信方式 | |
JPH04144445A (ja) | 2重回線lanにおけるデータの先受信優先選択方式 | |
JPH0654913B2 (ja) | 状伝送路の競合制御方法 | |
JPH0521374B2 (ja) | ||
JPS60229547A (ja) | バス型通信システムにおけるフロ−制御方式 |