JPH0639215U - ストレートナにおけるフィードロールレリース機構 - Google Patents

ストレートナにおけるフィードロールレリース機構

Info

Publication number
JPH0639215U
JPH0639215U JP8293892U JP8293892U JPH0639215U JP H0639215 U JPH0639215 U JP H0639215U JP 8293892 U JP8293892 U JP 8293892U JP 8293892 U JP8293892 U JP 8293892U JP H0639215 U JPH0639215 U JP H0639215U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed roll
roll
feed
cylinder
straightener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8293892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2528759Y2 (ja
Inventor
佐藤  誠
和之 伊倉
信平 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP1992082938U priority Critical patent/JP2528759Y2/ja
Publication of JPH0639215U publication Critical patent/JPH0639215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528759Y2 publication Critical patent/JP2528759Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コイル材をプレス機械に供給するコイルライン
に設けるストレートナにおいて、通板が容易でかつレリ
ース量の調節が不要なフィードロールレリース機構をう
ること。 【構成】ワークロール(24’)を設けた揺動フレーム
(27)に、フィードロール(25’)を回転自在にか
つ昇降自在に支持し、フィードロール(25’)を昇降
させる第2のシリンダ(31)を電磁弁(32)を介し
て圧縮エア源に接続し、フィードロール(25’)をワ
ークロール(24’)のレリース時に上下何れにも付勢
せず、その他の場合に上方に付勢、又は下方に付勢でき
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
プレス機械にコイル材を供給するコイルラインに設けるストレートナにおいて 、コイル材をプレス機械に向けて送リ出すフィードロールの、コイル材に体する 押圧力をレリースするために適用するフィードロールレリース機構に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来用いられているストレートナ(1)は図2に示すように、コイル材(2) の送り方向入口側に、本体(3)に回転自在にかつ送り方向に列設した下側のワ ークロール(4)を設け、このワークロール(4)の間に上から対向する上側の ワークロール(4’)を、送り方向出口側の本体(3)に設けた支点ピン(5) を中心とし入口側を上下に揺動自在のワークロールフレーム(6)に設け、入口 側の本体(3)に設けた偏心ピン(7)にレバー(8)を嵌合させ、レバー(8 )の他端をワークロールフレーム(6)に設けたシリンダ(9)のピストンロッ ドと連結し、シリンダ(9)を伸縮させてワークロールフレーム(6)を揺動さ せ、ワークロール(4’)でコイル材(2)を押圧し、必要な時期にレリースさ せる。 一方ストレートナ(1)のフィードロール(10)、(10’)はワークロー ル(4)、(4’)とは独立させて本体(3)の送り方向出口側に設けている。 すなわち、ワークロール(4)、(4’)の送り方向出口側本体(3)に、下側 のフィードロール(10)を回転自在に設け、これと上から対向する上側のフィ ードロール(10’)を、本体(3)上部に昇降自在に、かつ回転自在に設け、 本体(3)上部上に設けたシリンダ(11)のピストンロッドにフィードロール (10’)部を連結し、電磁弁(12)を切替えて圧縮エア源(13)の圧力エ アをシリンダ(11)のピストン上下のシリンダ室に給排することにより、ワー クロールフレーム(6)の揺動と同調させてフィードロール(10’)をコイル 材(2)に押圧したり、フィードロール(10’)をシリンダ(11)の上限ま で上昇させてレリースさせていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のストレートナ(1)のフィードロール(10’)は、シリンダ(11) のストロークを調節するようになっていない、すなわちレリース量調節機構がな いので、レリースした時にコイル材(2)の上面から大きく離れる。従って逆に クランプする時にフィードロール(10’)の下降速度が早くなり、コイル材( 2)に衝突してコイル材(2)の表面にロールの打痕をつけて損傷させ、大きな 衝撃音を発生させる。また、レリース量を調節するようにすれば、その構造が複 雑となり、かつコイル材の厚みが変るたびに調節しなければならないという煩わ しさが発生する。また、レリース機構を持たないものとして、フィードロール( 10’)を単に下向に付勢しておくだけにすれば、構造は簡単となるが、新しい コイル材を通板する際に、フィードロールが大きく開かないため通板がしにくい という欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の欠点を除くための本考案の構成は、ストレートナの本体に送り方向に下 側のワークロールとフィードロールを設け、これらと対応する上側のワークロー ルとフィードロールを、本体の送り方向出口側に設けた支点ピンを中心として入 口側を上下動させる揺動フレームに設け、上側のフィードロールは揺動フレーム に昇降自在とし、本体の送り方向入口側に設けた偏心ピンに嵌合したレバーを設 け、レバーを回動させて揺動フレームを揺動させる第1のシリンダと、上側のフ ィードロールを昇降させる第2のシリンダとを揺動7レーム上に設け、更に上側 のフィードロールを昇降させる第2のシリンダに接続して、上側のフィードロー ルを下向きに付勢、又は上向きに付勢、又は上下何れにも付勢しない3位置に切 替える電磁弁を設けた。
【0005】
【作用】
コイル材を通板する場合は、レバーを回動させる第1のシリンダを縮めて揺動 フレームを上方に揺動させるとともに、これと同調させて電磁弁を切替え、上側 のフィードロールを上向きに付勢するように第2のシリンダを動作させ、ワーク ロールを開かせるとともにフィードロールを大きく開かせ容易に通板できるよう にする。 コイル材をプレス機械に供給する場合は、レバーを回動させる第1のシリンダ を伸して揺動フレームを下方に揺動させるとともに、これと同調させて電磁弁を 切替え、上側のフィードロールを下向きに付勢するように第2のシリンダを動作 させ、コイル材をワークロール及びフィードロールで挾持押圧させる。 プレス加工中、必要に応じてコイル材をレリースする場合は、レバーを回動さ せる第1のシリンダを縮めて揺動フレームを上方に揺動させるとともに、これと 同調させて電磁弁を切替え、上側のフィードロールを上下何れにも付勢しないよ うに第2のシリンダの圧力を開放し、ワークロールをレリースさせるとともにフ ィードロールをシリンダパッキンの抵抗等によりわずかにレリースさせる。
【0006】
【実施例】
図1において本考案のストレートナ(21)の構造を示す。図においてコイル 材(22)は左から右へ送られる。ストレートナ(21)の本体(23)には、 コイル材(22)の送り方向入口側から出口側へ、下側のワークロール(24) とフィードロール(25)が回転自在に列設されている。本体(23)の送り方 向出口側上部に支点ピン(26)を設け、この支点ピン(26)を中心として揺 動自在な揺動フレーム(27)を本体(23)の上方に対応して設け、この揺動 フレーム(27)にワークロール(24)の間に対応する上側のワークロール( 24’)が回転自在に設けられている。揺動フレーム(27)に昇降自在のフレ ム(27’)に、フィードロール(25)に上から対向する上側のフィードロー ル(25’)が回転自在に設けられている。
【0007】 本体(23)の送り方向入口側上部に偏心ピン(28)の軸部を支持し、偏心 部を揺動フレーム(27)とレバー(29)とに回転自在に嵌合させる。揺動フ レーム(27)上部に一端を連結した第1のシリンダ(30)のピストンロッド をレバー(29)の他端に連結する。この状態で第1のシリンダ(30)のピス トンロッドを締めレバー(29)を回動させると、偏心ピン(28)が回動し揺 動フレーム(27)は上向きに揺動する。
【0008】 揺動フレーム(27)上のフィードロール(25’)に対応する位置に、下向 きの第2のシリンダ(31)を固設し、このピストン(31’)のロッド先端を フレーム(27’)に連結する。第2のシリンダ(31)のピストン(31’) 上下のシリンダ室を図のように電磁弁(32)に接続し、電磁弁(32)の中央 入口を圧縮エア源(33)に接続する。電磁弁(32)は、励磁しない図の状態 で圧力エア口は閉、かつピストン(31’)上下のシリンダ室は大気に開放とな り、フィードロール(25’)の付勢力は除かれ、またA側励磁でピストン(3 ’)上側シリンダ室に圧力エア供給、かつ下側シリンダ室は大気に開放となり、 フィードロール(25’)は下方に付勢され、またB側励磁でピストン(31’ )上側シリンダ室は大気に開放、かつ下側シリンダ室に圧力エア供給となり、フ ィードロール(25’)は上方に付勢される。第1のシリンダ(30)と第2の シリンダ(31)を同調させれば、作用の項に述べたとおりの動作がえられる。
【0009】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、フィードロールのレリース 量が小さいためロールをクランプしたときコイル材に打痕を発生させ損傷するこ とがなく、騒音が少ない。また、レリース量を調節する機構が不要でコイル材の 厚みが変ってもそのまゝ対応できるので、取扱いが容易であり、かつ安価な機構 がえられるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すストレートナの一部断面
とした側面図
【図2】従来例を示すストレートナの側面図
【符号の説明】
21 ストレートナ 22 コイル材 23 本体 24、24’ ワークロール 25、25’ フィードロール 26 支点ピン 27 揺動フレーム 28 偏心ピン 29 レバー 30 第1のシリンダ 31 第2のシリンダ 32 電磁弁 33 圧縮エア源 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークロールとフィードロールとを有
    し、コイル材をプレス機械に供給するコイルラインに設
    けられるストレートナにおいて、 コイル材の送り方向にワークロール(24)とフィード
    ロール(25)とを回転自在に列設した本体(23)
    と、 送り方向出口側の本体(23)上部の支点ピン(26)
    を中心として、入口側を上下に揺動可能とし、ワークロ
    ール(24)に対応するワークロール(24’)を回転
    自在に列設し、フィードロール(25)に上から対向す
    るフィードロール(25’)を回転自在に、かつ昇降自
    在に設けた揺動フレーム(27)と、 揺動フレーム(27)に所要の揺動を与える駆動手段
    と、 揺動フレーム(27)上に設けられ、ピストンロッドを
    フィードロール(25’)に連結され、圧力エアを給排
    されて揺動フレーム(27)の揺動と同調してフィード
    ロール(25’)を付勢できる第2のシリンダ(31)
    と、 を設けたことを特徴とするストレートナにおけるフィー
    ドロールレリース機構。
JP1992082938U 1992-10-19 1992-10-19 ストレートナにおけるフィードロールレリース装置 Expired - Lifetime JP2528759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992082938U JP2528759Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19 ストレートナにおけるフィードロールレリース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992082938U JP2528759Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19 ストレートナにおけるフィードロールレリース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0639215U true JPH0639215U (ja) 1994-05-24
JP2528759Y2 JP2528759Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=13788170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992082938U Expired - Lifetime JP2528759Y2 (ja) 1992-10-19 1992-10-19 ストレートナにおけるフィードロールレリース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2528759Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153748A (en) * 1978-05-26 1979-12-04 Aida Eng Ltd Release mechanism in leveller feeder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153748A (en) * 1978-05-26 1979-12-04 Aida Eng Ltd Release mechanism in leveller feeder

Also Published As

Publication number Publication date
JP2528759Y2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4953773B2 (ja) 板材送り装置の板材リリース機構
US1200802A (en) Machine for cutting sheet material.
JPH0639215U (ja) ストレートナにおけるフィードロールレリース機構
JP3941855B2 (ja) ハンマクラツシヤのような破砕機の供給装置
KR20000049063A (ko) 압인장치
CN211251649U (zh) 印刷机版辊部件
JP3673308B2 (ja) 印刷機における空気圧シリンダを有する調節装置
JP2000185480A (ja) 製本ブロックをバッキングするための装置
JPH06190464A (ja) プレス機械のダイクッション装置
JPS6218248B2 (ja)
GB968178A (en) Air operated separator for stacked textile work pieces
EP1357209A3 (de) Spulengatter für Textilmaschinen sowie Betätigungsventil zum Verstellen eines solchen Spulengatters
JPH092662A (ja) 移動吸着装置の高さ調整機構
KR20070075060A (ko) 레벨피더
US1866595A (en) Metal working press
JP2003136299A (ja) プレス金型機構に内蔵の油圧式クッション装置
CN109436870A (zh) 一种印刷机械导向式移动的拉料装置
JP3970366B2 (ja) パンチプレスの成形加工方法及び装置
US6604463B1 (en) Device to compensate for print misregister due to paper distortion on web offset printing presses
CN212555493U (zh) 一种包装盒生产用印刷机烘干压油装置
JPH09206832A (ja) レベラ
JPH06320219A (ja) プレスブレーキの油圧制御回路
US4287744A (en) Taper rolling machine
JPH04130252U (ja) 印刷機械のパイルデリバリー
JPH0224491Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term