JPH09206832A - レベラ - Google Patents
レベラInfo
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- JPH09206832A JPH09206832A JP3439196A JP3439196A JPH09206832A JP H09206832 A JPH09206832 A JP H09206832A JP 3439196 A JP3439196 A JP 3439196A JP 3439196 A JP3439196 A JP 3439196A JP H09206832 A JPH09206832 A JP H09206832A
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- JP
- Japan
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- straightening
- coil material
- roll
- leveler
- width direction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】コイル材が幅寸法の狭い厚板の場合にも、送り
精度や製品精度を向上出来るコイル材を供給するととも
に、工作機械によりブランク材の表面の研削を必要とす
る場合でも、加工代の削減を図り、必要最小限の板厚の
コイル材をプレス機械に供給するレベラを提供する。 【解決手段】従来からレベラに設けられているコイル材
の反りを矯正するための上下ワークロール群の他に、コ
イル材の幅方向の端部を押し付ける少なくとも１つの第
１矯正ロールと、コイル材の幅方向の中央部を押し付
け、反りの矯正量調整機構を有する少なくとも１つの第
２矯正ロールとで構成される少なくとも１基のコイル材
幅方向矯正装置をレベラに設ける。
精度や製品精度を向上出来るコイル材を供給するととも
に、工作機械によりブランク材の表面の研削を必要とす
る場合でも、加工代の削減を図り、必要最小限の板厚の
コイル材をプレス機械に供給するレベラを提供する。 【解決手段】従来からレベラに設けられているコイル材
の反りを矯正するための上下ワークロール群の他に、コ
イル材の幅方向の端部を押し付ける少なくとも１つの第
１矯正ロールと、コイル材の幅方向の中央部を押し付
け、反りの矯正量調整機構を有する少なくとも１つの第
２矯正ロールとで構成される少なくとも１基のコイル材
幅方向矯正装置をレベラに設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスラインにお
いてアンコイラから巻きほぐして繰り出されるコイル材
の反りを矯正するレベラに関し、特に厚板で狭い幅寸法
のコイル材の反りの矯正に適応する。
いてアンコイラから巻きほぐして繰り出されるコイル材
の反りを矯正するレベラに関し、特に厚板で狭い幅寸法
のコイル材の反りの矯正に適応する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術におけるプレスラインに用い
られたレベラには、特公平６−５５３３１等があり、ア
ンコイラから繰り出したコイル材の反りを複数の上ワー
クロール群と下ワークロール群とで矯正し、レベラに設
けられたフィードロール、または別設するコイルフィー
ダによりコイル材をプレス機械へ供給している。
られたレベラには、特公平６−５５３３１等があり、ア
ンコイラから繰り出したコイル材の反りを複数の上ワー
クロール群と下ワークロール群とで矯正し、レベラに設
けられたフィードロール、または別設するコイルフィー
ダによりコイル材をプレス機械へ供給している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】プレス機械へ供給する
コイル材が幅寸法の狭い厚板の場合には、アンコイラか
らコイル材を巻きほぐして繰り出される際に、コイル材
の送り方向の反りの他に、幅方向の反りが顕著に生じ
る。そのため、通常の上下ワークロール群のコイル材の
反りの矯正だけでは、コイル材の幅方向の反りが矯正し
きれず、この状態でコイル材をプレス機械に供給する
と、送り精度や製品精度に影響を及ぼす。
コイル材が幅寸法の狭い厚板の場合には、アンコイラか
らコイル材を巻きほぐして繰り出される際に、コイル材
の送り方向の反りの他に、幅方向の反りが顕著に生じ
る。そのため、通常の上下ワークロール群のコイル材の
反りの矯正だけでは、コイル材の幅方向の反りが矯正し
きれず、この状態でコイル材をプレス機械に供給する
と、送り精度や製品精度に影響を及ぼす。
【０００４】そのため、コイル材が幅寸法の狭い厚板の
場合には、プレス機械がブランク加工専用のプレスライ
ンとなり、プレス機械で加工したブランク材の表面を工
作機械により研削して、ブランク材をディスタックフィ
ーダ等で構成する別のプレスラインによりトランスファ
加工している。また、使用するコイル材の板厚を、工作
機械によりブランク材の表面の研削を想定して、製品の
必要最小限の板厚より加工代分だけ余分に見て選定して
いた。
場合には、プレス機械がブランク加工専用のプレスライ
ンとなり、プレス機械で加工したブランク材の表面を工
作機械により研削して、ブランク材をディスタックフィ
ーダ等で構成する別のプレスラインによりトランスファ
加工している。また、使用するコイル材の板厚を、工作
機械によりブランク材の表面の研削を想定して、製品の
必要最小限の板厚より加工代分だけ余分に見て選定して
いた。
【０００５】本発明の目的は、上述の課題を解決し、コ
イル材が幅寸法の狭い厚板の場合にも、送り精度や製品
精度を向上出来、工作機械によりブランク材の表面の研
削を必要とする場合でも、加工代の削減を図り、必要最
小限の板厚のコイル材をプレス機械に供給するレベラを
提供することにある。
イル材が幅寸法の狭い厚板の場合にも、送り精度や製品
精度を向上出来、工作機械によりブランク材の表面の研
削を必要とする場合でも、加工代の削減を図り、必要最
小限の板厚のコイル材をプレス機械に供給するレベラを
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、従来からレベラに設けられているコイ
ル材の反りを矯正するための上下ワークロール群の他
に、コイル材の幅方向の両端部を押し付ける少なくとも
１つの第１矯正ロールと、コイル材の幅方向の中央部を
押し付け、反りの矯正量調整機構を有する少なくとも１
つの第２矯正ロールとで構成し、コイル材の幅方向の反
りを矯正するコイル材幅方向矯正装置を少なくとも１
基、レベラに設ける。
めに、本発明は、従来からレベラに設けられているコイ
ル材の反りを矯正するための上下ワークロール群の他
に、コイル材の幅方向の両端部を押し付ける少なくとも
１つの第１矯正ロールと、コイル材の幅方向の中央部を
押し付け、反りの矯正量調整機構を有する少なくとも１
つの第２矯正ロールとで構成し、コイル材の幅方向の反
りを矯正するコイル材幅方向矯正装置を少なくとも１
基、レベラに設ける。
【０００７】このコイル材幅方向矯正装置を構成する第
１矯正ロール部は、レベラのフレームに立設するブラケ
ットと一端を揺動自在に連結して支点とするレバーと、
レバーと連結するシリンダによりコイル材の幅方向の両
端部を押し付けるレバーの他端と回転自在に連結される
少なくとも１つの第１矯正ロールとで構成し、コイル材
の幅方向の中央部を押し付け、反りの矯正量調整機構を
有する第２矯正ロール部は、押し引きボルトによりレベ
ラのフレーム上を摺動自在な下テーパブロックと、下テ
ーパブロックのテーパ面と接合して昇降自在な上テーパ
ブロックと、上テーパブロックに固設するプレートと回
転自在に設けられた少なくとも１つの第２矯正ロールと
で構成する。
１矯正ロール部は、レベラのフレームに立設するブラケ
ットと一端を揺動自在に連結して支点とするレバーと、
レバーと連結するシリンダによりコイル材の幅方向の両
端部を押し付けるレバーの他端と回転自在に連結される
少なくとも１つの第１矯正ロールとで構成し、コイル材
の幅方向の中央部を押し付け、反りの矯正量調整機構を
有する第２矯正ロール部は、押し引きボルトによりレベ
ラのフレーム上を摺動自在な下テーパブロックと、下テ
ーパブロックのテーパ面と接合して昇降自在な上テーパ
ブロックと、上テーパブロックに固設するプレートと回
転自在に設けられた少なくとも１つの第２矯正ロールと
で構成する。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図１から図
４に示す。図１は、本発明の一実施例におけるプレスラ
イン１０の構成を示す。コイル材１を搭載するアンコイ
ラ２と、アンコイラ２から繰り出されたコイル材１の反
りを矯正するレベラ３とを一体とするレベラフィーダ４
により、一定長さのコイル材１をプレス機械５内に供給
される。プレス機械５は、レベラフィーダ４により供給
されたコイル材１を、スライド５Ａとボルスタ５Ｂに取
り付けた金型（図示せず）によりプレス加工する。
４に示す。図１は、本発明の一実施例におけるプレスラ
イン１０の構成を示す。コイル材１を搭載するアンコイ
ラ２と、アンコイラ２から繰り出されたコイル材１の反
りを矯正するレベラ３とを一体とするレベラフィーダ４
により、一定長さのコイル材１をプレス機械５内に供給
される。プレス機械５は、レベラフィーダ４により供給
されたコイル材１を、スライド５Ａとボルスタ５Ｂに取
り付けた金型（図示せず）によりプレス加工する。
【０００９】図２は、本発明の一実施例のレベラフィー
ダのレベラ３の要部の構造を示す。なお、コイル材幅方
向矯正装置１１以外の基本構造は、従来の技術における
特公平６−５５３３１等のレベラの構造と同様である。
図２において、アンコイラに搭載されたコイル材１は、
アンコイラの回転により、第１サイドガイド１９Ａに案
内され、コイル材幅方向矯正装置１１の上矯正ロール２
０と下矯正ロール２１とを経由して、ピンチロール部６
へ供給される。
ダのレベラ３の要部の構造を示す。なお、コイル材幅方
向矯正装置１１以外の基本構造は、従来の技術における
特公平６−５５３３１等のレベラの構造と同様である。
図２において、アンコイラに搭載されたコイル材１は、
アンコイラの回転により、第１サイドガイド１９Ａに案
内され、コイル材幅方向矯正装置１１の上矯正ロール２
０と下矯正ロール２１とを経由して、ピンチロール部６
へ供給される。
【００１０】コイル材幅方向矯正装置１１の上矯正ロー
ル２０は、レベラ３のフレーム３Ａに立設するブラケッ
ト２３に一端を揺動自在にロッド２５で連結して支点と
するレバー２２の他端に回転自在に設けられ、レバー２
２と連結するシリンダ２４により昇降して、下矯正ロー
ル２１上のコイル材１の幅方向の両端部を押し付ける。
ル２０は、レベラ３のフレーム３Ａに立設するブラケッ
ト２３に一端を揺動自在にロッド２５で連結して支点と
するレバー２２の他端に回転自在に設けられ、レバー２
２と連結するシリンダ２４により昇降して、下矯正ロー
ル２１上のコイル材１の幅方向の両端部を押し付ける。
【００１１】ピンチロール部６は、スプロケット１２
Ａ、１２Ｂとチェーン１３を介して駆動モータ１４によ
り駆動されるとともに、レベラ３のフレーム３Ａに一端
を揺動自在にロッド２５で連結して支点とするレバー１
５の他端と回転自在に連結し、レバー１５と連結するシ
リンダ１６により昇降する上ピンチロール６Ａと、レベ
ラ３のフレーム３Ａに回転自在に支持された下ピンチロ
ール６Ｂとで構成され、コイル材１をワークロール部７
に供給する。
Ａ、１２Ｂとチェーン１３を介して駆動モータ１４によ
り駆動されるとともに、レベラ３のフレーム３Ａに一端
を揺動自在にロッド２５で連結して支点とするレバー１
５の他端と回転自在に連結し、レバー１５と連結するシ
リンダ１６により昇降する上ピンチロール６Ａと、レベ
ラ３のフレーム３Ａに回転自在に支持された下ピンチロ
ール６Ｂとで構成され、コイル材１をワークロール部７
に供給する。
【００１２】ワークロール部７は、下ワークロール群７
Ｂと、この下ワークロール群７Ｂと千鳥状に配列される
上ワークロール群７Ａと、上ワークロール群７Ａを昇降
するシリンダ部１７とで構成され、ピンチロール部６か
ら供給されるコイル材１の反りを矯正して、コイル材１
をフィードロール部８に供給する。フィードロール部８
は、下フィードロール８Ｂと、上フィードロール８Ａ
と、上フィードロール８Ａを昇降するシリンダ部１８と
で構成され、一定長さのコイル材１を第２サイドガイド
１９Ｂで案内して、プレス機械へと供給する。
Ｂと、この下ワークロール群７Ｂと千鳥状に配列される
上ワークロール群７Ａと、上ワークロール群７Ａを昇降
するシリンダ部１７とで構成され、ピンチロール部６か
ら供給されるコイル材１の反りを矯正して、コイル材１
をフィードロール部８に供給する。フィードロール部８
は、下フィードロール８Ｂと、上フィードロール８Ａ
と、上フィードロール８Ａを昇降するシリンダ部１８と
で構成され、一定長さのコイル材１を第２サイドガイド
１９Ｂで案内して、プレス機械へと供給する。
【００１３】図３と図４は、コイル材幅方向矯正装置１
１の要部の構造を示す。図３と図４において、アンコイ
ラから巻きほぐされて繰り出され、第１サイドガイド１
９Ａに案内されて供給されるコイル材１の幅方向の反り
を矯正するコイル材幅方向矯正装置１１は、レベラ３の
上部に設けられた上矯正ロール部３０と、レベラ３の下
部に設けられた下矯正ロール部３１とから構成される。
１の要部の構造を示す。図３と図４において、アンコイ
ラから巻きほぐされて繰り出され、第１サイドガイド１
９Ａに案内されて供給されるコイル材１の幅方向の反り
を矯正するコイル材幅方向矯正装置１１は、レベラ３の
上部に設けられた上矯正ロール部３０と、レベラ３の下
部に設けられた下矯正ロール部３１とから構成される。
【００１４】上矯正ロール部３０には、レベラ３のフレ
ーム３Ａに立設するブラケット２３に設けたロッド２５
と揺動自在に一端を連結して支点とするレバー２２、２
２が設けられている。レバー２２、２２の他端には、上
矯正ロール２０、２０がピン２６、２６により回転自在
に連結され、ピン２７、２７によりレバー２２、２２と
連結する固定ストローク長さのシリンダ２４、２４によ
り昇降して、コイル材１の幅方向の両端部をあらかじめ
設定した一定位置まで押し付ける。
ーム３Ａに立設するブラケット２３に設けたロッド２５
と揺動自在に一端を連結して支点とするレバー２２、２
２が設けられている。レバー２２、２２の他端には、上
矯正ロール２０、２０がピン２６、２６により回転自在
に連結され、ピン２７、２７によりレバー２２、２２と
連結する固定ストローク長さのシリンダ２４、２４によ
り昇降して、コイル材１の幅方向の両端部をあらかじめ
設定した一定位置まで押し付ける。
【００１５】また、反りの矯正量調整機構３２を有する
下矯正ロール部３１には、レベラ３のフレーム３Ａに立
設するブラケット２８に、雌ねじ部２９Ａを有する下テ
ーパブロック２９が内設している。ブラケット２３に
は、固定用レバー３４を有するハンドル３５が設けら
れ、連結する下テーパブロック２９の雌ねじ部２９Ａに
螺合する雄ねじ部３３Ａを有するロッド３３を介して、
ブラケット２８上の下テーパブロック２９を摺動自在と
している。
下矯正ロール部３１には、レベラ３のフレーム３Ａに立
設するブラケット２８に、雌ねじ部２９Ａを有する下テ
ーパブロック２９が内設している。ブラケット２３に
は、固定用レバー３４を有するハンドル３５が設けら
れ、連結する下テーパブロック２９の雌ねじ部２９Ａに
螺合する雄ねじ部３３Ａを有するロッド３３を介して、
ブラケット２８上の下テーパブロック２９を摺動自在と
している。
【００１６】下テーパブロック２９のテーパ面と接合す
る上テーパブロック３６には、コイル材の幅方向の中央
部の下矯正ロール２１を回転自在に嵌合するピン３８を
設けたプレート３７がブラケット２８に案内されるよう
に立設され、ブラケット２８に設けた溝２８Ａ、２８Ａ
に案内されるピン３８の両端には、一端をブラケット２
８に固定されたばね３９、３９が設けられ、下矯正ロー
ル２１の矯正量の調整による昇降時のずれを防止してい
る。
る上テーパブロック３６には、コイル材の幅方向の中央
部の下矯正ロール２１を回転自在に嵌合するピン３８を
設けたプレート３７がブラケット２８に案内されるよう
に立設され、ブラケット２８に設けた溝２８Ａ、２８Ａ
に案内されるピン３８の両端には、一端をブラケット２
８に固定されたばね３９、３９が設けられ、下矯正ロー
ル２１の矯正量の調整による昇降時のずれを防止してい
る。
【００１７】図１に示すように、アンコイラ２に搭載さ
れたコイル材１が下側に繰り出され、ループを形成して
コイル材１がレベラ３に供給される場合には、下矯正ロ
ール２１上でコイル材１の断面形状は上向きに凹面とな
っている。そのため、図３に示すように、シリンダ２
４、２４により上矯正ロール２０、２０をコイル材１の
幅方向の両端部に押し付け、固定用レバー３４を緩め、
ハンドル３５を回転させることにより、下テーパブロッ
ク２９を摺動させて、供給されるコイル材１に対する下
矯正ロール２１の矯正量を適正に調整した後、固定用レ
バー３４を固定する。
れたコイル材１が下側に繰り出され、ループを形成して
コイル材１がレベラ３に供給される場合には、下矯正ロ
ール２１上でコイル材１の断面形状は上向きに凹面とな
っている。そのため、図３に示すように、シリンダ２
４、２４により上矯正ロール２０、２０をコイル材１の
幅方向の両端部に押し付け、固定用レバー３４を緩め、
ハンドル３５を回転させることにより、下テーパブロッ
ク２９を摺動させて、供給されるコイル材１に対する下
矯正ロール２１の矯正量を適正に調整した後、固定用レ
バー３４を固定する。
【００１８】この状態で、図２に示すように、さらに上
下ワークロール群７Ａ、７Ｂでコイル材１の反りを矯正
して、上下フィードロール８Ａ、８Ｂによりプレス機械
にコイル材１を供給することで、コイル材１が幅寸法の
狭い厚板の場合にも、コイル材１の幅方向を含めたコイ
ル材１の反りを矯正することが出来る。
下ワークロール群７Ａ、７Ｂでコイル材１の反りを矯正
して、上下フィードロール８Ａ、８Ｂによりプレス機械
にコイル材１を供給することで、コイル材１が幅寸法の
狭い厚板の場合にも、コイル材１の幅方向を含めたコイ
ル材１の反りを矯正することが出来る。
【００１９】なお、本実施例において、図２に示すよう
に、コイル材幅方向矯正装置１１はピンチロール部６の
手前に１基設けたが、ピンチロール部６とワークロール
部７間、またはワークロール部７とフィードロール部８
間に設けてもよい。また、コイル材１の板厚に応じて、
コイル材幅方向矯正装置１１を複数基設けることや、コ
イル材１の幅寸法に応じて上矯正ロール２０と下矯正ロ
ール２１の個数や形状を変えることにより、コイル材１
の反りの矯正をより向上出来る。
に、コイル材幅方向矯正装置１１はピンチロール部６の
手前に１基設けたが、ピンチロール部６とワークロール
部７間、またはワークロール部７とフィードロール部８
間に設けてもよい。また、コイル材１の板厚に応じて、
コイル材幅方向矯正装置１１を複数基設けることや、コ
イル材１の幅寸法に応じて上矯正ロール２０と下矯正ロ
ール２１の個数や形状を変えることにより、コイル材１
の反りの矯正をより向上出来る。
【００２０】本実施例において、コイル材１の幅方向の
両端部を押し付ける上矯正ロール２０、２０の昇降手段
を固定ストローク長さのシリンダ２４、２４としたが、
サーボアクチュエータとして矯正量を上矯正ロール２
０、２０でも調整出来るようにすることや、アンコイラ
２から繰り出されるコイル材１の向きに対応して、上矯
正ロール部３０と下矯正ロール部３１とを上下逆に構成
するや、上下逆に構成するものを同時に設けることも出
来る。
両端部を押し付ける上矯正ロール２０、２０の昇降手段
を固定ストローク長さのシリンダ２４、２４としたが、
サーボアクチュエータとして矯正量を上矯正ロール２
０、２０でも調整出来るようにすることや、アンコイラ
２から繰り出されるコイル材１の向きに対応して、上矯
正ロール部３０と下矯正ロール部３１とを上下逆に構成
するや、上下逆に構成するものを同時に設けることも出
来る。
【００２１】また、上矯正ロール２０、２０をシリンダ
２４、２４で押し上げてコイル材１から解放した状態と
することで、従来の技術におけるレベラと同様の状態で
使用出来るので、コイル材１の板厚が薄い場合にも対応
出来る。さらには、レベラ３に設けたコイル材幅方向矯
正装置１１を、別のユニットとして設けることも出来、
プレスライン１０におけるレベラ３以外にも利用出来
る。
２４、２４で押し上げてコイル材１から解放した状態と
することで、従来の技術におけるレベラと同様の状態で
使用出来るので、コイル材１の板厚が薄い場合にも対応
出来る。さらには、レベラ３に設けたコイル材幅方向矯
正装置１１を、別のユニットとして設けることも出来、
プレスライン１０におけるレベラ３以外にも利用出来
る。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来からレベラに設けられているコイル材の
反りを矯正するための上下ワークロール群の他に、コイ
ル材の幅方向の反りを矯正するコイル材幅方向矯正装置
をレベラに設けることにより、コイル材が幅寸法の狭い
厚板の場合にも、送り精度や製品精度を向上出来、従来
のプレス機械がブランク加工専用のプレスラインから、
コイル材を直接供給出来るトランスファプレスラインで
のプレス加工が出来る。
によれば、従来からレベラに設けられているコイル材の
反りを矯正するための上下ワークロール群の他に、コイ
ル材の幅方向の反りを矯正するコイル材幅方向矯正装置
をレベラに設けることにより、コイル材が幅寸法の狭い
厚板の場合にも、送り精度や製品精度を向上出来、従来
のプレス機械がブランク加工専用のプレスラインから、
コイル材を直接供給出来るトランスファプレスラインで
のプレス加工が出来る。
【００２３】また、工作機械によりブランク材の表面の
研削を必要とする場合でも、加工代の削減を図り、必要
最小限の板厚のコイル材をプレス機械に供給するレベラ
を提供出来る。
研削を必要とする場合でも、加工代の削減を図り、必要
最小限の板厚のコイル材をプレス機械に供給するレベラ
を提供出来る。
【図１】本発明の実施例におけるプレスラインの構成図
【図２】本発明の実施例におけるレベラの要部の構造図
【図３】本発明の実施例におけるコイル材幅方向矯正装
置の要部の正面構造図
置の要部の正面構造図
【図４】本発明の実施例におけるコイル材幅方向矯正装
置の要部の上面構造図
置の要部の上面構造図
１はコイル材、２はアンコイラ、３はレベラ、３Ａはフ
レーム、４はレベラフィーダ、５はプレス機械、５Ａは
スライド、５Ｂはボルスタ、６はピンチロール部、６Ａ
は上ピンチロール、６Ｂは下ピンチロール、７はワーク
ロール部、７Ａは上ワークロール群、７Ｂは下ワークロ
ール群、８はフィードロール部、８Ａは上フィードロー
ル、８Ｂは下フィードロール、１０はプレスライン、１
１はコイル材幅方向矯正装置、１２Ａ、１２Ｂはスプロ
ケット、１３はチェーン、１４は駆動モータ、１５はレ
バー、１６はシリンダ、１７、１８はシリンダ部、１９
Ａは第１サイドガイド、１９Ｂは第２サイドガイド、２
０は上矯正ロール、２１は下矯正ロール、２２はレバ
ー、２３はブラケット、２４はシリンダ、２５はロッ
ド、２６、２７はピン、２８はブラケット、２８Ａは
溝、２９は下テーパブロック、２９Ａは雌ねじ部、３０
は上矯正ロール部、３１は下矯正ロール部、３２は反り
の矯正量調整機構、３３はロッド、３３Ａは雄ねじ部、
３４は固定用レバー、３５はハンドル、３６は上テーパ
ブロック、３７はプレート、３８はピン、３９はばね、
である。
レーム、４はレベラフィーダ、５はプレス機械、５Ａは
スライド、５Ｂはボルスタ、６はピンチロール部、６Ａ
は上ピンチロール、６Ｂは下ピンチロール、７はワーク
ロール部、７Ａは上ワークロール群、７Ｂは下ワークロ
ール群、８はフィードロール部、８Ａは上フィードロー
ル、８Ｂは下フィードロール、１０はプレスライン、１
１はコイル材幅方向矯正装置、１２Ａ、１２Ｂはスプロ
ケット、１３はチェーン、１４は駆動モータ、１５はレ
バー、１６はシリンダ、１７、１８はシリンダ部、１９
Ａは第１サイドガイド、１９Ｂは第２サイドガイド、２
０は上矯正ロール、２１は下矯正ロール、２２はレバ
ー、２３はブラケット、２４はシリンダ、２５はロッ
ド、２６、２７はピン、２８はブラケット、２８Ａは
溝、２９は下テーパブロック、２９Ａは雌ねじ部、３０
は上矯正ロール部、３１は下矯正ロール部、３２は反り
の矯正量調整機構、３３はロッド、３３Ａは雄ねじ部、
３４は固定用レバー、３５はハンドル、３６は上テーパ
ブロック、３７はプレート、３８はピン、３９はばね、
である。
Claims (2)
- 【請求項１】アンコイラから巻きほぐして繰り出される
コイル材の反りを複数の上ワークロール群と下ワークロ
ール群とで矯正し、レベラに設けられたフィードロー
ル、または別設するコイルフィーダによりコイル材をプ
レス機械へ供給するレベラにおいて、コイル材の幅方向
の両端部を押し付ける第１矯正ロール部と、コイル材の
幅方向の中央部を押し付け、反りの矯正量調整機構を有
する第２矯正ロール部とで構成するコイル材の幅方向の
反りを矯正するコイル材幅方向矯正装置を少なくとも１
基、設けたことを特徴とするレベラ。 - 【請求項２】請求項１に記載のレベラにおいて、コイル
材幅方向矯正装置を、（イ）レベラのフレームに立設す
るブラケットと一端を揺動自在に連結して支点とするレ
バーと、レバーと連結するシリンダによりコイル材の幅
方向の両端部を押し付けるレバーの他端に回転自在に連
結される少なくとも１つの第１矯正ロールとで構成する
第１矯正ロール部と、（ロ）押し引きボルトによりレベ
ラのフレーム上を摺動自在な下テーパブロックと、下テ
ーパブロックのテーパ面と接合して昇降自在な上テーパ
ブロックと、上テーパブロックに固設するプレートと回
転自在にコイル材の幅方向の中央部に設けられた少なく
とも１つの第２矯正ロールとで構成する反りの矯正量調
整機構を有する第２矯正ロール部とで、構成することを
特徴とするプレス機械のレベラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03439196A JP3301576B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | レベラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03439196A JP3301576B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | レベラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09206832A true JPH09206832A (ja) | 1997-08-12 |
| JP3301576B2 JP3301576B2 (ja) | 2002-07-15 |
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ID=12412878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03439196A Expired - Fee Related JP3301576B2 (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | レベラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3301576B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105964732A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-28 | 中国船舶重工集团公司第七六研究所 | 一种板材矫正卡具 |
| CN106140933A (zh) * | 2015-04-27 | 2016-11-23 | 长城汽车股份有限公司 | 开卷落料模具及多工位加工装置 |
| CN112044973A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-08 | 杭州天佳建材科技有限公司 | 一种仿木纹u型铝方通成型后精加工工艺 |
| CN114833265A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-08-02 | 河南钢之韵自动化设备科技有限公司 | 冷冲加工用金属带整平送料系统 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP03439196A patent/JP3301576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| CN106140933A (zh) * | 2015-04-27 | 2016-11-23 | 长城汽车股份有限公司 | 开卷落料模具及多工位加工装置 |
| CN106140933B (zh) * | 2015-04-27 | 2018-10-12 | 长城汽车股份有限公司 | 开卷落料模具及多工位加工装置 |
| CN105964732A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-09-28 | 中国船舶重工集团公司第七六研究所 | 一种板材矫正卡具 |
| CN112044973A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-08 | 杭州天佳建材科技有限公司 | 一种仿木纹u型铝方通成型后精加工工艺 |
| CN114833265A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-08-02 | 河南钢之韵自动化设备科技有限公司 | 冷冲加工用金属带整平送料系统 |
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