JPH0639022Y2 - 障子の施解錠確認装置 - Google Patents

障子の施解錠確認装置

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JPH0639022Y2
JPH0639022Y2 JP1985192861U JP19286185U JPH0639022Y2 JP H0639022 Y2 JPH0639022 Y2 JP H0639022Y2 JP 1985192861 U JP1985192861 U JP 1985192861U JP 19286185 U JP19286185 U JP 19286185U JP H0639022 Y2 JPH0639022 Y2 JP H0639022Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建物の出入口や窓開口部に使用されるヒン
ジを支点として開閉する障子の施解錠状態を確認するた
めの装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の障子の施解錠確認装置としては、 (A) 実開昭56-8765号公報に示すような貸金庫扉の
開閉感知装置が知られている。
このものは、弾機を介して扉を開放方向へ付勢する感知
部材(アクチュエータ)と、該感知部材の出没動作に連
動してオンまたはオフするスイッチと、スイッチに接続
され扉の開放状態または閉鎖状態を示す報知器とを備え
てなるものである。
(B) また、扉装置として、実開昭53-151161号公報
に示されたものも知られている。
このものは、枠体にヒンジにより連結した障子と、バネ
(弾機)を介して扉(障子)を開放方向へ付勢する当接
棒(アクチュエータ)とを備え、前記当接棒は、扉開口
枠又は扉に埋設したシリンダの内部に設けたばねにより
先端へ突出するよう付勢された棒状のものとしたもので
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、(イ) 上記従来例(A)は感知部材(アク
チュエータ)で直接にスイッチを作動させる構成である
ため、該感知部材がC字状レバーの如く複雑な構造とな
ったり、長さ(奥行き)の長い棒状体であったり、扉外
面に板バネ状に突設して外観上見苦しいなどの難点があ
った。
(ロ) 従来例(A)の感知部材(アクチュエータ)
は、保護箱に殆ど点接触するものであるため、該保護箱
又は感知部材自体を傷つける虞れがあった。また、保護
箱又は感知部材の接触部分に寸法誤差やひずみがある場
合に、前記感知部材の出没ストロークに誤差が生じ、該
感知部材によってスイッチを所望通りに作動し難いとい
う問題があった。
(ハ) 従来例(A)の感知部材(アクチュエータ)の
奥行き寸法は長いため、アルミサッシの窓枠の小さな空
間内に取付け難いという問題があった。
(ニ) 従来例(B)には、当接棒(アクチュエータ)
の出没に連動してオンまたはオフするスイッチや、該ス
イッチに接続され障子の開放状態または閉鎖状態を示す
報知器は設けられていないため、障子の施解錠の確認を
自動的に行うことはできなかった。
(ホ) 従来例(B)の当接棒は棒状で、当接棒と障子
とは点接触するものであるため、該当接棒または障子自
体を傷つける虞れがあった。
また、前記当接棒に対して障子の接触面が寸法誤差など
によって傾斜している場合には、障子の接触面に対して
当接棒が円滑に作動し難いという難点があった。
この考案は、上記(イ)〜(ホ)の欠点を解消しようと
するものであって、アクチュエータとスイッチ間に伝動
レバーを設け、この伝動レバーのテコ作用により、アク
チュエータの小さな突出量でもスイッチを確実に作動で
きるようにし、アクチュエータと障子の接触面を面接触
することにより障子の損傷を防止するとともに、アクチ
ュエータの当接面に形成した円弧面により、障子の開閉
に伴う障子の傾きに対してもアクチュエータが何ら支障
なく作動でき、窓枠の小さなスペース内にも取付可能な
障子用の施解錠確認装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、この考案は、枠体にヒンジに
より連結した障子と、弾機を介して障子を開放方向へ付
勢するアクチュエータと、該アクチュエータの出没動作
に連動してオンまたはオフするスイッチと、前記スイッ
チに接続され障子の開放状態または閉鎖状態を示す報知
器とを備えた障子の施解錠確認装置において、前記ヒン
ジ取付け側の枠体には、奥行き長さをアクチュエータの
奥行き長さと略等しくした収納ケースを取付け、この収
納ケースには、前記弾機とアクチュエータとスイッチの
ほかに、一端にスイッチをオンまたはオフする作用片を
有し、他端にアクチュエータを立体交差するように連結
して回動自在に枢支された伝動レバーを内装するととも
に、アクチュエータの当接面には少なくとも垂直方向に
円弧面を形成したことを特徴とする。
アクチュエータの当接面には水平方向にアールを形成す
る方が好ましい。
障子が開放状態にあるとき或いは閉鎖されても解錠状態
にあるとき(解錠状態で閉鎖の場合はアクチュエータが
障子を開放側に押す)、さらに障子が施錠による閉鎖状
態にあるときの障子のそれぞれの状態に応じて前記スイ
ッチを作動させ、その動作に伴うスイッチからの信号に
基づき、上記報知器が障子の開放状態(解錠)または閉
鎖状態(施錠)を識別して表示する。
〔実施例〕
この考案の施解錠確認装置を片開き回転窓に適用した一
実施例を、第1図ないし第5図に基づき如何に説明す
る。
第3図は、この実施例の水平断面図を示すものであっ
て、障子(1)の一方の縦框(1a)は、ヒンジである蝶
番(2)を支点にして枠体(3)の開口枠の一方の縦枠
(3a)に回動自在に連結され、他方の縦框(1b)の室内
側には施錠手段としてカムラッチハンドル(4)が取り
付けられている。また、枠体(3)の開口枠の他方の縦
枠(3b)の室内側にはカムラッチハンドル(4)の係止
爪(4a)が係止する受け金具(5)が取り付けられてい
る。上記開口枠はアルミ形材からなり、そのヒンジ側の
縦枠(3a)の内空部には施解錠確認装置の収納ケース
(7)が組み込まれている。この収納ケース(7)は、
第1図及び第2図に示す如く奥行き長さ(D)が20mm以
下(例えば18mm程度)で小さく、かつアクチュエータ
(12)の奥行き長さ(M)と略等しくしてあり、第4図
に斜視図で示すように、外観が箱状のケース本体(7b)
と、該ケース本体(7b)前面に取着されたフロント板
(7a)とからなっている。この収納ケース(7)は前面
に形成された取付部兼用のフロント板(7a)が前記開口
枠の縦枠(3a)の内周面に重なるように、縦枠(3a)に
形成された挿通穴(8)に嵌挿し、フロント板(7a)の
上下辺を縦枠(3a)にビス(9)、(9)で締め付けて
固定されている。なお、前記フロント板(7a)の重合す
る縦枠(3a)の裏面側には補強用の裏板(10)が張設さ
れている。
この収納ケース(7)には、弾機(13)と、弾機(13)
により障子(1)を開放方向へ付勢するアクチュエータ
(12)と、該アクチュエータ(12)の出没動作に連動し
てオンまたはオフするスイッチ(20)と、後述する伝動
レバー(18)とを内装している。
第1図および第2図は収納ケース(7)の構造を拡大し
て示す縦断面図であって、上記収納ケース(7)のフロ
ント板(7a)に形成された開口(11)より出没しうるよ
うに、収納ケース(7)内にアクチュエータ(12)が進
退自在に設けられ、このアクチュエータ(12)は弾機た
るバネ(13)、(13)により収納ケース(7)外に突出
する側へ付勢されている。上記各バネ(13)、(13)の
一端は収納ケース(7)の裏面で支えられ、他端側はア
クチュエータ(12)の後端に形成された穴(14)、(1
4)にそれぞれ嵌挿されている。収納ケース(7)の開
口(11)は合成樹脂等からなるシーリング部材(15)で
被覆してあり、これによって、収納ケース(7)内に収
納されたスイッチ(20)等の内蔵部材を防水・防塵する
ようにしている。
また、アクチュエータ(12)の後端部には上下に突出す
るガイド片(12a)、(12a)が一体に形成され、収納ケ
ース(7)内に収容されたシーリング部材(15)に形成
されたガイド溝(16)、(16)に上記ガイド片(12
a)、(12a)が摺動嵌合することによりアクチュエータ
(12)の進退動作が図られるように構成されている。ま
た、アクチュエータ(12)の前端の当接面には、少なく
とも垂直方向に円弧面(Y)を形成しており、これによ
り使用中に生ずる障子(1)の傾斜に対しても常時面接
触させことにより、アクチュエータ(12)が何ら支障な
く作動できるようにしている。
収納ケース(7)内のアクチュエータ(12)の近傍上方
には軸(17)が設けられ、この軸(17)に伝動レバー
(18)が揺動自在に枢支されている。この伝動レバー
(18)の下端側には、上記アクチュエータ(12)の一側
部に突設されたピン(19)が遊嵌するガイド長穴(18
a)が形成され、アクチュエータ(12)の進退動作に伴
い伝動レバー(18)が揺動するように構成されている。
すなわち、伝動レバー(18)は、障子(1)の閉鎖時に
略垂直状態に交差するように(換言すれば立体交差する
ように)アクチュエータ(12)に連結して回動自在にし
てある。
伝動レバー(18)の枢支部上方にはスイッチ(20)が設
けられ、伝動レバー(18)の枢支部近傍に一体形成され
た作用片(18b)が伝動レバー(18)の揺動により上記
スイッチ(20)の可動接点(20c)を押動または押動解
除するように構成されている。上記スイッチ(20)は収
納ケース(7)内より延長したリード線(21)を介して
第4図に示すコネクタ(22)に接続され、更にこのコネ
クタ(22)を介して例えば第5図に示すように集合住宅
の制御盤が設けられたランプ(L)やブザー(B)など
の報知器に接続されている。第5図は報知器である上記
ランプ(L)やブザー(B)と上記スイッチ(20)およ
び電源(E)などを含む回路の結線図の一例を示すもの
である。
前記アクチュエータ(12)の当接面には、第4図に示す
ように水平方向にアール(R)を形成しており、障子
(1)の閉鎖時における抵抗を小さくするようにしてい
る。なお、前記アール(R)は断面が円弧面或いは角部
をカットした場合を含む。
次に、前記実施例の動作について説明する。
障子(1)を第3図に示すように閉鎖し、カムラッ
チハンドル(4)の係止爪(4a)を開口枠の受け金具
(5)に係止させた施錠状態では、障子(1)のヒンジ
取付け側縦框(1a)の端面が開口枠に設けた収納ケース
(7)のアクチュエータ(12)を押圧する。このため、
アクチュエータ(12)は第2図に示すようにバネ(1
3)、(13)の弾発力に抗して収納ケース(7)内に後
退し、この後退に伴って伝動レバー(18)が同図中にお
いて時計方向に揺動するため、伝動レバー(18)の作用
片(18b)によりそれまで押されていたスイッチ(20)
の可動接点(20c)が開放される。この動作によりスイ
ッチ(20)の可動接点(20c)は、第5図の回路におい
てブレイク接点(20b)からメイク接点(20a)に切り換
え接続されランプ(L)が点灯する。この時、タイマー
(T)にも通電が行われるので、タイマー(T)はその
接点(Ta)がオン、接点(Tb)がオフとなって自己保持
状態に移行する。そしてタイマー(T)の時限接点(T
c)は、所定時間経過後ブザー(B)の通電路を閉じ
る。したがって、障子(1)の閉鎖動作に伴って上記ス
イッチ(20)がオン・オフを繰り返すことがあっても、
上記所定時間が経過するまでの間にブザー(B)が鳴動
することはない。
なお、前記アクチュエータ(12)の前面は、第1図、第
2図および第4図に示すように垂直方向つまり上下にわ
たって円弧状の円弧面(Y)が湾曲加工されているの
で、障子(1)に多少の傾きがあっても常にアクチュエ
ータ(12)の略中央に障子(1)の押圧力が集中するこ
とになり、アクチュエータ(12)の後退が円滑に行われ
る。すなわち、第6図に示すように、障子(1)の正常
(垂直)姿勢をαとしたとき、このαに対して任意角度
傾斜している場合(同図で例えばβ、γ姿勢)でも、ア
クチュエータ(12)は支障なく作動できる。
障子(1)が以上の閉鎖状態にある時、施錠しない
まま障子(1)から手を離すと、収納ケース(7)にお
いてバネ(13)、(13)の付勢力によりアクチュエータ
(12)が障子(1)を押しながら第1図に示すように進
出するため、この進出に伴って伝動レバー(18)が同図
中において反時計方向に揺動し、伝動レバー(18)の作
用片(18b)がスイッチ(20)の可動接点(20c)を押す
ことになる。そこで第5図の回路において、上記可動接
点(20c)は再びメイク接点(20a)からブレイク接点
(20b)に切り換え接続される。そのため、ランプ
(L)が消灯すると共に、所定時間経過後に限時接点
(Tc)がオンして通電路の閉じられているブザー(B)
にも通電が行われ、ブザー(B)が鳴動を開始する。す
なわち、施錠忘れ(解錠)の報知が行われる。上記ラン
プ(L)やブザー(B)などの報知器はこの実施例の如
く管理室などに配置するのではなく、収納ケース(7)
の設けられている部屋に直接設けることにより、障子
(1)を開閉する当事者或いは同室の者がその報知によ
り施解錠の状態を容易に確認できる。また、障子(1)
のヒンジ取付け側縦框(1a)にアクチュエータ(12)を
押し当てて、その進出動作により障子(1)を開放状態
にするものであるから、アクチュエータ(12)の進退ス
トロークが僅かであってもカムラッチハンドル(4)が
取付けてある障子の先端側が大きく動こうとするので障
子(1)の半開きは一見しただけで知り得るほど大き
く、このことからも施解錠の状態を容易に確認できる。
一方、障子(1)を閉鎖して、第3図に示すように
カムラッチハンドル(4)の係止爪(4a)を開口枠の受
け金具(5)に係止させた施錠状態では、収納ケース
(7)のアクチュエータ(12)が障子(1)の縦框(1
a)に押されて後退位置に保持されるので、伝動レバー
(18)が第2図のように揺動し、スイッチ(20)の可動
接点(20c)は作用片(18b)に押されてメイク接点(20
a)に接続された状態を保つ。したがって、第5図の回
路においてランプ(L)が点灯しつづける一方、ブザー
(B)への通電は行われずブザー(B)は鳴動しない。
すなわち、施錠状態にあることが報知される。
なお、施解錠の如何を報知する回路は、前記の第5図の
構成におけるブザー(B)を省略して、スイッチ(20)
のオン・オフにより単にランプ(L)を点灯・消灯させ
るだけでもよく、電気回路や報知器は適宜設計変更でき
任意である。
上記実施例では、障子の左(右)側の端部にヒンジを設
けた窓に適用した場合について説明したが、上(下)側
の端部にヒンジを設けた窓は勿論のこと、縦軸や横軸を
支点に回転する形式の窓にも適用できる。
また、スイッチ(20)および報知器(L)、(B)も実
施例で示した構造や取付位置に限定されるものではな
く、任意である。例えば、前者ではリードスイッチなど
でもよく、後者ではランプ(L)とブザー(B)のいず
れか一方を使用してもよいし、あるいは通電を断つこと
によって報知器が作動するようにしてもよい。
この考案によれば、障子が閉鎖されても解錠状態であれ
ば、アクチュエータは弾機の付勢力により障子を押し開
きながら進出し、この障子の開放に伴いスイッチが切り
換え動作させられるので、施解錠の確認を正確に行うこ
とができる。特に、上記したように障子を閉鎖しても施
錠しない限り、障子から手を離すとアクチュエータが障
子のヒンジ取付け側を押して、アクチュエータのわずか
な進出変位により障子を大きく開くので、上記報知器に
頼るまでもなく、一見しただけで施錠忘れに気付くこと
ができ、施解錠の確認が一層確実なものとなり、施錠忘
れを防止できる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、(1) ヒンジ(2)取付け側の枠
体(3)には、奥行き長さ(D)をアクチュエータ(1
2)の奥行き長さ(M)と略等しくした収納ケース
(7)を取付け、この収納ケース(7)には、前記弾機
(13)とアクチュエータ(12)とスイッチ(20)のほか
に、一端にスイッチ(20)をオンまたはオフする作用片
(18b)を有し、他端にアクチュエータ(12)を立体交
差するように連結して回動自在に枢支された伝動レバー
(18)を内装しているから、前記各構成部材を組み込む
収納ケース(7)が極めて小形化できるため、奥行き寸
法が20mm以下のアルミサッシの窓枠の小さなスペース
(S)(第3図参照)内にも、上記構成部材を組み込ん
だ収納ケースが簡単に取付け可能となった。
(2) 前記アクチュエータ(12)は、前述したよう
に、その奥行き寸法(M)と略等しくした奥行き長さ
(D)を有する収納ケース(7)に設けられているた
め、そのアクチュエータ(12)の突出量は当然の如く小
さくならざるを得ない。しかし、このようにアクチュエ
ータ(12)の突出量が小さい場合でも、本考案は、一端
にスイッチ(20)をオンまたはオフする作用片(18b)
を有し、他端にアクチュエータ(12)を立体交差するよ
うに連結して回動自在に枢支された伝動レバー(18)を
内装しているから、この伝動レバー(18)のテコの作用
によりアクチュエータ(12)の出没に従動してスイッチ
を確実に作動させることができる。
(3) さらに、アクチュエータ(12)の当接面には少
なくとも垂直方向に円弧面(Y)を形成しているから、
アクチュエータ(12)と障子(1)の接触面が面接触す
る結果、障子を損傷することがなくなるとともに、障子
の開閉に伴う障子の傾きに対しても、上記円弧面(Y)
が障子の当接面に常時に面接触するので、アクチュエー
タ(12)が何ら支障なく作動できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は障子開放時の要部拡大縦断面図、第2図は障子閉鎖
時の要部拡大縦断面図、第3図は水平断面図、第4図は
収納ケースの外観斜視図、5図は回路図、第6図は障子
の当接面に対するアクチュエータの円弧面の作用を示す
概略側面図である。 (1)……障子、(1a)、(1b)……縦框、(2)……
ヒンジ(蝶番)、(3)……枠体、(4)……カムラッ
チハンドル、(7)……収納ケース、(12)……アクチ
ュエータ、(13)……弾機(バネ)、(18)……伝動レ
バー、(20)……スイッチ、(L)……ランプ(報知
器)、(B)……ブザー(報知器)、D……収納ケース
の奥行き長さ、M……アクチュエータの奥行き長さ、S
……スペース、Y……アクチュエータの円弧面。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−8765(JP,U) 実開 昭53−151161(JP,U) 実開 昭47−13821(JP,U) 実開 昭55−35627(JP,U) 実開 昭52−30562(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体(3)にヒンジ(2)により連結した
    障子(1)と、弾機(13)を介して障子(1)を開放方
    向へ付勢するアクチュエータ(12)と、該アクチュエー
    タ(12)の出没動作に連動してオンまたはオフするスイ
    ッチ(20)と、前記スイッチ(20)に接続され障子
    (1)の開放状態または閉鎖状態を示す報知器とを備え
    た障子の施解錠確認装置において、 前記ヒンジ(2)取付け側の枠体(3)には、奥行き長
    さ(D)をアクチュエータ(12)の奥行き長さ(M)と
    略等しくした収納ケース(7)を取付け、この収納ケー
    ス(7)には、前記弾機(13)とアクチュエータ(12)
    とスイッチ(20)のほかに、一端にスイッチ(20)をオ
    ンまたはオフする作用片(18b)を有し、他端にアクチ
    ュエータ(12)を立体交差するように連結して回動自在
    に枢支された伝動レバー(18)を内装するとともに、ア
    クチュエータの当接面には少なくとも垂直方向に円弧面
    (Y)を形成したことを特徴とする障子の施解錠確認装
    置。
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