JPH0639015B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

Info

Publication number
JPH0639015B2
JPH0639015B2 JP32188187A JP32188187A JPH0639015B2 JP H0639015 B2 JPH0639015 B2 JP H0639015B2 JP 32188187 A JP32188187 A JP 32188187A JP 32188187 A JP32188187 A JP 32188187A JP H0639015 B2 JPH0639015 B2 JP H0639015B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
nut
supply
supply rod
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP32188187A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01164528A (ja
Inventor
好高 青山
Original Assignee
好高 青山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 好高 青山 filed Critical 好高 青山
Priority to JP32188187A priority Critical patent/JPH0639015B2/ja
Publication of JPH01164528A publication Critical patent/JPH01164528A/ja
Publication of JPH0639015B2 publication Critical patent/JPH0639015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、仮止室に部品を正しい姿勢で一時係止させ
ることを主眼とした部品供給装置に関し、マグネツトの
進退動作と有機的に関連している。
(ロ)従来の技術 第10図および第11図にしたがつて従来技術を説明する
と、第10図は溶着用の突起1を有するプロジエクシヨン
ナツト2を取扱つている例である。ナツト2の供給通路
を有する供給管4と供給ロツド5のガイド管6とがほぼ
直交する位置関係で配置され、供給通路の右方位置に停
止板7が設置されている。以上のような部材配置によつ
て仮止室8が形成されている。仮止室8は下向きに開口
しており、他は一方が供給通路の開口、他方が停止板7
の設置、上方が上壁面9となつている。第10図のもので
は、停止板7全体がマグネツト(永久磁石)10で作られ
ている。
第11図のものは、部品がフランジ11の付いたナツト12′
であり、停止板7の下寄りにマグネツト10が組込んであ
る。他の構造は第10図のものと同じである。なお、両図
において 13aは供給ロツド5の先端に固定されたガイド
ピンである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上述のような従来例であると、供給管4(供給通路)を
通つて来た部品がそのまま真横にマグネツト10で吸引さ
れるために、仮止宿8の上壁面9と部品との間に図示の
ごとく空隙ができて、それがために部品が傾斜した状態
で一時係止されることになる。すなわち、プロジエクシ
ヨンナツト2の場合であると、突起1が横側にも突き出
ているために図示のような傾きが生じ、また、フランジ
11を有するナツト12′の場合であると、フランジ11によ
る傾きが生じるのである。このような傾きが生じると、
ガイドピン 13aとナツト2,12′のねじ孔との軸線が一致
しないために、ガイドピン 13aがスムーズにねじ孔内へ
進入せず、ナツトだけが先にはじき飛ばされることにな
る。
また、仮止室8からナツトが押出された後の一定ストロ
ーク期間中は、ナツトが供給ロツド5の先端に保持され
ねばならないのであるが、それを供給ロツド5の進出速
度をナツトの落下速度よりも早くしたり、あるいは供給
ロツド5の先端にマグネツト(永久磁石であるが図示し
ていない)を設けたりしている。しかし、これらの方法
では何等かの外力や振動などがナツトに作用するとガイ
ドピン 13aから抜け出そうになつたり、著しい場合には
ナツトが転落したりする。
(ニ)問題を解決するための手段とその作用 本発明は、以上に述べた問題点を解決するために提供さ
れたもので、供給通路が開口している仮止室に部品を一
時係止させておき、その部品を供給ロッドの端面に密着
させて供給するものにおいて、部品の外側面に吸引力を
与えるマグネットが供給ロッドの端面から突出した個所
に設置され、このマグネットは供給ロッドの外側面に沿
って進退する摺動体に結合され、前記マグネットが仮止
室の上壁面側に変位させてあることを特徴としており、
このようなマグネツトの配置によつて部品が仮止室の上
壁面に密着し、部品に傾きが生じないようになつてい
る。また、マグネツトで確実な保持をしたまま供給ロツ
ドがストロークするのである。
(ホ)実施例 第1図から第5図までの実施例について説明すると、こ
のものは第6図に示されているようなスポツト溶接装置
の場合であり相手方の鋼板部品12が固定電極13上に載置
され、同電極のガイドピン14が鋼板部品12から突出した
状態となつている。符号15は固定電極13と同軸上に設置
された可動電極である。
供給ユニツト16にはプロジエクシヨンナツト(当実施例
ではプロジエクシヨンナツトの場合である)17の供給管
18が接続されていると共にエアシリンダ19が連結してあ
る。供給ロツド20は鉛直方向に対して図示のごとく傾斜
した状態で支持してある。供給ロツド20の端面には第1
図二点鎖線図示のごとくナツト17が密着するようになつ
ており、ナツト17を外側から保持する突起21が設けてあ
る。図示の突起21は第3図のようにコ字型の枠のような
形態となつている。供給ロツド20はステンレス鋼で製作
するのが適当である。
ナツト17の外側面に吸引力を与えるマグネツト22は、供
給ロツド20の端面から突出した位置をとり、しかも、傾
斜している供給ロツド20の下側に設置され、供給ロツド
20に対して進退可能となつている。この実施例では、マ
グネツト22を進退させるために供給ロツド20を内外二重
構造にしたもので、供給ロツド20自体が中空軸23とさ
れ、その内部に摺動可能な状態でインナ軸24が挿入して
ある。第7図〜第9図にしたがつて後述するが、マグネ
ツト22は中空軸23の外側面に接つしている摺動体25に結
合されており、インナ軸24と摺動体25とはボルト26を介
して一体化されている。中空軸23にストローク方向に長
孔27を明け、前記のボルト26はこの長孔を貫通してい
る。
インナ軸24の下端面は中空軸23の下端面と同一平面を形
成するごとくナツト17に密着可能である。
供給ロツドは外筒29内に図示のごとく空隙をもつて収容
され、外筒29の上側にはエアシリンダ19が結合され、下
側には供給管18が溶接してある。エアシリンダ19のピス
トンロツド30が供給ロツド20に結合してある。インナ軸
24には規制ピン31が固定してあり、これが中空軸23のス
トローク方向に明けた長孔32を貫通して供給ロツド20か
ら突出している。中空軸23内に挿入されたコイルスプリ
ング33がインナ軸24にその張力を及ぼしており、それは
規制ピン31が長孔32の下端に当つていることにより規制
されている。
供給ロツド20が所定量だけ進出して停止した後かあるい
は停止とほぼ同時、さらには供給ロツドの前進ストロー
ク終端近くの前進途上においてマグネツト22を後退させ
る駆動装置34が外筒29の外側部に取付けてある。この駆
動装置としては、電磁ソレノイドなどを用いてもよい
が、ここではエアシリンダ35を使用しており、そのピス
トンロツド36に固定した係止片37が外筒29にストローク
方向に明けた長孔38を経て外筒29内に突出し、前述の規
制ピン31と衝合できるように対向している。
第2図から明らかなように供給ロツド20(中空軸23)
は、両側に平面39,40が形成されることによつて、小判
形の断面形状となしてあり、供給管18の上板41に明けた
通孔42内にしつくりとはまり込んで回り止めがなされて
いる。上板41には摺動体25を受入れる切欠部43が設けて
ある。
供給管18は矩型断面であり、その端部には第1図のよう
な切除部44を設けることによつて二股状の突片45,46を
設け、ここに固定した枢軸47,48に開閉板49,50が枢着さ
れている。要するに、蝶番の一方の翼片が開閉板49,50
となり、他方の翼片が固定板51,52としてボルト53,54で
突片45,46に固定されている。枢軸47,48に組付けたつる
巻きばね55(第5図に枢軸47の側だけを図示した)は開
閉板49,50に閉じ方向の弾力を与えて、第4図のような
状態を維持している。第5図二点鎖線は開閉板49が押明
けられた状態を示している。
供給ロツド20の下部が通孔42を上述のようにして貫通し
ていることによつて、供給管(部品供給通路)18からの
ナツト17がマグネツト22に向つて進入するように構成さ
れ、突起21の内側空間が仮止室3となつている。
仮止室3付近の構造を第7図の拡大図にしたがつて説明
すると、供給管18から右方に移動するナツト17を受入れ
る向きに仮止室3が開口している。マグネツト22を設置
する場合には、肉厚の摺動体25にマグネツト22を埋込む
ようにして設置し、その上から薄板56を摺動体25に貼着
(溶接など)してある。第10図や第11図で説明した仮止
室の上壁面9と同様な上壁面57が形成されている。これ
は、供給ロツド20の下端面、すなわち中空軸23とインナ
軸24の下端面であつて、この上壁面57の真横にマグネツ
ト22が位置づけられている。この位置は言いかえると、
マグネツト22が上壁面57側に変位させられているのであ
る。
以上に説明した実施例の作動について説明すると、供給
管18内を圧縮空気などで押されたナツトが移動して来て
供給管18の端部付近まで来ると、ナツト17はマグネツト
22で吸引されて突起21、すなわち仮止室3内へ導入され
る。このとき、マグネツト22が上壁面57側に変位した個
所にあるためナツト17には上方への引力成分が付与さ
れ、ナツト17は第7図二点鎖線図示のように上壁面57に
摺動しながら進入し、第7図のごとく溶着用突起が突起
21の内壁面に当接するとナツト上面が実線図示のように
上壁面57に密着して、正しい一時係止の状態となる。そ
して、実施例のように供給ロツド20が傾斜していること
によつて、ナツト17をマグネツト22で下側から受止める
ようにして吸引保持をしているのである。
つぎに供給ロツド20が前進すると、ナツト17により開閉
板49,50が押開けられて、ナツト17がマグネツト22で吸
引保持がなされたまま進出し、固定電極のガイドピン14
の真近まで来て停止する。その後、エアシリンダ35が作
動して係止片37が引上げられると、規制ピン31、インナ
軸24、ボルト26を経て摺動体25へ変位が伝えられて、マ
グネツト22(他のマグネツト28も同時に)がナツト17か
ら離隔して行くので、ナツト17に対する吸引磁力が実質
的に消滅して、ナツトのねじ孔がガイドピン14の貫通を
受け、ナツト供給が完了する。エアシリンダ35でマグネ
ツト22を強制的に逆動させるタイミングは、ストローク
終端近くでまだ前進している途上でマグネツトを引戻し
てもよい。
なお、第8図の実施例はインナ軸24の先端に小さな補助
マグネツト(永久磁石)28を設置したもので、部品の形
状や重畳あるいは供給ロツドの設置姿勢などに応じて用
いるとよい。また、第9図はインナ軸24が上壁面57側に
露出していない例である。
(ヘ)効 果 本発明によれば、マグネツトが上壁面側に変位させてあ
るから、仮止室内へ進入して来た部品に作用する吸引磁
力は、上壁面側に向つたベクトル成分をも有しているた
めに、部品は進入過渡期に上壁面と摺動しながら移動
し、第7図実線図示の状態で一時係止がなされ、したが
つて、従来技術で発生したような傾きによる問題を確実
に解消することができる。
そして、供給ロツドが進出するときには、部品はマグネ
ツト吸引による上壁面との密着が維持されているので、
ストローク中に不用意に位置ずれを起したりしない。
さらに、部品を目的個所で解放するときには、マグネツ
トの後退をさせるものであるから、部品離隔が正確に達
成できて供給信頼性を高めることが可能である。また、
マグネットは摺動体に結合されているから、進退させ易
い摺動体を作動させることによって、マグネット自体の
進退を確実に達成できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は実施例であり、第1図は縦断側面図、
第2図は第1図の(2)−(2)断面図、第3図は立体図、第
4図は縦断正面図、第5図は開閉板の側面図、第6図は
装置外観を示す側面図、第7図は部分的な拡大縦断側面
図、第8図および第9図は縦断側面図である。第10図お
よび第11図は従来例で、それぞれ縦断側面図である。 18……供給通路、3……仮止室、17……部品、20……供
給ロツド、22……マグネツト、25……摺動体、57……
上壁面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給通路が開口している仮止室に部品を一
    時係止させておき、その部品を供給ロッドの端面に密着
    させて供給するものにおいて、部品の外側面に吸引力を
    与えるマグネットが供給ロッドの端面から突出した個所
    に設置され、このマグネットは供給ロッドの外側面に沿
    って進退する摺動体に結合され、前記マグネットが仮止
    室の上壁面側に変位させてあることを特徴とする部品供
    給装置。
JP32188187A 1987-12-19 1987-12-19 部品供給装置 Expired - Lifetime JPH0639015B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32188187A JPH0639015B2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32188187A JPH0639015B2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 部品供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01164528A JPH01164528A (ja) 1989-06-28
JPH0639015B2 true JPH0639015B2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=18137446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32188187A Expired - Lifetime JPH0639015B2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 部品供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0639015B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5686257B2 (ja) * 2011-10-11 2015-03-18 青山 好高 部品供給装置の保持ヘッド構造
JP6452015B1 (ja) * 2018-05-17 2019-01-16 青山 省司 軸状部品用供給ロッドおよび供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01164528A (ja) 1989-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2509103B2 (ja) 部品供給装置
US5067763A (en) Parts supplying apparatus
JPH01104514A (ja) 部品供給装置
WO1998006530A1 (fr) Appareil et procede de soudage d'ecrou a pattes
KR960002113B1 (ko) 부품공급방법 및 장치
US5007795A (en) Supply head of nut feeder
JPH0639015B2 (ja) 部品供給装置
JPH0780557B2 (ja) 部品供給ロツド
JP2000167730A (ja) 軸状部品の供給装置
US5230141A (en) Device for feeding apertured parts
JPH0431795B2 (ja)
JP2579258B2 (ja) 部品供給制御装置
JPH0431793B2 (ja)
JPH0431794B2 (ja)
US5191691A (en) Apparatus for feeding slender parts
US5226228A (en) Part feeding apparatus
JPH085542B2 (ja) 部品供給装置
JPH0790899B2 (ja) 部品供給装置
JP2852490B2 (ja) 溶接電極への軸状部品供給方法
JP2519510B2 (ja) 軸状部品の供給方法
JP2665634B2 (ja) 軸状部品の供給装置
JPH07121763B2 (ja) 部品供給装置
JP3047170B2 (ja) 供給ロッド式の部品供給装置
WO1991007339A1 (en) Part feeding apparatus
JPH0780556B2 (ja) プロジエクシヨンナツト等の供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 14