JPH0638877A - ジャーポット - Google Patents

ジャーポット

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JPH0638877A
JPH0638877A JP19508892A JP19508892A JPH0638877A JP H0638877 A JPH0638877 A JP H0638877A JP 19508892 A JP19508892 A JP 19508892A JP 19508892 A JP19508892 A JP 19508892A JP H0638877 A JPH0638877 A JP H0638877A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
temperature
water
heat exchanger
jar pot
Prior art date
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Pending
Application number
JP19508892A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Hiromatsu
太 弘松
Mikio Yamaoka
三喜男 山岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19508892A priority Critical patent/JPH0638877A/ja
Publication of JPH0638877A publication Critical patent/JPH0638877A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水を沸騰した高温水の温度を使用目的の水温
まで早急に下げることができる機能を有するジャーポッ
トを提供することを目的としている。 【構成】 容器6内の水を加熱する加熱手段8と、容器
の温度を計測する温度センサ9と、前記水の保温温度を
切り替える温度選択手段2と、前記容器の外に設けた熱
交換器15と、前記容器6内の水を熱交換器15内に循
環させる電動ポンプ11とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水を加熱して保温する機
能と、高温の水を冷却する機能を併せ持つジャーポット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乳児のミルクや、煎茶・玉露のように熱
湯を使用しない飲料を飲用する場合、従来の加熱保温専
用のジャーポットを使用する場合は、一度水を沸騰させ
た後、ジャーポットのヒータ電源を遮断して適温に到達
するまで放置する自然冷却の方法をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、例えば3リットルの沸騰水を70℃まで自然冷却
するには3時間が必要となるものである。また容器内の
水は対流しないため、容器上方は温度が高く容器下方は
温度が低く、容器内の湯量によって水の温度にバラツキ
が生ずるものである。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、水を沸騰させ高温で保温することができるととも
に、保温した高温の水の温度を使用目的の水温まで早急
に下げることができる機能を有するジャーポットを提供
することを第一の目的としている。また前記第一の目的
に加え、容器内の水の量によって水の温度に差が生ずる
ことのないジャーポットを提供することを第二の目的と
している。更に、おいしく安全な水を提供することがで
きるジャーポットを提供することを第三の目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、容器内の水を加熱する加熱
手段と、容器の温度を計測する温度センサと、前記水の
保温温度を切り替える温度選択手段と、前記容器の外に
設けた熱交換器と、前記容器内の水を熱交換器内に循環
させる電動ポンプとを有するジャーポットとするもので
ある。
【0006】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、前記本発明の第一の手段の構成に加え、
容器内の水を電動ポンプにより容器下部より熱交換器内
に供給し、熱交換した水は容器上部より容器内に吐出す
るジャーポットとするものである。
【0007】更に第三の目的を達成するための本発明の
第三の手段は、本発明の第一の手段または第二の手段が
有する構成に加え、循環経路に浄化部を設けたジャーポ
ットとするものである。
【0008】
【作用】本発明の第一の手段は、熱交換器によって短時
間に沸騰水を使用目的の水温まで下げることができ、沸
騰・保温に加えて冷却機能を備えたジャーポットとして
作用するものである。
【0009】本発明の第二の手段は、容器内の温度の高
い水に比べて比重の重い冷却済みの温度の低い水を容器
の上方に吐出する循環方法としすることにより、容器内
の水全体が混合され、水の温度差がないものとなる。
【0010】また本発明の第三の手段は、循環経路に設
けた浄化部が水中の不純物を除去し、前記本発明の第一
の手段または本発明の第二の手段による作用に加え、お
いしく安全な水を提供できるよう作用するものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図1・図2に基づいて
説明する。1は冷却機能を有する電気式のジャーポット
の外装本体で、前方には押しボタン等よりなる温度選択
手段2を、底部には外気取入れ用の吸気口3、後方には
排気口4を、また内部には水等の液体5を貯溜する容器
6を有している。温度選択手段2は、必要に応じた温度
設定が出来るよう複数の設定温度を用意している。7は
閉成時に容器6の開口部を封じるように設けた上蓋で、
外装本体1の上部を開閉するように構成している。容器
6の下部底面には、容器6に貯溜されている液体5を加
熱する加熱手段8を装着している。また容器6の下部側
面には、容器6の温度を検出することで液体5の温度を
計測する温度センサ9を装着している。外装本体1と容
器6との間の底部には、電動ポンプA10と電動ポンプ
B11を設けている。この電動ポンプA10は、使用者
が操作ツマミ12を回転または押圧操作することによっ
て動作し、容器6の底部から揚水パイプ13を介して注
出口14まで液体5を揚水する。電動ポンプB11は、
容器6の底部から熱交換器15・揚水パイプ16を介し
て容器5内の上方部に備えた浄化部17から容器6まで
液体5を循環させている。熱交換器15は容器6の外に
設けており、これと対抗してクロスフローファン等から
なる冷却ファン27が位置して設けられている。浄化部
17は活性炭フィルターで構成しており、水中の不純物
を濾過している。
【0012】次に冷却機能の構成、すなわち熱交換器1
5について図2に基づいて説明する。18は熱交換容器
で、樹脂・ステンレス等で構成している。19は前記液
体が流入する流入管、また20はこの液体が流出する流
出管である。流入管19・流出管20は、同様に樹脂・
ステンレス等で構成しており、液体5の循環する循環経
路23と接続されている。循環経路23は、熱交換容器
15内に設けた仕切り板として作用する隔壁21と、熱
交換容器18と、熱交換板22とによって構成してい
る。また熱交換板22は、熱伝導率の高い金属、例えば
アルミニウム・銅等の金属を使用しており、少なくとも
液体5と接触する面には耐食性の高い表面処理を行って
いる。つまり材質が熱伝導率の高いアルミニウムの場合
は、表面をアルマイト処理または4フッ化エチレン樹脂
を表面にコーティングする処理を行っている。また銅を
使用する場合は、表面をクロームメッキしているもので
ある。24は熱交換を効率的に行うための放熱フィンで
あって、ネジ25を使用して熱交換板22とパッキン2
6を介在させて熱交換容器18のフランジ部とネジ止め
している。この放熱フィン24は図1に示している冷却
ファン27によって空冷している。尚、放熱フィン24
のベース面を上記と同様に表面処理することによって熱
交換板22を省略することもできる。
【0013】次に本実施例の動作について説明する。先
ず沸騰・保温機能について説明する。容器6内に液体5
として水道水を入れ、図示していないスイッチをオンす
ると、加熱手段8の通電が開始されて水の温度が上昇す
る。温度センサ9によって容器6の温度を検出して、水
の温度が所定値に達したことを検知すると、電動ポンプ
B11が作動する。つまり、容器6の底部から熱交換器
15・揚水パイプ16を介して容器6上方に備えた浄化
部17に入って浄化され、再び容器6に戻る循環が行わ
れる。水中のカルキ・カビ臭・トリハロメタン等は、こ
の循環の間に除去される。この循環は所定の時間行わ
れ、その間冷却ファン27は運転されない。またこの所
定の時間が経過すると、前記循環は停止され、同時に図
示していない保温ヒータのスイッチがオンされて保温さ
れる。こうして、液体5は高温の状態で容器6内に貯溜
される。時間が経過して、温度センサ9の検知温度が低
くなると再び加熱手段8がオンされて、加熱・循環・保
温が実行される。ここで熱湯が必要な場合は、操作ツマ
ミ12を操作して電動ポンプA10を動作させ、容器6
の底部から注出口14まで熱湯を揚水して外部に給湯す
ることができる。
【0014】次に、乳児のミルクや、煎茶・玉露のよう
に熱湯を使用しない飲料を準備したい場合について説明
する。この場合、使用者は温度選択ボタン2を操作し
て、容器5に保温貯溜している熱湯を所定の温度まで速
く下げることが出来る。つまり本実施例では、温度選択
手段2が操作されると、温度センサ9が温度選択手段2
により設定した設定温度を検出するまで、冷却ファン2
7・電動ポンプB11が運転されるようになっている。
電動ポンプB11が運転されるため、熱湯5は熱交換器
15を通る循環を開始する。つまり電動ポンプB11に
よって、高温の水が流入管19から、循環経路23を通
って流出管20より吐出されるわけである。この循環を
繰り返している間に、熱湯は熱交換板21・放熱フィン
24によって空気と熱交換され冷却される。このとき熱
湯と熱交換される空気は、外装本体1の底部に設けた吸
気口3から供給され、外装本体1の後方に設けた排気口
4から排出される。こうして熱湯の温度は急速に冷却さ
れ、温度選択手段2によって設定されている温度に到達
すると、この循環は停止される。
【0015】この場合、本実施例では、高温の水は容器
6の底部より熱交換器15内に供給され、熱交換されて
低温となった水は、容器6の上部より容器6内に吐出す
るようにしている。つまり容器6内に貯溜している高温
の水に、冷却によって比重が大きくなった低温の水を容
器6の上方に吐出する循環方法としているものである。
このため、容器6内の水はよく混合され温度ばらつきが
小さくなるものである。つまり貯溜している水の量によ
って、温度が変わることが少ない冷却機能を有するジャ
ーポットを実現するものである。
【0016】実験によると、本実施例の冷却機能を有す
るジャーポットを使用すれば、3リットルの沸騰水を7
0℃まで冷却するのに必要な時間は約30分であった。
以上のように本実施例によれば、沸騰・保温機能に加
え、所定の温度まで短時間で冷却できる冷却機能を併せ
持つ冷却機能を有するジャーポットを実現することがで
きるものである。
【0017】また本実施例では、熱交換容器18として
水により腐食されることのないポリカーボネイト・ポリ
プロピレン等のプラスチック、あるいはステンレスを使
用している。また、熱交換板21は循環する熱湯と接触
する面には、耐食性の高い表面処理が施されている。こ
のため、循環中の水中に金属イオン等が溶け込む虞は全
く無いものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、容器内の水を加
熱する加熱手段と、容器の温度を計測する温度センサ
と、前記水の保温温度を切り替える温度選択手段と、前
記容器の外周部に設けた熱交換容器と、前記容器内の水
を熱交換用容器内に循環させる電動ポンプとを有するジ
ャーポットとして、水を沸騰させ高温で保温することが
できるとともに、保温した高温の水の温度を使用目的の
水温まで早急に下げることができる機能を有するもので
ある。
【0019】本発明の第二の手段は、本発明の第一の手
段の構成に加え、容器内の水を電動ポンプにより容器下
部より熱交換器内に供給し、熱交換した水は容器上部よ
り容器内に吐出する冷却機能を有するジャーポットとし
て、本発明の第一の手段が有する効果に加え、容器内の
水の量によって水の温度に差が生ずることのないものと
することが出来るものである。
【0020】また本発明の第三の手段によれば、本発明
の第一の手段または第二の手段の構成に加え、循環経路
に浄化部を設けたことによって、特にカルキ臭・カビ臭
・トリハロメタン等を除去でき、おいしく安全な水を提
供することができる冷却機能を有するジャーポットが実
現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における冷却機能付のジャーポ
ットの平面図
【図2】(a)同ジャーポットの熱交換器を一部切り欠
いて示した平面図 (b)同熱交換器の側面図
【符号の説明】
2 温度選択手段 6 容器 8 加熱手段 9 温度センサ 10 電動ポンプA 11 電動ポンプB 15 熱交換器 17 浄化部 23 循環経路 24 放熱フィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の水を加熱する加熱手段と、容器
    の温度を計測する温度センサと、前記水の保温温度を切
    り替える温度選択手段と、前記容器の外に設けた熱交換
    器と、前記容器内の水を熱交換器内に循環させる電動ポ
    ンプとを有するジャーポット。
  2. 【請求項2】 容器下部と熱交換器を連絡するとともに
    熱交換器と容器上部とを連絡して容器内の水を循環して
    なる請求項1記載のジャーポット。
  3. 【請求項3】 容器内の水の循環経路に浄化部を設けた
    請求項1または2記載のジャーポット。
JP19508892A 1992-07-22 1992-07-22 ジャーポット Pending JPH0638877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19508892A JPH0638877A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ジャーポット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19508892A JPH0638877A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ジャーポット

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JPH0638877A true JPH0638877A (ja) 1994-02-15

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ID=16335343

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JP19508892A Pending JPH0638877A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ジャーポット

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