JPH0638862Y2 - フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造 - Google Patents

フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造

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JPH0638862Y2
JPH0638862Y2 JP1986007208U JP720886U JPH0638862Y2 JP H0638862 Y2 JPH0638862 Y2 JP H0638862Y2 JP 1986007208 U JP1986007208 U JP 1986007208U JP 720886 U JP720886 U JP 720886U JP H0638862 Y2 JPH0638862 Y2 JP H0638862Y2
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JP
Japan
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insulator
counterweight
head guard
rear pillar
forklift
Prior art date
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Application number
JP1986007208U
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JPS62119392U (ja
Inventor
一郎 長坂
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、フォークリフトにおいて、カウンタウェイト
とヘッドガードリヤピラーとの間に介設されるカウンタ
ウェイトインシュレータ(以下、「インシュレータ」と
略称する)に関し、特にインシュレータの取付構造に関
するものである。
【従来の技術】
一般に、フォークリフトは、例えば第3図に示されるよ
うに、フォーク1上の荷物の重量による前方回転モーメ
ントに対処するために、機台後部にカウンタウェイト2
が設置されている。 このようなフォークリフトにおいては、カウンタウェイ
ト2を設置する際に、カウンタウェイト2がヘッドガー
ドリヤピラー3に接触して塗装を剥がしたり破損させる
恐れがある。そこで、フォークリフトの中には、第3図
及び第4図に示すように、カウンタウェイト2又はヘッ
ドガードリヤピラー3にゴム等の弾性材からなるインシ
ュレータ4を取り付け、ヘッドガードリヤピラー3の保
護を図るようにした機種がある。また、このインシュレ
ータ4は、カウンタウェイト2とヘッドガードリヤピラ
ー3との間の間隙を塞ぐので、エンジン音の漏出を防止
し、雨水等の侵入を防ぐ働きも有している。 このようなインシュレータ4の取付手段としては、従
来、接着剤又はボルトによるものが知られている。
【考案が解決しようとする課題】
上述したような従来のインシュレータ取付手段におい
て、接着剤によりインシュレータを取り付ける場合、接
着位置のガイドラインがなく、接着後はやり直しができ
ないので、所定位置にインシュレータを取り付けること
は困難であった。 また、ボルト締めによる場合には、複数個のボルトを一
つ一つ締めていかねばならず手間がかかるばかりか、ボ
ルトの締め付けによってインシュレータの表面に波打ち
が生じるので、インシュレータが、相対するカウンタウ
ェイト又はヘッドガードリヤピラーの面と密着せず、防
水・防音効果が損なわれることがある、等の問題点があ
った。 これ等の問題点のため、従来では、インシュレータが衝
撃吸収、防音、防水等の様々な優れた機能を有するにも
かかわらず、かかるインシュレータを採用しているフォ
ークリフトは少数に限られていた。 従って、本考案の目的は、インシュレータをカウンタウ
ェイトに相対するその面に波打ち等の不具合を生じるこ
となく所定位置に確実に容易に取り付けることができる
インシュレータ取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、カウンタウェイ
トの前面とヘッドガードリヤピラーの後面との間にカウ
ンタウェイトインシュレータの本体部分を圧縮状態で挟
持し間挿してなるフオークリフトにおいて、前記各ヘッ
ドガードリヤピラーの前記後面から外れた面に、同ヘッ
ドガードリヤピラーの長手方向に沿って延びる突起片を
固着すると共に、前記カウンタウェイトの前面にある前
記カウンタウェイトインシュレータの前記本体部分か
ら、前記ヘッドガードリヤピラーの前記後面から外れた
面にある前記突起片に向かって延びる腕部分に溝を形成
して、該溝を前記突起片に嵌合することを特徴とするも
のである。
【作用】
上述した本考案のインシュレータ取付構造では、インシ
ュレータに形成された溝を突起片に嵌合するだけで、イ
ンシュレータは所定位置に取り付けられる。 しかも、突起片に嵌合する溝は、インシュレータ本体部
分ではなく、そこから延びる腕部分に形成されているた
め、更に詳しく言えば、腕部分は、カウンタウェイトの
前面にある本体部分から別れて、ヘッドガードリヤピラ
ーの後面から外れた面に設けられた突起片に向かって延
びる構造であるため、インシュレータの取り付けの際
に、その本体部分に不要な力がかかることがなく、カウ
ンタウェイトに相対するその面は平滑に保たれる。 また、腕部分が上述の構造であるため、インシュレータ
をカウンタウェイトとヘッドガードリヤピラーとの間に
圧縮状態で挟持した際にも、腕部分、特にそこに形成さ
れた溝には、圧縮力が実質的に作用しない。
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるフォークリフトのインシ
ュレータ取付構造の好適な実施例について詳細に説明す
るが、図中、従来と同一又は相当する部分については、
同一符号を用いて説明するものとする。 第1図及び第2図において、各ヘッドガードリヤピラー
3の後面3aとカウンタウェイト2の前面2aとの間には間
隙が形成されており、この間隙にゴム製のインシュレー
タ5が圧縮状態で設けられている。ヘッドガードリヤピ
ラー3の内側の側面3b(後面3aから外れた面)には、そ
の長手方向に沿つて1枚の細長い鋼板が溶着され、突起
片6を形成している。インシュレータ5は、カウンタウ
ェイト2とヘッドガードリヤピラー3との間に挟持され
る本体部分5aに加えて、上記突起片6に向かつて本体部
分5aから延びる腕部分5bを有しており、この腕部分5b
に、突起片6に嵌合する寸法及び形状の溝7が形成され
ている。 このような構成において、突起片6とインシユレータ5
の腕部分5bに形成された溝7と嵌合させると、インシュ
レータ5の本体部分5aがヘッドガードリヤピラー3のカ
ウンタウェイト2の前面2aに面する後面3a上に配置さ
れ、次いで、カウンタウェイト2を所定位置に設置する
と、インシュレータ5の本体部分5aはカウンタウェイト
2とへツドガードリヤピラー3との間に挟持され、両者
間の間隙を密閉する。インシュレータ5の設置の際に
も、インシュレータ5が挟持されている間も、インシュ
レータ5の腕部分5b、特に溝7が形成されている部分に
は、突起片6への嵌合に関係した力以外には、本体部分
5a側から実質的に何の力も作用しない。 尚、突起片6を部分的に形成したり、突起片6をヘッド
ガードリヤピラー3の外側の側面3c(後面3aから外れた
面)に固着してもよい。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、突起片に溝を嵌合させ
るだけでよいので、簡単な作業でインシユレータを所定
位置に確実に容易に配置することができ、また、自由に
再嵌合を行えるので、作業性が著しく向上する。 しかも、突起片に嵌合する溝は、インシュレータ本体部
分ではなく、そこから延びる腕部分に形成されているた
め、更に詳しく言えば、腕部分は、カウンタウェイトの
前面にある本体部分から別れて、ヘッドガードリヤピラ
ーの後面から外れた面に設けられた突起片に向かって延
びる構造であるため、インシュレータの取り付けの際
に、その影響を本体部分が受けることがなく不要な力が
かからないので、カウンタウェイトに相当するインシユ
レータの面は平滑に保たれた一様な面となり、カウンタ
ウェイト設置時における接触による衝撃を良好に緩和・
吸収することができると共に、カウンタウェイトとヘッ
ドガードリヤピラーとの間の間隙の密閉性を非常に高く
することができる。 また、腕部分の上述の構造のため、カウンタウエイト脱
着時にも、インシユレータをカウンタウエイトとヘッド
ガードリヤピラーとの間に圧縮状態で挟持した際にも、
腕部分、特にそこに形成された溝には、圧縮力等の衝撃
が実質的に作用しないので、インシュレータが突起片か
ら脱落する恐れもない、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図のA−A線に沿って切断し本考案の実
施例に係るインシュレータ取付構造を示す部分断面図、
第2図は、第1図のインシュレータ取付構造の部分側面
図、第3図は、インシュレータが取り付けられているフ
ォークリフトの側面図、第4図は、従来の手段によりイ
ンシュレータがカウンタウェイトに取り付けられている
ところを示す、カウンタウェイト設置直前の斜視図であ
る。 2…カウンタウェイト 2a…カウンタウェイトの前面 3…ヘッドガードリヤピラー 3a…ヘッドガードリヤピラーの後面 3b、3c…ヘッドガードリヤピラーの側面(後面から外れ
た面) 5…インシュレータ(カウンタウェイトインシユレー
タ) 5a…インシュレータの本体部分 5b…インシュレータの腕部分 6…突起片 7…溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンタウェイトの前面とヘッドガードリ
    ヤピラーの後面との間にカウンタウェイトインシュレー
    タの本体部分を圧縮状態で挟持してなるフオークリフト
    において、前記各ヘッドガードリヤピラーの前記後面か
    ら外れた面に、同ヘッドガードリヤピラーの長手方向に
    沿って延びる突起片を固着すると共に、前記カウンタウ
    ェイトの前面にある前記カウンタウェイトインシュレー
    タの前記本体部分から、前記ヘッドガードリヤピラーの
    前記後面から外れた面にある前記突起片に向かって延び
    る腕部分に溝を形成して、該溝を前記突起片に嵌合する
    ことを特徴とする、フォークリフトのカウンタウェイト
    インシュレータ取付構造。
JP1986007208U 1986-01-23 1986-01-23 フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造 Expired - Lifetime JPH0638862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986007208U JPH0638862Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23 フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造

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JP1986007208U JPH0638862Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23 フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62119392U JPS62119392U (ja) 1987-07-29
JPH0638862Y2 true JPH0638862Y2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=30790446

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986007208U Expired - Lifetime JPH0638862Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23 フォークリフトのカウンタウェイトインシュレータ取付構造

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JP (1) JPH0638862Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315231U (ja) * 1976-07-20 1978-02-08

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JPS62119392U (ja) 1987-07-29

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