JPH0638575U - 豆腐製造機 - Google Patents

豆腐製造機

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JPH0638575U
JPH0638575U JP077683U JP7768392U JPH0638575U JP H0638575 U JPH0638575 U JP H0638575U JP 077683 U JP077683 U JP 077683U JP 7768392 U JP7768392 U JP 7768392U JP H0638575 U JPH0638575 U JP H0638575U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露水落下による製品不良の発生を防止す
る。 【構成】 加熱チャンバ15内にバケットコンベヤ16を配
置する。バケットコンベヤ16のエンドレスチェーン21
に、凝固バケット23をその自重によって開口を上に向け
るようにに揺動自在に取付ける。凝固バケット23を、上
側経路33および下側経路34にそって移動させるようにす
る。凝固バケット23に、これの下面を被覆するように結
露水受け24を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、豆腐製造機、とくに容器入り絹ごし豆腐を大量生産する機械に関 する。
【0002】
【従来の技術】
この種の豆腐製造機としては、加熱チャンバ内にバケットコンベヤが配置され 、バケットコンベヤのエンドレスチェーンに、凝固バケットがその自重によって 開口を上に向けるように揺動自在に取付けられ、凝固バケットが、上側経路およ び下側経路にそって移動するようになされているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
凝固バケットには、豆乳と凝固剤の混合液が充填される。充填時の混合液の温 度は、例えば25℃である。このように冷たい混合液を充填したバケットが加熱 チャンバ内を移動させられていく間に、バケットの表面に結露が生じ、やがて溜 った結露水がバケット表面を伝って流れ落ちる。上側経路にそって移動するバケ ットから、下側経路にそって移動するバケット内の豆腐の表面に結露水が落下す ると、その表面に落下の痕跡が残り、製品不良の要因となっていたが、これを防 止する対策はとくにとられていなかった。
【0004】 この考案の目的は、結露水落下による製品不良の発生を防止することのできる 豆腐製造機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による豆腐製造機は、加熱チャンバ内にバケットコンベヤが配置され 、バケットコンベヤのエンドレスチェーンに、凝固バケットがその自重によって 開口を上に向けるように揺動自在に取付けられ、凝固バケットが、上側経路およ び下側経路にそって移動するようになされている、豆腐製造機において、凝固バ ケットに、これの下面を被覆するように結露水受けが設けられていることを特徴 とするものである。
【0006】
【作用】
この考案による豆腐製造機では、凝固バケットに、これの下面を被覆するよう に結露水受けが設けられているから、凝固バケットから結露水が落下しようとし ても、これが結露水受けで受けられる。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。以下の説明において、 前後とは、図1を基準として、図1の右側を前、これと反対側を後といい、左右 とは、前に向かってその左右の側を左右という。
【0008】 絹ごし豆腐製造機は、図1に示すように、頂壁前端部に上方張出チャンバ11を 有しかつ頂壁後端寄りの部分に上向き連通口12を有する下部チャンバ13と、上向 き連通口12に接続された下向き連通口14を底壁に有する上部チャンバ15と、両連 通口12,14を介して下部チャンバ13および上部チャンバ15にわたって配されてい るバケットコンベヤ16とを備えている。
【0009】 下部チャンバ13および上部チャンバ15は、いずれも密閉状のものである。下部 チャンバ13内には、これを陽圧に保つように無菌エアーが供給されている。上部 チャンバ15内には、これを95℃程度の高温に保つようにスチームが供給されて いる。張出チャンバ11の頂壁には、容器入口17が設けられている。下部チャンバ 13の底壁前端部には容器出口18が設けられている。
【0010】 図1に加えて図2を参照すると、バケットコンベヤ16は、下部チャンバ13およ び上部チャンバ15内を循環する左右一対のエンドレスチェーン21と、チェーン21 に所定間隔で渡し止められた多数のホルダ22と、ホルダ22に複数個ずつ取付けら れているバケット23と、バケット23の下面を被覆している結露水受け24とを備え ている。
【0011】 チェーン21が、下部チャンバ13内前部に配置された間欠的駆動スプロケット31 および両チャンバ13,15内所要か所に配置されている複数の従動スプロケット32 に巻き掛けられて、バケット23が、下部チャンバ13内を概ね前向きにのびた上側 経路33、上側経路33の下方を後向きにのびた下側経路34、上側経路33と下側経路 34の前端同しを連絡した反転経路35および上側経路33の途中から上向きに進路を 変えられて上部チャンバ15内に導入され、上部チャンバ15内を前後に蛇行しなが ら上向きにのび、その後下向きに導かれて上側経路33に復帰させられた蛇行経路 36にそって移動する。
【0012】 下部チャンバ13頂壁後端部に充填装置41が配置されている。充填装置41は、上 側経路33後端近くに位置しかつ下部チャンバ13の頂壁後端部を貫通した充填ノズ ル42を有している。充填装置41よりやや後方にバケット予熱装置43が配置されて いる。バケット予熱装置は、充填ノズル42のすぐ後方において上側経路33に下側 から臨まされたスチームノズル44を有している。
【0013】 張出チャンバ11内には、上側経路33前端に位置するように被覆装置45が配置さ れている。被覆装置45は、容器入口17の縁部に配置され多数の上向き容器Cが積 重ね状態に収容されているマガジン46と、マガジン46とその直下の上側経路33の 間に配置されていてる昇降自在かつ180度ずつ反転自在なバキューカップ47と を備えている。被覆装置45のやや後方に剥離装置48が配置されている。
【0014】 下側経路34の前端に取出装置49が、そのやや後方に洗浄装置51がそれぞれ配置 されている。洗浄装置51は、下側経路34を下方より臨む上向きの洗浄液噴射ノズ ル52を有している。洗浄液は、例えば無菌水である。また、取出装置49のすぐ前 を通って左右方向にのびるように容器排出コンベヤ53が配置されている。
【0015】 ホルダ22は、左右方向にのびた水平帯状ホルダプレート61と、これの両縁に設 けられた先細りテーパ状スカート62とよりなる。図4を参照すると、ホルダプレ ート61の両端部には、チェーン21に取付けられた水平ピン64を支持した軸受65が それぞれ設けられている。ホルダプレート61には、バケット23をそれぞれ1つず つ貫通状にはめ込んだ複数のバケット保持孔66がホルダプレート長さ方向に間隔 をおいて設けられている。スカート62の両端部および中央部には帯板状補強材67 が渡し止められている。
【0016】 バケット23は、プラスチックで平面視方形の箱形に成形されたもので、豆腐一 丁分(平均的に400cc程度)に相当する量の豆腐を余裕をもって収容しうる容 積を有している。なお、バケット23をプラスチックで形成しているのは、製造費 を安価にするためであるが、伝熱性および耐久性を優先するならば、バケット23 をステンレスで形成してもよい。
【0017】 結露水受け24は、ホルダ22のスカート62の間に入り込まされた横断面逆V字状 底壁71と、底壁71の両縁より立上りスカート62外面と所定の角度をもって向き合 わされた両側壁72とよりなる。底壁71の両端部には、スカート両端補強材67に掛 止められた斜め上向き突出状掛止部73がそれぞれ設けられている。また、底壁71 の中央部には、スカート両端補強材67を入り込ませたスリット74が設けられると ともに、スリット74の縁部に同補強材67に受止められた折曲部75が設けられてい る(図5参照)。そして、底壁71の一端から他端にかけて、複数の排水口76がバ ケット23とバケット23の丁度中間下方に位置するように設けられている。
【0018】 図6に詳しく示すように、排水口76の両端は、底壁71の両縁部には達しておら ず、側壁72上端よりやや低いレベルとなっている。その結果、底壁71の両縁部と 両側壁72によって横断面V字状の排水溝77が結露水受け24に形成されている。
【0019】 ホルダ22およびバケット23の表面で結露して落下しようとする結露水は、結露 水受け24で受けられる。受けられた結露水は、排水溝77に集められ、排水溝77内 をその両端まで流れてそこから落下する。排水溝77がオーバーフローしそうな場 合、オーバーフローしようとする結露水は排水口76から排水落下する。排水口76 から落下した結露水は、その下方を移動するホルダ22のバケット23とバケット23 の間に落下するため、バケット23内には入り込む恐れはない。
【0020】 剥離装置48は、図7〜図10に示すように、昇降体81と、各バケット列に対応 するように配されたバケット列と同数の剥離部材82とを備えている。
【0021】 昇降体81は、垂直昇降ロッド83と、昇降ロッド83の下端に取付けられかつ全バ ケット列の上方を横切るように配されている水平吊り板84と、吊り板84の下方に 各バケット列に対応して配されているバケット列と同数の取付板85と、各取付板 85毎に一対ずつに配され上端が吊り板84に固定され、下端が取付板85に摺動自在 に貫通させられている複数対の垂直ガイドロッド86と、ガイドロッド86の下方突 出端に固定されているストッパ87と、ガイドロッド86の高さの中程に固定されて いるばね押え88と、ばね押え88と取付板85の間に介在されガイドロッド86にはめ られている圧縮コイルばね89とよりなる。
【0022】 図1を参照すると、昇降ロッド83の上端はロッド91を介してレバー92の一端に 連結されている。レバー92の他端には昇降体作動用2段ストローク流体圧シリン ダ93のピストンロッドが連結されている。
【0023】 取付板85上面には一対の垂直支持棒94が設けられるとともに、両支持棒94に水 平支持板95が渡し止められ、これに、剥離部材作動用流体圧シリンダ96が下向き に取付けられている。この流体圧シリンダ96のピストンロッドには剥離部材押圧 片97が取付けられている。押圧片97は、水平円板状のもので、外周面にばね挿入 溝97aを有している。取付板85の外周には、90度ずつの間隔をおいて4方向に 突出した軸受部98が設けられている。軸受部98には水平軸受孔99が貫通状に設け られている。
【0024】 剥離部材82は、4つの軸受部98にそれぞれブラケット101 を介して取付けられ た4つの分割片102 よりなる。ブラケット101 は、門形状上部材111 と、これと 一体化された水平断面5角形のブロック状下部材112 とよりなる。上部材111 の 両側壁にはピン孔113 が同心状にあけられている。下部材112 は、外向き直交2 面よりなる取付面114 を有している。取付面114 の2面にはねじ孔115 が1つず つあけられている。4つの分割片102 はいずれも水平断面L字状の板材よりなる 。各分割片102 の上端部の角の部分には、2つの長孔116 が設けられている。軸 受孔99に2つのピン孔113 を一致させるように軸受部98に上部材111 がまたがら され、軸受孔99および2つのピン孔113 に支持ピン117 が挿入され、これにより 、軸受部98にブラケット101 が揺動自在に取付けられている。下部材取付面114 のねじ孔115 に分割片102 の長孔116 が一致するように下部材112 に分割片102 が当てられ、ボルト118 が長孔116 を通してねじ孔115 にねじ込まれることによ り、ブラケット101 に分割片102 が取付けられている。この状態で隣り合う分割 片102 と分割片102 の間には、分割片102 の揺動を許す隙間が生じている。4つ の分割片102 が垂直姿勢となったとき、隙間の部分を除いて4つの分割片102 の 外面がバケット23の内面と合致するようになされている。
【0025】 上部材111 の頂面には板ばね119 が、その先端部をばね挿入溝97aに挿入させ るように取付けられている。一方、L字状ストッパ121 の水平部が上部材111 の 内側に通されかつその垂直部を上部材111 の頂部と相対させた状態でストッパ12 1 が軸受部98に取付けられている。ストッパ121 の垂直部の上端には隙間調整ね じ122 が貫通させられている。
【0026】 昇降体作動用2段ストローク流体圧シリンダ93を作動させると、レバー92を介 して昇降体81は2段階のストロークで昇降させられ、昇降体81とともに剥離部材 82が昇降させられる。
【0027】 剥離部材作動用流体圧シリンダ96のピストンロッドを突出させると、剥離部材 押圧片97が板ばね119 の先端を押しさげる。そうすると、支持ピン117 を中心と して4つの分割片102 がそれぞれの下端部を離隔させるように揺動させられ、剥 離部材82が開かれた状態となる。この開かれた状態から同シリンダ96のピストン ロッドを退入させると、4つの分割片102 がそれぞれの下端部を接近させるよう に揺動させられ、剥離部材82が閉じられた状態となる。この閉じる際の分割片10 2 の位置はブラケット101 が調整ねじ122 に当接することにより、規制される。
【0028】 図12および図13に、下部チャンバ13の容器出口18およびバケットコンベヤ 16の駆動スプロケット31周辺の詳細が示されている。
【0029】 左右の駆動スプロケット31を取付けた駆動軸141 には、左右の垂直円板状ホル ダガイド142 が固定されている。ホルダガイド142 の外周縁は、反転経路35を移 動するホルダ22に取付けられた結露水受け24に設けられたスリット(図示しない )を通じて結露水受け24の内に入り込み、ホルダガイド142 の外周面がホルダ22 のスカート62の先端に当接させられている。一方、反転経路35にそって横断面円 弧状容器ガイド144 が配置されている。反転経路35にそって移動させられるバケ ット23に被せられた容器Cの底に容器ガイド144 の内面が当接させられている。 また、ホルダガイド142 から洗浄装置51のところまでガイドレール145 がのびて いる。
【0030】 取出装置49は、容器受け151 と、先端部に容器受け151 が取付けられかつ容器 受け151 が容器出口18を通じて下部チュンバ13内に出没しうるように上下揺動自 在に配置されている搬送アーム152 と、搬送アーム152 にブラケット153 を介し てピストンロッドが連結されているアーム作動用流体圧シリンダ154 とを備えて いる。
【0031】 容器受け151 は、容器出口18の蓋を兼ねるものであって、容器出口18に緩く挿 通される形状に形成された容器受け本体161 と、これの下端から側方に張出した シールフランジ162 とよりなる。
【0032】 チャンバ内洗浄時等に、搬送アーム152 をその揺動範囲の上限に位置させて容 器受け151 のシールフランジ162 を容器出口18縁部に取付けられたパッキン131 に押圧させておくことにより、容器出口18のシールが果たされる。
【0033】 搬送アーム152 がその揺動範囲の下限に位置するときの容器受け151 と容器排 出コンベヤ53とは渡し板171 で連絡されている。
【0034】 つぎに、豆腐製造手順を説明する。
【0035】 バケット23に豆乳と凝固剤を充填する前に、バケット23は予熱装置43に搬入さ れる。そうすると、スチームノズル44からバケット23にスチームが噴射され、バ ケット23が加熱される。これにより、バケット23は、豆乳および凝固剤の混合液 の充填温度以上、好ましくは充填温度よりも15〜25℃高い温度に予熱される 。このようにしてバケット23を予熱しておくことにより、バケット23に混合液を 充填した際、混合液のバケット23と接する部分が急速に凝固させられて、凝固部 分から生じた離水によりバケット23と豆腐の間に水の膜ができるため、バケット 23から豆腐を取出す際、バケット23から豆腐が容易に剥離する。また、バケット 23の予熱温度が、上記範囲より低いと、離水が少なく異その効果が不十分であり 、同範囲より高いと離水が多すぎて商品価値がなくなる。
【0036】 予熱されたバケット23が充填ノズル42の下方に至ると、ノズル42より、1つず つのバケット23に、上記豆腐一丁分に相当する量の豆乳と凝固剤の混合液が充填 される。凝固剤は、塩化マグネシウム(にがり)である。混合液は、豆乳と凝固 剤を凝固温度以下、例えば25℃まで冷却し、充填の直前に混合したものである 。
【0037】 混合液を充填したバケット23は、下部チャンバ13から上向きに移動して上部チ ャンバ15に導入され、上部チャンバ15内を蛇行状に移動し、最終的に下向きに移 動して再び下部チャンバ13内に導入される。この間、バケット23は上を向いたま まである。バケット23が上部チャンバ15内を移動する時間は、40分程度であり 、この間に、バケット23内の混合液が凝固して豆腐となる。
【0038】 バケット23内で凝固させられた豆腐は、つぎに、図11を参照して説明する剥 離動作によって剥離される。まず、昇降体81のストロークの上限において剥離部 材82を閉じた状態にしておく(図11a)。そして、昇降体81の1段目のストロ ークにより、剥離部材82の下端のみがバケット23内に入り込むように剥離部材82 を下降させて停止させる(図11b)。つぎに、剥離部材82を開く(図11c) 。そうすると、剥離部材82の4つの分割片102 の下端がバケット23の内面に当接 させられかつ板ばね119 によって押圧される。この状態で昇降体81に2段目のス トロークを行わせ、剥離部材82の下端がバケット23の底に達するように剥離部材 82を下降させる(図11d)。その結果、バケット23内面と豆腐外面の間に剥離 部材82が差し込まれ、バケット23から豆腐が剥離される。その後、剥離部材82は 開いたままで昇降体81を2段の上昇ストロークを連続して行わせる(図11e) 。昇降体81が上限に復帰させられると、剥離部材82を閉じる。
【0039】 ついで、豆腐を剥離させられたバケット23が被覆装置45の下方に至ると、バキ ュームカップ47がマガジン46から上向きの容器Cを吸着し、下降反転して下向き となった上下逆様の容器Cをバケット23に被せる。
【0040】 ここまでは、バケット23は上を向いたままであるが、その後、バケット23が反 転経路35にそって移動する間は、ホルダガイド142 によってホルダ22の自転が阻 止され、容器ガイド144 によって容器Cの自転および落下が阻止される。この間 にバケット23は容器Cを被せせたままで反転させられ下向きとなり、一方、容器 Cは正立させられて、バケット23内を豆腐が移動して容器Cの底で受けられる。
【0041】 バケット23とともに豆腐を入れた容器Cが容器出口18の上方に至ると、容器受 け151 が容器Cの底を受けて下降し、これにより、バケット23から容器Cが離隔 されて容器Cに豆腐が移替られ、豆腐を入れた容器Cが容器出口18を通じて下部 チャンバ13の外に導出されて容器排出コンベヤ53に渡される。
【0042】 容器Cを離隔したバケット23は、その後、ノズル52から洗浄液を噴射されて洗 浄され、洗浄後のバケット23がホルダガイド145 から外れると、バケット23が自 転して再び上向きとなる。これにより、1サイクルの製造過程が完了する。
【0043】
【考案の効果】
この考案によれば、凝固バケットから結露水が落下しようとしても、これが結 露水受けで受けられるから、結露水落下による製品不良の発生を防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による豆腐製造機全体の垂直縦断面図
である。
【図2】同豆腐製造機のコンベヤの破砕断面を含む分解
斜視図である。
【図3】同コンベヤの平面図である。
【図4】図3のIVーIVにそう断面図である。
【図5】図3のVーV線にそう断面図である。
【図6】図3のVIーVI線にそう断面図である。
【図7】同豆腐製造機の剥離装置の破砕断面を含む分解
斜視図である。
【図8】同薄利装置の破砕断面を含む側面図である。
【図9】図8のIXーIX線にそう断面図てである。
【図10】図9のXーX線にそう断面図である。
【図11】剥離動作説明図である。
【図12】同豆腐製造機の下部チャンバの容器出口およ
びコンベヤの駆動スプロケット周辺部の垂直縦断面図で
ある。
【図13】図12のXIIIーXIII線にそう断面図である。
【符号の説明】
15 チャンバ 16 バケットコンベヤ 21 チェーン 23 バケット 24 結露水受け 33 上側経路 34 下側経路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱チャンバ15内にバケットコンベヤ16
    が配置され、バケットコンベヤ16のエンドレスチェーン
    21に、凝固バケット23がその自重によって開口を上に向
    けるように揺動自在に取付けられ、凝固バケット23が、
    上側経路33および下側経路34にそって移動するようにな
    されている、豆腐製造機において、 凝固バケット23に、これの下面を被覆するように結露水
    受け24が設けられていることを特徴とする、豆腐製造
    機。
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