JPH05338651A - 大型魚の凍結・搬出方法および凍結用ボックスパレット - Google Patents

大型魚の凍結・搬出方法および凍結用ボックスパレット

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JPH05338651A
JPH05338651A JP17002892A JP17002892A JPH05338651A JP H05338651 A JPH05338651 A JP H05338651A JP 17002892 A JP17002892 A JP 17002892A JP 17002892 A JP17002892 A JP 17002892A JP H05338651 A JPH05338651 A JP H05338651A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の生魚を冷凍室で急速凍結した後凍結室
から搬出する場合に、冷凍パンに適さない大型の魚を能
率よく凍結し搬出する方法を提供する。また凍結用ボッ
クス・パレットを提供する。 【構成】 上方へ開く棚板によって複数段に仕切られた
ボックス・パレットの各収容段に生魚を収納し冷凍室で
急速冷凍した後、このボックス・パレットを構内運搬車
により保持して上下反転させかつ加振して各仕切板をそ
の自重で開かせ、各収容段の凍結魚をこのボックス・パ
レットから落下させ、他のボックス・パレットに入れて
搬出する。ここに用いるボックス・パレットは、上方が
開口し少くとも対向する2つの側壁に多数の通気孔が形
成されたケースと、このケース内を上下複数段に仕切り
上方へ開動可能な棚板と、前記ケースの底に設けられフ
ォークリフトのフォークを入れるためのフォーク挿入部
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグロ、カツオ、サ
ケ、マス等の比較的大型の魚を冷凍室で急速凍結した後
搬出する方法と、この方法の実施に直接使用する凍結用
ボックス・パレットとに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生魚(なまうお)は魚市場からトラック
などで入荷して水槽に一時入れ、これを水と共に小型の
冷凍パンに適量づつに分けて詰める。そしてこの冷凍パ
ンを凍結室(冷凍室)に例えば一夜入れて急速凍結し、
次の日にこの冷凍パンから氷で魚を固めた氷結物を取出
し(脱パンという)、この氷結物だけを冷蔵室等に貯蔵
する。
【0003】図7は生魚を冷凍パンに詰めるパン詰めシ
ステムの平面図、図8はこの脱パン処理システムの平面
図、図9は脱パン処理の工程説明図、図10は凍結室の
収容例を示す図であり、この図10にはこの従来方法に
よるものの他に本発明によるものを比較のために示して
いる。
【0004】図9において10は冷凍パンであり、各パ
ン10は長さ約57.5cm、幅約34.5cm、高さ
約13.5cmの金属製の容器である。このパン10は
脱パンを容易にするため、周囲の壁面は上部開口に向っ
て広がるように傾斜している。このパン10には水槽に
入れた生魚を水と共に流し込み、適当量の生魚を入れ
る。
【0005】このパン10へ生魚を詰める工程は図7に
示す装置により行われる。この図で12は魚槽であり、
魚市場からトラックなどで搬入された魚を水と共に収容
する。この魚槽12は適宜数の部屋に仕切られ、その1
つの部屋には傾斜したコンベア14の下部が浸漬されて
いる。
【0006】従って水槽12の生魚はこのコンベア14
によって水から引き揚げられ、順に第2、第3のコンベ
ア16、18に移されながら運ばれる。コンベア18は
その先端側が回動可能であり、他のコンベア20または
コンベア22に生魚を運ぶ。24、26はコンベア22
に接続される他のコンベアである。
【0007】28は空いた冷凍パン(空パンという)1
0の送出装置であり、空パン10を所定間隔で連続的に
コンベア30または32に送出する。この空パン10は
コンベア30、32によって自動定量パン詰め装置34
または36に送られる。この自動定量パン詰め装置3
4、36はそれぞれ生魚を運ぶコンベア20、26の先
端に位置し、生魚を定量して一定重量の生魚をパン10
に入れて、このパン10を次のコンベア38、40に送
出する。
【0008】コンベア38に載った生魚入りのパン10
は自動積み付け装置42に運ばれ、ここで一定数(例え
ば8ケ)のパン10を一段として所定段数に重ねられリ
フト用パレット44(図8参照)に載せられる。
【0009】生魚を入れたパン10はリフト用パレット
44(図8参照)に積んでフォークリフトにより図10
に示すように凍結室46Aに入れられる。この凍結室4
6A内には低温空気が横向きに流れ、各パン10を一夜
で急速に凍結する。この冷凍した魚が入ったパン10を
以下10Aとする。
【0010】凍結魚を入れたこのパン10Aは、パレッ
ト44に載せた状態でフォークリフト48(図8)によ
って脱パン処理システムの搬入用テーブルリフタ50に
運ばれる。なお図8にはこのテーブルリフタ50が2基
あり、処理が中断しないように交互に使用される。
【0011】テーブルリフタ50によりパレット44お
よびパン10Aは所定の高さに上げられ、作業者によっ
てパン10Aがパレット44の上段のものから順に1個
づつスロープ52に落される。パン10Aはスロ−プを
滑ってコンベア54に載り、反転装置56において上下
が反転される。
【0012】この反転装置56はパン10Aの底面に当
たる1本のロ−ラからなり、このローラに載ったパン1
0Aを左右の重量アンバランスにより回転させながら落
下させるものである。
【0013】反転したパン10Aは、コンベア58によ
りバイブレータ装置60に運ばれる。この搬送中に上か
ら水をかけられ、パン10Aと内部の氷結物62(図
9)との分離をし易くする。バイブレータ装置60はパ
ン10Aに強い振動・衝撃を与えて、パン10と氷結部
62とを強制的に分離する。
【0014】パン10はコンベア64において作業者に
より他のコンベア66に移され、氷結物62だけがコン
ベア68、70に運ばれる。作業者はコンベア70にお
いてこの氷結物62を地下型パレタイザ72に1個づつ
移す。パレタイザ72は所定数(例えば8ケ)の氷結物
62を一段としてリフト用パレット44に多段に積みな
がら下降し、所定数の積層が終ると上昇し、フォ−クリ
フト74により運び出される。例えば冷蔵室へ搬入して
長期貯蔵したり、他の場所へ搬出する。
【0015】以上の脱パン処理では冷凍パン10を用い
るから、図9(A)に示すようにこのパン10に入る寸
法の比較的小型の魚には好適である。しかし図9(B)
に示すようにカツオやマグロなどの比較的大型の魚では
パン10にうまく収まらない。そこで人手によってパン
10に魚の尾や頭を曲げて無理に詰め込む作業が必要に
なる。また手作業でもパン10に収まらない大型魚に対
しては、図11に示すように縄76を魚78の尾に巻き
付け、この縄76をフック80で吊っていた。図10の
凍結室46Bは、このようにフック80で魚78を吊っ
て収容した様子を示す。
【0016】
【従来の技術の問題点】冷凍パン10を用いる方法は、
パン10の寸法に適合しない寸法の比較的大型の魚に対
してはパン10の収まりが悪く手作業で魚を詰める作業
が必要になって能率が悪くなる問題があった。また規格
を越える大型魚に対しては自動定量パン詰め装置34や
自動積み付け装置42が使えず、全て手作業になるため
非常に重労働でもあった。
【0017】一方大型の魚に対して縄76、フック80
を用いる方法は、一尾づつ手作業で吊るし、手作業で取
外すことが必要になり、作業能率が著しく悪いと言う問
題があった。
【0018】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、冷凍パン10に適さない比較的大型の魚を
能率よく凍結し搬出する方法を提供することを第1の目
的とする。またこの方法の実施に直接使用する凍結用ボ
ックス・パレットを提供することを第2の目的とする。
【0019】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、大型の生
魚を冷凍室で急速凍結した後前記凍結室から搬出する方
法において、上方へ開く棚板によって複数段に仕切られ
たボックス・パレットを複数個用意し、ボックス・パレ
ットの各収容段に前記生魚を収納し前記冷凍室で急速冷
凍した後、このボックス・パレットを構内運搬車により
保持して上下反転させかつ加振して各仕切板をその自重
で開かせて各収容段の凍結魚をこのボックス・パレット
から落下させ、他のボックス・パレットに入れて搬出す
ることを特徴とする大型魚の凍結・搬出方法により達成
される。
【0020】また第2の目的は、上方が開口し少くとも
対向する2つの側壁に多数の通気孔が形成されたケース
と、このケース内を上下複数段に仕切り上方へ開動可能
な棚板と、前記ケースの底に設けられフォークリフトの
フォークを入れるためのフォーク挿入部とを備えること
を特徴とする大型魚の凍結用ボックス・パレットにより
達成される。
【0021】
【実施例】図1は本発明による処理工程を示す図、図2
はここに用いるボックス・パレットの斜視図、図3はそ
の側断面図、図4と図5はその使用方法を示す図、図6
はその積み重ね状態を示す図である。
【0022】まず図2、3を用いてボックス・パレット
100を説明する。このパレット100はボックス型で
あり、このボックス型のケース102の底板104の下
面には、一対のフォ−ク挿入部106、106が固着さ
れている。これらフォ−ク挿入部106は断面四角で底
板104の対向する2辺に開口している。
【0023】底板104の4隅から4本の支柱108が
起立し、各支柱108の間に適宜数の側柱110が起立
している。これら支柱108を側柱110とは、上梁1
12、中梁114で結合されている。中梁114と底板
104との間には、僅かに傾いた下側壁板116が張ら
れている。上梁112と中梁114との間には垂直な上
側壁板118が張られている。
【0024】ここにフォ−ク挿入部106に直交する一
対の下側板116a、および上側壁板118aには多数
の小孔が形成され、冷却用空気の通過を許容する。また
底板104にも多数の小孔が形成され、生魚の収容時に
不要な水を排出可能にしている。
【0025】前記中梁114は図3に示すように上側壁
118の下縁より内側に位置し、この中梁114の上面
がパレット100の内壁面全周に亘って段状に突出して
いる。この中梁114上面が形成する段部120には、
一対の棚板122、122が支持される。
【0026】棚板122、122はフォ−ク挿入部10
6に直交する方向に長く、2枚の棚板122、122の
一方の長辺がフォ−ク挿入部106に直交する段部12
0aにピン124によって軸着され、上方へ開動可能と
なっている。
【0027】なおこの棚板122、122を水平位置に
閉じた時には、各棚板122、122はフォ−ク挿入部
106に平行な段部120bに当接して支持される。こ
の時には、両棚板122、122の対向辺間に手の指先
が入る程度(例えば約5cm位)の間隙が形成される。
また棚板122、122を図3に仮想線で示す位置に開
いた時には、コ字形ストッパ126の両端を棚板122
の端縁と上梁とに係合させ、開位置に固定することがで
きる。
【0028】前記4隅の支柱108の上端は、上梁11
2より一定の長さ突出している。また底板104の4隅
には底フレ−ム128を斜めに折曲してここに板を張っ
た斜面130が形成されている。この結果このパレット
100を積み重ねた時に、支柱108の上端突出部分を
この斜面130に案内させ、図6に示すように容易に正
しい位置に安定させることができる。
【0029】次にこのボックス・パレット100の使用
例を図1、4、5を用いて説明する。まず図1におい
て、比較的大型の生魚を魚市場でトラックに積み(図
1、ステップ200)、魚槽に搬入する(ステップ20
2)。この魚槽から生魚はこのボックス・パレット10
0に移される(ステップ204)。この時まず棚板12
2をストッパ126によって開位置に保持しておき、棚
板122の下の下段に生魚を入れる。この下段の魚の量
が所定重さになるとストッパ126をはずして棚板12
2、122を水平の閉位置にする。そしてこの棚板12
2、122の上の段(上段)に同様に生魚を所定重さま
で入れる。
【0030】このようにして生魚を入れたパレット10
0は、図4に示すようにローテイティング・フォークリ
フト132によって凍結室46C(図10参照)に運び
込まれる(ステップ206)。このフォークリフト13
2が持つフォーク134は、上下動可能であると同時に
前後方向のほぼ水平な軸回りに回動可能となっている。
【0031】フォーク134はパレット100のフォー
ク挿入部106に水平に挿入され、パレット100を上
方へ持ち上げ、凍結室46C内に積み重ねる。この時冷
却空気は図10で水平方向に上・下側壁板116a、1
18aの小孔を通って流れる。この状態で一夜放置する
と生魚は完全に凍結する。
【0032】次の日にはフォークリフト132によって
パレット100を凍結室46Cから1個づつ運び出し、
別の空のパレット100Aに凍結魚を移す脱パレット作
業を行う(ステップ208)。この作業は、フォークリ
フト132で凍結魚入りのパレット100を空のパレッ
ト100Aの上方に運び、図5に示すように凍結魚入り
パレット100を反転させ、かつ加振することにより行
う。この時にはまず上段の凍結魚が落下し、次に棚板1
22がその自重で開いて下段の凍結魚が落下する。
【0033】このように凍結室46Cから運び出したパ
レット100から、他のパレット100Aに凍結魚を移
し、このパレット100Aが所定の重さになるまでこの
作業を繰り返す。所定量の凍結魚が投入されたパレット
100Aは、フォークリフト132によって冷蔵室に移
されて貯蔵される(ステップ210)。また凍結魚を排
出して空いたパレット100Aには、次の冷凍作業を行
うために再び生魚が入れられ、前記の処理を1日のサイ
クルで繰り返す。
【0034】この実施例によれば、冷凍パン10に入ら
ない大型魚の冷凍・搬送処理作業の能率を大幅に向上さ
せることができる。例えば1時間当たり15トンの処理
を行う場合に必要な作業者数を、従来方法による場合と
比較すると次のようになる。
【0035】
【表1】 作業内容 必要人員数 (従来方法) (本願方法) 魚槽から生魚をコンベアに送出する作業 2名 2名 空のパンを供給する作業 2名 0 パン詰め作業 3名 0 パレットへ積み付ける作業 4名 0 冷凍したパンを脱パン機に投入する作業 2名 0 空パンを回収し積み付ける作業 3名 0
【0036】このように従来方法によれば作業員数を9
名減らすことができる。なお本発明によればフォークリ
フトの運転者の作業量は増えるが、運転者数を増やすほ
どではない。
【0037】この実施例ではボックス型のパレット10
0は1段の棚板122、122を持つが、2段、3段に
することも可能であり、本発明はこれらを包含する。こ
の棚板122により上下に仕切る段数は、各段に収容し
た生魚が重なって傷まない高さを考慮して決められるべ
きである。
【0038】またパレット100はフォーク134が挿
入されるフォーク挿入部106を持ち、ローテイティン
グ・フォークリフト132によってパレット100を反
転させるが、この際フォークリフト132のフォーク1
34はフォーク挿入部106に固定されないから、反転
時にパレット100に過大な衝撃が加わることがあり得
る。
【0039】そこでフォーク134はその間隔を可変に
したフォークアジャスタ付きのものとし、フォーク13
4をフォーク挿入部106に挿入した後、その間隔を広
げ両者を固定するようにするのが望ましい。なおフォー
クリフト132に代えて、パレット100を左右から挟
んで昇降させかつ反転させる構内運搬車を用いてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、上方へ
開く棚板により複数段に仕切られたボックス・パレット
に生魚を入れ急速冷凍した後、このパレットを構内運搬
車に保持して反転・加振し、棚板を開かせて凍結魚を他
のボックス・パレットに入れて搬出するものであるか
ら、冷凍パンを用いる従来方法に比べて大型魚を少ない
作業員で能率よく冷凍することができ、また脱パン作業
を著しく能率良く行うことが可能になる。また自動パン
詰め装置(34、36)や自動積み付け装置(42)を
用いることができなくても、規格外の大型魚を能率よく
処理でき、作業が非常に楽になる。
【0041】ここに構内運搬車はフォークを回転できる
フォークリフトとすることができ、この時にはパレット
にはこのフォークが入るフォーク挿入部を設けておく
(請求項2)。
【0042】請求項3によればこの方法に用いるボック
ス・パレットが得られる。ここにパレットの対向する2
つの側壁に回動自在に軸着した一対の棚板によりケース
内を上下に仕切る仕切り棚を形成することができる(請
求項4)。なおこのパレットのケースは、少なくとも一
対の対向する側壁を少なくともその下部が互いに接近す
るようにわずかに傾斜させれば、これを反転させて凍結
魚を脱落させる際に氷結した魚を脱落させ易くなる(請
求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理工程を示す図
【図2】ここに用いるボックス・パレットの斜視図
【図3】その側断面図
【図4】その使用方法を示す図
【図5】その使用方法を示す図
【図6】その積み重ね状態を示す図
【図7】従来のパン詰めシステムの平面図
【図8】従来の脱パン処理システムの平面図
【図9】脱パン処理の工程説明図
【図10】凍結室の収容例を示す図
【図11】従来方法による大型魚の凍結室収容状態を示
す図
【符号の説明】
46A、46B、46C 凍結室 100 ボックス・パレット 102 ケース 106 フォーク挿入部 122 棚板 132 フォークリフト 134 フォーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型の生魚を冷凍室で急速凍結し前記凍
    結室から搬出する方法において、上方へ開く棚板によっ
    て複数段に仕切られたボックス・パレットを複数個用意
    し、ボックス・パレットの各収容段に前記生魚を収納し
    前記冷凍室で急速冷凍した後、このボックス・パレット
    を構内運搬車により保持して上下反転させかつ加振して
    各仕切板をその自重で開かせて各収容段の凍結魚をこの
    ボックス・パレットから落下させ、他のボックス・パレ
    ットに入れて搬出することを特徴とする大型魚の凍結・
    搬出方法。
  2. 【請求項2】 前記ボックス・パレットはその底にフォ
    ーク挿入部を持ち、前記構内運搬車はこのフォーク挿入
    部へ挿入するための回転可能なフォークを有するフォー
    クリフトである請求項1の大型魚の凍結・搬出方法。
  3. 【請求項3】 上方が開口し少くとも対向する2つの側
    壁に多数の通気孔が形成されたケースと、このケース内
    を上下複数段に仕切り上方へ開動可能な棚板と、前記ケ
    ースの底に設けられフォークリフトのフォークを入れる
    ためのフォーク挿入部とを備えることを特徴とする大型
    魚の凍結用ボックス・パレット。
  4. 【請求項4】 対向する2つの側壁に回動自在に軸着さ
    れた一対の棚板によって前記ケース内を上下に仕切る仕
    切り棚が形成される請求項3の大型魚の凍結用ボックス
    ・パレット。
  5. 【請求項5】 前記ケースの少くとも一対の対向する側
    壁は少くとも下部が互いに接近する方向に僅かに傾斜し
    ている請求項3または4の大型魚の凍結用ボックス・パ
    レット。
JP17002892A 1992-06-05 1992-06-05 大型魚の凍結・搬出方法および凍結用ボックスパレット Expired - Lifetime JPH0755709B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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