JPH0130361Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130361Y2 JPH0130361Y2 JP11894982U JP11894982U JPH0130361Y2 JP H0130361 Y2 JPH0130361 Y2 JP H0130361Y2 JP 11894982 U JP11894982 U JP 11894982U JP 11894982 U JP11894982 U JP 11894982U JP H0130361 Y2 JPH0130361 Y2 JP H0130361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- pallet
- plates
- upper plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 description 7
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 description 7
- 235000012015 potatoes Nutrition 0.000 description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 2
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 2
- 241000385223 Villosa iris Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、特にじやがいも等の塊あるいは粒
状、粉状物を入れたダンボール箱の運搬パレツト
に関するものである。
状、粉状物を入れたダンボール箱の運搬パレツト
に関するものである。
[従来の技術]
前記物質は、ダンボール箱に詰めて梱包される
が、梱包した箱のみを持ち運びすることは、内容
物が重量を有し、かつ集合体であるため、ダンボ
ール箱が底抜けあるいは破損し、内容物が離散し
てしまう虞れがあるために、じやがいも等の粒状
物を入れた箱は、第4図に示すように横にわたし
た桟23に直交させて、複数の細い板21を打付
けて形成したパレツト上に載置されて、そのパレ
ツトと一緒に運搬され、そして内容物を取り出す
際にも、前記したように箱のみを持ち上げると、
箱が破損するおそれがあるので、パレツトと一緒
に箱を持ち上げ、そして反転機を使用して第5図
に示すように点線の位置から実線の位置へ傾ける
ように反転させて内容物を排出している。
が、梱包した箱のみを持ち運びすることは、内容
物が重量を有し、かつ集合体であるため、ダンボ
ール箱が底抜けあるいは破損し、内容物が離散し
てしまう虞れがあるために、じやがいも等の粒状
物を入れた箱は、第4図に示すように横にわたし
た桟23に直交させて、複数の細い板21を打付
けて形成したパレツト上に載置されて、そのパレ
ツトと一緒に運搬され、そして内容物を取り出す
際にも、前記したように箱のみを持ち上げると、
箱が破損するおそれがあるので、パレツトと一緒
に箱を持ち上げ、そして反転機を使用して第5図
に示すように点線の位置から実線の位置へ傾ける
ように反転させて内容物を排出している。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、じやがいもを入れた箱は重量があるた
め、パレツトと一緒に箱を反転させるためには、
反転機等の機械を用いねばならず、その機械のた
めの費用および機械操作の手間がかかる。又この
種の機械を用意していない場合には、この反転作
業がほとんど不可能であつた。
め、パレツトと一緒に箱を反転させるためには、
反転機等の機械を用いねばならず、その機械のた
めの費用および機械操作の手間がかかる。又この
種の機械を用意していない場合には、この反転作
業がほとんど不可能であつた。
[問題を解決するための手段]
そこで、本考案は箱を載せるパレツト自体に改
良を加えることにより、反転機等の機械を必要と
せず、そしてまた箱を持ち上げることなく簡単に
内容物を流出させることができるようにしたもの
である。
良を加えることにより、反転機等の機械を必要と
せず、そしてまた箱を持ち上げることなく簡単に
内容物を流出させることができるようにしたもの
である。
そのために本考案は、パレツトの中央に貫通孔
をあけ、この孔はスライドする板にて蓋できるよ
うにしてあり、この孔の上部にはダンボール箱と
同一大の傾斜させた底板が固着されており、この
底板上に底のないダンボール箱、即ち筒を配し、
その筒内にじやがいも等を収納するようにしてあ
る。収納したじやがいもを排出する時は、スライ
ド板をスライドして前記孔を開け、この孔より下
方へ落下させるようにしてある。
をあけ、この孔はスライドする板にて蓋できるよ
うにしてあり、この孔の上部にはダンボール箱と
同一大の傾斜させた底板が固着されており、この
底板上に底のないダンボール箱、即ち筒を配し、
その筒内にじやがいも等を収納するようにしてあ
る。収納したじやがいもを排出する時は、スライ
ド板をスライドして前記孔を開け、この孔より下
方へ落下させるようにしてある。
[実施例]
次に図面に示す一実施例に従つて本考案を説明
する。
する。
上板1と下板2(実施例にあつては1枚あるい
は7枚)とが平行に間隔をおいて対置され、その
間に前記上下板に直交に複数本の桟木3を配し両
板を固定してパレツトが形成されている。
は7枚)とが平行に間隔をおいて対置され、その
間に前記上下板に直交に複数本の桟木3を配し両
板を固定してパレツトが形成されている。
そのうち中央の2本の桟木3a,3b間の上板
部分は、パレツトの全幅AA′に亘り切断除去され
て開口4となつている。さらにこの部分の下板の
中心部に孔が開けられており、流出口5が作成さ
れている。
部分は、パレツトの全幅AA′に亘り切断除去され
て開口4となつている。さらにこの部分の下板の
中心部に孔が開けられており、流出口5が作成さ
れている。
さらにこの開口部4の上板の切断端である両端
縁6,7に沿つて軸を有し、且つ傾倒可能となつ
ているところの一定の大きさを有する底板8,9
の一端が固着されている。
縁6,7に沿つて軸を有し、且つ傾倒可能となつ
ているところの一定の大きさを有する底板8,9
の一端が固着されている。
底板8,9は相対向して各端縁6,7に固着さ
れており、その形状は、四角形、円形、6角形、
8角形いかなる形状にても良いが、大きさは、上
板の各半分部分の大きさよりそれぞれの底板の大
きさの方がやや小さくなつている。
れており、その形状は、四角形、円形、6角形、
8角形いかなる形状にても良いが、大きさは、上
板の各半分部分の大きさよりそれぞれの底板の大
きさの方がやや小さくなつている。
そしてこの底板8,9は、内容物が排出し易い
ようにその各先端8a,9aが高く、そして開口
部4に向け低く傾斜するように、各先端8a,9
aの下面あるいはこの部分に対応する上板1の位
置のどちらかに適当な高さの底板支持材10,1
0′を固着してある。
ようにその各先端8a,9aが高く、そして開口
部4に向け低く傾斜するように、各先端8a,9
aの下面あるいはこの部分に対応する上板1の位
置のどちらかに適当な高さの底板支持材10,1
0′を固着してある。
尚、この支持材10,10′はちようつがい止
めにて傾倒できるように構成しておくと底板8,
9も同時に平面状態に傾斜するので持ち運びの
際、パレツト全体が薄くなり有利である。
めにて傾倒できるように構成しておくと底板8,
9も同時に平面状態に傾斜するので持ち運びの
際、パレツト全体が薄くなり有利である。
開口部4内には、パレツト両側端A,A′より
中央に設けた流出口5方向に向け下り傾斜するよ
うにそれぞれ相対向した案内スロープ11,1
1′が下板上に固定してあり、この案内スロープ
上には、前記開口をカバーするためのスライド板
12,12′が案内されており、そのスライド板
の一端には引き手13が固着されている。
中央に設けた流出口5方向に向け下り傾斜するよ
うにそれぞれ相対向した案内スロープ11,1
1′が下板上に固定してあり、この案内スロープ
上には、前記開口をカバーするためのスライド板
12,12′が案内されており、そのスライド板
の一端には引き手13が固着されている。
このように本考案パレツトは構成されているの
で、使用する場合は、両底板8,9を同時に囲め
る形状かつ大きさのダンボール箱等から成る底の
ない筒14を選択し、底板を囲んでパレツト上に
おく。また開口部4は両スライド板12,12′
にて蓋しておく。以上の状態にて筒14内にじや
がいも等を収容し、このままパレツトを底として
一緒に運搬する。
で、使用する場合は、両底板8,9を同時に囲め
る形状かつ大きさのダンボール箱等から成る底の
ない筒14を選択し、底板を囲んでパレツト上に
おく。また開口部4は両スライド板12,12′
にて蓋しておく。以上の状態にて筒14内にじや
がいも等を収容し、このままパレツトを底として
一緒に運搬する。
内容物を排出する時は受け箱上にパレツトごと
リフトにて運搬し、筒14内の下部に位置してお
り、底の一部分の役割を果しているスライド板1
2,12′をわずかに外方へスライドさせて引く
と、下板2に設けた流出口5が現われる。このよ
うにすることで、内容物は両底板8,9並びに両
スライド板12,12′の傾斜と相俟つてこの流
出口5より下方の受け箱へ落下させ取り出すこと
ができる。
リフトにて運搬し、筒14内の下部に位置してお
り、底の一部分の役割を果しているスライド板1
2,12′をわずかに外方へスライドさせて引く
と、下板2に設けた流出口5が現われる。このよ
うにすることで、内容物は両底板8,9並びに両
スライド板12,12′の傾斜と相俟つてこの流
出口5より下方の受け箱へ落下させ取り出すこと
ができる。
[考案の効果]
このようにして、本考案によれば箱下部のスラ
イド板を引くのみで内容物を落下させられるの
で、従来のように包装箱あるいはパレツトと一緒
に箱を持ち上げ、そして反転させて内容物を排出
させる必要がなく、且つ又、開被の手間もいらな
いので、従来のように包装箱の底抜け等、破損に
よる内容物の散乱の心配がなく、あるいはまたパ
レツトを反転させるための機械を必要としなくな
るので経済的であり、また反転機操作の手間がか
からないばかりか、このような反転機の用意され
ていない場所においても作業が行えるので有利で
ある。
イド板を引くのみで内容物を落下させられるの
で、従来のように包装箱あるいはパレツトと一緒
に箱を持ち上げ、そして反転させて内容物を排出
させる必要がなく、且つ又、開被の手間もいらな
いので、従来のように包装箱の底抜け等、破損に
よる内容物の散乱の心配がなく、あるいはまたパ
レツトを反転させるための機械を必要としなくな
るので経済的であり、また反転機操作の手間がか
からないばかりか、このような反転機の用意され
ていない場所においても作業が行えるので有利で
ある。
また、底板あるいは上板に固着させた底板支持
材10,10′は、ちようつがい止めにて傾倒で
きるように構成してあるので、不使用時には、こ
の支持材を倒して平面的にしておくことにより、
底板が上板に密着できるので、パレツト全体の厚
さをより薄いものにすることができ携帯あるいは
保管に便利となる。
材10,10′は、ちようつがい止めにて傾倒で
きるように構成してあるので、不使用時には、こ
の支持材を倒して平面的にしておくことにより、
底板が上板に密着できるので、パレツト全体の厚
さをより薄いものにすることができ携帯あるいは
保管に便利となる。
第1図は、パレツト本体のみを示す第1の実施
例の斜視図。第2図は、本考案第2の実施例の斜
視図。第3図は、使用時の斜視図。第4図は、従
来例を示す斜視図。第5図は、従来例において反
転するところを示す図。 1……上板、2……下板、4……開口、5……
流出口、8,9……底板、10……支持板、11
……案内スロープ、12……スライド板、14…
…筒。
例の斜視図。第2図は、本考案第2の実施例の斜
視図。第3図は、使用時の斜視図。第4図は、従
来例を示す斜視図。第5図は、従来例において反
転するところを示す図。 1……上板、2……下板、4……開口、5……
流出口、8,9……底板、10……支持板、11
……案内スロープ、12……スライド板、14…
…筒。
Claims (1)
- 1本あるいは多数本の板からなる上板1および
下板2が間隔を有して平行に配され、これに直交
し、その間に間隔をおいて配される数本の桟3が
両板を固定する公知のパレツトにあつて、中央に
位置する2本の桟3a,3b間の上板部分が切断
除去されて開口4となつており、さらにこの上板
の開口4に対応する下板の中心部が開孔されて流
出口5となつており、前記開口4の上板切断端で
ある両端縁6,7に、この各端縁6,7をそれぞ
れ軸として傾倒可能に一定の大きさを有する底板
8,9が個着されており、この底板の両先端8
a,9aの裏面にはそれぞれ開口4に向けて下り
傾斜を与えるための支持材10が傾倒できるよう
に固着されており、さらにこの開口4を蓋するた
めのカバー板12,12′が開口4の両端方向よ
り、それぞれスライド自在にそして相対向するよ
うに案内されて装入されている流出口付パレツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11894982U JPS5926736U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 流出口付パレツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11894982U JPS5926736U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 流出口付パレツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926736U JPS5926736U (ja) | 1984-02-18 |
JPH0130361Y2 true JPH0130361Y2 (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=30273195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11894982U Granted JPS5926736U (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | 流出口付パレツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926736U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021133969A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 株式会社はせがわ | 収納袋支承台 |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP11894982U patent/JPS5926736U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5926736U (ja) | 1984-02-18 |
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