JP2004089114A - 魚体の荷扱い方法及びそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】競りやその下見に際して、鮪などの大型魚体の荷傷みを低減する荷扱いの仕組みを提供する。
【解決手段】魚体1は吊り下げ具でレール6から吊されて、競り場13のガラス窓11越しに通過し、対象魚体は競り参加者7から視認できる。各参加者は応札器8にて競りに参加する。競り場13には競り表示盤10が取付けられ、産地等の文字情報に併せて当該品の尾側切断面も画像表示する。各参加者の応札器8が繋がり競りを管理するパーソナルコンピュータ9や、競り表示盤10は、LAN30に接続される。こうして魚体の傷みが防げる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は魚体の荷扱い方法及びそのシステムに係り、特に水産物市場における、大物とりわけ生鮪の荷扱いに好適な魚体の荷扱い方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に水産物は水産物市場において競り前の下見が行われる。ところが、鮪のように大物と呼ばれる品物は、重量物であるが故に地面に横たえて下見にかけられ、一時保管も横たわった状態となる。従って魚体の地面との接触面には傷みが生じ易い。
【0003】
尚、従来の大型魚の荷扱いとして特開平5−338651号公報記載の如くパレットなどを利用することは知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
食肉の分野では牛肉など枝肉をレールから吊して競りや保管がなされることがある。しかし大型魚体の場合は、対象物の違いから吊下げ方法をそのまま転用することができない。例えば枝肉は頭部を下にして後足大腿部が上になるようにするが、鮪など大型魚体の場合は後ろ足に匹敵する尾側は下見の為に切除することがあるからである。更に生鮪に至っては枝肉と異なり傷みが早く、また衛生面の配慮が特に重要となる。
【0005】
そこで本発明の目的は、大型魚体の荷傷みを低減する荷扱いの仕組みを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は魚体を吊す際に、魚体の頭部を上にして、つまり尾側を下にすることを特徴にする。尾側は下見の為に切除されている。頭部はフックなどを備えた吊し具で引っ掛けられるか網などで囲うようにしてレールから下げられる。そして吊し具(つまり網を含む概念)がレールに沿って移動できるようにする。
【0007】
すなわち、本発明の魚類競り場における魚体の荷扱い方法は、(1)大型魚体を頭部が上方にくるように吊し具で吊すこと、(2)大型魚体は吊し具でレールから吊下げてレール下を自動及び/または手動で移動可能にすること、(3)大型魚体の尾側は切除してその様子をわかるようにすること、(4)大型魚体の尻尾の切断面の様子を表示画面に表示すること、(5)大型魚体は魚体の頭部に吊し具をかけて吊すこと、(6)大型魚体が移動する通路を空冷し、下見場及び競り場においては当該移動魚体を空冷環境保持しつつ応札者または下見者から観察可能となるように当該通路と応札者または下見者との間を透明板で仕切ること、(7)取引後の魚体の一時保管場所への移動及び/または仲卸店舗への搬送を前記レールに続くレールに沿って行うことの以上(1)〜(7)のいずれかまたは組合せた荷扱い方法を特徴とする。いずれにせよ、当該魚体の尾側切断面を撮影し、映像取込装置を介して、当該魚体の他の情報と共に該画像情報を競り場で画面表示させることが好ましい。
【0008】
また、本発明の魚類競り場における魚体の荷扱いシステムは、大型魚体を吊した吊し具が吊された状態で移動するレールと、このレール及び吊し具を内蔵した空調室と、空調室とはその壁の一部を構成する透明板を介して仕切られた下見場及び競り場とを備え、競り場には画像表示板を設置して、画像表示板には上記透明板を隔てて通過しつつある競り対象魚体の文字情報に当該魚体の尾側切断面の画像を合せて表示することを特徴とする。尚、吊し具は高さ方向に位置調整可能なものとし、吊下げ魚体の高さ位置を調節する機能を備えたものであることを特徴とすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明する。
【0010】
図1は本発明による大型魚体の吊下げ方法の一例を説明するものである。各大型魚体1〜3の夫々は吊し具51〜53によって通路天井側に張られたレール6から吊下げられている。尚、各魚体1〜3は図の如く尾側が切除された状態で吊されている。よって魚体は地面に寝かされた状態で下見や競りにかけられることになるので、魚体自体に傷みが生じにくくなり、また衛生面に優れた取扱いが可能となる。
【0011】
これら魚体はもともと大きさに差異があるから、魚体の長短によって観察者4から見た高さに図1(イ)の如くズレ(例えば高さA〜Bのようなズレ幅)が生じてしまう。そこで観察者4が魚体2に合せると下見の目線の高さはAになるが、魚体3が地面と接触する可能性が出てくる。ところが魚体3に合せれば下見の目線の高さはBとなり、故に魚体2を下見しづらくなってしまう。そこで本例では吊し具51〜53に高さ方向への伸縮調節可能な装置を用いることにした。伸縮調節の様子は図1の(ロ)に示す通りである。こうして本例により、荷傷みを低減できるようになることに加え、下見の目線の高さが一定して下見がし易くなるという効果がある。
【0012】
図2にこの吊し具51(〜53)の魚体を吊す仕組みを説明し、図3にこの吊し具の機構を具体的に説明する。図2に示すように、本例の吊し具51はレール6上を可動する車輪511と、この車輪511の車軸に取り付けられて下方に垂れ下がる軸体512と、この軸体512の高さ方向複数ヶ所に形成されたフック513と、いずれかのフック513にひっかけられて係止される鉤体
514とから形成される。
【0013】
尾を切除した魚体1はこの鉤体514に引っ掛けられて軸体512を介しレール6から吊下げられることになる。鉤体514は一端が矢尻5141に形成されていて、魚体1の口内より脊椎を避けて頭骨に突き刺すことになる。そして一旦は係止部5142を形成し、フック513に架ける構造になっている。
【0014】
フック513が複数あるのは、品物つまり大型魚体の長さに応じて適当なフックに取り付け可能にして魚体の高さ位置を調節できるようにしたのである。各フック513は上方のフックに取り付けた際に下のフックに品物の邪魔にならないよう、軸体512の回転軸に対してずらせた方向に形成する。
【0015】
更に軸体512はフック513よりも上方で車輪511よりも下方において2体に分かれたものを合体してあり、即ち部材5121と部材5122の組合せになっていて、品物の向きを揃えられるように回転可能にしている。また、フック513の方向に合せた段階的設定または任意設定にしている。
【0016】
この吊し具は勿論一例であるから、高さ位置調節用には伸縮可能な機構でも良いし、フックの数は1つでも良い。車輪を使用せずともレールの如き吊し移動ルート規定施設に従って移動可能になる装置であれば良く、例えば摺動部材でも良い。またこのような鉤利用ではなくて、図4に示すように網16で魚体を覆って吊下げる手もある。
【0017】
図5に競り場の例を示す。競り場13のガラス窓11越しに競り対象物たる品物、つまり魚体1が通過することになる。この通過の様子は各競り参加者7から視認できる。各参加者の手元には応札器8が置かれ、競り,応札への電子的対応を可能にする。つまり、各参加者7は応札器8を利用して競りを行い、落札を試みることになる。会場における競りの状況乃至結果確認は、応札器8が接続されたパーソナルコンピュータ9により会場担当者12にて把握される。この競り場13には競り表示盤10が壁面に取り付けられており、対象品名または整理番号,産地または水揚げ場所,漁獲日または水揚げ日などが文字情報として掲示されるが、これに併せて当該品の尾側の切断面画像101も表示されるようになっていて、競り参加者7等が当該品の切断面の色調などを見ることを可能にしている。尚、品物の通路側は空調され、冷気が流れていて、地面など固体と接触部分が少なくなるから衛生保持の点で優れることとなり、品物の型崩れや傷みが抑えられ、鮮度が保たれるようになる。すなわち本例の競り場では、従来のように品物を横たえるのではなく、吊下げて扱い、品物の通る場所と人が通る場所とを遮断し、かつ品物のあるところだけを低温管理するから、品物の衛生管理対策に優れることになる。品物のあるところだけを遮断して冷却することで、冷気の為の電気代を抑えることが可能になり、多温度帯の品物に容易に対応できる。勿論人が直に触れることが回避できるから衛生面でより一層優れる。更に競りの機械化により、公正,公平,迅速に取引ができるようになり、取引結果を速やかに精算処理に使うことが可能となる。尚、パーソナルコンピュータ9や競り表示盤10はLAN30に接続されていて、取引結果は事務所のコンピュータ端末36で直ぐに確認できる。このLAN30には情報検索装置34も繋がっていて下見場など競り場13の外部でも情報を見ることが可能になっているが、業者識別のセキュリティを確保するために業者識別用ICカード38の情報を情報検索装置34に読み込ませて本人確認することが望ましい。
【0018】
品物はガラス窓11越しに見ることができるので競りに支障がないばかりか、尾の切除面を画像表示器で視認可能となる。尚、全品にICタグを付けて、競り機を導入すれば、競りに絡んだ情報管理が便利になる。
【0019】
図6に下見場の例を示す。下見場14の室内にいる観察者4は競り場14の壁面のガラス窓15に対面して、そのガラス窓越しに魚体1を見ることになる。尚、下見についてはガラス窓越しの他、切断面の様子は触感で把握する方法もあるが、これについては図10にて後述する。
【0020】
図7に本発明を採用した競り施設のレイアウトイメージの例を示す。この例ではA卸売会社の売場とB卸売会社の売場が隣接している。夫々品物が通る低温管理領域18A,18Bが区画されていて、その内部天井にレール6A,6Bが張り巡らされている。低温管理領域18A,18B以外は各社の卸売会社の売場つまり競り場13A,13Bになっていて、各競り場13A,13Bの入荷側には下見エリアが形成され、下見場14A,14Bが通路状(櫛歯状)に低温管理領域18A,18Bに食い込んでいる。勿論各下見通路は低音管理領域と遮蔽されている。この各下見通路に沿うようにレール6が蛇行配置されていて、ここを大物商品たる魚体1000A,1000Bが通るようになる。各下見場14A,14Bの通路からこれら蛇行レール下の魚体をガラス窓15A,15Bを介して観察できるようになっている。
【0021】
低温管理領域18A,18Bへは入荷口17A,17Bから入荷されるが、まずは入荷物がこの下見エリアを蛇行回覧され、その後競り場に沿った直線方向に進み、出荷側の循環経路21A,21Bに至り、出荷口20A,20Bより出荷されることになる。
【0022】
下見エリアを経て直線ルートに入ると、そこは競り場13A,13Bに沿ってルート形成されているから、ガラス窓11A,11B越しに魚体1A,1Bが観察されるようになり、このガラス窓11A,11B通過のタイミングで競り表示盤10A,10Bへの対象魚体の情報表示がなされることになる。
【0023】
循環経路21A,21Bは競りを終えた商品の出荷前の滞留場になる。ここで符号19A,19Bは買参者引取指示端末19A,19Bである。
【0024】
尚、この図から引き出された説明図(ハ)に示すように、直線ルート部分を一部隆起させてその下を観察用通路22となせば、下方から競り対象品の観察が可能になる。つまりこのように競り対象品の位置を高くすることで視認性を高めると共に、この観察用通路を連絡通路にして隣り合う卸売場間を行き来できるようにすることが可能となる。
【0025】
以上のレイアウト例に示した下見エリアから循環経路までを含む低温管理領域18A,18Bは空冷が好ましいが、代表的な空冷設備を述べれば次の2通りである。
【0026】
全体冷却の場合は、冷却エリアが広く、エネルギー消費が大きく、出入りによる外気侵入が多くて冷却負荷が大きくなる。買参人も同一環境下にいるため、室温を下げづらい。一方、局所冷却では、冷却エリアが全体冷却に比べて少なく、エネルギー消費が少なく、冷却エリアの出入りが制限されているので外気侵入負荷が小さい。そして買参人と品物の環境が区別されているので品物のエリアを低温にできる。よって、本発明のような設備には局所冷却が好ましい。
【0027】
図8は大型魚体の搬入から下見場14に至るまでの工程を示している。大型魚体1は搬入後、尾切りが行われる(工程A−1)。次いでフック513にかけるべく頭骨を鉤体514に引っ掛ける(工程A−2)。次に鉤体514にて計量器23により重量計測する(工程A−3)。この場合、鉤体514の重量を差し引いて魚体の正味量を得ておく。一方、レール6には予め番号(例えばICタグ)付きのトロリー50(吊下げ具の一部を構成。例えば図2の車輪511を兼ねる)があって、吊す魚体を番号などで特定できるようにしておく(工程A−4)。この際、吊下げ魚体ごとにパーソナルコンピュータ24から産地,重量などの魚体情報を入力する。重量入力は計量器23と連携させて自動入力することが簡便である。こうして品物はトロリー番号で識別できるようになり、その情報は後段の下見場,競り場での画面表示にも連動するようになる。次に尾を切除した断面または切断された尾側の断面を撮影し、映像取込装置25でパーソナルコンピュータ26へ映像情報を取り込む(工程A−5)。このとき、パーソナルコンピュータ26はパーソナルコンピュータ24と兼ねていても良いが、構内のLAN30に繋がり、このLAN30を介して魚体管理のデータベースにデータを蓄積して対象魚体の諸管理に供する。競り場13における競り表示盤10やパーソナルコンピュータ9もLAN30に繋がっていることから対象魚体の表示情報源になる。
工程A−5を経て対象魚体1は下見場14へ移動する(工程A−6)。尚、切断された尾101の実物も下見に供する場合は、該当トロリー番号の札102を尾101に貼り(工程A−7)、下見場14へコンベア,カート,パレットなどで移す(工程A−8)。
【0028】
レール6に吊下げられて下見場14に至った魚体1は図9のようにガラス窓
15越しに観察がなされる。このとき、各魚体1の尾の切断面に対向する位置に鏡27を置き、尾の切断面の視覚観察を可能にする。鏡27は魚体1の移動に伴って移動できるようにコンベア35上に複数配置しても良いし、魚体1が常時移動でなくてバッチ式の移動なら、各魚体ごとの枚数または全体で1枚の鏡を固定配置しておいても良い。各魚体1ごとに品物表示ボード31の表示部29へ産地や重量などの情報を表示できるようにしてある。各表示情報は魚体1の移動に追従して表示切替がなされる。よって、この表示部29はLAN30に繋げられる。更に切断された尾101はコンベア28上に並べられ、対応する魚体1の縦列方向に展示される。尾101や鏡27のコンベア移動や、表示部29の表示などが魚体1の移動動作に追従できるように、各トロリー50の駆動機構または位置発信機と各コンベアの駆動機構もLAN30に接続された制御用コンピュータなどで連携させることが望ましい。尾101の断面の映像の他により詳しい情報を得たい場合は、情報検索装置34にてコンピュータ検索できるようにしてある。
【0029】
若し、魚体1の本体を触れて確認したいときの為に、図10のようなフード
32及びその先に延びる手袋33をガラス窓15に設けても良い。手袋33は省略しても良いが、要するに、フード32の使用にて空調環境の維持に貢献する。
【0030】
下見を終えた魚体1は図5の競り場13に至り一つずつ機械競りで取引後、循環通路21(図7参照)に至って引取りが行われる。引取工程は図11に説明する。まず、引取指示装置19にて各業者が引取指示を行う(工程B−1)。この引取指示装置19はLAN30に繋がっていて、ICカード38の使用により業者識別をしてセキュリティを確保している。次いで対象商品が引取口(=出荷口20)に移動してくるので(工程B−2)、この商品を運搬手段に移し変えて店舗へ搬送する(工程B−3)。引取作業も機械化するならば、まずは事務所のコンピュータ端末36にて市場側職員が引取指示を行い(工程B−4)、市場外に延びるレール6にて商品魚体1を例えば仲卸業者の店舗37へ移動させることになる(工程B−5)。勿論この移動はトロリー50の自走式や遠隔操作など自動で行うことが好ましい。
【0031】
このように本例によれば、(1)大型魚体を低温環境下で吊すので、床などとの接触機会が減り、鮮度保持がなされ、(2)頭骨にて吊すから重量物でもしっかり安定的に吊され、(3)尾の切断面情報が競り参加者に他の詳細情報と共に提供されるから競り希望魚体の把握がより正確に行え、(4)各業者はICカードなどで端末類を操作するのでセキュリティが保持されることになる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大型魚体の荷傷みを低減する荷扱いが行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による大型魚体の吊下げ方法の一例の説明図である。
【図2】図1の吊し具にての魚体を吊す仕組みの説明図である。
【図3】図2の例に用いる吊し具の機構説明図である。
【図4】図2の例の代案として網で魚体を覆って吊下げる例の説明図である。
【図5】本発明を採用した競り場例の説明図である。
【図6】本発明を採用した下見場例の説明図である。
【図7】本発明を採用した競り施設例のレイアウトイメージ図である。
【図8】大型魚体の搬入から下見場に至るまでの工程例の説明図である。
【図9】本発明を採用した下見場例の説明図である。
【図10】図9の下見場にて採用し得るフード付小窓の例示図である。
【図11】引取り工程例の説明図である。
【符号の説明】
1,2,3,1000…魚体、4…観察者、6…レール、7…競り参加者、8…応札器、9,24,26,36…パーソナルコンピュータ、10…競り表示盤、11,15…ガラス窓、12…会場側担当者、13…競り場、14…下見場、16…網、17…入荷口、18…低温管理領域、19…引取指示端末、20…出荷口、21…循環経路、22…観察用通路、23…計量器、25…映像取込装置、27…鏡、28,35…コンベア、29…表示部、30…LAN、31…品物説明ボード、32…フード、33…手袋、34…情報検索装置、37…仲卸店舗、38…ICカード、50…トロリー、51,52,53…吊し具、101…切断面画像、102…札、511…車輪、512…軸体、513…フック、5121,5122…軸体パーツ、5141…矢尻部、5142…係止部。

Claims (9)

  1. 大型魚体を頭部が上方になるように吊し具にてレールから吊すことにより該大型魚体がレール下を移動可能とし、該大型魚体の尾側は切除してその切断面の様子を表示画面で表示するようにすることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  2. 大型魚体を頭部が上方になるように魚体の頭骨に吊し具をかけてレールから吊すことにより該大型魚体がレール下を手動及び/または自動で移動可能とすることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  3. 大型魚体を頭部が上方になるように魚体の頭骨に吊し具をかけてレールから吊すことにより該大型魚体がレール下を移動可能とし、該大型魚体の尾側は切除してその切断面の様子がわかるようにすることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  4. 尾側を切除した大型魚体を頭部が上方になるように吊し具にてレールから吊すことにより該大型魚体がレール下を移動可能とし、該大型魚体が移動する通路を空冷し、下見場及び競り場においては当該移動魚体を空冷環境保持しつつ応札者または下見者から観察可能となるように当該通路と応札者または下見者との間を透明板で仕切ることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、当該魚体の尾側切断面を撮影し、映像取込装置を介して、当該魚体の他の情報と共に該画像情報を競り場で画面表示させることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  6. 大型魚体を頭部が上方になるように吊し具にて吊し、該大型魚体の尾側は切除してその切断面の様子を表示画面で表示するようにすることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、取引後の前記魚体の一時保管場所への移動、及び/または仲卸店舗への搬送を前記レールに続くレールに沿って行うことを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱い方法。
  8. 大型魚体を吊した吊し具が吊された状態で移動するレールと、このレール及び吊し具を内蔵した空調室と、該空調室とは該空調室の壁の一部を構成する透明板を介して仕切られた下見場及び競り場とを備え、前記競り場には画像表示板を設置して、該画像表示板には前記透明板を隔てて通過しつつある競り対象魚体の文字情報に当該魚体の尾側切断面の画像を合せて表示することを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱いシステム。
  9. 請求項8において、前記吊し具は高さ方向に位置調整可能なものとし、吊下げ魚体の高さ位置を調節する機能を備えたものであることを特徴とする、魚類競り場における魚体の荷扱いシステム。
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