JPH0638213B2 - 自動風呂装置の水位設定方法 - Google Patents
自動風呂装置の水位設定方法Info
- Publication number
- JPH0638213B2 JPH0638213B2 JP10623586A JP10623586A JPH0638213B2 JP H0638213 B2 JPH0638213 B2 JP H0638213B2 JP 10623586 A JP10623586 A JP 10623586A JP 10623586 A JP10623586 A JP 10623586A JP H0638213 B2 JPH0638213 B2 JP H0638213B2
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- JP
- Japan
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- water level
- bath
- hot water
- water
- bathtub
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は設定量の湯又は水を浴槽に落とし込む自動風呂
装置の水位設定方法に関するものである。
装置の水位設定方法に関するものである。
（従来の技術） 従来、ポンプにより浴槽湯を強制循環させる風呂回路
と、該風呂回路に接続される落とし込み回路とを有し、
落とし込み回路から落とし込まれる湯又は水をポンプに
て浴槽に圧送する自動風呂装置においては、浴槽への落
とし込み量の検出は、実願昭５９−１６９９３７号に示
されるような水位検出器を浴槽に設けることにより行っ
ていた。即ち、浴槽と連結接続する循環金具（バスアダ
プター）に水位検出器を設け、該水位検出器によって浴
槽内水位を直接検出しており、この水位検出器位置を基
準として浴槽満水位を設定していた。
と、該風呂回路に接続される落とし込み回路とを有し、
落とし込み回路から落とし込まれる湯又は水をポンプに
て浴槽に圧送する自動風呂装置においては、浴槽への落
とし込み量の検出は、実願昭５９−１６９９３７号に示
されるような水位検出器を浴槽に設けることにより行っ
ていた。即ち、浴槽と連結接続する循環金具（バスアダ
プター）に水位検出器を設け、該水位検出器によって浴
槽内水位を直接検出しており、この水位検出器位置を基
準として浴槽満水位を設定していた。
従って、水位検出器の位置で有る循環金具位置を基準と
して浴槽満水位を設定するものにあっては、浴槽満水位
高さから水位検出器の高さまでの距離は略一定であるた
め、浴槽の設置場所が１階であろうと２階であろうと、
浴槽満水位の設定は比較的容易にできる。
して浴槽満水位を設定するものにあっては、浴槽満水位
高さから水位検出器の高さまでの距離は略一定であるた
め、浴槽の設置場所が１階であろうと２階であろうと、
浴槽満水位の設定は比較的容易にできる。
ところで、浴槽水位の検出を電気抵抗値の変化に変換し
て電気的に検出する方法においては、水位検出器と器具
内のコントローラとを接続する電気コードを要するため
器具の設置施工が煩雑となる難点を有していた。
て電気的に検出する方法においては、水位検出器と器具
内のコントローラとを接続する電気コードを要するため
器具の設置施工が煩雑となる難点を有していた。
かかる難点を除去するには、水位検出器を器具である風
呂装置内に内蔵すれば水位検出器へのコード配線長さを
短くすることができ、省施工となる。
呂装置内に内蔵すれば水位検出器へのコード配線長さを
短くすることができ、省施工となる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、風呂装置内に水位検出器を単に設けるの
みでは、浴槽の設置場所が１階にある場合と２階にある
場合とで浴槽満水時の水圧が大きく異なるため、それぞ
れの現場で基準となる水位検出器の抵抗値を設定し直さ
なければならず設定作業が煩雑となる問題を有してい
た。
みでは、浴槽の設置場所が１階にある場合と２階にある
場合とで浴槽満水時の水圧が大きく異なるため、それぞ
れの現場で基準となる水位検出器の抵抗値を設定し直さ
なければならず設定作業が煩雑となる問題を有してい
た。
そこで、本発明は上記従来の欠点を解消したもので、風
呂装置内で浴槽の水位を検出して水位検出器の施工を省
き、しかも浴槽との位置関係の制約を受けずに水位設定
を行うことを可能にすることを目的とするものである。
呂装置内で浴槽の水位を検出して水位検出器の施工を省
き、しかも浴槽との位置関係の制約を受けずに水位設定
を行うことを可能にすることを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記の課題を解決するため、入水管及び出湯管
よりなる給湯回路の出湯管より分岐し自動給湯用電磁弁
を設けた落とし込み回路と、浴槽に接続される吸込管及
び吐出管よりなる風呂回路に設けたポンプと、風呂回路
に連通し器具内に設けた圧力センサーとを有する自動風
呂装置の水位設定方法であって、圧力センサーにて浴槽
水位を検出し、該検出値の平坦出力値を基準として満水
位を設定することを特徴としている。
よりなる給湯回路の出湯管より分岐し自動給湯用電磁弁
を設けた落とし込み回路と、浴槽に接続される吸込管及
び吐出管よりなる風呂回路に設けたポンプと、風呂回路
に連通し器具内に設けた圧力センサーとを有する自動風
呂装置の水位設定方法であって、圧力センサーにて浴槽
水位を検出し、該検出値の平坦出力値を基準として満水
位を設定することを特徴としている。
（作用） 浴槽への給湯開始後、水位センサ（１７）の検出値は一
定時間の間一定の検出値（Ｐ０）を示すこととなる。こ
れを平坦出力値としてこの検出値を基準とする。その後
水位がバスアダプタレベル（ＬＢＡ）を超えると、水位
センサ（１７）の検出値は増加する。それ以後は前記平
坦出力値を基準として希望の水位を加算した水位、即ち
満水位まで給湯を行い、設定した満水位になれば給湯落
とし込みを停止するのである。
定時間の間一定の検出値（Ｐ０）を示すこととなる。こ
れを平坦出力値としてこの検出値を基準とする。その後
水位がバスアダプタレベル（ＬＢＡ）を超えると、水位
センサ（１７）の検出値は増加する。それ以後は前記平
坦出力値を基準として希望の水位を加算した水位、即ち
満水位まで給湯を行い、設定した満水位になれば給湯落
とし込みを停止するのである。
（実施例） （１）は給湯器付風呂装置であり、給湯用熱交換器
（２）と風呂用熱交換器（３）が内蔵されている。
（４）は前記風呂装置（１）より遠隔地に位置を限定さ
れずに設置されている浴槽であり、ポンプ（５）により
浴槽湯を強制循環させる吸込管（７）及び吐出管（８）
とで風呂回路（６）を形成している。（９）は入水管
（１０）及び出湯管（１１）よりなる給湯回路であり、
該給湯回路（９）の出湯管（１１）より分岐して落とし
込み回路（１２）が設けられている。落とし込み回路
（１２）は自動給湯用電磁弁（１３）が配される風呂用
給湯管（１４）、大気開放のホッパー（１５）、タンク
用電磁弁（１６）及び拡散型半導体利用の圧力センサー
を使用した水位センサー（１７）が配されるタンク接続
管（１８）よりなり、タンク接続管（１８）はポンプ
（５）の吸込側の風呂回路（６）即ち吸入管（７）に接
続されている。尚、タンク用電磁弁（１６）のかわりに
接続点に三方弁を設けてもよい。（１９）は入水管（１
０）に設けられた水量センサー、（２０）は出湯管（１
１）に設けられた出湯温センサーである。（２１）は水
流スイッチ、（２２）は湯温センサーであり、吸入管
（７）に設けられている。
（２）と風呂用熱交換器（３）が内蔵されている。
（４）は前記風呂装置（１）より遠隔地に位置を限定さ
れずに設置されている浴槽であり、ポンプ（５）により
浴槽湯を強制循環させる吸込管（７）及び吐出管（８）
とで風呂回路（６）を形成している。（９）は入水管
（１０）及び出湯管（１１）よりなる給湯回路であり、
該給湯回路（９）の出湯管（１１）より分岐して落とし
込み回路（１２）が設けられている。落とし込み回路
（１２）は自動給湯用電磁弁（１３）が配される風呂用
給湯管（１４）、大気開放のホッパー（１５）、タンク
用電磁弁（１６）及び拡散型半導体利用の圧力センサー
を使用した水位センサー（１７）が配されるタンク接続
管（１８）よりなり、タンク接続管（１８）はポンプ
（５）の吸込側の風呂回路（６）即ち吸入管（７）に接
続されている。尚、タンク用電磁弁（１６）のかわりに
接続点に三方弁を設けてもよい。（１９）は入水管（１
０）に設けられた水量センサー、（２０）は出湯管（１
１）に設けられた出湯温センサーである。（２１）は水
流スイッチ、（２２）は湯温センサーであり、吸入管
（７）に設けられている。
上記構成における自動運転時の作用を説明する。まず、
自動給湯用電磁弁（１３）が開き、水流が生じたことを
水量センサー（１９）にて検出するとバーナに点火し、
出湯温センサー（２０）で設定温か否かの監視を行いな
がらホッパー（１５）内に給湯する。その後ポンプ
（５）を駆動させタンク用電磁弁（１６）を開く。する
とホッパー（１５）内の湯はポンプ（５）によって浴槽
（４）まで圧送され、お湯が張られていくのである。一
定時間経過するとポンプ（５）を停止し、タンク用電磁
弁（１６）を閉じる。そして動圧がなくなった状態で水
位センサー（１７）によりその時の水圧を検知し、設定
水圧以下であれば再びポンプ（５）を駆動しタンク用電
磁弁（１６）を開く。以後同様にポンプ（５）を間欠運
転してポンプ停止時に浴槽水位を検出する。水位センサ
ー（１７）の検出値は第２図の示すように変化する。即
ち自動運転開始後時間（ｔ１）までは吐出管（８）の横
引き配管内に水が流れていることを示し、その後時間
（ｔ２）までは立上げ配管内に水が流れていることを示
している。（ｔ２）以後水位センサー（１７）の検出値
は（Ｐ０）のまま平坦出力値を一定時間保つ。これは浴
槽（４）内の水位がバスアダプタレベル（ＬＢＡ）に達
する迄の状態を示している。水位がバスアダプタレベル
（ＬＢＡ）を超えると検出値は再び満水位（ＬＭＡＸ）
の出力値（ＰＭＡＸ）まで上昇するのである。従って満
水位（ＬＭＡＸ）の設定はバスアダプタレベル（ＬＢ
Ａ）から何ｍｍＨ２Ｏ上昇した位置にしたいかという事
で、その値をＸｍｍＨ２ＯとしたとするとＰＭＡＸ＝Ｐ
０＋Ｘとなる。バスアダプタレベル（ＬＢＡ）の平坦出
力値の出力時間は横引き配管時の出力時間を無視しうる
程度に大きなものであるが、ポンプ運転開始後一定時間
経過後の平坦出力値をとるようにしてもよい。満水位の
設定値Ｘは固定値でもよく、又調整ボリューム等による
可変値にしてもよい。そして上記演算を図示しない制御
器で行い、設定水位になれば自動給湯用電磁弁（１３）
及びタンク用電磁弁（１６）を閉じて落とし込みを停止
するのである。又、設定水位になれば報知するようにし
てもよい。尚この時点で、湯温センサー（２２）が浴槽
湯温が設定温度以下であることを検知すればポンプ
（５）は駆動し続け、水流スイッチ（２１）が入ると風
呂側のバーナを点火させ循環加熱するようにしてもよ
い。
自動給湯用電磁弁（１３）が開き、水流が生じたことを
水量センサー（１９）にて検出するとバーナに点火し、
出湯温センサー（２０）で設定温か否かの監視を行いな
がらホッパー（１５）内に給湯する。その後ポンプ
（５）を駆動させタンク用電磁弁（１６）を開く。する
とホッパー（１５）内の湯はポンプ（５）によって浴槽
（４）まで圧送され、お湯が張られていくのである。一
定時間経過するとポンプ（５）を停止し、タンク用電磁
弁（１６）を閉じる。そして動圧がなくなった状態で水
位センサー（１７）によりその時の水圧を検知し、設定
水圧以下であれば再びポンプ（５）を駆動しタンク用電
磁弁（１６）を開く。以後同様にポンプ（５）を間欠運
転してポンプ停止時に浴槽水位を検出する。水位センサ
ー（１７）の検出値は第２図の示すように変化する。即
ち自動運転開始後時間（ｔ１）までは吐出管（８）の横
引き配管内に水が流れていることを示し、その後時間
（ｔ２）までは立上げ配管内に水が流れていることを示
している。（ｔ２）以後水位センサー（１７）の検出値
は（Ｐ０）のまま平坦出力値を一定時間保つ。これは浴
槽（４）内の水位がバスアダプタレベル（ＬＢＡ）に達
する迄の状態を示している。水位がバスアダプタレベル
（ＬＢＡ）を超えると検出値は再び満水位（ＬＭＡＸ）
の出力値（ＰＭＡＸ）まで上昇するのである。従って満
水位（ＬＭＡＸ）の設定はバスアダプタレベル（ＬＢ
Ａ）から何ｍｍＨ２Ｏ上昇した位置にしたいかという事
で、その値をＸｍｍＨ２ＯとしたとするとＰＭＡＸ＝Ｐ
０＋Ｘとなる。バスアダプタレベル（ＬＢＡ）の平坦出
力値の出力時間は横引き配管時の出力時間を無視しうる
程度に大きなものであるが、ポンプ運転開始後一定時間
経過後の平坦出力値をとるようにしてもよい。満水位の
設定値Ｘは固定値でもよく、又調整ボリューム等による
可変値にしてもよい。そして上記演算を図示しない制御
器で行い、設定水位になれば自動給湯用電磁弁（１３）
及びタンク用電磁弁（１６）を閉じて落とし込みを停止
するのである。又、設定水位になれば報知するようにし
てもよい。尚この時点で、湯温センサー（２２）が浴槽
湯温が設定温度以下であることを検知すればポンプ
（５）は駆動し続け、水流スイッチ（２１）が入ると風
呂側のバーナを点火させ循環加熱するようにしてもよ
い。
（発明の効果） 以上のように本発明は、入水管及び出湯管よりなる給湯
回路の出湯管より分岐し自動給湯用電磁弁を設けた落と
し込み回路と、浴槽に接続される吸込管及び吐出管より
なる風呂回路に設けたポンプと、風呂回路に連通し器具
内に設けた圧力センサーとを有する自動風呂装置の水位
設定方法であって、圧力センサーにて浴槽水位を検出
し、該検出値の平坦出力値を基準として満水位を設定す
る方法としたので、浴槽の設置場所が１階にあろうと２
階にあろうと、風呂装置と浴槽との位置関係の如何にか
かわらず、バスアダプタレベルを間接的に検出すること
ができ、このバスアダプタ近傍位置を水位設定の基準に
用いることが可能となり、その位置を基準として浴槽給
湯の満水位を煩雑な設定作業を不要にして適確に設定す
ることができる効果を奏する。
回路の出湯管より分岐し自動給湯用電磁弁を設けた落と
し込み回路と、浴槽に接続される吸込管及び吐出管より
なる風呂回路に設けたポンプと、風呂回路に連通し器具
内に設けた圧力センサーとを有する自動風呂装置の水位
設定方法であって、圧力センサーにて浴槽水位を検出
し、該検出値の平坦出力値を基準として満水位を設定す
る方法としたので、浴槽の設置場所が１階にあろうと２
階にあろうと、風呂装置と浴槽との位置関係の如何にか
かわらず、バスアダプタレベルを間接的に検出すること
ができ、このバスアダプタ近傍位置を水位設定の基準に
用いることが可能となり、その位置を基準として浴槽給
湯の満水位を煩雑な設定作業を不要にして適確に設定す
ることができる効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。第２図
は第１図のものの自動運転時の水位センサーの検出値を
示すグラフである。 （４）……浴槽 （５）……ポンプ （６）……風呂装置 （１２）……落とし込み回路 （１７）……水位センサー
は第１図のものの自動運転時の水位センサーの検出値を
示すグラフである。 （４）……浴槽 （５）……ポンプ （６）……風呂装置 （１２）……落とし込み回路 （１７）……水位センサー
Claims (1)
- 【請求項１】入水管及び出湯管よりなる給湯回路の出湯
管より分岐し自動給湯用電磁弁を設けた落とし込み回路
と、浴槽に接続される吸込管及び吐出管よりなる風呂回
路に設けたポンプと、風呂回路に連通し器具内に設けた
圧力センサーとを有する自動風呂装置の水位設定方法で
あって、圧力センサーにて浴槽水位を検出し、該検出値
の平坦出力値を基準として満水位を設定することを特徴
とする自動風呂装置の水位設定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10623586A JPH0638213B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 自動風呂装置の水位設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10623586A JPH0638213B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 自動風呂装置の水位設定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62262110A JPS62262110A (ja) | 1987-11-14 |
| JPH0638213B2 true JPH0638213B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=14428459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10623586A Expired - Fee Related JPH0638213B2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 自動風呂装置の水位設定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638213B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0774974B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1995-08-09 | 松下電器産業株式会社 | 浴槽水位検出制御装置 |
| JPH01312612A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水位検知装置 |
| JPH0697120B2 (ja) * | 1989-09-07 | 1994-11-30 | リンナイ株式会社 | 自動湯張り装置 |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP10623586A patent/JPH0638213B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62262110A (ja) | 1987-11-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |