JPH0638062B2 - 予測型温度測定機器の自動検査装置 - Google Patents

予測型温度測定機器の自動検査装置

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JPH0638062B2
JPH0638062B2 JP62084526A JP8452687A JPH0638062B2 JP H0638062 B2 JPH0638062 B2 JP H0638062B2 JP 62084526 A JP62084526 A JP 62084526A JP 8452687 A JP8452687 A JP 8452687A JP H0638062 B2 JPH0638062 B2 JP H0638062B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K15/00Testing or calibrating of thermometers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は予測型温度測定機器の自動検査装置に関し、特
に予測温度測定機器が備える平衡温度測定機能と予測平
衡温度測定機能の良否を能率良く検査する予測型温度測
定機器の自動検査装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、予測型温度測定機器(以降単に温度測定機器と称
する)の液晶表示の読み取り、あるいはブザー音の検出
等により、温度測定機器の単一機能を検査する個々の装
置はあつた。
しかし、温度測定機器の電子化が進み、多機能化が進ん
だ今日では、工場における、製品検査、搬送、不良品排
出等の工程において各種の機能検査が必要であり、これ
らの検査を個々に行うと多大の時間と労力を要した。
また、人手の介入により検査時間の変動等が発生し、検
査精度に不安定を生じていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記の従来技術の欠点を除去するものであり、
その目的とする所は、複数機能の検査を自動化すること
により、労力と検査時間の軽減、及び検査精度の向上、
安定を図ることにある。
本発明の他の目的は、複数機能の検査を機能の内容に応
じて効率よく自動化することにより、検査効率の一層向
上を図ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の温度測定機器の自動検査方法は上記の目的を達
成するために以下の構成を備える。即ち、 測温部に印加された体温を予測する予測型温度測定機器
の備える複数機能を検査する予測型温度測定機器の自動
検査装置であって、 前記予測型温度測定機器の測温部が熱平衡に達するに十
分な時間第1の所定温度を該測温部に負荷する第1加温
手段と、 前記第1加温手段による加温の後、前記予測型温度測定
機器の搬送を行う搬送手段と、 前記搬送手段による搬送の過程において、前記予測型温
度測定機器の表示値を読み取る第1読取手段と、 前記第1読取手段により読み取った値と前記第1の所定
温度とを比較し前記予測型温度測定機器の熱平衡温度測
定機器の検査を行う第1検査手段と、 前記搬送手段による搬送の過程において前記予測型温度
測定機器の測温部を第2の所定温度に保持する保持手段
と、 前記搬送手段により搬送されている前記電子体温計の測
温部に前記第2の所定温度よりも高い第3の所定温度を
負荷する第2加温手段と、 前記第2加温手段において前記予測型温度測定機器の測
温部に負荷された温度を予測するのに要する所定時間が
経過した後、前記搬送手段による搬送の過程において該
予測型温度測定機器の表示値を読み取る第2読取手段
と、 前記第2読取手段により読み取った値と前記第3の所定
温度とを比較し前記予測型温度測定機器の予測平衡温度
測定機能を検査する第2検査手段と を備える。
[作用] かかる構成において、第1加温手段により被検査対象で
ある予測型温度測定機器の測温部に対して、該測温部が
熱平衡に達するに十分な時間第1の所定温度を負荷し、
その後搬送手段による当該予測型温度測定機器の搬送を
開始する。この搬送過程において、まず、予測型温度測
定機器の表示値を読み取り、第1の所定温度と比較する
ことにより熱平衡温度測定の検査を行う。更に搬送過程
において、一旦、当該予測型温度測定機器の測温部を第
2の所定温度に保持してから、該測温部に第3の所定温
度負荷する。そして、第3の所定温度を負荷後、予測を
完了すべき所定の時間が経過すると、この予測型温度測
定機器の表示部を読み取り、第3の所定温度と比較する
ことで予測平衡温度測定機能を検査する。
[実施例の説明] 以下、添付図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明による実施例の自動検査システムのブロ
ツク構成図である。図において、2は自動検査の対象で
ある製品(例えば予測形電子体温計)、3は多数の製品
を収容すると共にロボツトがハンドリングできる製品の
位置決め可能な製品パレツト、1は製品パレツト3をA
方向に搬送する搬送コンベア、4はハンドリングロボツ
ト、5は製品に第1の所定温度(実施例では42.0
℃)を負荷する第1の恒温水槽(水槽に限らずともよ
い)、6は恒温水槽5内において各製品に均一温度環境
が与えられるように製品を保持するジグ、7は製品を順
次B方向に搬送すると共に、所定長進む毎に位置決め信
号を発生する第1のインデツクステーブル、8は製品の
平衡温度表示値Tを読み取る第1のビデオカメラ、1
2は搬送中の製品電源をリモート再投入する第1のマグ
ネツト、9は電源再投入時の初期表示(実施例では液晶
の全点灯表示)を読み取る第2のビデオカメラ、15
は、次の検査に備え、各製品の初期条件を均一かつ安定
にすべく、各製品を所定温度(実施例では略35.0
℃)で余熱する温水シヤワー、13は同じく第2のマグ
ネツト、10は製品の本計測開始(オートスタート)状
態表示を読み取る第3のビデオカメラ、16は製品に第
2の所定温度(実施例では37.0℃)を負荷する第2
の恒温水槽、11は製品の予測平衡温度表示値Tを読
み取る第4のビデオカメラ、17はインデツクステーブ
ル7の検査工程で検出した不良品を収容する第1のスタ
ツカである。
更に、14は同じく第3のマグネツト、18は製品を2
つ1組でC方向に搬送する第2のインデツクステーブ
ル、19は製品に第3の所定温度(実施例では48.0
℃)を負荷する第3の恒温水槽、20は製品の発するブ
ザー音(例えばオーバレンジ状態検出の旨のブザー音)
を検出する音響検出部、21及び22は音響検出部20
が備えるマイクロフオン、23はインデツクステーブル
18の検査工程で検出した不良品を収容する第2のスタ
ツカ、24は最終検査合格製品を順次D方向に搬送する
搬送コンベアである。
第2図は第1図の自動検査システムの各構成を制御する
制御部のブロツク構成図である。
図において、34は自動検査システムの各種機構部を所
定のシーケンスに従つて制御するシーケンサであり、第
1図のロボツト4及び各種機構部に対して各種制御信号
CNTRを出力し、またロボツト4及び各種機構部から
各種検出信号SENSを受け取る。33はセントラルブ
ロセツシングユニツト(CPU)であり、シーケンサ3
4からの制御信号SSTAの下で、各製品の出力情報の
光学的読取りの制御を行うと共に、該読取情報に基づく
製品諸機構の良否の判断を行い、判断結果の信号RRL
Tを適時シーケンサに戻す。更に、8〜9は第1図の第
1〜第4のビデオカメラ、31はCPU33からのチヤ
ネル選択信号CHSLに従い、第1〜第4のビデオカメ
ラの読取信号VIDEOの何れか1つを選択して出力す
るカメラ切換器である。32は文字認識装置であり、カ
メラ切換器31に対して水平同期信号HS及び垂直同期
信号VSを発生すると共に、CPU33からの制御信号
RCSTに従い、入力した読取信号VIDEOから文
字、数字、記号、特定パターン、これらの点灯又は消灯
状態、あるいはこれらの点滅状態等の情報を認識し、C
PU33に認識結果の情報CHARを出力する。20は
第1図の音響検出部であり、2つのマイクロフオン21
及び22を備え、シーケンサ34からの制御信号BCN
Tの下で、1工程で2製品までの音響発生有無を検出で
きる。
第3図(A)は実施例の検査工程を説明するためのタイ
ミングチヤートであり、第3図(B)はインデツクス間
隔内における各カメラ情報の時分割処理状態を示すタイ
ミングチヤートである。
第1図において、ロボツト4は製品パレツト3から製品
を順々に取り出して順々にジグ6に挿入する。こうし
て、各製品は各8分30秒経過後に順々に熱平衡温度に
達する。
ロボツト3がジグ6からある製品iを取り出してこれを
インデツクステーブル7の所定位置に置くと、シーケン
サ34における製品iに対するその後の一連の工程は第
3図(A)に示すようなタイミングで特定される。即
ち、タイミング0及び1では単にB方向に搬送され、タ
イミングIでは平衡温度表示が読み取られ、タイミング
Jでは電源の切断と再投入が行われ、タイミングKでは
初期表示が読ら取られ、タイミングL〜Mまでは温水シ
ヤワーにより製品iの温度環境が均一化され、タイミン
グNでは再び電源の切断と再投入が行われ、タイミング
Oではオートスタートの状態表示が読み取られ、タイミ
ングPでは予測平衡温度表示値が読み取られ、以上にお
いて、もし製品iに欠陥があるときはタイミングRでス
タツカ17に取り込まれる。また製品iに欠陥がないと
きは次の検査のためインデツクステーブル18に送り込
まれる。
一方、ロボツト4は製品iの次に製品jをインデツクス
テーブル7の所定位置に載せるから、シーケンサ34内
では製品iに対する上記工程表と製品jに対する工程表
とが位相を違えて進行し、かつ同時に管理される。
第3図(B)に示す通り、1インデツクス間隔(実施例
では4秒)内では複数製品の異なる工程が同時に発生し
得る。そこで、各インデツクス間隔内の第1秒目から第
4秒目までを図のように第1〜第4のカメラ情報の処理
時間に割り当てることにより、複数製品の異なる工程を
同時処理している。
次に、本実施例の検査対象である製品(予測形電子体温
計2)の諸機能について説明しておかなくてはならな
い。
第6図(A)は電子体温計2の基本構成を示すブロツク
構成図であり、第6図(B)は電子体温計2の表示部の
外観図である。
第6図(A)において、210はサーミスタ等の感温素
子である。220は温度計測部であり、サーミスタ21
0により被測定部位の温度を実時間で検出し、該温度を
示す検出温度信号Tを発生する。230は予測演算部
であり、本計測の開始時点から熱平衡温度の予測演算を
行つて演算結果の予測平衡温度Tを出力すると共に、
本計測開始後の長時間を経過したときは検出温度信号T
をそのまま出力する。240は予測平衡温度T又は
検出温度信号Tを、これらを区別する情報と共に数値
表示する表示部である。250はブザーであり、例えば
検出温度信号Tの乱れ等により所定時間予測演算不能
のとき、あるいは予測平衡温度Tの値が所定時間安定
して予測値妥当と判断したとき、あるいは予測平衡温度
の値又は検出平衡温度Tが所定の高い温度を越え
るようなときにブザー音を発生させる。更に260は内
蔵のバツテリーであり、バツテリー電源はリードスイツ
チ270を介して各負荷部に供給される。リードスイツ
チ270は、例えば外部の磁極(N)12からの磁気に
応答して動作し、磁極12がないときはバツテリー電源
を負荷に供給し、磁極12があるとき又は磁極12のそ
ばを通過するときはバツテリー電源の負荷への給電を遮
断するように動作する。
第6図(B)において、241は液晶表示部240の表
示面であり、温度データを数値表示すると共に、その表
示温度が予測平衡温度Tであるときはマーク242を
点灯表示し、また検出温度Tであるときはマーク24
3を点灯表示する。表示温度の他の区別の態様として
は、例えば温度データの数値表示を点滅せしめるもので
もよい。
第7図(A)は電子体温計2内の温度計測処理を示すフ
ローチヤートであり、第7図(B)は第7図(A)の音
読計測処理に伴なう表示内容の推移を示す図である。
工程S1で電子体温計が電源投入されると、工程S2で
液晶全点灯の表示チエツクを行う。表示チエツクは、例
えば88.8℃を数値表示し、マーク242及び243
を点灯して行う。工程S3で比較的粗い予備計測を行
い、工程S4では本計測開始状態か否かの判断を行う。
該判断工程では予測計測で検出した温度が例えば30℃
を越えているか否か、及びその時点の温度上昇が例えば
1秒間に0.1℃以上の上昇勾配を示しているか否かを
判断する。上記何れの条件も満すときは、工程S5で本
計測開始時点の検出温度T(30.0℃及びマーク2
42)を表示し、工程S6で本計測クロツクをスタート
する。工程S7では本計測開始してから所定時間(例え
ば腋下検温の場合は8分30秒)を通過したか否かを調
べる。経過しない間は工程S8に進み、予測平衡温度T
を求める。工程S9では各サンプリング時点で求めた
予測平衡温度Tの値が所定範囲内に安定したか否かを
調べ、もし安定しなければ工程S7に戻り、予測演算を
繰り返す。また安定したときは工程S10に進み、求め
た予測平衡温度T(例えば36.0℃及びマーク24
2)を表示する。工程S11は予測平衡温度値の妥当性
を調べる。該妥当性の判断は、例えば3回連続して略同
一の予測平衡温度T(例えば37.0℃)が得られた
ときは予測値妥当であり、それ以外は妥当でないと判断
する。もし予測値妥当でないときは工程S7に戻り、ま
た予測値妥当のときは、その旨を使用者に知らせるべく
工程S12に進み、ブザー250を鳴らす。更に本計測
を続行した場合に、測定経過時間が511秒(8分30
秒)を越える頃は、検出温度Tそのものが熱平衡温度
を示すようになる。そこで、511秒経過後は工程S1
3に進み、検出温度T(例えば37.0℃及びマーク
243)をそのまま表示する。
尚、図示しないが、検出温度T(又は予測平衡温度T
)が所定温度(例えば43.0℃)を越えるときは、
オーバレンジ状態を検出したとして、ブザー250を鳴
らす。
第4図(A)〜(D)はインデツクステーブル7におけ
る実施例の自動検査処理の動作を説明するフローチヤー
トである。このフローチヤートは製品iの流れに沿つて
記載している。
第4図(A)において、工程S21でスタートすると、
工程S22でロボツト4は製品パレツト3から製品iを
取り出し、これを42℃温槽内のジグ6に挿入する。工
程S23では製品iの感温部が熱平衡に至るまでのA分
(例えば8分30秒)経過を待つ。A分経過すると、ロ
ボツト4は工程S24で42℃温槽から製品iを取り出
し、インデツクステーブル7の所定位置に載せる。工程
S25ではビデオカメラ8が平衡温度表示値T等を読
み取る。工程S26では、前記読取情報に対する文字認
識装置32の認識結果に基づき、CPU33が平衡温度
表示値Tの内容と所定温度値の内容(実施例では4
2.0℃及びマーク243の点灯)を比較することによ
り、一致するか否かの判別をする。そして、もし一致し
なければ工程S27で製品iのエラーフラグEFLGi
をセツトし、シーケンサ34に知らせる。また一致する
ときは工程S27をスキツプする。
第4図(B)において、工程S31ではマグネツト12
により製品iの電源再投入を行う。これにより製品iは
初期表示状態に移る。工程S32ではビデオカメラ9で
初期表示の内容を読み取る。工程S33では、同じく、
CPU33が初期表示値の内容と所定表示値の内容(実
施例では88.8℃及びマーク242,243の点灯)
を比較することにより、一致するか否かの判別をする。
そして、もし一致しなければ工程S34で製品iのエラ
ーフラグEFLGiをセツトし、シーケンサ34に送
る。また一致するときは工程S34をスキツプする。引
き続き製品iは工程S35で35℃の温水シヤワーを浴
び、次の検査を開始するための一定状態に保たれる。
第4図(C)において、工程S41ではマグネツト13
により製品iの電源再投入をする。これにより製品iは
初期表示状態になる。しかし、製品iの少なくとも感温
部は工程S35で温水シヤワーを浴びているので、この
時点までの感温部の温度低下は、35℃以下であること
と、略一定温度であることが保証される。工程S42で
は図示せぬ押込部材により製品iを37℃温槽内に押し
込む。工程S43では製品iのためのタイマiをスター
トする。工程S44ではビデオカメラ10で本計測開始
表示の内容を読み取る。工程S45では、同じく、CP
U33が本計測開始表示の内容と所定表示の内容(例え
ば30.0℃及びマーク242の点灯)を比較すること
により、一致するか否かを判別する。あるいは、製品i
の初期表示から本計測開始表示への変化の状態を比較す
るようなものでも良い。そして、もし一致しなければ工
程S46でB分経過したか否かを調べ、経過していなけ
れば工程S44に戻る。こうして、少なくともB分経過
までには比較一致が得られることを条件とし、一致が得
られないときは工程S47で製品iのエラーフラグEF
LGiをセツトし、シーケンサ34に送る。また、B分
経過前に比較一致が得られたときは工程S47をスキツ
プする。
尚、上記のタイマiは説明の便宜から用いるが、本実施
例の現実のB分経過は、実際のタイマiを用いるのでは
なく、製品iを37℃温槽内に押し込んだ後、ビデオカ
メラ10の読取位置に搬送するまでの搬送時間として実
現する。従つて、実際はB分経過時に1回だけ製品iの
表示を読み取るのであり、1回で検査を行う。即ち、少
なくともB分経過までには成因iは所定の状態を満足し
ていなくてはならないものとして、制御、判断する。こ
うすれば構成及び制御が簡単であり、大量製品検査に向
く方法である。以下の説明についても同様である。
第4図(D)において、工程S51では再び製品iのた
めのタイマiをスタートする。工程S52ではビデオカ
メラ11で予測平衡温度値Tの内容を読み取る。工程
S53では、同じく、CPU33が予測平衡温度値T
の内容と所定温度値の内容(例えば37.0℃及びマー
ク242の点灯)を比較することにより、一致するか否
かを判断する。そして、もし一致しなければ工程S54
でC分経過したか否かを調べ、経過していなければ工程
S52に戻る。こうして、少なくともC分経過までには
比較一致が得られることを条件とし、一致が得られない
ときは工程S55で製品iのエラーフラグEFLGiを
セツトし、シーケンサ34に送る。また、C分経過前に
比較一致が得られたときは工程S55をスキツプする。
工程S56では、シーケンサ34が製品iのエラーフラ
グEFLGiを調べ、ONしているときは工程S57の
タイミングで製品iをエラースタツカ17に取り込む。
それ以外の場合はインデツクステーブル18に搬送し、
次の検査を行う。
第5図はインデツクステーブル18における実施例の自
動検査処理の動作を説明するフローチヤートである。引
き続き製品iの流れに沿つて記載している。
図において、工程S61ではインデツクステーブル18
の所定位置に製品iと次の製品jを取り込む。工程S6
2ではマグネツト14により製品i,jの電源再投入を
する。工程S63では図示せぬ押込部材によい製品i,
jを48℃温槽内に押し込む。これは夫々製品i,iの
オーバーレンジ検出機能の検査であり、ブザーの検査で
もある。工程S64ではタイマi,jをスタートする。
工程S65では音響検出部20がマイクロフオン21及
び22により夫々製品i,jのブザー音を検出する。工
程S66では音響検出部20がブザー音検出の有無を判
断する。そして、もしブザー音の検出が無ければ工程S
67でD分経過したか否かを調べ、経過していなければ
工程S65に戻る。こうして、少なくともD分経過まで
にはオーバーレンジの検出が得られることを条件とし、
検出が得られないときは工程S68で製品i又は製品j
のエラーフラグEFLGi又はjをセツトし、シーケン
サ34に送る。また、D経過前に検出が得られたときは
工程S68をスキツプする。工程S69では、シーケン
サ34が製品i又はiのエラーフラグEFLGi,jを
調べ、ONしているときは工程S70のタイミングで製
品i又はjをエラースタツカ23に取り込む。それ以外
の場合は搬送コンベア24に搬送し、最終検査合格品の
みが得られる。
以上説明したように本実施例によれば、恒温水槽5によ
る予測型電子体温計の測温部への加温をインデックステ
ーブル7による搬送過程の外で行う。これにより、例え
ば初期表示機能検査や予測平衡温度測定機能検査等の検
査と、熱平衡検査における加温との時間差が吸収され
る。このため、インデックステーブル7等の搬送系の小
型化及び簡素化が可能となるとともに、インデックステ
ーブル7による予測型電子体温計の搬送過程において、
初期表示機能検査、本計測の自動スタート機能検査、予
測平衡温度測定機能検査等、各種の検査を効率よく実行
することが可能となる。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、平衡温度測定機能の検
査のための加温処理が、他の処理の搬送系と分離される
ことにより、予測型温度測定機器の複数機能の検査を効
率よく自動化することが可能となる。また、複数機能の
検査において人間の関与が不要となり、全検査工程のイ
ンライン化、労力の省略、検査時間の軽減、検査精度の
向上、安定化、及び検査効率の一層の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の自動検査システムのブロ
ツク構成図、 第2図は第1図の自動検査システムの各構成を制御する
制御部のブロツク構成図、 第3図(A)は実施例の検査工程を説明するためのタイ
ミングチヤート、 第3図(B)は1インデツクス間隔内における各カメラ
情報の時分割処理状態を示すタイミングチヤート、 第4図(A)〜(D)はインデツクステーブル7におけ
る実施例の自動検査処理の動作を説明するフローチヤー
ト、 第5図はインデツクステーブル18における実施例の自
動検査処理の動作を説明するフローチヤート、 第6図(A)は電子体温計2の基本構成を示すブロツク
構成図、 第6図(B)は電子体温計2の表示部の外観図、 第7図(A)は電子体温計2内の温度計測処理を示すフ
ローチヤート、 第7図(B)は第7図(A)の温度計測処理に伴なう表
示内容の推移を示す図である。 図中、1……搬送コンベア、2……検査製品、3……製
品パレツト、4……ロボツト、5……第1の恒温水槽、
6……ジグ、7……第1のインデツクステーブル、8〜
11……第1〜第4のビデオカメラ、12〜14……第
1〜第3のマグネツト、15……温水シヤワー、16…
…第2の恒温水槽、17……第1のスタツカ、18……
第2のインデツクステーブル、19……第3の恒温水
槽、20……音響検出部、21及び22……マイクロフ
オン、23……第2のスタツカ、24……搬送コンベア
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測温部に印加された体温を予測する予測型
    温度測定機器の備える複数機能を検査する予測型温度測
    定機器の自動検査装置であって、 前記予測型温度測定機器の測温部が熱平衡に達するに十
    分な時間第1の所定温度を該測温部に負荷する第1加温
    手段と、 前記第1加温手段による加温の後、前記予測型温度測定
    機器の搬送を行う搬送手段と、 前記搬送手段による搬送の過程において、前記予測型温
    度測定機器の表示値を読み取る第1読取手段と、 前記第1読取手段により読み取った値と前記第1の所定
    温度とを比較し前記予測型温度測定機器の熱平衡温度測
    定機器の検査を行う第1検査手段と、 前記搬送手段による搬送の過程において前記予測型温度
    測定機器の測温部を第2の所定温度に保持する保持手段
    と、 前記搬送手段により搬送されている前記電子体温計の測
    温部に前記第2の所定温度よりも高い第3の所定温度を
    負荷する第2加温手段と、 前記第2加温手段において前記予測型温度測定機器の測
    温部に負荷された温度を予測するのに要する所定時間が
    経過した後、前記搬送手段による搬送の過程において該
    予測型温度測定機器の表示値を読み取る第2読取手段
    と、 前記第2読取手段により読み取った値と前記第3の所定
    温度とを比較し前記予測型温度測定機器の予測平衡温度
    測定機能を検査する第2検査手段と を備えることを特徴とする予測型温度測定機器の自動検
    査装置。
  2. 【請求項2】前記第1読取手段による読み取りの後に、
    前記搬送手段により搬送されている予測型温度測定機器
    の電源の切断と再投入を行う第1電源操作手段と、 前記第1電源操作手段の実行後に前記予測型温度測定機
    器の表示部を読み取り、該表示部の初期表示機能を検査
    する初期表示検査手段と を更に備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の予測型温度測定機器の自動検査装置。
  3. 【請求項3】前記保持手段によりその測温部が第2の所
    定温度に保持された前記予測型温度測定機器の電源の切
    断及び再投入を行う第2電源操作手段と、 前記第2加温手段において前記予測型温度測定機器の測
    温部へ第3の所定温度が負荷されてから所定時間の後に
    該予測型温度測定機器の表示部を読み取り、予測計測が
    自動的に開始されていることを検査する自動開始機能検
    査手段と を更に備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の予測型温度測定機器の自動検査装置。
  4. 【請求項4】前記第2検査手段の実行の後に前記電子体
    温計の測定レンジ外の第4の所定温度をその測温部に負
    荷する第3加温手段と、 前記第2加温手段による加温の過程において前記電子体
    温計が測定不能を報知するために発するブザー音を検知
    する検知手段と、 前記検知手段によりブザー音が所定時間内に検知された
    か否かに基づいて当該予測型温度測定機器の報知機能を
    検査する報知機能検査手段と を更に備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の予測型温度測定機器の自動検査装置。
  5. 【請求項5】前記搬送手段による搬送の過程において実
    行された各検査において不良と判定された予測型温度測
    定機器に対応する不良フラグをセットしてこれを保持す
    る記憶手段と、 搬送の過程において実行すべく備えられた全ての検査を
    終了した後に、前記不良フラグに基づいて予測型温度測
    定機器を選別する選別手段と を更に備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の予測型温度測定機器の自動検査装置。
  6. 【請求項6】前記搬送手段は、前記第1加温手段による
    加温の後、前記予測型温度測定機器の搬送を一定の速度
    で行い、 前記第2読取手段における所定時間の経過は前記予測型
    温度測定機器が前記搬送手段により搬送されて生じた位
    置の変化に基づいて認識される ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の予測型温
    度測定機器の自動検査装置。
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