JPH0637982A - 光ビーム記録装置 - Google Patents

光ビーム記録装置

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JPH0637982A
JPH0637982A JP4193968A JP19396892A JPH0637982A JP H0637982 A JPH0637982 A JP H0637982A JP 4193968 A JP4193968 A JP 4193968A JP 19396892 A JP19396892 A JP 19396892A JP H0637982 A JPH0637982 A JP H0637982A
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JP
Japan
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light beam
light
recording
sensitive material
image
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Withdrawn
Application number
JP4193968A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yasuda
裕昭 安田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録光源から発せられた光ビームを変調して
写真感光材料に照射することにより、該写真感光材料に
画像を記録する光ビーム記録装置において、写真感光材
料の露光部分の相対湿度変化による記録画像の濃度変動
を、安価な手段を用いて防止する。 【構成】 半導体レーザ1を駆動するAPC回路8の電
流−電圧変換用抵抗7aとして、温度上昇に応じて半導
体レーザ1の光出力を低下させる温度特性を有するもの
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号に基づいて変
調された光ビームを写真感光材料上に照射して、そこに
画像を記録する光ビーム記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ビームを光偏向器により偏
向して写真感光材料上に走査させ、該感光材料に画像を
記録する光ビーム記録装置が広く実用に供されている。
このような光ビーム記録装置においては、写真感光材料
が露光する部分の雰囲気の相対湿度が低くなると、現像
後の濃度が増大することが分かっている。この相対湿度
による画像濃度の変動を防止するため従来より、例えば
特開平3-132639号公報に示されているように、写真感光
材料近傍の湿度を測定し、その測定湿度に応じて画像濃
度を調整するようにした光ビーム記録装置が提案されて
いる。また例えば特開平3-153371号公報に示されるよう
に、写真感光材料を露光する室内に乾燥剤を備えて、写
真感光材料近傍の相対湿度変動を抑えるようにした光ビ
ーム記録装置も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
は、いずれも湿度変化による記録画像濃度の変動を抑え
ることができるるが、その半面、前者の装置にあっては
複雑な制御装置が必要となってコストアップが避けられ
ないという問題があり、また後者の装置にあっては、濃
度変動を抑える効果が比較的低いという問題がある。
【0004】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、写真感光材料周囲の相対湿度変化による
画像濃度の変動を極力抑えることができ、しかも比較的
安価に形成可能な光ビーム記録装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による光ビーム記
録装置は、記録光源と、この記録光源を駆動する駆動回
路と、記録光源から発せられた光ビームを感光材料上に
照射する光学系と、画像信号に基づいて上記光ビームを
変調する変調手段とを備えた光ビーム記録装置におい
て、上記駆動回路が、温度上昇に応じて記録光源の光出
力を低下させる温度特性を有する素子を備えていること
を特徴とするものである。
【0006】
【作用および発明の効果】写真感光材料に記録される画
像の濃度は、露光部分の相対湿度が高いほど低くなり、
また絶対湿度一定のとき相対湿度と温度との関係は、基
本的に図4に示すようなものとなる。これらのことか
ら、写真感光材料に記録される画像の濃度は、温度上昇
にともなってより高くなることが分かる。
【0007】そこで、記録光源の光出力が上述のように
温度上昇にともなって低下するようにしておけば、それ
による濃度低下分により、写真感光材料の温度上昇によ
る(つまり相対湿度低下による)濃度増大分が補償され
て、記録画像の濃度変動が抑えられるようになる。
【0008】そして、上述のような温度特性を有する素
子としては温度係数付き抵抗等を使用すればよく、この
ような素子は特に顕著な温度特性を持たない素子と比べ
てさほど変わらないコストで得ることができる。したが
って本発明の光ビーム記録装置は、濃度変動防止のため
のコストアップがほとんどなく、比較的安価に形成可能
となる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例による光ビー
ム記録装置を示すものである。画像信号発生器10は、連
続調画像を担持する画像信号S1を発生する。この画像
信号S1は、一例として10bit の濃度スケールの連続調
画像を示すデジタル信号である。画像信号発生器10は後
述するラインクロックS2に基づいて1主走査ライン分
の信号を切り換え、また画素クロックS3に基づいて各
画素毎の画像信号S1を出力する。
【0010】上述の画像信号S1は、RAM等からなる
補正テーブル11により階調補正、逆log 変換等の補正を
受けて、例えば16bit の発光レベル指令信号S5に変換
される。この発光レベル指令信号S5はD/A変換器12
に入力され、ここでアナログの電圧信号からなる発光レ
ベル指令信号Vref に変換される。この発光レベル指令
信号Vref は、APC回路8の加算点2に入力される。
APC回路8は電圧−電流変換部3、半導体レーザ1、
フォトダイオード6および電流−電圧変換部7から構成
されている。上記発光レベル指令信号Vref は、加算点
2を通して電圧−電流変換部3に入力され、そこから、
この指令信号Vref に比例した駆動電流が半導体レーザ
1に供給される。したがって半導体レーザ1からは発光
レベル指令信号Vref に対応した(つまり画像信号S1
に対応した)強度の光ビーム4が発せられる。
【0011】上記光ビーム4はコリメータレンズ17に通
されて平行ビームとされ、次に例えばポリゴンミラー等
の光偏向器18に入射してそこで反射偏向される。こうし
て偏向された光ビーム4は、通常fθレンズからなる集
束レンズ19に通されて写真感光材料20上において微小な
スポットに集束し、該写真感光材料20上をX方向に走査
(主走査)する。写真感光材料20は図示しない移送手段
により、上記主走査方向Xと略直角なY方向に移送さ
れ、それによって光ビーム4の副走査がなされる。こう
して写真感光材料20は光ビーム4によって2次元的に走
査され、感光する。前述したように光ビーム4は画像信
号S1に基づいて強度変調されているので、この写真感
光材料20上には、画像信号S1が担持する連続調画像が
写真潜像として記録される。次に写真感光材料20は現像
機22に通されて、そこで現像処理を受ける。それにより
写真感光材料20上には、上記連続調画像が可視像として
記録される。
【0012】一方半導体レーザ1の後方側に出射された
光ビーム5の強度は、例えば半導体レーザのケース内に
設置された光量モニタ用のフォトダイオード6によって
検出される。こうして検出される光ビーム5の強度は、
実際に画像記録に利用される光ビーム4の強度と比例関
係にある。該光ビーム5の強度、すなわち光ビーム4の
強度を示すフォトダイオード6の出力電流は、電流−電
圧変換部7によって帰還信号(電圧信号)Vpdに変換さ
れ、該帰還信号Vpdは前述の加算点2に入力される。こ
の加算点2からは、上記発光レベル指令信号Vref と帰
還信号Vpdとの偏差を示す偏差信号Ve が出力され、該
偏差信号Ve は電圧−電流変換アンプ3によって電流に
変換され、半導体レーザ1を駆動する。
【0013】なお上記のように光ビーム4が写真感光材
料20上を走査するとき、主走査の始点を該ビーム4が通
過したことが光検出器21によって検出され、該光検出器
21が出力する始点検出信号S6がクロックジェネレータ
13に入力される。クロックジェネレータ13はこの始点検
出信号S6の入力タイミングに同期させて、前述のライ
ンクロックS2および画素クロックSを出力する。
【0014】ここで、APC回路8の電流−電圧変換部
7は電流−電圧変換抵抗7aからなり、この抵抗7aと
しては温度係数付き抵抗が用いられている。本実施例の
構成においては、光ビーム4の光量を一定に保っておい
ても、写真感光材料20の露光部分の温度が例えば15℃か
ら40℃まで25℃上昇すると、相対湿度低下により現像後
の光学濃度は約0.1 増大する。そして、この光学濃度変
化を無くすためには、光ビーム4の光量を約9%低下さ
せればよいことが分かった。そこで上記温度係数付き抵
抗7aは、9%/25℃=3600ppm/℃の温度係数のも
のが用いられている。
【0015】このような温度係数付き抵抗7aが用いら
れていることにより、半導体レーザ1の駆動電流は、図
2に示したように温度に応じて変化するようになる。こ
のようになっていれば、温度上昇による光出力低下分に
より、写真感光材料20の露光部分の温度上昇による(つ
まり相対湿度低下による)濃度増大分が補償されて、記
録画像の濃度変動が抑えられるようになる。その理由
は、先に詳しく述べた通りである。
【0016】なお、例えば図3に示すように、電流−電
圧変換部7がオペアンプ7bから構成されるような場合
は、その帰還経路に温度係数付き抵抗7aを挿入して
も、上記と同様の作用効果が得られる。さらには、電圧
−電流変換アンプ3に温度特性を有する素子を設けて、
上記と同様の作用効果を得ることも可能である。
【0017】また以上説明した実施例は、記録光を強度
変調して連続調画像を記録する装置に本発明を適用した
ものであるが、本発明はその他、強度一定のレーザビー
ムをパルス状に写真感光材料に照射し、そのパルス数や
パルス幅等を変調することにより連続調画像を記録する
レーザ記録装置等にも同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による光ビーム記録装
置を示す概略図
【図2】図2は上記光ビーム装置における半導体レーザ
の温度と駆動電流と光出力との関係を示すグラフ
【図3】図3は半導体レーザ駆動回路の別の例を示す回
路図
【図4】相対湿度と温度との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 加算点 3 電圧−電流変換部 4、5 光ビーム 6 フォトダイオード 7 電流−電圧変換部 7a 温度係数付き抵抗 7b オペアンプ 8 APC回路 10 画像信号発生器 16 D/A変換器 17 コリメータレンズ 18 光偏向器 19 集束レンズ 20 感光材料 S1 画像信号 S5、Vref 発光レベル指令信号 Vpd 帰還信号 Ve 偏差信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発する記録光源と、 この記録光源を駆動する駆動回路と、 前記光ビームを写真感光材料上に照射する光学系と、 画像信号に基づいて前記光ビームを変調する変調手段と
    を有する光ビーム記録装置において、 前記駆動回路が、温度上昇に応じて記録光源の光出力を
    低下させる温度特性を有する素子を備えていることを特
    徴とする光ビーム記録装置。
JP4193968A 1992-07-21 1992-07-21 光ビーム記録装置 Withdrawn JPH0637982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193968A JPH0637982A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 光ビーム記録装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4193968A JPH0637982A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 光ビーム記録装置

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JPH0637982A true JPH0637982A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16316769

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4193968A Withdrawn JPH0637982A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 光ビーム記録装置

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Effective date: 19991005