JPH0637962A - リモート操作方式 - Google Patents

リモート操作方式

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JPH0637962A
JPH0637962A JP4190394A JP19039492A JPH0637962A JP H0637962 A JPH0637962 A JP H0637962A JP 4190394 A JP4190394 A JP 4190394A JP 19039492 A JP19039492 A JP 19039492A JP H0637962 A JPH0637962 A JP H0637962A
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JP
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remote
input
communication terminal
key
terminal device
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JP4190394A
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Takao Oda
隆男 小田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモート操作方式に関し、操作側での操作を
被操作側で再現する。 【構成】 キーコードの入力に応じて、通信処理を行う
通信処理手段102を備えた通信端末装置110を別の
通信端末装置120が遠隔操作するリモート操作方式に
おいて、通信端末装置120は、キーコードおよびリモ
ート命令を入力する入力手段121と、キーコードを対
応するDTMF信号に変換する信号変換手段122と、この
DTMF信号およびリモート命令を回線を介して順次に送出
する送信手段123とを備え、通信端末装置110は、
回線からのDTMF信号およびリモート命令を受信する受信
手段111と、DTMF信号を対応するキーコードに変換す
るコード変換手段112と、リモート命令に応じて、入
力手段101からのキーコードの代わりに、コード変換
手段112で得られたキーコードを通信処理手段102
に入力する入力制御手段113とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置など
の通信端末装置を遠隔地から操作するリモート操作方式
に関する。
【0002】ファクシミリ装置などの通信端末装置は、
多機能化が進んでおり、また、オフィスなどに限らず様
々な環境で使用されるようになっている。これに応じ
て、利用者の用途も多様化しており、それぞれの用途に
応じて、通信処理を制御するための様々な制御情報を設
定したり変更したりする必要がある。
【0003】このため、ファクシミリ装置などの通信端
末装置の保守作業者に対しては、利用者の用途に応じ
て、上述した制御情報を設定および変更する作業を迅速
かつ正確に行うことが必要とされている。
【0004】
【従来の技術】従来は、利用者からの要望に応じて、保
守作業者が実際に現場に出向き、利用者のファクシミリ
装置を直接に操作することにより、制御情報の設定およ
び変更を行っていた。また、保守作業者が、利用者から
の問い合わせに応じて、電話などで操作方法を教える場
合もある。
【0005】また、ファクシミリ装置のリモート操作機
能を利用する場合もある。ここで、リモート操作機能と
は、回線を介して入力されたDTMF(Dual ToneMulti-
Frequency) 信号に応じて、受信側のファクシミリ装置
が所定の操作を実行する機能である。
【0006】この場合は、保守作業者が電話機などを操
作して、制御情報の設定および変更操作に対応する所定
のDTMF信号を被操作側のファクシミリ装置に送出す
ればよい。これにより、遠隔地から利用者のファクシミ
リ装置を操作することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、保守作業者が現場に出向いて設定作業を行う場合
は、作業を正確に行うことはできるが、保守作業者の手
配などに時間がかかり、迅速なサービスができない場合
がある。また、設定作業自体は短時間で済むのに対し
て、保守作業者の移動などに時間がかかる場合が多く、
効率が悪かった。
【0008】また、保守作業者が電話などで操作方法を
教える場合は、保守作業者が現場に出向く必要はない
が、操作方法を利用者に十分に説明できない可能性があ
り、作業の正確さに問題があった。また、実際の作業は
利用者に任されており、利用者へのサービス性も低かっ
た。
【0009】一方、リモート操作機能を用いれば、保守
作業者は、DTMF信号に対応づけられた操作について
は、迅速かつ正確に操作することができる。しかしなが
ら、この方法では、予めDTMF信号に対応づけられた
操作しか行うことができないため汎用性に乏しい上、保
守作業者は、DTMF信号と操作との対応関係を示した
マニュアルなどを見ながら作業を行う必要があり、作業
が煩雑であった。
【0010】本発明は、リモート操作側の通信端末装置
におけるキー操作に応じて、被操作側の通信端末装置に
おいて対応する操作を実行可能なリモート操作方式を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、入力手段101からの指示
を表すキーコードの入力に応じて、通信処理を実行する
通信処理手段102を備えた通信端末装置110に対し
て、別の通信端末装置120が、回線を介して所定のDT
MF信号を送出することにより、通信端末装置110を遠
隔操作するリモート操作方式において、通信端末装置1
20は、通信端末装置110に対する指示を表すキーコ
ードおよび通信端末装置110を遠隔操作状態とする旨
のリモート命令を入力する入力手段121と、キーコー
ドをそれぞれ対応するDTMF信号に変換する信号変換手段
122と、変換手段122で得られたDTMF信号およびリ
モート命令を回線を介して通信端末装置110に順次に
送出する送信手段123とを備えた構成であり、通信端
末装置110は、回線を介して入力されるDTMF信号およ
びリモート命令を受信する受信手段111と、受信手段
111で受信されたDTMF信号を対応するキーコードに変
換するコード変換手段112と、リモート命令に応じ
て、入力手段101からのキーコードの代わりに、コー
ド変換手段112で得られたキーコードを通信処理手段
102に入力する入力制御手段113とを備えた構成で
あることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は、通信端末装置120の信号変換手段
122と送信手段123とにより、入力手段121から
のキーコードを対応するDTMF信号を回線を介して通信端
末装置110に送信し、通信端末装置110側で受信手
段111によって受信したDTMF信号をコード変換手段1
12が対応するキーコードに変換することにより、上述
した入力手段121からのキーコードを再現している。
したがって、入力制御手段113が、リモート命令に応
じてこのキーコードを通信処理手段102に入力するこ
とにより、通信端末装置120側で行われた入力操作に
対応する操作を通信端末装置110側で実行することが
可能である。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、本発明のリモート操作方式
を適用したファクシミリ装置の実施例構成を示す。
【0014】図2において、通信端末装置120に相当
するファクシミリ装置210は、読取部201,圧縮/
復元部202,メモリ203,記録部204,操作パネ
ル205,モデム206,網制御部(NCU)207の
各部をバスを介して主制御部208に接続した構成とな
っている。
【0015】上述したメモリ203には、通信処理に必
要な様々な制御情報が格納されており、主制御部208
は、この制御情報に基づいて上述した各部を制御し、従
来のファクシミリ装置と同様の通信処理動作を行う構成
となっている。
【0016】また、DTMF信号発生部211は、上述
した網制御部207を介して回線に接続されており、主
制御部208からのDTMFコード列の入力に応じて、
該当するDTMF信号を発生し、網制御部207を介し
て回線に送出する構成となっている。すなわち、このD
TMF信号発生部211および網制御部208により、
送信手段123の機能が果たされている。
【0017】上述した主制御部208は、図2に示すよ
うに、従来のファクシミリ装置の主制御部に相当する通
信制御部212とリモート制御部213とを備えてお
り、このリモート制御部213からの指示に応じて、コ
ード列生成部214が変換テーブル215を参照し、所
定のDTMFコード列を生成して、上述したDTMF信
号発生部211に送出する構成となっている。
【0018】また、操作パネル205には、入力手段1
21に相当するキー操作部216と表示部217とが備
えられており、操作者によるキー入力に応じて、キー操
作部216が、該当するキーを示すキーコードをバスを
介して通信制御部212に入力する構成となっている。
このキーコードの入力に応じて、通信制御部212は、
操作手順などをガイドするための表示情報を作成してバ
スを介して表示部217に送出し、この表示部217を
介して操作者に表示情報を提供する構成となっている。
【0019】上述したキー操作部216には、リモート
キー218が新たに設けられており、このリモートキー
218の押下に応じて、キー操作部216は、リモート
制御部213を起動し、上述したリモートキーに対応す
るキーコードおよび以降に入力されるキーコードをリモ
ート制御部213にバスを介して送出する構成となって
いる。
【0020】また、上述した変換テーブル215には、
キー操作部216に備えられたキーそれぞれに対応する
DTMFコード列を格納しておけばよい。ここで、各キ
ーに対応するDTMFコード列としては、それぞれ少な
くとも1つのDTMF信号を示すDTMFコードから形
成され、互いに異なるDTMFコード列を格納すればよ
い。
【0021】この場合は、リモート制御部213が、入
力されるキーコードを順次にコード列生成部214に転
送し、これに応じて、コード列生成部214が変換テー
ブル215から該当するDTMFコード列を検索して、
得られたDTMFコード列をDTMF信号発生部211
によってDTMF信号に変換することにより、入力され
るキーコードに対応する音声信号としてDTMF信号が
得られ、信号変換手段122の機能を果すことができ
る。
【0022】図2において、通信端末装置110に相当
するファクシミリ装置220は、上述したファクシミリ
装置210と同様に、読取部221,圧縮/復元部22
2,メモリ223,記録部224,モデム225,網制
御部(NCU)226の各部をバスを介して主制御部2
27に接続した構成となっている。
【0023】上述したメモリ223には、メモリ203
と同様に通信処理に必要な様々な制御情報が格納されて
おり、主制御部227は、通信制御部212と同様に、
このメモリ223内の制御情報に基づいて上述した各部
を制御し、従来のファクシミリ装置と同様の通信処理動
作を行う構成となっている。すなわち、上述した各部に
より、通信処理手段102の機能が果たされる構成とな
っている。
【0024】また、DTMF信号検出部231は、上述
した網制御部226を介して回線に接続されており、回
線から所定のDTMF信号が入力された旨の検出通知を
主制御部227に送出するとともに、入力されるDTM
F信号に対応するDTMFコード列を生成して、順次に
コード変換手段112に送出する構成となっている。す
なわち、上述したDTMF信号検出部231と網制御部
226とにより、受信手段111の機能が果たされてい
る。また、DTMF信号検出部231は、上述したリモ
ートキー218を示すキーコードを変換して得られるD
TMFコード列に対応するDTMF信号列の入力に応じ
て、主制御部227に検出通知を送出すればよい。
【0025】図2において、コード変換手段112は、
キーコード発生部232と変換テーブル233とから形
成されている。この変換テーブル233には、DTMF
信号列に対応するキーコードが格納されており、DTM
F信号の入力に応じて、キーコード発生部232が変換
テーブル233から該当するキーコードを検索して出力
する構成となっている。
【0026】また、図2において、操作パネル228
は、上述した操作パネル205と同様に、入力手段10
1に相当するキー操作部234と表示部235とから構
成されており、表示部235は上述したバスを介して主
制御部227に接続されている。また、上述したキー操
作部234は、操作者によるキー入力に応じて、該当す
るキーコードを入力制御手段113に相当するセレクタ
236を介して主制御部227に送出する構成となって
いる。また、表示部235は、上述した表示部217と
同様に、主制御部227からの表示情報に応じた表示を
行う構成となっている。
【0027】上述したセレクタ236は、主制御部22
7からの指示に応じて、キー操作部234からのキーコ
ードとコード変換手段112からのキーコードとのいず
れか一方を選択し、主制御部227に送出する構成とな
っている。
【0028】次に、上述したファクシミリ装置210側
からファクシミリ装置220をリモート操作する方法に
ついて説明する。図3(a),(b) に、ファクシミリ装置2
10,220それぞれの動作を表す流れ図を示す。図4
に、本発明のリモート操作方式の動作の説明図を示す。
但し、図4においては、ファクシミリ装置210をリモ
ート操作側装置として示し、ファクシミリ装置220を
被操作側装置として示した。
【0029】まず、図4に示すように、ファクシミリ装
置210側からファクシミリ装置220に対して、通常
の発呼動作および前手順処理を行って、ファクシミリ装
置210,220間の回線を接続し、その後に、ファク
シミリ装置210側の操作者、すなわち、保守作業者
は、キー操作部216のリモートキー218を押下して
リモート操作状態への移行を指示すればよい。
【0030】これに応じて、リモート制御部213が起
動され、このリモート制御部213により、まず、リモ
ートキー218に対応するキーコードがコード列生成部
214に転送され、DTMFコード列への変換処理が指
示される。これにより、該当するキーコードに対応して
格納された変換テーブル215にDTMFコード列がD
TMF信号発生部211に送出され、このDTMF信号
発生部211によって生成されたDTMF信号が、網制
御部207により回線を介してファクシミリ装置220
に送出される(ステップ301,図4参照)。
【0031】このようにして、リモートキー218の操
作に応じて、被操作側のファクシミリ装置220に対し
て、リモート操作状態への移行を指示するリモート命令
として、リモートキー218に対応するDTMF信号列
を送出することができる。
【0032】上述したDTMF信号列は、ファクシミリ
装置220のDTMF信号検出部231によって検出さ
れ(ステップ311)、これに応じて、このDTMF信
号検出部231から主制御部227に検出通知が送出さ
れる。
【0033】このとき、主制御部227は、セレクタ2
36に対して、キーコード発生部233からのキーコー
ドを選択する旨を指示し、セレクタ236を切り換える
(ステップ312)。これにより、以降は、キー操作部
234からのキーコードの代わりに、コード変換手段1
12によって得られたキーコードが主制御部227に入
力される。
【0034】このようにして、上述したリモート命令の
入力に応じて、被操作側のファクシミリ装置220側
は、通常の通信処理動作からリモート操作状態に切り換
えられる。
【0035】以降は、ファクシミリ装置210のキー操
作部216からキーコードが入力されるたびに、リモー
ト制御部213は入力されたキーコードをコード列生成
部214に送出するとともに、リモートキー218を示
すキーコードであるか否かを判定する(ステップ30
2,303,304)。これに応じて、コード列生成部
214,DTMF信号発生部211,網制御部207に
より、該当するDTMF信号列が、順次にファクシミリ
装置220に送出される。これにより、図4に示したよ
うに、保守作業者によるキー入力に応じて、対応するD
TMF信号を順次に送出することができる。
【0036】上述したステップ304の否定判定の場合
は、リモート制御部213は、キーコードに対応する表
示情報を作成して表示部217に送出し(ステップ30
5)、ステップ302に戻る。この表示情報としては、
入力されたキーコードで指示された処理を実行した場合
と同様に、例えば、入力された指示やデータを確認する
メッセージや次の操作手順を示すメッセージを作成すれ
ばよい。
【0037】この場合は、指示された処理に対応する表
示情報のみが作成されて表示され、実際には処理を行わ
ないので、ファクシミリ装置210のメモリ203に格
納された制御情報を保存しておくことができる。
【0038】また、実際にファクシミリ装置210の制
御情報を設定する場合と同様に、表示部217によって
次の操作手順が示されるので、保守作業者は、この操作
手順に従って順次にキー操作部216を操作して、必要
な制御情報の設定作業を行えばよい。
【0039】このようにして、リモート操作側のファク
シミリ装置210は、保守作業者によるキー操作に応じ
てステップ302〜ステップ304を繰り返し、該当す
るDTMF信号を順次に送出する。
【0040】その後、保守作業者により、再びリモート
キー218が押下されたときに、図4に示すようにリモ
ート命令を示すDTMF信号列を送出した後に、リモー
ト制御部213は、上述したステップ304の肯定判定
として、通信制御部212を起動する(ステップ30
6)とともに回線を開放し、自身の動作を終了すればよ
い。
【0041】このファクシミリ装置210から送出され
るDTMF信号列は、上述したようにして、ファクシミ
リ装置220のDTMF信号検出部231とキーコード
発生部232と変換テーブル233とにより、対応する
キーコードに変換され、セレクタ236を介して順次に
主制御部227に入力される(ステップ313)。
【0042】これに応じて、ファクシミリ装置220の
主制御部227は、入力されたキーコードがリモートキ
ー218に対応するものであるか否かを判定し(ステッ
プ314)、否定判定の場合は、そのキーコードで指示
される処理を実行して(ステップ315)、ステップ3
13に戻ればよい。
【0043】例えば、上述したステップ313〜ステッ
プ315を繰り返して得られた一連のキーコードによっ
て、送出レベルの変更が指示され、新しい送出レベルと
して『−9.5dBm 』が入力された場合は、主制御部2
27により、ステップ314において、メモリ223に
格納された送出レベルの値が『−9.5dBm 』に変更さ
れる。
【0044】このように、ファクシミリ装置210にお
いて、保守作業者がキー操作部216を操作して得られ
るキーコードをファクシミリ装置220側で再現し、主
制御部227がこのキーコードに応じて動作することに
より、メモリ223内の制御情報を書き換えることがで
きる。すなわち、あたかも保守作業者がファクシミリ装
置220を実際に操作しているかのように、ファクシミ
リ装置220を遠隔操作することが可能である。
【0045】この場合は、ファクシミリ装置210を保
守センタに設置し、保守作業者がこのファクシミリ装置
210を操作すれば、この操作が、そのままファクシミ
リ装置220側で再現されるので、制御情報の設定や変
更などの保守作業を迅速かつ正確に実施することができ
る。したがって、電話などで利用者に作業手順を教えた
り、実際に保守作業者が現場に赴く必要がないので、保
守作業者の負担を大幅に軽減することができる。また、
保守作業者の移動時間などが不要となるので、利用者に
迅速なサービスを提供することができる。
【0046】一方、上述したステップ313の肯定判定
の場合は、主制御部227は、リモート操作状態の解除
が指示されたと判断し、セレクタ236にキー操作部2
34からのキーコードを選択する旨を指示してセレクタ
236を切り換え(ステップ315)、その後に回線を
開放して処理を終了すればよい。
【0047】また、ファクシミリ装置220側から、フ
ァクシミリ装置210側からのリモート操作が実行され
たことを示す受付音を返す構成としてもよい。例えば、
主制御部227からの指示に応じて、網制御部226を
介して所定の受付音を送出する受付音発生部を設け、上
述したステップ314において、主制御部227が指定
された処理を実行した後に、この受付音発生部に対し
て、受付音の送出を指示する構成とすればよい。
【0048】また、この場合は、リモート操作側のファ
クシミリ装置210のリモート制御部213は、ファク
シミリ装置220側からの受付音の受信に応じてステッ
プ303を実行し、次のキーコードをコード列生成部2
14に送出すればよい。
【0049】これにより、ファクシミリ装置210側の
保守作業者は、ファクシミリ装置220側の動作を確認
しながら、設定作業を進めることができる。また、リモ
ート操作を行う場合は、保守作業者が所定の時間間隔を
あけてキーコードを入力するようにしてもよい。
【0050】なお、リモート操作側の通信端末装置12
0と被操作側の通信端末装置110とは、必ずしも同じ
種類の装置である必要はなく、例えば、リモート操作側
の通信端末装置120として、パーソナルコンピュータ
などを用いてもよい。
【0051】図5に、本発明のリモート操作方式を適用
したパーソナルコンピュータシステムの実施例構成図を
示す。但し、図2に示した各部に対応するものについて
は、同一の符号を付して示した。
【0052】図5において、パーソナルコンピュータ
は、網制御部401を備えており、この網制御部401
を介して回線に接続されている。また、パーソナルコン
ピュータのメモリ410には、上述したリモート制御部
213およびコード列生成部214の動作を実現する制
御プログラム411が格納されており、操作者の指示に
応じて、マイクロプロセッサ(MPU)421がこの制
御プログラム411を実行する構成となっている。ま
た、ファクシミリ装置220のキー操作部234のキー
に対応して、パーソナルコンピュータのキーボード43
1に備えられたキーの一部を割り当てておき、これらの
キーとキー操作部234のキーに対応するDTMFコー
ド列との対応関係が、変換テーブル412としてメモリ
410に保持されている。この場合は、保守作業者によ
るキーボード431の操作に応じて、マイクロプロセッ
サ421が変換テーブル412を検索し、得られたDT
MFコード列をDTMF信号発生部211に入力し、網
制御部207を介して回線を介して送出すればよい。ま
た、このとき、マイクロプロセッサ421は、上述した
リモート制御部213と同様に、入力されたキーに対応
する表示情報を作成して、CRTディスプレイ装置(C
RT)432に送出すればよい。
【0053】このようにして、ファクシミリ装置210
の動作をパーソナルコンピュータによってエミュレーシ
ョンすることにより、保守作業者は、ファクシミリ装置
210を操作した場合と同様にして、ファクシミリ装置
220を遠隔操作することができる。
【0054】この場合は、リモート操作側の通信端末装
置として、ファクシミリ装置210のように、通常の通
信処理機能の他にリモートキー218や信号変換手段1
22を備えた特殊な装置を製作する必要がない。したが
って、より低いコストで本発明のリモート操作方式を実
現することができる。
【0055】更に、パーソナルコンピュータのメモリ4
10内に、複数の機種のファクシミリ装置に対応する制
御プログラム411を格納しておき、マイクロプロセッ
サ421がこれらの制御プログラム411のいずれかを
選択的に実行する構成としてもよい。
【0056】この場合は、相手先のファクシミリ装置と
の間で前手順を実行した際に、相手先からの初期識別コ
マンド中の非標準機能を示すNSF信号から、相手先の
機種を判別し、該当する制御プログラム411を選択す
ればよい。
【0057】これにより、様々な機種に対応して上述し
たリモート操作方式を実現することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リモート
操作側の通信端末装置から指示を示すキーコードに対応
するDTMF信号を送出し、被操作側の通信端末装置側で、
このDTMF信号から元のキーコードを復元することができ
るので、リモート操作側における操作を被操作側で再現
することが可能である。これにより、保守作業者が保守
センタに設置されたファクシミリ装置やパーソナルコン
ピュータを操作することにより、遠隔地にある利用者の
ファクシミリ装置などの通信端末装置の制御情報の設定
や変更作業を迅速かつ正確に行うことができ、利用者に
対するサービスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明のリモート操作方式を適用したファクシ
ミリ装置の実施例構成図である。
【図3】ファクシミリ装置の動作を表す流れ図である。
【図4】リモート操作方式の動作の説明図である。
【図5】本発明方式を適用したパーソナルコンピュータ
システムの実施例構成図である。
【符号の説明】
101,121 入力手段 102 通信処理手段 111 受信手段 112 コード変換手段 113 入力制御手段 122 信号変換手段 123 送信手段 201,221 読取部 202,222 圧縮/復元部 203,223,410 メモリ 204,224 記録部 205,228 操作パネル 206,225 モデム 207,226,401 網制御部(NCU) 208,227 主制御部 210,220 ファクシミリ装置 211 DTMF信号発生部 212 通信制御部 213 リモート制御部 214 コード列生成部 215,233,412 変換テーブル 216,234 キー操作部 217,235 表示部 218 リモートキー 231 DTMF信号検出部 232 キーコード発生部 236 セレクタ 411 制御プログラム 421 マイクロプロセッサ(MPU) 431 キーボード 432 CRTディスプレイ装置(CRT)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段(101)からの指示を表すキ
    ーコードの入力に応じて、通信処理を実行する通信処理
    手段(102)を備えた通信端末装置(110)に対し
    て、別の通信端末装置(120)が、回線を介して所定
    のDTMF信号を送出することにより、前記通信端末装置
    (110)を遠隔操作するリモート操作方式において、 前記通信端末装置(120)は、 前記通信端末装置(110)に対する指示を表すキーコ
    ードおよび前記通信端末装置(110)を遠隔操作状態
    とする旨のリモート命令を入力する入力手段(121)
    と、 前記キーコードをそれぞれ対応するDTMF信号に変換する
    信号変換手段(122)と、 前記変換手段(122)で得られたDTMF信号およびリモ
    ート命令を前記回線を介して前記通信端末装置(11
    0)に順次に送出する送信手段(123)とを備えた構
    成であり、 前記通信端末装置(110)は、 前記回線を介して入力されるDTMF信号およびリモート命
    令を受信する受信手段(111)と、 前記受信手段(111)で受信されたDTMF信号を対応す
    るキーコードに変換するコード変換手段(112)と、 前記リモート命令に応じて、前記入力手段(101)か
    らのキーコードの代わりに、前記コード変換手段(11
    2)で得られたキーコードを通信処理手段(102)に
    入力する入力制御手段(113)とを備えた構成である
    ことを特徴とするリモート操作方式。
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Cited By (3)

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