JPH0637955U - タコグラフ - Google Patents

タコグラフ

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JPH0637955U
JPH0637955U JP7412092U JP7412092U JPH0637955U JP H0637955 U JPH0637955 U JP H0637955U JP 7412092 U JP7412092 U JP 7412092U JP 7412092 U JP7412092 U JP 7412092U JP H0637955 U JPH0637955 U JP H0637955U
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JP
Japan
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speed
motor
signal
voltage
rotation
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JP7412092U
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孝志 梨本
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーボ機構による速度記録及び速度指示にタ
イミングを一致したデジタル速度表示をできるようにし
たタコグラフを提供する。 【構成】 ポテンショメータ5が直流モータ6の出力軸
に連結され速度記録機構による記録及び速度指示機構に
よる指示に対応した電圧信号を発生する。速度に応じた
電圧信号をモータ制御手段4の一方の入力に、ポテンシ
ョメータからの電圧信号が他方の入力にそれぞれ印加す
る。モータ制御手段4が両電圧信号の大小関係によって
直流モータを正逆転又は停止させる信号を出力する。回
転方向検出手段8dによって検出した回転方向に応じ、
カウント手段8bが回転パルス発生手段8aからのパル
ス信号をアップカウント又はダウンカウントしてそのカ
ウント値を速度デジタルデータとして出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサーボ機構による駆動によって速度の記録を行うと共に速度の表示を 行うタコグラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のタコグラフとして、図4に示す構成のものが一般に使用されて いた。同図において、1は車両の走行に伴って速度に応じた周波数の走行信号を 発生する速度センサである。速度センサ1が発生する走行信号は、入力回路2に よって波形整形などされた後周波数−電圧(f−V)変換回路3に入力され、こ こで走行信号の周波数に応じた大きさの電圧信号に変換される。
【0003】 上記f−V変換回路3が出力する電圧信号はモータ制御回路4が有する差動増 幅器の一方の入力に印加される。差動増幅回路の他方の入力には、ポテンショメ ータ5の可動接点に発生する電圧が印加される。
【0004】 上記モータ制御回路4は両入力電圧の大小関係に応じ直流(DC)モータ6の 正逆転及び停止を制御し、このことによってDCモータ6はモータ制御回路4の 両入力電圧が等しいとき停止され、その増減によって正逆転される。
【0005】 上記DCモータ6の回転軸には、図示しないチャート紙への速度記録を行う速 度記録機構Xの記録針(図示せず)と、図示しない文字板に付した速度目盛と協 動して速度表示を行う速度指示機構Yの指針(図示せず)と、上記ポテンショメ ータ5の可動接点とが図示しない連結機構を介して連結され、DCモータ6の回 転によって記録針、指針及びポテンショメータ5が駆動されるようになっている 。
【0006】 上記速度センサ1、入力回路2、f−V変換回路3、モータ制御回路4、ポテ ンショメータ5及びDCモータ6がタコグラフを構成していて、車両の走行によ って速度センサ1が速度に応じた周波数の走行信号を発生すると、f−V変換回 路3が走行信号の周波数、すなわち速度に応じた大きさの電圧信号を出力し、こ れをモータ制御回路4の一方の入力に印加する。モータ制御回路4は、f−V変 換回路3から入力した車速に対応する電圧と、ポテンショメータ5によって印加 されている現在の速度記録及び速度指示に対応する電圧とが等しいとき直流モー タ6を停止し、両者に偏差があるときにはその偏差が0になるようにDCモータ 6を駆動して正逆転させる。
【0007】 よって、速度センサ1が所定の速度時に発生する走行信号により、DCモータ 6の回転軸に連動させた記録針及び指針によって所定の速度がそれぞれ記録及び 指示される。
【0008】 ところで最近、サーボ機構による記録針の駆動によって速度記録を行うと共に 速度表示を行うタコグラフにおいて、速度記録と別個に速度のデジタル表示やデ ジタルデータの収集を行うことが求められている。そこで従来考えられた例えば 速度をデジタル表示するための構成は、図示のように、速度センサ1からの走行 信号を分岐して入力回路11において波形整形してからマイクロコンピュータ( CPU)12に入力し、CPU12において単位時間内のパルス数或いはパルス 周期によって速度を計測し、この計測した速度のデジタルデータを図示しないデ ジタル表示器に送出して速度をデジタル表示させるようになっていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述したように、速度センサ1からの走行信号を分岐して別個に速度 記録と速度のデジタル表示とを行うようにしたものにおいては、タコグラフの速 度記録或いは速度指示と速度のデジタル表示とが一致しないことが起こる。
【0010】 これは、タコグラフでは、サーボ機構による駆動によって速度の記録或いは指 示を行っているため速度センサからの走行信号に対して記録、指示が遅れが生じ 、また速度のデジタル表示でも、走行信号による速度計測のためのデータ処理時 間による遅れが生じ、両者の遅れの間に大小が存在するためである。
【0011】 よって本考案は、上述した問題点に鑑み、サーボ機構による速度記録及び速度 指示にタイミングを一致したデジタル速度表示をできるようにしたタコグラフを 提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案により成されたタコグラフは、車両の速度に応 じた周波数の走行信号を発生する速度センサと、該走行センサが発生する走行信 号の周波数に応じた大きさの電圧信号を発生する周波数−電圧変換回路と、直流 モータと、該直流モータによって駆動され速度を記録する速度記録機構と、前記 直流モータにより駆動され速度を指示する速度指示機構と、該直流モータの出力 軸に連結され前記速度記録機構による記録及び前記速度指示機構による指示に対 応した電圧信号を発生するポテンショメータと、前記周波数−電圧変換回路が出 力する電圧信号が一方の入力に、前記ポテンショメータからの電圧信号が他方の 入力にそれぞれ印加され、前記電圧信号の大小関係によって前記直流モータを正 逆転又は停止させる信号を出力するモータ制御手段と、前記直流モータの回転方 向を検出する回転方向検出手段と、前記直流モータの回転に応じてパルス信号を 発生する回転パルス発生手段と、前記回転方向検出手段によって検出した回転方 向に応じて前記回転パルス発生手段が発生するパルス信号をアップカウント又は ダウンカウントするカウント手段と、該カウント手段によるカウント値を速度デ ジタルデータとして出力するようにしたことを特徴としている。
【0013】 前記速度デジタルデータを入力して速度をデジタル表示する速度デジタル表示 手段を備えることを特徴としている。
【0014】
【作用】
上記構成において、走行センサが発生する走行信号の周波数に応じた大きさの 電圧信号を周波数−電圧変換回路が発生し、速度を記録する速度記録機構と速度 を指示する速度指示機構とを駆動する直流モータの出力軸に連結されポテンショ メータが速度記録機構による記録及び速度指示機構による指示に対応した電圧信 号を発生する。
【0015】 モータ制御手段が、その一方の入力に印加される周波数−電圧変換回路からの 電圧信号と、他方の入力に印加されるポテンショメータからの電圧信号との差に 相当する大きさの電圧信号を出力して直流モータを駆動する。
【0016】 回転方向検出手段により検出した直流モータの回転方向に応じ、回転パルス発 生手段がモータの回転に応じて発生するパルス信号を、カウント手段がアップカ ウント又はダウンカウントし、このカウント値を速度デジタルデータとして出力 する。
【0017】 上記速度デジタルデータとして出力されるカウント値は、速度記録機構による 速度記録と速度指示機構による速度指示とに対応した直流モータの回転に基づい て得られたものであるので、速度デジタルデータの速度値並びにこの速度デジタ ルデータによって行うデジタル表示とタコグラフの速度記録とのタイミングが一 致するようになる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案によるタコグ ラフの一実施例を示し、同図において図4について上述した従来のものと同等の 部分には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0019】 図1において、8は図示しないアップダウン(U/D)バイナリ(二進)カウ ンタを有する速度デジタルデータ生成回路であり、この速度デジタルデータ生成 回路9にはDCモータ6への印加電圧が入力さている。速度デジタルデータ生成 回路9においては、DCモータ6への印加電圧がDCモータ6のブラシの切換え 点で微少変動するとに着目し、この入力した印加電圧に重畳した微少な電圧変動 を波形整形してパルス信号を形成し、これをU/D二進カウンタのクロック入力 に印加する。
【0020】 速度デジタルデータ生成回路8はまたモータ制御回路4から第1の信号が入力 され、この信号に基づいてモータ制御回路4がDCモータ6を正回転、逆回転の 何れの方向に回転させているかを検出することによって正逆信号を形成し、これ をU/D二進カウンタのアップダウン(U/D)入力に印加し、この正逆信号に よってU/D二進カウンタに入力されるパルス信号をアップカウント又はダウン カウントさせる。
【0021】 更に、速度デジタルデータ生成回路8はモータ制御回路4から第2の信号が入 力され、この信号に基づいて直流モータ6が車速0km/hの位置で強制的に停止さ れたことを検出してリセット信号を形成し、これをU/D二進カウンタのリセッ ト入力に印加し、このリセット信号によってU/D二進カウンタのカウント値を 強制的に0にさせる。上記リセット信号は、DCモータ6の通電量の増大により DCモータ6が過負荷状態になったことを検出することによって発生される。こ の過負荷状態は、速度指示機構Xの指示が車速0km/hとなったときにポテンショ メータ5の電圧とf−V変換回路3の電圧とが一致しないようにしておくことに よって、DCモータ6が停止状態となっても通電状態になって形成される。
【0022】 以上の構成により、車両が停止しているとき、f−V変換回路3の出力電圧V 0 は車速0km/hに対応する最大値となるとともに速度指示機構Yの指針がストッ パに突き当たった状態となってポテンショメータ5の出力電圧VP も最大値とな っている。ただし、この状態ではV0 >VP となるように設定されていて、モー タ制御回路4は直流モータ6を逆回転する方向に通電するが、直流モータ6の回 転は強制的に停止しているので過負荷状態となり、このとき直流モータ6に流れ る過電流によって速度デジタルデータ生成回路8はリセット信号を発生し、これ によってU/D二進カウンタをリセットする。またこのとき、速度デジタルデー タ生成回路8には逆転信号が入力されているが、直流モータ6は回転していない ので回転パルス信号の入力はない。
【0023】 このような状態において、車両が走行し始めてその車速が例えば5km/h以上と なると、f−V変換回路3の出力電圧V0 が低下してポテンショメータ5の出力 電圧VP との関係がV0 =VP からV0 <VP となり、モータ制御回路4は直流 モータ6にこれを正転させる方向の電流を流す。直流モータ6が正回転すると過 負荷状態が解消してリセット信号がなくなるとともに正転信号が発生される。上 述の通電によって直流モータ6が正回転されると回転パルス信号が発生されて速 度デジタルデータ生成回路8に入力され、U/D二進カウンタによってアップカ ウントされる。
【0024】 直流モータ6の回転によってこれに連動されたポテンショメータ5、速度記録 機構X及び速度指示機構Yが車速に応じて動かされる。このポテンショメータ5 の動きによってその出力電圧VP が低下し、車速が一定値で変化しないときには f−V変換回路3の出力電圧V0 とポテンショメータ5の出力電圧VP とが等し く(V0 =VP )なって、モータ制御回路4は直流モータ6に通電させなくして その回転を停止させる。
【0025】 上述とは逆に車速が低下すると、V0 >VP となって直流モータ6にこれを逆 転させる方向の電流が流されるとともに逆転信号が発生され、直流モータ6の逆 回転によって発生される回転パルス信号が速度デジタルデータ生成回路8に入力 され、U/D二進カウンタによってダウンカウントされる。
【0026】 上述のように直流モータ6の正逆転に応じ、この回転によって発生される回転 パルス信号を速度デジタルデータ生成回路8のU/D二進カウンタがアップダウ ンカウントし、そのカウント値を車速デジタルデータとして出力するため、これ を入力するCPU9が図示しないデジタル表示器にデジタル表示させる速度表示 は、直流モータ6によって駆動される速度記録機構Xの速度記録及び速度指示機 構Yの速度指示とタイミングが一致したものとなる。
【0027】 図1ではモータ制御回路4及び速度デジタルデータ生成回路8の詳細を示して いないが、その具体的な回路例を図2に示す。
【0028】 モータ制御回路4は、f−V変換回路3の出力電圧V0 が非反転入力に、ポテ ンショメータ5の出力電圧VP が反転入力にそれぞれ印加される差動増幅器4a を有し、差動増幅器4aは上記両電圧V0 ,VP の大小関係によって図3に示す ように変化する電圧VS を出力する。両電圧V0 ,VP が等しいときにはVS = VCIなる電圧を、V0 >VP のときにはVS <VCIなる電圧を、そしてV0 <V P のときにはVS >VCIなる電圧をそれぞれ出力する。
【0029】 差動増幅器4aの出力は、電源10のVCCとアースとの間に直列に接続された 抵抗R1 乃至R4 の抵抗R2 及びR3 との相互接続点に接続されている。電源V CC とアースとの間には、抵抗R5 、NPNトランジスタQ1 、PNPトランジス タQ2 及び抵抗R6 が直列に接続されている。トランジスタQ1 のベースには抵 抗R1 及びR2 の相互接続点が、そしてトランジスタQ2 のベースには抵抗R3 及びR4 の相互接続点がそれぞれ接続されている。トランジスタQ1 及びQ2 の 相互接続されたエミッタと電源10のVCC/2との間には、直流モータ6が接続 されている。
【0030】 上記トランジスタQ1 及びQ2 のエミッタの相互接続点aは速度デジタルデー タ生成回路8中の波形整形回路8aの入力に接続され、波形整形回路8aは直流 モータ6の回転によって変化変動する印加電圧を整形して回転パルス信号を発生 し、これをアップダウン(U/D)二進カウンタ8bのクロック入力CKに印加 する。
【0031】 トランジスタQ1 のコレクタと抵抗R5 との接続点bは速度デジタルデータ生 成回路8中の第1のコンパレータ8cの反転入力に接続されている。第1のコン パレータ8cは接続点bの電圧と第1の基準電圧Vr1 とを比較し、接続点bの 電圧が第1の基準電圧Vr1 より小さくなるとその出力をLレベルからHレベル に立ち上げ、これをリセット信号としてU/D二進カウンタ8bのリセット入力 に印加する。上記第1の基準電圧Vr1 は、直流モータ6にこれを逆転する方向 に通電した状態で強制的に停止させて過負荷状態にしたとき、過電流状態になっ て低下する接続点bの電圧より大きな電圧に設定される。よって逆転時に過負荷 状態が発生すると、第1のコンパレータ8cの出力がHレベルになる。
【0032】 差動増幅器4aの出力点cは速度デジタルデータ生成回路8中の第2のコンパ レータ8dの反転入力に接続されている。第2のコンパレータ8dは接続点cの 電圧と第2の基準電圧Vr2 とを比較し、接続点cの電圧が第2の基準電圧Vr 2 より小さいとHレベルの、逆のときにはLレベルの信号をそれぞれ出力してこ れをU/D二進カウンタ8bのU/D入力に印加する。上記第2の基準電圧Vr 2 は、差動増幅器4aの両入力電圧V0 ,VP が等しいときの出力電圧VCIに対 応する大きさに設定される。よってV0 >VP のときLレベルの逆転信号が、V 0 ≦VP のときにHレベルの正転信号がそれぞれ出力される。
【0033】 以上の構成により、車両が停止しているとき、逆転方向に駆動されている直流 モータ6が強制的に停止され過負荷状態となり、接続点bの電圧が第1の基準電 圧以Vr1 以下になって第1のコンパレータ8cがHレベルのリセット信号を出 力してU/D二進カウンタ8bをリセットさせる。速度デジタルデータ生成回路 8が出力する速度デジタルデータは、確実に0にされる。
【0034】 このような状態において、車両が走行し始めてf−V変換回路3の出力電圧V 0 が低下すると、差動増幅器4aの出力電圧が小さくなり、これによってトラン ジスタQ2 が導通して直流モータ6に矢印方向の電流が流すとともに第2のコン パレータ8dがHレベルの正転信号を出力する。上記通電によって直流モータ6 が正転方向に回転され、これによって直流モータ6の過負荷状態が解消して第1 のコンパレータ8cの出力がLレベルとなってリセット信号がなくなるとともに 直流モータ6の正回転により波形整形回路8aが回転パルス信号を出力する。よ って速度デジタルデータ生成回路8内のU/D二進カウンタ8aが回転パルス信 号をアップカウントする。
【0035】 直流モータ6の回転によってポテンショメータ5が作動され、差動増幅器4a の両入力電圧が等しく(V0 =VP )なると、トランジスタQ2 が非導通状態に なってなって直流モータ6への通電がなくなって直流モータ6の回転が停止する 。
【0036】 上述とは逆に車速が低下すると、V0 >VP となって差動増幅器4aの出力電 圧が増大し、これによってトランジスタQ1 が導通して直流モータ6に矢印方向 と逆の方向に電流を流すとともに第2のコンパレータ8dがLレベルの逆転信号 を出力する。上記通電によって直流モータ6が逆転方向に回転され、この正回転 により波形整形回路8aが回転パルス信号を出力する。よって速度デジタルデー タ生成回路8内のU/D二進カウンタ8aが回転パルス信号をダウンカウントす る。
【0037】 上述のように直流モータ6の正逆転に応じ、この回転によって発生される回転 パルス信号をU/D二進カウンタ8bがアップダウンカウントし、そのカウント 値を車速デジタルデータとして出力するため、これを入力するCPU9が図示し ないデジタル表示器にデジタル表示させる速度表示は、直流モータ6によって駆 動される速度記録機構Xの速度記録及び速度指示機構Yの速度指示とタイミング が一致したものとなる。
【0038】 なお、図示実施例では、モータ制御回路4に差動増幅器4aを使用しているが 、VCC/2に接続している直流モータ6の他端をVCC/2の代わりにトランジス タQ1 及びQ2 と同様の回路に接続し、両端のトランジスタ回路の相互接続した エミッタ点に、f−V変換回路3の出力電圧とポテンショメータ5の出力電圧と をそれぞれ接続して直流モータ6を駆動するようにしてもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、走行センサが発生する走行信号の周波数 に応じた大きさの電圧信号を発生し、この実速度に対応した電圧信号と速度記録 、速度指示に対応した電圧信号との差により直流モータを駆動し、直流モータの 回転方向に応じ発生するパルス信号を、その回転方向に応じてアップカウント又 はダウンカウントし、このカウント値を速度デジタルデータとして出力するよう になっており、カウント値が速度記録と速度指示とに対応した直流モータの回転 に基づいて得られたものであるので、速度デジタルデータの値並びにこの速度デ ジタルデータによって行うデジタル表示とタコグラフの速度記録とのタイミング を一致させることができる。
【0040】 よって、サーボ機構による速度記録及び速度指示にタイミングを一致した速度 データの収集やデジタル速度表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるタコグラフの一実施例を示す図で
ある。
【図2】図1中の一部分の具体的な回路例を示す図であ
る。
【図3】図2中の差動増幅器の入出力特性を示すグラフ
である。
【図4】従来のタコグラフの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 速度センサ 3 周波数−電圧変換回路 4 モータ制御回路(モータ制御手段) 5 ポテンショメータ 6 直流モータ 8a 回転パルス発生手段(波形整形回路) 8b アップダウン二進カウンタ(カウント手
段) 8d 回転方向検出手段(第2のコンパレータ) X 速度記録機構 Y 速度指示機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の速度に応じた周波数の走行信号を
    発生する速度センサと、 該走行センサが発生する走行信号の周波数に応じた大き
    さの電圧信号を発生する周波数−電圧変換回路と、 直流モータと、 該直流モータにより駆動され速度を記録する速度記録機
    構と、 前記直流モータにより駆動され速度を指示する速度指示
    機構と、 該直流モータの出力軸に連結され前記速度記録機構によ
    る記録及び前記速度指示機構による指示に対応した電圧
    信号を発生するポテンショメータと、 前記周波数−電圧変換回路が出力する電圧信号が一方の
    入力に、前記ポテンショメータからの電圧信号が他方の
    入力にそれぞれ印加され、前記電圧信号の大小関係によ
    って前記直流モータを正逆転又は停止させる信号を出力
    するモータ制御手段と、 前記直流モータの回転方向を検出する回転方向検出手段
    と、 前記直流モータの回転に応じてパルス信号を発生する回
    転パルス発生手段と、 前記回転方向検出手段によって検出した回転方向に応じ
    て前記回転パルス発生手段が発生するパルス信号をアッ
    プカウント又はダウンカウントするカウント手段と、 該カウント手段によるカウント値を速度デジタルデータ
    として出力するようにしたことを特徴とするタコグラ
    フ。
  2. 【請求項2】 前記速度デジタルデータを入力して速度
    をデジタル表示する速度デジタル表示手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載のタコグラフ。
JP7412092U 1992-10-23 1992-10-23 タコグラフ Withdrawn JPH0637955U (ja)

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