JPH08262046A - 車両用電気式アナログメータ - Google Patents
車両用電気式アナログメータInfo
- Publication number
- JPH08262046A JPH08262046A JP6458295A JP6458295A JPH08262046A JP H08262046 A JPH08262046 A JP H08262046A JP 6458295 A JP6458295 A JP 6458295A JP 6458295 A JP6458295 A JP 6458295A JP H08262046 A JPH08262046 A JP H08262046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- voltage
- analog meter
- meter
- deviation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indicating Measured Values (AREA)
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 性能が安定した経済的な車両用電気式アナロ
グメータを提供する。 【構成】 回転スピードセンサ10からのセンサ信号S
Pを目標電圧信号VSに変換する電圧変換手段2と、検出
電圧信号VDを出力する回転角検出手段4と、目標電圧
信号VSと検出電圧信号VDの偏差を演算し、この偏差に
基づいて電動機電圧VMを出力する駆動手段3と、直流
電動機6、減速機構7、メータ指針9を備えたアナログ
メータ5とからなる車両用電気式アナログメータ1。
グメータを提供する。 【構成】 回転スピードセンサ10からのセンサ信号S
Pを目標電圧信号VSに変換する電圧変換手段2と、検出
電圧信号VDを出力する回転角検出手段4と、目標電圧
信号VSと検出電圧信号VDの偏差を演算し、この偏差に
基づいて電動機電圧VMを出力する駆動手段3と、直流
電動機6、減速機構7、メータ指針9を備えたアナログ
メータ5とからなる車両用電気式アナログメータ1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用電気式アナログ
メータに係り、特に小型二輪車のスピードメータやタコ
メータに好適な車両用電気式アナログメータに関する。
メータに係り、特に小型二輪車のスピードメータやタコ
メータに好適な車両用電気式アナログメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電気式アナログメータは、
実公平2―36135号公報に開示されているように、
アナログメータに交差コイル式計器ユニットを用い、交
差コイルのそれぞれをスピードセンサで検出した検出信
号に対応した近似正弦波駆動信号、近似余弦波駆動信号
で駆動するとともに、近似正弦波駆動信号および近似余
弦波駆動信号にリップル信号を重畳することにより、こ
れら近似正弦波駆動信号および近似余弦波駆動信号の波
形に起因するアナログメータのメータ指針の針とび現象
(交差コイル式計器ユニットのメータ指針が正規の入力
変換率よりも極端に大きな変化率で動く現象)、および
針止り現象(交差コイル式計器ユニットのメータ指針が
入力の変化に追従しない現象)を抑制するよう構成され
ている。
実公平2―36135号公報に開示されているように、
アナログメータに交差コイル式計器ユニットを用い、交
差コイルのそれぞれをスピードセンサで検出した検出信
号に対応した近似正弦波駆動信号、近似余弦波駆動信号
で駆動するとともに、近似正弦波駆動信号および近似余
弦波駆動信号にリップル信号を重畳することにより、こ
れら近似正弦波駆動信号および近似余弦波駆動信号の波
形に起因するアナログメータのメータ指針の針とび現象
(交差コイル式計器ユニットのメータ指針が正規の入力
変換率よりも極端に大きな変化率で動く現象)、および
針止り現象(交差コイル式計器ユニットのメータ指針が
入力の変化に追従しない現象)を抑制するよう構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用電気式ア
ナログメータは、交差コイルを駆動する近似正弦波駆動
信号および近似余弦波駆動信号を発生するための波形発
生回路やリップル発生回路等が必要となり、回路構成が
複雑となってコストアップを招く課題がある。
ナログメータは、交差コイルを駆動する近似正弦波駆動
信号および近似余弦波駆動信号を発生するための波形発
生回路やリップル発生回路等が必要となり、回路構成が
複雑となってコストアップを招く課題がある。
【0004】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は構成が単純で、経済性なら
びに性能の安定性に優れた車両用電気式アナログメータ
を提供することにある。
なされたもので、その目的は構成が単純で、経済性なら
びに性能の安定性に優れた車両用電気式アナログメータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る車両用電気式アナログメータは、センサ
信号を対応する目標電圧信号に変換する電圧変換手段
と、メータ指針の回転角に対応した検出電圧信号を出力
する回転角検出手段と、目標電圧信号と検出電圧信号の
偏差に基づいてアナログメータの直流電動機を駆動する
駆動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る車両用電気式アナログメータは、センサ
信号を対応する目標電圧信号に変換する電圧変換手段
と、メータ指針の回転角に対応した検出電圧信号を出力
する回転角検出手段と、目標電圧信号と検出電圧信号の
偏差に基づいてアナログメータの直流電動機を駆動する
駆動手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る車両用電気式アナロ
グメータは、請求項1において、電圧変換手段に周波数
―電圧変換手段を備えるとともに、回転角検出手段にポ
テンショメータを備えたことを特徴とする。
グメータは、請求項1において、電圧変換手段に周波数
―電圧変換手段を備えるとともに、回転角検出手段にポ
テンショメータを備えたことを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3に係る車両用電気式アナ
ログメータは、センサ信号を所定周期毎に記憶、更新し
て目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数
検出手段が検出するアナログメータの直流電動機の回転
数に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、こ
の制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出
力し、アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段
とを備えたことを特徴とする。
ログメータは、センサ信号を所定周期毎に記憶、更新し
て目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数
検出手段が検出するアナログメータの直流電動機の回転
数に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、こ
の制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出
力し、アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段
とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係る車両用電気式アナロ
グメータは、請求項3において、制御手段にセンサ信号
のパルスを計数する計数手段、この計数手段が計数した
パルスを目標信号として記憶、更新する記憶手段、所定
周期のタイミングパルスを発生するタイミングパルス発
生手段、目標信号と検出信号のパルス数の差を演算して
偏差信号を出力する出力手段を備えるとともに、回転数
検出手段に前記検出信号のパルス数を計数する計数手段
を備えたことを特徴とする。
グメータは、請求項3において、制御手段にセンサ信号
のパルスを計数する計数手段、この計数手段が計数した
パルスを目標信号として記憶、更新する記憶手段、所定
周期のタイミングパルスを発生するタイミングパルス発
生手段、目標信号と検出信号のパルス数の差を演算して
偏差信号を出力する出力手段を備えるとともに、回転数
検出手段に前記検出信号のパルス数を計数する計数手段
を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に係る車両用電気式アナログメータ
は、センサ信号を対応する目標電圧信号に変換する電圧
変換手段と、メータ指針の回転角に対応した検出電圧信
号を出力する回転角検出手段と、目標電圧信号と検出電
圧信号の偏差に基づいてアナログメータの直流電動機を
駆動する駆動手段とを備えたので、目標電圧信号に検出
電圧信号を負帰還させ、直流電動機をフィードバック制
御により安定に駆動することができる。
は、センサ信号を対応する目標電圧信号に変換する電圧
変換手段と、メータ指針の回転角に対応した検出電圧信
号を出力する回転角検出手段と、目標電圧信号と検出電
圧信号の偏差に基づいてアナログメータの直流電動機を
駆動する駆動手段とを備えたので、目標電圧信号に検出
電圧信号を負帰還させ、直流電動機をフィードバック制
御により安定に駆動することができる。
【0010】なお、請求項1に係る車両用電気式アナロ
グメータは、電圧変換手段に周波数―電圧変換手段を備
えるとともに、回転角検出手段にポテンショメータを備
えたので、電圧帰還型のアナログメータ駆動系を既存の
単純な技術で構成することができる。
グメータは、電圧変換手段に周波数―電圧変換手段を備
えるとともに、回転角検出手段にポテンショメータを備
えたので、電圧帰還型のアナログメータ駆動系を既存の
単純な技術で構成することができる。
【0011】また、請求項3に係る車両用電気式アナロ
グメータは、センサ信号を所定周期毎に記憶、更新して
目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数検
出手段が検出するアナログメータの直流電動機の回転数
に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、この
制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力
し、アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段と
を備えたので、目標信号に検出信号を負帰還させ、直流
電動機をフィードバック制御により安定して駆動するこ
とができる。
グメータは、センサ信号を所定周期毎に記憶、更新して
目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数検
出手段が検出するアナログメータの直流電動機の回転数
に対応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、この
制御手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力
し、アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段と
を備えたので、目標信号に検出信号を負帰還させ、直流
電動機をフィードバック制御により安定して駆動するこ
とができる。
【0012】なお、請求項3に係る車両用電気式アナロ
グメータは、制御手段にセンサ信号のパルスを計数する
計数手段、この計数手段が計数したパルスを目標信号と
して記憶、更新する記憶手段、所定周期のタイミングパ
ルスを発生するタイミングパルス発生手段、目標信号と
検出信号のパルス数の差を演算して偏差信号を出力する
出力手段を備えるとともに、回転数検出手段に検出信号
のパルス数を計数する計数手段を備えたので、パルス数
帰還型のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構
成することができる。
グメータは、制御手段にセンサ信号のパルスを計数する
計数手段、この計数手段が計数したパルスを目標信号と
して記憶、更新する記憶手段、所定周期のタイミングパ
ルスを発生するタイミングパルス発生手段、目標信号と
検出信号のパルス数の差を演算して偏差信号を出力する
出力手段を備えるとともに、回転数検出手段に検出信号
のパルス数を計数する計数手段を備えたので、パルス数
帰還型のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構
成することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は請求項1〜請求項2に係る車両用電
気式アナログメータの全体構成図である。図1におい
て、車両用電気式アナログメータ1は、回転スピードセ
ンサ10からのセンサ信号SPを対応した直流電圧値
(VS)に変換し、この直流電圧値(VS)を目標電圧信
号VSとして出力する電圧変換手段2と、目標電圧信号
VSと回転角検出手段4から供給される検出電圧信号VD
の偏差を演算し、この偏差に基づいて電動機電圧VMを
出力し、アナログメータ5の直流電動機6を駆動する駆
動手段3と、アナログメータ5のメータ指針9の回転角
を検出して検出電圧信号VDに変換して出力する回転角
検出手段4と、電動機電圧VMで直流電動機6が駆動さ
れ、回転スピードをメータ指針9で表示するアナログメ
ータ5とを備える。なお、回転スピードセンサ10は、
例えば車両の速度に比例したパルス信号(電気信号)S
Pをセンサ信号SPとして発生するものを配置する。
て説明する。図1は請求項1〜請求項2に係る車両用電
気式アナログメータの全体構成図である。図1におい
て、車両用電気式アナログメータ1は、回転スピードセ
ンサ10からのセンサ信号SPを対応した直流電圧値
(VS)に変換し、この直流電圧値(VS)を目標電圧信
号VSとして出力する電圧変換手段2と、目標電圧信号
VSと回転角検出手段4から供給される検出電圧信号VD
の偏差を演算し、この偏差に基づいて電動機電圧VMを
出力し、アナログメータ5の直流電動機6を駆動する駆
動手段3と、アナログメータ5のメータ指針9の回転角
を検出して検出電圧信号VDに変換して出力する回転角
検出手段4と、電動機電圧VMで直流電動機6が駆動さ
れ、回転スピードをメータ指針9で表示するアナログメ
ータ5とを備える。なお、回転スピードセンサ10は、
例えば車両の速度に比例したパルス信号(電気信号)S
Pをセンサ信号SPとして発生するものを配置する。
【0014】電圧変換手段2は、パルス信号SPを直流
電圧に変換する周波数(f)―電圧(V)変換手段で構
成し、回転スピードに対応したパルス信号SPをアナロ
グメータ5の直流電動機6を駆動する目標電圧VSに変
換し、目標電圧信号VSを駆動手段3に提供する。
電圧に変換する周波数(f)―電圧(V)変換手段で構
成し、回転スピードに対応したパルス信号SPをアナロ
グメータ5の直流電動機6を駆動する目標電圧VSに変
換し、目標電圧信号VSを駆動手段3に提供する。
【0015】図2にこの発明に係る周波数―電圧変換手
段の一実施例要部ブロック構成図を示す。図2におい
て、周波数―電圧変換手段11は、1ショットパルス発
生手段12、バッファ13、整流・平滑手段14を備え
る。1ショットパルス発生手段12は、回転スピードセ
ンサ10が検出したパルス信号SPの1パルス毎に所定
パルス幅の1パルスを発生し、パルス信号SPのパルス
数に等しいパルス数のパルス信号POをバッファ13に
供給する。
段の一実施例要部ブロック構成図を示す。図2におい
て、周波数―電圧変換手段11は、1ショットパルス発
生手段12、バッファ13、整流・平滑手段14を備え
る。1ショットパルス発生手段12は、回転スピードセ
ンサ10が検出したパルス信号SPの1パルス毎に所定
パルス幅の1パルスを発生し、パルス信号SPのパルス
数に等しいパルス数のパルス信号POをバッファ13に
供給する。
【0016】バッファ13は、パルス信号POをインピ
ーダンス変換して低出力インピーダンスのパルス信号P
OBを整流・平滑手段14に供給する。整流・平滑手段1
4は、例えばダイオード整流回路、コンデンサ平滑回路
等で構成し、パルス信号POBを対応する直流電圧
(VS)に変換し、回転スピードセンサ10が検出した
パルス信号SPに対応した目標電圧信号VSとして駆動手
段3に供給する。
ーダンス変換して低出力インピーダンスのパルス信号P
OBを整流・平滑手段14に供給する。整流・平滑手段1
4は、例えばダイオード整流回路、コンデンサ平滑回路
等で構成し、パルス信号POBを対応する直流電圧
(VS)に変換し、回転スピードセンサ10が検出した
パルス信号SPに対応した目標電圧信号VSとして駆動手
段3に供給する。
【0017】図3にこの発明に係る周波数―電圧変換手
段の別実施例要部ブロック構成図を示す。図3におい
て、周波数―電圧変換手段15は、計数手段16、タイ
マ手段17、メモリ手段18を備える。計数手段16
は、例えばアップ/ダウンカウンタで構成し、回転スピ
ードセンサ10からのパルス信号SPのパルス数を計数
して計数信号Nをメモリ手段18に供給する。
段の別実施例要部ブロック構成図を示す。図3におい
て、周波数―電圧変換手段15は、計数手段16、タイ
マ手段17、メモリ手段18を備える。計数手段16
は、例えばアップ/ダウンカウンタで構成し、回転スピ
ードセンサ10からのパルス信号SPのパルス数を計数
して計数信号Nをメモリ手段18に供給する。
【0018】タイマ手段17は、パルス波形のデュティ
が異なり、回転スピードを連続的に検出可能な短い周期
のマルチバイブレータ回路等で構成し、タイマ信号Tを
計数手段16に提供してデュティの長い期間に計数手段
16がパルス信号SPのパルス数を計数するよう制御す
る。
が異なり、回転スピードを連続的に検出可能な短い周期
のマルチバイブレータ回路等で構成し、タイマ信号Tを
計数手段16に提供してデュティの長い期間に計数手段
16がパルス信号SPのパルス数を計数するよう制御す
る。
【0019】メモリ手段18はROM等のメモリで構成
し、予めパルス数Nに対応した目標電圧VSのデータテ
ーブルを設定しておき、計数手段16からの計数信号N
を読み込み、計数信号Nに対応した目標電圧信号VSを
駆動手段3に供給する。
し、予めパルス数Nに対応した目標電圧VSのデータテ
ーブルを設定しておき、計数手段16からの計数信号N
を読み込み、計数信号Nに対応した目標電圧信号VSを
駆動手段3に供給する。
【0020】駆動手段3は、電圧検出2から供給される
目標電圧信号VSと回転角検出手段4から供給される検
出電圧信号VDの偏差ΔVを演算し、偏差電圧信号ΔV
に対応した電動機電圧VMを出力してアナログメータ5
の直流電動機6を駆動するよう構成する。
目標電圧信号VSと回転角検出手段4から供給される検
出電圧信号VDの偏差ΔVを演算し、偏差電圧信号ΔV
に対応した電動機電圧VMを出力してアナログメータ5
の直流電動機6を駆動するよう構成する。
【0021】図4にこの発明に係る駆動手段の一実施例
要部ブロック構成図を示す。図4において、駆動手段3
は、偏差演算手段3A、電動機駆動手段3Bを備える。
偏差演算手段3Aは減算器または差動増幅器等で構成
し、目標電圧信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔV(=
VS−VD)を演算、または偏差ΔVを所定のゲインGで
増幅した値ΔV{=G(VS−VD)}を出力し、偏差電
圧信号ΔVを電動機駆動手段3Bに提供する。目標電圧
信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔVを取ることによ
り、車両用電気式アナログメータ1はネガティブフィー
ドバック系を形成する。
要部ブロック構成図を示す。図4において、駆動手段3
は、偏差演算手段3A、電動機駆動手段3Bを備える。
偏差演算手段3Aは減算器または差動増幅器等で構成
し、目標電圧信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔV(=
VS−VD)を演算、または偏差ΔVを所定のゲインGで
増幅した値ΔV{=G(VS−VD)}を出力し、偏差電
圧信号ΔVを電動機駆動手段3Bに提供する。目標電圧
信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔVを取ることによ
り、車両用電気式アナログメータ1はネガティブフィー
ドバック系を形成する。
【0022】電動機駆動手段3Bは、例えば電流容量の
大きな出力増幅器等で構成し、偏差電圧信号ΔVに対応
した電動機電圧VMでアナログメータ5の直流電動機6
を駆動し、偏差電圧信号ΔVを速やかに0に安定するよ
う構成する。電動機駆動手段3Bは、例えば偏差電圧信
号ΔVの極性がプラス(+)の場合にはプラス(+)極
性の電動機電圧VM+を出力し、偏差電圧信号ΔVの極性
がマイナス(−)の場合にはマイナス(−)極性の電動
機電圧VM-を出力するよう構成し、電動機電圧VM+が供
給される場合には直流電動機6を正回転駆動、電動機電
圧VM-が供給される場合には直流電動機6を逆回転駆動
する。
大きな出力増幅器等で構成し、偏差電圧信号ΔVに対応
した電動機電圧VMでアナログメータ5の直流電動機6
を駆動し、偏差電圧信号ΔVを速やかに0に安定するよ
う構成する。電動機駆動手段3Bは、例えば偏差電圧信
号ΔVの極性がプラス(+)の場合にはプラス(+)極
性の電動機電圧VM+を出力し、偏差電圧信号ΔVの極性
がマイナス(−)の場合にはマイナス(−)極性の電動
機電圧VM-を出力するよう構成し、電動機電圧VM+が供
給される場合には直流電動機6を正回転駆動、電動機電
圧VM-が供給される場合には直流電動機6を逆回転駆動
する。
【0023】なお、電動機駆動手段3Bに代え、偏差電
圧信号ΔVの絶対値および極性に対応した電動機電流I
M(IM+、IM-)を出力する電流源で構成してもよい。
圧信号ΔVの絶対値および極性に対応した電動機電流I
M(IM+、IM-)を出力する電流源で構成してもよい。
【0024】回転角検出手段4はポテンショメータで構
成し、アナログメータ5のメータ指針9が配置された指
針軸8と一体的に回転する回転軸4Aを設け、メータ指
針9と回転軸4Aの回転角を一致させるよう構成し、メ
ータ指針9の回転角に対応した検出電圧(VD)を発生
し、検出電圧信号VDを駆動手段3に供給する。
成し、アナログメータ5のメータ指針9が配置された指
針軸8と一体的に回転する回転軸4Aを設け、メータ指
針9と回転軸4Aの回転角を一致させるよう構成し、メ
ータ指針9の回転角に対応した検出電圧(VD)を発生
し、検出電圧信号VDを駆動手段3に供給する。
【0025】図5にこの発明に係るポテンショメータで
構成した回転角検出手段の一実施例構成図を示す。図5
において、ポテンショメータ19は、回転軸4Aを中心
とした扇形上に形成した電圧検出パターン19Aと、両
端に電源EOを接続する電極パターン19aと車体アー
ス(GND)に接続する接地パターン19bを有し、抵
抗体パターンで形成した可変抵抗手段19Bと、電圧検
出パターン19Aと可変抵抗手段19Bを電気的に接続
するブラシ19Dを備え、回転軸4Aを中心にして扇形
範囲を摺動する可動接点部19Cとから構成する。
構成した回転角検出手段の一実施例構成図を示す。図5
において、ポテンショメータ19は、回転軸4Aを中心
とした扇形上に形成した電圧検出パターン19Aと、両
端に電源EOを接続する電極パターン19aと車体アー
ス(GND)に接続する接地パターン19bを有し、抵
抗体パターンで形成した可変抵抗手段19Bと、電圧検
出パターン19Aと可変抵抗手段19Bを電気的に接続
するブラシ19Dを備え、回転軸4Aを中心にして扇形
範囲を摺動する可動接点部19Cとから構成する。
【0026】可変抵抗手段19Bは電源EOが印加され
ているため、可動接点部19Cのブラシ19Dの位置に
対応して抵抗分割された検出電圧VDが電圧検出パター
ン19Aを介して検出することができる。例えば、可動
接点部19Cの可動範囲の角度(図5の扇形)をθ、接
地(GND)側から検出対象となる可動接点部19Cの
位置までの角度をθOとすると、検出電圧VDは、電源E
O(V:ボルト)とすると、EO*θO/θ(V:ボル
ト)となる。
ているため、可動接点部19Cのブラシ19Dの位置に
対応して抵抗分割された検出電圧VDが電圧検出パター
ン19Aを介して検出することができる。例えば、可動
接点部19Cの可動範囲の角度(図5の扇形)をθ、接
地(GND)側から検出対象となる可動接点部19Cの
位置までの角度をθOとすると、検出電圧VDは、電源E
O(V:ボルト)とすると、EO*θO/θ(V:ボル
ト)となる。
【0027】可動接点部19Cの回転角は回転軸4Aの
回転角と等しく、回転軸4Aの回転角はアナログメータ
5のメータ指針9の回転角と等しくなるので、ポテンシ
ョメータ19はメータ指針9の回転角に対応した検出電
圧VDを発生し、検出電圧信号VDを駆動手段3に供給す
る。
回転角と等しく、回転軸4Aの回転角はアナログメータ
5のメータ指針9の回転角と等しくなるので、ポテンシ
ョメータ19はメータ指針9の回転角に対応した検出電
圧VDを発生し、検出電圧信号VDを駆動手段3に供給す
る。
【0028】アナログメータ5は、直流電動機6、直流
電動機6の回転速度を複数のギヤの組合せで減速して指
針軸8を介してメータ指針9に伝達する減速機構7、メ
ータ指針9を備える。また、指針軸8には図5に示すポ
テンショメータ19の回転軸4Aが一体的に配置され、
指針軸8と同じ回転角を保ちながら回転する。
電動機6の回転速度を複数のギヤの組合せで減速して指
針軸8を介してメータ指針9に伝達する減速機構7、メ
ータ指針9を備える。また、指針軸8には図5に示すポ
テンショメータ19の回転軸4Aが一体的に配置され、
指針軸8と同じ回転角を保ちながら回転する。
【0029】メータ指針9は、直流電動機6が正回転の
場合には時計回りに移動して回転スピードの増加を表示
し、逆回転の場合には反時計回りに移動して回転スピー
ドの減少を表示する。
場合には時計回りに移動して回転スピードの増加を表示
し、逆回転の場合には反時計回りに移動して回転スピー
ドの減少を表示する。
【0030】このように、車両用電気式アナログメータ
1は、センサ信号SPを対応する目標電圧信号VSに変換
する電圧変換手段2と、メータ指針の回転角に対応した
検出電圧信号VDを出力する回転角検出手段4と、目標
電圧信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔVに基づいてア
ナログメータ5の直流電動機6を駆動する駆動手段3と
を備えたので、ネガティブフィードバック系を形成して
直流電動機6を安定に駆動することができる。
1は、センサ信号SPを対応する目標電圧信号VSに変換
する電圧変換手段2と、メータ指針の回転角に対応した
検出電圧信号VDを出力する回転角検出手段4と、目標
電圧信号VSと検出電圧信号VDの偏差ΔVに基づいてア
ナログメータ5の直流電動機6を駆動する駆動手段3と
を備えたので、ネガティブフィードバック系を形成して
直流電動機6を安定に駆動することができる。
【0031】また、車両用電気式アナログメータ1は、
電圧変換手段2に周波数―電圧変換手段11または周波
数―電圧変換手段15を備えるとともに、回転角検出手
段4にポテンショメータ19を備えたので、電圧帰還型
のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構成する
ことができる。
電圧変換手段2に周波数―電圧変換手段11または周波
数―電圧変換手段15を備えるとともに、回転角検出手
段4にポテンショメータ19を備えたので、電圧帰還型
のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構成する
ことができる。
【0032】図6は請求項3〜請求項4に係る車両用電
気式アナログメータの全体構成図である。図6におい
て、車両用電気式アナログメータ20は、制御手段2
1、駆動手段22、回転回数検出手段23、回転センサ
24、アナログメータ5を備える。
気式アナログメータの全体構成図である。図6におい
て、車両用電気式アナログメータ20は、制御手段2
1、駆動手段22、回転回数検出手段23、回転センサ
24、アナログメータ5を備える。
【0033】制御手段21は、回転スピードセンサ10
で検出したパルス波形のセンサ信号SPのパルス数を所
定周期で計数して一時記憶した後、センサ信号SPのパ
ルス数と回転回数検出手段23から供給されるパルス数
NDの偏差ΔNを演算し、偏差信号ΔNを駆動手段22
に供給する。
で検出したパルス波形のセンサ信号SPのパルス数を所
定周期で計数して一時記憶した後、センサ信号SPのパ
ルス数と回転回数検出手段23から供給されるパルス数
NDの偏差ΔNを演算し、偏差信号ΔNを駆動手段22
に供給する。
【0034】図7にこの発明に係る制御手段の一実施例
要部ブロック構成図を示す。図7において、制御手段2
1は、計数手段25、記憶手段26、出力手段27、タ
イミングパルス発生手段28を備える。
要部ブロック構成図を示す。図7において、制御手段2
1は、計数手段25、記憶手段26、出力手段27、タ
イミングパルス発生手段28を備える。
【0035】計数手段25は、例えばアップ/ダウンカ
ウンタで構成し、タイミングパルス発生手段28からの
タイミングパルスTPが形成する所定周期(TP)毎にセ
ンサ信号SPのパルス数NSをカウントし、目標パルス数
信号NSを記憶手段26に供給する。
ウンタで構成し、タイミングパルス発生手段28からの
タイミングパルスTPが形成する所定周期(TP)毎にセ
ンサ信号SPのパルス数NSをカウントし、目標パルス数
信号NSを記憶手段26に供給する。
【0036】記憶手段26は書換え可能なRAM等のメ
モリで構成し、計数手段25から供給される目標パルス
数信号NSを一時記憶し、タイミングパルス発生手段2
8からのタイミングパルスTPが形成する所定周期
(TP)毎に、一時記憶した目標パルス数信号NSを出力
手段27に提供するとともに、計数手段25から供給さ
れる次の所定周期(TP)の目標パルス数信号NSを記憶
する。
モリで構成し、計数手段25から供給される目標パルス
数信号NSを一時記憶し、タイミングパルス発生手段2
8からのタイミングパルスTPが形成する所定周期
(TP)毎に、一時記憶した目標パルス数信号NSを出力
手段27に提供するとともに、計数手段25から供給さ
れる次の所定周期(TP)の目標パルス数信号NSを記憶
する。
【0037】出力手段27は、例えば減算カウンタや減
算器等で構成し、記憶手段26から供給される目標パル
ス数信号NSと回転回数検出手段23からの検出パルス
信号NDの偏差ΔNを演算またはカウントし、偏差信号
ΔNを駆動手段22に供給する。なお、目標パルス数信
号NSと検出パルス信号NDの偏差ΔNの演算は、タイミ
ングパルス発生手段28からのタイミングパルスTPに
基づいて所定周期(TP)毎に実行し、一方、偏差信号
ΔNは連続的に出力するよう構成する。
算器等で構成し、記憶手段26から供給される目標パル
ス数信号NSと回転回数検出手段23からの検出パルス
信号NDの偏差ΔNを演算またはカウントし、偏差信号
ΔNを駆動手段22に供給する。なお、目標パルス数信
号NSと検出パルス信号NDの偏差ΔNの演算は、タイミ
ングパルス発生手段28からのタイミングパルスTPに
基づいて所定周期(TP)毎に実行し、一方、偏差信号
ΔNは連続的に出力するよう構成する。
【0038】図8にこの発明に係る駆動手段の一実施例
要部ブロック構成図を示す。図8において、駆動手段2
2は、駆動電圧変換手段29、メモリ手段30、電動機
駆動手段31を備える。なお、駆動電圧変換手段29お
よびメモリ手段30で回転数―電圧変換手段を構成す
る。
要部ブロック構成図を示す。図8において、駆動手段2
2は、駆動電圧変換手段29、メモリ手段30、電動機
駆動手段31を備える。なお、駆動電圧変換手段29お
よびメモリ手段30で回転数―電圧変換手段を構成す
る。
【0039】駆動電圧変換手段29は、図6に示す制御
手段21から供給される回転数の偏差信号ΔNを取込
み、メモリ手段30をアクセスして偏差信号ΔNに対応
した電圧値VMDをメモリ手段30から読み出し、電圧信
号VMDを電動機駆動手段31に供給する。
手段21から供給される回転数の偏差信号ΔNを取込
み、メモリ手段30をアクセスして偏差信号ΔNに対応
した電圧値VMDをメモリ手段30から読み出し、電圧信
号VMDを電動機駆動手段31に供給する。
【0040】メモリ手段30はROM等のメモリで構成
し、予め実験値または設計値に基づいて設定した回転数
の偏差ΔNに対応した電圧値VMDを記憶する。なお、メ
モリ手段30は偏差ΔNの極性(±)に対応した極性
(±)の電圧値VMDを記憶するよう構成する。
し、予め実験値または設計値に基づいて設定した回転数
の偏差ΔNに対応した電圧値VMDを記憶する。なお、メ
モリ手段30は偏差ΔNの極性(±)に対応した極性
(±)の電圧値VMDを記憶するよう構成する。
【0041】電動機駆動手段31は図4に示す電動機駆
動手段3Bと同様な、例えば電流容量の大きな出力増幅
器等で構成し、回転数の偏差ΔNに対応した電動機電圧
VMでアナログメータ5の直流電動機6を駆動し、回転
数の偏差ΔNを速やかに0に安定するよう構成する。ま
た、電動機駆動手段31は、例えば電圧信号VMDの極性
がプラス(+)の場合にはプラス(+)極性の電動機電
圧VM+を出力し、電圧信号VMDの極性がマイナス(−)
の場合にはマイナス(−)極性の電動機電圧VM-を出力
するよう構成し、電動機電圧VM+が供給される場合には
直流電動機6を正回転駆動、電動機電圧VM-が供給され
る場合には直流電動機6を逆回転駆動する。
動手段3Bと同様な、例えば電流容量の大きな出力増幅
器等で構成し、回転数の偏差ΔNに対応した電動機電圧
VMでアナログメータ5の直流電動機6を駆動し、回転
数の偏差ΔNを速やかに0に安定するよう構成する。ま
た、電動機駆動手段31は、例えば電圧信号VMDの極性
がプラス(+)の場合にはプラス(+)極性の電動機電
圧VM+を出力し、電圧信号VMDの極性がマイナス(−)
の場合にはマイナス(−)極性の電動機電圧VM-を出力
するよう構成し、電動機電圧VM+が供給される場合には
直流電動機6を正回転駆動、電動機電圧VM-が供給され
る場合には直流電動機6を逆回転駆動する。
【0042】回転回数検出手段23は、例えばアップ/
ダウンカウンタで構成し、回転センサ24で検出したア
ナログメータ5の直流電動機6の右方向の回転回数NMR
および左方向の回転回数NMLのそれぞれに対応したパル
ス信号SDRおよびパルス信号SDLを計数して検出パルス
信号NDを制御手段21に供給する。
ダウンカウンタで構成し、回転センサ24で検出したア
ナログメータ5の直流電動機6の右方向の回転回数NMR
および左方向の回転回数NMLのそれぞれに対応したパル
ス信号SDRおよびパルス信号SDLを計数して検出パルス
信号NDを制御手段21に供給する。
【0043】回転センサ24は、例えば一対のフォトカ
プラ、フォトインタラプタ、ホール素子等で構成し、例
えば、直流電動機6の回転軸に設けた突起6Aの通過を
方向(右回り、左回り)を含めて検出し、電気的なパル
ス信号に変換した回転回数信号NM(右方向NMR、左方
向NML)を回転回数検出手段23に提供する。
プラ、フォトインタラプタ、ホール素子等で構成し、例
えば、直流電動機6の回転軸に設けた突起6Aの通過を
方向(右回り、左回り)を含めて検出し、電気的なパル
ス信号に変換した回転回数信号NM(右方向NMR、左方
向NML)を回転回数検出手段23に提供する。
【0044】このように、車両用電気式アナログメータ
20は、センサ信号SPを所定周期毎に記憶、更新して
目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数検
出手段が検出するアナログメータ5の直流電動機6の回
転回数NMR、NMLに対応した検出信号の偏差を演算する
制御手段21と、この制御手段21が出力する偏差信号
ΔNに基づいて駆動信号VMを出力し、アナログメータ
5の直流電動機6を駆動する駆動手段22とを備えたの
で、目標信号を形成する目標パルス数信号NSと検出信
号を形成する検出パルス信号NDの偏差をとることによ
り、ネガティブフィードバック系を形成して直流電動機
6を安定に駆動することができる。
20は、センサ信号SPを所定周期毎に記憶、更新して
目標信号を発生するとともに、この目標信号と回転数検
出手段が検出するアナログメータ5の直流電動機6の回
転回数NMR、NMLに対応した検出信号の偏差を演算する
制御手段21と、この制御手段21が出力する偏差信号
ΔNに基づいて駆動信号VMを出力し、アナログメータ
5の直流電動機6を駆動する駆動手段22とを備えたの
で、目標信号を形成する目標パルス数信号NSと検出信
号を形成する検出パルス信号NDの偏差をとることによ
り、ネガティブフィードバック系を形成して直流電動機
6を安定に駆動することができる。
【0045】また、車両用電気式アナログメータ20
は、制御手段21にセンサ信号SPのパルスを計数する
計数手段25、この計数手段25が計数したパルスを目
標信号として記憶、更新する記憶手段26、所定周期の
タイミングパルスTPを発生するタイミングパルス発生
手段28、目標信号NSと前記検出信号NDのパルス数の
差を演算して駆動信号ΔNを出力する出力手段27を備
えるとともに、回転回数検出手段23に前記検出信号の
パルス数を計数する計数手段を備えたので、パルス数帰
還型のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構成
することができる。
は、制御手段21にセンサ信号SPのパルスを計数する
計数手段25、この計数手段25が計数したパルスを目
標信号として記憶、更新する記憶手段26、所定周期の
タイミングパルスTPを発生するタイミングパルス発生
手段28、目標信号NSと前記検出信号NDのパルス数の
差を演算して駆動信号ΔNを出力する出力手段27を備
えるとともに、回転回数検出手段23に前記検出信号の
パルス数を計数する計数手段を備えたので、パルス数帰
還型のアナログメータ駆動系を既存の単純な技術で構成
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る車
両用電気式アナログメータは、回転スピードセンサから
のセンサ信号に基づいて目標電圧信号または目標パルス
数信号を発生するとともに、アナログメータからの情報
に基づいて検出電圧信号または検出パルス信号を発生
し、目標電圧信号と検出電圧信号の偏差、または目標パ
ルス数信号と検出パルス信号の偏差に基づいてアナログ
メータを駆動し、電圧またはパルス数のネガティブフィ
ードバック系を形成することができるので、アナログメ
ータを安定に駆動することができる。
両用電気式アナログメータは、回転スピードセンサから
のセンサ信号に基づいて目標電圧信号または目標パルス
数信号を発生するとともに、アナログメータからの情報
に基づいて検出電圧信号または検出パルス信号を発生
し、目標電圧信号と検出電圧信号の偏差、または目標パ
ルス数信号と検出パルス信号の偏差に基づいてアナログ
メータを駆動し、電圧またはパルス数のネガティブフィ
ードバック系を形成することができるので、アナログメ
ータを安定に駆動することができる。
【0047】また、この発明に係る車両用電気式アナロ
グメータは、制御系および駆動系を既存の単純な回路技
術で構成することができるので、コストダウンを図るこ
とができる。
グメータは、制御系および駆動系を既存の単純な回路技
術で構成することができるので、コストダウンを図るこ
とができる。
【0048】よって、性能が安定した経済的な車両用電
気式アナログメータを提供することができる。
気式アナログメータを提供することができる。
【図1】請求項1〜請求項2に係る車両用電気式アナロ
グメータの全体構成図
グメータの全体構成図
【図2】この発明に係る周波数―電圧変換手段の一実施
例要部ブロック構成図
例要部ブロック構成図
【図3】この発明に係る周波数―電圧変換手段の別実施
例要部ブロック構成図
例要部ブロック構成図
【図4】この発明に係る駆動手段の一実施例要部ブロッ
ク構成図
ク構成図
【図5】この発明に係るポテンショメータで構成した回
転角検出手段の一実施例構成図
転角検出手段の一実施例構成図
【図6】請求項3〜請求項4に係る車両用電気式アナロ
グメータの全体構成図
グメータの全体構成図
【図7】この発明に係る制御手段の一実施例要部ブロッ
ク構成図
ク構成図
【図8】この発明に係る駆動手段の一実施例要部ブロッ
ク構成図
ク構成図
1,20…車両用電気式アナログメータ、2…電圧変換
手段、3,22…駆動手段、3A…煩瑣演算手段、3
B,31…電動機駆動手段、4…回転角検出手段、4A
…回転軸、5…アナログメータ、6…直流電動機、7…
減速機構、8…指針軸、9…メータ指針、10…回転ス
ピードセンサ、11,15…周波数―電圧変換手段、1
2…1ショットパルス発生手段、13…バッファ、14
…整流・平滑手段、16,25…計数手段、17…タイ
マ手段、18,30…メモリ手段、19…ポテンショメ
ータ、19A…電圧検出パターン、19B…可変抵抗手
段、19C…可動接点部、19D…ブラシ、21…制御
手段、23…回転回数検出手段、24…回転センサ、2
6…記憶手段、27…出力手段、28…タイミングパル
ス発生手段、29…駆動電圧変換手段、N…計数信号、
ΔN…偏差信号、ND…検出パルス信号、NM…回転数、
NS…目標パルス数信号、PO,POB…パルス信号、SD
…パルス信号、SP…センサ信号、T…タイマ信号、TP
…タイミングパルス、ΔV…偏差電圧信号、VD…検出
電圧信号、VM…電動機電圧、VMD…電圧信号、VS…目
標電圧信号。
手段、3,22…駆動手段、3A…煩瑣演算手段、3
B,31…電動機駆動手段、4…回転角検出手段、4A
…回転軸、5…アナログメータ、6…直流電動機、7…
減速機構、8…指針軸、9…メータ指針、10…回転ス
ピードセンサ、11,15…周波数―電圧変換手段、1
2…1ショットパルス発生手段、13…バッファ、14
…整流・平滑手段、16,25…計数手段、17…タイ
マ手段、18,30…メモリ手段、19…ポテンショメ
ータ、19A…電圧検出パターン、19B…可変抵抗手
段、19C…可動接点部、19D…ブラシ、21…制御
手段、23…回転回数検出手段、24…回転センサ、2
6…記憶手段、27…出力手段、28…タイミングパル
ス発生手段、29…駆動電圧変換手段、N…計数信号、
ΔN…偏差信号、ND…検出パルス信号、NM…回転数、
NS…目標パルス数信号、PO,POB…パルス信号、SD
…パルス信号、SP…センサ信号、T…タイマ信号、TP
…タイミングパルス、ΔV…偏差電圧信号、VD…検出
電圧信号、VM…電動機電圧、VMD…電圧信号、VS…目
標電圧信号。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転スピードセンサからのセンサ信号に
基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を
行う車両用電気式アナログメータにおいて、 前記センサ信号を対応する目標電圧信号に変換する電圧
変換手段と、前記メータ指針の回転角に対応した検出電
圧信号を出力する回転角検出手段と、前記目標電圧信号
と前記検出電圧信号の偏差に基づいて前記アナログメー
タの直流電動機を駆動する駆動手段とを備えたことを特
徴とする車両用電気式アナログメータ。 - 【請求項2】 前記電圧変換手段に周波数―電圧変換手
段を備えるとともに、前記回転角検出手段にポテンショ
メータを備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用
電気式アナログメータ。 - 【請求項3】 回転スピードセンサからのセンサ信号に
基づいてアナログメータのメータ指針を駆動して表示を
行う車両用電気式アナログメータにおいて、 前記センサ信号を所定周期毎に記憶、更新して目標信号
を発生するとともに、この目標信号と回転数検出手段が
検出する前記アナログメータの直流電動機の回転数に対
応した検出信号の偏差を演算する制御手段と、この制御
手段が出力する偏差信号に基づいて駆動信号を出力し、
前記アナログメータの直流電動機を駆動する駆動手段と
を備えたことを特徴とする車両用電気式アナログメー
タ。 - 【請求項4】 前記制御手段に前記センサ信号のパルス
を計数する計数手段、この計数手段が計数したパルスを
前記目標信号として記憶、更新する記憶手段、所定周期
のタイミングパルスを発生するタイミングパルス発生手
段、前記目標信号と前記検出信号のパルス数の差を演算
して偏差信号を出力する出力手段を備えるとともに、前
記回転数検出手段に前記検出信号のパルス数を計数する
計数手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の車両
用電気式アナログメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6458295A JPH08262046A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 車両用電気式アナログメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6458295A JPH08262046A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 車両用電気式アナログメータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08262046A true JPH08262046A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13262389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6458295A Pending JPH08262046A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | 車両用電気式アナログメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08262046A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026478A1 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Driving and position detecting unit for a rotatable member |
WO2009100993A2 (de) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Wika Alexander Wiegand Gmbh & Co. Kg | Manometer mit zeigerkontakt |
JP2013200183A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Honda Motor Co Ltd | 車両におけるエンジン回転数表示装置 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP6458295A patent/JPH08262046A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1026478A1 (en) * | 1999-02-02 | 2000-08-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Driving and position detecting unit for a rotatable member |
WO2009100993A2 (de) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | Wika Alexander Wiegand Gmbh & Co. Kg | Manometer mit zeigerkontakt |
WO2009100993A3 (de) * | 2008-02-15 | 2009-11-05 | Wika Alexander Wiegand Gmbh & Co. Kg | Manometer mit zeigerkontakt |
JP2013200183A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Honda Motor Co Ltd | 車両におけるエンジン回転数表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR890000890A (ko) | 토크검출장치 | |
US20040119459A1 (en) | Meter unit having magnetic pointer position detector | |
JP2760267B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
JPH08262046A (ja) | 車両用電気式アナログメータ | |
EP0306194B1 (en) | Instrument with crossed-coil type movable magnet | |
JPH10248285A (ja) | モータ駆動制御装置における制御方法 | |
JP2008259347A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4120425B2 (ja) | 回転角度検出装置及びトルク検出装置 | |
US20140350795A1 (en) | Wake-up circuit in an electric steering system | |
JP2710701B2 (ja) | Pwm変調回路 | |
JP2547533Y2 (ja) | パルス発生装置 | |
JP3343149B2 (ja) | 車両用電装品の制御装置 | |
JP2693335B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JPH1096655A (ja) | 電子式水道メータ | |
US20230166756A1 (en) | Vehicle and method of controlling the same | |
JPH0622596A (ja) | 車両用指示計器 | |
JPH081500Y2 (ja) | 指示装置 | |
JPH09117193A (ja) | モータ負荷検出装置 | |
JPH0514171Y2 (ja) | ||
JPH0374190A (ja) | モータ制御装置 | |
JPH0514206B2 (ja) | ||
JPH0514929U (ja) | クロスコイル式指示計器 | |
JPS6387188A (ja) | サ−ボモ−タのパワ−駆動部動作制御指令方法 | |
JPH0786516B2 (ja) | 周期検出回路 | |
JP2000121652A (ja) | 回転速度検出装置 |