JPH063790U - ハンドルグリップカバー - Google Patents

ハンドルグリップカバー

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Publication number
JPH063790U
JPH063790U JP4363692U JP4363692U JPH063790U JP H063790 U JPH063790 U JP H063790U JP 4363692 U JP4363692 U JP 4363692U JP 4363692 U JP4363692 U JP 4363692U JP H063790 U JPH063790 U JP H063790U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
main body
handle grip
cover
opening
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4363692U
Other languages
English (en)
Inventor
靖 広岡
Original Assignee
株式会社広岡カバー商会
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社広岡カバー商会 filed Critical 株式会社広岡カバー商会
Priority to JP4363692U priority Critical patent/JPH063790U/ja
Publication of JPH063790U publication Critical patent/JPH063790U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバーに対する位置を正規の位置に保つこと
ができるとともに、非常時に運転者の手首に異常な負担
をかけることがない。 【構成】 手を差し込むための開口部10を後端面に備
えた袋状の本体1の先端下面側に、ブレーキレバーやク
ラッチレバー等のレバー8に連結される連結具を備えた
ものであって、連結具はその一端が本体1に連結される
とともに他端が自由端となっており且つ対向する面が係
着面となっている面状ファスナー17,18で形成して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は二輪車のハンドルグリップ部分に取り付けられて運転者の手の保温や 風雨からの保護を行うハンドルグリップカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のハンドルグリップカバーは、手を中に入れることができる袋状のもの として形成されているわけであるが、二輪車のハンドルグリップを内部に差し込 むための挿入孔だけを備えたものと、ハンドルグリップに加えて、ブレーキレバ ーやクラッチレバー等のレバーも内部に差し込むための挿入孔も備えたものとが 提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そして後者においては、ハンドルグリップとレバーとが共に内部に挿入される ことから、ハンドルグリップに対するハンドルグリップカバーの取付方向が固定 されていることになる。これは転倒時のような非常時に手首に非常な負担をかけ てしまうことになる。前者においてはハンドルグリップが内部に挿入されている だけであるから、ハンドルグリップに対するハンドルグリップカバーの方向はハ ンドルグリップの軸まわりにハンドルグリップカバーが回転することを許すため に、非常時に手首にかかる負担は小さい。しかし、このような自由度があるとい うことは、運転中にブレーキをかけようとした時に、指先がレバーに確実にかか らない事態を招くおそれがある。
【0004】 図4に示すように、後端に手を差し込むための開口部10を備えるとともに、 運転者の親指を入れるための小さい袋部2と、ハンドルグリップ9を本体1内に 差し込むための挿通孔3とを一側面に形成した袋状の本体1の先端に折り返し部 分19を設けて、この折り返し部分19を本体1の下面に連結するためのホック 20,20を設け、ブレーキレバーやクラッチレバー等のレバーを本体1と折り 返し部分19との間に入れてしまうようにしたものもあるが、この場合、前記後 者の場合と同じ問題をもつことになる上に、レバーが本体1と折り返し部分19 との間に挟まれた状態でいわば固定されてしまうために、本体1の向きが何らか の理由で変わった時、レバーが同時に動いて、意図しないブレーキ動作やクラッ チの切り操作がなされてしまうことがあり、危険である。
【0005】 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところはレ バーに対する位置を正規の位置に保つことができるとともに、非常時に運転者の 手首に異常な負担がかかることがなく、また意図しない操作力がレバーに加わる ことがないハンドルグリップカバーを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして本考案は、手を差し込むための開口部を後端面に備えた袋状の本体の 先端下面側に、ブレーキレバーやクラッチレバー等のレバーに連結される連結具 を備えたものであって、連結具はその一端が本体に連結されるとともに他端が自 由端となっており且つ対向する面が係着面となっている面状ファスナーで形成し ていることに特徴を有している。
【0007】 本考案によれば、連結具がレバーに対する位置を定めるものであり、そしてこ の連結具は対向する面が係着面である面状ファスナーで形成されているために、 レバーからハンドルグリップカバーを離す方向に力が加われば、連結具による本 体とレバーとの連結が容易に解除されるものである。
【0008】
【実施例】
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すると、このハンドルグリップカバ ーは、先端が閉じられているとともに後端に手を差し込むための開口部10を備 えた袋状であって内面に保温材が裏打ちされている本体1の一側面に、運転者の 親指を入れるための小さい袋部2と、ハンドルグリップ9を本体1内に差し込む ための挿通孔3とを形成し、一端が上記開口部10に至るスリット11を他側面 に形成し、更に本体1の後端上面側にカバー4を取り付けたものとして形成され ている。なお、袋部2は二輪車のハンドル部分に配されたスイッチの親指による 操作を容易とするために薄手の部材で形成されており、ハンドルグリップ9を差 し込むための挿通孔3は筒状で且つ先端開口縁がハンドルグリップ9に密着する ように伸縮性を持つものとして形成されている。図中16はこのハンドルグリッ プカバーを二輪車におけるバックミラーステーに連結して外れを防ぐための紐で ある。
【0009】 上記カバー4は、その前縁が本体1に縫い付けられたもので、その一側端は側 方へ延出されて上記スリット11を覆うことができるものとされるとともに、延 出された部分の先端内面側に、本体1の上記側端側の下面に設けられた面状ファ スナー12に対して着脱自在に係止する面状ファスナー42が取り付けられてい る。ここにおけるカバー4は、面状ファスナー42が本体1側の面状ファスナー 12に係止してスリット11を覆っている状態で使用される。このために、スリ ット11があるとはいえ、寒気や雨水がスリット11を通じて内部に侵入するこ とはない。そして事故や二輪車が倒れかけた時のような非常時には、運転者の手 首がカバー4を押すために、カバー4と本体1との間の面状ファスナー42,1 2による係止が解除される。この結果、開口部10はスリット11の存在のため にその開口径を大きくすることから、運転者はハンドルグリップカバーから容易 に手を抜き出すことができる。
【0010】 またこのカバー4は本体1よりも後方側にも突出しており、その内面側には面 状ファスナー43が取り付けられている。この面状ファスナー43は、カバー4 の後端側を下方に折り返して本体1の後端下面側に設けられた面状ファスナー1 3に係止させた時、カバー4が開口部10を覆っている状態を保つ。つまり、雨 天時の駐車中に雨水が開口部10から本体1内に入って保温材を濡らしてしまう ことを防止する。カバー4を折り返して開口部10を覆っている状態を保つ部材 として、ここでは面状ファスナー43,13を使用したものを示したが、ホック や紐であってもよい。
【0011】 本体1の先端下面に一端側が連結されるとともに他端が自由端となっている対 の面状ファスナー17,18は、ブレーキレバーやクラッチレバーであるレバー 8との連結用であり、相対する面が互いに係止するようになっているこの面状フ ァスナー17,18は、レバー8を間に挟んだ状態で互いに係止することによっ て、本体1とレバー8とを連結する。そしてこの面状ファスナー17,18は、 レバー8から本体1を離す方向に力を加えると、面状ファスナー17,18の係 止が簡単に外れて本体1とレバー8との連結を解除する。
【0012】 なお、図示例は右ハンドル用であるが、左ハンドル用は図示のものと対称形を なすものとして形成される。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案においては、連結具がレバーに対する位置を定めるために 、レバーに確実に指をかけることができるものであり、そしてこの連結具は対向 する面が係着面である面状ファスナーで形成されているために、レバーからハン ドルグリップカバーを離す方向に力が加われば、連結具による本体とレバーとの 連結が容易に解除されることから、転倒時のような非常時に、手首が拘束されて 異常な負荷が手首にかかるようなことがないものであり、また意図しない操作力 がレバーに加わることもなくて、安全なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の側面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 カバー 8 レバー 10 開口部 17 面状ファスナー 18 面状ファスナー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手を差し込むための開口部を後端面に備
    えた袋状の本体の先端下面側に、ブレーキレバーやクラ
    ッチレバー等のレバーに連結される連結具を備えたもの
    であって、連結具はその一端が本体に連結されるととも
    に他端が自由端となっており且つ対向する面が係着面と
    なっている面状ファスナーで形成していることを特徴と
    するハンドルグリップカバー。
JP4363692U 1992-06-24 1992-06-24 ハンドルグリップカバー Withdrawn JPH063790U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4363692U JPH063790U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ハンドルグリップカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4363692U JPH063790U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ハンドルグリップカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063790U true JPH063790U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12669357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4363692U Withdrawn JPH063790U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ハンドルグリップカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063790U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015121A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Okubo Seisakusho:Kk 自転車用ハンドルカバー

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003