JP2526752Y2 - グリップカバー - Google Patents

グリップカバー

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JP2526752Y2
JP2526752Y2 JP1990114575U JP11457590U JP2526752Y2 JP 2526752 Y2 JP2526752 Y2 JP 2526752Y2 JP 1990114575 U JP1990114575 U JP 1990114575U JP 11457590 U JP11457590 U JP 11457590U JP 2526752 Y2 JP2526752 Y2 JP 2526752Y2
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JP
Japan
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grip
insertion hole
cover
handle
switch
Prior art date
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JP1990114575U
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JPH0470594U (ja
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康夫 大石
泰枝 竹中
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Honda Access Corp
Original Assignee
Honda Access Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動3輪車等におけるハンドルのグリッ
プに取付けて使用される防寒用のグリップカバーに関す
る。
[従来の技術] この種の一例として、実公昭63−3577号公報には、手
を出入自在としたグリップカバーの内方側面に、ハンド
ル端部のグリップを収容するためのグリップ挿通孔と、
ハンドル側のグリップに隣接する位置に設けられている
各種スイッチを操作するため、親指を内部で操作可能に
収容する突出部とを設けたものが示されている。また、
実開昭59−76429号公報にはグリップを握った状態の人
差し指近傍位置に、手動レバー操作用の空間が前後に形
成され、ハンドル側のグリップに隣接する位置に設けら
れている各種のスイッチを操作するため、ハンドルカバ
ーの側面とに連なるハンドル挿通部を弾性シートで形成
してスイッチ類をハンドルカバー内部で操作可能に収容
する突出部を設けたものが示されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構造の突出部の存在は乗員側へ対面し
て設けられているスイッチ類(以下、対面スイッチとい
う)の操作に便利であるが、例えばハンドル前方側へ設
けられたスイッチ(以下、前面スイッチという)の場合
には、親指で操作できないため、親指に代わって人差指
で操作しずらく、仮に操作使用とすればグリップの回り
に手を大きく回動させる必要があり、操作量が大きくな
ってしまった。
また、実開昭59−76429号のような構造の弾性シート
によってスイッチ類をハンドルカバーの中に収容する
と、スイッチの操作状態を視認できない。また、人差し
指でハンドルスイッチを操作するとき、手の甲がハンド
ルカバーの上面に接触している場合には人差し指を動か
しにくくなった。
そこで本考案は係る課題の解決を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るグリップカバ
ーは、運転者の手を防寒するためハンドルのグリップへ
取付けられるグリップカバーであって、一側面の略中央
部にグリップ挿通孔を設け、かつ、グリップを握った状
態の親指近傍位置に外側方へ張り出す親指操作用の突出
部を設けたものにおいて、グリップカバーは、グリップ
挿通孔が設けられた内方側面を有し、この内方側面は伸
縮性の素材を主体に形成され、グリップの軸線と略直交
し、同一面にグリップ挿通孔及びレバー穴を設け、グリ
ップ及びレバーはこの挿通孔より内部へ収容されるとと
もに、ハンドルスイッチは外部へ露出状態で残され、グ
リップカバーの上面及び内方側面はグリップ挿通孔近く
で上方に膨出して内側に人差指の操作用の拡大空間を形
成するするとともに、突出部はグリップカバーよりハン
ドル中心側へ突出し、ハンドルスイッチ前面に対向する
ことを特徴とする。
[考案の作用] グリップカバーは内方側面が伸縮性を有し、グリップ
の軸線と略直交し、ハンドルスイッチを露出させてある
ので、取付け及び取外しが容易になるとともに、グリッ
プ挿通孔及びレバー穴を設けても、走行風が入りにくく
なり、保温性が高くなる。
また、ハンドルスイッチを内部へ収容せず露出状態に
残し、かつ突出部をハンドルスイッチに対向させたの
で、ハンドルスイッチの操作結果を直接視認できる。
さらに、グリップを握った状態の人差指近傍位置に人
差指操作用の拡大空間を形成する上方膨出部を設けたの
で、グリップを握った状態でも、人差指操作用の空間を
確保でき、前面スイッチを人差指でスムーズに操作で
き、操作に伴う動作量を最小限にできる。
[実施例] 第1図乃至第6図に一実施例を示す。第1図は自動2
輪車のハンドル部分を示し、図示を省略してあるが前方
にはワイパー付のスクリーン設けられている。1はグリ
ップカバーであり、右側を実線で左側を仮想線で示して
ある。2はヒーターで保温されたグリップ、3はハンド
ルカバー、4はスイッチケース、5はワイパースイッチ
等ハンドルの前面側へ設けられる前面スイッチ、6はラ
イティングスイッチ等の対面スイッチ、7はスロットル
ケーブル、8はグリップヒータ用の電気コード、9はハ
ンドルカバー、Hは手、Lはブレーキなどの操作レバー
である。スイッチのうち、ハンドルの前面側になる前面
スイッチ5は揺動接点式の押しボタンスイッチであって
人差指F2で操作される。乗員側にある対面スイッチ6は
上下又は左右方向へのスライド式であって親指F1で操作
される。なお、本願において前方とは車両の進行方向
を、内方とは車体中心方向を、上方とはグリップ2を普
通に握ったときの手Hの甲が向く方向をそれぞれいうも
のとする。
第2図A、Bはそれぞれグリップカバー1の表側及び
裏側から立体的に示した図である。グリップカバー1は
略中空直方体状をなし、内方側面1aは伸縮性素材を主体
にして形成され、その他の上下面1b及び1c並びに図では
見えないが外方側面はメリヤス合成レザーなどの比較的
伸縮性が少ない丈夫な素材からなり、グリップカバー1
の形状を保持している。
内方側面1aには人差指F2のスイッチ操作を容易にする
ための上方膨出部10と親指F1のスイッチ操作を容易とす
るための突出部11並びに上方膨出部10及び突出部11で囲
まれた中央部にグリップ2を挿通するためのグリップ挿
通孔12及びブレーキなどの操作レバーLを挿通するレバ
ー穴13がそれぞれ形成されている。
第3図はグリップカバー1の表側平面、第4図は内側
側面、第5図は裏側平面の各形状を示す。
上方膨出部10は第4図にも明らかなように、側面視で
グリップ挿通孔12の上方へ湾曲するよう、内方側面1aの
上部及び上面1bの内方端部を部分的に隆起させ、その内
側に上方へ湾曲することにより、人差指F2(第1図)操
作用の拡大空間を設けたものである。
突出部11は第3、4図にも明らかなように、グリップ
挿通孔12をその後方から下方にかけての範囲で囲むよう
に車体内方側へ張り出して形成されている。このうち、
グリップ2の後方に透明の後方膨出部14が、下方に相当
する部分に半透明の下方膨出部15がそれぞれ形成されて
いる。後方膨出部14は透明な材料で構成されることによ
り、内部の親指操作が見えるようになっている。
さらに、第4図及びそのA−A線断面である第6図に
明らかなように、グリップ挿通孔の近傍部分は硬質のプ
レート16がサンドイッチされており、グリップ2の回動
操作時におけるグリップカバー1に対する相対的な滑り
を良好にしている。プレート16のグリップカバー1内方
側表面には感触を良好にするための柔らかい素材16aが
設けられている。また、下方膨出部15と内方側面1aに対
する接続部にはU字形断面の縁部材15aが設けられ、下
方膨出部15は縁部材15aとプレート16の各端部とに挟ま
れて内方側面1aと共に縫合される。これとは別に縁部材
15aは内方側面1a及び下方膨出部15と一体に縫合され
る。
第2図の(B)及び第5図に明らかなように、グリッ
プカバー1の裏側表面で、突出部11近傍の縁部には面フ
ァスナー17と連結片18が設けられている。連結片18は起
毛部が形成されたテープ状をなし、一端を面ファスナー
17と共にグリップカバー1側へ固定され、他端は面ファ
スナー17へ着脱自在であり、第1図に示すように連結片
18をスロットルケーブル7の周囲に巻きつけてループ状
にし、その端部を面ファスナー17へ係止することによ
り、グリップカバー1を車体側へ連結してその脱落を防
止している。なお、連結片18の連結対象はスロットルケ
ーブル7に限定されず、例えば右側のグリップカバー1
の場合には、フロントカバー9等に予め設けられている
連結片18を取付け可能な適宜部分へ連結させることもで
きる。なお、第2図(B)中の符号19は手H(第1図)
を出し入れするための挿入部である。
次に、本実施例の作用を説明する。第1図において、
グリップカバー1内へ手Hを入れた状態ででスイッチを
操作する場合、まず前面スイッチ5を操作する場合に
は、人差指F2をグリップ2の上から前方へ伸ばす。この
とき、上方膨出部10の内部がグリップ挿通孔12の上方へ
湾曲する空間なしているので、人差指F2は上面1bに邪魔
されずにその先端を前面スイッチ5の近傍まで伸ばすこ
とができ、ここで内方側面内方側面1aの内側からその伸
縮性素材を変形させてオン・オフできる。したがって、
比較的伸縮性に乏しい上面1bを無理に伸ばして操作する
必要がなく、前面スイッチ5を指先にあまり力を入れず
にスムーズに操作できる。しかも、手Hをグリップ2の
回りに殆ど回動させる必要がないから、操作に伴う動作
量を最小限にできる。
また、対面スイッチ6を操作する場合は突出部11内で
親指F1を操作する。このとき、突出部11が透明なためこ
の操作を目視可能となり、さらに操作が容易になる。
[考案の効果] 本考案は、グリップカバーの内方側面が伸縮性を有
し、グリップの軸線と略直交し、ハンドルスイッチを露
出させてあるので、取付け及び取外しを容易にでき、グ
リップ挿通孔及びレバー穴を設けても、走行風が入りに
くくなり、高い保温性を得ることができる。
また、ハンドルスイッチを内部へ収容せず露出状態に
残し、かつ突出部をハンドルスイッチに対向させたの
で、ハンドルスイッチの操作結果を直接視認できるた
め、操作の信頼感が高くかつ快適な操作ができる。
さらにまた、グリップを握った状態の人差指近傍位置
に人差指操作用の拡大空間を形成する上方膨出部を設け
たので、グリップを握った状態でも、人差指操作用の空
間を確保でき、前面スイッチを人差指でスムーズに操作
でき、操作に伴う動作量を最小限にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は実施例であり、第1図は使用状態の
斜視図、第2図はグリップカバーの斜視図、第3図は平
面図、第4図は内側側面図、第5図は裏側平面図、第6
図は第4図のA−A線断面図である。 (符号の説明) 1…グリップカバー、1a…内方側面、2…グリップ、5
…前面スイッチ、6…対面スイッチ、10…上方膨出部、
11…突出部、H…手、F1…親指、F2…人差指。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者の手を防寒するためハンドルのグリ
    ップへ取付けられるグリップカバーであって、一側面の
    略中央部にグリップ挿通孔を設け、かつ、グリップを握
    った状態の親指近傍位置に外側方へ張り出す親指操作用
    の突出部を設けたものにおいて、 グリップカバーは、グリップ挿通孔が設けられた内方側
    面を有し、 この内方側面は伸縮性の素材を主体に形成され、グリッ
    プの軸線と略直交し、同一面にグリップ挿通孔及びレバ
    ー穴を設け、 グリップ及びレバーはこの挿通孔より内部へ収容される
    とともに、ハンドルスイッチは外部へ露出状態で残さ
    れ、 グリップカバーの上面及び内方側面はグリップ挿通孔近
    くで上方に膨出して内側に人差指の操作用の拡大空間を
    形成するするとともに、 突出部はグリップカバーよりハンドル中心側へ突出し、
    ハンドルスイッチ前面に対向することを特徴とするグリ
    ップカバー。
JP1990114575U 1990-10-31 1990-10-31 グリップカバー Expired - Lifetime JP2526752Y2 (ja)

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JP1990114575U JP2526752Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 グリップカバー

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JPH0470594U JPH0470594U (ja) 1992-06-23
JP2526752Y2 true JP2526752Y2 (ja) 1997-02-19

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JPS601022Y2 (ja) * 1982-11-15 1985-01-12 正人 山本 二輪車の防寒用ハンドルカバ−

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JPH0470594U (ja) 1992-06-23

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