JPH0637566Y2 - 一端封止型白熱電球 - Google Patents

一端封止型白熱電球

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JPH0637566Y2
JPH0637566Y2 JP6910089U JP6910089U JPH0637566Y2 JP H0637566 Y2 JPH0637566 Y2 JP H0637566Y2 JP 6910089 U JP6910089 U JP 6910089U JP 6910089 U JP6910089 U JP 6910089U JP H0637566 Y2 JPH0637566 Y2 JP H0637566Y2
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JP
Japan
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filament
light bulb
filaments
incandescent light
coil
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JP6910089U
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JPH038860U (ja
Inventor
隆 横内
智己 松岡
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は発光管の軸線上に複数個配設されたフィラメン
トを有し、切り替えにより点灯させるフィラメントが適
宜選択できる一端封止型白熱電球に関する。
〔従来の技術と問題点〕
例えばビデオカメラを屋内等の暗所で使用したりすると
きには、被写体を照明するためのライトとして白熱電球
を内蔵した光源装置を必要とするが、この光源装置に要
求される事項の一つとして、スポットに照明したりワイ
ドに照明したりすることができることが上げられる。と
ころで従来はこの光源装置に使用される白熱電球として
は、ミラーと接着剤で一体に固定されたミラーコンデン
サー型白熱電球や、一般照明用や自動車用として用いら
れている白熱電球をミラーと組み合わせたものが用いら
れてきた。そしてスポット照明とワイド照明の切り替え
は、ミラーコンデンサー型白熱電球を使用する場合は、
光源装置としてスポット用とワイド用の2種類を用意す
ることにより対処し、一般照明用や自動車用の白熱電球
をミラーと組み合わせて使用する場合は、白熱電球を軸
線方向に移動させる機構を取り付けることにより対処し
てきた。
したがって、従来の場合は撮影のたびに光源装置の交換
を必要としたり、白熱電球を軸線方向に移動するための
機構を別途必要とするために、撮影が面倒になったり、
光源装置が大型化するという不具合があった。また一端
封止型白熱電球において、複数のフィラメントを直線状
に結線すると耐震性に劣るという問題点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案は以上のような従来技術の有する問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、スポッ
ト照明とワイド照明が一本の白熱電球で出来て、切り替
えが簡単でしかも小型化が達成できるとともに耐震性に
優れた一端封止型白熱電球を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案の一端封止型白熱電球は、一端にピンチシール部
を有し、他端に排気管残部を有する発光管の内部に複数
個のフィラメントが配設され、これら複数個のフィラメ
ントが発光管の軸線上に内部リード線により保持され
て、切り替えにより点灯させるフィラメントが適宜選択
できる一端封止型白熱電球であって、前記複数個のフィ
ラメントは各々中央のコイル状発光部と、とび部を介し
て両端に伸びるコイル状接続部とを有し、大径に形成さ
れたフィラメントの接続部内に小径に形成されたフィラ
メントの接続部を挿入して順次直線状に結線し、該接続
部の各々にそれぞれ前記内部リード線が取り付けられて
フィラメントが保持されていることを特徴とする。
〔作用〕
同軸上に伸びる複数個のフィラメントを備え、これらの
フィラメントを中央のコイル状発光部と、とび部を介し
て両端に伸びるコイル状接続部とにより構成し、大径に
形成されたフィラメントの接続部内に小径に形成された
フィラメントの接続部を挿入して順次直線状に結線し、
接続部の各々にそれぞれ内部リード線を取り付けて固定
したので、この白熱電球をミラーと組み合わせれば1本
の白熱電球で別途移動機構を必要とせずにスポット照明
とワイド照明を得ることができるとともに、白熱電球自
身の耐震性にも優れている。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係わる一端封止型白熱電位球の断面図
であり、1は発光管、2はセラミックベース、31、32は
フィラメントである。
発光管1の一端にはピンチシール部11が形成され、他端
には排気管残部12が形成されている。そしてピンチシー
ル部11内には3枚のモリブデンよりなる金属箔4、4、
4が埋設されて、このそれぞれの金属箔4より3本の内
部リード線51、52、53と外部リード線6、6、6が導出
されている。内部リード線51、52、53の先端にはそれぞ
れフィラメント31、32、を保持する保持部51a、52a、53
aが形成されている。
フィラメント31は粗線径0.13mmのタングステン線を外径
0.86mmφのコイル状に巻いたものであり、中央の発光部
31aと、とび部31dを介して両端に伸びるコイル状接続部
31b、31cにより構成され、またフィラメント32は粗線径
0.084mmのタングステン線を外径0.568mmφのコイル状に
巻いたものであり、フィラメント31と同様に中央の発光
部32aと、とび部32dを介して両端に伸びるコイル状接続
部32b、32cにより構成されている。そしてフィラメント
31のコイル状接続部31c内にフィラメント32のコイル状
接続部32bを挿入することによりフィラメント31とフィ
ラメント32が直線状に結線されている。
直線状に結線された2個のフィラメント31、32は、例え
ば第2図に示すように内部リード線51、52、53の先端に
コイル状の保持部51a、52a、53aを成形して、フィラメ
ント31ないしは32のコイル状接続部31b、31c(内部に32
bが挿通されている)、32cを挿通させて、カシメもしく
はスポット溶接することにより固定する。尚、カシメも
しくはスポット溶接するときには、コイル状接続部31
b、32b、32cの内部に金属製の芯棒を挿通しておくのが
好ましい。
フィラメントの保持は第2図の他に例えば第3図に示す
保持方法でも良い。すなわち内部リード線51、52、53の
先端側に補助コイル54を巻いて保持部51a、52a、53aと
し、これらをそれぞれフィラメントの接続部31b、32b、
32c内に挿入してスポット溶接等で固定しても良い。
尚外部リード線6の先端にはリード線61が接続され、こ
のリード線61はセラミックベース2の底から伸びるリー
ドピン7に結線され、発光管1はセラミックベース2に
充填された接着剤9でピンチシール部11が固定されてい
る。8は内部リード線51、52、53を保持するガラス片で
あり、51bはフィラメント31、32を同軸上に保持するた
めに排気管残部12に挿入された保持棒で、保持部51aに
連続して形成されている。
以上は2個のフィラメントを具えた実施例について説明
してきたが、フィラメントの数は3個以上でも良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の一端封止型白熱電球は同
軸上に伸びる複数個のフィラメントを備え、これらのフ
ィラメントを中央のコイル状発光部と、とび部を介して
両端に伸びるコイル状接続部とにより構成し、大径に形
成されたフィラメントの接続部内に小径に形成されたフ
ィラメントの接続部を挿入して順次直線状に結線し、該
接続部の各々にそれぞれ内部リード線を取り付けて固定
したので、この白熱電球をミラーと組み合わせれば1本
の白熱電球で別途移動機構を必要とせずにスポット照明
とワイド照明を得ることができるとともに、白熱電球自
身の耐震性にも優れた一端封止型白熱電球とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる一端封止型白熱電球の説明用断
面図であり、第2図および第3図はフィラメントと内部
リード線との接続状態を示す説明図である。 1…発光管、11…ピンチシール部 12…排気管残部、2…セラミックベース 31、32…フィラメント、31a、32a…発光部 31b、31c、32b、32c…接続部 31d、32d…とび部、4…金属箔 51、52、53…内部リード線、51b…保持棒 51a、52a,53a…保持部、54…補助コイル 6…外部リード線、61…リード線 7…リードピン、8…ガラス片 9…接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端にピンチシール部を有し、他端に排気
    管残部を有する発光管の内部に複数個のフィラメントが
    配設され、これら複数個のフィラメントが発光管の軸線
    上に内部リード線により保持されて、切り替えにより点
    灯させるフィラメントが適宜選択できる一端封止型白熱
    電球であって、 前記複数個のフィラメントは各々中央のコイル状発光部
    と、とび部を介して両端に伸びるコイル状接続部とを有
    し、大径に形成されたフィラメントの接続部内に小径に
    形成されたフィラメントの接続部を挿入して順次直線状
    に結線し、該接続部の各々にそれぞれ前記内部リード線
    が取り付けられてフィラメントが保持されていることを
    特徴とする一端封止型白熱電球。
JP6910089U 1989-06-15 1989-06-15 一端封止型白熱電球 Expired - Lifetime JPH0637566Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6910089U JPH0637566Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 一端封止型白熱電球

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH038860U JPH038860U (ja) 1991-01-28
JPH0637566Y2 true JPH0637566Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31604114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6910089U Expired - Lifetime JPH0637566Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 一端封止型白熱電球

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JP5151773B2 (ja) * 2008-07-29 2013-02-27 ウシオ電機株式会社 フィラメントランプ

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JPH038860U (ja) 1991-01-28

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