JP2569227B2 - 両側を封着されたハロゲンランプ - Google Patents

両側を封着されたハロゲンランプ

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JP2569227B2
JP2569227B2 JP3048132A JP4813291A JP2569227B2 JP 2569227 B2 JP2569227 B2 JP 2569227B2 JP 3048132 A JP3048132 A JP 3048132A JP 4813291 A JP4813291 A JP 4813291A JP 2569227 B2 JP2569227 B2 JP 2569227B2
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シュタードラー カール
シュタルク ローラント
ブリンクホフ ミヒャエル
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Osram GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01KELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
    • H01K1/00Details
    • H01K1/18Mountings or supports for the incandescent body
    • H01K1/24Mounts for lamps with connections at opposite ends, e.g. for tubular lamp

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念部分
に記載の両側を封着されたハロゲンランプに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】この種のハロゲンランプは、DE−GM8
325715により公知である。このランプは軸方向に
発光体が配置されたダブルエンド型の管状ランプであ
る。特に水平の点灯姿勢の場合に、発光体が長いため、
バルブ内壁に接触するのを防止する目的で、複数のら旋
状又は環状に巻き付けられたコイル保持ワイヤが備えら
れている。これらのワイヤは、自体公知の形式でバルブ
内壁に密接し、発光体を支えている。各保持体を固定す
るため、片側又は両側に小さな凹所がバルブ壁に設けら
れている。しかしながら、コイル保持ワイヤを有するダ
ブルエンド型ランプの組付けは極めて煩雑で、費用がか
かり、このことは、特に、固定用の凹所を有するランプ
の場合に当てはまる。これは、一つには、ランプ当りか
なりの数の保持体(たとえば4個)が必要となり、この
ため材料費が比較的高くなるからであり、二つには、保
持部を有するコイルの製法が大掛りで、費用がかかるか
らである。たとえば変形によるコイルの不具合を防止す
るためには、保持リングを取付けるさいに既にコイルを
個々に分離して加工しておかなければならない。ランプ
のバルブ内での組付け前のこのような加工は、非能率的
であり、自動化も難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
簡単に、しかも低費用で製作でき、かつまた特に自動化
し易く、長い寿命を有する、両側を封着したハロゲンラ
ンプを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のこの課題は、請
求項1記載の特徴を有する手段により解決される。特に
有利な実施形式は、請求項2以下に記載してある。
【0005】両側を封着したダブルエンド型のランプ構
造を特に簡単に構成しようとするさい、直ちに考えつく
試みは、保持体の形式を簡単化し、それによってまた自
動化し易く構成することである。この目的のために、こ
の技術分野では既に多くの努力がなされている。しか
し、本発明は、これとは全く別の方向で決定的な改善を
達成することができた。すなわち、保持体の形式を単に
改変するのではなく、保持体を全く使用しないようにし
たのである。保持体の役割は、今や、バルブの材料と等
しい材料で形成されたガラス製のウエブが引受けること
になる。
【0006】これは、バルブと等しい材料のガラスのウ
エブが高い温度耐性を有することが、思いもかけずに明
らかになったためである。この原因は、外部からの付加
的な冷却と外部への熱消散が行なわれ、このためガラス
のウエブの分離が防止されることにある。
【0007】ウエブは、原則として中実に(ロッドとし
て)構成しておくことができるが、製造技術的には、か
つまた冷却効果の点では、十分に満足のゆくものではな
い。したがって、有利にはウエブは管状に構成してお
く。こうすることにより、熱消散面積が拡大されるた
め、冷却効果が改善される。
【0008】ウエブの保持手段には、2つの原則的な代
替手段がある。一つは、機械式の保持部で、この場合に
は、たとえば管状のウエブが発光体の二次コイルに、い
わば糸を通すように通すか、もしくは発光体に密着する
ようにする。二次コイルのリードは、ウエブの区域で
は、ウエブ外径に適合する値に選んでおくのが有利であ
る。特に有利には、発光体のウエブ区域にコアピンによ
り短絡が生ぜしめられるようにすることによって、発光
体の温度を著しく引下げることができる。
【0009】第2の保持手段の場合、管状ウエブが、発
光体を2つのウエブ半部の間に押し挟むことにより固定
する。押し挟みによる特に密接な接続により、このコイ
ル部分には、十分な熱消散が生じる。この熱消散により
バルブの黒ずみやガラスのウエブの失透が防止され、加
えて、押し挟まれたコイル区域の光度が失われるか、も
しくは弱くされる。ガラスのウエブの臨界温度は、水晶
ガラス使用時は約800℃から900℃であり、硬質ガ
ラスの場合は約600℃である。主としてワット数の低
いランプ(たとえば75W以下)の場合、発光体全体を
コイルにしておくことができる。コイルは、この場合、
1重コイル、2重コイルいずれも可能である。発光体
は、原則として任意の個所で管状ウエブにより固定でき
る。より高いワット数の場合(75W以上)は、発光体
の固定される部分は、有利には一次コイル又は無コイル
の、発光しない(正確には光度の弱い)連結部である。
この連結部は、2重コイルの発光部分の間に設けられて
いる。ワット数が高いランプの場合(たとえば200W
以上)は、1重コイル部分の間に無コイルの連結部を設
けておくこともできる。この場合も、1重コイルの連結
部内に短いコアピンを用いることもできる。
【0010】発光しない連結部は、当業者であれば直ち
に分かることであるが、発光部分に比して電力密度が著
しく低く、温度負荷も少ない。固定は、したがって、有
利には連結部のところで行なう。これによって、熱負荷
の問題の巧みな解決と並んで、電気的な値や照明工学的
な値のばらつきも低い値に抑えることができる。
【0011】この技術により、発光体の保持部は著しく
簡単化され、かつ製作も簡単になる。加えて、ガラス製
ウエブの直径は、ランプのバルブ内のハロゲンの循環を
著しく妨害することのない値にすることができる。この
直径は、有利には、固定区域での発光体外径より、少な
くとも30%だけ大きい値である。
【0012】水平の点灯姿勢でも理想的な使用状態を達
成するのは、複数の管状横ウエブを用いる。これらのウ
エブは、個々のコイル部分を固定し、それにより古典的
保持機能を完全に引受けるものである。
【0013】管状のウエブがラッパ状に構成されている
ことにより、低い破裂圧で破裂するような過度に薄い個
所がバルブ壁への移行区域に生じるようなことがない。
壁厚は、かなり均一である。ウエブの内径は、典型的な
場合0.5mmから2.0mmであり、ラッパ状部の端
部のところでは2倍から4倍の直径を有している。
【0014】ウエブの製造は、一般にバルブの封着の後
に、いずれにせよ充填の前に行なう。ランプのバルブ
は、ウエブの設けられる区域をトーチで加熱され、互い
に向い合ったプランジャにより成形される。この技術の
大きな利点は、この成形工程により発光体の位置が、も
はや後で狂うことが無いようにされる点にある。これら
のウエブは、ロッドとして構成されている双方のプラン
ジャが、バルブ壁を押し込んで、2つの中空の、特にラ
ッパ状の“ガラスのフィンガ”を造り出すことにより、
特に簡単に成形できる。この“ガラスのフィンガ”は、
最終的にはランプ軸線上で(又は軸線近くで)互いに接
触する。バルブ壁のところのラッパ状部の直径と、ラン
プ軸線方向への狭窄の度合とは、バルブ壁のところの加
熱域面積に左右される。軸線近くのガラス管直径の絶対
値は、プランジャの寸法によって決まる。双方の“ガラ
スのフィンガ”の間の継ぎ目区域には閉塞部が生じる。
この押し挟み技術の場合、発光体は、正確に双方の“ガ
ラスのフィンガ”の間に位置し、閉塞部の形成により固
定される。
【0015】別の製作技術では、ラッパ状のウエブ(ウ
エブ壁の凸状屈曲)の代りに、椀状のウエブ(ウエブ壁
の凹状屈曲)が形成される。この場合、ウエブは、プラ
ンジャで力を加えることなしに成形される。すなわち、
この時点には未だシール前の排気ピップ(ランプ完成後
のシール済みの状態のピップは符号3で示されている)
を介してミリバール域の負圧が生ぜしめられる一方、同
時にバルブ壁の互いに向い合った2つの個所がトーチに
よって加熱される。この技術は、ランプのバルブ直径が
小さい場合(≦6mm)、特に好適である。また、特に
約110Vの給電網電圧用の、連結部の長い発光体の場
合にも適している。この技術の利点は、力を用いずに柔
らかく押し挟みが行なわれるため、発光体が定位置から
それる恐れがない点にある。
【0016】中間的な技術、すなわち、プランジャの変
化形を負圧により補助する手段も使用可能である。従っ
て、本発明でいう“ウエブ”とは、バルブ材料から押し
込み成形されて、互いに向かい合って位置する2つのバ
ルブ壁部分を結合する挟幅な付設保持片を成すものであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のような次第で、全体として、本発
明によるハロゲンランプは、長い寿命(2000時間)
と、著しく高い耐衝撃性を有し、かつ構成部品の少ない
簡単な構造を有している。このことによって、また、標
準化されたハロゲンランプと比較して、管直径を約20
%だけ小さくすることができる。バルブ容積が小さくな
ることの副次効果としては、更に、充填物の量を低減で
きることが挙げられる。本発明のランプは、直接に給電
網電圧で使用するのに適している。この場合の給電網電
圧とは約80Vから250Vの範囲の電圧と解された
い。代表的なワット数は50Wから2000Wの範囲で
ある。これらのランプは、たとえばフラッドライト設備
に用いられるが、一般照明用にも使用できる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の複数実施例を添付図面につき
詳説する。
【0019】図1及び図2は、両側に口金を有する15
0Wの一般照明用ハロゲンランプ1を示したものであ
る。このランプは、220Vの給電網に直接接続するの
に適している。バルブ2は円筒形で水晶ガラス製、内径
は約7mm、全長は約105mmで、中央に排気ピップ
3が設けられている。バルブの両端は、それぞれピンチ
シール4,5により閉じられている。バルブには、80
%のKrと20%のN2から成る不活性ガス混合物に、
0.005%のCBrClF2から成るハロゲン添加物
を添加したガスが充填されている。
【0020】全体が2重コイルの発光体6が軸方向に配
置され、ほとんど、バルブ内部の全長にわたって延びて
いる。発光体は53μmのフィラメント直径を有し、二
次コイルの外径は580μmである。発光体は、1重コ
イルの双方の端部分7と、ピンチシール4,5内の双方
のモリブデン融着フォイル(図示せず)とを介して、口
金8(セラミック製)の接点と接続されている。
【0021】別の実施例の場合は、発光体6が1重コイ
ルで、両端部7が無コイルとなっており、他の部分は図
1と図2の実施例と同じである。
【0022】これら2つの実施例では、通常用いられる
金属ワイヤ製コイル保持体の代りに、4つの管状ウエブ
9が用いられている。これらのウエブはランプ軸線に対
して直角方向に一列に配置されている。これらウエブ9
は、発光体6を等長の部分10に区分している。これら
の部分は短いので、たるむことはない。これら横方向の
ウエブ9は、バルブの材料で成形され、バルブ壁2′の
向い合った2個所からバルブ直径にわたって延び、ラン
プ軸線に接触するようにされる。
【0023】ウエブ9は、対称的なラッパ状に構成され
ている。バルブ壁2′の双方の付設部位から始まって、
各ウエブ9は連続的に内方へ狭まっている。この形状
は、製造時に薄い壁個所が出来るのを避けるのに有利で
ある。ウエブ9は、ランプ軸線近くに約1.2mmの管
内径を有し、バルブ外壁へ向って拡大され、バルブ外壁
のところでは約2倍から4倍の直径となっている。ラン
プ軸線区域には、押し挟みにより中実の閉塞部11がで
き、これが、ほぼ中実円筒形を有している。この中実円
筒の高さは、ほぼその直径に等しい。この閉塞部内に
は、発光体の短い区間12が押し挟まれて固定される。
【0024】ウエブ9の数は、ランプの電力段階、発光
体の長さ、たるみの点での安定性などに応じて変化す
る。低電力の剛性発光体の場合には、事情により1個の
ウエブで十分である。よりワット数が高く剛度の低い発
光体の場合は、事情により4つ以上、たとえば6つのウ
エブを設けることもできる。
【0025】ウエブの数が多い場合(たとえば4つ以
上)、有利には、ウエブ9a,9bを、一列に整列配置
する代りに交互に90°だけ旋回させた平面内に配置す
る(図3)。もう一つの可能性は、ランプ軸線を中心と
してウエブを45°だけ順次ずらして形成することであ
る。この場合、第1のウエブに対して、第2のウエブは
45°、第3のウエブは90°等々の角度で、それぞれ
位置するようにする。この実施例の利点は、ハロゲンの
循環過程が妨げられず、かつ光学的特性(照射特性)
が、ほぼ均一に維持される点である。
【0026】100Wランプの別の実施例(図4)で
は、発光体6′は2重コイルの部分10を有し、この部
分が、1重コイルの連結部13により隔てられている。
ラッパ状のウエブ9の連続的な閉塞部11内への封入に
よる発光体6′の固定は、丁度、連結部13の高さで行
なう。この実施例は、一方では、大直径の二次コイルを
有する2重コイル発光体の場合に有利である。これは、
2重コイルの発光体は封入のさい歪んだり捩れたりする
傾向があるからである。他方、この技術は、約200W
までのランプに適している。これらのランプの場合、2
重コイル発光体の温度は、黒ずみ(バルブ・コーティン
グの)や失透、更にはガラス内の応力が生じるほど高く
なるからである。
【0027】200W用ダブルエンド型ランプの1実施
例(図5)では、横方向の管状ウエブ14が、その長さ
の大部分にわたって一定の直径を有しており、バルブ壁
2′の直ぐ近くで初めて拡がりラッパ状部分15を形成
している。1重コイルの連結部13内には、モリブデン
・ワイヤ製の短いコアピン18が配置されている。ウエ
ブ14は、コアピン18の高さで連結部に当て付けられ
ており、連結部の内部は中空になっている。
【0028】図6には別の変化形が示されている。ウエ
ブ14の双方の半部は、2重コイルの発光体を1重コイ
ルの連結部のところで押し挟んでいる。双方の半部は互
いに不完全に溶接されているだけなので、軸線のところ
には、閉塞部11の双方の半部間に継ぎ目19が認めら
れる。ウエブ14のラッパ状部は連続的にバルブ壁に向
って外方へ(したがって直線的にではなく)拡大してい
る。ラッパ状部のこの最適形態は、ロッド状プランジャ
20で連続的に押込むさいに熱供給を一様に行なうこと
で生ぜしめられる。
【0029】この最適形態の場合、最も確実にウエブの
均一の壁厚が保証される。他の形状のウエブで製作の場
合は、押込み速度及び(又は)熱供給、更にはプランジ
ャのプレス圧を適当に変化させねばならない。
【0030】図7には、特にリードの大きいコイルを有
する発光体の実施例が示されている。発光体6は連続的
に全体がコイルになっている。分かり易くするため、発
光体の個々のワィンディングを示し、被覆6″は破線で
示してある。ランプ軸線と交差し、バルブ壁2′のとこ
ろの双方の付設部位が互いにずらされてあるラッパ状ウ
エブ15は、1つのワィンディング区域内に通されてい
る。ウエブ15は、連続的な中央円筒として構成する
か、又は中央に閉塞部11(図示のように)を有するよ
うに構成する。軸線近くでのウエブ外径は、発光体の個
々のワィンディングに合致する。
【0031】ウエブがランプ軸線となす傾斜角度は、有
利にはリード角と合致する。なぜなら、それにより一方
では固定が最もよく保証され、他方ではウエブ直径を比
較的大きく選ぶことができるからである。しかし、原則
として、ウエブは、この実施例の場合にも、ランプ軸線
に対し直角方向に設けることもできる。また、発光体に
は特別に大きい1つのワィンディング(又はコイル部
分)を備えるようにしてもウエブを通すようにすること
もできる。
【0032】更に別の実施例(図8)では、発光体が連
続的なコイルを有している。ガラス製のウエブ16は、
ほぼコイル半径とウエブ半径だけランプ軸線に対し直角
方向にずらして配置されている。ウエブは、この場合、
水平の点灯位置で発光体17a,17bの上と下に交互
に配置される。この配置の利点は、発光体がコイルの寸
法とは無関係に簡単に製作できる点である。この実施例
の場合、連結部を設けないでよい。有利にはウエブ16
a,16bの高さに短いコアワイヤ18を発光体17b
のコイル内に配置しておく。ウエブは管状ないしラッパ
状にすることができる。この実施例では、ウエブ16
a,16bの直径は、発光体17aのリードの4倍の大
きさとなるように選ぶことができる。この場合、リード
は相応に小さく選ぶことができる(図8の左半部参
照)。他面、ガラス製ウエブ16c,16dの直径は、
発光体17bのリードより明らかに小さく選ぶことがで
きるので、各ウエブ16c,16dは、個々のワィンデ
ィングにより形成される“くぼみ”にはまり込むことが
できる(図8の右半部参照)。この実施形式は、特に、
発光体のリードが相応に大きい場合に適している。
【0033】図9には、椀状のウエブ26を有する11
0V−ランプ25の一部が示されている。ウエブ26の
双方の半部は、凹みをなして湾曲し、2重コイル発光体
28の1重コイル連結部27のところに、7mmという
比較的広い区域にわたって密着している。
【0034】前述の複数実施例のさいに用いたリード、
コイル等の概念は、別に明確な断りのない限り、原則と
して2重コイルの2次コイル、又は1重コイルのワィン
ディングを指すものである。
【0035】本発明は、図示の実施例に限定されるもの
ではない。特に、110Vの給電網で使用するハロゲン
ランプにも適している。充填物は、とりわけ自体公知の
成分、たとえばアルゴン不活性ガスと0.05%のCH
Brハロゲン添加物を用いることもできる。バルブ
材料としては硬質ガラスを用いることもできる。そのさ
い発光体は、ピンチ・シール内に直接融着されている自
体公知の給電部を介して外部の接触ピンと接続される。
【0036】ウエブは円形横断面ではなく、楕円形横断
面にすることもできる。その場合には、保持作用を高め
るため、楕円形の長軸がランプ軸線内に位置するように
する。
【0037】製作時に、プランジャは、これに相応の形
状にする。
【0038】本発明により、特に、直接給電網に接続す
る最低30Wまでの電力の廉価なハロゲンランプが提供
される。このランプは、一般照明用に特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】両側を封着したダブルエンド型のハロゲンラン
プの第1実施例の側面図である。
【図2】図1のハロゲンランプを90゜旋回させて示し
た側面図である。
【図3】ダブルエンド型のハロゲンランプの別の実施例
の部分側面図である。
【図4】同型ハロゲンランプの別の実施例の部分側面図
である。
【図5】同型ハロゲンランプの別の実施例の部分側面図
である。
【図6】同型ハロゲンランプの別の実施例の部分側面図
である。
【図7】同型ハロゲンランプの更に別の実施例の部分側
面図である。
【図8】同型ハロゲンランプの更に別の実施例の部分側
面図である。
【図9】同型ハロゲンランプの更に別の実施例の部分側
面図である。
【符号の説明】
1 ハロゲンランプ 2 バルブ 3 排気ピップ 4,5 ピンチ・シール 6 発光体 7 1重コイルの端部分 8 口金 9 管状のウエブ 10 発光体の部分 11 閉塞部 12 13 連結部 14 横方向のウエブ 15 ラッパ状部 16 ガラス製ウエブ 17a,17b 発光体のコイル 18 コアワイヤ 25 110V−ランプ 26 椀状のウエブ 27 連結部 28 発光体
フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル ブリンクホフ ドイツ連邦共和国 ヴィッペルフュルト ハスィーペン(番地なし) (56)参考文献 特開 昭64−77867(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電網電圧で使用する両側を封着された
    ハロゲンランプ(1)であって、ランプ軸線を定める、
    透光材料製の気密にシールされた管状バルブと、不活性
    ガス及びハロゲン含有添加物から成る充填物と、軸方向
    に配置された、2つの端部を有する発光体と、発光体の
    両端と接続されている給電部とから成る形式のものにお
    いて、発光体が、単数又は複数のウエブによってのみ保
    持されており、これらのウエブが、バルブ材料と等しい
    材料により形成され、バルブ壁のそれぞれ2つの付設部
    の間に延びることを特徴とする、両側を封着したハロ
    ゲンランプ。
  2. 【請求項2】 ウエブ(9)がランプ軸線に対して直角
    方向に延び、ランプ軸線に接触していることを特徴とす
    る、請求項1記載のハロゲンランプ。
  3. 【請求項3】 ウエブ(16)が、ランプ軸線に対して
    直角方向に形成されかつランプ軸線の両側に交互に(1
    6a 16b ;16c 16d)位置するように配置
    されており、この結果、発光体(17a,17b)がウ
    エブ(16)により機械式に保持されることを特徴とす
    る、請求項1記載のハロゲンランプ。
  4. 【請求項4】 ウエブ(9)が同一平面内に位置するこ
    とを特徴とする、請求項1記載のハロゲンランプ。
  5. 【請求項5】 ウエブ(9a,9b)が交互に2つの平
    面内に位置し、これらの平面が互いに直角に位置し、か
    つランプ軸線と接触することを特徴とする、請求項1記
    載のハロゲンランプ。
  6. 【請求項6】 発光体(6;6′)がウエブ(9)内に
    押し挟まれていることを特徴とする、請求項1記載のハ
    ロゲンランプ。
  7. 【請求項7】 ウエブ(9;14;15;17)が管状
    に形成されていることを特徴とする、請求項1記載のハ
    ロゲンランプ。
  8. 【請求項8】 ウエブが、バルブ外壁に向ってラッパ状
    又は漏斗状に拡がっていることを特徴とする、請求項7
    記載のハロゲンランプ。
  9. 【請求項9】 発光体(6;17)が全体を通じてコイ
    ルとして構成されていることを特徴とする、請求項1記
    載のハロゲンランプ。
  10. 【請求項10】 発光体(6′)が複数部分(10′)
    に分割され、これらの部分が連結部(13)により隔て
    られており、そのさい、これらの部分(10′)が2重
    コイルにされ、連結部が1重コイル又は無コイルにされ
    ていることを特徴とする、請求項1記載のハロゲンラン
    プ。
  11. 【請求項11】 ウエブ(9;14)が、発光体
    (6′)を連結部(13)の区域で保持していることを
    特徴とする、請求項10記載のハロゲンランプ。
  12. 【請求項12】 発光体が、ウエブにより保持される個
    所にコアワイヤを有しており、これにより冷却作用が改
    善されることを特徴とする、請求項1記載のハロゲンラ
    ンプ。
  13. 【請求項13】 ランプのバルブに発光体を導入し、バ
    ルブ端部を封着したのち、互いに向い合った2個のトー
    チにより、バルブが点加熱され、かつ2個のロッド状プ
    ランジャで押込まれることにより、各管状ウエブが形成
    されることを特徴とする、請求項1記載のハロゲンラン
    プを製作する方法。
  14. 【請求項14】 発光体を導入され、バルブ端部を封着
    されたのち、ランプのバルブが、互いに向い合った2個
    のトーチで点加熱されることにより各管状ウエブが形成
    され、そのさい、同時に排気ピップを介してランプのバ
    ルブ内に負圧が生ぜしめられることを特徴とする、請求
    項1記載のハロゲンランプを製作する方法。
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