JPH0637381B2 - 凝集粒子を含有する歯みがき - Google Patents

凝集粒子を含有する歯みがき

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JPH0637381B2 JP2033600A JP3360090A JPH0637381B2 JP H0637381 B2 JPH0637381 B2 JP H0637381B2 JP 2033600 A JP2033600 A JP 2033600A JP 3360090 A JP3360090 A JP 3360090A JP H0637381 B2 JPH0637381 B2 JP H0637381B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、発泡性歯みがき、とくに樹脂質ポリエチレン
オキシドの存在下にケイ素質みがき物質からなる凝集粒
子を含有する歯みがきに関する。
(従来の技術) 泡は歯をみがいている間歯みがきを口腔全体に広げ、こ
れによって歯みがきと歯表面との接触を促進し、そして
特徴ある口の感触を提供するので、歯みがきの望ましい
特性である。
泡、とくに実質のある泡は、一般に陰イオン性界面活性
剤の使用によって形成される、他の界面活性剤、とくに
非イオン性界面活性剤は、典型的には、陰イオン性界面
活性剤のようによく、発泡しない。多くの陰イオン性界
面活性剤のうちで、ほんのわずかのものが歯みがき中に
商業的に使用されているにすぎない。最も普通に使用さ
れているものは、ラウリル硫酸ナトリウムである。
陰イオン性界面活性剤は多少おだやかな副作用を起こす
ことがあり、このような副作用をある使用者は幾分望ま
しくないと感ずることがあるのであろう。たとえば、陰
イオン性界面活性剤を使用するとき、ある使用者は、口
腔内の一時的な中程度の刺激、おだやかな苦味、ある口
粘膜の腐肉形成、あるいは歯をみがいた直後にかんきつ
類を飲んだりまたは食べたりしたとき不快な風味反応を
経験することがある。
界面活性の性質を非イオン性界面活性剤によって歯みが
きに与えることができることは知られてきているが、こ
のような界面活性剤は、陰イオン性界面活性剤を補充し
ないかぎり、発泡が失なわれるので、普通に使用されて
きていない。
(発明が解決しようとする課題) ねり歯みがきのチューブから容易に押出すことができ、
非イオン性界面活性剤と特定の結合剤とを含有し、望ま
しい安定な実質のある発泡が得られる、歯みがきを用い
ることは、本発明の1つの利点である。
使用する歯みがきは甘味添加剤の存在を必要としないで
甘く、かつ非刺激性であると同時に、口粘膜の腐肉形成
を経験させたりかつ歯みがきの使用後かんきつ類の風味
の悪い反応を起こさせたりする傾向がないということ
は、本発明のほかの利点である。
本発明のそれ以上の利点は、以下の説明を考察すると明
らかであろう。
(課題を解決するための手段) 本発明は約20〜80重量%の液状保湿性ビヒクル、約5〜
50重量%のケイ素質みがき物質および約0.05〜5重量%
の樹脂質ポリ(エチレンオキシド)からなり、前記ポリ
(エチレンオキシド)の存在下に前記ケイ素質みがき物質
により形成された凝集粒子を含有することを特徴とする
歯みがきである。
樹脂質ポリ(エチレンオキシド)は好ましくは約5重量%
までの量で存在する。
樹脂質ポリ(エチレンオキシド)は米国特許2,991,229号
(I vison)に歯みがきのゲル化もしくは結合剤として開
示されている。その存在は、歯みがきの口当りをなめら
かにする。
本発明において使用するポリ(エチレンオキシド)は、
固体、無色、水溶性の樹脂である。それらは水中で均質
系をすべての比率で形成するように思われるが、比較的
高い分子量のエチレンオキシドポリマーは少量の水を加
えたとき単に膨潤するだけである。より多い量の水を添
加すると、ポリマーは溶液となる。この水溶液は粘稠で
あり、溶液中のポリマーの濃度およびポリマーの換算粘
度の両者が増加するにつれて粘度は増加する。本発明に
おいて使用するエチレンオキシドポリマーは、換算粘度
が増加したとき(分子量の増加を示す)、融点をほとん
ど変化せず、そして融点は、温度による剛性の変化によ
って測定して、約1.0 〜約10およびそれ以上の換算粘度
の範囲を通じて約65℃±2℃であることがわかった。こ
れらのポリマーは、X線で検査すると、ポリエチレンが
示したものに類似する結晶構造を示す。結晶化温度は、
冷却曲線中の破壊の測定から決定して、約55℃である。
本発明の理解を促進するために、種々の用語を定義す
る。まず、明細書全体を通じて使用する“ポリ(エチレ
ンオキシド)”という語は、アセトニトリル中の換算粘
度が少なくとも0.5 から75、およびそれ以上であるエチ
レンオキシドポリマーを意味することに注意すべきであ
る。
特記しないかぎり、ここで使用する“換算粘度”という
語は、比粘度を溶液中のエチレンオキシドポリマーの濃
度で割って得られた値であり、分子量の測定として見な
され、そしてこの濃度は所定温度における溶媒100ml 当
りのポリマーのグラム数である。比粘度は、溶液の粘度
と溶媒の粘度との間の差を溶媒の粘度で割って得られ
る。ここで用いる換算粘度は、30℃において100ml のア
セトニトリル中の0.2gのポリ(エチレンオキシド)の濃度
で測定する(特記しないかぎり)。
粒状ポリ(エチレンオキシド)は、エチレンオキシドから
なる反応混合物をその重合触媒を接触させ、かつエチレ
ンオキシドが可溶性であるが生ずるポリ(エチレンオキ
シド)が不溶性である不活性有機希釈剤、たとえば、ヘ
プタンの存在下に、かきまぜながら懸濁重合することに
よって得られる。このように製造された粒状ポリ(エチ
レンオキシド)は、微細な固体粒子の状態で得られそし
て粒度が微細な砂に類似する。懸濁法から生ずる粒状ポ
リ(エチレンオキシド)に似ず、塊状重合法および溶液重
合法は、反応器の形状に順応する均質な塊であるか、あ
るいは有機媒質を追い出した後、たとえば、機械的押出
し、例、マーシャル・ミル(Marshall Mill)(真空および
わずかに高温において)により、層またはシートになる
ポリマーを生ずる。このポリマーは引き続いてたとえ
ば、ダイシングなどにより、粒度を小さくすることがで
きる。
“粒状”という語は、懸濁重合により製造されたエチレ
ンオキシドポリマーの粒度をいう。粒状生成物は、自由
流動状態であるものであり、そして平均5メッシュより
小さい大きさ(米国標準ふるい)の粒子からなる。存在
するとき、ポリ(エチレンオキシド)は歯みがきの約5
重量%まで、約0.1〜1.5重量%までを構成する。
本発明において使用してもよい非イオン性界面活性剤
は、ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンとを含
有するブロックコポリマーである。このようなブロック
コポリマーは、ワイアンドッテ・ケミカルス・コーポレ
ーションから商標“Pluronic”で入手できる。それらは
液体、ペーストまたは固体であることがあり、そして一
般にポリオキシプロピレンの疎水性部分の分子量とポリ
オキシエチレンの親水性部分の重量%によって化学的に
定義される。次のブロックコポリマーは、ワイアンドッ
テ・ケミカルス・コーポレーションから入手できる: 好ましい非イオン性ブロックコポリマーは固体(または
フレーク)物質であり、そして最も好ましいものはPluro
nic F108(80%のポリオキシエチレン:3250の分子量の
ポリオキシプロピレン)およびPluronic F87(70%のポ
リオキシエチレン:2250の分子量のポリオキシプロピレ
ン)である。非イオン性界面活性剤は歯みがき中に約1
〜10重量%、好ましくは約2〜5重量%、最も好ましく
は約3重量%の量で使用する。
キサンタン(Xanthan)またはキサンタンおよび樹脂質ポ
リ(エチレンオキシド)の結合剤もしくはゲル化剤の系
は、非イオン性界面活性剤と共同して、安全な実質のあ
る発泡性(存在する唯一の界面活性剤は非イオン性であ
るにもかかわらず)と望ましい口の感触特性を歯みがき
に与える。キサンタンゴムは、規定する濃度において、
安定な実質のある泡を許す。その上、本発明のほかの面
によれば、口の感触特性は、記載するように、樹脂質ポ
リ(エチレンオキシド)の添加により変更することができ
る、歯みがきは、歯みがきをそのチューブからリボンの
形で押出させるために望ましい粘度を有する。
キサンタンゴム(Xanthan gum)は、Xanthomonas属の細菌
を炭水化物に作用させることによって製造された発酵生
成物である。Xanthomonas,viz X.campetris.X.phaseol
i,X.malvocearum およびX.carotaeの4種は、文献中に
最も効率よいゴム生成体であると報告されている。正確
な化学的構造は決定されてないが、それは一般に分子量
が数百万のヘテロ多糖であることが一般に受け入れられ
ている。それはD−グルコース、D−マンノースおよび
D−グルクロン酸を2.8:3:2.0 のモル比で含有する。
この分子は4.7%のアセチルと約3%のピルベートを含
有する。提案された化学的構造の立体配置は、McNeely
およびKang,Industrial Gums,ed.R.L.Whistler,CHX
XI,第2版、New York,1973に見い出すことができる。
キサンタンゴムを生育し、単離し、そして精製する手順
は、Manufacturing Chemist,May 1960,206−208ページ
(歯みがきを配合するためのそこに記載されているゴム
の可能な使用についてのページ208の説明を含む)に見
い出される。
キサンタンゴムの特別の等級、たとえば、米国特許第4,
263,399号に記載されているもの、の使用は本発明の範
囲内である。米国特許第4,263,399号に記載されている
等級は、カルボキシル基の約1.6%までがカルシウムに
結合されており、そして残りのカルボキシル基がナトリ
ウム、カリウム、ナトリウムとカリウムとの混合物また
は他の非カルシウム陽イオンへ結合されているキサンタ
ンゴムである。
キサンタンゲル化剤は、歯みがきの約 0.5〜7重量%、
好ましくは約 1.5〜3重量%の量で存在する。
本発明において使用してもよい界面活性剤は非イオン性
であるので、陰イオン性界面活性剤が一般に帰因する中
程度の苦味を使用者は感じない。したがって、苦味を少
なくとも一部分克服するために歯みがきへしばしば加え
られる甘味剤は、先行技術の実施に比較して、本発明の
歯みがきにおいて必要量が少ない。事実、十分に満足す
べき甘味は、歯みがき組成物中に普通に用いられている
多くの保湿剤の低い甘味特性によって容易に提供されう
る。このような保湿剤は歯みがきの液相中に、典型的に
は水と一緒に含まれる。典型的な保湿剤の例は、ソルビ
トール(70%の水溶液として)、グリセリン、マルチトー
ル(maltitol)、キシリトール、ポリエチレングリコール
400 およびポリエチレングリコール600 である。液相は
歯みがきの約20〜80重量%、好ましくは約30〜60%を構
成し、水(存在するとき)は典型的には約60%までの量で
あり、そして保湿剤は典型的には約20〜60%である。マ
ルチトールは、特公昭48−10241号および同40−15120号
に歯みがきの一成分として記載されている。
歯みがきの液状ビヒクルおよびゲル化剤および他の成分
は、比例させて、エアゾールまたはポンプ容器またはコ
ラプシブルチューブ(例、アルミニウム、鉛またはプラ
スチック)から押出し可能な所望のコンシステンシーの
クリームまたはゲルの塊を形成する。
歯みがきは、歯クリーム中に普通に用いられている型の
一般に実質的に水不溶性である歯科的に許容しうるみが
き剤を含有する。代表的なみがき剤の例は、リン酸二カ
ルシウム、リン酸三カルシウム、不溶性メタリン酸ナト
リウム、水和アルミナを含む水酸化アルミニウム、焼成
アルミナ、コロイド状シリカ、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ベントナイトな
ど、およびそれらの適当な混合物である、使用すると
き、歯クリーム中にみがき剤として水不溶性リン酸塩、
とくに不溶性メタリン酸ナトリウムおよび/またはリン
酸カルシウムたとえばリン酸二カルシウム二水和物を使
用することが好ましい。視的に透明なゲルまたは不透明
のゲルを用いるとき、コロイド状シリカ、たとえば、Sy
loid 72およびSyloid74のような商標SyloidまたはSanto
cel 100のような商標Santocelで販売されているもの、
および合成アルカリ金属アルミノシリケート錯体または
結合したアルミナを含有するシリカはとくに有用である
ことがある。使用するとき、みがき剤の含量は、一般
に、歯クリーム中で約15〜75重量%、そして透明または
不透明のゲル中で約5〜50重量%である。
本発明は、ケイ素質みがき物質、たとえば、前節で述べ
たもの、と前述のようなポリ(エチレンオキシド)とを
含有する歯みがきである。
先行技術の考え、たとえば、シリカ物質を樹脂質ポリ
(エチレンオキシド)の存在で凝固または凝集させてそれ
らを液状懸濁液から沈殿させると述べられている、米国
特許第3,020,230号(Smith)に開示されている考え、に
基づくと、樹脂質ポリ(エチレンオキシド)を含有する
歯みがき中にシリカ物質を使用することは予測されない
であろう。事実、米国特許第2,991,229号(I vision)に
おいて、ポリ(エチレンオキシド)を含有するねり歯みが
き中の開示されているみがき剤すなわち研磨剤は“リン
酸三カルシウム、リン酸カルシウムおよび炭酸カルシウ
ムなど”であるが、シリカ物質ではなかた。
本発明のこの面の1つの利点は、許容しうる化粧品レオ
ロジーと歯の象牙質研磨特性を有し、汚れ除去が改良さ
れた歯みがきが提供されるということである。
それ以上の利点は、以下の説明を考慮すると明らかであ
ろう。
これらの面に従い、本発明は、約20〜80重量%の液状保
湿性ビヒクル、約5〜50重量%のケイ素質みがき物質お
よび約0.05〜5重量%の樹脂質ポリ(エチレンオキシド)
からなり、前記ポリ(エチレンオキシド)の存在下に前
記ケイ素質みがき剤により形成された凝集粒子を含有す
ることを特徴とする歯みがき、に関する。
前述のように、とくに透明または不透明のゲルに関する
と、ケイ素みがき剤含量の比率は歯みがきの5〜50重量
%、好ましくは10〜30重量%、たとえば10〜25重量%で
ある。1つのこのようなみがき剤は、屈折率が1.44〜1.
47でありかつ少なくとも70%のシリカ、10%までたとえ
ば約0.1〜10%、例、約0.1〜3%のアルミナ、好ましく
は約20%まで、たとえば約0.5〜10%の湿分、および約1
0%までのアルカリ金属水酸化物を含有する錯体のアル
カリ金属アルミノシリケートである。典型的には、この
物質は約40ミクロンまで、好ましくは1〜4ミクロンの
範囲の粒度を有する。好ましい湿分は、1000℃における
強熱により測定して、5〜20%であり、そして典型的な
アルカリ金属酸化物の含量は5〜10%である。一般に、
みがき剤は0.2g/ccまで、たとえば0.07〜0.12g/ccの
ゆるいかさ密度を有する。他の適当な型のみがき剤は、
平均粒度が好ましくは20ミクロン以下かつ1ミクロン以
上、表面積が少なくとも200m2/g、好ましくは少なくと
も300m2/g、そしてかさ密度が少なくとも0.15g/cm3
好ましくは少なくとも0.30g/cm3である。多孔性非結晶
質ケイ酸無水物、たとえば、脱水したシリカヒドロゲル
(すなわち、キセロゲル)、好ましくはよく知られた規
則正しい密度もしくは中程度の密度の型である。このよ
うな非結晶質のケイ酸無水物みがき剤の例は、“Syloid
63”、“Syloid 72”および“Syloid 74(Syloid は商
標である)(“The Davison Family of Syloid Silica
s”、製造会社Grace.Davison Chemical Company刊に記
載されている)である。モンサント社の“Santocel 10
0”(Santocelは商標である)も適当な歯の研磨剤であ
る。“Syloid72”は、平均粒度が約4ミクロン、表面積
が約340m2/g、そしてかさ密度が約1.77g/cm2である。
“Syloid 63”について、対応する数値は約9ミクロ
ン、約675m2/gおよび約0.4g/cm3である。“Santocel
100”の等級は表面積が約239m2/gであり、そしてかさ
密度が約0.24g/cm3である。これらの非結晶質ケイ酸無
水物は単独であるいは混合物で使用できる。
前述のように、ポリ(エチレンオキシド)は、歯みがきの
0.05〜5重量%、好ましくは約0.1〜1.5重量%を構成す
る。
歯みがきにおいて、ケイ素質みがき剤はポリ(エチレン
オキシド)の存在でその場で凝集する。凝集した粒子は
典型的には互いに凝集し、そして見掛けの粒度が約250
ミクロン以上、典型的には約44〜177 ミクロンである。
換言すると、凝集した粒子は典型的には米国ふるいNo.8
0を通過し、そして米国ふるいNo.325 上に保持される。
凝集した粒子の存在にかかわらず、歯みがきは所望の外
観とレオロジーのテスクチャーをもち、かつ不適当な
“塊”の外観または“ざらざらした”口当りをもたない
ように、容易に配合される。
本発明のこの面の歯みがきの液状ビヒクルは上に示した
ようなものであることができ、そして歯みがきの成分は
再び比例させて、エアゾールまたはポンプの容器または
コラプシブルチューブ(例アルミニウム、鉛またはプラ
スチック)から押出すことができる所望のコンシステン
シーのクリームまたはゲルの塊を形成する。
樹脂質ポリ(エチレンオキシド)に加えて、それ以上のゲ
ル化または結合剤たとえばナトリウムカルボキシメチル
セルロース、トチヤカ、キサンタンなどは約 0.5〜7%
の量で存在できる。キサンタンは好ましい。歯みがき中
のゲル化または結合剤の合計量は、約 0.1〜12重量%以
上であることができる。
本発明のこの面の歯みがきは、陰イオン性、非イオン
性、陽イオン性または両性の界面活性剤を含有して、予
防作用を増大し、本発明の組成物の口腔内の分散を完全
かつ全体にわたらせることを促進し、かつ本発明の組成
物を化粧的により受け入れられるようにすることができ
る。
好ましい界面活性剤は、前述のようなポリオキシエチレ
ンとポリオキシプロピレンとを含有する非イオン性ブロ
ックコポリマーである。
使用できる他の非イオン性界面活性剤は、ソルビタンモ
ノステアレートとほぼ20モルのエチレンオキシドとの縮
合物を包含する。両性界面活性剤は、Miranol C2Mのよ
うな商標“Miranol”で入手できる第四級化イミダゾー
ル誘導体である。陰イオン性洗浄剤の適当なタイプは、
次のとおりである:高級脂肪酸のモノグリセリドモノサ
ルフェートの水溶性塩は、たとえば、水素化ヤシ油脂肪
酸のモノ硫酸化モノグリセリドのナトリウム塩、高級ア
ルキルサルフェート、たとえばラウリル硫酸ナトリウ
ム、アルキルアリールスルホネート、たとえばドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、オレフィンスルホネー
ト、たとえばオレフィン基が12〜21個の炭素原子を含有
するオレフィンスルホン酸ナトリウム、高級アルキルス
ルホアセテート、1,2−ジヒドロキシプロパンスルホネー
トの高級脂肪酸エステル、および低級脂肪族アミノカル
ボン酸化合物の実質的に胞和した高級脂肪酸アシルアミ
ド、たとえば脂肪酸、アルキル基またはアシル基中に12
〜16個の炭素原子を有するもの、などである。最後に述
べたアミドの例はN−ラウロイルサルコシン、およびN
−ラウロイル、N−ミリストイルまたはN−パルミトイ
ルサルコシンのナトリウム塩、カリウム塩またはエタノ
ールアミン塩であり、それらはそれらの化合物の作用を
実質的に減少する傾向のあるセッケンや同様な高級脂肪
酸物質を含有しない。本発明の歯みがき組成物中のこれ
らのサルコシン化合物の使用は、とくに有利である。な
ぜなら、これらの物質は酸溶液中の歯のエナメルの溶解
度を多少減少することに加えて、炭水化物の分解による
口腔内の酸の生成を抑制することにおいて、長期にわた
り顕著な作用を示すからである。
陽イオン性界面活性殺菌剤および抗菌剤、たとえばジイ
ソブチルフェノキシエトキシエチル ジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ベンジルジメチルステアリル
アンモニウムクロライド、窒素原子へ結合した1個の脂
肪族アルキル基(12〜18炭素原子)と2個の(ポリ)オキシ
エチレン基を有する第三アミン(典型的には1分子当り
合計約2〜50個のエタノキシ基を含有する)およびそれ
らの酸との塩、および構造式 式中Rは約12〜18個の炭素原子を有する脂肪族アルキル
基であり、そしてx、y およびz は合計3以上である、 の化合物、ならににそれらの鉱酸または有機酸との塩
を、使用することもできる。本発明の歯みがき中に約0.
05〜5重量%の前記界面活性剤を使用することが好まし
い。
本発明の他の面は、存在する保湿剤がマルチトールであ
りそしてみがき物質が錯体のアルカリ金属アルミノシリ
ケートである歯みがきである。このような歯みがきは視
的に透明である。
最近、歯の清浄またはみがき剤を含有する、視的に透明
な歯みがきが開発された。このような歯の清浄またはみ
がき剤は一般にケイ素質であり、屈折率が約1.44〜1.47
であった。このような材料を使用すると、液状ビヒクル
の屈折率がケイ素質のみがき剤の屈折率と一致する歯み
がきを製造できる。これは、典型的には、液状ビヒクル
中に保湿剤としてグリセリンおよび/またはソルビトー
ルを用いて達成される。なぜなら、グリセリンは1.473
の屈折率をもち、そしてソルビトール(70%の水溶液)は
1.460の屈折率をもつからである。しかしながら、水は
1.333 の屈折率をもつので、非常に少ない配合水(ソル
ビトールのような他の成分に会合する水を除去する)を
屈折率を実質的に減少しないでかつ透明度を低下または
損失しないで、使用することができる。
より少ないグリセリンおよび/またはソルビトールを許
容しうる視的に透明な歯みがきを開発する努力が、なさ
れてきた。たとえば、(1)米国特許第3,842,167号(Block
et al)において、マルトデキストリンを液相の非吸湿
性成分として加えて、グリセリンおよび/またはソルビ
トールの必要量を減少した;(2)米国特許第3,927,202号
(Harvey et al)において、種々のリン酸塩の非ケイ素質
みがき剤を使用し、液状ビヒクルの屈折率を変更できる
ようにした;米国特許第4,007,260号(Kim)において、屈
折率が約1.410〜1.440であるシリカのみがき剤を使用し
た。
本発明のこの面の1つの利点は、約1.48(例約1.4750〜
1.4849)の屈折率を有する保湿剤と水からなる液状ビヒ
クルが存在する、視的に透明な歯みがきが提供されると
いうことである。
それ以上の利点は、約1.44〜1.47の屈折率を有するアル
カリ金属アルミノシリケートのみがき剤と約1.48の屈折
率を有する保湿剤とを含有する、視的に透明な歯みがき
中に従来使用されたよりも多い量の水を使用できるとい
うことである。水の量は、とくにマルチトールの存在を
みて水が実質的に蒸発するため、歯みがきを望ましくな
いほど乾燥する程度に多くあってはならない。他の利点
は、以下の説明を考慮すると明らかであろう。
これらの面に従い、本発明は、約0.5〜10重量%のゲル
化剤の固定部分と約50〜94.5重量%の液体部分とからな
るビヒクルを含有し、前記液状部分は(a) 前記液状ビヒ
クルの唯一または主要の非水成分として、約1.48の屈折
率のマルチトールが存在する保湿剤と(b) 前記液状ビヒ
クルの屈折率を約1.44〜1.47とする量の水とからなり、
そして屈折率が約1.44〜1.47である錯体のアルカリ金属
アルミノシリケートのみがき剤を約5〜50重量%の量で
さらに含有することを特徴とする視的に透明な歯みが
き、に関する。
ビヒクルの液状部分は、視的に透明な歯みがきの約50〜
94.5重量%、好ましくは約55〜88%を構成する。それは
すべてまたは主要量(すなわち、約50%以上)がマルチ
トールである保湿剤を含有する。マルチトールは、本質
的にグリコシルソルビトール、すなわち、構造式 4−D−α−D−グリコピラノシル−D−グルシトール
である。それはマルトールを水素化することによって製
造される。実質的に純粋な形においてそれはガラス様固
体である。それは少量の水に容易に溶け、そして少なく
とも約73%のマルチトールおよび約27%までの水を含有
するその溶液は約1.48(すなわち、約1.4750〜1.4849)の
屈折率を有することが観測される。屈折率が約1.333 で
ある別に加えた水と一緒に歯みがきに混入すると、液状
ビヒクルは約1.44〜約1.48の屈折率を有するように調整
できる。典型的には約5〜25重量%の水はこのような屈
折率を生成することができ、これより少ない量(例、約
1.47%)の水は高い屈折率(例、約1.47)を生成しこれよ
り多い量(例、約15〜23%)の水は低い屈折率(例、1.4
4付近)を生成する。好ましくは、液状ビヒクルの屈折率
は約1.44〜1.47であり、そして約5〜10重量%の配合水
を用いて得られる。歯みがきの水部分は、保湿剤を溶解
するために使用する水と分離した、すなわち、会合しな
い水を意味する。
マルチトールは、純粋なマルトールの糖アルコール誘導
体であるという意味において純粋ではない。商用マルチ
トールは、マルチトールと、少量のコーンシロプのマル
トトリオース、マルトテトロースおよび関連する低分子
量マルトデキストリン部分から誘導された糖アルコー
ル、および最少量のD−ソルビトールとから成る。こう
して、高マルトース含量のコーンシロップからつくられ
た商用“水酸化でんぷん加水分解物”は、本発明の実施
においてまた有用であろう。
マルチトールは、みがき剤を含有する視的に透明な歯み
がきの主保湿剤としてではないが、歯みがきの使用に推
奨されてきた。
これに関して、次の文献を参照できる:“Caries Resea
rch”,Vol.14,No.2,(1980),67−74ページ,Rundegren et
al(マルチトールは脱イオンに寄与しないことが観測さ
れた);“Shigaku”,Vol.60,No.6(1973),760−765ペー
ジ,Matsuo(マルチトールはStreptococcus salivarius,
S.により発酵されないことが観測された);“Acta Odon
t.Scand”,Vol.37,No2,(1979),103−115ページ,Birkhed
et alおよび“Caries Research”,Vol.12,No.3(1978),
128−136ページ,Birkhed(プラークについて観察した),
“Acta Odont.Scand”,Vol.35,No.5,(1977),257−263ペ
ージ,Edwardsson et al (口腔バクテリアについて観
察した);特公昭48−10241号(サンスター)(口洗浄成分
としてマルチトールを記載している)。さらに、マルチ
トールは“不結晶化ソルビトール”として知られている
ソルビトールの変種の一成分であることができ、歯みが
きの保湿剤として使用できる。しかしながら、不結晶化
ソルビトール中のソルビトールの実質的な含量は、約1.
48の屈折率が達成されず、これによって本発明のそれに
比べて水−保湿剤ビヒクル配合の変更能力を低下させる
ようなものである。また、マルチトールおよび他の糖ア
ルコールの脂肪酸エステルは、英国特許明細書2,038,18
2号(Lion Dentifrice Company)に歯みがきの味覚成分と
して開示されている。
必要に応じて、本発明の視的に透明な歯みがきの液状ビ
ヒクルはマルチトールに加えて少量(すなわち、約50%
より少量)の保湿剤または非保湿性液状ビヒクル成分た
とえばマルトデキストリンであることができる。上に示
したような保湿性たとえば、グリセリン、ソルビトール
(典型的には、ソルビトールの70%溶液)ポリエチレン
グリコール400、ポリエチレングリコール600などを使用
できる。好ましくは、マルチトールは液状ビヒクルの非
水部分の約50重量%以上、好ましくは約65〜100%を構
成する。マルチトールは典型的には約73〜85%の溶液で
提供され、そして、たとえば、次の供給会社から入手で
きる:アルドリッヒ・ケミカル・カンパニー、メルク・
アンド・カンパニー・インコーポレッテッド、インペリ
アル・ケミカルス・インダストリーズ、ファイガー・イ
ンコーポレーテッド、ロンザ、ロクエッテ・フレレスお
よびハヤシバラ・ケミカル・ラボラトリーズ。
ビヒクルの固体部分は、上に示したようなゲル化剤、た
とえば、天然および合成のゴムおよびゴム様材料、たと
えば、トチヤカ、アルカリ金属(例、ナトリウム)カルボ
キシメチルセルロースおよびキサンタンならびにトラガ
カントゴム、ヒドロキシメチルカルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン、でんぷん、グアーゴム、
アルギン酸ナトリウム、親水性コロイド状カルボキシビ
ニルポリマー、たとえば、商標Carbopol 934および940
で販売されているもの、および合成無機シリケート粘
土、たとえば、商標Caponite CPおよびLaponite SP
で販売されているものである。これらの等級のLaponite
は式(Si8Mg5.1Li0.6O24)0.6−▲Na+ 0.6▼を有する。
ビヒクルの固体部分は、典型的には、歯みがきの約10重
量%まで、好ましくは約0.25〜5重量%の量で存在す
る。使用するとき、Laponite の等級は典型的な約1〜
5重量%の量で使用する。
錯体のアルカリ金属アルミノシリケート塩は、上に記載
したとおりである。それは典型的にはアルカリ性であ
り、典型的にはナトリウム塩であり、そして効果的に口
腔の衛生を促進する。それは非結晶質粉末であり、そし
てビヒクル中に加えたとき、その粒子が実質的に見えな
くなるという性質を有する。
アルミノシリケート中のアルミナの量は、典型的には約
0.1〜3重量%、好ましくは約1%である。望ましくは
アルミノシリケートの屈折率は、液状ビヒクルの屈折率
の約0.005単位の範囲内、好ましくは約0.001単位の範囲
内である。
前述のように、みがき剤は典型的には歯みがき配合物の
約5〜50重量%、好ましくは約10〜30重量%を構成す
る。
錯体のアルカリ金属アルミノシリケート塩は、Al−O
−Si結合を有する相互に結合したシリカとアルミナを
含有するように思われ(Temele,“Chemistry of the Su
rface and the Activity of Almina−Silica Cracking
Catalyst”,Discussions of the Faraday Society,No.
8,270−279(1950)とくに273ページ、第1図、曲線3参
照)シリカのイオンとアルミニウムイオンとの間の相互
作用は電位差測定法により検出される。このタイプの錯
体を記載しているほかの文献は、Milliken et al.,“Th
e Chemical Character-istics and Structures of Crac
king Cataly-sts”,Discussion of the Faraday Societ
y,No.8,279−290(1950)、とくに284〜285ページにわた
る文章である。これらの錯体はシリカゲルと明らかに異
なる(Plank et al“Differences Between Silica and
Silica−Alumina GelsI.Factors Affecting the Porous
Structure of These Gels”,Journal of Colloid Scie
nce,2,399−412(1947)およびPlank,“Differences Betw
een Silica and Silica-Alumina Gels II.A Proposed M
echanism for the Gelation and Syneressis of These
Gels”,Journal of Colloid Science2,413−427(194
7)、419−422ページにAl−O−Si結合の形成が説明さ
れている、参照)。アルミノシリケートは、結合アルミ
ナを含有するシリカとして記載できる。
前述のように、歯みがき中のマルチトールの使用は特公
昭40−15120号(特許第461,281)および同48−10241号に
開示された。前者において、ケイ素質みがき剤は開示さ
れていず、そして後者において、ケイ酸無水物がみがき
剤として述べられている。しかしながら、ケイ酸無水
物、たとえば、グレイス・ディビソンからSyloid 74と
して入手できるコロイド状シリカキャロゲルを、マルチ
トールを含有する視的に透明な歯みがきに使用すると
き、歯みがきは、外観が鈍い色となり、空気に暴露した
とき、乾燥して硬化した不透明の生成物となることがわ
かった。本発明の錯体のアルミノシリケートを用いる
と、歯みがきはその望ましい透明な外観とレオロジーを
実質的に保持する。
有機界面活性剤を本発明のこの面の組成物中に使用し
て、予防作用を増大し、この組成物の口腔内の全体的か
つ完全な分散の達成を促進し、そしてこの組成物を化粧
的に許容しうるものとすることができる。有機界面活性
剤は、上に示したように、陰イオン性、非イオン性、両
性、または陽イオン性であることができ、そして界面活
性剤として、組成物に洗浄性および発泡性を付与する洗
浄物質を使用することができる。
アルカリ金属フッ素供給化合物を、ここに記載する歯み
がき中に使用できる。アルカリ金属フッ素供給化合物の
例は、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ、クロロフッ
化第一スズ、フッ化カリウム第一スズ(SnF2−KF)、フ
ッ化リチウム、フッ化アンモニウムおよび錯体のフッ化
物、たとえば、フルオロジルコニウム酸カリウム、ヘキ
サフルオロスズ酸ナトリウムおよびアルカリ金属モノフ
ルオロホスフェートである。これらの化合物は口腔の保
護および衛生に有益な効果、たとえば、酸中のエナメル
質の溶解の減少および崩壊に対する歯の保護を有し、本
発明の歯みがき中の可溶性フッ素イオンの満足すべき保
持を示す。とくに、アルカリ金属モノフルオロホスフェ
ートによるフッ素イオンとしてモノフルオロホスフェー
トイオンの保持のレベルは非常に高い。フッ素含有化合
物は有効非毒性量のフッ素含有イオン、典型的には約0.
01〜1重量%、好ましくは約0.1 重量%のフッ素を歯み
がきに供給する量で使用する。こうして、フッ化ナトリ
ウムは典型的には約0.02〜2重量%、好ましくは約0.2
重量%の量で使用し、そしてモノフルオロリン酸ナトリ
ウム、Na2PO3Fは約0.1〜26重量%、好ましくは約0.
76%の量で使用する。
使用できるアルカリ金属モノフルオロホスフェートの例
は、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン
酸リチウム、モノフルオロリン酸カリウムおよびモノフ
ルオロリン酸アンモニウムである。好ましい塩はモノフ
ルオロリン酸ナトリウム、Na2PO3F、であり、これ
は商業的に入手することができ、純度がかなり変化する
ことがある。不純物が所望の性質に悪影響を実質的に及
ぼさないかぎり、いかなる純度においても、それは使用
できる。一般に、純度は望ましくは少なくとも約80%で
ある。最良の結果には、それは少なくとも85重量%、好
ましくは少なくとも90重量%のモノフルオロリン酸ナト
リウムであるべきであり、残部は主として不純物または
製造の副生物、たとえば、フッ化ナトリウム、水溶性の
リン酸ナトリウムなどである。換言すると、使用するモ
ノフルオロリン酸ナトリウムは、約12%、好ましくは約
12.7%の合計のフッ素イオン含量、1.5%以下、好まし
くは1.2%の以下の遊離フッ化ナトリウム含量、および
少なくとも12%、好ましくは少なくとも12.1%のモノフ
ルオリン酸ナトリウム含量(すべてフッ素と計算して)を
もつべきである。
本発明において使用できる他のモノフルオロホスフェー
ト塩の例は、モノフルオロポリホスフェート、たとえ
ば、Na4P3O9F,K4P3O9F,(NH4)4P3O9F,Na3KP3O9,(NH4)3Na
P3O9FおよびLi4P3O9Fである。
適当な風味物質または甘味物質を、本発明の組成物に風
味を与えるために使用できる。適当な風味成分の例は、
風味油、たとえば、オランダハッカ、セイヨウハッカ、
ヒメコウジ、サッサフラス、チョウジノキ、セージ、ユ
ーカリ、マヨラナ、シンナモンおよびオレンジの油、な
らびにサリチル酸メチルである。適当な甘味剤の例は、
スクロース、ラクトース、マルトース、ソルビトール、
シクラミン酸ナトリウム、ペリラルチンおよびサッカリ
ンである。適当には、風味剤と甘味剤は一緒に本発明の
組成物の約0.01〜5%またはそれ以上を構成できる。ク
ロロホルムも使用できる。陰イオン性界面活性剤は歯み
がきにわずかの苦味を与えるので、陰イオン性界面活性
剤が存在しないとき、甘味剤の必要量は少ない。
抗菌剤を説明した歯みがき中に約0.01〜5重量%の量で
使用できる。典型的な抗菌剤の量は、次のとおりであ
る。
1−(4−クロロベンジル)−N5−(2.4−ジクロロベン
ジル)ビグアニド、 P−クロロフェニルビグアニド、 4−クロロベンズヒドリルビグアニド、 4−クロロベンズヒドリルグアニル尿素、 N−ラウロキシプロピル−N5−p−クロロベンジルグア
ニド、 1.6−ジ−p−クロロフェニルビグアニドヘキサン、 1.6−ビス(2−エチルヘキシルビグアニド)ヘキサン、 1−(ラウリルジメチルアンモニウム)−8(p−クロロベ
ンジルジメチルアンモニウム)オクタンジクロライド、 5.6−ジクロロ−2−グアニジノベンズイミダゾール、 N1−p−クロロフェニル−N5−ラウリルビグアニド、 5−アミノ−1.3−ビス(2−エチルヘキシル)−5−メ
チルヘキサヒドロピリミジン、 およびそれらの非毒性酸付加塩。
種々の他の物質を本発明の調製物に混入できる。それら
の例は、着色剤、白色化剤、染料、防腐剤、シリコー
ン、クロロフイル化合物、アンモニア化物質、たとえ
ば、尿素、ジアンモニウムホスフェートおよびそれらの
混合物、および他の成分を使用できる。補助剤を、本発
明の組成物に、所望の性質および特性に実質的に悪影響
を及ぼさない量で加える。このような補助剤は、含まれ
る特定のタイプの調製に依存して、選択し、そして適当
量で使用する。
合成の微粉砕された熱分解法シリカ、たとえば商標Cab
−O−Sil M-5,Syloid 244,Syloid266およびAerosil
D−200 で販売されているものを、約1〜5重量%の
量で使用して、説明した歯みがきの増粘またはゲル化を
促進できる。
歯みがきは使用に実際的な pHをもつべきである。適度
に酸性ないしアルカリ性の pHは好ましい。
次の実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
それらに限定されない。すべての量は、特記しないかぎ
り、重量による。
実施例1〜2 次の不透明のゲルの歯みがきを調製する。
ラウリル硫酸ナトリウムを含有する実施例1の歯みがき
は、所望の泡特性を有する。実施例2の歯みがきも、陰
イオン性界面活性剤を使用しないが、非常にすぐれた安
定な実質のある泡特性を有する。歯みがきを歯上へブラ
ッシングしたとき、泡は口腔全体にとどまり、望ましい
口の触感を与える。その上、低メントール風味剤が存在
しかつ甘味剤を加えなかったが、歯みがきは苦味の調子
をもたない。歯みがきは微細ななめらかな口当りと外観
を有し、効果的に汚れを除去し、そして許容しうる象牙
質の研磨特性を有する。それらはナトリウムアルミノシ
リケートの凝集した粒子を有する。
実施例2のキサンタンの代わりに米国特許4,263,399号
の実施例1の低カルシウムキサンタンを使用したとき、
同様な望ましい結果が得られる。
Pluronic F−108 の代わりに、他のポリオキシエチレ
ンとポリオキシプロピレンとの他のブロックコポリマ
ー、とくにPluronic F87を使用したとき、同様な泡お
よび触感が得られる。
Polyox WSR−301は、ユニオン・カーバイド・コー
ポレーションから、約4.000.000の分子量と水中1重量
%において1650−3850cps(25℃、スピンドル1、速度2
rpm)のブルックフィールド粘度を有する水溶性ポリ(エ
チレンオキシド)樹脂の粒体として入手できる。同様に
Polyox WSR−301の代わりに、ユニオン・カーバイ
ド・コーポレーションから、Polyox WSR−N−10,
WSR−N−80,WSR−N−750,WSR−N−3000,W
SR−205およびWSR−1105を異なる濃度で使用した
とき、同様に発泡および触感が得られる。
実施例に示した結果アルミナを有するシリカはジェイ・
エム・ヒューバー・コーポレーション(J.M.Huber,Corp.
of Havre de Grace,Maryland)からZeo 49(AまたはB)
として入手される。
次の透明のゲル(3および4)および不透明のゲル(5お
よび6)の歯みがきを、調整する。
実施例3〜6 実施例3および4の歯みがきは透明であり、そして実施
例5および6の歯みがきは不透明である。それらはなめ
らかな口当りを有する。すべての4種類は非常にすぐれ
た安定な実質のある泡を有する。実施例5の歯みがき
は、実施例3および4の歯みがきよりも完全である。実
施例6の歯みがきでは、より多い量の泡が起こる。すべ
ての泡は、歯をみがいてある間、口腔全体を通じて望ま
しい口の触感を提供する。苦味の調子は存在しない。歯
みがきは効果的に汚れを除去し、そして許容しうる象牙
質の研磨性を有する。それらはナトリウムアルミノシリ
ケートの凝集した粒子を含有する。
次の歯みがきを、調製する。
実施例7−11 実施例7〜11の歯みがきは、高度の清浄効果を与え、そ
してすぐれた安定な実質のある泡を有する。それらはな
めらかな口当りを有し、そしてPolyox WSR−301を
含有する実施例7、10および11の歯みがきは最良の口当
りを有する。すべては、歯みがきの間、発泡して口腔全
体を通じて望ましい口の触感を提供する。苦味は存在し
ない。それらは汚れを効果的に除去し、そして許容しう
る象牙質の研磨性を有する。それらはナトリウムアルミ
ノシリケートの凝集した粒子を含有する。
実施例12及び比較例1 次の不透明の歯みがきを、調製する。
実施例12の歯みがきは、安定な実質のある泡を提供し、
泡はすぐれた口の触感をもち、口の触感はとくに満足す
べきものである。
歯の汚れを除去する能力及び象牙質の研磨性を比較する
と、Polyox 物質を含有する実施例12の歯みがきは、P
olyox 物を含有しない比較例1の歯みがきよりも、象牙
質の研磨を少なくして、より多くの汚れを除去する。比
較例1の歯みがきにおいて、ナトリウムアルミノシリケ
ートの凝集した粒子はその場で形成する。
結果は次のとおりである。
汚れ除去の試験において、人間の歯のエナメル質の区画
を0.1N HClで2分間腐食し、水で洗浄し、次いでフ
ッ化第一スズの希溶液でぬらし、ぬぐって乾燥させ、そ
して最後に硫化水素ガスの流れに暴露し、ひれにより硫
化第一スズのかつ色の析出物が付着する。その表面上の
汚れの量を、ガードナー・オートマチック・カラー・デ
ィファレンス・メーターで測定する。次いで、表面を機
械的ブラッシング機により歯みがきのスラリーで500 往
復ストローグブラッシングし、そして残留する汚れを前
記メーターで測定する。最後に、残留する汚れを歯の軽
石で完全に除去し、そしてこの表面の反射率を読む。あ
る歯みがきの汚れを除去する能力は、次の方程式で表わ
される。
ここでRd最初、Rd500ストロークおよびRd軽石がけ
は、それぞれ最初の汚れた表面、500 往復ストローク後
の表面および残留する汚れを軽石がけで除去した後の表
面について測定した反射率の値である。
RDA(放射活性象牙質研磨)値は、文献Stookey,C.K.
およびMuhler,J.C.,J.Dental Resc-arch 47 524−538
(1968)に記載される放射活性技術に基づく手順によって
得る。
比較例2 次の歯みがきを調製し、そして実施例10の歯みがきと比
較する。
実施例10および比較例2の両者の歯みがきは、すぐれた
口の触感をもつ安定な実質のある泡を形成する。歯みが
き10の口の触感はとくに満足すべきものである。
次の汚れ除去および放射活性象牙質研磨の結果が、実施
例10および比較例2の歯みがきを用いて得られた。これ
らの結果から明らかなように、Polyox 物質を含有する
実施例10の歯みがきは象牙質の研磨性が同様であるが、
汚れ除去に関してすぐれる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約20〜80重量%の液状保湿剤ビヒク
    ル、約5〜50重量%のケイ素質みがき物質及び約0.
    05〜5重量%の固体樹脂質ポリ(エチレンオキシド)
    からなり、前記ポリ(エチレンオキシド)の存在下に前
    記ケイ素質みがき物質により形成された凝集粒子を含有
    することを特徴とする歯みがき剤。
  2. 【請求項2】前記樹脂質ポリ(エチレンオキシド)は、
    30℃において100mlのアセトニトリル中の前記ポリ
    (エチレンオキシド)の0.2gの濃度で測定して、少
    なくとも0.5の換算粘度を有する、特許請求の範囲第
    1項記載の歯みがき剤。
  3. 【請求項3】前記樹脂質ポリ(エチレンオキシド)は約
    0.1〜1.5重量%の量で存在する、特許請求の範囲
    第2項記載の歯みがき剤。
  4. 【請求項4】前記ケイ素質みがき物質は、屈折率が1.
    44〜1.47である錯体のアルカリ金属アルミノシリ
    ケートである、特許請求の範囲第1項記載の歯みがき
    剤。
  5. 【請求項5】前記アルカリ金属アルミノシリケートはシ
    リカが約0.1〜3%のアルミナと結合しているナトリ
    ウムアルミノシリケートである、特許請求の範囲第4項
    記載の歯みがき剤。
  6. 【請求項6】前記凝集粒子は約44〜177ミクロンの
    見掛けの粒度を有する、特許請求の範囲第1項記載の歯
    みがき剤。
  7. 【請求項7】マルチトールが保湿剤として存在する、特
    許請求の範囲第1項記載の歯みがき剤。
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