JPH0637300U - ブーム作業車の航空障害灯制御装置 - Google Patents

ブーム作業車の航空障害灯制御装置

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JPH0637300U
JPH0637300U JP8091492U JP8091492U JPH0637300U JP H0637300 U JPH0637300 U JP H0637300U JP 8091492 U JP8091492 U JP 8091492U JP 8091492 U JP8091492 U JP 8091492U JP H0637300 U JPH0637300 U JP H0637300U
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JP
Japan
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boom
height
obstruction light
aviation obstruction
tip
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JP8091492U
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Inventor
功一郎 森
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Publication of JPH0637300U publication Critical patent/JPH0637300U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブーム作業車において、自動的に航空障害灯
を点灯・消灯させる航空障害灯制御装置を提供する。 【構成】 本航空障害灯制御装置20は、起伏角検出手
段21,22により検出したブーム13,14の起伏角
度および伸長量検出手段23,24により検出したブー
ム13,14の伸長量に基づいて、地上からのブーム1
4の先端の高さを算出する高さ演算手段を備える。さら
に、この高さ演算手段により算出されたブーム14の先
端の高さが所定高さ以上であるときは航空障害灯18を
点灯させ、所定高さ未満であるときは航空障害灯18を
消灯させる点灯・消灯手段をも備えて構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高所作業車やクレーン車等、起伏等自在なブームを備えたブーム作 業車の航空障害灯制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、建造物の高層化・大型化に伴い、それらの建設工事・電気工事に用いら れる高所作業車等のブーム作業車も高揚程化が図られている。なかには、最大揚 程が60メートルを超える超高揚程タイプのブーム作業車もある。
【0003】 ところで、揚程、即ち、地上からのブームの先端の高さが60メートル以上に なると、夜間等の航空機の飛行の安全を考慮して、そのブームの先端近傍にて航 空障害灯を点灯させることが義務付けられている(航空法第51条)。 その一方、この航空障害灯はかなりの光量を有するので、60メートル未満の 高さでは、周囲の迷惑になるのを防止するため消灯しておくのが好ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実際の作業中には、ブームの先端高さが60メートル以上にな ったりそれ未満となったりすることが繰り返される場合が多く、その都度作業者 のスイッチ操作により航空障害灯を点灯させたり消灯させたりするのでは、作業 者の負担が大きい。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、必要な場合にのみ自 動的に航空障害灯を点灯させるブーム作業車の航空障害灯制御装置を提供するこ とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案では、起伏角検出手段により検出したブ ームの起伏角度と、伸長量検出手段により検出したブームの伸長量とに基づいて 、高さ演算手段が地上からのブームの先端の高さを算出し、点灯・消灯手段が、 算出されたブームの先端の高さが所定高さ以上であるときは航空障害灯を点灯さ せ、所定高さ未満であるときは航空障害灯を消灯させるように航空障害灯制御装 置を構成している。
【0007】
【作用】
このような航空障害灯制御装置によれば、高さ演算手段により算出された地上 からのブームの先端の高さが一時的にでも60メートル(所定高さ)以上となっ たときは、点灯手段の働きによって航空障害灯が自動的に点灯される。一方、ブ ームの先端の高さが60メートルを下回ったときは、同じく点灯手段の働きによ って航空障害灯が自動的に消灯される。これにより、作業者は、ブームの先端の 高さが60メートルを超えたか否かを気にすることなく、作業を行える。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 図1には、本考案に係る航空障害灯制御装置を備える高所作業者車10を示し ている。 この高所作業車10の車体11上には、この車体11に対して水平旋回が自在 な旋回台12が取り付けられている。この旋回台12の上部には、テレスコープ 状に伸縮自在に構成されたメインブーム13が起伏自在に取り付けられている。 さらに、メインブーム13の先端には、このメインブーム13に対して起伏屈伸 が自在にサブブーム14が取り付けられている。なお、このサブブーム14もテ レスコープ状に伸縮自在に構成されている。そして、サブブーム14の先端には 、作業台15が水平に取り付けられている。
【0009】 このように構成された高所作業車10を用いれば、作業台15に搭乗した作業 者Mは、旋回台12の旋回作動や各ブームの起伏作動・伸長作動を通じて任意の 高所に移動することができる。なお、この高所作業車10における最大揚程、即 ち、サブブーム14の先端および作業台15の最大地上高は、60メートルを超 える。 このため、作業台15の側部には、航空障害灯18が取り付けられている。
【0010】 次に、この航空障害灯18の点灯・消灯制御を行なう、本考案に係る航空障害 灯制御装置について、図2を用いて説明する。 この航空障害灯制御装置20は、2つの起伏角検出器(メイン起伏角検出器2 1およびサブ起伏角検出器22)と、2つの伸長量検出器(メイン伸長量検出器 23およびサブ伸長量検出器24)と、揚程演算器(高さ演算手段)25と、点 灯コントローラ(点灯・消灯手段)26とから構成されている。
【0011】 メイン起伏角検出器21およびサブ起伏角検出器22はそれぞれ、図1に示す ように、メインブーム12およびサブブーム13の基端部側面に取り付けられて おり、各ブーム12,13の水平レベルに対する起伏角度に応じた大きさの検出 信号(電気信号)を出力する。 メイン伸長量検出器23およびサブ伸長量検出器24もそれぞれ、図1に示す ように、メインブーム12およびサブブーム13の基端部側面に取り付けられて いる。これら検出器23,24はそれぞれ、各ブーム12,13の全縮状態から の伸長量に応じた大きさの検出信号(電気信号)を出力する。
【0012】 揚程演算器25は、上記各検出器21〜24から出力された検出信号に基づい て、サブブーム13および作業台15の地面からの高さ(揚程)を算出する。 点灯コントローラ26は、この揚程演算器25により算出された揚程が、60 メートル(所定高さ)以上であるか否かを判断し、60メートル以上であると判 断したときは、航空障害灯18に、バッテリBからの電力を供給する。一方、6 0メートルを下回っていると判断したときは、上記電力供給を停止する。
【0013】 このように構成された航空障害灯制御装置20によれば、作業中に一時的にで も作業台15等の揚程が60メートル以上となった場合には、自動的に航空障害 灯18が点灯される。一方、この後揚程が60メートルを下回った場合には、自 動的に航空障害灯18が消灯される。 こうして、本高所作業車10の上空を飛行する飛行機Pの安全な飛行を確保す ることができるとともに、作業者Mは、航空障害灯18の点灯・消灯操作に煩わ されることなく作業に専念することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の航空障害灯制御装置によれば、作業者が自らブ ームの先端の地上高さが所定高さ以上となったか否かを判断して航空障害灯の点 灯・消灯操作を行なわなくても、自動的にその点灯・消灯が実行される。このた め、作業者の操作忘れにより、航空障害灯の点灯・消灯が適正に行なわれないよ うな事態の発生を防止することができ、上空を飛行する飛行機の安全を確保する ことができる。その一方、作業者はそのような点灯・消灯操作に煩わされること なく作業を行なうことができ、効率良く作業を遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る航空障害灯制御装置を備えた高所
作業車の側面図である。
【図2】上記航空障害灯制御装置の構成図である。
【符号の説明】
10 高所作業車 13 メインブーム 14 サブブーム 18 航空障害灯 20 航空障害灯制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に起伏・伸縮自在なブームを備え
    たブーム作業車の航空障害灯制御装置であって、 前記ブームの起伏角度を検出するための起伏角検出手段
    と、 前記ブームの伸長量を検出するための伸長量検出手段
    と、 前記起伏角検出手段により検出された前記ブームの起伏
    角度および前記伸長量検出手段により検出された前記ブ
    ームの伸長量に基づいて、地上からの前記ブームの先端
    の高さを算出する高さ演算手段と、 この高さ演算手段により算出された前記ブームの先端の
    高さが所定高さ以上であるときは、前記ブームの先端近
    傍に取り付けられた航空障害灯を点灯させ、前記所定高
    さ未満であるときは、前記航空障害灯を消灯させる点灯
    ・消灯手段とから構成されることを特徴とするブーム作
    業車の航空障害灯制御装置。
JP8091492U 1992-10-29 1992-10-29 ブーム作業車の航空障害灯制御装置 Pending JPH0637300U (ja)

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JP8091492U JPH0637300U (ja) 1992-10-29 1992-10-29 ブーム作業車の航空障害灯制御装置

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JPH0637300U true JPH0637300U (ja) 1994-05-17

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ID=13731668

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JP8091492U Pending JPH0637300U (ja) 1992-10-29 1992-10-29 ブーム作業車の航空障害灯制御装置

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JP (1) JPH0637300U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016060572A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 株式会社タダノ 高所作業車におけるデッキ扉の安全装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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