JPH0637242U - ウェブロール交換中における余剰ウェブの集積装置 - Google Patents
ウェブロール交換中における余剰ウェブの集積装置Info
- Publication number
- JPH0637242U JPH0637242U JP075392U JP7539292U JPH0637242U JP H0637242 U JPH0637242 U JP H0637242U JP 075392 U JP075392 U JP 075392U JP 7539292 U JP7539292 U JP 7539292U JP H0637242 U JPH0637242 U JP H0637242U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- roll
- rolls
- collecting excess
- roll exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】順次繰り出されるウェブの繰り出しを止めずに
その終端を次のウェブ始端に継ぐために、ウェブを蛇行
させて余剰に集積しておく装置（アキューレータ）にお
いて、常時はウェブを蛇行させずに移送し、ウェブを継
ぐ段階が近づいたときにウェブの集積をできるようにす
る。 【構成】第１のウェブロール２から順次繰り出されるウ
ェブ３を挟んで下側と上側にそれぞれ複数のロール４，
４’を配置する。下側のロールと上側のロールは、個々
のロールの位置が重ならないように配置する。ウェブを
継ぐ段階が近づくと、下側のロール４’は、上側へロー
ル４の位置を越えて移動しウェブ３を蛇行させる。
その終端を次のウェブ始端に継ぐために、ウェブを蛇行
させて余剰に集積しておく装置（アキューレータ）にお
いて、常時はウェブを蛇行させずに移送し、ウェブを継
ぐ段階が近づいたときにウェブの集積をできるようにす
る。 【構成】第１のウェブロール２から順次繰り出されるウ
ェブ３を挟んで下側と上側にそれぞれ複数のロール４，
４’を配置する。下側のロールと上側のロールは、個々
のロールの位置が重ならないように配置する。ウェブを
継ぐ段階が近づくと、下側のロール４’は、上側へロー
ル４の位置を越えて移動しウェブ３を蛇行させる。
Description
【０００１】
本考案は、第１のウェブロールから順次繰り出されるウェブの終端を交換用の 第２のウェブロールのウェブの始端に接続するために、第１のウェブロールから 繰り出されたウェブを余剰に集積する装置（アキュームレータ）に関する。
【０００２】
上記アキュームレータは、図２に示すように、上部と下部にそれぞれ数本のロ ール群１，１’を配置したものが使用されている。第１のウェブロール２から繰 り出されるウェブ３は、ロール群１，１’を蛇行するようにかけられており、ロ ール群１，１’の間を蛇行した後次の工程に送られていく。第１のウェブロール ２から繰り出されたウェブ３の終端を交換用の第２のウェブロールのウェブの始 端と継ぐときには、ロール群１’の一部のロールを矢印で示すように上昇させる ことにより集積していた余剰ウェブ３を繰り出し、第１のウェブロール２から繰 り出されたウェブ３の終端を交換用の第２のウェブロールのウェブの始端と継ぐ 作業中にもウェブの移送を止めないようにしている。
【０００３】
上記従来のアキュームレータでは、ウェブ３が常時ロール群１，１’の間を蛇 行して移送されることから、ウェブがガラス不織布などのような場合には、ウェ ブが蛇行するときの折り曲げによってガラス繊維が剥離、落下し作業環境を悪化 させる。 本考案が解決しようとする課題は、常時はウェブを蛇行させずに移送し、ウェ ブを継ぐ段階が近くなったときにウェブの集積をできるようにすることである。
【０００４】
上記課題を解決するために、本考案に係るアキュームレータは、図１に示すよ うに、第１のウェブロール２から順次繰り出されるウェブ３を挟んで一方の側と 他方の側にそれぞれ１または複数のロール４，４’を配置する。一方の側のロー ルと他方の側のロールは、個々のロールの位置が重ならないように配置する。そ して、一方の側のロール４’は、他方の側へ当該側のロール４の位置を越えて相 対的に移動できるようにしたものである。
【０００５】 図面に示した実施例では、ウェブ２を挾んで下に３本、上に４本のロールが配 置されており、下側のロールが上昇して上側のロールとすれ違い、さらに上側の ロールの位置を越えて上昇する。
【０００６】
本考案に係るアキュームレータでは、常時はウェブ３の両側にロール４，４’ が位置しており、第１のウェブロール２から順次繰り出されるウェブ３は折れ曲 がらずに移送される。第１のウェブロール２のウェブ終端が近づくと、一方の側 のロール４’が他方の側へ相対的に移動し、このときウェブ３をひっかけてもっ ていくので、ウェブ３はロール４，４’の間を蛇行することになる。図１で、２ 点鎖線は、ロール４’の相対的な移動でウェブ３を蛇行させ集積した状態を示し ている。第１のウェブロール２のウェブ終端を第２のウェブロールのウェブ始端 に継ぐときは、ロール４’が元の位置に戻ることにより集積していたウェブ３を 送り出す。
【０００７】
上述のように、本考案に係るアキュームレータによれば、常時はウェブを折れ 曲がらない状態で移送し、ウェブを蛇行させるのはウェブを継ぐときだけにする ことができる。ウェブが、ガラス不織布等折り曲げによって繊維が剥離、落下し やすい場合にも、常時はウェブを折れ曲がらない状態で移送するので、これら剥 離、落下による作業環境の悪化を少なくすることができる。
【図１】本考案に係る装置の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図２】従来のアキュームレータを示す説明図である。
２は第１のウェブロール ３はウェブ ４，４’はロール
Claims (1)
- 【請求項１】第１のウェブロールから順次繰り出される
ウェブの終端を交換用の第２のウェブロールのウェブの
始端に継ぐために第１のウェブロールから繰り出された
ウェブを余剰に集積する装置において、順次繰り出され
るウェブを挟んで一方の側と他方の側にそれぞれ１また
は複数のロールを配置し、一方の側のロールは他方の側
のロールとその位置が重ならないように配置すると共
に、一方の側のロールは他方の側へ当該側のロールの位
置を越えて相対的に移動できるように構成したウェブロ
ール交換中における余剰ウェブの集積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP075392U JPH0637242U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ウェブロール交換中における余剰ウェブの集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP075392U JPH0637242U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ウェブロール交換中における余剰ウェブの集積装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637242U true JPH0637242U (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=13574877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP075392U Expired - Lifetime JPH0637242U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | ウェブロール交換中における余剰ウェブの集積装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637242U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008068125A (ja) * | 2007-11-30 | 2008-03-27 | Takeya Co Ltd | 玉磨き揚送装置の玉磨き用ベルトの交換方法 |
| JP2019131385A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体供給装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04101952A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-04-03 | Nippon Petrochem Co Ltd | ウエブ製造装置および積層体製造装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP075392U patent/JPH0637242U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04101952A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-04-03 | Nippon Petrochem Co Ltd | ウエブ製造装置および積層体製造装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008068125A (ja) * | 2007-11-30 | 2008-03-27 | Takeya Co Ltd | 玉磨き揚送装置の玉磨き用ベルトの交換方法 |
| JP2019131385A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体供給装置 |
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