JPH063720U - 荷役装置付の液圧駆動車両 - Google Patents

荷役装置付の液圧駆動車両

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JPH063720U
JPH063720U JP4382792U JP4382792U JPH063720U JP H063720 U JPH063720 U JP H063720U JP 4382792 U JP4382792 U JP 4382792U JP 4382792 U JP4382792 U JP 4382792U JP H063720 U JPH063720 U JP H063720U
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circuit
cargo handling
hydraulic
traveling
hydraulic circuit
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Application number
JP4382792U
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Inventor
敏則 中谷
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行用液圧回路の補充回路に入れるフィルタ
を自由に選定する。 【構成】 走行用液圧回路2と荷役用液圧回路1とを別
回路とし、走行用液圧回路2の圧液の漏れを補充するた
めの補充回路12を、荷役用液圧回路1の戻り回路13
に接続し、戻り回路13に、補充回路12とそれ以外の
回路19に圧液を分流する分流弁20を設け、分流弁2
0で、走行用液圧回路2には必要な流量のオイルのみ供
給する。 【効果】 補充回路2のフィルタ15は、荷役ポンプ6
に見合った容量のものを用いなくてもよい。寒冷時にオ
イル粘度が高くても、フィルタ15への負荷も小さくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スキッドステアローダ等に代表される、荷役装置付の液圧駆動車両 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の液圧駆動車両の走行用液圧回路および荷役用液圧回路を示す回路 図である。図2において、1は荷役用液圧回路、2は走行用液圧回路(HST回 路)をそれぞれ示す。荷役用液圧回路1には、バケットシリンダ3およびブーム シリンダ4等の荷役装置5が接続されている。これらのシリンダ3,4には、荷 役用の液圧ポンプ6からの圧液が供給され、コントロールバルブ7により制御さ れている。
【0003】 一方、走行用液圧回路2は、液圧駆動ポンプ8,9(以下、HSTポンプ8, 9という)と、該HSTポンプ8,9により駆動される液圧駆動モータ10,1 1(HSTモータ10,11)とが設けられている。
【0004】 そして、走行用液圧回路2は閉回路を構成しているため、この回路内で漏れた 圧液を補充しなければならない。そこで、この圧液の漏れを補充するための補充 回路12を、荷役用液圧回路1の戻り回路13に接続している。
【0005】 上記構成において、荷役用の液圧ポンプ6によって供給された作動油は、コン トロールバルブ7に導かれ、荷役装置5を動作させた後、オイルクーラ14、フ ィルタ15を介して、HSTポンプ8,9に供給されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、走行用液圧回路2では、その回路内で漏れた油の量だけ補充す ればよく、必ずしも、荷役用液圧ポンプ6の吐出量の全量を必要としない。その ため、HSTポンプ内部にチャージリリーフバルブ16を介して、余分な油を戻 している。
【0007】 これは、荷役ポンプ6の選定の際に、HSTポンプ8,9の必要補給量を主体 にしているのではなく、荷役シリンダ3,4の作動速度を主体にして決定してい るためである。
【0008】 そのため、HSTポンプ8,9に供給される作動油の浄化のために設置されて いるフィルタ15は、荷役ポンプ6の吐出量に見合った容量のものを選定する必 要がある。また、寒冷時のオイル粘度が高い場合、フィルタ15への負荷が大き く、フィルタ15の耐圧性を十分考慮する必要がある。
【0009】 なお、上記の問題を解決するために、図3に示すように、荷役用液圧回路1と 走行用液圧回路2の各々別々に供給するポンプ17を付けることも考えられるが 、コスト的にも問題がある。
【0010】 本考案は、上記に鑑み、フィルタの選定も自由に行える荷役装置付の液圧駆動 車両の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案による課題解決手段は、図1の如く、走行用液圧回路2と荷役用液圧回 路1とが別回路として構成され、走行用液圧回路2の圧液の漏れを補充するため の補充回路12が、荷役用液圧回路1の戻り回路13に接続され、該戻り回路1 3に、前記補充回路12とそれ以外の回路19に圧液を分流する分流弁20が設 けられたものである。
【0012】
【作用】
上記課題解決手段において、荷役用の液圧ポンプ6によって供給された作動油 は、コントロールバルブ7に導かれ、荷役装置5を動作させた後、分流弁20に 至る。この分流弁20で、戻り油は、補充回路12側と戻り路19側に分流され る。
【0013】 したがって、走行用液圧回路2には必要な流量のオイルのみ供給されることに なる。
【0014】
【実施例】
図1の(A)は本考案の一実施例を示す荷役装置付の液圧駆動車両の液圧回路 図、(B)は分流弁の詳細図である。なお、図2,3に示す構成部品と同一機能 部品は同一符号で示す。
【0015】 本実施例の荷役装置付の液圧駆動車両は、走行部を液圧により駆動する走行用 液圧回路2と、荷役装置5を液圧により駆動する荷役用液圧回路1とを備え、走 行用液圧回路2と荷役用液圧回路1とが別回路として構成されている。そして、 走行用液圧回路2の圧液の漏れを補充するための補充回路12が、荷役用液圧回 路1の戻り回路13に接続されている。この戻り回路13に、前記補充回路12 とそれ以外の回路、例えば、リザーブタンク21に圧液を戻す戻り路19とに分 流する分流弁20が設けられたものである。
【0016】 走行用液圧回路2、荷役用液圧回路1等の構成は、図2,3に示すものと同様 であり、その構成も周知であるため、ここではその説明は省略し、分流弁20の 構成のみ説明する。
【0017】 分流弁20は、図1の(B)で示すように、補充回路12側の回路と、タンク 21側の回路のそれぞれに絞り23,24が設けられている。補充回路12側に は、その絞り23の下流側に、フィルタ15、圧力スイッチ25を有するバイパ スバルブ27が設けられている。
【0018】 一方、戻り路19側には、オイルクーラ14が設けられ、前記タンク21に接 続される。なお、図中、29はセルフレベリングバルブ、30はアタッチメント 連結部である。
【0019】 上記構成において、荷役用の液圧ポンプ6によって供給された作動油は、コン トロールバルブ7に導かれ、荷役装置5を動作させた後、分流弁20に至る。こ の分流弁20で、戻り油は、補充回路12側と戻り路19側に分流される。
【0020】 したがって、HSTポンプ8,9には必要な流量のオイルのみ供給され、残り はタンク21に戻ることになる。そのため、補充回路12のフィルタ15は、荷 役用液圧ポンプ6に見合った容量のものを用いる必要がなく、また、寒冷時にオ イル粘度が高い場合でも、フィルタ15への負荷も小さく、通常の耐圧性のもの を使用でき、コスト的にも安くなる。
【0021】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考案の範囲内で上 記実施例に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実 施例では、戻り路19は、タンク21に接続したが、これに限らず、他の回路に 接続してもよいことは勿論である。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り、本考案によると、分流弁により、荷役用液圧回 路からの戻り油は、補充回路側と戻り路側に分流されるから、走行用液圧回路に は、必要な流量のオイルのみ供給され、補充回路のフィルタは、荷役ポンプに見 合った容量のものを用いる必要がなく、また、寒冷時にオイル粘度が高い場合で も、フィルタへの負荷も小さく、通常の耐圧性のものを使用でき、コスト的にも 安くなるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の一実施例を示す荷役装置付の
液圧駆動車両の液圧回路図、(B)は分流弁の詳細図
【図2】従来の液圧駆動車両の液圧回路図
【図3】本考案の別の提案例における液圧駆動車両の液
圧回路図
【符号の説明】 1 荷役用液圧回路 2 走行用液圧回路 3 バケットシリンダ 4 ブームシリンダ 5 荷役装置 6 荷役用液圧ポンプ 7 コントロールバルブ 8,9 液圧駆動ポンプ 10,11 液圧駆動モータ 12 補充回路 13 戻り回路 14 オイルクーラ 15 フィルタ 16 チャージリリーフバルブ 17 ポンプ 19 戻り路 20 分流弁 21 タンク 23,24 絞り

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部を液圧により駆動する走行用液圧
    回路と、 荷役装置を液圧により駆動する荷役用液圧回路とを備え
    た荷役装置付の液圧駆動車両において、 走行用液圧回路と荷役用液圧回路とが別回路として構成
    され、 走行用液圧回路の圧液の漏れを補充するための補充回路
    が、荷役用液圧回路の戻り回路に接続され、 該戻り回路に、前記補充回路とそれ以外の回路に圧液を
    分流する分流弁が設けられたことを特徴とする荷役装置
    付の液圧駆動車両。
JP4382792U 1992-06-24 1992-06-24 荷役装置付の液圧駆動車両 Withdrawn JPH063720U (ja)

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JP4382792U JPH063720U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 荷役装置付の液圧駆動車両

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JP4382792U JPH063720U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 荷役装置付の液圧駆動車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063720U true JPH063720U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12674592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4382792U Withdrawn JPH063720U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 荷役装置付の液圧駆動車両

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JP (1) JPH063720U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009191561A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Tcm Corp 作業車両の油圧装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003