JPH0637171Y2 - 墜落防止ネット用接続ファスナー - Google Patents
墜落防止ネット用接続ファスナーInfo
- Publication number
- JPH0637171Y2 JPH0637171Y2 JP14910588U JP14910588U JPH0637171Y2 JP H0637171 Y2 JPH0637171 Y2 JP H0637171Y2 JP 14910588 U JP14910588 U JP 14910588U JP 14910588 U JP14910588 U JP 14910588U JP H0637171 Y2 JPH0637171 Y2 JP H0637171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fall prevention
- net
- prevention net
- connection fastener
- fastener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、特に建築物の建方時に使用する墜落防止用ネ
ットを接続するためのファスナーに関するものである。
ットを接続するためのファスナーに関するものである。
［従来の技術］ 一般に、建築物は建方をしてから床を張るまでの間には
相当の日数があり、その間、屋根葺き、間柱や筋かいの
取り付け作業等の各種の作業をしなければならず、作業
中に２階の床や天井部分の開口部から作業員が墜落した
り、資材が落下する等の事故が生ずる。
相当の日数があり、その間、屋根葺き、間柱や筋かいの
取り付け作業等の各種の作業をしなければならず、作業
中に２階の床や天井部分の開口部から作業員が墜落した
り、資材が落下する等の事故が生ずる。
近年、湿気防止等の理由により、建物の基礎部分全体に
コンクリートが打設されることが多く、このような場合
には、墜落事故は大怪我や時には死亡事故につながりか
ねない重大な問題となっている。
コンクリートが打設されることが多く、このような場合
には、墜落事故は大怪我や時には死亡事故につながりか
ねない重大な問題となっている。
このような墜落事故を防止するために、従来から、床を
張る前の床開口部等に墜落防止用のネットを張って、第
５図に示すように、落下した作業員を受け止めて人身事
故を未然に防止するようにしている。
張る前の床開口部等に墜落防止用のネットを張って、第
５図に示すように、落下した作業員を受け止めて人身事
故を未然に防止するようにしている。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、上記床開口部の大きさは、建築物の規模や部
屋の大きさ等により各種に亙るため、特に、大面積の開
口部には、大きさが規格化されている墜落防止用ネット
を複数枚、継ぎ合わせて、使用しなければならない。
屋の大きさ等により各種に亙るため、特に、大面積の開
口部には、大きさが規格化されている墜落防止用ネット
を複数枚、継ぎ合わせて、使用しなければならない。
従来、この継ぎ合わせには隣接するネットの縁綱を紐等
で連結したり、特殊な連結金具等で連結していた。
で連結したり、特殊な連結金具等で連結していた。
しかしながら、上記紐や連結金具は連結に手間がかかっ
たり、不完全となる等の問題点があった。
たり、不完全となる等の問題点があった。
本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、迅速かつ確実に連結
することが出来、安価に入手することのできる墜落防止
ネット用接続ファスナーを提供するものである。
もので、その目的とするところは、迅速かつ確実に連結
することが出来、安価に入手することのできる墜落防止
ネット用接続ファスナーを提供するものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案の墜落防止ネット用接続ファスナーは、一側面に
鉤状又はキノコ状等の係止部を有すると共に、他側面に
該係止部と係止するループ部を有し、隣接するネットの
縁網又は親網をいっしょに巻付けるようにして接続する
ことを特徴とするものである。
鉤状又はキノコ状等の係止部を有すると共に、他側面に
該係止部と係止するループ部を有し、隣接するネットの
縁網又は親網をいっしょに巻付けるようにして接続する
ことを特徴とするものである。
［実施例］ 以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図において、１は墜落防止用ネットであって、麻等
の天然繊維やナイロン等の合成繊維を素材としした引張
強度の高い網糸を、網目の大きさを例えば約10cmに編成
したものである。
の天然繊維やナイロン等の合成繊維を素材としした引張
強度の高い網糸を、網目の大きさを例えば約10cmに編成
したものである。
２は親網であって、上記ネット１の網糸より多少太めの
鋼糸が好ましく、例えば、ネット１を建物間取りの単位
面積に区切るように縦横に取り付けられている。
鋼糸が好ましく、例えば、ネット１を建物間取りの単位
面積に区切るように縦横に取り付けられている。
上記建物間取りの単位面積とは、例えば、日本の住宅用
木造建築物に於いて、半間×半間（約90×90cm）の広さ
のことである。
木造建築物に於いて、半間×半間（約90×90cm）の広さ
のことである。
３は縁綱であって、上記ネット１の周囲に取り付けられ
ており、その鋼糸としては上記親網２と同じか又は多少
太めが好ましい。
ており、その鋼糸としては上記親網２と同じか又は多少
太めが好ましい。
４は本考案の接続ファスナーであって、第２図からも明
らかなように、隣接するネット1,1の縁綱3,3を伴に巻付
けて接続している。
らかなように、隣接するネット1,1の縁綱3,3を伴に巻付
けて接続している。
該接続ファスナー４は、第３図に拡大して示すように、
一側面には鉤状又はキノコ状等の係止部4aを有し、他側
面には、該係止部4aに係止するループ部4bを有する、い
わゆる面ファスナー（一般にマジックテープとも称す
る）である。該接続ファスナーの横幅は上記ネット１の
網目より小さく、長さは２本の縁綱３を２回程度巻回で
きるのが好ましい。
一側面には鉤状又はキノコ状等の係止部4aを有し、他側
面には、該係止部4aに係止するループ部4bを有する、い
わゆる面ファスナー（一般にマジックテープとも称す
る）である。該接続ファスナーの横幅は上記ネット１の
網目より小さく、長さは２本の縁綱３を２回程度巻回で
きるのが好ましい。
接続ファスナー４の巻付け操作は、例えば、第４図
（Ａ）（Ｂ）に順次示すように行なえばよく、極めて簡
単かつ堅固に接続することができる。
（Ａ）（Ｂ）に順次示すように行なえばよく、極めて簡
単かつ堅固に接続することができる。
［考案の効果］ （１）テープ状の面ファスナーを利用することができる
ので、極めて安価に入手することができ、自由な長さに
切断して使用することができる。
ので、極めて安価に入手することができ、自由な長さに
切断して使用することができる。
（２）軽量で持運びが安易である。
（３）巻付け作業が迅速かつ確実にできる。
第１図は本考案の接続ファスナーにより接続したネット
を建物開口部に張設した状態を示す斜視図、第２図はそ
の拡大説明図、第３図は接続ファスナーの斜視図、第４
図の（Ａ）（Ｂ）は巻付操作を順次説明する図、第５図
は墜落防止用ネットによる受止め状態を示す図である。 １……墜落防止用ネット、２……親綱、３……縁綱、４
……接続ファスナー、4a……係止部、4b……ループ部。
を建物開口部に張設した状態を示す斜視図、第２図はそ
の拡大説明図、第３図は接続ファスナーの斜視図、第４
図の（Ａ）（Ｂ）は巻付操作を順次説明する図、第５図
は墜落防止用ネットによる受止め状態を示す図である。 １……墜落防止用ネット、２……親綱、３……縁綱、４
……接続ファスナー、4a……係止部、4b……ループ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−322068（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−322067（ＪＰ，Ａ) 実願 昭54−117175号（実開 昭56− 34946号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ) 実願 昭57−31989号（実開 昭58− 136543号）の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム（Ｊ Ｐ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】一側面に鉤状又はキノコ状等の係止部を有
すると共に、他側面に該係止部と係止するループ部を有
し、隣接するネットの縁網又は親網をいっしょに巻付け
るようにして接続することを特徴とする墜落防止ネット
用接続ファスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14910588U JPH0637171Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 墜落防止ネット用接続ファスナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14910588U JPH0637171Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 墜落防止ネット用接続ファスナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0271758U JPH0271758U (ja) | 1990-05-31 |
| JPH0637171Y2 true JPH0637171Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31421033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14910588U Expired - Fee Related JPH0637171Y2 (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 墜落防止ネット用接続ファスナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637171Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP14910588U patent/JPH0637171Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0271758U (ja) | 1990-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |