JPH0637072U - 車体柱構造 - Google Patents

車体柱構造

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JPH0637072U
JPH0637072U JP7374192U JP7374192U JPH0637072U JP H0637072 U JPH0637072 U JP H0637072U JP 7374192 U JP7374192 U JP 7374192U JP 7374192 U JP7374192 U JP 7374192U JP H0637072 U JPH0637072 U JP H0637072U
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JP
Japan
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hose
pillar
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vehicle body
insertion hole
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繁夫 福本
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な改良により、柱の補強により強度アッ
プが図れると共に、その柱内への排水ホースの挿通がス
ムーズにできるようになる車体柱構造を提供することに
ある。 【構成】 縦長中空の閉断面形状の柱10の内部の上下
方向に間隔を存した複数箇所に、雨樋やドレンからの排
水ホース12の挿通用穴11aを穿設すると共にその挿
通用穴11aの周縁を下向きに彎曲してホース挿通用ガ
イド面11bとした補強プレート11をそれぞれ固設し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主にバス等の大形車両の車体の柱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に大形バスの車体(ボディ)1のフレーム構造を示す。この車体1の左側 部前端の乗車口2に隣接して柱3が屋根部4から下端までに縦長に亘り設けられ ている。
【0003】 この種の柱3は、角鋼管を用いたものもあるが、略断面ハット形状に成形した インナー部材とアウター部材とを溶接結合してなるモノコック構造のもので、縦 長中空の閉断面形状をなす。この柱3は車体1の軽量化を目的として薄肉部材を 用いることから、内部に補強リブを設けているのが一般的である。また、その柱 3の断面形状も上下全長に亘り一定でなく途中でいろいろ変化させているものが 多い。
【0004】 一方、車体1の屋根部4の側部には前後方向に亘り雨樋(図示せず)が設けら れており、この雨樋から雨水を直接車体下部に排水するか、或いは該雨樋から乗 車口2の上部幕板部5内に設けた集水ドレイン(図示せず)を介して車体下部に 排水するために、排水ホース(ビニールホース)を設けるが、この排水ホースが 車体1からむき出しだと体裁が悪いので、前記柱3内に挿通することが考えられ て来ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の柱3の場合、縦長中空の閉断面形状をなす上に 、内部途中に補強リブや凹凸部が存在して断面形状が変化しているので、排水ホ ースを上端から差し込んでも、ホース先端が該柱3内部途中で補強リブや凹凸部 の段差面に突き当たって引っ掛かり、下端までスムーズに挿通できない。特に排 水ホースとして市販のビニールホースを使用するが、これは巻癖により彎曲して いるために、ホース先端が柱3内の段差面に引っ掛かり易く、柱3の下端までう まく挿通することができない問題がある。
【0006】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、簡単な改良により 、柱の補強により強度アップが図れると共に、その柱内への排水ホースの挿通が スムーズにできるようになる車体柱構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の車体柱構造は、前記目的を達成するために、縦長中空の閉断面形状の 柱の内部の上下方向に間隔を存した複数箇所に、雨樋やドレンからの排水ホース の挿通用穴を穿設すると共にその挿通用穴の周縁を下向きに彎曲してホース挿通 用ガイド面とした補強プレートをそれぞれ固設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
前記構成の車体柱構造であれば、縦長中空の閉断面形状の柱の内部の上下方向 に間隔を存した複数箇所にそれぞれ補強プレートを設けただけの簡単な改良であ るが、その柱の軽量化と共に強度アップが図れる上に、その各補強プレートにホ ース挿通用穴が穿設されていると共にその挿通用穴の周縁が下向きに彎曲してホ ース挿通用ガイド面とされているので、柱の上端から内部に雨樋やドレンからの 排水ホースを差し込めば、その排水ホースに巻癖があっても、柱内部の断面形状 が途中で変化していても、該ホース先端が次々と各段の補強プレートのホース挿 通用ガイド面に誘導されながら挿通用穴にスムーズに挿通されて、柱の最下端ま で該排水ホースを楽にに挿通できるようになる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の車体柱構造の一実施例を図1により説明する。なお図1(a) は柱10の途中一部分のみの斜視図、図1(b)同じく途中一部分の縦断面図を である。
【0010】 この柱10は図2で示したと同様に大形バスの車体(ボディ)1の左側部前端 の乗車口2に隣接して屋根部4から下端までに縦長に亘り設けられるもので、略 断面ハット形状に成形したインナー部材10aとアウター部材10bとを溶接結 合してなる縦長中空の閉断面形状のモノコック構造のものである。
【0011】 この柱10のアウター部材10b内部の上下方向に間隔を存した複数箇所にそ れぞれ補強プレート11が溶接等により固設されている。これら各補強プレート 1lは、鋼板等を打ち抜きプレス成形した四辺形状をなし、その略中央部に片雨 樋やドレンからの排水ホース12の挿通用穴11aを穿設すると共に、その挿通 用穴11aの周縁を下向きに彎曲してホース挿通用ガイド面11bとした形態で ある。 なお、各段の補強プレート11の相互の間隔は、排水ホース12として用いる ビニールホースの巻癖による彎曲度合いを考慮して10〜30cm程度とする。
【0012】 こうした構成の車体柱構造であれば、縦長中空の閉断面形状の柱10の内部の 上下方向に間隔を存した複数箇所にそれぞれ補強プレート11を設けただけの簡 単な改良であるが、その柱10の軽量化と共に強度アップが図れる上に、その各 補強プレート11にホース挿通用穴11aが穿設されていると共にその挿通用穴 11aの周縁が下向きに彎曲してホース挿通用ガイド面11bとされているので 、柱10の上端から内部に雨樋やドレンからの排水ホース12を差し込めば、そ の排水ホース12に巻癖があっても、柱10内部の断面形状が途中で変化してい ても、該ホース12先端が次々と各段の補強プレート11のホース挿通用ガイド 面11bに誘導されながら挿通用穴11aにスムーズに挿通されて、柱10の最 下端まで該排水ホース12を楽にに挿通できるようになる。
【0013】 なお、各段の補強プレート11は前述の如くホース挿通用穴11aの周縁が下 向きに彎曲してホース挿通用ガイド面11bとされているので、該挿通穴11a 内に挿通された排水ホース12に擦り傷などの損傷を与えるようなことがないと 共に、そのホース挿通用穴11aの周縁を下向きに彎曲していることで、そこが フランジ状となって補強プレート11としての強度がアップする。またその補強 プレート11にホース挿通用穴11aが開けられているので、ボディの塗装液が 残留せずに下に抜けやすい効果もある。
【0014】
【考案の効果】
本考案の車体柱構造は前述の如く構成したので、縦長中空の閉断面形状の柱の 内部の上下方向に間隔を存した複数箇所にそれぞれ補強プレートを設けただけの 簡単な改良であるが、その柱の軽量化と共に強度アップが図れる上に、その各補 強プレートにホース挿通用穴が穿設されていると共にその挿通用穴の周縁が下向 きに彎曲してホース挿通用ガイド面とされているので、柱の上端から内部に雨樋 やドレンからの排水ホースを差し込めば、その排水ホースに巻癖があっても、柱 内部の断面形状が途中で変化していても、該ホース先端が次々と各段の補強プレ ートのホース挿通用ガイド面に誘導されながら挿通用穴にスムーズに挿通されて 、柱の最下端まで該排水ホースを楽にに挿通できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車体柱構造の一実施例を示すもので、
(a)は柱途中の一部分の斜視図、(b)は同じく縦断
面図。
【図2】大形バスの車体フレーム構造を示す概略図。
【符号の説明】
10…柱10、11…補強プレート、11a…挿通用
穴、11b…ホース挿通用ガイド面、12…排水ホー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス等の大形車両の車体柱構造におい
    て、縦長中空の閉断面形状の柱の内部の上下方向に間隔
    を存した複数箇所に、雨樋やドレンからの排水ホースの
    挿通用穴を穿設すると共にその挿通用穴の周縁を下向き
    に彎曲してホース挿通用ガイド面とした補強プレートを
    それぞれ固設したことを特徴とする車体柱構造。
JP1992073741U 1992-10-22 1992-10-22 車体柱構造 Expired - Fee Related JP2598066Y2 (ja)

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JPH0637072U true JPH0637072U (ja) 1994-05-17
JP2598066Y2 JP2598066Y2 (ja) 1999-07-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01161183U (ja) * 1988-04-30 1989-11-09
JPH0486308U (ja) * 1990-11-30 1992-07-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01161183U (ja) * 1988-04-30 1989-11-09
JPH0486308U (ja) * 1990-11-30 1992-07-27

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