JPH0636995B2 - 高合金オ−ステナイト鋼の溶接方法 - Google Patents

高合金オ−ステナイト鋼の溶接方法

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JPH0636995B2
JPH0636995B2 JP4550087A JP4550087A JPH0636995B2 JP H0636995 B2 JPH0636995 B2 JP H0636995B2 JP 4550087 A JP4550087 A JP 4550087A JP 4550087 A JP4550087 A JP 4550087A JP H0636995 B2 JPH0636995 B2 JP H0636995B2
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    • B23K35/3066Fe as the principal constituent with Ni as next major constituent

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高合金オーステナイト鋼の溶接方法に関す
る。
[従来技術] 従来より、Niが20%以上、Crが16%以上、Mo
が2%以上の各種の高合金オーステナイト鋼が、腐食環
境の構造材料として使用されているが、特に近年石油資
源の枯渇化に伴い、油、ガス井用材料としても高合金オ
ーステナイト鋼が使用され始めている。
ところで、高合金オーステナイト鋼の溶接方法として
は、これらの高合金オーステナイト鋼の母材とほぼ同成
分系の溶接材料を使用する方法が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来技術には次のような問題点がある。
すなわち、上記従来技術によると、 しばしば高温割れの問題が生じている。そのため低入
熱で溶接するなどの溶接施工上の工夫もされているが、
必ずしも十分なものであるとは言い難い。
また、耐食性についても問題が生じていて、母材と同
成分の溶接ワイヤを用いて溶接した場合には、溶体化処
理して調質した母材に比べ、鋳造組織である継手部分
(溶接によって接合された部分)の溶接金属{溶接中に
溶接凝固した部分、すなわち、溶着金属(ワイヤから母
材に溶着した金属)と母材が溶融凝固した部分}の方が
耐食性が劣り、継手部分の溶接金属が選択的に腐食され
やすい。このような問題は特に孔食について起こりやす
く、所期の母材性能が発揮できないことがしばしば起き
ている。
なお、隙間腐食防止溶接盛金材として Cr:20〜35%、Mo:3〜8%、残部Ni及び
不可避的不純物からなる技術(特開昭56−99096
号公報)、 あるいは、 Cr:20〜35%、Mo:3〜8%、Fe:25%
以下、残部Ni及び不可避的不純物からなる技術(特開
昭56−99097号公報)があるが、これらの技術
は、継手部分の溶接金属の選択的腐食を防止したもので
はない。
すなわち、上記技術では、盛金部すなわち溶着金属その
ものの耐食性は向上させ得るが、継手部分の溶接金属の
選択的腐食を防止することはできない。
そこで、本発明者は、これら高合金オーステナイト鋼の
溶接に当り、耐高温割れ性に優れ、かつ、溶接金属を含
む継手部分全体の耐食性(特に耐孔食性)に優れた溶接
継手の得られる溶接法について種々の検討を行った。
その結果、次の手段により上記問題点は解決しうること
を知見した。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決した本発明方法とは、 高合金オーステナイト鋼を溶接ワイヤを使用して溶接す
る方法において、 該高合金オーステナイト鋼は、 Ni≧20%、 Cr≧16%、 Mo≧2% を含有し、 C≦0.05%、 P≦0.015%、 S≦0.010% に抑制し、残部がFeおよび不純物からなり、 該溶接ワイヤは、 Ni≧25%、 Cr:20〜30%、 Mo:2〜10%、 Mn≦6%、 を含有し、 C≦0.05%、 Si≦0.9%、 P≦0.015%、 S≦0.010%、 に抑制し、残部がFeおよび不純物からなり、 さらに、該高合金オーステナイト鋼のCr量(%)をC
r(B)、Mo量(%)をMo(B)とし、該溶接ワイ
ヤのCr量(%)をCr(Y)、Mo量(%)をMo
(Y)として下記に示す式を満足する溶接ワイヤを用い
て溶接することを特徴とする高合金オーステナイト鋼の
溶接方法にその要旨が存在するものである。
1/2Cr(B)+1/2Cr(Y) +3{1/2Mo(B)+1/2Mo(Y)} ≧Cr(B)+3Mo(B)+5 [作用] 以下に本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明者はまず溶接金属の耐高温割れ性をみるため、N
i,Cr,Moなどの各種の合金成分量を変えた高合金
オーステナイト鋼溶接金属を作り、これについてトラン
スバレストレイン試験および腐食試験を行った。
トランスバレストレイン試験で発生した凝固割れを評価
することによって、耐高温割れ性に及ぼす各種合金成分
の影響を詳細に検討した。
腐食試験では、溶接金属について塩化第2鉄による孔食
試験(JISG0578)を行い、耐食性に及ぼす各種
合金成分の影響を検討した。
さらに、数種の高合金オーステナイト鋼を用いて溶接継
手を作り、耐高温割れ性、耐食性について検討を行っ
た。
これらの試験結果を詳細に検討した結果、耐高温割れ
性、耐食性にすぐれた溶接方法を見出すことができた。
次に溶接ワイヤの成分を限定した理由について説明す
る。
1)C≦0.05% Cは、耐食性を低下させる成分であり、第1図に示すよ
うに、0.05%を越えると腐食減量が急激に多くな
る。そこでCは0.05%以下とした。
2)Si≦0.9% Siは、脱酸剤として、また溶接時の溶融金属の流動性
を改善して溶接ビードのなじみを良くする成分として有
効な成分である。
しかし、第2図に示すように、0.9%を越えると高温
割れ感受性が高くなるので、Siは0.9%以下とし
た。
3)Mn≦6% Mnは、脱酸剤として、又、MnSとなって、Sの高温
割れへの影響を低減するのに有効な成分である。
しかし、6%以上添加しても効果は飽和し、それ以上の
改善の効果は得られないので、Mnは6%以下とした。
4)P≦0.015%,S≦0.010% P,Sは、いずれも耐高温割れ性に有害な成分である。
第3図に耐高温割れ性に及ぼすP,Sの影響を示すが、
Pを0.015%以下、Sを0.010%以下にすれ
ば、インコネル系溶接金属(テストNo.22)以上に
良好な耐高温割れ性が得られるので、Pは0.015以
下、Sは0.010%以下とした。
5)Ni≧25% Niは、組織を安定なオーステナイト組織に保つのに不
可欠な成分である。Crを20%程度、Moを2%程度
含有している溶接金属が完全オーステナイト組織である
ためにははNiは少なくとも25%は必要である。
そこで、Niは25%以上とした。
Cr:20〜30% Crは、組織を安定なオーステナイト組織に保つのに不
可欠であり、さらに耐食性を高めるのに有効な成分であ
る。
耐食性の点からみた場合、Cr量は母材の含有Cr量以
上とする必要があり、20%以上は必須である。
しかし、過度のCr量は熱間加工性を著しく低下させ、
溶接ワイヤの製作が困難になるので、Cr量は30%以
下にする必要がある。
そこで、Crは20〜30%とした。
Mo:2〜10% 次に、Moは、耐食性を高めるのにCr以上の効果があ
り、耐食性の点からみた場合、Mo量は少なくとも母材
と同量は必要で、2%以上にすることが必須である。
又、Crの場合と同様過度のMo量は熱間加工性を低下
させるので、Mo量は10%以下にする必要がある。
そこで、Moは2〜10%とした。
しかし、溶接継手を考えた場合には以上の限定では不十
分である。
第4図は後記第1実施例(ただし、No.3,No.4
はC量が高いため除外している)における腐食試験結果
および後記第2実施例における第3表(b)、第5表の
腐食試験結果をまとめたものであり、腐食減量に及ぼ
す、(Cr+3Mo)値の影響を示したものであるが、
(Cr+3Mo)値の増加とともに母材、溶接金属とも
耐食性が改善されることが明らかである。
しかし、溶接金属と母材とでは耐食性に大きな差のある
ことがわかった。
溶接金属が母材と同程度の耐食性を得るには溶接金属の
(Cr+3Mo)値を母材のそれより5%以上多くする
必要がある。
また、溶接継手では溶接時に当然母材の希釈を受けるの
で、溶接ワイヤとしては母材の希釈を考慮したCr,M
o量が必要とななる。
溶接継手でも最も大きな希釈を受けるのは配管溶接等に
適用される片面裏波溶接のルートパス部の溶接で、通常
希釈率は最大で約50%である。
そこで、溶接ワイヤのCr(Y),Mo(Y)量は母材
との希釈を考慮した次の(1)式を満足する必要があ
る。
1/2Cr(B)+1/2Cr(Y) +3{1/2Mo(B)+1/2Mo(Y)} ≧Cr(B)+3Mo(B)+5・・(1) 第6表に、片面裏波溶接継手のルート部の腐食試験結果
を示しているが、(1)式を満足することによって継手
部も母材と同様の耐食性の得られていることが明らかで
ある。
残部はFeおよび不純物であるが、不純物として、Cu
及びWは3%以下の範囲で、Nは0.2以下の範囲で、
さらにVは0.5%以下の範囲であれば、耐食性、耐割
れ性への有害性が認められないので、含有してもさしつ
かえない。
母材についてP,Sを制限した理由について以下に説明
する。
P,Sの有害性についてはすでに溶接ワイヤで説明した
が、母材の希釈の大きいルートパスの溶接では、母材か
らの溶接金属量を無視するわけにはいかない。そこで、
母材についても溶接ワイヤと同様Pを0.015%以
下、Sを0.010%以下とした。
なお、他の金属又は非金属と、高合金オーステナイト鋼
とのクラッド材において、このクラッド材の高合金オー
ステナイト鋼の部分を溶接する場合にも本発明は適用し
得る。
[発明の実施例] 次に実施例について説明する。
(第1実施例) 第1表および第2表は、第1表および第2表に示す化学
成分の素材よりTIG溶接により溶接金属を作り、これ
について行なったトランスバレストレイン試験および腐
食試験の結果を示したものである。
トランスバレストレイン試験は、200A−16V−1
0cm/minの条件でTIG溶接を行ないながら、溶
接中に3%の歪を溶接部に与え、凝固部に発生した凝固
割れの最大割れを測定することにより行なった。
腐食試験は、塩化第2鉄腐食試験(JISG0578に
準拠)を50℃で行ない、腐食減量を求めた。
なお、テストNo.22は市販インコネル系溶接材料
で、308系などのオーステナイト系ステンレス鋼溶接
材料に比べると耐割れ性は劣るものの完全オーステナイ
ト溶接材料としては比較的良好で、十分な配慮を払えば
割れの発生しない溶接施工が可能であるる。そこで、ト
ランスバレストレイン試験における耐割れ性の評評価と
して、凝固割れの最大割れ長さが、1.0mm以下のも
のを良好なものとし〇で示し、1.0mmを超えたもの
を良好でなないものとして×で示した。
以上の試験結果を、同じく第1表及び第2表に示す。
なお、耐食性の評価として、母材A鋼より腐食減量の少
ないものを良好なものとしてて〇で示し、それより多い
ものを良好でないものとして×で示した。
テストNo.1〜No.4は主に、溶接金属の耐食性に
及ぼすC量の影響をみたもので、第1図にC量と耐食性
との関係を示す。
C量が0.05%を超えるNo.3(比較例)、No.
4(比較例)は腐食減量が大きいことがわかる。
テストNo.1、No.5〜No.8は主に、溶接金属
の耐高温割れ性に及ぼすSi量の影響をみたもので、第
2図にSi量と耐高温割れ性との関係を示す。
Siが0.9%を超えたNO.6(比較例)、No.7
((比較例)、No.8(比較例)はいずれも最大割れ
長さが1mmを超え耐高温割れ性が悪いことがわかる。
テストNo.9,No.10は主に、Ni量の影響をみ
たものである。
テストNo.11〜No.15は主に、溶接金属の耐割
れ性に及ぼすP量、S量の影響をみたもので、第3図に
P量、S量と耐割れ性の関係を示す。
P量が0.015%を超えたNo.12(比較例)、N
o.13(溶接)、S量が0.010%を超えたNo.
14(比較例)、No.15(比較例)はいずれも最大
割れ長さが1.0mmを超え、耐高温割れ性が悪いこと
がわかる。
テストNo.17〜No.21は主に、Cr,Mo,
N,Cu量の影響をみたものである。
Cr量が20%未満のNo.17(比較例)、Mo量が
2%未満のNo.18(比較例)はいずれも腐食減量が
大きく耐食性が悪いことがわかる。
(第2実施例) 母材として第3表(a)に示す組成の高合金オーステナ
イト鋼を用い、第4表に示す組成の溶接ワイヤでTIG
溶接継手を作り、溶接継手の機械的性能の確認および腐
食試験を行なった。
継手形式としては、前述の配管溶接を想定した片面裏溶
接とした。開先形状を第5図に示す。なお、腐食試験に
使用した試験片の採取位置を第6図に示す。
また、溶接条件は下記によった。
溶接電流:150〜250A 極性:DC−SP 溶接電圧:9〜11V シールドガス:アルゴン バックシールド:ルートパス溶接時Arにてバックシー
ルドを実施 予熱パス間温度≦150℃ 第6表(a),(b)には、母材A、ワイヤEの組合
せ、母材B、ワイヤEの組合せ、母材B、ワイヤFの組
合せ、母材C、ワイヤFの組合せ、母材D、ワイヤGの
組合せの継手性能を示す。
なお、母材自体の腐食試験を行ない、その結果を第3表
(b)に示す。
また、第4表の溶接ワイヤでTIG溶接した時の全溶着
金属の機械的性能および腐食試験結果を第5表に示す
が、いずれも良好な性能を有している。
前述の(1)式を満足する組合せではいずれの継手も母
材と同等あるいは同等以上の耐食性を示すが、(1)式
を満足しない母材B、ワイヤEの組合せでは継手部の耐
食性は母材より劣っている。又、Pの含有量の高い母材
Cとの組合せでは割れが発生しており、良好な継手性能
が得られない。
(第3実施例) 第7表に示す炭素鋼材と第3表(a)中のDに示す組成
を有する高合金オーステナイト鋼とからなるクラッド材
の溶接を行なった。
クラッド材の開先形状を第7図(a)に示す。
また、第7図(b)に示す積層法で下記の溶接条件で溶
接を行った。
・高合金オーステナイト鋼部分 (2層TIG溶接) ワイヤ組成:第3表G シールドガス:アルゴン 予熱パス間温度≦150℃ 第1層 溶接電流:250A 溶接電圧:11V 溶接速度:8cm/min 第2層 溶接電流:280A 溶接電圧:12V 溶接速度:8cm/min ・炭素鋼材部分 (サブマージアーク溶接) 市販の50kg級ワイヤ(4.0φ)とフラックスを使
用 Back側 L;溶接電流:700A 溶接電圧:32V 溶接速度:120cm/min T;溶接電流:500A 溶接電圧:36V 溶接速度:120cm/min Final側 L;溶接電流:800A 溶接電圧:36V 溶接速度:110cm/min T;溶接電流:650A 溶接電圧:42V 溶接速度:110cm/min なお、腐食試験片は第8表に示す位置より採取した。
その結果を第8表に示す。第8表から明らかなようにク
ラッド鋼溶接継手の機械的性能、腐食試験結果はいずれ
も良好である。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成したので、次の諸効果が得ら
れる。
耐高温割れ性に優れた溶接継手の得られる溶接法を提
供することができる。
溶接金属を含む継手部分全体の耐食性(特に耐孔食
性)に優れた溶接継手の得られる溶接法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はワイヤ中のC量が耐食性に与える影響を示すグ
ラフである。第2図はSi量が高温割れ感受性に与える
影響を示すグラフである。第3図は耐高温割れ性に及ぼ
すP,Sの影響を示すグラフである。第4図は腐食減量
に及ぼす(Cr+3Mo)の影響を示したグラフであ
る。第5図および第7図(a)は実施例における母材の
開先形状を示す側面図である。第6図および第8図は腐
食試験の採取位置を示す側面図である。第7図(b)は
クラッド材の積層方法を示す図である。 10……高合金オーステナイト鋼(合せ材)、12……
炭素鋼材(クラッド鋼の母材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 治 神奈川県藤沢市大庭3910 湘南ライフタウ ン西部団地2−8−843 (72)発明者 小川 恒司 神奈川県藤沢市亀井野4−3−22 (72)発明者 堤 紳介 神奈川県藤沢市藤が岡2−15−8−304 (56)参考文献 特公 昭57−20078(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高合金オーステナイト鋼を溶接ワイヤを使
    用して溶接する方法において、 該高合金オーステナイト鋼は、 Ni≧20%、 Cr≧16%、 Mo≧2% を含有し、 C≦0.05%、 P≦0.015%、 S≦0.010% に抑制し、残部がFeおよび不純物からなり、 該溶接ワイヤは、 Ni≧25%、 Cr:20〜30%、 Mo:2〜10%、 Mn≦6%、 を含有し、 C≦0.05% Si≦0.9%、 P≦0.015%、 S≦0.010%、 に抑制し、残部がFeおよび不純物からなり、 さらに、該高合金オーステナイト鋼のCr量(%)をC
    r(B)、Mo量(%)をMo(B)とし、該溶接ワイ
    ヤのCr量(%)をCr(Y)、Mo量(%)をMo
    (Y)として下記に示す式を満足する溶接ワイヤを用い
    て溶接することを特徴とする高合金オーステナイト鋼の
    溶接方法。 1/2Cr(B)+1/2Cr(Y) +3{1/2Mo(B)+1/2Mo(Y)} ≧Cr(B)+3Mo(B)+5 ただし、%は重量%である(以下同じ)。
  2. 【請求項2】高合金オーステナイト鋼はクラッド材の合
    せ材を構成する高合金オーステナイト鋼である特許請求
    の範囲第1項記載の高合金オーステナイト鋼の溶接方
    法。
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CN102699579B (zh) * 2012-06-12 2014-07-02 中冶焊接科技有限公司 高铬镍全奥氏体不锈钢气保护焊接用药芯焊丝

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