JPH0636697A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
- Publication number
- JPH0636697A JPH0636697A JP21370792A JP21370792A JPH0636697A JP H0636697 A JPH0636697 A JP H0636697A JP 21370792 A JP21370792 A JP 21370792A JP 21370792 A JP21370792 A JP 21370792A JP H0636697 A JPH0636697 A JP H0636697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- shadow mask
- mask structure
- bent
- joining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラー受像管において、ビームランディング
を安定にさせ、色ずれのない鮮明な画像を得る。 【構成】 バイメタル支持部材6に溶接で固着されてい
るバネ性を有するスプリング7は、接合部8の側縁に折
曲部12を設けて外力に対し変形しにくい構造としてい
る。これにより、シャドウマスク構体1の変形も防止さ
れる。
を安定にさせ、色ずれのない鮮明な画像を得る。 【構成】 バイメタル支持部材6に溶接で固着されてい
るバネ性を有するスプリング7は、接合部8の側縁に折
曲部12を設けて外力に対し変形しにくい構造としてい
る。これにより、シャドウマスク構体1の変形も防止さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー受像管に関し、特
にシャドウマスク構体に関する。
にシャドウマスク構体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラー受像管の製造において
は、シャドウマスク構体を利用して、フェースパネル内
面に光吸収性膜および赤,緑,青の3種類の蛍光体を形
成する度ごとに着脱される。
は、シャドウマスク構体を利用して、フェースパネル内
面に光吸収性膜および赤,緑,青の3種類の蛍光体を形
成する度ごとに着脱される。
【0003】図3は、従来のカラー受像管のスプリング
とバイメタル支持部材の接続部の一例を示す一部切欠き
斜視図、図4は図3に示すスプリングの斜視図である。
とバイメタル支持部材の接続部の一例を示す一部切欠き
斜視図、図4は図3に示すスプリングの斜視図である。
【0004】図4に示すように従来のスプリング18
は、板厚が0.3〜1.0mmのバイメタル用ステンレ
ス板によりプレス形成されていた。そして、接合部19
と連結部20と係止部21とからなり、それぞれの間は
第1の折曲線24と第2の折曲線25とにより折曲され
ていた。また係止部21には、孔22が設けられてい
た。
は、板厚が0.3〜1.0mmのバイメタル用ステンレ
ス板によりプレス形成されていた。そして、接合部19
と連結部20と係止部21とからなり、それぞれの間は
第1の折曲線24と第2の折曲線25とにより折曲され
ていた。また係止部21には、孔22が設けられてい
た。
【0005】図3に示すように従来のシャドウマスク構
体23では、シャドウマスク2のスカート部3をフレー
ム5に溶接により固着し、バイメタル支持部材6をフレ
ーム5に固着して図4に示すようなスプリング18の接
合部19を溶接によりバイメタル支持部材6に固着して
いる。
体23では、シャドウマスク2のスカート部3をフレー
ム5に溶接により固着し、バイメタル支持部材6をフレ
ーム5に固着して図4に示すようなスプリング18の接
合部19を溶接によりバイメタル支持部材6に固着して
いる。
【0006】更に、スプリング18は、連結部20を介
して係止部21に設けられた孔22をフェースパネル1
4の側壁部に埋込まれた複数のパネルピン13に支持さ
れることにより、フェースパネル14の内側に所定の間
隔を保って配置される。シャドウマスク2は、板厚が
0.1〜0.2mmの鉄板に多数の案4を設けた後、プ
レス成形され、スカート部3には、バイメタル支持部材
6がスカート部3に接触しないようにポケット部15が
設けてある。
して係止部21に設けられた孔22をフェースパネル1
4の側壁部に埋込まれた複数のパネルピン13に支持さ
れることにより、フェースパネル14の内側に所定の間
隔を保って配置される。シャドウマスク2は、板厚が
0.1〜0.2mmの鉄板に多数の案4を設けた後、プ
レス成形され、スカート部3には、バイメタル支持部材
6がスカート部3に接触しないようにポケット部15が
設けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにスプリ
ングは、矩形平板状であり、かつ板厚が0.3〜1.0
mmと比較的薄いので外力により変形しやすく、従って
シャドウマスク構体を変形させる要因の一つとなってい
るという問題がある。
ングは、矩形平板状であり、かつ板厚が0.3〜1.0
mmと比較的薄いので外力により変形しやすく、従って
シャドウマスク構体を変形させる要因の一つとなってい
るという問題がある。
【0008】製造中に受ける外力、特にフェースパネル
内面に光吸収性膜および3種類の蛍光体ドット群又はス
トライプ群が形成された後に受ける外力により、スプリ
ングが変形すると、シャドウマスクの孔とフェースパネ
ル内面の光吸収性膜および3種類の蛍光体ドット群又は
ストライプ群の相対的位置関係が乱れ、ビームランディ
ングエラーとなり、結果として色ずれ不良となる欠点が
あった。
内面に光吸収性膜および3種類の蛍光体ドット群又はス
トライプ群が形成された後に受ける外力により、スプリ
ングが変形すると、シャドウマスクの孔とフェースパネ
ル内面の光吸収性膜および3種類の蛍光体ドット群又は
ストライプ群の相対的位置関係が乱れ、ビームランディ
ングエラーとなり、結果として色ずれ不良となる欠点が
あった。
【0009】本発明の目的は、シャドウマスク構体の変
形を防止し、色ずれのない鮮明な画像が得られるカラー
受像管を提供することにある。
形を防止し、色ずれのない鮮明な画像が得られるカラー
受像管を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るカラー受像管は、シャドウマスク構体
をフェースパネルにスプリングを介して支持した構造の
カラー受像管であって、スプリングは、一端がシャドウ
マスク構体に溶接して固着され、他端がフェースパネル
のパネルピンに嵌合して支持されたものであり、スプリ
ングの溶接部は、補強用の折曲部を備えているものであ
る。
め、本発明に係るカラー受像管は、シャドウマスク構体
をフェースパネルにスプリングを介して支持した構造の
カラー受像管であって、スプリングは、一端がシャドウ
マスク構体に溶接して固着され、他端がフェースパネル
のパネルピンに嵌合して支持されたものであり、スプリ
ングの溶接部は、補強用の折曲部を備えているものであ
る。
【0011】
【作用】スプリングは、折曲部により補強される。した
がって、外力に対し曲げが生じることがない。これによ
り、シャドウマスク構体は、スプリングから曲げ力を受
けないため、変形が防止される。
がって、外力に対し曲げが生じることがない。これによ
り、シャドウマスク構体は、スプリングから曲げ力を受
けないため、変形が防止される。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す一部切欠
き斜視図である。図2は、本発明の実施例に使用するス
プリングを示す斜視図である。
て説明する。図1は、本発明の一実施例を示す一部切欠
き斜視図である。図2は、本発明の実施例に使用するス
プリングを示す斜視図である。
【0013】図2において、本実施例に係るスプリング
7は、板厚が0.3〜1.0mmのバネ用ステンレス板
をプレスにより形成されている。そして、接合部8と連
結部9と係止部10とからなり、それぞれの間には第1
の折曲線16と第2の折曲線17とが設けられている。
係止部10は、第1の折曲線16と第2の折曲線17に
より接合部8に対してバネ性を有する構造となってい
る。11は係止部10に設けた孔である。
7は、板厚が0.3〜1.0mmのバネ用ステンレス板
をプレスにより形成されている。そして、接合部8と連
結部9と係止部10とからなり、それぞれの間には第1
の折曲線16と第2の折曲線17とが設けられている。
係止部10は、第1の折曲線16と第2の折曲線17に
より接合部8に対してバネ性を有する構造となってい
る。11は係止部10に設けた孔である。
【0014】接合部8の側縁には、折曲部12を設けて
おり、接合部8の領域内では板厚方向の外力に対して変
形しにくい構造となっている。
おり、接合部8の領域内では板厚方向の外力に対して変
形しにくい構造となっている。
【0015】図2に示したスプリング7は、折曲部12
を除く面の接合部8をバイメタル支持部材6に溶接で固
着し、係止部10の孔11をパネルピン13に嵌合させ
ている。
を除く面の接合部8をバイメタル支持部材6に溶接で固
着し、係止部10の孔11をパネルピン13に嵌合させ
ている。
【0016】本発明によれば、接合部8は、側縁を折曲
げて折曲部12が形成されているため、外力の曲げ力に
対して強く、変形しにくくなる。
げて折曲部12が形成されているため、外力の曲げ力に
対して強く、変形しにくくなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スプリン
グの接合部に折曲部を設けて外力に対して変形しにくい
形状にしたので、シャドウマスク構体の変形を防止する
ことができる。従って、シャドウマスクの孔とフェース
パネル内面の光吸収成膜および3種類の蛍光体ドット群
又はストライプ群の相対的な位置関係の乱れによるビー
ムランディングエラーを無くし、色ずれのない鮮明な画
像のカラー受像管が得られるという効果がある。
グの接合部に折曲部を設けて外力に対して変形しにくい
形状にしたので、シャドウマスク構体の変形を防止する
ことができる。従って、シャドウマスクの孔とフェース
パネル内面の光吸収成膜および3種類の蛍光体ドット群
又はストライプ群の相対的な位置関係の乱れによるビー
ムランディングエラーを無くし、色ずれのない鮮明な画
像のカラー受像管が得られるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠き斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示すスプリングの斜視図である。
【図3】従来のカラー受像管のスプリングとバイメタル
支持部材の接合部を示す一部切欠き斜視図である。
支持部材の接合部を示す一部切欠き斜視図である。
【図4】図3に示すスプリングの斜視図である。
5 フレーム 6 バイメタル支持部材 7 スプリング 8 接合部 9 連結部 10 係止部 11 孔 12 折曲部
Claims (1)
- 【請求項1】 シャドウマスク構体をフェースパネルに
スプリングを介して支持した構造のカラー受像管であっ
て、 スプリングは、一端がシャドウマスク構体に溶接して固
着され、他端がフェースパネルのパネルピンに嵌合して
支持されたものであり、 スプリングの溶接部は、補強用の折曲部を備えているこ
とを特徴とするカラー受像管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21370792A JPH0636697A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カラー受像管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21370792A JPH0636697A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カラー受像管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636697A true JPH0636697A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16643657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21370792A Pending JPH0636697A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カラー受像管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636697A (ja) |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21370792A patent/JPH0636697A/ja active Pending
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