JPH01117242A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JPH01117242A
JPH01117242A JP27307587A JP27307587A JPH01117242A JP H01117242 A JPH01117242 A JP H01117242A JP 27307587 A JP27307587 A JP 27307587A JP 27307587 A JP27307587 A JP 27307587A JP H01117242 A JPH01117242 A JP H01117242A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring member
color picture
picture tube
shadow mask
mask frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP27307587A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Kobayashi
小林 和文
Kinji Kida
木田 金治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はシャドウマスク型のカラー受像管に係リ、特に
シャドウマスクの保持構造に関するものである。
(従来の技術) カラー受像管内にシャドウマスクを支持するに当り、ス
プリング部材を用いてパネル内壁対角部に植設されたパ
ネルピンにより懸架する方法は、既知である。
例えば特公昭46−4104号公報にはシャドウマスク
をスプリング部材により、はぼ矩形状パネル窓の四隅に
固定する構造が前記されている。ここに記述されている
ようなスプリング部材を使用すると、第4図に示すよう
に温度上昇による膨張に当りシャドウマスク(18)が
蛍光体スクリーン(15)の方に若干移動し、この膨張
のため生じるシャドウマスクの孔とスクリーン(15)
上の関連する発光ドツトとの間の相対的変位に起因する
色再生誤差が補正される。
上述のような補正原理に基づいてスプリング部材を設計
する場合、まず考えられる簡単な例は第5図に示すよう
なものである。すなわち、シャドウマスク(18)を支
持しているフレーム(19)に一方が固定され、他方が
スタッドピン(22)に固定された金属板を折り曲げた
構造のスプリング部材(lO)である。しかし、この構
造ではカラー受像管の製造工程中に数回繰り返される脱
着作業において。
スプリング部材(10)が(10a)のように曲げられ
る際、折り曲げ部(101)が塑性変形してもとの形状
に戻らなくなってしまうという欠点があった。
これを改良するものとして第6図のように、フレーム(
19)に溶接された板状部の上端から下方のスタッドピ
ン(22)側にほぼくの字形に折り曲げられたスプリン
グ部材(20)が考えられた。この形状だと脱着のため
(20a)のように曲げたとき溶接点(13)の上方全
体が曲がるので、もとに戻らないような永久変形は避け
ることができる。しかし、このような連続したばね材料
を曲げ加工によって成形したスプリング部材には、外部
からの機械的衝撃に弱い欠点があることがわかった。す
なわち、第7図に示すようにパネルのスタッドピン(図
示せず)と嵌合する孔(34)の外周にピンからの力F
1が作用し、フレーム(図示せず)に溶接された面(2
03)にF工と反対向の力F2が作用する場合にスプリ
ング部材(20)の永久変形が起こりやすい、このよう
な偶力は、カラー受像管が輸送される際ときどき発生す
る。
永久変形のようすを調べてみると、上述の偶力によって
スプリング部材(20)の折り曲げ部の両端(201)
および(20,)の変形が著しいことがわかった。
すなわち、第7図のような向きの偶力がスプリング部材
(20)に加わった場合、第8図に点線で示すような変
形が起きる。この理由は、第9図に矢印で示すような弧
状の部分が曲がりやすいため、第8図の場合でみると端
部(201)は弧の半径が小さくなり、端部(20,)
は半径が大きくなるためとわかった。
更に、この端部の変形量を減少させる為に第10図のよ
うなスプリング部材が提案された。このスプリング部材
は、端部(33)、 (34)がスプリング部材(31
)と(32)の2枚張り合せとなっているため、端部の
強度は第7図に示したスプリング部材より向上する。し
かし、第10図に示したねじれ荷重F工及びF、が加わ
った場合、変形量は減少するが、第11図に示した変形
が依然として発生する。この変形量を実用上客とするた
めには、スプリング部材(31)及び(32)の板厚を
厚くしなくてはならなく、スプリング部材のバネ圧力が
大幅に増大し、カラーブラウン管の製造工程に於けるシ
ャドウマスクとパネルの脱着作業性を大きく劣化させて
しまう。
ひいては、比較的薄い板厚のシャドウマスクを変形させ
てしまうことがある。しかるに、スプリング部材の設計
としては耐衝撃性と脱着作業性の妥協設計をせざるを得
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来構造のスプリング部材では依然として
永久変形はなくすことはできず、これを軽減するために
スプリング部材のバネ圧を強くすると逆に脱着性が悪く
なるという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、脱着作業によ
る永久変形および外部衝撃によるスプリング部材の永久
変形が小さく、常に良好なビームランディング特性を得
られるカラー受像管を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、スプリング部材がパネルのスタッドピンに嵌
合する孔を有する支持部と、これよりフレーム側にあり
、この支持部のねじれを防止するための、固定部の一部
から成る切り起こし部を有した固定部とで構成され、こ
れらが端部で固着されており、固定部がマスクフレーム
あるいはマスクの周縁部に固着されている。
(作 用) スプリング部材のフレームに固定されている方にねじれ
を防止するための切り起こし部を設けたので、外部衝撃
などでスプリング部材のスタッドピン係合側がねじれて
も、切り起こし部がストッパーとなって永久変形を起こ
すまでねじれることはない。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。まず、
第3図は本発明の一実施例を示すもので、カラー受像管
は観察側から見て実質的に矩形状をなすガラスでできた
パネル(11)と、このパネル(11)に周辺で封着さ
れた漏斗状のファンネル(12)と、ファンネル(12
)の先細部分に連結されたネック(23)からなる外囲
器(14)を有している。パネル内面には赤、緑、青の
3色に発光する各色蛍光体のストライプ状のパターンか
らなる蛍光体スクリーン(15)が形成され、このスク
リーンに対向して、蛍光体を励起発光する3禾の電子ビ
ームを射出する電子銃(16)がネック(23)内に配
設される。
スクリーン(15)と電子銃(16)間には、スクリー
ンに近接して、3本の電子ビームを選択的にスクリーン
に振分ける多数のスリット状開孔(17)が穿設された
厚さ0.2mm前後の鉄またはアンバー材のシートでな
るシャドウマスク(18)が配置される。
シャドウマスクの周囲は、シャドウマスクの板厚より厚
い0.4〜1.2m++の鉄のマスクフレーム部(19
)に固定されている。スクリーン(15)、シャドウマ
スク(18)ともにほぼ矩形状をなし、第1図に示すよ
うに、矩形対角部の各対角軸に相当するマスクフレーム
部(19)の四隅の外側部にスプリング部材(50)が
溶接固着される。
スプリング部材(50)は第1図、第2図に示すように
、厚さ0.4m前後のステンレス(SUS 631)材
の2つの部材から成り立っている。支持部をなす第1の
ステンレス部材(51)は、マスクフレーム(19)の
外側壁面と平行な固定面(511)と、これに連続した
斜面(512)およびスタッドピン(22)と嵌合され
る支持孔(54)を有する支持面(513)で構成され
ている。固定部をなす第2のステンレス部材(52)は
、第1のステンレス部材(51)よりフレーム(19)
側にあり、その一端が第1のステンレス部材(51)の
固定面(511)と溶接固定されている。そして、第2
のステンレス部材(52)は数箇所においてフレーム(
19)の四隅の外周壁に溶接固定されている。
スプリング部材(閃)の詳細図を第2図に示す。
第2のステンレス部材(52)は、スタッドピン(22
)の軸をはさむ両サイドにフレーム(19)の外周壁と
の接合面からスタッドピン(22)方向へ第2のステン
レス部材(52)の一部を切り起こした2翼の突出した
切り起こし部(521)を有している。 この2翼の切
り起こし部(521)は、第2のステンレス部材(52
)とフレーム(19)との溶接点より内側に存在し、且
つこの切り起こし部(521)と第1のステンレス部材
(51)の支持面(513)の両サイド(514)の間
隔は0 、1 = 0 、5 mに保たれている。
本発明によるこのようなスプリング部材は、脱着のため
ピン軸方向へ曲げたとき第12図に示すように、第2の
ステンレス部材(52)の第1のステンレス部材(51
)との固定部付近の一部も反るように曲がるため、特定
の部位に応力が集中せず永久変形が起きない。
また、外部衝撃によって、第13図のような、すなわち
カラー受像管の観察窓の水平軸方向の衝撃に対して1例
えば、スプリング部材の軸方向に力F工t F2が働い
た場合、第1と第2のステンレス部材(51)、 (5
2)の溶接固定部(55)では圧縮力、他方の端の部分
(56)では引張り力が生じることになる。
しかしながら、第1のステンレス部材(51)の両サイ
ド部(514)の0.1〜0.5閣の近傍に、第2のス
テンレス部材(52)の切り起こし部(521)が設け
て′あるため、スプリング部材の最大ねじれ変位が阻止
される。従って、衝撃によって起きる永久変形も小さく
なる。
また、第1図に示すように、ねじれ防止部(521)は
、第2のステンレス部材(52)の中央部分を切り起こ
しているため、溶接点(522)を切り起こし部の外周
部に設けることができ、スプリング部材(50)の両サ
イドからの溶接が容易な上に、充分な溶接強度が得られ
る。本発明者等の21型90°カラー受像管の実験によ
れば、従来構造の例えば、第9図の形状のスプリング部
材を用いた場合をA、第10図の形状のスプリング部材
を用いた場合をB、及び本発明による第13図の形状の
スプリング部材を用いた場合をCとし、カラー受像管を
試作し、蛍光体ストライプスクリーンの垂直方向(観察
窓の水平方向)に、落下による衝撃を加えてテストした
ビームランディングの変形は以下のようになる。
従来品Aでは  105− 従来品Bでは  60μs 本発明Cでは  22μs  であった。
尚、この実験に用いたスプリング部材は、3者全てSO
36313/4H1厚さ0.4nmを使用した。
本発明による他の実施例は、第13図における第1のス
テンレス部材(51)の厚さを0.4mm、第2のステ
ンレス部材(52)の厚さを0.5mmというように、
第2のステンレス部材(52)の方を少し厚くするもの
である。このようにすると**に対する強度を向上させ
ることができ、しかも、脱着時に第1のステンレス部材
を曲げるのに要する力はあまり増加しないので、脱着作
業をやりにくくすることがない。但し、第2のステンレ
ス部材(52)をあまり厚くすると、第5図に示すよう
な従来のスプリング部材の場合と同様に、脱着時に永久
変形が生じてしまう。実験によれば、第2のステンレス
部材の厚さが第1のステンレス部材の厚さの1ないし2
倍の範囲であれば脱着時の永久変形が少ないことがわか
った。この範囲であれば十分なる機械的強度を保ちつつ
永久変形を起さないものである。
本発明のさらに他の実施例は、第14図に示すような構
造のものである。すなわち、切り起こし部に相当する部
分(621)が第2のステンレス部材(62)とは別の
独立した部材から成り、溶接等にて固定されているもの
である。
なお1以上はコーナーで支持する方式について説明した
が、熱膨張に対する補正を行なうことはフレームの辺の
中間部で支持する方式においても可能であって、そのよ
うな方式であっても本発明が適用できることは言うまで
もない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は第1の部材と第2の部材を互い
に一端で溶液面、定し、第2の部材の一部から成る切り
起こし部を設けたことで、これをフレームまたはマスク
周縁部に固着する生産工程での生産性2作業性が良好と
なる上に、脱着作業による永久変形や外部衝撃による永
久変形が小さく常に良好なビームランディング特性を保
つカラー受像管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のスプリング部材の斜視図、
第2図は本発明によるスプリング部材の詳細図、第3図
は本発明の一実施例を示すカラー受像管の一部断面図、
第4図は熱膨張による補正原理を説明する図、第5図お
よび第6図は従来のスプリング部材を示す断面図、第7
図は従来のスプリング部材の斜視図、第8図は従来のス
プリング部材の変形を示す正面図、第9図は従来のスプ
リング部材の曲げ加工部の拡大図、第10図は他の従来
のスプリング部材の斜視図、第11図は他の従来のスプ
リング部材の変形を示す図、第12図はシャドウマスク
の脱着時の状態を示す一部断面図、第13図は本発明に
よるスプリング部材の斜視図、第14図は本発明の他の
実施例のスプリング部材の斜視図である。 (IOL (20)、 (30)、 (50)、 (6
0)・・・スプリング部材(11)・・・パネル   
   (12)・・・ファンネル(15)・・・蛍光体
スクリーン (18)・・・シャドゥマスク(19)・
・・マスクフレーム  (22)・・・スタッドピン(
23)・・・ネック (51)、 (61)・・・第1のステンレス部材(5
2)、 (62)・・・第2のステンレス部材(521
)、 (621)・・・ねじれ防止部代理人 弁理士 
 則 近 憲 佑 同     竹 花 喜久男 第  3 図 ゛・、 第  4 図 第  5  図            第  。  
。 第  7 図      第  8 図     第 
 9 図第12図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に矩形状のパネルと漏斗状のファンネルと
    ネックとが連接された外囲器と、前記パネル内面に形成
    された蛍光体スクリーンと、前記ネックに内設され前記
    スクリーンを励起発光せしめる複数の電子ビームを射出
    する電子銃と、前記スクリーンと前記電子銃の間にあっ
    て前記スクリーンに近接対向して配置され、多数の開孔
    が配列されてなる実質的に矩形状のシャドウマスクと、
    前記シャドウマスクをその周囲で保持する矩形枠状のマ
    スクフレーム部を有し、前記マスクフレーム部をスプリ
    ング部材を介して、前記パネルの側壁部内面に植設され
    たスタッドピンに係止するカラー受像管において、前記
    スプリング部材は、前記マスクフレーム部に固定される
    固定部と、前記スタッドピンと嵌合する支持孔を有する
    支持部とからなり、前記固定部と前記支持部が溶接また
    は折り曲げにより連結されており、かつ前記固定部は、
    前記支持部のねじれを防止するための、前記固定部の一
    部から成る切り起こし部を有していることを特徴とする
    カラー受像管。
  2. (2)前記固定部と、前記切り起こし部は独立した部材
    から形成されている特許請求の範囲第1項記載のカラー
    受像管。
  3. (3)前記切り起こし部は、前記固定部と前記マスクフ
    レーム部との溶接点より内側にある特許請求の範囲第1
    項記載のカラー受像管。
  4. (4)前記スプリング部材は、前記マスクフレーム部の
    四隅の外側壁に固定されている特許請求の範囲第1項記
    載のカラー受像管。
  5. (5)前記切り起こし部が、前記支持部の側面の内側に
    ある特許請求の範囲第1項記載のカラー受像管。
JP27307587A 1987-10-30 1987-10-30 カラー受像管 Pending JPH01117242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5416377A (en) * 1991-12-06 1995-05-16 Samsung Display Device Co., Ltd. Shadow mask assembly used in color cathode ray tube

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5416377A (en) * 1991-12-06 1995-05-16 Samsung Display Device Co., Ltd. Shadow mask assembly used in color cathode ray tube

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