JPS6113344B2 - - Google Patents
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- JPS6113344B2 JPS6113344B2 JP13044376A JP13044376A JPS6113344B2 JP S6113344 B2 JPS6113344 B2 JP S6113344B2 JP 13044376 A JP13044376 A JP 13044376A JP 13044376 A JP13044376 A JP 13044376A JP S6113344 B2 JPS6113344 B2 JP S6113344B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/073—Mounting arrangements associated with shadow masks
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カラー陰極線管に係り、特に前記カ
ラー陰極線管の硝子容器内に選択電極(シヤドウ
マスク等)を固着させるバイメタル部材と、弾性
部材を係止孔部面のみにて相互に重ね合わせ、前
記各々の部材を分離構成して作用効果を得るよう
にしたことを特徴とする弾性係止構体に関するも
のである。
ラー陰極線管の硝子容器内に選択電極(シヤドウ
マスク等)を固着させるバイメタル部材と、弾性
部材を係止孔部面のみにて相互に重ね合わせ、前
記各々の部材を分離構成して作用効果を得るよう
にしたことを特徴とする弾性係止構体に関するも
のである。
従来の前記バイメタル部材からなる弾性係止部
材1の構造は、第1図aに示す如く、金属細条全
体を長手方向に異なる金属よりなる2種の細条に
より所謂ラテラル形バイメタル部材を構成してい
る。
材1の構造は、第1図aに示す如く、金属細条全
体を長手方向に異なる金属よりなる2種の細条に
より所謂ラテラル形バイメタル部材を構成してい
る。
即ち金属2は、約13重量%のクローム及び8重
量%のニツケルを含有し、170×10-7程度の熱膨
脹係数を有するステンレス鋼(主成分クローム/
ニツケル鋼)と、金属3は、64重量%の鉄及び36
重量%のニツケルより成る熱膨脹係数が約0のイ
ンバーを以つて構成する。そして金属2及び金属
3の幅狭側面を溶接6し、又この弾性係止部材1
には、係止孔7をあけ、この係止孔7を、硝子容
器の内壁部に植設したパネルピンに嵌合せしめ
る。更に金属3の幅広端部には、2個の端止4,
5を設ける。第1図bは、第1図aの−′線
に沿つた断面図を示すものである。
量%のニツケルを含有し、170×10-7程度の熱膨
脹係数を有するステンレス鋼(主成分クローム/
ニツケル鋼)と、金属3は、64重量%の鉄及び36
重量%のニツケルより成る熱膨脹係数が約0のイ
ンバーを以つて構成する。そして金属2及び金属
3の幅狭側面を溶接6し、又この弾性係止部材1
には、係止孔7をあけ、この係止孔7を、硝子容
器の内壁部に植設したパネルピンに嵌合せしめ
る。更に金属3の幅広端部には、2個の端止4,
5を設ける。第1図bは、第1図aの−′線
に沿つた断面図を示すものである。
第1図cは、第1図aに示す構造の弾性係止部
材をカラー陰極線管の硝子容器例えばパネル13
に適用した例を示す要部拡大説明図であり、弾性
係止部材1を支持枠9の隅部の周りに設け、これ
を溶接位置11で適正位置に固定する。前記支持
枠9は、内向きフランジ10を具備すると共に、
シヤドウマスク8等からなるシヤドウマスク構体
20を形成する。端子片4及び5は、支持枠9の
端縁に沿つて曲げ、前記支持枠9のフランジ10
の下側面(背面)に溶接する。斯様にして、弾性
係止部材1とシヤドウマスク構体20の接合は極
めて強固なものとなる。また係止孔7はパネル1
3に植設したパネルピン12に嵌合している。こ
の様な構造に於て金属2の熱膨脹係数は、金属3
のそれよりも大きいためこの様な構造の弾性係止
部材1を加熱すると、第1図に示す配線のように
屈曲する。即ちシヤドウマスク8を受像スクリー
ンの方向に移動させることになる。しかしながら
前記構造を有する弾性係止部材を使用した大型カ
ラー受像管(例えば25Vサイズ以上)に於ては、
選択電極例えばシヤドウマスク構体20の重量が
大となるためこの重量に対する重量支持及び衝撃
等に弱いという欠点があつた。
材をカラー陰極線管の硝子容器例えばパネル13
に適用した例を示す要部拡大説明図であり、弾性
係止部材1を支持枠9の隅部の周りに設け、これ
を溶接位置11で適正位置に固定する。前記支持
枠9は、内向きフランジ10を具備すると共に、
シヤドウマスク8等からなるシヤドウマスク構体
20を形成する。端子片4及び5は、支持枠9の
端縁に沿つて曲げ、前記支持枠9のフランジ10
の下側面(背面)に溶接する。斯様にして、弾性
係止部材1とシヤドウマスク構体20の接合は極
めて強固なものとなる。また係止孔7はパネル1
3に植設したパネルピン12に嵌合している。こ
の様な構造に於て金属2の熱膨脹係数は、金属3
のそれよりも大きいためこの様な構造の弾性係止
部材1を加熱すると、第1図に示す配線のように
屈曲する。即ちシヤドウマスク8を受像スクリー
ンの方向に移動させることになる。しかしながら
前記構造を有する弾性係止部材を使用した大型カ
ラー受像管(例えば25Vサイズ以上)に於ては、
選択電極例えばシヤドウマスク構体20の重量が
大となるためこの重量に対する重量支持及び衝撃
等に弱いという欠点があつた。
第2図も、従来のカラー陰極線管の要部拡大説
明用斜視図でありカラー陰極線管の硝子容器例え
ばパネル21内面には、3色蛍光体(赤、緑、
青)23が被着形成され、且つパネル21の内側
壁面には、係止ピン22が植設されている。一方
シヤドウマスク構体20は、支持枠241に、シ
ヤドウマスク25を固着形成して成る。図に於て
242はフランジである。またシヤドウマスク2
5の熱膨脹による変位の補償を行うよう金属即
ち、低熱膨脹金属Ni36%、Fe64%、高熱膨脹金
属Ni22%、Cr3%、Fe75%を貼合せたバイメタル
部材26を支持枠241に溶接支持する。図で
は、高熱膨脹金属側を支持枠241に合せ溶接し
ている。次に弾性係止部材27の一端部を前記バ
イメタル部材26上に合せ溶接固定し、弾性係止
部材の他端部近傍に設けた係止孔27aを係止ピ
ン22に嵌合して、シヤドウマスク構体20を懸
架固定する。
明用斜視図でありカラー陰極線管の硝子容器例え
ばパネル21内面には、3色蛍光体(赤、緑、
青)23が被着形成され、且つパネル21の内側
壁面には、係止ピン22が植設されている。一方
シヤドウマスク構体20は、支持枠241に、シ
ヤドウマスク25を固着形成して成る。図に於て
242はフランジである。またシヤドウマスク2
5の熱膨脹による変位の補償を行うよう金属即
ち、低熱膨脹金属Ni36%、Fe64%、高熱膨脹金
属Ni22%、Cr3%、Fe75%を貼合せたバイメタル
部材26を支持枠241に溶接支持する。図で
は、高熱膨脹金属側を支持枠241に合せ溶接し
ている。次に弾性係止部材27の一端部を前記バ
イメタル部材26上に合せ溶接固定し、弾性係止
部材の他端部近傍に設けた係止孔27aを係止ピ
ン22に嵌合して、シヤドウマスク構体20を懸
架固定する。
このような状態に於いての、カラー陰極線管の
動作時の現象は、電子銃より発する電子ビーム
(実線矢印方向)28がシヤドウマスク25に射
突するエネルギーで発生する熱によつて、シヤド
ウマスク25は、2本実線矢印29方向即ち管軸
線に対し水平方向に膨張移動を起こす。
動作時の現象は、電子銃より発する電子ビーム
(実線矢印方向)28がシヤドウマスク25に射
突するエネルギーで発生する熱によつて、シヤド
ウマスク25は、2本実線矢印29方向即ち管軸
線に対し水平方向に膨張移動を起こす。
この移動による蛍光体とシヤドウマスクの位置
ずれを正規の位置に補正する為に、シヤドウマス
ク25に発生する熱が、支持枠241、バイメタ
ル26へと伝導し、係止ピン22に嵌合されてい
る係止孔27a部を、主軸としてバイメタル部材
26の変形量が管軸方向即ち垂直方向に移動し
て、実質上は動作時前の位置関係と同じになり、
所定の電子ビーム軌線上に前記各蛍光体をもつて
くる効果を得ることができる。しかしこの構造で
は一枚の弾性係止部材27を3〜4箇所の固定に
よつてシヤドウマスク構体20を懸架固定するの
で、例えば、画面サイズの大型化(22吋〜26吋)
になると、機械的保持力の不足と、蛍光面23と
シヤドウマスク25の等間隔値に弾性係止部材2
7の平板部の捻れ等が生じる為に温度補償補正を
行うことが出来なかつた。
ずれを正規の位置に補正する為に、シヤドウマス
ク25に発生する熱が、支持枠241、バイメタ
ル26へと伝導し、係止ピン22に嵌合されてい
る係止孔27a部を、主軸としてバイメタル部材
26の変形量が管軸方向即ち垂直方向に移動し
て、実質上は動作時前の位置関係と同じになり、
所定の電子ビーム軌線上に前記各蛍光体をもつて
くる効果を得ることができる。しかしこの構造で
は一枚の弾性係止部材27を3〜4箇所の固定に
よつてシヤドウマスク構体20を懸架固定するの
で、例えば、画面サイズの大型化(22吋〜26吋)
になると、機械的保持力の不足と、蛍光面23と
シヤドウマスク25の等間隔値に弾性係止部材2
7の平板部の捻れ等が生じる為に温度補償補正を
行うことが出来なかつた。
本発明は、これらの欠点を除去し優れた作用効
果並びに特性効果を有する弾性係止構体を有する
カラー陰極線管を提供するものである。
果並びに特性効果を有する弾性係止構体を有する
カラー陰極線管を提供するものである。
第3図及び第4図によりその詳細を説明する。
第3図は、本発明のカラー陰極線管の一実施例
に適応する複合の弾性係止構体を示す斜視図であ
る。即ち弾性係止構体30は、弾性部材31と、
バイメタル部材32とからなり、前記弾性部材3
1は例えばFeを主成分とし、これにNi18%、Cr8
%、C0.08%、を加えた合金であり、他のバイメ
タル部材32は、高熱膨脹金属32aと低膨脹金
属32bとが一体に接合されていて、前記高熱膨
張金属32aは例えばFeを主成分とし、これに
Ni21〜23%、Mn0.5〜1.0%、Cr3〜4.5%、を加
えた合金であり、低膨脹金属32bは、例えば
Feを主成分としこれにNi35〜37%、Mn0.5〜1.0
%、を加えた合金からなつている。これら部材3
1,32を複数個所に於て折曲成形することによ
り、機械的に、弾性力を発揮するよう構成し、シ
ヤドウマスク構体を硝子容器例えばパネルに植設
してある係止ピンに固定保持するようにしてあ
る。
に適応する複合の弾性係止構体を示す斜視図であ
る。即ち弾性係止構体30は、弾性部材31と、
バイメタル部材32とからなり、前記弾性部材3
1は例えばFeを主成分とし、これにNi18%、Cr8
%、C0.08%、を加えた合金であり、他のバイメ
タル部材32は、高熱膨脹金属32aと低膨脹金
属32bとが一体に接合されていて、前記高熱膨
張金属32aは例えばFeを主成分とし、これに
Ni21〜23%、Mn0.5〜1.0%、Cr3〜4.5%、を加
えた合金であり、低膨脹金属32bは、例えば
Feを主成分としこれにNi35〜37%、Mn0.5〜1.0
%、を加えた合金からなつている。これら部材3
1,32を複数個所に於て折曲成形することによ
り、機械的に、弾性力を発揮するよう構成し、シ
ヤドウマスク構体を硝子容器例えばパネルに植設
してある係止ピンに固定保持するようにしてあ
る。
次に第3図の弾性係止構体の構造を更に詳述す
ると、弾性部材31は固定部31c、弾性力部3
1b及び係止部31aとからなり、この弾性部材
31に沿つて、バイメタル部材32が配設されて
おり、前記弾性部材31とバイメタル部材32の
共通部分は、係止部31a,21と固定部31
c,323であり、この両部に於て互いに溶接等
によつて固着されている。前記バイメタル部材3
2の保持力部322は、V字状をなし、バイメタ
ル部材構体を確実且つ正確に係止保持するよう機
械的強度を重視した設計構造をなしている。係止
部31a,321の固着部には、係止孔33が穿
孔してあり、また係止部31a,321部は折曲
げ部34を基準として、点線図の如く移動するよ
うになり、バイメタル部材32の保持力部322
のV字形の一部は、固定部31c,322の面に
対し、若干角度θの逃げ角を設けてある。
ると、弾性部材31は固定部31c、弾性力部3
1b及び係止部31aとからなり、この弾性部材
31に沿つて、バイメタル部材32が配設されて
おり、前記弾性部材31とバイメタル部材32の
共通部分は、係止部31a,21と固定部31
c,323であり、この両部に於て互いに溶接等
によつて固着されている。前記バイメタル部材3
2の保持力部322は、V字状をなし、バイメタ
ル部材構体を確実且つ正確に係止保持するよう機
械的強度を重視した設計構造をなしている。係止
部31a,321の固着部には、係止孔33が穿
孔してあり、また係止部31a,321部は折曲
げ部34を基準として、点線図の如く移動するよ
うになり、バイメタル部材32の保持力部322
のV字形の一部は、固定部31c,322の面に
対し、若干角度θの逃げ角を設けてある。
第4図は本発明のカラー陰極線管の一実施例を
示す要部拡大説明用斜視図である。次に図によつ
て詳細に説明する。即ち硝子容器21内面に3色
蛍光体(赤、緑、青)からなる蛍光面23が被着
形成されて、且つ、硝子容器21の内側壁面に係
止ピン22が植設されている。一方シヤドウマス
ク構体20は、支持枠241に、シヤドウマスク
25が固着形成されている。しかる後シヤドウマ
スク25の加熱による移動補償を行う要素を考慮
し、第3図の弾性係止構体30を係止ピン22に
係止孔33を嵌合させて位置決めをして、蛍光面
23とシヤドウマスク25の所望間隔を設定後、
前記支持枠241に、弾性係止構体30を固定
し、シヤドウマスク構体20を硝子容器21に懸
架固定する。このように弾性係止構体30は弾性
部材31を有するためシヤドウマスク構体の懸架
支持強度は充分となる。このようなカラー陰極線
管の動作豪の現象は、電子銃(図示せず)より発
する電子ビーム(実線矢印方向)28がシヤドウ
マスク25に射突するエネルギーで発する熱によ
り、シヤドウマスク25は管軸線方向に対し、水
平方向即ち2本実線矢印方向29に膨張動を起こ
し、シヤドウマスク25の電子ビーム通過孔と、
蛍光面23の3色蛍光体(赤、緑、青)の一致す
る点がずれを起こし、彩画像の色ずれの現象をも
たらす。ところがシヤドウマスク25の温度が支
持枠241を介して弾性係止構体30のバイメタ
ル部材に電導して、管軸(実線矢印)41方向に
前記弾性構体30を介してシヤドウマスク25が
移動し正規の位置関係に温度補償舗正を容易且つ
正確に行うことが出来る。その結果カラー陰極線
管に於いて、()機械構造的な立場より特に大
型管(22吋〜26吋)に於けるシヤドウマスク構体
20の重量化に対しても懸架支持が弾性係止構体
30の二重梁構造による保持力の強化によつて捻
れ防止、係止孔33部の肉厚化(テーパ状)嵌合
によつての面接合固定で確実に固定化出来ると云
う利点も生じ高精度にシヤドウマスク構体20を
懸架出来た。()動作時の熱によるバイメタル
部材32の温度補償補正の作用効果によつて画像
の色彩ズレを防止することが容易となり品質向上
化に寄与出来た。()組立製造工程に於ける熱
歪除去工程、黒鉛塗布液付着工程、蛍光膜露光形
成工程等の繰返し、取付け取外し作業6回の再現
性が可能となり、高精度位置関係の組立てが出来
るようになり、総合的にカラー陰極線管の品質向
上忠実な色彩画像を得ることが出来た。
示す要部拡大説明用斜視図である。次に図によつ
て詳細に説明する。即ち硝子容器21内面に3色
蛍光体(赤、緑、青)からなる蛍光面23が被着
形成されて、且つ、硝子容器21の内側壁面に係
止ピン22が植設されている。一方シヤドウマス
ク構体20は、支持枠241に、シヤドウマスク
25が固着形成されている。しかる後シヤドウマ
スク25の加熱による移動補償を行う要素を考慮
し、第3図の弾性係止構体30を係止ピン22に
係止孔33を嵌合させて位置決めをして、蛍光面
23とシヤドウマスク25の所望間隔を設定後、
前記支持枠241に、弾性係止構体30を固定
し、シヤドウマスク構体20を硝子容器21に懸
架固定する。このように弾性係止構体30は弾性
部材31を有するためシヤドウマスク構体の懸架
支持強度は充分となる。このようなカラー陰極線
管の動作豪の現象は、電子銃(図示せず)より発
する電子ビーム(実線矢印方向)28がシヤドウ
マスク25に射突するエネルギーで発する熱によ
り、シヤドウマスク25は管軸線方向に対し、水
平方向即ち2本実線矢印方向29に膨張動を起こ
し、シヤドウマスク25の電子ビーム通過孔と、
蛍光面23の3色蛍光体(赤、緑、青)の一致す
る点がずれを起こし、彩画像の色ずれの現象をも
たらす。ところがシヤドウマスク25の温度が支
持枠241を介して弾性係止構体30のバイメタ
ル部材に電導して、管軸(実線矢印)41方向に
前記弾性構体30を介してシヤドウマスク25が
移動し正規の位置関係に温度補償舗正を容易且つ
正確に行うことが出来る。その結果カラー陰極線
管に於いて、()機械構造的な立場より特に大
型管(22吋〜26吋)に於けるシヤドウマスク構体
20の重量化に対しても懸架支持が弾性係止構体
30の二重梁構造による保持力の強化によつて捻
れ防止、係止孔33部の肉厚化(テーパ状)嵌合
によつての面接合固定で確実に固定化出来ると云
う利点も生じ高精度にシヤドウマスク構体20を
懸架出来た。()動作時の熱によるバイメタル
部材32の温度補償補正の作用効果によつて画像
の色彩ズレを防止することが容易となり品質向上
化に寄与出来た。()組立製造工程に於ける熱
歪除去工程、黒鉛塗布液付着工程、蛍光膜露光形
成工程等の繰返し、取付け取外し作業6回の再現
性が可能となり、高精度位置関係の組立てが出来
るようになり、総合的にカラー陰極線管の品質向
上忠実な色彩画像を得ることが出来た。
前記実施例に於ては弾性部材、バイメタル部材
などに関し、種々の成分のものを記載したが、こ
れに限定されるものではなく、また弾性部材とバ
イメタル部材は係止部と固着部にて固定され、こ
の両部材間にV字形空間をもたせるようにした
が、両部材は係止部のみを固着し、固着部を別々
とし、またV字形空間に限定されるものでないこ
とは説明する迄もない。即ち例えば固着部を係止
部に対し両側にくるようにする構造やバイメタル
部材を支持枠に固着し、弾性部材をフランジに設
けたりしても同様な効果が期待出来ることは勿論
であり更にシヤドウマスク構体の代りに他の選択
電極を有するものにも適用出来ることは論じる迄
もない。
などに関し、種々の成分のものを記載したが、こ
れに限定されるものではなく、また弾性部材とバ
イメタル部材は係止部と固着部にて固定され、こ
の両部材間にV字形空間をもたせるようにした
が、両部材は係止部のみを固着し、固着部を別々
とし、またV字形空間に限定されるものでないこ
とは説明する迄もない。即ち例えば固着部を係止
部に対し両側にくるようにする構造やバイメタル
部材を支持枠に固着し、弾性部材をフランジに設
けたりしても同様な効果が期待出来ることは勿論
であり更にシヤドウマスク構体の代りに他の選択
電極を有するものにも適用出来ることは論じる迄
もない。
第1図aは従来のカラー陰極線管に適応する弾
性係止部材の平面図、第1図bは第1図aの−
線に沿つて切断した断面図、第1図cは第1図
aの弾性係止構体をシヤドウマスク構体及びカラ
ー陰極線管に係止した状態を示す要部拡大説明
図、第2図は従来の他のカラー陰極線管の要部拡
大斜視図、第3図は本発明のカラー陰極線管の一
実施例に適応する弾性係止構体の斜視図、第4図
は第3図の弾性係止構体をカラー陰極線管に組込
み設置した状態を示す要部拡大斜視図である。 1……弾性係止部材、13,21……硝子容
器、20……シヤドウマスク構体、26,32…
…バイメタル部材、30……弾性係止構体、31
……弾性部材。
性係止部材の平面図、第1図bは第1図aの−
線に沿つて切断した断面図、第1図cは第1図
aの弾性係止構体をシヤドウマスク構体及びカラ
ー陰極線管に係止した状態を示す要部拡大説明
図、第2図は従来の他のカラー陰極線管の要部拡
大斜視図、第3図は本発明のカラー陰極線管の一
実施例に適応する弾性係止構体の斜視図、第4図
は第3図の弾性係止構体をカラー陰極線管に組込
み設置した状態を示す要部拡大斜視図である。 1……弾性係止部材、13,21……硝子容
器、20……シヤドウマスク構体、26,32…
…バイメタル部材、30……弾性係止構体、31
……弾性部材。
Claims (1)
- 1 カラー陰極線管の硝子容器内面に対設した選
択電極と、前記選択電極の所望部に固着される固
着部と前記硝子容器内面に植設した係止ピンに嵌
合される係止部を有しかつ弾性部材およびバイメ
タル部材とから成る弾性係止構体とを具備してな
るカラー陰極線管において、前記弾性係止構体の
弾性部材とバイメタル部材は前記係止部と固着部
で固着され、前記弾性部材は係止部と固着部間に
弾性力部を有し、前記バイメタル部材はその係止
部と固着部間に保持力部を有し、前記と弾性力部
と保持力部との間に空間を形成することを特徴と
するカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13044376A JPS5356963A (en) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | Color cathode-ray tube |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13044376A JPS5356963A (en) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | Color cathode-ray tube |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5356963A JPS5356963A (en) | 1978-05-23 |
JPS6113344B2 true JPS6113344B2 (ja) | 1986-04-12 |
Family
ID=15034356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13044376A Granted JPS5356963A (en) | 1976-11-01 | 1976-11-01 | Color cathode-ray tube |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5356963A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836468U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-09 | 日本精機株式会社 | 積算計 |
JPS61185842A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-19 | Nec Corp | カラ−受像管 |
JP2534206B2 (ja) * | 1987-12-03 | 1996-09-11 | 三菱電機株式会社 | シヤドウマスク構体 |
-
1976
- 1976-11-01 JP JP13044376A patent/JPS5356963A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5356963A (en) | 1978-05-23 |
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