JPH0636422B2 - 半導体装置の製造方法及びその製造方法に使用するリードフレーム並びに前記製造方法に使用するずらせ変位装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及びその製造方法に使用するリードフレーム並びに前記製造方法に使用するずらせ変位装置

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JPH0636422B2
JPH0636422B2 JP63184283A JP18428388A JPH0636422B2 JP H0636422 B2 JPH0636422 B2 JP H0636422B2 JP 63184283 A JP63184283 A JP 63184283A JP 18428388 A JP18428388 A JP 18428388A JP H0636422 B2 JPH0636422 B2 JP H0636422B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、第1図及び第2図に示すように、一つの半導
体チップ1に対して、当該半導体チップ1を挟むように
して少なくとも一本のリード端子2と、少なくとも一本
ののリード端子3とを接続(ダイボンディング)し、こ
れらの全体を、合成樹脂のモールド部4にてパッケージ
して成る半導体装置において、その製造方法、及び、そ
の製造方法に使用するリードフレーム、並びに、前記半
導体装置の製造方法に使用するずらせ変位装置に関する
ものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来、この種の半導体装置の製造は、第11図に示すよ
うに、一方のリード端子2を適宜間隔Pで一体的に造形
した第1リードフレームAと、他方のリード端子3を適
宜間隔Pで一体的に造形した第2リードフレームBとの
二本のリードフレームを使用し、これら両リードフレー
ムA,Bを平行に並べた状態で長手方向に移送する途次
において、先づ、第1リードフレームAにおける各リー
ド端子2に、第12図に示すように、半導体チップ1を
ダイボンディングし、次いで、この各半導体チップ1
に、第13図に示すように、前記第2リードフレームB
における各リード端子3を重ねてダイボンディングし、
これら全体を合成樹脂のモールド部4にてパッケージし
たのち、各リード端子2,3を、両リードフレームA,
Bから切り放すような工程を採用していた。
しかし、この製造方法は、二本のリードフレームA,B
を使用するので、材料に無駄が多いことに加えて、前記
製造工程の途中において、両リードフレームA,Bにお
ける各リード端子2,3に曲がり変形し易いので、不良
品の発生率が高く、製造コストが大幅に増大するのであ
った。
そこで、先行技術としての特開昭62−35549号公
報は、第14図に示すように、一本のリードフレームC
において、その長手方向に適宜間隔Pで配設したセクシ
ョンバーC3にて連結した両フレーム枠C1,C2に、
長さの長いリード端子2と、長さの短いリード端子3と
をリードフレームCの長手方向に並べて一体的に造形
し、短いリード端子3の先端に半導体チップ1をダイボ
ンディングし、次いで、長いリード端子2の先端を、折
り曲げ線C4に沿って当該長いリード端子2の先端が、
前記短いリード端子3の先端に予めダイボンディングさ
れている半導体チップ1に対して重なるように横向きに
折り曲げしたのち、この長いリード端子2の先端を半導
体チップ1にダイボンディングし、合成樹脂製のモール
ド部4にてパッケージし、最後に、各リード端子2,3
をリードフレームCから切り放すようにした製造方法を
提案している。
この方法は、前記第11図〜第13図に示す従来の方法
に比べて、一本のリードフレームCを使用するために、
材料の無駄を少なくでき、且つ、製造工程中において各
リード端子2,3の曲がり変形が少なくて、不良品の発
生率が低い等の利点を有する。
しかし、その反面、両リード端子2,3のうち一方のリ
ード端子2の長さを、その先端を横向きに折り曲げる分
だけ長くしなければならないから、製品半導体装置の重
量が増大するのであり、しかも、両リード端子2,3
が、製品半導体装置の平面視において、横方向に二本並
んだ形態になるので、製品半導体装置の横幅寸法(S)
が大きくなるのであった。
その上、この先行技術の方法は、リードフレームCを、
その長手方向に移送する途次において、両リード端子
2,3のうち長い方の各端子2を横向きに折り曲げるた
めの工程を必要とするために、リードフレームCの移送
速度を遅くしなければならないのであり、加えて、各セ
クションバーC3間の間隔Pを、長いリード端子2の先
端を横向きに折り曲げる分だけ広くしなければならず、
リードフレームCの単位長さ当たりに製造することがで
きる製品の数量が少なくなるから、前記リードフレーム
Cの移送速度を遅くしなければならないことと相俟っ
て、製品の生産性が低く、製造コストが嵩むのであっ
た。
本発明は、これらの問題を解消した半導体装置の製造方
法を提供することを第1の目的とする。また、第2の目
的は、前記の製造方法の実施に適するリードフレームを
提供することにあり、更にまた、第3の目的は、前記の
製造方法の実施に適したずらせ変位装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため請求項1の製造方法は、「一本
のリードフレームにおいて、長手方向に沿って適宜間隔
で配設のセクションバーにて連結した両フレーム枠に、
内向きに延びるリード端子を、両フレーム枠のうち一方
のフレーム枠におけるリード端子と他方のフレーム枠に
おけるリード端子とがリードフレームの長手方向に並ぶ
ように造形し、このリードフレームの長手方向への移送
中に、前記一方のフレーム枠における各リード端子に半
導体チップをダイボンデイングし、次いで、前記両フレ
ーム枠をリードフレームの長手方向に、前記他方のフレ
ーム枠における各リード端子が前記半導体チップに重な
るように互いにずらせ変位したのち、当該他方のフレー
ム枠における各リード端子を前記半導体チップにダイボ
ンデイングする。」 ことにした。
また、請求項2は、前記請求項1に使用するリードフレ
ームとして、 「長手方向に沿って適宜間隔で配設のセクションバーに
て連結した両フレーム枠に、内向きに延びるリード端子
を、両フレーム枠のうち一方のフレーム枠におけるリー
ド端子と他方のフレーム枠におけるリード端子とがリー
ドフレームの長手方向に並ぶようにして造形して成るリ
ードフレームにおいて、前記各セクションバーの両フレ
ーム枠に対する付け根部に、幅狭のくびれ部を設け
る。」 と言う構成にした。
更にまた、請求項3は、前記請求項1の方法において、
リードフレームを、その両フレーム枠を互いにリードフ
レームの長手方向にずらせ変位するための装置として、 「長手方向に沿って適宜間隔で配設のセクションバーに
て連結した両フレーム枠に、内向きに延びるリード端子
を、両フレーム枠のうち一方のフレーム枠におけるリー
ド端子と他方のフレーム枠におけるリード端子とがリー
ドフレームの長手方向に並ぶようにして造形して成るリ
ードフレームの移送経路に、大径の送りホイール及び小
径の送りホイールを、当該両送りホイールのうち大径の
送りホイールの外周面に前記一方のフレーム枠が、小径
の送りホイールの外周面に前記他方のフレーム枠が各々
適宜長さにわたって接触するように配設し、これら両送
りホイールの周速度を同じにする一方、前記小径の送り
ホイールを、その外周面が大径の送りホイールの外周面
により突出するように配設する。」 と言う構成にした。
〔発明の作用・効果〕
本発明の製造方法は、請求項1のように、両フレーム枠
の間をセクションバーにて連結して成る一本のリードフ
レームを使用するものでありながら、該リードフレーム
における両フレーム枠を、リードフレームの長手方向に
ずらせ変位することにより、他方のフレーム枠における
リード端子を、一方のフレーム枠におけるリード端子に
予めダイボンデイングされている半導体チップに重ねる
ようにしたもので、一方のフレーム枠におけるリード端
子と、他方のフレーム枠におけるリード端子とが、製品
半導体装置の平面視において、前記先行技術のように横
方向に並ぶことはなく、一直線状に並ぶことになるか
ら、製品半導体装置における幅寸法を縮小できるのであ
り、しかも、一方のフレーム枠におけるリード端子の長
さを、前記先行技術のように長くする必要がないから、
前記幅寸法の縮小と相俟って、半導体装置の小型・軽量
化を図ることができるのである。
その上、本発明の製造方法によると、前記した先行技術
のように、リード端子を横向きに折り曲げる加工を必要
としないから、リードフレームの移送速度を早くするこ
とができると共に、各リード端子の間の間隔を、先行技
術の場合よりも狭くして、リードフレームの単位長さ当
たりの製品の数量を増大することができるから、生産性
の向上、延いては、製造コストの低減を達成できるので
ある。
一方、前記の製造方法において、両フレーム枠をリード
フレームの長手方向にずらせ変位したとき、両フレーム
枠の間を連結するセクションバーには、曲げ応力が作用
する。この場合において、前記セクションバーにおける
幅寸法が、当該セクションバーの長さ方向の全体にわた
って同じであると、セクションバーに作用する曲げ応力
は、当該セクションバーの全長にわたって分散すること
により、セクションバーの永久変形両が小さくなり、両
フレーム枠に対するずらせ変位を解消すると、両フレー
ム枠が、前記セクションバーの弾性により、ずらせ変位
する前の状態にスプリングバックすることになる。
これに対して、前記請求項2のように、各セクションバ
ーの両フレーム枠に対する付け根部に、幅狭のくぶれ部
を設けると、両フレーム枠をリードフレームの長手方向
にずらせ変位するときにおいて、各セクションバーに作
用する曲げ応力は、当該セクションバーの両フレーム枠
に対する付け根部における幅狭のくびれ部に集中して作
用し、各セクションバーは、当該両幅狭のくびれ部の箇
所において確実に永久変形することになるから、両フレ
ーム枠が、ずらせ変位する前の状態に戻るスプリングバ
ックすることを、低減乃至は皆無にできるのであり、そ
の結果、両フレーム枠をずらせ変位したあとにおいて
も、このずらせ変位の状態を保持する必要がなくなるか
ら、前記の製造工程がより簡単になるのである。
また、前記請求項3の構成において、リードフレーム
は、両送りホイールの外周面を巡るように移送されるの
であるが、前記両送りホイールのうち小径の送りホイー
ルを、その外周面が大径の送りホイールの外周面により
突出するように配設したことにより、前記リードフレー
ムにおける両フレーム枠のうち一方のフレーム枠は、大
径の送りホイールの外周面を、他方のフレーム枠は、前
記大径の送りホイールの外周面より突出する小径の送り
ホイールの外周面を各々巡ることになるから、小径の送
りホイールの外周面を巡る他方のフレーム枠における各
リード端子は、大径の送りホイールの外周面を巡る一方
のフレーム枠における各リード端子に対して上下方向に
食い違い状になる。
そして、この状態で両送りホイールにおける同じ周速度
の回転によって順次移送されるのであるが、両送りホイ
ールの外周面のうち、これに対する両フレーム枠の接触
開始点から接触終了点までの間における円周長さが、前
記小径の送りホイールをその外周面が大径の送りホイー
ルの外周面により突出するように配設したことにより、
小径の送りホイールにおいて長くて大径の送りホイール
において短くなるから、小径の送りホイールにおける外
周面に接触する他方のフレーム枠の移送が、大径の送り
ホイールにおける外周面に接触する一方のフレーム枠の
移送よりも遅れることになる。
すなわち、両フレーム枠は、その移送中において、上下
方向に食い違い状になると共に、リードフレームの長手
方向に互いにずらせ変位されることになるから、他方の
フレーム枠における各リード端子を、一方のフレーム枠
における各リード端子に予めダイボンデイングされてい
る半導体チップに対して重ねることができるのである。
従って、他方のフレーム枠における各リード端子を一方
のフレーム枠における各リード端子に予めダイボンデイ
ングされている半導体チップに対して重ねる工程を、二
つの送りホイールによって確実に行うことができるか
ら、簡単な装置によって生産性を大幅に向上できるので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面(第3図〜第9図)につい
て説明する。
この図面は、二本のリードを備えた半導体装置の代表で
あるダイオードを製造する場合を示す。
第3図及び第4図において、符号10は、適宜幅Lの長
尺帯状のリードフレームを示し、該リードフレーム10
の長手両端縁における両フレーム枠11,12の間に
は、その間を一体的に連結するセクションバー13が、
リードフレーム10の長手方向に沿って適宜間隔Pで造
形されており、且つ、前記両フレーム枠11,12に
は、前記各セクションバー13の間の部位に内向きに延
びるリード端子2,3が、両フレーム枠11,12のう
ち一方のフレーム枠11におけるリード端子2と他方の
フレーム枠12におけるリード端子3とがリードフレー
ム10の長手方向に並ぶようにして一体的に造形されて
いる。
この場合、前記各セクションバー13は、リードフレー
ム10の長手方向と直角な方向に対して傾斜しており、
且つ、該各セクションバー13の両フレーム枠11,1
2に対する付け根部には、幅狭lのくびれ部14,15
を設ける。
そして、前記リードフレーム10をその長手方向に移送
する途次において、両フレーム枠11,12のうち一方
のフレーム枠11における各端子2の先端に、先づ、第
5図に示すように、半導体チップ1をダイボンディング
したのち、以下に述べる「ずらせ変位装置」に送り込む
のである。
この「ずらせ変位装置」は、第7図〜第9図に示すよう
に、リードフレーム10における一方のフレーム枠11
が適宜長さの部分にわたって接触する大径の送りホイー
ル16と、他方のフレーム枠12が適宜長さの部分にわ
たって接触する小径の送りホイール17とを並設し、こ
の両送りホイール16,17を、その各々に対する軸1
8,19により、両者の周速を同じにして矢印の方向に
回転駆動し、且つ、小径の送りホイール17を、その外
周面が、前記大径の送りホイール16における外周面よ
り適宜寸法Hだけ突出するように配設する構成にする。
なお、大径の送りホイール16の外周面には、一方のフ
レーム枠11に適宜間隔で穿設した送り孔11aに順次
噛み合うようにした突起歯20が、また、小径の送りホ
イール17の外周面には、他方のフレーム枠12に適宜
間隔で穿設した送り孔12aに順次噛み合うようにした
突起歯21が各々植設されており、更にまた、この大径
の送りホイール16及び小径の送りホイール17とし
て、共に歯車を使用するようにしても良いことは云うま
でもない。
この「ずらせ変位装置」に対して、前記リードフレーム
10を送り込むと、該リードフレーム10における一方
のフレーム枠11は、大径の送りホイール16における
外周面を、他方のフレーム枠12は、前記大径の送りホ
イール16の外周面より突出する小径の送りホイール1
8における外周面を各々巡ることにより、小径の送りホ
イール18における外周面を巡る他方のフレーム枠12
における各端子3と、大径の送りホイール16における
外周面を巡る一方のフレーム枠11における各端子2と
は、第8図に示すように上下に食い違い状になる。
そして、この状態で両送りホイール16,17における
同じ周速度の回転によって順次移送されるのであるが、
両送りホイール16,17の外周面のうち、これに対す
る両フレーム枠11,12の接触開始点から接触終了点
までの間における円周長さが、前記小径の送りホイール
17をその外周面が大径の送りホイール16の外周面に
より適宜寸法Hだけ突出するように配設したことによ
り、小径の送りホイール17において長くて大径の送り
ホイール16において短くなるから、小径の送りホイー
ル17における外周面に接触する他方のフレーム枠12
の移送が、大径の送りホイール16における外周面に接
触する一方のフレーム枠11の移送よりも遅れることに
なる。
すなわち、両フレーム枠11,12は、前記両送りホイ
ール16,17による移送中において、上下に食い違い
状になると共に、リードフレーム10の長手方向に互い
にずらせ変位することになるから、他方のフレーム枠1
2における各リード端子3を、第6図に示すように、一
方のフレーム枠11における各リード端子2に予めダイ
ンデボイングされている半導体チップ1に対して重ねる
ことができる。
この両フレーム枠11,12にずらせ変位により、その
間を連結する各セクションバー13は、リードフレーム
10の長手方向と直角の状態に永久変形するのであり、
各セクションバー13の両フレーム枠に対する付け根部
に幅狭lのくびれ部14,15を設けたことにより、両
フレーム枠11,12をリードフレームの長手方向にず
らせ変位するときにおいて、各セクションバー13に作
用する曲げ応力は、当該セクションバー13の両フレー
ム枠に対する付け根部における幅狭lのくびれ部14,
15の箇所に集中して作用し、各セクションバー13
は、当該両幅狭のくびれ部14,15の箇所において確
実に永久変形することになるのである。
この場合において、両フレーム枠11,12の間を連結
する各セクションバー13を、当初は、リードフレーム
10の長手方向と直角方向に対して傾斜し、両フレーム
11,12をずらせ変位した状態で、リードフレーム1
0の長手方向と直角になるように構成することにより、
合成樹脂のモールド部4の形成に際して、各セクション
バー13の間隔Pを広くすることなく、当該モールド部
4を正直方体にすることができるのである。
このようにして、他方のフレーム枠12における各リー
ド端子3を、一方のフレーム枠11における各リード端
子2に予めダイボンデイングされている半導体チップ1
に重ねると、当該他方における各リード端子3を、半導
体チップ1に対してダイボンデイングし、次いで、この
全体を合成樹脂のモールド部4にて密封したのち、リー
ドフレーム10から切り放すことにより、第1図及び第
2図に示すようなダイオード製品を得るのである。
なお、前記実施例は、リードフレームを一列にした場合
を示したが、本発明は、この一列状のリードフレームに
限らず、第10図に示すように、リードフレームを二列
にした場合にも適用することができるのであり、この二
列状リードフレームの場合、そのずらせ変位装置は、二
列状リードフレーム10の左右両側における二つの一方
のフレーム枠11,11に各々接触する二つの大径の送
りホイールと、中央における他方のフレーム枠12に接
触する一つの小径の送りホイールとを使用したものに構
成すれば良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体装置の一つであるダイオードの側面図、
第2図は第1図の平面図、第3図、第5図及び第6図は
本発明の実施例を示す図、第4図は第3図の要部拡大
図、第7図はずらせ変位装置を示す図、第8図は第7図
のVIII−VIII視断面図、第9図は第7図のIX−IX視断面
図、第10図はリードフレームの別系図、第11図、第
12図、第13図及び第14図は従来の方法を示す図で
ある。 1……半導体チップ、2,3……リード端子,4……合
成樹脂モールド部、10……リードフレーム、11……
一方のフレーム枠、12……他方のフレーム枠、13…
…セクションバー、14,15……幅狭のくびれ部、1
0……大径の送りホイール、17……小径の送りホイー
ル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本のリードフレームにおいて、長手方向
    に沿って適宜間隔で配設のセクションバーにて連結した
    両フレーム枠に、内向きに延びるリード端子を、両フレ
    ーム枠のうち一方のフレーム枠におけるリード端子と他
    方のフレーム枠におけるリード端子とがリードフレーム
    の長手方向に並ぶようにして造形し、このリードフレー
    ムの長手方向への移送中に、前記一方のフレーム枠にお
    ける各リード端子に半導体チップをダイボンデイング
    し、次いで、前記両フレーム枠をリードフレームの長手
    方向に、前記他方のフレーム枠における各リード端子が
    前記半導体チップに重なるように互いにずらせ変位した
    のち、当該他方のフレーム枠における各リード端子を前
    記半導体チップにダイボンデイングすることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】長手方向に沿って適宜間隔で配設のセクシ
    ョンバーにて連結した両フレーム枠に、内向きに延びる
    リード端子を、両フレーム枠のうち一方のフレーム枠に
    おけるリード端子と他方のフレーム枠におけるリード端
    子とがリードフレームの長手方向に並ぶようにして造形
    して成るリードフレームにおいて、前記各セクションバ
    ーの両フレーム枠に対する付け根部に、幅狭のくびれ部
    を設けたことを特徴とするリードフレーム。
  3. 【請求項3】長手方向に沿って適宜間隔で配設のセクシ
    ョンバーにて連結した両フレーム枠に、内向きに延びる
    リード端子を、両フレーム枠のうち一方のフレーム枠に
    おけるリード端子と他方のフレーム枠におけるリード端
    子とがリードフレームの長手方向に並ぶようにして造形
    して成るリードフレームの移送経路に、大径の送りホイ
    ール及び小径の送りホイールを、当該両送りホイールの
    うち大径の送りホイールの外周面に前記一方のフレーム
    枠が、小径の送りホイールの外周面に前記他方のフレー
    ム枠が各々適宜長さにわたって接触するように配設し、
    これら両送りホイールの周速度を同じにする一方、前記
    小径の送りホイールを、この外周面が大径の送りホイー
    ルの外周面により突出するように配設したことを特徴と
    するずらせ変位装置。
JP63184283A 1988-07-22 1988-07-22 半導体装置の製造方法及びその製造方法に使用するリードフレーム並びに前記製造方法に使用するずらせ変位装置 Expired - Fee Related JPH0636422B2 (ja)

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