JPH0636181Y2 - 立体駐車場の上部床板用支柱 - Google Patents
立体駐車場の上部床板用支柱Info
- Publication number
- JPH0636181Y2 JPH0636181Y2 JP12970890U JP12970890U JPH0636181Y2 JP H0636181 Y2 JPH0636181 Y2 JP H0636181Y2 JP 12970890 U JP12970890 U JP 12970890U JP 12970890 U JP12970890 U JP 12970890U JP H0636181 Y2 JPH0636181 Y2 JP H0636181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- upper floor
- beam mounting
- supporting member
- cross beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は構造要素の分野に属し、主として立体駐車場
の上部床板用支柱として利用される。
の上部床板用支柱として利用される。
(従来の技術) 従来の簡易な立体駐車場における支柱構造は支柱の上部
に横梁取付部材を一体化し、下部に支持部材を一体化し
たものから成り、しかも支柱部材間を縦横にフラツトバ
ーで接合して成るものであるため、四季を通じてフラツ
トバーが変形し、車が通過する都度騒音を立てること
や、歩行者がつまずいて危険であることなどが指摘さ
れ、また前記したとおり、支柱構成部材が一体構造のた
めに、メッキ処理時の槽スペースが不経済なものとなる
こと、工場内ストツク時の荷積効率が悪いこと、運搬積
載効率が悪いことなどで、改良が要望されていたもので
ある。
に横梁取付部材を一体化し、下部に支持部材を一体化し
たものから成り、しかも支柱部材間を縦横にフラツトバ
ーで接合して成るものであるため、四季を通じてフラツ
トバーが変形し、車が通過する都度騒音を立てること
や、歩行者がつまずいて危険であることなどが指摘さ
れ、また前記したとおり、支柱構成部材が一体構造のた
めに、メッキ処理時の槽スペースが不経済なものとなる
こと、工場内ストツク時の荷積効率が悪いこと、運搬積
載効率が悪いことなどで、改良が要望されていたもので
ある。
(考案が解決しようとする課題) この考案は上記にかんがみ、騒音や危険を解消するため
にフラツトバーを除去し、分割構造で経済効果のある立
体駐車場の上部床板用支柱を提供するものである。
にフラツトバーを除去し、分割構造で経済効果のある立
体駐車場の上部床板用支柱を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は十字状の横梁取付部材と主柱と支持部材とか
ら成る支柱において、横梁取付部材の下面中央に主柱結
合部材を垂下し、支持部材が主柱嵌入部材と該部材を立
設支持し、中央部に位置決めピンを遊嵌垂下した基板と
から成り、主柱に対して、横梁取付部材と支持部材をそ
れぞれ着脱自在に接合して成る。ここに、基板とは周縁
がフラツトなものから周縁に均等に固定手段を配設して
成るものをも含む。
ら成る支柱において、横梁取付部材の下面中央に主柱結
合部材を垂下し、支持部材が主柱嵌入部材と該部材を立
設支持し、中央部に位置決めピンを遊嵌垂下した基板と
から成り、主柱に対して、横梁取付部材と支持部材をそ
れぞれ着脱自在に接合して成る。ここに、基板とは周縁
がフラツトなものから周縁に均等に固定手段を配設して
成るものをも含む。
(作用) 支柱構成部材が横梁取付部材と主柱と支持部材の分割部
材であるから空間の占拠効率が高くなり、また支持部材
の基板より垂下した位置決めピナは支柱の立設位置を指
示する。
材であるから空間の占拠効率が高くなり、また支持部材
の基板より垂下した位置決めピナは支柱の立設位置を指
示する。
(実施例) この考案を実施例により説明すると、第1図に示すよう
に主柱1の上部に接合される横梁取付部材2は十字状に
I型のブラケット3を張り出し、下面中央に角筒の結合
部材4を一体に垂下し、該結合部材4とブラケット3間
にはリム5を接合し、主柱1の下部を高低調節自在に指
示する指示部材6は角筒の主柱嵌入部材7の下面に四角
状の基板8をその対角線を主柱嵌入部材7の対角線に対
して45°ずらした状態で一体に接合し、主柱嵌入部材7
の対向周面には縦長のボルト孔を貫設し、基板8の周面
には固定手段としてのピン孔15を所要に貫設するととも
に、中央には第2図に示すように貫通孔9を設けて頭付
きの位置決めピン10を遊嵌垂下して成る。
に主柱1の上部に接合される横梁取付部材2は十字状に
I型のブラケット3を張り出し、下面中央に角筒の結合
部材4を一体に垂下し、該結合部材4とブラケット3間
にはリム5を接合し、主柱1の下部を高低調節自在に指
示する指示部材6は角筒の主柱嵌入部材7の下面に四角
状の基板8をその対角線を主柱嵌入部材7の対角線に対
して45°ずらした状態で一体に接合し、主柱嵌入部材7
の対向周面には縦長のボルト孔を貫設し、基板8の周面
には固定手段としてのピン孔15を所要に貫設するととも
に、中央には第2図に示すように貫通孔9を設けて頭付
きの位置決めピン10を遊嵌垂下して成る。
このようにして成る立体駐車場の上部床板用支柱a(以
下、単に支柱aという。)は、各部材単位でメツキ処理
された後、立体駐車場の基盤床面に所要の間隔で掘削し
た陥没孔11に支持部材6の基板8より垂下した位置決め
ピン10を遊嵌し、さらに縦横に罫引された基準線12(前
記陥没孔11は基準線12の交点に掘削される。)に基板8
の対角線を重ねるように姿勢を整えて所要数配列し、主
柱嵌入部材7に主柱1を嵌入して仮止めし、対いで主柱
1の上部に横梁取付部材2を結合部材4を介してボル
ト、ナツトで着脱自在に固着し、全体の横梁取付部材2
のレベルを確認調整しながら主柱1を主柱嵌入部材7に
ボルト、ナツトで強固に接合し、支柱aの配設を完了す
る。配設作業完了後は各支柱a相互間に横梁13をブラケ
ツト3を介して接合し、その他の補強梁(図外)等の接
合により第3図に示すように所要の枠組みを完了した
後、基板8の周面のピン孔15より共あけで基盤床面に陥
没孔16を掘削し、固定手段としてのピン17を遊嵌して各
支柱aを位置決め固定するものである。固定手段として
は、ピン1のほかに第4図に示すようなスリット入りの
固定金具18を陥没孔16に嵌入し、固定金具18の内部より
ボルト19の回動によりテーパ駒20を引き上げて固定金具
18の周面を陥没孔16の内壁面に喰い込ませて強固に固定
する場合もある。
下、単に支柱aという。)は、各部材単位でメツキ処理
された後、立体駐車場の基盤床面に所要の間隔で掘削し
た陥没孔11に支持部材6の基板8より垂下した位置決め
ピン10を遊嵌し、さらに縦横に罫引された基準線12(前
記陥没孔11は基準線12の交点に掘削される。)に基板8
の対角線を重ねるように姿勢を整えて所要数配列し、主
柱嵌入部材7に主柱1を嵌入して仮止めし、対いで主柱
1の上部に横梁取付部材2を結合部材4を介してボル
ト、ナツトで着脱自在に固着し、全体の横梁取付部材2
のレベルを確認調整しながら主柱1を主柱嵌入部材7に
ボルト、ナツトで強固に接合し、支柱aの配設を完了す
る。配設作業完了後は各支柱a相互間に横梁13をブラケ
ツト3を介して接合し、その他の補強梁(図外)等の接
合により第3図に示すように所要の枠組みを完了した
後、基板8の周面のピン孔15より共あけで基盤床面に陥
没孔16を掘削し、固定手段としてのピン17を遊嵌して各
支柱aを位置決め固定するものである。固定手段として
は、ピン1のほかに第4図に示すようなスリット入りの
固定金具18を陥没孔16に嵌入し、固定金具18の内部より
ボルト19の回動によりテーパ駒20を引き上げて固定金具
18の周面を陥没孔16の内壁面に喰い込ませて強固に固定
する場合もある。
以上の固定作業完了後、横梁取付部材2の上面に上部床
板14を配設することとなる。
板14を配設することとなる。
上記枠組み作業中でブラケツト3間に横梁13を接合する
際、ブラケツト3及び横梁13に貫設されるボルト孔など
の芯間距離の狂いは支柱aをある程度ずらすことになる
ので、陥没孔11は位置決めピン10に対して所要のバカ孔
であればよい。
際、ブラケツト3及び横梁13に貫設されるボルト孔など
の芯間距離の狂いは支柱aをある程度ずらすことになる
ので、陥没孔11は位置決めピン10に対して所要のバカ孔
であればよい。
(考案の効果) 以上のように、この考案の支柱aによれば、車乗入れ時
の騒音も歩行者への危険もなく、その上、支柱aの配列
が正確かつ迅速なものとなるので、立体駐車場の建設工
期短縮に寄与するほか、部材の各加工処理や運搬、スト
ツクなどに伴なう経費の節減により経済効果などその効
果は多大である。
の騒音も歩行者への危険もなく、その上、支柱aの配列
が正確かつ迅速なものとなるので、立体駐車場の建設工
期短縮に寄与するほか、部材の各加工処理や運搬、スト
ツクなどに伴なう経費の節減により経済効果などその効
果は多大である。
第1図はこの考案の立体駐車場の上部床板用支柱aの斜
視図、第2図は支持部材における要部の縦断面拡大図、
第3図は支柱aの配設状態の一部を示す説明図、第4図
は固定手段の他の実施例を示す説明図である。 図中、1は主柱、2は横梁取付部材、3はブラケツト、
4は結合部材、6は支持部材、7は主柱嵌入部材、8は
基板、9は貫通孔、10は位置決めピン、12は基準線、13
は横梁、14は床板、15はピン孔、17はピン、18は固定金
具。 aは立体駐車場の上部床板用支柱。
視図、第2図は支持部材における要部の縦断面拡大図、
第3図は支柱aの配設状態の一部を示す説明図、第4図
は固定手段の他の実施例を示す説明図である。 図中、1は主柱、2は横梁取付部材、3はブラケツト、
4は結合部材、6は支持部材、7は主柱嵌入部材、8は
基板、9は貫通孔、10は位置決めピン、12は基準線、13
は横梁、14は床板、15はピン孔、17はピン、18は固定金
具。 aは立体駐車場の上部床板用支柱。
Claims (2)
- 【請求項1】十字状の横梁取付部材と主柱と支持部材と
から成る支柱において、横梁取付部材の下面中央に主柱
結合部材を垂下し、支持部材が主柱嵌入部材と該部材を
立設支持し中央部に位置決めピンを遊嵌垂下した基板と
から成り、主柱に対して横梁取付部材と支持部材をそれ
ぞれ着脱自在に接合して成る立体駐車場の上部床板用支
柱。 - 【請求項2】支持部材の基板の周縁に均等に固定手段を
配設して成る請求項(1)記載の立体駐車場の上部床板
用支柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12970890U JPH0636181Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 立体駐車場の上部床板用支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12970890U JPH0636181Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 立体駐車場の上部床板用支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484670U JPH0484670U (ja) | 1992-07-23 |
JPH0636181Y2 true JPH0636181Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31877100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12970890U Expired - Lifetime JPH0636181Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 立体駐車場の上部床板用支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636181Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP12970890U patent/JPH0636181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484670U (ja) | 1992-07-23 |
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