JPH0635614Y2 - ケーブル用懸吊金具の装着具 - Google Patents

ケーブル用懸吊金具の装着具

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JPH0635614Y2
JPH0635614Y2 JP11494788U JP11494788U JPH0635614Y2 JP H0635614 Y2 JPH0635614 Y2 JP H0635614Y2 JP 11494788 U JP11494788 U JP 11494788U JP 11494788 U JP11494788 U JP 11494788U JP H0635614 Y2 JPH0635614 Y2 JP H0635614Y2
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fitting
cable
suspension
cable suspension
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義和 宮沢
英三 松村
忠 服部
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋外の電話線などの分岐線をケーブル吊線に
沿って加入者宅の屋内に引き込む際に、電柱間に張架さ
れたケーブル吊線に屋外線から分岐した引込線を定着す
るために用いられるケーブル用懸吊金具をケーブル吊線
へ梯子掛けをすることなく地上から安全に取付けること
ができる装着具に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、電話線,電灯線その他屋外線を加入者宅の屋内
に引き落し接続する引き込み配線工事においては、屋外
線から分岐した引込配線の分岐線を電柱間のケーブル吊
線に懸吊金具を介して沿わせているが、ケーブル吊線に
梯子を掛け手で懸吊金具をケーブル吊線に締付け取付け
たのちケーブルにある接続端子凾でケーブルに接続した
分岐線を懸吊金具に引っ掛けてから家屋内に引き込むこ
とが知られていて、ケーブル吊線に梯子掛けをし、これ
によじ登って高所位置で作業することが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来の電話工事などの配線工事では、作業者
が梯子などを使ってケーブル吊線の手の届くところまで
近づいて作業しなくてはならず、梯子の使えないところ
まで近づいて作業しなければならず、梯子の使えない高
い吊線への装着がリフト車などを要するなど煩雑であ
り、しかもこの工事にリフト車は梯子が使えない高いケ
ーブル吊線、たとえば積雪地域に導入されている電柱は
多用されている最長梯子よりはるかに高く、ケーブル吊
線の地上高が梯子長より大きいために梯子が使えなかっ
たり、使えても梯子を宙ぶらりんにぶら下げて作業する
ことが多く、現場で一人作業の場合には梯子の下端を持
ってバランスをとりながら引込線をケーブル吊線に掛け
るのは至難のわざであり、風であおられたり、使用煩雑
で転倒又はずり落ちなど危険も極めて大きいなど作業上
問題があった。
本考案は、これら従来の欠点を適確に排除して、高いケ
ーブル吊線に梯子掛けをすることなく、高い所に登って
作業することなく地上から分岐線の懸吊金具を取付け、
危険な工事作業をなくし、安全性を大幅に向上させるた
めのケーブル用懸吊金具の装着具を取扱い容易で構成簡
単で安価な形態で提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ケーブル用懸吊金具1を内面側に収容抱持で
きるようにした鉤状の担持部材20を支杆23の一端に設け
ると共に、前記担持部材20内のケーブル用懸吊金具1を
圧接する当片21と、これのロック片22とを枢着し、前記
支杆23の上端に、先端に前記ロック片22の開放爪24を、
中間部にケーブル懸吊金具1の閉塞部材2を衝合する打
撃子26を設けた作動レバー25と、牽引索28を連結した操
作レバー27とを一体連結した操作部材を枢着したことを
特徴とするケーブル用懸吊金具の装着具である。
〔作用〕
本考案の装着具は、予め鉤状のケーブル用懸吊金具1を
鉤状の担持部材20の内面側に嵌入収容したのち、当片21
で圧接してロック片22で係止させてセットしておき、地
上において支杆23で担持部材20を高く持ち上げてケーブ
ル吊線Aに鉤状部を引掛けたのち、牽引索28を引張って
操作レバー27を回動させれば、作動レバー25を介して打
撃子26がケーブル用懸吊金具1に設けられた閉塞部材2
を叩打又は押出してケーブル吊線Aから外れないように
鉤状部を閉塞すると同時に作動レバー25の開放爪24でロ
ック片22を当片21から外し、前記ケーブル用懸吊金具1
の圧接を解放するので担持部材20を支杆23で持ち上げて
ケーブル吊線Aから外せば、ケーブル用懸吊金具1のみ
がケーブル吊線Aに係支残した状態高いケーブル吊線A
でも梯子掛け作業をすることなく地上からケーブル用懸
吊金具1を安全,確実に装着することが容易,迅速にで
き、引込線の配線工事を簡便に行えるものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1〜5図例について説明すると、ケ
ーブル用懸吊金具1を内面側に収容抱持できるようにし
た鉤状の担持部材20を支杆23の一端に設けると共に、前
記担持部材20内のケーブル用懸吊金具1を圧接する当片
21と、これのロック片22とを枢着し、前記支杆23の上端
に、先端に前記ロック片22の開放爪24を、中間部にケー
ブル懸吊金具1の閉塞部材2を衝合する打撃子26を設け
た作動レバー25と、牽引索28を連結した操作レバー27と
を一体連結した操作部材を枢着したケーブル用懸吊金具
の装着具としてある。
この場合、前記当片21としては、先端を二叉状に分けた
レバーを用い、前記ロック片22の先端を嵌入する係支凹
部211を有し、一方向に付勢するバネ29で前記ロック片2
2に接離自在に圧接装備し、ケーブル用懸吊金具1の担
持部材20内での抱持状態を維持できるようにするのがよ
く、そして該当片21のガイド溝中にケーブル用懸吊金具
1の支杆6を嵌入させて保持させれば外れ防止に役立っ
て便利である。また、このケーブル用懸吊金具1には摺
動自在に設けられた閉塞部材2があり、前記打撃子26
が、前記担持部材20に抱持されたケーブル用懸吊金具1
にある閉塞部材2に対設される位置で作動レバー25に突
設されたハンマー又は圧入子として作用するようにして
ある。
なお、支杆23は伸縮自在に連接されたスライド支杆とし
て用いてもよいし、必要に応じ折畳可能の支杆を用いて
もよい。また当片21は一方向に付勢させるためのバネ29
を枢支軸に巻装してあるが、必要に応じロック片22又は
前記操作部材に選んで設け、連動して作動する部分の一
つに配備し、リセットできるようにするのがよい。
前記ケーブル用懸吊金具1としては、ケーブル吊線Aに
係支する鉤状フック片11を備えたフック本体に閉塞用の
閉塞部材2を摺動自在に設け、該閉塞部材2に対向し、
かつ閉塞部材2が圧入されて拘持しうる嵌合孔4を前記
鉤状フック片11に形成すると共に、このフック本体にノ
ックピン係止用に設けた当片11と、閉塞部材2とを貫通
して延び下端部に分岐線Bの支持環3又は鉤片を有する
懸吊杆6を吊下固定してケーブル用係支金具としてあ
る。
前記閉塞部材2には、中央部分に長孔若しくはガイド孔
の係合孔5を持った二叉状の爪片からなり、前記懸吊杆
6を係合孔5に嵌挿させ、案内移動できるようにし、当
片11とフック本体との間に挟持して組込まれるようにし
てあり、この閉塞部材2の引き戻り防止構造として、前
記当片11との摺動面を一方向のみに移動できる咬合面21
に形成してあって、しかも前記当片11が嵌込み型の孔あ
き片でバネ12で前記鉤状フック片11に弾接されて前記懸
吊杆6に嵌挿されていて、前記閉塞部材2の外れ防止を
適確に行えるようにし、閉塞部材2のフック本体への組
込みを容易にしてある。さらにケーブル用懸吊金具1の
組立作業を容易にするため前記懸吊杆6を、前記フック
本体に嵌挿されるフランジ付きボルトを用いて、その下
端部に前記支持環3を定着し、上端部に締付ナット13を
螺合しうるネジ部16を持っていて、この懸吊杆6をフッ
ク本体にある軸孔7に嵌挿し、フランジ15とのフック本
体1との間にバネ12を介して当片11と閉塞部材2とを介
在装備すれば製作容易に生産することができる。
なお、前記閉塞部材2はハンマーなどで叩き込めばよい
が、地上操作できる装着具を用いて強圧的に押し込んだ
り叩き込めば簡単に懸吊金具1を閉塞部材2で閉塞状態
に維持でき、安全に分岐線BがケーブルCを吊下したケ
ーブル吊線Aに沿わせることが可能となる。
図中Dは接続端子凾、Eは電柱、Gは家屋である。201
は担持部材20の鉤状案内片で斜面を持っていて、ケーブ
ル吊線Aに引掛けやすく、かつフック内に案内できるよ
うにしてある。30は端子凾まで引き寄せるための紐類で
必要に応じ分岐線Bに接続されて用いられる。
〔考案の効果〕
本考案は、ケーブル用懸吊金具を内面側に収容抱持でき
るようにした鉤状の担持部材を支杆の一端に設けると共
に、前記担持部材内のケーブル用懸吊金具を圧接する当
片と、これのロック片とを枢着し、前記支杆の上端に、
先端に前記ロック片の開放爪を、中間部にケーブル懸吊
金具の閉塞部材を衝合する打撃子を設けた作動レバー
と、牽引索を連結した操作レバーとを一体連結した操作
部材を枢着したことにより、ケーブル用懸吊金具を担持
部材に抱持してケーブル吊線を掛けて牽引索を引張れ
ば、閉塞部材がロックされてケーブル用懸吊金具をケー
ブル吊線に外れることなく装着できるので、高いケーブ
ル吊線に梯子掛けをすることなく、高い所に登って作業
することなく地上から分岐線の懸吊金具を取付け、危険
な工事作業をなくし、安全性を大幅に向上させることが
可能であり、梯子が使えない場所或いは地形の悪いとこ
ろでも簡便に配線工事ができ、危険な柱間の作業をなく
すことができるほか、地上からケーブル吊線にケーブル
用懸吊金具が装着できるので定着操作が手間がかから
ず、簡単,迅速にでき高所作業を安全に遂行できて配線
工事に適するなどの実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は側面図、第2図は正面図、第3図は斜視図、第
4図は使用状態の側面図、第5図はケーブル用懸吊金具
の側面図、第6図はその正面図、第7図はその分離状態
を示す縦断面図である。 1……ケーブル用懸吊金具、2……閉塞部材、20……担
持部材、21……当片、22……ロック片、23……支杆、24
……開放爪、25……作動レバー、26……打撃子、27……
操作レバー、28……牽引索、29……バネ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル用懸吊金具(1)を内面側に収容
    抱持できるようにした鉤状の担持部材(20)を支杆(2
    3)の一端に設けると共に、前記担持部材(20)内のケ
    ーブル用懸吊金具(1)を圧接する当片(21)と、これ
    のロック片(22)とを枢着し、前記支杆(23)の上端
    に、先端に前記ロック片(22)の開放爪(24)を、中間
    部にケーブル懸吊金具(1)の閉塞部材(2)を衝合す
    る打撃子(26)を設けた作動レバー(25)と、牽引索
    (28)を連結した操作レバー(27)とを一体連結した操
    作部材を枢着したことを特徴とするケーブル用懸吊金具
    の装着具。
  2. 【請求項2】前記当片(21)が、前記ロック片(22)の
    先端を嵌入する係支凹部(211)を有し、一方向に付勢
    するバネ(29)で前記ロック片(22)に接離自在に圧接
    装備された請求項1記載のケーブル用懸吊金具の装着
    具。
  3. 【請求項3】前記打撃子(26)が、前記担持部材(20)
    に抱持された鉤状のケーブル用懸吊金具(1)にある閉
    塞部材(2)に対設される位置で操作レバー(27)に突
    設されたハンマー又は圧入子である請求項1又は2項記
    載のケーブル用懸吊金具の装着具。
JP11494788U 1988-09-02 1988-09-02 ケーブル用懸吊金具の装着具 Expired - Lifetime JPH0635614Y2 (ja)

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JPH0237507U JPH0237507U (ja) 1990-03-13
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